ソチオリンピック ◇スノーボード 女子パラレル大回転 ◇アルペン 男子大回転[SS] 2014.02.20

生字幕放送でお伝えしています≫ソチは今午後7時半を回ったところです。
昨日の雨は今日はあがったんですが日中、あまり日も差さずひんやりとした1日だったんですが。
夜に入って風もあって、ちょっと冷たくなってきた感じです。
先ほどまでレースが行われていたスピードスケートの会場レースが終わってお客さんの姿もほとんどなくなりました。
杉浦アナウンサーはひと足先にパークのスタジオに移動。
私も、このあとあとを追いかけます。
皆さんにはここでスノーボードのパラレル大回転。
メダルのシーンをご覧いただこうと思います。
竹内智香選手が見事な銀メダルを獲得しました。
彼女は4回目のオリンピックになります。
今シーズンはワールドカップで非常にいい成績。
2位が続いていまして好調だと聞いていました。
実際に、そのレース銀メダルを獲得しましたがその彼女のレースをご覧いただいてこのあとは深夜1時5分ごろにはアルペンの男子大回転。
そして、彼女の表彰式もこのあとの放送でご覧いただくことにしています。
その女子パラレル大回転の模様をご覧いただきましょう。
≫竹内智香4度目のオリンピックで金メダルを目指す戦い。
ソチオリンピックスノーボードアルペン男女パラレル大回転予選です。
まずコンディションですがこのところ開幕以来一番冷え込んでいるでしょう。
気温はマイナス1度。
雪の温度雪温はマイナス2度です。
少し、風が吹いているというこのコンディションいかがですか。
≫結構、雪が解けたりとか雨が降ったりとかコンディションが心配されたんですが昨日からしっかり整備されて非常にいいコースになったと思います。
≫昨日は雨が降りました。
そして夜は雪に変わっています。
今日は日ざしを浴びているというこのコース。
全長は650m高低差は155mゲートは29本設定されています。
ご覧のようにレッドコースとブルーコース平行して滑る。
これがパラレルとなります。
どんなことがポイントになりますか。
≫まず予選はしっかりと滑って決勝に進出するということが最低条件です。
≫男女ともに32人がエントリーしています、予選です。
2本ずつ滑って今の2つのコースを滑って16人が決勝トーナメントへ進出する。
ですから、まずはタイム勝負。
いきなり映りました竹内智香です。
≫笑顔が見られますね。
ビブナンバーは8番です。
日本チーム、談笑している姿が心強いですね。
≫非常にリラックスしています。
≫日本からの応援団も駆けつけています。
スタート地点は1175mという標高で155mを一気に下ってきます。
画面左、ブルーコースが日本の竹内智香、30歳。
これが4度目のオリンピック。
そして画面右はノルウェー26歳ヒルデ・カトリーヌ・エンゲリです。
緊張の予選1本目。
余裕を持っていけるか竹内智香。
どのくらいの調子かというのがこれでうかがえますがかなり速くいってエンゲリにリードしています。
≫竹内選手、非常に乗れています。
≫かなり攻めているように見えます。
緩斜面に入ってもかなりのスピード。
≫リズムもいいですし体も大きく動かしています。
≫これはエンゲリのことは考えていないですね。
≫自分の滑りに集中してますね。
≫10本完璧な滑りを目指す。
ただ、少し失敗があってもそれはかまわない。
≫これは非常に速いですね。
≫まずは1本目。
決勝トーナメントに向けて上位16人に入る必要はあります。
ただ、竹内の実力からすればそれほど焦る必要はない。
≫速いですよ。
≫コースはレッドとブルーの違いはありますが竹内はここまででトップです。
≫竹内選手、調子いいですね。
≫待ちに待った瞬間です。
予選どの位置で抜けるか。
レッドコース、竹内智香。
どんな状況にも対応できる準備をしてきた。
