今日の「ガッテン」は…舞台はニュージーランド。
早速野山に分け入る調査隊。
すると…。
そう!今回のテーマはニュージーランドの飛べない鳥「キウイ」!…にそっくりのキウイフルーツ!皆さんキウイ食べてますか?ほんと?すっかりおなじみのフルーツになりましたよねえ。
でも…そう!皆さんも経験ありますよね?はずれキウイ。
固いのや酸っぱいの。
そこでキウイの不思議を…全国の達人たちを問い詰めたら分かっちゃいました!なんとはずれキウイを絶対引かない方法やとんでもなくあま〜いキウイを味わえる方法があったんです。
…というわけでここでクエスチョン!こんばんは。
「ためしてガッテン」のお時間がやってまいりました。
いきなりですがゲストの皆さんにお考えを頂きましょうかね。
え〜?でもなんか…小籔さん。
「意外な」という事は「考えられない」。
確かに「意外な」ですからね。
(小籔)あぁ「焼く」ね。
(笑い声)さあ正解は何だ?
(小野)こちらです。
ここはニュージーランドの大使館。
すみませ〜ん。
どうやってキウイ召し上がってますか?手に取って…こすってるかな?そして…。
(山瀬)まさか!?
(スタジオ一同)え〜!?
(安田)痛い痛い痛い。
(小籔)うそぉ。
まるでまんじゅうに見えてくるね。
それにしても皮気になりませんか?せっかく言ってくれております。
(小籔)え〜?いつも捨ててた所を…僕ギャップあんまり好きちゃうんですけどね。
さあトライしております。
さあどうなんでしょう?キウイ自体はみずみずしい。
まあ…ギャップは確実にあります。
さあそのキウイの世界これから皆さんにご覧頂くんですがまずキウイといいましてもいろんな種類があるんだという事を皆さんに知って頂きましょう。
24…6種類。
キウイに種類があるとはあんまり思わないでしょ?
(安田)思わないです。
「ヘイワード」というのがニュージーランドで開発された一番おなじみの品種と言われています。
全部ニュージーランドですか?ニュージーランドがここまで。
あぁ3つ。
そしてここからは中国です。
原産はどこなんですか?外国から来て頂いている果物っちゅう感じでございましたが皆さんご覧頂きましょう。
はい。
よいしょ。
(安田)え〜こんなにあるんですか?じつは今並べているのは日本で生まれた品種です。
(小籔)え〜!
(山瀬)そうなんだ。
登録されているものだけで25種。
でも実際は100種ぐらいあると考えられています。
ご覧下さいこの切り口。
(小籔)見た事ないです。
ハートですよ。
(安田)かわいい。
これは披露宴のために開発された…。
いやいやいやこれは「香緑」という品種で高いものは…
(小籔)うわ〜!
(安田)そんなにするの?見て下さいこのちっちゃさ!
(小籔)あと緑が濃い。
ところがこのキウイ難点が1つだけございまして割って食べようといたしますと例えば…「あっ!」と思ったりするわけですよ。
(安田)「ハズレ」だ。
そうなんですよ。
これが非常に皆さん嫌がるんですよ。
ちょっとちゃんと食べればこうやって「あたり」って事も…。
うわ〜すごい。
あれっ手品?
