生字幕放送でお伝えします大相撲春場所十二日目を迎えました、大阪府立体育会館です。
雨の大阪に残念な知らせが入っています。
その前にこの土俵の取組をご紹介していきます。
誉富士に琴勇輝です。
後ほどご紹介しますが部屋の大関琴欧洲が、引退ということになりました。
その日の土俵を迎えました琴勇輝です。
七日目からは5連敗中となっている琴勇輝対するは同じ押し相撲の誉富士です。
いつものように気合いを込める琴勇輝変化にきました。
琴勇輝の勝ち、6勝6敗誉富士は敗れて5勝7敗です。
これで東の12枚目、6番勝ちました。
決まり手ははたき込みです。
十両残留に向けてはもう一番勝てば東の12枚目下に二枚半というところで残れる可能性が高くなります琴勇輝です。
きょう、この琴勇輝の部屋の佐渡ヶ嶽部屋の元大関琴欧洲の引退の知らせが入りました。
ブルガリア出身、ヨーロッパ出身の初めての大関となった琴欧洲。
きょう引退を発表しました。
琴勇輝は部屋を出る前に話を聞いていたそうなんですが入門前から大関で、部屋にいて付け人についた時期もあったんですが、雲の上の存在に思えていました。
ただ何度も胸を借りて強くしてもらったこと、その感謝を忘れずにこれからも頑張っていきたいという話をしていました。
向正面は白崎アナウンサーです。
きょうの正面の解説は元関脇栃乃洋の竹縄親方です。
何度も対戦したことがある大関ですが、この知らせはどう受け止めていますか。
竹縄⇒いずれはというのはみんな経験するんですけれどもタイミングも、大関から落ちて関脇で連敗したことによって引退を決めたのかなと思いますね。
大関在位が47場所、これは歴代4位の記録。
平成20年夏場所には初優勝も果たしました。
関脇のときに、朝青龍を九州場所で破って大関に上がったときにはこれは横綱になりそうな勢いさえ感じた部分がありました。
関脇から大関に上がるときには、いちばんのっていた時期なのかなと思いましたね、そのときは自分も幕内上位で頑張っていましたので、すごいな、強いなと感じていましたね。
引き付けなども、かなり強かったですか。
そうですね。
あと、あんなに大きいのに頭からいって俺を相手に頭できて、どうするんだと思っていたんですけれども。
琴欧洲が31歳での引退となりました。
土俵上は制限時間いっぱいです。
双大竜に大道の対戦です。
双大竜は4連敗スタートのあと5連勝しましたが、今は2連敗中です。
連勝連敗がある双大竜。
対するは大道。
いなしました、大道の勝ち。
勝負はあっけなく決まりました、大道6勝目。
双大竜、敗れて5勝7敗。
負け越しまであとがなくなりました。
決まり手ははたき込みです。
立ち合い、双大竜としてはつかまりたくないという意図だったと思います。
つかまりたくないというか下から下から2本いけば入られないかなとは感じたんですがのど輪にいったところ大道が右手で下から跳ね上げてそれがよかったですね。
それがタイミングよく決まったんですね。
きょうの一番はもうタイミングがよかったと感じます。
大道が6勝目を挙げています。
総合テレビでご覧いただけなかった、十両の取組を連続でご覧いただきます。
押し倒しで若荒雄の勝ち。
上手投げで逸ノ城の勝ち。
押し出しで磋牙司の勝ち。
突き出しで肥後ノ城の勝ち。
はたき込みで荒鷲の勝ち。
押し出しで千代の国の勝ち。
ここまでの十両の結果です。
8勝3敗勝ち越しを決めている佐田の海、きょうは中入り後最初の取組で幕内の鏡桜と対戦します。
土俵下の蒼国来9勝2敗。
星の差2つで、全勝の豊真将を追いかけます。
きょうはこの勝ち越しを決めている時天空との対戦です。
7連勝中、きのう勝ち越しを決めた時天空。
土俵上は幕内経験者、芳東、翔天狼の対戦、制限時間いっぱいになりました。
時間いっぱい、待ったなしの声は木村堅治郎です。
突き押しの翔天狼が突っかけました。
待ったです。
まわしをねらう芳東。
いい形の芳東、寄り切りました。
右四つ左の上手万全の体勢の芳東。
左の足首がかなり痛そうな翔天狼。
足首でしょうかね、竹縄さん。
ひざか足首かどちらかだと思います。
両方テーピングしてますね。
寄り切りで芳東が勝ちました。
翔天狼が、芳東の右を抱えて小手投げにいきました。
そのとき無理な体勢になったのかなと思います。
