おはようございます。
7時になりました。
きょうは立春。
暦の上では春となりましたが、きのうまでの暖かさから一転して、全国的に真冬の寒さが戻ってきました。
今夜にかけて、日本海側で雪が強まるほか、関東の平野部でも、所によって雪が積もるおそれがあります。
きのうは節分。
大阪では、NHKの連続テレビ小説、ごちそうさんのヒロイン、杏さんたちが豆まきです。
各地で、3月中旬から5月上旬並みの暖かさとなったきのう。
日中の最高気温は、宮崎市で23度2分と、おとといに続いて20度を超えたほか、東京の都心で17度8分、大阪市で16度3分を観測しました。
しかし、きのうまでの暖かさから一転。
きょうは真冬の寒さが戻ってきました。
こちらは鳥取県の米子空港です。
明かりに照らされて雪が舞っている様子が確認できます。
現在の気温が3度となっています。
そしてこちらはふぶいています。
石川県の輪島市。
家の屋根、そして道路にも雪が積もっています。
6時現在の気温が氷点下0度4分となっています。
こちらは寒気の様子です。
平野部で雪を降らせるような、水色で示した寒気は、きのう夜9時には、北海道と東北の一部を覆う程度でした。
この寒気が南下し、今夜9時には、四国や九州北部も覆う見込みで、全国的に冷え込みが強まります。
そして、こちらは今後の雪の予想です。
白が雪です。
気圧の谷の影響で北陸から山陰にかけての日本海側を中心に、雪が強まります。
また、昼過ぎから夕方にかけて、関東甲信でも雪が降る見込みで、関東の平野部でも、所によって雪が積もるおそれがあります。
午前6時の気温は、札幌市で氷点下7度5分、仙台市で1度、東京の都心で7度5分などと、きのうの同じ時間と比べて、2度から8度ほど低くなっています。
日中も気温は上がらず、朝よりさらに下がる所もある見込みです。
気象庁は、路面の凍結や交通への影響に十分注意し、積雪の多い地域では雪崩にも注意するよう、呼びかけています。
大阪市の橋下市長は、大阪府と大阪市を統合して再編する大阪都構想を推進するためには、市民の後押しが必要だとして、市長を辞職し、改めて市長選挙に立候補することを表明しました。
これに対し、自民党や民主党は、大義名分がない選挙に関わるべきではないなどとして、候補者の擁立を見送る方向で、選挙戦の構図が焦点となる見通しです。
大阪府と大阪市を統合して再編する、大阪都構想。
大阪維新の会の代表を務める、大阪市の橋下市長は、府議会や市議会の会派の代表らが参加する協議会で、再編案の絞り込みが見送られたことから、きのう記者会見し、都構想を推進するためには、市民の後押しが必要だとして、市長を辞職し、改めて市長選挙に立候補することを表明しました。
その上で橋下市長は、都構想の進め方に反対する政党は、対立候補を擁立すべきだという考えを示しました。
これに対し、各党からは、大義名分がない選挙に関わるべきではないという意見が出ています。
また公明党の山口代表は。
その上で、市長選挙への対応については、各党の意見を聞きながら検討したいと述べました。
一方、共産党内には、対立候補の擁立を検討すべきだという意見があります。
公職選挙法の規定では、市長から辞職の申し出を受けた市議会議長が、市の選挙管理委員会に通知した日の翌日から50日以内に、市長選挙が行われることになっていて、自民党と民主党が候補者の擁立を見送る方向となっている中で、選挙戦の構図が焦点となる見通しです。