ただ、100点満点の対策ではないという準備をしてきたと語る竹内智香。
レッドコースを滑ります。
一方、パトリツィア・クンマーがブルーコース。
焦らないでほしい。
ミスはつきものと考えていると話していました、竹内。
≫慎重になっていますね。
ややクンマーが先行という形。
≫リズムに乗ってどんどん下に落下してきていますからいいですね。
≫どんどん体を動かしてきている。
並んで、サイドバイサイドになってきました。
クンマーに対して。
≫両者、いい滑りです。
≫1本目、速かったのは竹内智香。
≫竹内選手の滑りは上体が安定していてやはりフィジカルにしっかり取り組んできた証明ですね。
≫しっかりと今まではあまり取り組んでいなかった肉体改造にも取り組んできました。
トップはクンマーに一瞬なりましたが1本目のタイムで上回った竹内智香がトップのタイムで予選1位で決勝トーナメントに進出です。
≫この予選1位通過というのはすばらしい成果だと思います。
≫昨シーズンのイタリア開幕戦で初めてワールドカップ125戦目で日本人として初めてアルペン種目で優勝したという選手ではありますがこの予選のトップもすばらしいですよね。
≫もともと、スピード系は世界との差がすごく開いていましたから。
そういった意味では彼女は本当に日本の力を示してくれたということです。
≫笑顔が見られました、竹内智香。
それではトーナメント表に基づいてこの並び、ご覧いただきます。
まず、予選16位のボッカチーニと戦う竹内。
そして、準決勝辺りまでに当たる選手たちが並んでいますが誰がポイントになってきますか。
≫本当に今の竹内選手の状態は非常にいい状態なので問題なく勝ち上がってくれると思います。
≫誰がきてもというところですね。
ただ、予選2位のクンマーに関してはワールドカップでも2戦戦って今シーズン敗れていますので。
ぜひ決勝で仕返しをしてほしい。
この大舞台で勝ってほしいですね。
まずは竹内智香。
予選トップ。
イタリアのボッカチーニ。
予選16位との対戦です。
スノーボードアルペン男女パラレル大回転。
1回戦。
決勝トーナメント1回戦。
まずはレッドコースが竹内智香。
≫いいですね落ち着いていますよ。
ここは無理する場所ではないです。
≫まずは急斜面から入ってきます。
≫リードしましたね。
≫2本目はリードを持ってスタートすることになります。
≫予選同様、流れがあって板が下に向かってきてますね。
≫予選トップの竹内智香。
ボッカチーニとしてもかなりチャレンジしてきている。
≫ボッカチーニ選手は攻めるしかないと思いますね。
≫ここから8本滑り切って勝ち抜けば金メダルということになります。
≫安定していますね。
≫この1戦に勝てば竹内は自身初めてのベスト8。
そして、予選トップですので5位が確定ということになります。
その差は1秒07。
対戦相手のボッカチーニに対して1秒以上の差をつけました。
いかがですか。
≫竹内選手、スタートから全然無理をしていないんですね。
まだ滑りには余裕が見られますし。
全く上体もぶれないんです。
これは彼女がこの1年必死に積み上げてきたフィジカルの成果だと思います。
≫これまでは重視してこなかった部分も日本に拠点を移して。
それまではスイスで5年間戦っていたわけですが。
さまざまな人の助言アドバイスも聞く耳を持つようになったと話しています。
今日、4本目の滑り。
竹内智香はボッカチーニに対して実に1秒07の差があります。
無理をする必要は一切ないこの2本目。
2本勝負の2本目。
何がポイントですか。
≫これまでの滑りを見ていて本当に安心して見ていられるぐらい安定していますね。
ですから、2本目も1秒のリードがありますから決して無理をしないでまずはしっかり自分の滑りをしてもらいたいと思います。
≫ワールドカップでの優勝経験もあります。
