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正午のニュースです。
中国で行われた日本と北朝鮮の赤十字会談に合わせて、日朝双方の外務省の担当課長が非公式に協議し、おととし11月以来となる政府間協議を再開することで合意し、局長級を念頭に今後、日程を調整することになりました。
日本赤十字社と北朝鮮の朝鮮赤十字会は、きのうときょうの2日間、中国の瀋陽で会談し、終戦前後に、朝鮮半島から引き揚げる途中で、現在の北朝鮮領内で亡くなった日本人の遺骨の返還などを巡って、協議を続けていくことで一致しました。
これに合わせて、会談に同席した日朝双方の外務省の担当課長が、両国間のさまざまな課題について、非公式に協議した結果、おととし11月以来となる日本と北朝鮮の政府間協議を再開することで合意し、今後、日程を調整することになりました。
政府関係者は、次回の協議は局長級で行われる見通しだとしており、できるだけ早期に開催したい。
協議では日朝双方が関心を持つ課題について、幅広く議論することになると述べ、拉致、核・ミサイルといった懸案事項を議題として取り上げる考えを示しました。
ロシアがウクライナ南部のクリミア自治共和国の編入を宣言し、緊張が高まる中、国連の安全保障理事会で緊急の会合が開かれ、ロシア側が合法的な手続きで行われた編入だと主張したのに対し、欧米側は領土の略奪だと非難し、激しい応酬が繰り広げられました。
ロシアがクリミア自治共和国の編入を宣言したことを受け、国連の安保理では19日、緊急の会合が開かれました。
会合では、ロシアのチュルキン国連大使が、編入は合法的に行われたと強調したのに対して、欧米各国からは軍事的な威嚇のもとで行われた領土の略奪だという非難が相次ぎました。
安保理では先週、クリミアでの住民投票を無効とする決議案が、ロシアの拒否権によって否決され、事態の収拾に向けた有効な手だてが打ち出されないまま、非難の応酬がエスカレートしています。
こうした中、アメリカのオバマ大統領は、テレビ局のインタビューで次のように述べました。
アメリカとして、ヨーロッパ各国や日本などとともに、外交を通した解決を目指す姿勢を強調しました。
新年度・平成26年度予算案はきょう午後、参議院予算委員会で採決が行われ、与党などの賛成多数で可決されたあと、夕方の参議院本会議で可決・成立する見通しです。
新年度・平成26年度予算案を審議している参議院予算委員会は、きょう午前、安倍内閣の基本姿勢をテーマに、集中審議を行いました。
また、安倍総理大臣は中小・零細、小規模事業者の方々にも、景気回復や、賃上げの風を送っていかなければならない。
新年度・平成26年度税制改正で、所得拡大促進税制の拡充など、思い切った税制措置を講じる。
賃上げの状況をしっかりと注視しつつ、さらなる賃金上昇を含め、経済の好循環に向けた環境整備に尽力したいと述べました。
新年度・平成26年度予算案はきょう午後、参議院予算委員会で締めくくりの質疑と採決が行われ、自民、公明両党などの賛成多数で可決されたあと、夕方に開かれる参議院本会議で可決・成立する見通しです。
競売にかけられていた朝鮮総連・在日本朝鮮人総連合会の不動産について、去年の入札で2番目に高い価格をつけた高松市の企業が、22億1000万円で落札しました。
東京・千代田区にある朝鮮総連中央本部の土地と建物は、整理回収機構の申し立てで競売にかけられ、去年、2回目の入札でモンゴルの企業が最も高い価格をつけましたが、裁判所が落札者と認めず、売却先がきまらない異例の事態が続いていました。
このため東京地方裁判所は、前回、2番目に高い価格をつけた企業に、売却へ向けた手続きを進めることを決め、きょう、改めて入札結果を明らかにする開札を行いました。
その結果、高松市のマルナカホールディングスが、22億1000万円で落札しました。
これはモンゴルの企業がつけた50億1000万円よりも大幅に低い価格です。
今後、裁判所が審査したうえで、今月24日に売却許可決定を出す見通しです。
マルナカホールディングスは、不動産投資を中心とした事業を行っていて、会社の弁護士は取得した場合、朝鮮総連側に明け渡しを求めていく考えを明らかにしています。
一方で、朝鮮総連は、裁判所が売却許可決定を出した段階で、決定を不服として、裁判所に抗告を申し立てるとしています。
5年前、鳥取県で男性2人が不審な状態で死亡しているのが相次いで見つかった事件で、強盗殺人などの罪に問われた上田美由紀被告に、広島高等裁判所松江支部は、1審に続いて死刑を言い渡しました。