北陸新幹線の工事の入札で、談合が行われた疑いが持たれている問題で、東京地検特捜部の事情聴取を受けている一部の企業の担当者が、以前、東北新幹線の工事で、談合を行わずに赤字になったので、北陸新幹線では採算が合うよう調整したと説明していることが分かりました。
建設中の北陸新幹線の線路に冬場に降り積もる雪をとかす設備の工事の入札で、談合が繰り返されていた疑いがあるとして、東京地検特捜部は、入札に参加した設備工事会社の担当者から、任意で事情聴取を進めています。
関係者によりますと、これまでに複数の企業の担当者が談合を認め、一部の担当者は、以前、東北新幹線の同様の工事で、談合を行わずに赤字になった。
北陸新幹線ではまとまった件数の工事が発注されたので、採算が合うように、各社で競争せずに調整することにしたと説明しているということです。
各社の担当者は当初は個別に連絡を取り合っていましたが、13件あった入札のうち5件目が終わったところで、東京・中央区の飲食店に10社余りが集まって、残りの工事を受注する順番などを決めたということです。
特捜部は、工事を発注した側の鉄道・運輸機構も各社の談合に協力した疑いがあると見て、公正取引委員会と連携して、実態の解明を進めています。
インフルエンザの流行が拡大しています。
インフルエンザの患者は、去年11月から増加を続け、ことしに入ってからは、大流行が起きているおそれを示す警報レベルの地域、ご覧の赤で示した地域が全国に広がっています。
特に増えているのは、5年前、新型インフルエンザとして大流行した、H1N1型のウイルス。
専門家は、流行はピークにさしかかりつつあると話しています。
元気いっぱい遊ぶ子どもたち。
高松市の保育園では、インフルエンザ予防のため、ある取り組みをしています。
歌いながらの手洗い。
子どもたちに丁寧に時間をかけて手を洗ってもらうためです。
各地で広がるインフルエンザ。
国立感染症研究所によりますと、先月26日までの1週間に、国内およそ5000の医療機関を受診したインフルエンザの患者は、12万2618人。
これをもとに推計した患者数は、132万人と急増しています。
専門家は現状をどう見ているのでしょうか。
そのH1N1型のウイルス。
5年前、新型インフルエンザとして世界的に大流行しました。
今シーズンはA香港型に加えて、H1N1型の感染が多いのが特徴です。
H1N1型は、免疫を持たない幼い子どもや、持病がある人などで、重症化のリスクが高いと専門家は指摘します。
重症化を防ぐために有効なのが、ワクチンです。
厚生労働省によりますと、今シーズンの在庫は十分足りているということですが、今から接種しても間に合うのでしょうか。
予防接種をしても心配なインフルエンザ。
どんな症状が出たら、感染を疑ったらいいのでしょうか。
インフルエンザ、流行はピークにさしかかりつつあるということですね。
そうですね。
まずその意識を持って、しっかり予防すること。
また、ウイルスを持っていた場合、周りの人にうつさないためにも、ふだんから手洗いやマスクといった対策、しっかり行ってください。
続いては、開幕まであと3日に迫ったソチオリンピック。
こちらは、今回から正式種目となった、スキーフリースタイルハーフパイプ代表の津田健太朗選手です。
今回のオリンピック、津田選手はいつも支えてくれた亡き父親と共に臨みます。
スキーフリースタイルハーフパイプ代表の津田健太朗選手。
この種目の日本男子の第一人者です。
ワールドカップで7位に入賞するなどして、オリンピックの切符を勝ち取りました。
先月18日、オリンピックが決まって、初めて石川県の実家に戻ってきました。
お帰り、おめでとう!