世界の頂点を知っているという竹内智香がブルーコース。
レッドコースはイタリアのボッカチーニ。
予選トップの竹内と予選16位のボッカチーニの対戦。
ちらりと相手を見たか、竹内。
決勝トーナメント1回戦、2本目。
この滑りで勝負がつきます。
ブルーコースの竹内。
差がついてスタートしました。
これが1本目の差です。
≫きれいにクリアしてきてます。
≫入りはいいですね。
少し手が揺れましたが。
≫大丈夫です。
上体も安定しています。
≫焦る必要は一切ありません。
≫安定感があります。
≫ボッカチーニが攻めてくるはずです。
≫ボッカチーニ選手は攻めるしかないですからね。
しかし、やはり離れていきますね。
竹内選手、非常に好調ですね。
≫4度目のオリンピック竹内智香。
トリノの9位が過去最高。
ベスト8進出ということになれば予選でトップでしたのでその時点で5位以上が確定となります。
過去最高を確定することができるか。
最後まで慎重にいってほしい。
≫全然無理をしていないですね。
最後は流しましたね。
≫十分に差がついてガッツポーズ。
≫すばらしい滑りですね。
≫余裕を持って5位以上が確定。
金メダルへの戦い。
すばらしい戦いを見せています。
竹内の名前が出ました。
レッドコースからスタートしていきます。
予選トップ。
予選8位のケールヴとの対戦カナダ。
35歳のベテラン。
竹内も30歳。
今、ノリに乗っています。
集中力を高める画面右レッドコースの竹内智香。
準々決勝、1本目。
同時にスタート。
緊張もあるでしょうがどうでしょう。
≫いいですね滑りに硬さはないですよ。
リードし始めましたね。
≫徐々にリードをつけ始めています。
ケールヴとの対戦。
緩斜面に入ります。
≫ケールヴもついてきてますね。
≫デッドヒートになっている。
完璧な滑りを見せることができるか。
完璧でなくてもこの対戦相手に勝てばいいんです。
レッドコースが竹内。
≫スムーズな流れですしまだ滑りには余裕があるように見えますね。
≫少し竹内が前に出たか。
≫いいですね、竹内選手。
≫余裕があります。
滑れています。
ケールヴに対して0秒74。
最後の中程度の斜面で一気に差をつけてきました。
≫途中までサイドバイサイドでこられたんですが竹内選手決して焦ってないですね。
≫我々のほうが少し焦った感じが無きにしもあらずです。
≫ちょっと、本当に私も緊張してます。
本当に、手に汗握りながら応援しています。
≫最後の調整合宿。
それを調整したセッティングもしたのが長岡さんです。
≫一緒に合宿に参加させてもらいまして本当に彼女の完成度取り組み姿勢。
そして、またメディア対応を含めて心技体がそろっているというふうに本当に頼もしさを感じました。
≫1本目0秒74の差をつけています。
この差をもってブルーコースを滑っていきます竹内智香です。
勝てばベスト4。
メダルに王手。
自信を持ってスタートしたい。
0秒74の差でケールヴが追いかけます。
ミスがあった!ケールヴにミスがありました。
焦りがあったか。
これで竹内選手は…。
≫無理をする必要は一切なくなりました。
≫最後まで転倒などなくしっかりと滑り切ればベスト4進出。
≫やはり、今、実力的に竹内選手と当たると相手選手が嫌がるんですよね。
≫自滅をしてくれる選手が結構多いんだというふうに本人も話してくれました。
≫それほど竹内選手が力をつけてきて当たるといやだなって外国人選手に思わせている。
本当にすばらしいと思います。
≫ケールヴが諦めずに追ってきてますがセーフティーリードで無理をする必要はありません。
ベスト4進出、決定です。
竹内智香メダルに王手をかけました!4位以上確定、ガッツポーズ。
過去最高、さらに1段階段を上りました。
北海道旭川市出身、30歳。
みずから開発した板で挑んでいる竹内智香の戦い。
