社会に対して不満があった。
千葉県柏市の連続殺傷事件で逮捕の男が供述しています。
こんにちは。
千葉県柏市の路上で起きた連続殺傷事件で、強盗殺人の容疑できのう逮捕された、竹井聖寿容疑者が、社会に対して不満があったという趣旨の供述をしていることが新たに分かりました。
では、柏警察署から渡邊記者が中継でお伝えします。
きょう午前中に送検された竹井容疑者は食事をしっかりとっており、健康状態も良好ということです。
しかし、調べに対し、涙ぐみ、後悔していますと話したということです。
きのうの家宅捜索の際には、集まった報道陣や住民を挑発するような様子だった竹井容疑者ですが、けさ送検された際には、感情を表に出すことなく、柏警察署を出ました。
竹井容疑者は動機について、社会に対し、不満があった。
どうにかしたかったという趣旨の供述をしているほか、感情が高ぶったとも話していることから、一連の殺傷事件の犯行は計画的ではなく、突発的なものだったと見て、警察は慎重に調べています。
さてきょうは暦の上では大地が温まって春の訪れを感じるといわれる二十四節気の一つ、啓蟄ですが、急速に発達する低気圧の影響で、午後からは北日本を中心に猛吹雪になりそうです。
青森市郊外の国道280号線なんですが、徐々に風が強くなり、地吹雪で大変視界が悪くなっています。
北日本では、午前中から雪を伴った強い風が吹いています。
北海道釧路地方の弟子屈町で26.1メートル、秋田市で20.4メートルの最大瞬間風速を観測しました。
このあと午後はさらに風が強まり、あすにかけて暴風が吹き荒れる見込みです。
予想される最大瞬間風速は北海道で35メートル、東北の日本海側で30メートルです。
猛吹雪で見通しが悪くなるおそれがあります。
交通機関の乱れや車の運転などには十分にご注意してください。
混乱の続くウクライナ情勢について、アメリカのケリー国務長官と、ロシアのラブロフ外相が5日、パリで会談し、事態打開に向けて、引き続き協議を続けることで一致しましたが、ロシアとウクライナによる直接協議の実現には至りませんでした。
ケリー長官らの車列が今、到着しました。
ロシア大使公邸に到着しました。
会談後の会見でケリー長官は、ラブロフ外相と、対話による解決が重要という認識で一致し、今後数日間、ウクライナも含め関係各国で話し合いを続けていくことで合意したと述べました。
また、ケリー長官は、ロシアが誤った選択をしたと非難したうえで、クリミア半島において、国際監視団を受け入れることや、展開する部隊を基地に戻すことなどを強く求めました。
さらにラブロフ外相に対して、ウクライナとの直接協議を促しましたが、ロシア側がこれを拒否するなどして、実現しませんでした。
一方、アメリカの国務省は5日、プーチン大統領の10のウソと題した文書を発表しました。
プーチン大統領がクリミアの軍事施設を支配しているのは自警団だと説明したことについて、彼らはロシア軍の車両を運転し、ロシアの治安部隊員だと認めていると指摘。
プーチン大統領がロシアの軍事介入を、うそで正当化しようとしていると強く非難しました。
こうした中、クリミア自治共和国では、各地でロシア系の住民が軍などの施設を占拠しているほか、現地の視察に訪れた国連特使が妨害に遭い、視察を中止する事態が発生しました。
こちら、ウクライナ軍の敷地にあるんですが、今、入り口でロシアの国旗を掲げていることに対し、抗議している男性が現れました。
それに対して、ロシア系の住民は、何も悪いことはしていないというような趣旨の返答をしています。
シンフェロポリ郊外のウクライナ軍施設では、ロシア系の住民や武装集団が敷地を事実上、占拠していて、ウクライナ系住民が反発を強めています。
またシンフェロポリでは5日、現地情勢を視察するために訪れた国連特使が、武装集団に囲まれ、現地から立ち去るよう脅迫を受け、視察の中止を余儀なくされるなど、武力を背景にした小競り合いなどが相次ぎ、依然、緊張状態が続いています。
一方、アメリカのヒラリー・クリントン前国務長官は4日、カリフォルニア州で開かれた昼食会で、ウクライナを巡るロシアのプーチン大統領の行動について、ヒトラーと同じようだと発言しました。
カリフォルニア州の地元紙、ロング・ビーチ・プレス・テレグラムによりますと、クリントン前国務長官は、ロシア系住民の権利を守ることを名目にしたプーチン大統領の行動は、ヒトラーが1930年代にゲルマン民族の保護を名目に周辺国に介入したのとよく似ていると発言したうえで、外交的な話し合いで解決すべきだと述べました。
では次です。