(安田)すごい不思議。
何で?ところがこれがハズレたりするわけです。
これがまたあたったりするわけですよね。
すごいですね!これかなり練習したんですよ。
(笑い声)というわけでどういうものをお選びになるか達人に伺ってまいりまして絶対にハズレのない選び方教わってまいりました。
用意したのは大きさや形もさまざまなキウイ。
まずはこちらのカップル。
なるほど色の濃い方がおいしいんですね。
でお味は…?しまった!大失敗。
続いてはこちらのカップル。
話し合いの結果選んだのは…形の整ったま〜るいキウイ!おっ当たった!と思ったら…。
ちょっと〜さっき「おいしい」って言ってたじゃん!続いての女性は…。
ほら。
でもお店であんなに触っちゃマズいですよね…。
う〜んキウイ選びって難しい!こうなったら本場で聞くしかない!向かった先はキウイのふるさとニュージーランド!うどんの本場香川県です。
じつはここに全国のキウイ農家が一目置く達人が…。
それがこの方!キウイの甘さを追求する事30年…研究者とタッグを組んで生み出したキウイは10種類以上!キウイの全てを知る男。
そこで…。
すみません。
キウイのおいしい見分け方を教えて下さい。
こちらがキウイの選別場。
機械が重さを自動的に検知して10g単位で仕分けてくれるんです。
ちなみにLサイズの方がSサイズより3割くらい値段が高いとか。
へえ〜大きい方がおいしいのかな?そこで!ガッテン隊が用意した大小さまざまなキウイの中からおいしいやつ見つけてもらいましょう!おっ一番大きいサイズの前に陣取った達人。
あれ〜?でもず〜っと機械任せ?…と思ったら!ついに達人が動いた。
ねえねえ後ろの籠に入れてるそれがもしや…。
じつはね…え〜?一体どんなキウイなの?この達人はすごいらしいですよ。
今までに何個食べたっていいましたっけ?1万個近く。
(安田)1万個…すごい数。
見分けておられたのがこの方島田さんです。
キウイの帝王でございます。
(安田)なんかチラッと見てましたよね。
だからこうあったら…
(山瀬)そう。
特徴的というとやっぱへたしかないんですね。
キウイって輪切りにすると真ん中が白いじゃないですか。
あそこがやっぱり一番固いので…
(安田)う〜ん確かにあそこ酸っぱいですもんね。
まみちゃんってほんとにね説明でうそでも本当にするから。
(笑い声)
(安田)説得力が。
すご〜い。
僕は…パッと見た時に横に幅広かったような気がするんです。
なので上から見た時に真ん丸よりも…さあそれでは正解をお願いいたします。
島田さんが見ていたのはこれです。
(山瀬)えっ何?
(安田)えっ?つぶつぶ…。
何ですか?これ。
外からタネ見えないですよね。
見えないですか?
(安田)えっ見えるんですか!?
(安田)えっどこに!?僕には見えないですよ。
見えないよ。
えっ…。
じつは…そんな事よりそれがどこで分かるんだっちゅう事を…。
ではどんなキウイたちが選ばれているのか。
やっぱりへたかな?どうですか?何?どこ?島田さん正解を教えて下さい!
(安田)ほんとだ〜。
ほら。
(山瀬)あ〜確かに。
(小籔)横に幅広い。
(安田)確かにもりっとしてますね。
左の方がうまいの?そうなんです。
(一同)え〜!?…と私たち名付けました。
いびつなじゃがいも形キウイの方がおいしいと島田さんはおっしゃいます。
(安田)え〜!逆だと思ってた。
ですから小籔さん正解です。
という事は左の方が割ってみるとタネが多い?はい。
じゃあ割ってみましょうよ。
これ…これは…。
(小籔)全然ちゃいますね。
(笑い声)
(小籔)それぐらいの形ですよね。
本当にタネの数が違うのか…いきます。
(山瀬)あぁ〜。
(安田)幅が広いから多いんだ。
(小籔)あの線の数みたいなんも幅広の方が多いでしょうしね。
(安田)すご〜い全然違う。
(小籔)嫁はんに教えようこれ。
(安田)初めて見たこの感じ。
まあまあでも…
(笑い声)
(山瀬)確かに…
(安田)選べなかった。
(安田)何でだろう?こちら山梨県のキウイ畑です。
鈴なりに実がなっています。
(小籔)この状態は見た事ないな。
1本の木から1,000個も実が取れるんです。
そんなに?よ〜く見ると…。
(安田)えっ?では角度を変えて…。
(山瀬)いた。
(安田)じゃがいものやついる。
もう一か所見てみましょうか。
はいもう一回…。
今度はどうだ?