5年間、スイスのナショナルチームとのトレーニングがありました。
日本に帰ってきて2シーズン多くのことを多くの方から学んで、そしてサポートを受けて今大会を迎えたといいます。
フェリックス・スタドラーコーチは日本に戻ってその応援を受けて日本人として戦わなければ金メダルはないとまで断言したそうです。
そのアドバイスに沿って日本に戻ったわけですよね。
≫そうですね。
≫多くの人のあと押しを受けて。
さあ、いざ、メダル確定の戦い。
日本の竹内智香、レッドコース。
ブルーコースはオーストリアの23歳イナ・メシク。
1本目。
2本で勝負を行います。
同時スタートの1本目。
レッドコース、ビブナンバー8番竹内智香の滑りに注目。
少しバランスを崩したように見えますが。
≫大丈夫です、落ち着いています。
≫焦る必要はありません。
予選ではトップだった竹内。
予選13位のメシクに対して余裕を持って精神的には全くぶれずに焦らずに臨めているはずです。
≫この辺もまだ慌ててないです大丈夫ですね。
≫2本で勝てばいいんです。
まだサイドバイサイド。
≫竹内選手上体がしっかり安定していて本当に滑りに乱れがないですよね。
≫差がついた!ミスをしたのはメシク。
やはり滑れている竹内智香が先行。
準決勝の戦い1秒01、1本目。
大きな差をつけました!これで、決勝進出に王手をかけました。
≫強いですね、竹内選手。
2本で戦うわけですがこの差はいかがでしょう?1秒01です。
≫非常に余裕を持ってスタートできると思います。
竹内選手、今いいところはずっと相手とサイドバイサイドでくるんです。
ただ、自分が勝負できるポイントをしっかり分かってミスがないんですね。
大きなミスがない。
しっかり勝負するところで滑ってこれる。
本当に強さがありますね。
≫強さ、安定感。
それを感じます竹内智香。
1本目は先着しました。
準決勝の第2ヒート。
こちらは熱い地元のザワルジナ。
レッドコース、クンマーは逆転で準決勝進出。
ブルーコース。
同時スタートの1本目。
レッドコースが地元のザワルジナ。
≫両者、安定して滑っています。
≫ただクンマーはややリードをしました。
≫まだ分からないですね。
並んでいます。
≫手に汗握る竹内智香の対戦相手になるかどうか。
まだ竹内智香は勝ち抜きは決まっていませんが次の2本目で勝てばメダル確定という竹内。
対戦相手が決まろうという第2ヒート。
≫両者大きなミスもなく降りてきていますね。
≫サイドバイサイド、これは熱い。
≫大歓声に吸い込まれるようザワルジナのスピードが上がってきた。
僅かに先着はザワルジナ!1本目、ザワルジナ。
予選2位のクンマーに対してこの1本目、序盤は先行を許したように見えたザワルジナ。
予選は6位だったんですが地元の声援のあと押しでしょうか。
≫本当に安定した滑りでなかなかミスをしないんですね。
≫激しいつばぜり合い。
最後の最後に僅かにさしきったというザワルジナです。
≫特にこのスノーボードのアルペン競技では長年、海外勢との差というのが大きくあったんですけど本当に竹内選手がその差を詰めてきてくれましたね。
埋めて、詰めてそして、それを追い越そうとしています。
予選トップだった竹内智香。
この準決勝、1本目はメシクに対して1秒01の差をもってこの2本目。
2本で勝負をするパラレル大回転です。
スタート、準決勝。
自信を持って滑ってほしい竹内智香。
メダル確定へ、運命のスタート。
メシク選手は攻めるしかないですからね。
≫当然攻めてきます。
先着したほうが勝ち。
分かりやすいルールです。
≫竹内選手は安定しています。
≫かなり攻めてきている。
≫メシク、転倒。
≫転倒があった瞬間にあとは、フィニッシュをすればメダル確定。
金メダルか銀メダルという滑り。
それを確定させるための滑りです。
