Nスタ 2014.02.04

2015年春に開業を予定している北陸新幹線。
その設備工事の入札で大規模な談合の疑いが浮上した。
東京地検特捜部の係官らが今、強制捜査に入ります。
今日、東京地検特捜部と公正取引委員会は独占禁止法違反などの疑いで東洋熱工業と新日本空調など設備工事会社と独立行政法人鉄道・運輸機構の東京支社などを一斉捜索した。
問題となったのは、北陸新幹線の線路に積もった雪を解かす融雪設備工事の入札。
2011年から翌年にかけ、鉄道・運輸機構は金沢駅から長野駅までのおよそ230kmの区間で13件の融雪設備工事を総額260億円で発注。
しかし、その入札では落札率が99%を超えるなど不自然な落札が相次いでいた。
関係者によると、入札参加業者十数社のほとんどが公正取引委員会の調べに対し、事前に落札予定者や入札金額などを話し合っていたことを認めていて機構の職員ももう少し下げてなどと業者側に予定価格を漏らしたと話しているとのこと。
特捜部は今後、官製談合防止法の適用も視野に捜査を進めるものと見られる。
今日から春を迎える立春のはずだったんですけれども、ご覧ください、東京・赤坂2時間ほど前から雪が降ってきました。
口がちょっと動かなくなってきましたね。
手先、指先、数分たっているだけでちょっと痛みを感じるぐらいの寒さがあるわけですが昨日から打って変わって寒い日となりました。
今日は日本海側の広い範囲で雪が降ったほか、関東でも今夜にかけて大雪に注意が必要です。
午後2時過ぎの新潟県妙高市。
朝から降り始めた雪は午後になって、さらに強まった。
みるみるうちに雪が降り積もっていく。
昨日まで積雪がゼロだった新潟市内も今日は一面の雪景色となった。
今日は、二十四節気の立春。
春が始まるはずなのだが、暦とは逆に今日の各地は真冬の冷え込みとなった。
宮城県登米市に伝わる火伏せの祭水かぶり。
初午の日に稲わらでつくったしめ縄をつけた男たちが家に水をかけて回る。
このわらを屋根に上げると火事にならないとの言い伝えがあり、見物の人たちに、わらをむしられた男たちは寒空のもと、この表情。
急激な気温の変化で長崎の海ではこんな珍しい現象も…暖かな海水面に冷たい空気が流れ込んだことで対岸の島が浮かんだように見える浮島現象。
昨日は、春を思わせるポカポカ陽気だった東京も今日は、みぞれまじりの冷たい雨お腹にホカロンとヒートテックを2枚着てます。
足元、寒くないですか?寒いです。
東京の都心では昨日昼過ぎの気温は17.8度。
しかし、午後から気温はぐんぐん下がり始める。
そして今日の午後2時過ぎには2.1度と1日で15度以上も急降下した。
午後4時半です、さいたま市内ではお昼過ぎに雨が雪に変わりました。
次第に勢いは増し、植え込みや車の屋根にも雪が積もり始めています。
この寒さは、北から強い寒気が入り込んだためだが明日にかけて、さらに冬型の気圧配置が強まる見込み。
気象庁によると、日本海側を中心に明日にかけて大雪になるおそれがあるほか、関東でも今夜にかけて大雪に注意が必要で北部の山沿いで40cm、南部の平野部で5cmの降雪が予想されている。
こちらは東京・渋谷駅前です。
こちらではおよそ2時間ほど前の午後5時頃に雨から雪へと変わりました。
30分ほど前までは大粒の雪が降っていましたが、現在は落ち着いています。
先ほど歩いている人にお話を聞いたところ、昨日との寒暖差に驚く人の声や交通機関への遅れを心配する人の声が多く聞かれました。
気象庁の予報によると、明日の午後6時までの24時間で関東南部の平野部でも最大で5cmの降雪が予想されている。
交通機関への影響だが、JR東日本によると雪の影響で一時、埼京線と川越線が直通運転を中止するなどした。
現在は復旧していますが今後も交通機関に乱れが出るおそれがあり、帰宅の足に影響が出ないか心配される。
株価の値下がりが止まりません。