(山瀬)そうか分かった。
一番手前にいるんだね。
そのとおりです。
(安田)うわ〜面白い。
じゃがいも形のキウイは幹に一番近かったキウイなんです。
栄養分や水分がどんどん運ばれてきますがその際幹に近い実の方が有利です。
どんどん水分や栄養分が集まってくるとタネもたくさん出来ます。
その結果甘みのもとになるデンプンが増えます。
そして実がパンパンに膨れ上がるのであのいびつな形になると考えられています。
(安田)分かりやすい。
すごいちゃんとした理由があるんですね。
(小籔)なるほど。
(山瀬)でもそんなの売ってた?
(安田)売ってないですよね。
これ規格外なんです。
ええ事聞きましたわ。
(安田)覚えとこう。
これ見た人はみんなそれ選んで取っちゃいますよね。
(小籔)これ放送される前に早く買いに行かんと駄目ですね。
(安田)今日終わったら行かないと。
さあいよいよここから第2段階でございます。
キウイの本当のおいしさってのは一体どうなっているのか…。
こちらです。
はいテーマです。
・「キウイに胸キュン」
(小籔)あれっ?「ドキドキのキウイ日」。
(小籔)何事もなかったように進んでくのやめてもらっていいですか。
どんなキウイも当たりにする方法をこの方に教えてもらってきました。
こちら東京都に住む前北さん親子。
娘の知花ちゃんは大のキウイ好き。
1週間に2回は必ずキウイを食べるんですって。
じゃあ甘くておいしいキウイ食べに行ってみる?という事でやって来たのは…果物の栽培が盛んなフルーツ王国です。
ここにはキウイ好きにはたまらない場所があるんです。
それがこのキウイ農園。
なんとキウイ狩りが楽しめちゃうんです。
おっ!あのじゃがいもキウイもありました。
初めてのキウイ狩りに知花ちゃん大興奮!ちゃんとじゃがいも形選んでますね。
(知花)あ〜!フフッ。
フルーツ狩りの醍醐味といえば取れたてを味わう事。
新鮮なキウイのお味は?あれ〜?更にこの時…。
汁が目に入る大惨事。
もうさんざん!ここで悲しむ知花ちゃんを見かねたキウイ農園の人から驚きのひと言が…。
ま…魔法!?じゃ少々お待ち下さい。
キウイに魔法をかけるというその間知花ちゃん絵日記を取り出し…。
「さ〜てどんな思い出を書こうかな〜」と考えていると…。
ジャーン。
え〜!?まだ1分しかたってないんですけど!ところが…。
あっという間にキウイが熟しちゃった!魔法って一体何なの〜!?何でだろう?不思議な行動ですね。
なんかみかんとかってもみますよね。
とにかくもんでもんで…出すと。
まあ考えうるとしたら…
(笑い声)
(安田)ずるい魔法。
何をなさったのか見せて頂きましょう。
こちらです。
親子からキウイフルーツを預かった農園のマネージャー。
ついて行くと…キウイをテーブルの上に置いて…。
もむんじゃないですね。
箱を持ちだして…。
電子レンジじゃないですね。
箱の中にある別のキウイを…。
あっ!
(安田)あっすり替えた。
うそ〜!?
(小籔)え〜!あららららら。
(安田)まさかの…。
はい。
(小籔)すげえ!
(安田)いいんだ?
(山瀬)えっ…「チンしてる」って私も言おうと思ってたら言われちゃったから苦し紛れに言ったのがまさかの正解…。
(安田)すり替えた。
この正解にも驚きますけどもあの農園の行く末も心配ですね。
いえいえ…。
この農園では「もぎたてを食べてもらう」という事はふだんはなさっていません。
番組用にやって下さった事です。
(山瀬)そうなんだ。
収穫する楽しみとそれからキウイを食べる楽しみ両方味わってもらうためにもぎたてとは別に食べる用のキウイを用意しておられます。
あの女の子を喜ばすためにね甘いものを…という。
今回は。
という事は…う〜ん…では見て頂きましょう。
さあ!こちら比較的収穫して間もないもの。
そしてこちらは発泡スチロールにある期間入れておいたものです。
まずキウイのとても大きな特徴をご紹介します。
じつはキウイは…
(安田)へえ〜そうなんだ。
(小籔)おいしくないんですね。
(安田)固いですね。
(小籔)カッチカチ。
ですからこのようにして発泡スチロールに入れていました。
じゃあ入れてどれぐらいたつと食べられるようになるんですか?こちらは…
(安田)そんなに!?さあ2か月もたちますとさすがに…。
えっ?さすがに…。
そんなに…?