≫それでもなお安定してますからね。
≫何もミスがありません。
ほぼノーミスでここまできている。
予選トップです。
堂々と胸を張っていいメダル確定の滑り。
自分の世界に入ってほしい。
≫竹内選手、やりましたね。
≫竹内智香。
これはワールドカップではありません。
オリンピックの舞台。
銀メダル以上、確定!竹内智香、30歳。
この大舞台でやってのけました!ソチオリンピック日本の女子初めてのメダル。
≫すばらしいですね。
≫あとは羽生結弦選手がフィギュアスケート男子で金メダルをとりましたがそれに並ぶことができるか。
日本の女子、3人目の冬季オリンピック金メダルに挑みます。
これ、ご覧になっていかがですか。
メシクとしては攻めるしかなかった。
≫メシク選手は精神的にも、智香相手かというのがあったと思います。
≫ある意味、自滅となりましたね。
≫いくしかないっていう気持ちとその中でも竹内智香選手の安定した滑り、これは見事です。
≫表情、余裕です、竹内。
我々のほうが思わずせっぱ詰まってしまったような。
そんな瞬間でした。
竹内智香、銀メダル以上確定!その決勝の対戦相手が決まります。
2本目はわずか0秒04の差。
地元のザワルジナか。
スイスのクンマーか。
クンマーはワールドカップで今シーズン2度、竹内を破っている相手。
赤いウエアがクンマー。
ほぼ差がない、サイドバイサイド。
≫クンマー選手追い上げてきました。
≫やや先行しているか、クンマー。
ただ地元の声援を受けてザワルジナも最後まで諦めません。
≫まだ分かりません。
≫サイドバイサイドです。
転倒!クンマーがこれで余裕を持って竹内もこの準決勝相手のミスもあって勝ったというレースでしたが。
クンマーはみずからのミスがなければ。
セーフティーリードで今、決勝進出はスイスの26歳のクンマー。
宿敵、ライバル竹内智香が挑みます。
≫この2人の戦いになりましたね。
≫今、フィニッシュをしてクンマーのほうがちょっと精神的に疲れたというしぐさを見せました。
竹内智香はここまで予選トップ。
予選2位のクンマーとの対戦が決まりました。
ほとんどこの2人には差はないという中でただ地元のザワルジナ。
まだメダルは確定ではないんですが順位決定戦3位決定戦に向かいます。
熱い戦いでした。
≫やはり、ここは経験の差でしょうか。
やはり、クンマー選手がサイドバイサイドで滑ってきていても慌てなかったですよね。
≫ワールドカップ通算10勝のクンマーです。
≫ザワルジナ選手はここでいかないと勝てないという気持ちがやはり先行しましたね。
≫予選1位だった竹内智香。
予選2位だったクンマー。
実力者同士の決勝戦です。
今シーズン、ワールドカップこの大回転は2戦が終わった時点では2位、2位ということでランキングトップに与えられるイエロービブという勲章を与えられました。
ただ、今クンマーは3戦目で3勝目を挙げてポイントで実は2人は並んでいます。
ただ優勝しているのはクンマーということでイエロービブはクンマーのもとにあります。
≫さあ、1本目きますよ。
≫ただ、この決勝でオリンピックの舞台で勝つためにこれまで積み上げてきたものがあります。
竹内智香、30歳。
迎える決勝1本目。
≫落ち着いていきたいです。
≫ともに実力者。
ライバル同士の対戦。
≫両者、いいですね。
≫一つ一つのゲートに力が入る。
サイドバイサイド。
ややリードしたか。
いや、クンマーもリードしていく。
≫この辺りから竹内選手の見せどころですね。
≫レッドコースが竹内智香。
ここまでの戦いでは終盤に差をつけるというレースを見せてきました。
≫両者、お互いの実力を分かっていますから決して無理はしてこないと思います。
≫1本目ではなく恐らく2本目勝負になるか。
≫いいですね、竹内選手。
≫クンマーがバランスを崩したように見えるが先着は竹内!1本目、竹内が先着!0秒30の差。