たぶん小手を振りにいったときに痛めた感じがしますね。
右四つの体勢で小手投げにいきました。
足を上げてますね、たぶんあの小手投げのときだと思いますね。
芳東の右の腕を決めにいったときに。
ひざも芳東のひざにぶつかっている感じがあります。
ひざかも分かりませんね。
ひざが相手のひざにぶつかって痛めたんですか。
筋肉が硬直したのかもしれません。
芳東勝って6勝6敗と五分に翔天狼は幕内から十両に下がった今場所負け越しとなりました4勝8敗です。
十両の優勝争いを占う取組は9勝2敗の蒼国来8勝3敗勝ち越しを決めている時天空。
現在、十両では豊真将がただ1人全勝の勝ちっ放しです。
蒼国来は、きのう北はり磨に敗れて連勝が9でストップしています。
ただ1人全勝の豊真将が今土俵下に姿を見せます。
現在、時天空は7連勝中です。
時天空は、7連勝よりも序盤の負けも自分でもよく分からないと、何が悪くて負けてしまったのか。
だからまた逆にどうして連勝ができているのかも分からないという話です。
相手が、どうだとか番付がどうだとかということを考えずにとにかく一日でも長く相撲を取り続けたい。
早く幕にまずは戻りたいという気持ちをしっかり持って務めているということです。
土俵上は制限時間いっぱいになりました。
9勝2敗の蒼国来。
堅治郎の軍配が返りました。
内掛けから寄り切りました時天空の勝ち。
蒼国来は3敗。
この時点で全勝の豊真将と星3つと開きました。
蒼国来は3敗に後退です。
時天空は8連勝で9勝目を挙げました。
竹縄さん、右がっぷりの形になりましたね。
そうですね。
お互いの自分の形に組み合いましたね。
あとは相手の出方を伺う態勢。
蒼国来のほうが、ちょっと消極的でしたね。
上手を遠ざけたり切る動きもありましたが。
ただ蒼国来のほうが攻めあぐんでいましたね。
悩みながら相撲を取っていたのかなという感じですね。
相手の上手を切った段階で蒼国来もいい形になったんですがそこで攻められませんでしたね。
時天空は得意の右からの足技内掛けで脅かしながら寄り切りました。
蒼国来は相手の上手を切ったときに、なかなか出ることができませんでした。
その辺が敗因でしょうか。
これで土俵下の豊真将が現時点でただ1人の勝ちっ放し。
きょうは若の里と対戦します。
星3つと開きましたのであすの十三日目に豊真将、新十両優勝の可能性も出てきました。
この両者の対戦は返り入幕をねらえる位置です。
西の3枚目の朝赤龍。
9場所ぶりの幕内復帰を目指します。
西の2枚目の旭日松ともに5勝6敗の成績です。
5連敗がありました旭日松ですが盛り返してきました。
館内からも、おおー!という歓声が上がりました。
旭日松もたくさんの塩まく人の姿。
引き落としました、旭日松の勝ち。
旭日松の相撲を取りきりました。
つっぱり相手の上体を起こしました。
攻め込んで攻め込んでおいての引き落とし旭日松、勝って6勝6敗。
立ち合いはどうですか?竹縄⇒いつもならばあたってすぐいなしたりするんですが、しっかりと相手に圧力をかけましたね。
土俵際まで持っていってからのいなしですからよく決まりました。
右ののど輪は、どうでしたか。
よかったと思います。
下から下から相手を押し上げていきました。
よかったですねきょうの旭日松は。
東の2枚目で6勝6敗の旭日松残り3日間返り入幕を目指します。
自然と大阪府立体育会館の中からも拍手が沸き起こります。
ここまでは格の違いを見せて今場所の11戦全勝春場所十二日目です。
若の里は2場所ぶりの勝ち越しを目指します。
十両の優勝争い。
先頭を走る豊真将。
きょうは若の里戦です。
きょうは9勝2敗の蒼国来が敗れましたのでこの一番に勝つと星の差3つとなる豊真将。
あす優勝が決まる可能性が出てきます。
竹縄さん、豊真将の今場所はどうご覧なっていますか?しっかりとした落ち着いた相撲を取ってるいる思います。
相手の攻めを受け止めて、そこからいなす、そういう内容ですね。
相手の出方を見て突発的ないなしとか食らわないような相撲を取っていますね。
きょうは真っ向勝負の若の里が相手ですがどんなところが大事ですか?若の里は二本差しにくると思いますのでそこは二本差させずに豊真将の前傾の姿勢を維持できれば、豊真将のほうが分があると思います。