真っ先に報告したのは、亡き父、勤さんでした。
勤さんは去年12月、突然亡くなりました。
スキー場で、スノーモービルの下敷きになる不慮の事故。
まだ59歳でした。
楽しみにしていた息子のオリンピック出場報告を聞くことはできませんでした。
津田選手がスキーを始めたのは4歳の頃。
指導員の資格を持つ勤さんに、スキー場に連れて行かれたのがきっかけでした。
津田選手は22歳のとき、日本でそれほど盛んではないハーフパイプを始めました。
これまで世界各地を回って、競技を続けてきました。
資金面の援助はもちろん、精神的にも支えてくれたのは、父親の勤さんでした。
亡くなる直前に、父親から送られてきたメールです。
アメリカの大会で予選を突破した息子へのメッセージです。
おーい、決勝も頑張れよ。
励ましのメールは、たびたび届きました。
ことしのお正月、勤さんの友人のもとに年賀状が届きました。
2月に健太朗がソチオリンピックに出場予定です。
ご声援よろしくお願いします。
オリンピック代表に決まる前に出された年賀状。
勤さんは津田選手が出場することを信じて、亡くなる直前に、500枚の年賀状を送っていたのです。
3、4歳だと思うんですけどね。
これ、親父です。
若いの親父。
津田選手の携帯電話には、勤さんの写真が保存されています。
スキーを始めた幼い頃、一緒に写した思い出の写真です。
亡き父と一緒に夢みてきたオリンピックの大舞台。
津田選手は父への思いと共に挑みます。
父親の勤さんは、息子のオリンピック出場が決まる前に、すでにソチへの航空券やホテルなどを予約していました。
勤さんが亡くなったため、一度はキャンセルしましたが、津田選手のオリンピック出場が決まったことで、再度、チケットを取り直し、津田選手の母親と妻が現地に応援に行くことにしています。
津田選手にとって、オリンピック初の舞台となる、スキーフリースタイルハーフパイプの男子予選は、日本時間の今月18日に行われます。
続いては東京都知事選挙。
首都東京の課題。
2回目のきょうは、超高齢化です。
世界で最も高齢化率が高い日本。
首都東京はこれから、前例のないスピードと規模で高齢化が進むのです。
1330万人が暮らす東京。
東京オリンピックの5年後の2025年、75歳以上の後期高齢者が急増すると推計されています。
高度経済成長の時代、東京には団塊の世代を中心に、大勢の人たちが、地方から仕事を求めて出てきました。
その世代がすべて後期高齢者となるのです。
東京の後期高齢者は、2010年で123万人。
それが団塊の世代が加わることで、15年間で75万人増え、2025年には198万人となります。
そこで最も問題となるのが、介護施設に入れない待機高齢者。
近い将来、介護難民が大量に生まれると指摘されています。
到来する超高齢化の時代。
どう向き合えばよいのでしょうか。
行政の委託を受けて、高齢者の見守り活動をしている、高林一宏さんです。
都内のアパートに1人で暮らすこの女性。
高度経済成長期に北海道から上京し、学生寮の寮母などをしてきました。
80歳になる今、1人暮らしを続けています。
かつて女性は自宅にごみをため続けていました。
2か月余り前、ぼや騒ぎを起こしたのがきっかけで、判断能力に衰えがあることが明らかになりました。
高林さんは、地域には認知症などで介護が必要なのに、施設に入れない高齢者が数多くいるとしています。
杉並区にある特別養護老人ホームです。
常時、満室の状態が続いています。
こちらが、特養を申し込まれている方の申し込み書でございます。
入所待ちの高齢者の数は、実に731人。
平均年齢は80代後半。
中には、100歳近い人もいます。
1年以上、入所待ちを続けている吉澤芳枝さんと長男の智太郎さんです。
芳枝さんは、アルツハイマー病と糖尿病を患っています。
入所待ちの間に、要介護度は3から、最も重い5に上がりました。
独身の智太郎さん。
きょうだいはなく、1人仕事をしながらの介護には、限界があると感じています。
東京オリンピックの5年後に到来するとされる超高齢化の時代。
介護難民が急速に増えると指摘されています。
こちらは、後期高齢者1000人当たりの介護関連施設のベッド数を計算したもので、赤の部分は、全国平均と比べてベッド数が少ない地域です。
4年前の2010年の段階で、23区はすべて、全国平均を下回る赤。
濃い赤の部分、ベッド数が全国平均の60%にも満たない地域も、一部に出始めています。
さらに専門家の試算では、このまま介護施設が増えなかった場合、2025年には、濃い赤の部分が、23区すべてと12の市にまで広がってしまうのです。
超高齢化の時代にどう備えるのか。