≫見事ですね。
≫ただまだ分かりません。
宿敵、クンマーとの2本目。
1本目は先着見事、竹内智香です。
≫本当に滑りに落ち着きがありますね。
≫中盤での滑りで見事にクンマーに差をつけてのフィニッシュとなりました。
固唾をのむ、息をのむとはこのことですね。
≫本当にそのとおりですね。
≫本当にデッドヒートでどっちが前にいるか旗門ごとにゲートごとに変わっていましたね。
≫本当に、僕も震えてきましたよ。
≫言葉が少し少なめになってきましたが長岡さん。
ぜひ、勇気を持ってあと押ししましょう。
1本目、竹内智香宿敵クンマーに0秒30の差をつけて先着です。
ソチオリンピックスノーボードアルペン男女パラレル大回転決勝トーナメント決勝戦の2本目。
ここに堂々、竹内智香の名前です。
0秒30の差をつけてクンマーに先行してスタートをしていきます。
さあ、運命の瞬間。
50秒ほどで決着がつきます。
竹内智香、金メダルへ!≫ここは落ち着いていきたいですね。
ここは焦ってはいけませんよ。
≫安全にいく。
クンマーも無理はしていない。
≫この辺りから勝負ですね。
クンマー選手も追い上げてきますから。
≫終盤にこの大会決勝トーナメントで強さを見えている竹内智香です。
そういったことも分かってクンマーはプレッシャーをかけてくるでしょう。
その中で安定感のある滑りを見せている予選1位の竹内智香。
並んできた。
2本目、前にいったのはクンマー。
転倒!竹内智香、敗れる!クンマーが金メダル。
逆転を許して、またクンマーには勝てませんでした。
ただ、ただ、誇らしい。
見事にスノーボード女子初のメダル獲得は銀メダル!≫メダル獲得、お見事です。
≫健闘をたたえあうクンマーと竹内智香。
宿命のライバルが抱き合って今、健闘をたたえあいました。
≫最後少し焦ってしまいましたかね。
≫差を詰めて抜いてきたクンマーに対して少し焦りがあったか。
ただ、敗れてもなおこの笑顔を見せて今、ザワルジナと抱き合っています。
銅メダル。
≫竹内選手の銀メダルは本当に見事です。
よくやりました。
≫ソチオリンピック女子初の日本のメダルは竹内智香、銀メダルです。
そのレース振り返ってみましょう。
0秒3リードしてスタートしました。
≫序盤はもちろんあそこのパート、落ち着いていかなければいけないんですけどやはりクンマー選手がしっかりと追い上げてきましたね。
≫見事な滑りを見せました。
≫やはり、ちょっと竹内選手珍しいですね。
焦ってしまいましたね。
≫最後の最後で焦りが出たか。
さすがにやはり勝ちたいという気持ちが焦りを生んだかもしれません。
≫ただ、あそこは攻めないと勝てないですから。
これは、本当にフルアタックした結果のミスですから、本当に見事な銀メダルだと思います。
≫大回転。
今大会は中2日で回転という新種目もあります。
ここに向けてもすばらしい1つ目の種目で銀メダル。
ちょっと転倒があって肩を痛めていますが…。
ただ、喜びに沸く日本の応援団。
フラワーセレモニー。
竹内智香の名が高らかに読み上げられました。
笑顔です。
≫本当に竹内選手、やりましたね。
≫最高の笑顔を見せています。
フラワーセレモニー。
竹内智香がこの場にいます。
2位、銀メダルです。
多くの方がサポート、支えてその感謝の心も持って上がっていることでしょう竹内智香。
白い歯が光っています。
改めて感想、いかがですか。
≫もう僕は竹内選手ありがとうというそうした言葉しか浮かんでこないです。
≫よかったですね。
≫スノーボード女子パラレル大回転。
銀メダルは日本の竹内智香選手が輝きました。
おめでとうございます、本当に。
竹内選手の試合後のインタビューが入っていますのでご覧ください。
≫メダルとれたことはすごくうれしいんですけどやっぱり勝ちたかったっていうのが今の一番の気持ちです。