去年9月に自殺した大阪府警の男性巡査長が、上司からパワハラやいじめを繰り返し受けていたことが分かりました。
去年9月に、大阪府警四條畷署刑事課の当時28歳の男性巡査長が、自宅で首をつって自殺しているのが見つかりました。
その後の調べで巡査長は、当時上司だった男性警部補ら4人から、何回言うたら分かるねんなどと、勤務中に繰り返し罵倒されていたことが分かりました。
また巡査長は職場の宴会の席で、腕時計をビールや焼酎の入ったグラスにわざと落とされたり、帰り道で回し蹴りをされたりする暴行を受けていました。
巡査長は去年の4月に刑事課に異動したばかりで、警部補は、早く一人前にしたいと思い、エスカレートしてしまったと説明しているということです。
大阪府警は4人を、きのう付けで減給の懲戒処分とし、そのうち警部補ら3人は依願退職しました。
きのう、岡山県倉敷市で、会社社長の男性が刺し傷のある遺体で見つかった事件で、男性が発見された建物の玄関や窓は、すべて鍵がかかっていたことが分かりました。
きのう午後4時20分ごろ、倉敷市広江の会社社長、温水和文さんが自宅兼事務所で血を流して倒れているのを、訪ねてきた長男と長女が発見しました。
温水さんはすでに死亡していて、胸には複数の刺されたような傷がありました。
警察によりますと、温水さんは1人暮らしで、服装に乱れはなく、死後1日から2日が経過していました。
凶器は見つかっておらず、発見当時、建物の玄関や窓はすべて鍵がかかっていたということです。
この辺も物騒になったなあ思って、やっぱり怖いね。
サッカーの日本代表が、ニュージーランドとの強化試合に勝利しました。
4点を奪って収穫を見せた一方、2失点と課題も残りました。
日本は格下のニュージーランド相手に立ち上がりから猛攻を見せます。
前半4分、香川のロングパスに抜け出した岡崎が、ディフェンダーの背後から足を伸ばしてさい先よく先制点を奪います。
その後も日本は攻撃の手を緩めず、次々と得点を重ねます。
前半17分には、本田のヒールキックから再び岡崎。
日本が4対0と、試合の主導権を奪います。
しかしその後、追加点が奪えず、逆に2失点という課題が残る内容。
本田も報道陣に異例のお願いです。
ワールドカップまでは、日本代表のことあんまりいいふうに書かないでもらいたいですかね。
もうちょいきびしめに採点してもらえたらなと。
日本がワールドカップで対戦するグループCのライバル国も、強化試合を行いました。
3チームとも勝利を挙げることはできませんでした。
日本の第2戦の相手、ギリシャは、ホームで韓国と対戦しました。
ギリシャが仮想日本と位置づけた試合でしたが、2点を奪われてしまいます。
ギリシャは韓国に敗れ、仕上がりに不安を残す結果となりました。
また初戦で日本が対戦するコートジボワールはリードを奪われていましたが、後半、エースのドログバを投入し、息を吹き返します。
後半29分にそのドログバがこぼれ球を詰めます。
そして試合終了間際には、フリーキックからチャンスをつかみ、同点に追いつく粘り強さを見せました。
グループCのもう1チーム、コロンビアは引き分けに終わっています。
ご覧いただいたとおり、コートジボワールが、日本にとっては初戦の相手なんですね。
はい。
遠く離れた2つの国の間では、サッカーシューズを通じた、ある交流がありました。
コートジボワールの小さな町グランラウに住むタイ君は、サッカー選手になることを夢見る14歳の少年です。
そんなタイ君が大切にしているのが、この赤いサッカーシューズ。
何度も修理をしながら使っています。
そんなタイ君は、8歳のときにサッカーの技術が認められ、町のクラブチームに入りました。
日本から届いたサッカーシューズ。
NPO法人岐阜・コートジボワールの杉山利夫理事長は、2008年にコートジボワールに靴を贈る活動を始めました。
その年に現地を訪れたのがきっかけでした。
靴も履かずに、サッカーをして遊んでる。
そういう姿を至る所で見ましたので、本当に靴ってこちらの国の人たちにとっては大切な、本当に手に入らないものなんだなと。
寄付の中心になっているのは、岐阜県内の高校生たちです。
たった今、卒業式を終えた生徒たちが、3年間使った体育館シューズを次々と袋詰めしています。
いいことだと思います。
捨ててむだになっちゃうよりは、次の人が使ってくれたら、僕らもうれしいんで。
贈るのは、主に古くなった運動靴で、毎年5000足以上が集まります。
杉山理事長とこの運動を続けている在日コートジボワール人協会の、カク・ブル・ジョージ副会長。
一時帰国していたこの日は、タイ君の練習を見学していました。