(山瀬)あんま変わんない。
ではキウイフルーツのもう一つの性質をご紹介します。
(一同)え〜!?
(安田)じゃあいつ熟すんだろう?どこで熟すんですかね?じゃあ僕らがいつも食べてる…それですよね。
なんかキウイってさすっごくなんか…イライラさせるね。
(笑い声)
(安田)謎ですね〜。
何なんだよこの食べ物は。
(小籔)いつおいしいのか。
えっ?
(安田)あっ子供の頃に…言われたのが…。
(小籔)いきましょうよ。
いいですよ。
おばあちゃんに聞いた気がします。
はぁ〜。
さあどうなんでしょう?では農園ではどうやってキウイを甘くおいしくしていたのかお見せしましょう。
いよいよ秘密です。
ご覧下さい!これが魔法のタネです。
(小籔)えっ?
(山瀬)何?じつはこれエチレンというガスが発生する薬剤なんです。
これを使ってキウイを熟させていました。
農園ではキウイ狩りに来てくれたお客さんにこのエチレン剤を渡して収穫したものが家でも食べられるようにしています。
(一同)へえ〜。
つまりエチレンを使って追熟させるんです。
つまり自分の力では熟さないからエチレンの力で熟させるの?そうなんです。
(小籔山瀬)へえ〜。
(山瀬)あっりんごだよ美沙子ちゃん。
おばあちゃんが言った事でしょ?そうなんです。
じつは安田さん合ってるんです。
(安田)すご〜い!入ってるって事ですか?りんごにその成分が。
そうなんです。
これですよね。
(安田)うわ〜すご〜い。
じつはこれ1週間前にりんごと一緒に入れておいたものなんです。
触ってみて下さい。
感じます。
う〜わっ全然違う。
これこれ!食べようという気になります。
わっほんまや。
ブニブニ!この2つに比べたら。
ほんとだ〜。
(安田)熟してる。
(小籔安田)あっ!
(小籔)本場の食べ方。
う〜ん!ただ残念なお知らせがあります。
(笑い声)洗ってあります。
じつはですねりんごが必ずうまくいくかというと決してそうではありません。
えっどうしてですか?「ジョナゴールド」と「つがる」と「王林」これは出します。
でも「サンふじ」と「ふじ」はほとんど出さない。
そうなの?
(安田)不思議!違うんですね。
いちいち袋に入れる度に「お前はサンふじか?」とか…。
めんどくさい!
(山瀬)そうなんだ。
種類によっても違うという事でイライラしてきたらここはひとつ買ってきたらこうやれば追熟するんだっていう方法を知りたくないですか?
(小籔)確実なん教えて下さい。
間違いなく追熟して甘くなるという方法を知りたいでしょ?知りたいです!
(小籔)教えて下さい。
お願いだからもう少し言わせて。
知りたいでしょ!?あんまり言われたら気変わりますよ。
こちらでございます。
訪れたのは香川県の…実験室をのぞいてみると…。
おっ!キウイの研究の真っ最中。
こちら研究歴30年に上る…なんとキウイ好きが高じてこんな絵本まで出しています。
なになに…中国が原産?元の名前はミーホータオ?この方ならいろいろ知ってそう!でも新しい品種の開発でとっても忙しそう。
話しかけづら〜い。
え〜い!ここで意を決してガッテン隊突入!末澤さん!自宅で簡単にできる熟しワザ教えて下さい。
お願いします!教えて!すると…。
あっ…ぶたないで〜!
(打ちつける音)え〜!「これでオッケー」ってどういう事!?え〜!?うそ〜。
(山瀬)何?あんなん駄目じゃないですか果物ゴンって角でね。
(安田)へこんでたし…。
ゴツンです。
どうして?あのですね…
(安田)え〜!生きてるみたいですね。
これもキウイの面白さですね。
さあご覧頂きましょう皆さん。
たたいて1週間経過したものとゴツンをしてないもの。
触ってどちらがゴツンしたものか分かりますか?