若の里は今場所、また盛り返しているという面もあると思います。
いいときの相撲はなかなか出ないんですが最近の若の里にしてみれば内容はいいほうだと思います。
先場所5勝10敗ですがここまで7勝4敗の今場所です。
十両の全勝優勝と言いますと過去4人しか成し遂げていません。
きょう十二日目。
勝ち越しを目指す若の里。
12連勝と星を伸ばせるか豊真将。
突き落としはどうか。
軍配は豊真将です。
物言いはつきません。
豊真将12連勝。
これで星の差3つをつけました。
あすにも優勝が決まります豊真将。
少しすりむいています右のひじのあたりです。
竹縄さん、今場所初めてといっていい豊真将が土俵にはいつくばる姿が見えました。
勝因はどこでしょう。
若の里は止まってしまうとやはり力を発揮できませんので休まないで出たのがよかったと思います。
若の里の突き落とし、先に出ていますね。
これまでは守る展開が多かったんですが、きょうは攻めましたね。
最近、若の里は攻めるような相撲が取れないので先に攻めたものの勝ちという感じですね。
これで12連勝とした豊真将。
あすは3敗の力士が全員負けた時点で優勝です。
豊真将が勝ちさえすればあすにも優勝が決まるという展開に変わりました。
きょうの内容を見ますとまだ蒼国来、佐田の海との対戦を控えていますが。
もう実力は幕内上位で先日までやってましたので病気などで落ちただけですから実力的にはその実力どおりの相撲を取っていると思います。
きょうのような厳しい前に出る相撲が出ますとまた幕内、戻っても勝ちそうな雰囲気がありますね。
間違いなく上位で頑張れると思います。
先場所は西の7枚目で急性虫垂炎で全休となりました。
もともと幕内上位で取れる力を持っている人です。
戻っていくのも、これは必然と。
一生懸命頑張れば結果はこうなってくるのかなと思いますね。
十両の取組は残り2番です。
5勝6敗の千代皇きのうは得意のつり出しで朝赤龍を破りました。
4勝7敗とあとのない旭秀鵬です。
東の筆頭ですので、返り入幕へ向けては、もう1つも負けられない状況です。
7敗目を喫してからは旭秀鵬が連勝しています。
少しずつですが踏み込みも戻ってきている旭秀鵬右の相四つ。
きょうはもろ差しでいくでしょうか千代皇。
行司は木村秋治郎です。
寄り切りました。
旭秀鵬、勝って5勝目。
千代皇、敗れて5勝7敗です。
旭秀鵬は7敗目を喫してからこれで3連勝です。
千代皇はもろ差しねらいでいきました。
そうですね。
旭秀鵬にがっぷりとなると背も大きいですから前に出る圧力がありますから苦しいということでねらっていったんでしょうね。
立ち合いから旭秀鵬の一方的な攻めを受けてしまいましたね。
なかなか残すことは難しいでしょうね。
なぜ旭秀鵬は連覇したのか連敗したのか自分でもびっくりしたんですが優勝戦線にいてもおかしくないようなのは、このところはないようですね。
幕下上位5番の結果です。
十両の結果です。
西の幕下3枚目逸ノ城が勝っています。
翔天狼のリポートです。
左の足首を痛めました。
小手投げにいったところで、相手の足が左足首にあたったということです。
このときにパキっと音がしたということで念のため病院でレントゲンを撮ってもらうということです。
付け人に肩を借りていました、ちょっと心配です。
豊真将が12連勝です。
幕内で8勝3敗の佐田の海が対戦します。
十両の優勝争いです。
勝ち残りで土俵下、豊真将。
役者の違いを見せています十両の土俵です。
全勝の優勝となれば、史上5人目ということになります。
それも視野に入ってくるか残り3日間です。
十両最後の一番です。
玉飛鳥に徳真鵬。
徳真鵬は7勝7敗で千秋楽を迎えるというケースが非常に多くなっています。
自分も4場所連続で7勝7敗があったんですが本当にストレスがたまって大変だったですね。
勝つと安心負けてキリキリという感じで。
7勝7敗になりやすくなってしまうことがあるんですね。
そうならないためにこれから大事な4日間です。
玉飛鳥が4対1とこの対戦リードしています。
出足から圧倒している玉飛鳥。
徳真鵬は引っ張りこんでという相撲が多いので頭でいくくらいの気持ちで低くいってほしいなと思います。
そこから玉飛鳥の上体がどこまで起きるかで相撲内容が変わってくると思います。
受けてはいけないですね。