みんな、ここではだしでやっていたサッカーを、日本人のおかげで皆、靴を履いて、サッカーやっているんですね。
タイ君の夢も膨らみます。
ワールドカップの対戦国として、コートジボワールと日本の距離がさらに縮まりそうです。
続いてワールドトピックス。
和食や日本文化の魅力を、ドイツから世界に発信です。
こちら日本のブースでは、和食を観光資源にしようと、日本人シェフによる包丁さばきが披露されています。
ドイツのベルリンで5日から、世界最大級の観光産業の見本市が開催されていて、日本もブースを設置しました。
日本人シェフが、かつらむきを実演するなど、ユネスコの無形文化遺産に登録された和食の魅力や日本ならではのおもてなしを来場者にアピールしました。
続いてアメリカから。
木で出来た巨大な輪の中を男性がゆっくりと歩いています。
上にはもう一人の姿も。
この男性2人は、ニューヨーク在住の芸術家で、大きな輪は彼らの作品です。
輪は直径およそ6メートルあり、いすや机、さらにはベッドや仕切りがついたトイレまであります。
芸術家の2人は輪の中と上に分かれてバランスを取りながら、今週日曜日までここで生活をするということです。
滋賀県高島市の河川敷に、放射性物質を含んだ木材チップが放置されていた問題で、警察は不法投棄した疑いのある関係先の家宅捜索を行いました。
けさ7時頃、木材チップを不法投棄した疑いのある近江八幡市の建設業者に、滋賀県警の捜査員およそ10人が入りました。
この問題は福島第一原発の事故で放射性セシウムに汚染されたおよそ300トンの木材チップが、去年、高島市の河川敷に不法投棄されたもので、滋賀県などが関係者を刑事告発していました。
警察はきょう、近江八幡市の建設業者や、不法投棄を依頼した疑いのある東京のコンサルタント会社などの関係先を廃棄物処理法違反などの疑いで家宅捜索しました。
警察は押収した資料を調べて全容を把握し、容疑が固まれば逮捕する方針です。
スマートフォン向けの出会い系掲示板で客を集め女子中学生に売春をさせたとして、21歳の男ら4人が逮捕されました。
児童福祉法違反などの疑いで逮捕されたのは神戸市須磨区の無職・中屋崇志被告
(21)ら4人です。
4人は去年9月、神戸市の中学2年の女子生徒が18歳未満と知りながら岡山市内のホテルで42歳の男に売春させたとされます。
調べによりますと、4人は中学や高校の女子生徒を装いスマートフォンの出会い系掲示板に無料通話アプリ「LINE」のIDを掲載し、客を集めていたということです。
4人はのべ15人に売春をさせていたとみられそのうち10人が18歳未満で女子中学生も3人含まれていました。
4人は容疑を認めていて「大阪は競争が激しく、福岡や名古屋なども回っていた」と話しているということです。
注文を受けていない商品を一方的に送るいわゆる「送り付け商法」で金を騙し取ったとして、無職の男らが逮捕されました。
無職の山下宏文容疑者
(31)ら4人は奈良県の81歳の男性に注文を受けていない健康食品を送り付け1万8800円を騙し取った詐欺の疑いがもたれています。
4人はおよそ1万6千人分の名簿をもとに「健康食品を送ります。
注文を受けて送るので返品出来ません」などと嘘の電話をかけ、代金引換で商品を発送する「送り付け商法」を繰り返していたとみられます。
名簿は「富裕層」や「高齢女性」などと分類されていて、警察は4人が名簿を使ってターゲットを選んでいたとみています。
4人は去年1年間でおよそ1300万円をだまし取ったとみられ、「地方の高齢者を中心に狙った」などと供述しています。
大阪府茨木市の路上でベビーカーを蹴ったり、女性を殴ってケガをさせたりしたとされる大学生の男に対し、大阪地方裁判所は執行猶予のついた懲役2年を言い渡しました。
追手門学院大学の2年生・杉本大樹被告
(20)は去年11月茨木市の路上で36歳の女性が押していた、生後4ヵ月の乳児が乗るベビーカーを蹴った暴行の罪に問われていました。
またそれから数日の間に、近くの路上で別の2人の女性の頭をボールペンで突いたり殴ったりして、ケガをさせた傷害の罪にも問われていました。
大阪地裁はきょうの判決で、「中学時代に受けたいじめのうっぷんを晴らそうという動機は身勝手で、被害者の精神的なショックは大きい」と指摘しました。
その一方で「被告は罪を認め内省も深い」として執行猶予3年がついた懲役2年を言い渡しました。
2014/03/06(木) 11:30〜12:00
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