(山瀬)分かる。
さあ何もせず放置したものを切ってみて下さい。
(安田)固っ。
(小籔)固い。
シャリシャリっていう。
(安田)ほんとじゃがいもみたい。
そしてゴツンとやったの。
お〜!お〜やわらかそう。
(安田)うわ〜気持ちいいな。
さあ皆様せっかくですのでいよいよ…。
わ〜うれしい。
まず何もしなかった方はもう…。
(小籔)青い若い感じの…。
そうです。
どうですか?
(小籔)ハズレはハズレですね確かに。
う〜ん酸っぱい。
僕が家で食べてるやつですこれは。
さあそれに引き換え1週間前にゴツンとやったの。
(安田)わ〜入るスプーン。
(山瀬)お〜!
(小籔)むちゃくちゃやわらかい。
(山瀬)違うものになってる。
(安田)しかもジューシー。
甘みだけって感じですね。
これはおいしいですね。
ゴツンだけでこれやったら絶対ゴツンした方がいいですね。
うまくかからなかったりあるいはたまに全くかかってないものもあるのでそういう場合は追熟の処理が必要です。
ではゴツッていうのをやって頂きましょう。
テーブルの平らな所を使って…。
(打ちつける音)1か所だけやわらかくなったなと感じるぐらいやります。
(安田)あ〜そういう事か!エチレンが出るから自分で…。
うわ〜面白い。
(小籔)すごい。
言えば「やったらできる子」なんですね。
ず〜っと黙っとったら固いけど「こら!」ってやったらウワーッと甘なるっていう事ですよね。
キウイって面白い性質ですね。
という事でいびつなほど甘みがある理由そしてとにかく刺激を受けたらエチレンを出すキウイの不思議さガッテンして頂けましたでしょうか?ガッテン!はいありがとうございました。
突然ですが…みかんはミカン科。
ぶどうはブドウ科。
ではキウイは?じつはマタタビ科!マタタビといえばネコ!という事で…ネコちゃんたちの前にキウイの木の枝と果実を置いてみると…。
おっ!「とってもいい匂いだニャー」。
興味津々の様子。
ネコにキウイありかも!と思ったら5分後…。
あれれ〜?もう飽きちゃったみたい。
ならば!ここで取り出したのはマタタビの粉末。
うわっ!ネコちゃん大興奮。
マタタビに含まれる成分がネコを酔っ払ったような状態にしちゃうんだとか。
「やっぱり僕はこっちが好きだニャー。
キウイは人間にお任せするニャン」。
(小籔)へえ〜。
ネコにキウイ。
語呂さけ良ければいいってもんじゃない…。
さていよいよ問題はそれから何日後に食べればよいか分かりませんよね。
いわゆるこれでございますね。
(安田)知りた〜い。
こんな調べ方があるんだと知ってるとまたすごいです。
あなたも達人でございます。
ここはなぜか大当たりのキウイばかりが出没するという小学校。
待ちに待った給食の時間。
デザートは…。
出ました!地元で収穫されたキウイ。
キウイの登場に子供たちも大はしゃぎ。
でも本当に固くて酸っぱいキウイはないの?うちで食べるキウイと違うの?本当に?先生にも聞いてみると…。
マジで!?キウイが甘くておいしかった人?
(児童たち)は〜い!うわ〜ものすごい満足度!一体どうなってるの?そこでキウイを学校に届けている地元の農業組合を直撃。
すると…。
むむっ!何やらキウイをいじっている人物が…。
相原さんが大当たりのキウイだけを届けるのはある思いがあるからです。
なるほど。
こうしてキウイのすばらしさが世代を超えて受け継がれるんですね。
…って何にも特別な事してないじゃん!ちょっとちょっと!何で大当たりのキウイばっかりなのよ!?教えなさいよほら隠してないで教えてよ!えっ!?ま…またなの?いや〜!あんな聞き方するからですよあの方が。
普通に聞いたら教えてくれるでしょ多分。
そうですね。
まずはガッテン隊の乱暴狼藉おわび申し上げます。
で相原さんは何をしていたのか。
ヒントをそれでは差し上げましょう。
こちらアンケートの結果です。
「おいしいキウイをどうやって選びますか?」という質問に「押す」と答えた人が78%でした。
まあそりゃそうでしょう。
ねえ?