しっかり胸を出して受けてしまっては玉飛鳥の押っつけがありますのでそうなると重い体もマイナスになってきますよね。
214kgの徳真鵬5勝6敗。
寄り切り、玉飛鳥の勝ち4勝8敗。
徳真鵬、敗れて5勝7敗あとがなくなりました。
正面の解説は元栃乃洋の竹縄親方でした。
西方から幕内土俵入りです。
先導は木村庄太郎里山
(さとやま)鹿児島県出身尾上部屋貴ノ岩
(たかのいわ)モンゴル出身貴乃花部屋佐田の富士
(さだのふじ)長崎県出身境川部屋徳勝龍
(とくしょうりゅう)奈良県出身木瀬部屋照ノ富士
(てるのふじ)モンゴル出身伊勢ヶ濱部屋臥牙丸
(ががまる)グルジア出身木瀬部屋旭天鵬
(きょくてんほう)モンゴル出身友綱部屋千代大龍
(ちよたいりゅう)東京都出身九重部屋豊響
(とよひびき)山口県出身境川部屋豪風
(たけかぜ)秋田県出身尾車部屋碧山
(あおいやま)ブルガリア出身春日野部屋勢
(いきおい)大阪府出身伊勢ノ海部屋嘉風
(よしかぜ)大分県出身尾車部屋高安
(たかやす)茨城県出身田子ノ浦部屋玉鷲
(たまわし)モンゴル出身片男波部屋小結・松鳳山
(しょうほうざん)福岡県出身松ヶ根部屋大関・稀勢の里
(きせのさと)茨城県出身田子ノ浦部屋大関・琴奨菊
(ことしょうぎく)福岡県出身佐渡ヶ嶽部屋すでにカド番を脱出した大関の稀勢の里。
きのうは横綱の日馬富士に敗れましたが、きょうも横綱戦が組まれています。
いつも熱戦になることが多い横綱白鵬との取組です。
結び前に組まれています。
優勝争いを占う意味でも、非常に重要な一番になります。
東方幕内土俵入りです。
先導は木村元基です。
鏡桜
(かがみおう)モンゴル出身鏡山部屋舛ノ山
(ますのやま)千葉県出身千賀ノ浦部屋東龍
(あずまりゅう)モンゴル出身玉ノ井部屋常幸龍
(じょうこうりゅう)東京都出身木瀬部屋千代丸
(ちよまる)鹿児島県出身九重部屋大砂嵐
(おおすなあらし)エジプト出身大嶽部屋妙義龍
(みょうぎりゅう)兵庫県出身境川部屋北太樹
(きたたいき)東京都出身北の湖部屋宝富士
(たからふじ)青森県出身伊勢ヶ濱部屋安美錦
(あみにしき)青森県出身伊勢ヶ濱部屋千代鳳
(ちよおおとり)鹿児島県出身九重部屋魁聖
(かいせい)ブラジル出身友綱部屋栃乃若
(とちのわか)兵庫県出身春日野部屋隠岐の海
(おきのうみ)島根県出身八角部屋遠藤
(えんどう)石川県出身追手風部屋小結・豊ノ島
(とよのしま)高知県出身時津風部屋関脇・栃煌山
(とちおうざん)高知県出身春日野部屋関脇・豪栄道
(ごうえいどう)大阪府出身境川部屋大関・鶴竜
(かくりゅう)モンゴル出身井筒部屋きょうから大砂嵐が再出場です。
中日に右の太ももを痛めていましたがきょうから再出場。
太ももには白いものが見える大砂嵐。
そして優勝争いですが、両横綱を1敗で追いかける鶴竜きょうは大一番。
日馬富士との対戦です。
過去は22対10とリードを奪われている横綱戦。
正面解説は元横綱・北勝海の八角親方⇒青色向正面は元関脇・琴錦の中村親方⇒緑色リポーター⇒黄色で表示します。
すでに満員御礼の垂れ幕も下がっています。
横綱日馬富士の土俵入りです。
露払い宝富士太刀持ち安美錦行司は木村庄之助です。
(館内)ヨイショ!
(館内)ヨイショ!正面は八角親方です。
両横綱が引っ張る形できょう十二日目。
日馬富士、休場明けですがここまでの印象はどうでしょう。
初日の相撲が大きかったですね。
勝ったということが大きかったですね、内容はともかく。
それから流れに乗りましたね。
初日、厳しい相撲を切り抜けて白星を11、積み重ねた日馬富士。
きょうは結びで鶴竜戦が組まれています。
東方より横綱白鵬土俵入りです。
2014/03/20(木) 15:12〜15:55
NHK総合1・神戸
大相撲春場所 十二日目[字]
【解説】正面(十両)竹縄,【アナウンサー】正面(十両)戸部眞輔 〜大阪府立体育会館から中継〜
詳細情報
番組内容
【解説】正面(十両)竹縄,【アナウンサー】正面(十両)戸部眞輔 〜大阪府立体育会館から中継〜
出演者
【出演】【解説】正面(十両)竹縄,【アナウンサー】正面(十両)戸部眞輔
ジャンル :
スポーツ – 相撲・格闘技
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