2000人の待機高齢者を抱える杉並区。
担当者が訪れたのは、少子化で閉鎖した小学校です。
使わなくなった校舎を、特別養護老人ホームにしようとしています。
しかし、都内だけでは用地の確保が難しいのが現状です。
およそ150キロ離れた静岡県南伊豆町の土地。
杉並区は、かつて区の教育施設があった跡地に、特養を作ろうとしています。
高齢者にとっては、住み慣れた土地を離れることになりますが、苦肉の策です。
国際医療福祉大学の高橋泰教授です。
超高齢化の時代には、介護施設や人材には限りがあるという前提で、対策を考えていく必要があると指摘しています。
では、ここからは報道局の臥雲記者とお伝えします。
臥雲さん、高齢化といいますと、どちらかというと、地方という、地方の問題という印象もあったんですけれども、実際は東京で、後期高齢者が急増。
介護がここまで深刻な状況になるんですね。
東京に集中した団塊の世代が、2025年にはすべて75歳以上になります。
75歳以上になると、介護の世話になる場面が一気に増えます。
その一方、施設を増やそうとしても、地価が高い東京では限界があるんです。
こうして生じる需給ギャップは、介護と同様、程度の差こそあれ、医療も例外ではありません。
東京にとって、超高齢化対策は目をそらすことのできない重い課題です。
こちらはきのうに続きまして、6人の候補者から、20字以内で回答してもらったものです。
超高齢化社会に直面する社会保障政策について、届け出順に見ていきます。
まず宇都宮さん。
包括的な生活保障システムと掲げてますね。
宇都宮さんは、住まいや雇用を含め、切れ目なく行政の制度や施策を充実させることを前面に掲げています。
高齢者に対しては、医療、介護の保険料を値下げすることや、医療費の窓口負担を段階的に無料化することを訴えています。
また中松さんは、高齢者を社会から孤立させない取り組みの必要性を訴えています。
そして田母神さんは、高齢者に優しい街の再開発ということですね。
多摩地区や島しょ部に、高齢者が安心して余生を送れる、新たな街を作るというものです。
田母神さんは、働く意欲と体力のある高齢者には、さまざまな形で社会に奉仕する仕事を提供することも掲げています。
そして舛添さん。
安心、希望、安定の社会保障。
舛添さんが強調するのは、厚生労働大臣の経験を生かした、さまざまなライフスタイルに合った社会保障ということです。
具体的には、70歳現役を目指して、求人の発掘や職業紹介を推進する一方、特養や高齢者向け住居を増設するということも掲げています。
そして細川さんは、先見的都市モデルを目指すとありますが、これはどういうことでしょうか。
細川さんは、地域のコミュニティを活用して、近隣の人どうしが助け合う、共助の仕組みを作るとしています。
また、医療や介護などの分野で、既得権のしがらみを断って、思い切った改革を進めるということも訴えています。
さらに家入さんは、高齢者と若者が一緒に暮らすことが大事で、シェアハウスなどの居場所を増やすとしています。
超高齢化時代の社会保障政策を進める、進めるにあたって、東京都に求められること、どんなことでしょうか。
社会保障の課題は、高齢者問題以外にも、子育て支援や雇用支援など、多岐に渡ります。
一方で、財源や施設には限りがあります。
東京都のリーダーに求められるのは、ばら色の想定ではなくて、厳しい現実を直視したグランドデザインを描くことです。
その際には東京だけでなく、首都圏全体や、地方都市との連携といった視点も必要になります。
臥雲記者とお伝えしました。
東京都知事選挙、首都東京の課題、あすはエネルギー問題についてお伝えします。
週明け3日のニューヨーク市場。
アメリカ経済の先行きに慎重な見方が広がったことから、ダウ平均株価は300ドル以上値下がり。
円相場は、およそ2か月半ぶりに、1ドル100円台まで値上がりしました。
3日のニューヨーク株式市場は、この日、発表された、アメリカの製造業の景況感を表す経済指標が市場の予想を下回ったことから、幅広い銘柄に売り注文が集まりました。
ダウ平均株価は一時、先週末より340ドル以上値下がりし、結局、326ドル5セント安い、1万5372ドル80セントで取り引きを終えました。
この日は、ヨーロッパや中南米の主要な株式市場でも、株価が軒並み大きく値下がりしました。
市場関係者は、新興国への懸念を背景にした株安の連鎖に歯止めをかけるためには、アメリカ経済の順調な回復が欠かせないと見られていたが、そのアメリカ経済の先行きに慎重な見方が広がったことで、投資家は一斉にリスクを避けようという姿勢を強めることになったと話しています。