(安田)いつもそうしてました。
ではどう押すか。
押し方の違い?こちらが一般的な熟れ具合の確認のしかただとおっしゃいます。
じゃあ相原さんはどうしてるんですか?
(小籔)えっ?
(安田)上と下ですか?そうなんです。
タテ!えっタテ…。
(山瀬)私こうやってた。
こここういくのなんかちょっと罪悪感あるのでこうなってた。
すごいすごいすごい。
ただ問題は「なぜタテの方が?」というところを皆さんに今ご覧頂いてですね。
はいそれですよね。
それはキウイがこういう構造をしているからです。
よいしょ!タテに割ったと思って下さい。
キウイは完全に熟すとこの緑の果肉の部分というのは大体糖度が14度ぐらいです。
そして真ん中の白い所は16度まで上がります。
(小籔安田)え〜!真ん中の白い所もともとデンプンが多いのでこの部分が完全に熟すと完全に糖になります。
(安田)え〜!
(小籔)まさかあの白い所の方が甘くなるなんていうのはびっくりですね。
しかも一番最後にやわらかくなるのはここです。
ここが完全に熟したかどうか確かめるにはヨコだとなかなか分かりません。
タテに押すと分かるんです。
(安田)確かにハズレって真ん中が酸っぱいイメージありますもんね。
あそこが甘いのがおいしいですもんね。
という事はこれを…熟したのを最初に食べた子供たちは「キウイって最高にうまい!」と思うんだよね。
これからは是非キウイはこう持って頂きたい。
顔の横に別にそんな…。
(笑い声)かわいがってあげればどんどん甘みが増していくそういう果物でした。
キウイの全てガッテンして頂けましたでしょうか?ガッテン!はいありがとうございました。
「中国料理でキウイを味わおう」の実習コーナーでございます。
先生をお迎えしました。
中国料理の達人長坂松夫さんです。
どうぞ!
(拍手)ようこそお越し下さいました。
こんにちは。
まず安田さんに挑戦して頂くのが「肉巻きキウイ」。
(長坂)覆い隠すようにします。
(長坂)あんを作っていきましょうね。
全部入れて炒めて頂けますか。
(安田)はい。
パプリカそれから長ねぎ。
豚肉はもうこれで色がつきましたね。
揚げ時間は何分ぐらいでしょうか?
(長坂)大体2分までですね。
(安田)いい香りしますね。
呪文をかけて…おいしく出来るいい呪文。
(安田)おいしくな〜れおいしくな〜れ。
はい入れましょうか。
かき混ぜて下さい。
うわ〜いい匂いだ。
(安田)うわ〜からまる〜。
出来ました。
(安田)うわ〜いい匂い。
「肉巻きキウイ」完成です。
(安田)甘酸っぱい香りがそそる。
次のお料理まいりましょう。
小籔さんに作って頂きますのは「キウイの万能ソース牛キノコ炒め」。
(長坂)そしたらこれを入れちゃいます。
(長坂)プクプクと沸騰してきます。
そうしたらもう出来上がりましたね。
「キウイの万能ソース」完成です。
(長坂)ここに炭酸を入れて飲んだらドリンクになるんです。
(小籔)あ〜キウイジュース。
(長坂)これが全てのものの面白さ…はちみつと合わせてみるとか。
いろんなものに変わりますからねこれ。
ではまずお肉です。
今度…ここに合わせ調味料があります。
合わせ調味料はしょうゆごま油そこにキウイペーストが大さじ3杯。
(長坂)では火を付けて頂いて。
熱っ!皆さん離れて下さい。
(笑い声)このお野菜を全部入れます。
キノコ…エノキタケとシメジ。
きぬさや長ねぎ。
(小籔)うわ…わ〜怖い。
(笑い声)あ〜うまそうだ。
もう混ぜるっていう感じだけで。
はいもう大丈夫です。
(小籔)え〜終わり!?