ここまで日本人の人たちがたくさん見に来てくださいましたし日本でも応援してくれる方がたくさんいたので、1本でも多くいい滑りを見せたいと思っていました。
これからスノーボードのアルペンスポーツを考えたら貢献できたかなと思います。
やっぱり本当に長かったですしこの環境このスタートに立つまでにたどり着く時間というのは長かったので同じことを経験しないでほかの選手は簡単にこの世界に凝れると思うのでそういう架け橋がこの20年間でやってきたことがつながったらいいと思います。
アジアとしては元気のないスポーツなので少しでもこれでアジアスポーツが元気になって次の韓国につながればいいと思います。
≫彼女は4回目のオリンピックですがスイスチームと一時期、一緒に練習もして、ずっとやって。
今、また日本の本拠地を移してきているんですが彼女がレースをやったあとにヨーロッパの放送局に答えるときはドイツ語、ぺらぺらで。
本当に見事にドイツ語で答えて完全にヨーロッパの中では第一線で戦い続けてその彼女が今後の若い人たちのためにということでこういうメッセージをもらえてうれしいですね。
当然、彼女にお祝いのメッセージファクスが届いています。
たくさん届いています。
おめでとう、スノーボードパラレル大回転銀メダル!と滑走している様子が描かれています。
大阪府の52歳の方からいただきました。
もう1枚、こちら。
スノーボードパラレル大回転男女ともに応援してました。
銀メダル、おめでとう。
兵庫県の方からいただきました。
ありがとうございます。
≫そして、メッセージも届いています。
ご紹介していきましょう。
≫この竹内選手見事、銀メダルを獲得しましたがその表彰式の予定も含めて放送予定です。
メダルプラザで竹内選手が銀メダルを受け取る瞬間を中継でお伝えします。
私たちのスタジオがあるこちらのオリンピックパーク。
パークを訪れた人たちを楽しませるさまざまな工夫がされているんです。
私が、歩いてきました。
歩いてくるとパークに向かうお客さんでこのようにすでに、にぎわっていました。
まだ午前中なんですがこんなににぎわっているんです。
親子連れや家族の方恋人同士などいろんな方がいました。
すぐにあるのがこちら、企業などが出している催しや展示のショーケース。
ここでは競技を擬似体験できます。
こちらはドイツの自動車メーカーのショーケースで雪山に見立てた高さ12mの場所から車に乗って傾斜30度を一気に駆け下りることができるアトラクションです。
結構、見た目より怖いです…。
≫30度って結構、斜度がありますよね。
≫ジャンプ台のアプローチのような感覚が楽しめるんですが実際にこうして車内に備え付けられた小型カメラで動画と写真が撮影されてお土産として渡してもくれるんです。
次に向かったのがオリンピック公式グッズ店。
責任者の方によるとオフィシャルグッズを扱う店ではロシア最大規模のお店です。
最大規模だけあって扱う商品は3000点以上。
こうしたロシアチームの公式ユニホームや公式ウエア。
ロシアの工芸品マトリョーシカのティーセット。
さらにマスコットのぬいぐるみなどほとんどの商品がここにそろっています。
中でも一番人気は、このカラフルな手袋なんです。
オリンピックカラーで自分の応援したいチームの旗が描かれたカバーをかけて使うんですが。
私が行ったこの日は日本チームの日の丸は売り切れていました。
なかったんです。
オリンピックパークを訪れた人々を楽しませているのはこういった大道芸人たちです。
演奏したりダンスしたり毎日さまざまな大道芸人がパーク内を歩き盛り上げています。
その数、300人以上でお祭りのような雰囲気をしていました。
そして、パーク内カメラを手にしている人たくさん見かけます。
中でも人気のスポットがこちら。
オリンピックの五輪ですね。