また3日のニューヨーク外国為替市場では、ドルを売って、比較的安全な通貨とされる円を買う動きが強まり、円相場は一時、およそ2か月半ぶりに、1ドル100円台まで値上がりしました。
現在は、1ドル101円4銭から6銭で取り引きされています。
スポーツ、西堀アナウンサーです。
おはようございます。
ソチオリンピック、いよいよあと3日ですね。
日本の選手たち、続々とソチに到着しています。
フィギュアスケートでメダルの獲得が期待されるこちら、羽生結弦選手。
阿部キャスターが空港で直撃しました。
今、姿が見えました。
フィギュアスケートの羽生結弦選手、今、ソチに到着しました。
お疲れさまです。
練習拠点のカナダから現地入りした羽生選手。
飛行機は予定より1時間ほど遅れました。
羽生選手は、翌日から早速、現地のリンクで練習することにしています。
そしてスキージャンプ女子の高梨沙羅選手も、先ほどソチに到着しました。
高梨選手など、ジャンプ女子の日本代表3人は、およそ1時間半前にソチの空港に到着しました。
今シーズンのワールドカップここまで13戦で10勝と、圧倒的な強さの高梨選手。
オリンピックでも金メダル獲得が期待されています。
一方、開幕前のあさってから競技が始まる選手もいます。
こちら、スキーフリースタイル女子モーグルの伊藤みき選手です。
去年の世界選手権で銀メダルを獲得した実力者です。
ひざをけがしてましたよね。
そうなんですよね。
その気になるけがの状態、どうなんでしょうか。
伊藤選手は去年12月に右ひざを大けがし、今シーズンは大会に出場していません。
この日は、前の日には跳ばなかったジャンプ台からまっすぐ跳ぶ動きを繰り返し練習。
6日の予選に向けて、踏み切りや着地の感触を確認していました。
こちらは、スノーボードの男子スロープスタイル、ジャンプ台や障害物のあるコースを滑って技を競う、ソチ大会の新種目です。
17歳の高校生、角野友基選手が、本番の会場で初めての練習。
去年のワールドカップで、日本選手として初勝利を挙げた角野選手。
高い。
これ、すごいですね。
ねえ。
この日の練習では、3時間余りかけて、体の動きを確かめながら、じっくりと滑り込んでいました。
これ、ルールがあまり分からなくても、迫力だけで見られますね。
すごいですね。
すごい高さでしたものね。
オリンピックで見られるの、楽しみですね。
この男子、スロープスタイルと女子モーグルの予選は、日本時間であさって6日の午後から夜にかけて行われます。
スポーツでした。
一生懸命、どうしたんですか?
何、指折り数えてるんですか?
最後の2、3歩しか映ってなかったんですが。
本当ですか?結構手前から頑張ってたんですけど。
きょうは何?
これ、不思議な動きなんですが、きょうのテーマに関係あるんです。
こちら、ご覧ください。
きょう取り上げるのは、指先体操なんですね。
どんな体操なんですか?
手は、脳につながる神経細胞が、ほかに比べて多いことから、第二の脳ともいわれているんですよね。
なので指先を十分に動かせば、脳が活性化するというわけなんです。
東京都内で開かれている指先体操の教室です。
この指先体操を提唱している堤喜久雄さん。
全国各地で、年間150回以上教室を開いています。
この日、行ったのは、指先のダンス。
左右の人さし指と小指をダンスのように動かします。
指先体操には、どのような効果が期待できるのでしょうか。
長年、脳の研究を続けている、杏林大学医学部教授の古賀良彦さんです。
考えながら指を動かすときに使うのは、前頭葉の一部で、脳の司令塔となる前頭前野です。
指を自在に動かす指先体操なら、この前頭前野を十分刺激することができるといいます。
指先体操によって、脳の活動はどうなるのか。
特殊な機械で脳の血流量を測定してみることにしました。
こちらは、安静にしているときの前頭葉の画像です。
指先体操を行ってみると。
血流が多いことを示す、赤い部分が増えましたよね。
指先を動かすことで、前頭葉の活動が盛んになったことが分かります。
そうですね、それは分かるんですけど、でもこれね、近田さん、横でこうやってピアノ弾いてるみたいに、結構、難しいですよね。
そうなんですよね。
でも古賀先生によりますと、指先体操のポイントは、うまくできることではなくて、指を動かす努力をすれば、脳の活性化に効果があるということなんです。
努力をする。
やってみましょうか。
指先体操の提唱者、堤さんもお勧めの体操です。
まずは両手を使い分ける親指体操からです。
これ、私がさっきやってた体操です。
これが基本形。
2つのことを同時にするのがいいんです。
近田さん、できていますか?