平成21年、鳥取県で、男性2人が不審な状態で死亡しているのが相次いで見つかった事件では、鳥取市の元飲食店従業員、上田美由紀被告が借金などの返済を免れるために、睡眠薬をのませて海や川で溺れさせる方法で殺害したとして、強盗殺人などの罪に問われました。
被告は無罪を主張しましたが、1審の鳥取地方裁判所は、おととし死刑を言い渡し、被告が控訴していました。
きょうの2審の判決で、広島高等裁判所松江支部の塚本伊平裁判長は、1審に続いて死刑を言い渡しました。
これまでの裁判で、被告側は、同居していた元会社員の男性が犯行に関わっていたと主張していましたが、塚本裁判長は犯行時間帯に被害者に会っていないとする男性の証言は信用できるとしたうえで、被害者に睡眠薬を投与して、効果が現れる時間などを考えると、男性の犯行だとは考えにくいと指摘しました。
全国の警察に去年1年間に寄せられたストーカー被害の相談や通報は2万件を超え、過去最多になりました。
加害者の逮捕も1700件を超え、警察庁はストーカーによる凶悪な事件が起きたことを受けて、全国の警察が積極的な対応を進めた結果だとしています。
警察庁のまとめによりますと、去年寄せられたストーカー被害の相談や通報は2万1089件で、初めて2万件を超えました。
加害者の検挙は1889件で、最も多い付きまといや交際の要求など、ストーカー規制法違反が402件でした。
検挙の中でも逮捕は1716件で、このうち去年11月と12月に340件と、2か月間に急増しています。
警察庁は、去年10月に東京・三鷹市で起きたストーカー殺人事件を受けて、加害者への積極的な対応を進めた結果だとしています。
一方、去年警察に寄せられたDV・ドメスティックバイオレンスの相談や通報は4万9000件を超え、平成13年に防止法が施行されて以来、最も多くなりました。
DVに関係する検挙は、傷害が1999件など、4405件に上りました。
警察庁は、恋愛感情のもつれをきっかけとした暴力は重大な事件に発展するおそれが大きいとして、できるかぎり早い段階で警察に相談するよう呼びかけています。
発達する低気圧の影響で、これから全国的に風と雨が強まり、北日本の太平洋側では、今夜からあすにかけてまとまった雪が降り、吹雪になるおそれがあります。
強風や落雷、雪による交通への影響などに十分注意が必要です。
気象庁によりますと、紀伊半島の南の海上にある低気圧が、急速に発達しながら東へ進む見込みで、これから全国的に風が強まり、東日本の太平洋側を中心に、局地的な激しい雨や落雷、突風のおそれもあります。
夕方からは、北日本で局地的に非常に強い風が吹き、あすにかけて最大瞬間風速は30メートルから35メートルに達すると予想されています。
さらに今夜からあすにかけては、北日本の太平洋側を中心にまとまった雪が降り、吹雪になるおそれがあります。
あすの昼にかけて降る雪の量は、いずれも多い所で、東北北部の山沿いで60センチ、東北北部の平地と北海道の太平洋側で40センチと予想されています。
気象庁は強風や突風、落雷に十分注意するとともに、北日本の太平洋側では吹雪による交通への影響などにも、十分注意するよう呼びかけています。
13人が死亡し、およそ6300人が被害を受けた地下鉄サリン事件から、きょうで19年です。
現場となった東京の霞ヶ関駅では、慰霊式が行われました。
黙とう。
霞ヶ関駅では、事件の発生時刻とほぼ同じ午前8時に、駅の職員たちが黙とうをささげました。
平成7年3月20日に起きた地下鉄サリン事件では、東京都心を走る地下鉄の丸ノ内線と日比谷線、千代田線の車内に神経ガスのサリンがまかれて、13人が死亡し、およそ6300人が被害を受けました。
駅の構内には献花台が設けられました。
オウム真理教による一連の事件では、5月に菊地直子被告の裁判が行われます。
あす、開幕するセンバツ高校野球を前に、雨の中、開会式のリハーサルが行われました。
開会式のリハーサルは、きょう未明から降り続いた雨のため、スタンドの通路で行われました。
32校のキャプテンは、屋根のあるスタンドの下に集まり、初出場、宮城の東陵高校や、27年ぶりに出場する徳島の池田高校などが、行進の手順などを確認しました。
また、選手宣誓を務める広島新庄高校のキャプテン、中林航輝選手もあすの本番に備えました。
2014/03/20(木) 12:00〜12:20
NHK総合1・神戸
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ニュース/報道 – 定時・総合
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