今日の東京株式市場では、アメリカ経済の先行きへの不透明感などから昨日より610円と今年最大の下げ幅を記録しました東京市場の日経平均株価は今朝の取引開始から全面安の展開となった。
結局、昨日より610円と今年最大の下げ幅を記録しおよそ4カ月ぶりの安値となる1万4008円47銭で取引を終えている。
平均株価はこの1週間だけで一気に1400円近く値下がりしていて企業関係者の間からは警戒感も出ている。
株価急落の要因はここまで順調だったアメリカ経済の先行きへの不透明感が広がっていることや外国為替市場で一時1ドル=100円台まで円高が進んだことなどで投資家の間には不安感が広がっている。
オウム真理教の平田信被告の裁判は昨日に引き続き、井上嘉浩死刑囚の証人尋問が行われました。
拉致事件の被害者、仮谷清志さんについて殺害された可能性があると新たな証言をした井上死刑囚ですが、遺族は井上証言にはつじつまが合わない点があると話しています。
証人尋問2日目。
弁護側の反対尋問に臨んだ井上嘉浩死刑囚。
検察側の質問によどみなく答えた昨日に比べ今日は、正確に言いますと、丁寧にお答えしますなどと言葉を選びながら質問に答えていた。
これまでの裁判で平田信被告は仮谷清志さん拉致事件など起訴された3つの事件のうち2つについて起訴内容を否認。
しかし、犯行を現場で指揮したとされる井上死刑囚は平田被告に指示したと検察側の主張に沿う証言をしている。
弁護側は、過去の証言との矛盾を中心に尋問したが、井上死刑囚はほかの信者をかばうためにぼかしてました、もう覚えておりませんなどと述べ昨日と同じ証言を繰り返した。
さらに仮谷さんが中川死刑囚に殺害された可能性があると証言したことについて、これまで証言しなかった理由を問われると弁護士の助言があったとした上ですべて私の責任ですと述べた。
今日の法廷では裁判員も直接、井上死刑囚に質問。
そして最後に平田被告に伝えたいことを聞かれると声を詰まらせながら、こう答えた井上死刑囚新たな証言をしたわけですが、かつて取り調べを担当した捜査員このように見ています。
私たちも法廷で傍聴しましたけれども、確定判決に納得していない死刑囚の心情もかいま見える尋問だったといえますね。
札幌市で小学3年生の女の子が監禁された事件で札幌市白石区の無職の26歳の男は小学3年の女の子を先月27日から自宅アパートに監禁した疑いで今日午後、身柄を検察に送られた警察などによると男は逮捕されたおととい、白石区のスーパーで女の子が好きなお菓子十数個や少女漫画数冊を買っていたことがわかった。
取り調べで男は生い立ちなどは話すものの事件についてはあいまいで、会話がかみ合わないこともあるとのことで警察は責任能力の有無を慎重に調べている。
韓国では、日本海のことを東海、トンヘと呼ぶんですけれどもこの呼び方を公立小学校の教科書に併記すべきだという法案がアメリカ・バージニア州で成立しそうなんです。
ロビー運動を展開する韓国系アメリカ人の動きはますます活発になっています。
バージニア州議会に詰めかけた、およそ200人の韓国系アメリカ人たち。
韓国政府の推進するトンヘという呼称を日本海と併記するよう、草の根運動を展開してきた人々。
法案は、この日の下院委員会で可決されると下院本会議の採決、州知事署名をもって成立となる。
危機感を抱いた日本側は、佐々江駐米大使が現地入りし法案成立は日本との経済関係を冷え込ませかねないと懸念を伝えた。
しかし…可決しました、委員会でも可決しました。
早朝から詰めかけた多くの韓国系住民からは拍手が上がっています。
法案を提出した議員。
韓国系住民が選挙区の15%を占めていると言う。
法案は早ければ6日にも本会議で採択される見通しだが韓国系住民はあくまで全米50州での成立が最終目標だと言う。
こうした中、「ワシントン・ポスト」紙は3日の社説で、州議会は教科書で使う呼称を決めるのに最適な場所ではない、そうした問題は歴史家の判断に任せるべきだと批判した。