(山瀬)しょうゆとごま油とキウイペーストだけ?
(長坂)そうだね。
(安田)シンプルですね意外と。
「キウイの万能ソース牛キノコ炒め」完成です。
さあ続いてまみちゃんに作って頂きますのが「焼きホタテのつぶつぶソース」です。
合わせ調味料の中身は水しょうゆオイスターソース。
(長坂)ここがポイントですね。
「つぶつぶ」つながりの粒マスタードを入れます。
これにキウイペースト大さじ3杯。
(長坂)これは粒マスタードとキウイのつぶつぶの種をうまく融合させてコントラストを出してるんですね。
そこに追熟していない固いキウイを1/2個。
(長坂)これ湯せんして。
で火を付けて頂いて…。
サラダ油。
ホタテ1個30gくらいのもの。
(長坂)その周りにエリンギなんですが焼くとホタテ貝と間違える大きさに切ってます。
(笑い声)これは表面が色づいたなという感じぐらいでいいんです。
もう出来ました。
オッケーですね。
「焼きホタテのつぶつぶソース」完成です。
それではいただきます。
(一同)いただきます。
ん!ん〜!ん〜!
(山瀬)ん〜!さっきから「ん〜」って…。
(笑い声)ちゃんとシャキシャキ感もあってキウイが。
かむと甘酸っぱさが出て。
おいしい。
(長坂)そうですそうです自然のです。
いいですよね。
続いて「キウイの万能ソース牛キノコ炒め」。
おいしい…。
(山瀬)うんおいしい。
爽やかさが増しているって感じ…。
あっほんとだほんとだ。
後味の…キレがいいっていうんですかね。
残らない感じの爽やかさがほんとにいいですね。
なるほど。
では次の…こちら「焼きホタテのつぶつぶソース」。
(山瀬)うん!おいしい。
ね!ね〜!マスタードの粒か種か分からない感じになりますもんね。
すごい調和してる。
これ野菜にかけてもおいしいですほんとに。
本当においしゅうございましてごちそうさまでございました。
(一同)ありがとうございました。
(拍手)いやいやいかがでしたか?方法を知ったらこんなにも味が変わったりとか料理してもいろんな味に変化して可能性がすごいあると思いました。
キウイはあなたが買った時点ではベストではございません。
あなたがトッとこの一つ行動を足してやる事でキウイは見事にすばらしい味をもたらしてくれるのでございます。
ですから…。
「キウイにゴン」。
(笑い声)「ゴン!」とひとつよろしくお願いをいたします。
それでは次回も「ためして」…。
(一同)「ガッテン」!ありがとうございました。
(拍手)2014/02/04(火) 16:05〜16:48
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ためしてガッテン「キウイの帝王が伝授!極甘&瞬間完熟ワザ」[解][字][再]
美容に健康に大人気・キウイフルーツの超意外ワザが続々登場。わずか1秒で完熟スイッチON!食べ頃をピタリと当てるプロ技も!酸っぱ〜いキウイとはこれでおさらば!
詳細情報
番組内容
「キウイフルーツは、放っておいても熟さない果物」だって知ってた? ならば、どうすれば甘〜く熟したキウイにありつけるのか? キウイのすべてを知り尽くした“帝王”が、店先での選び方や、とっても簡単な方法でキウイを家庭で完熟させるワザ、芯までトローリ甘くなったタイミングを見極める秘技を大公開! 本場ニュージーランドならではの意外な食べ方や、固くて酸っぱ〜いキウイをすぐに料理に使える絶品レシピも次々紹介!
出演者
【ゲスト】安田美沙子,小籔千豊,山瀬まみ,【講師】中国料理店総料理長…長坂松夫,【司会】立川志の輔,小野文惠,【語り】生野文治
ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
情報/ワイドショー – 健康・医療
情報/ワイドショー – グルメ・料理
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