今度、変わるんですね。
そうなんですよ。
慣れたら前に出す指を増やしてみましょう。
頭使いますよね。
さあ次に行きますよ。
次は足し算体操です。
そのまま、2本、3本と出す指を増やしていきましょう。
いい調子ですね。
運動に計算が加わることで、脳がさらに活性化するんです。
なんか疲れましたよ。
最後はじゃんけん体操です。
じゃんけん体操?
前の手がグーなら後ろの手はチョキです。
そして前の手がチョキならば、今隠れてしまいましたが、後ろの手はパー。
そう、前に出す手が勝つようにじゃんけんをしながら、腕を振ってみてください。
個人的には、これ、結構難しいなと思ったんですが、お2人どうですか?
考えちゃいますね。
なかなか難しいですけど、でも指先体操、いくつか、何か、テレビ見ながらとか、気軽にできそうなところもいいですよね。
どれぐらい、1日にやったらいいんですか?
杏林大学の古賀先生によると、脳を活性化するには1日5分程度、1か月以上続けると効果があるということでした。
では、最後におさらいです。
きょうは川柳にしてみました。
下手でいい、指先動かし脳元気。
いかがでしょうか。
いいですね。
さあそして、上條アナウンサー、あしたからソチオリンピックの取材に行きますね。
そうなんです。
あすから行ってきます。
日本選手の頑張る姿、活躍にどれだけ出会い、どれだけお伝えできるか、本当にワクワクしています。
どの瞬間も見逃さないよう、しっかり取材してきます。
また、ソチのスタジオからお会いしましょう。
上條アナウンサーでした。
では続いて気象情報です。
きょうは真冬にまた逆戻りなんですね。
東京・渋谷、今、どんな様子でしょうか。
渡辺さん。
今、とっても風が冷たくて、結構強まっているんですよね。
北風でして、明け方からこの時間にかけて、どんどん気温が下がってきました。
渋谷、今7度と、ちょっとまだ高めなんですが、このあとさらに日中にかけて、どんどん下がっていく一方なんです。
今季、最強クラスの寒波がやって来ます。
そう言っているうちに、ちょっとぽつぽつと、弱い雨も降り始めてきました。
上空、見上げてみますと本当にどんよりしていますね。
太平洋側、このあと雪に変わり、そして日本海側では雪が強まりそうです。
このあと朝9時の予想ですが、太平洋側の関東や四国で雪の降る所があり、そのあと昼過ぎから夕方には、近畿や関東南部も広く雪に変わってきそうです。
特に関東地方の平野部は、東京23区も含めて1センチから3センチの雪が降り、うっすら積もる所もあります。
内陸ではもっと積もるおそれもあるので、車の運転はチェーンをご用意ください。
夜には太平洋側の雪はやんできますが、日本海側、今夜にかけて雪が強まります。
特に、きょうは北陸や山陰地方で、大雪のおそれがあり、山では雪崩が大変起こりやすくなりそうです。
さあそして、寒さもかなり厳しいです。
予想最高気温です。
2014/02/04(火) 07:00〜07:45
NHK総合1・神戸
NHKニュース おはよう日本[字]
▽再びH1N1型が…インフル流行最新情報 ▽厳しい寒さに逆戻り ▽巨大都市東京の課題“超”高齢化どうする
詳細情報
番組内容
【キャスター】近田雄一,鈴木奈穂子,【スポーツキャスター】西堀裕美,【気象キャスター】渡辺蘭
出演者
【キャスター】近田雄一,鈴木奈穂子,【スポーツキャスター】西堀裕美,【気象キャスター】渡辺蘭
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
スポーツ – スポーツニュース
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 1/0モード(シングルモノ)
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32080(0x7D50)
TransportStreamID:32080(0x7D50)
ServiceID:43008(0xA800)
EventID:33933(0x848D)