しかし、日本政府が反対に動けば動くほど韓国系住民の反発を招き、運動を勢いづかせるという側面もあり、日本に厳しい局面が続いている。
岩手県山田町から委託された事業費を私的に流用したとして北海道のNPO法人の元代表ら5人が今日、業務上横領の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは、既に解散した北海道旭川市のNPO法人大雪りばぁねっとの元代表理事、岡田栄悟容疑者35歳と岡田容疑者の親族ら4人。
警察によると、5人はおととし10月頃共謀して岩手県山田町から前払いされた復興支援事業の委託料3000万円を私的に流用した疑いが持たれている。
昨日、岡田容疑者を警察に告訴した山田町の佐藤信逸町長は、消費税の増税に備えた経済対策などとしておよそ5兆5000億円が盛り込まれた今年度の補正予算案が今日午後の衆議院予算委員会で与党の賛成多数で可決された。
補正予算案は今夜、衆議院本会議で可決され与党側は安倍総理大臣がソチオリンピックの開会式の出席のため日本を出発する7日の前の日に当たる6日に参議院本会議で成立させる方針。
オリンピックの会場、ロシア南部のソチはプーチン政権がこの地方の治安を安定させるためにおよそ5兆円を投じて人工的に豊かさを演出した都市なんです。
そんなソチですが、古くからのロシア有数の癒やしの街としての顔も持っています。
池に、石灯籠に、日本風の家屋。
一見、日本にあるような庭園だがここは旧ソ連時代、ソチ市のトップが日本との友好の証につくった庭園枯山水のような美しい模様も施されている。
しかし、よく見ると…こちらのこの砂のようにものなんですけれども実はコンクリートでできていますこんな癒やしの空間がソチには幾つもある。
海に接するソチ。
水族館には、たくさんのイルカがいる。
そのかたわらには幼い子どもが。
というのは…子どもがイルカに近づいてますけど、あ、乗りましたね、子ども乗りました。
泳いでいきますね。
ソチで30年ほど続いているイルカセラピー。
ここには毎日、自閉症や聴覚障害のある子どもたちが治療に訪れている。
それにしても、なぜイルカなのか?自閉症と診断された6歳のジーマ君。
治療の効果を、お母さんに聞いてみた。
イルカと遊び、日常とは違う脳の使い方をすることも治療の効果を高めているそう。
一方…何やら真っ黒な水に浸かっている男性たち。
この黒い水は一体?この黒い水は、温泉。
硫黄成分の濃度が高いため10分も入ると…ちょっと触ってみます。
ぬるいですね、ぬるいです。
結構さらさらした感じで。
ここでは古くから不妊治療や関節痛などのために温泉治療が行われている。
かのスターリンも浸かったこの温泉。
源泉は透明だが、湯を運ぶうちに酸化し、黒くなるとのこと。
そしてソチには、ロシア南部カフカス地方特有の食材がある。
こちらの80年以上の歴史を持つ中央市場に売られていたのが…これ、実はウサギ。
ソチでは、普通に食べられているそう。
肉は豪快に切り分けられる。
簡単そうに見えるが…すごく難しいです。
斧が重い。
肉もかたいんですよ。
さらに、この地方の珍味、ヒツジのこうがん。
とかく治安について語られがちなソチだが2014/02/04(火) 17:50〜18:15
MBS毎日放送
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取材経験豊富な記者・竹内明とTBSアナウンサー・加藤シルビアらがお届けする大型報道番組。ニュースを速く、深く伝えると共に「Nトク」ではホットな話題を徹底取材。

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藤森祥平(TBSアナウンサー)

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