間近でこうして一緒に写真を撮ることができるので大好評なんです。
皆さん、並んでまで撮っています。
一番多いのはこうしてロシアの旗を掲げながら撮ってる人が多いです。
私も一緒に撮ってみました。
私は全然届いていないんですけど外国の方はみんな届いていたんですけど。
こんなようにオリンピックパーク本当に楽しめる工夫がたくさんされていてしかも競技のチケットがなくてもパークを楽しむ人のためのパークだけ入場できるチケットっていうのが販売されているんですね。
ウェブサイトやパーク近くの鉄道の駅で手に入れられて値段が200ルーブル。
日本円にして570円ほど。
パークの開園時間は10時から深夜の1時までですがフルで過ごすことができます。
深夜まで。
いろんなライブも行われているので皆さん思い思いに楽しんでいますがこの日、取材したときも実際、オリンピックの雰囲気を味わいたいから競技のチケットはないけどパークのためだけに来たという人もたくさんいました。
≫確かに私たちの放送っていうのは毎日こちらの時間の11時半までやっているときが多いですが帰るときにも人がたくさんいますよね。
≫皆さん、何してるのかと思うとライブを楽しんだりあと、噴水ショーとかが聖火台の前で行われていますが皆さん、思い思いに楽しんでそして、記念写真を撮って帰っていかれると。
≫今日、初めてさっきスピードスケートの会場からここまでパークの真ん中を横切ってきたんですが初めて気が付いたのがあの聖火台にスピーカーがついてたんですね。
突然聖火台から音楽が聞こえてきて。
≫ラフマニノフとかチャイコフスキーとか結構いろんなクラシック流れてそれに合わせて噴水が出ていますね。
≫不思議な聖火台です。
≫オリンピックパークの楽しみ方をお伝えしました。
≫今度はアルペン競技ご覧いただきましょう。
男子の大回転です。
昨日はご存じのようにかなり強い雨が降りました。
今日は一転して、特に午前中は晴れ渡ったんです。
それによって大きく雪の状態が変わりました。
雨でぬれた部分が固まってきてちょっとコースのコンディションが変わったんですがどんなレースになったのか。
アルペンの男子大回転をご覧いただきましょう。
≫アルペンスキー男子では4つ目の金メダルをかけた大回転ジャイアントスラロームの2回目のレースです。
青空が広がりました。
雪山と青空とのコントラストが非常に鮮やかなローザフートルアルペンセンターです。
雪の状態はハード非常に固いという状況。
雪温はマイナス2度という表示でした。
気温がプラスの3度。
オリンピック4大会に出場されました木村公宣さんとともにこの男子大回転2回目のレースの模様をお伝えします。
よろしくお願いいたします。
1回目トップ。
アメリカのテッド・リゲティが他を圧倒する好タイムをマーク。
ただ、2位以降は非常に僅差の戦いでメダル争いは非常に混戦になると思います。
12番スタートはイタリアのルーカ・デ・アリプランディーニ。
1回目は19位でした。
≫まだ10人滑っただけなんです。
テッドまではあと20人いるんです。
それがどう影響してくるかですね。
≫最初のチェックポイントはスタートした時点のリードより広げてきました。
≫攻めてきてますね。
≫イタリアのデ・アリプランディーニ。
≫ただ緩斜面の入り口で少し膨らんでしまって強くなると今のように…。
≫タイムロスになるんですね。
ほとんど差はなくなってきました。
≫まあ、耐えています。
できるだけああいう小さなミスをいかにして攻めながら耐えるか。
≫もう差がない。
現在トップはアメリカのジットロフ。
差がなくなりましたリードはなくなりました。
あとは最後の勝負になります。
12番スタートです。
≫この辺は落ち着いてうまく滑っています。
きましたね。
≫0秒22速いタイムできました。
トップに立ちました12人が終わりました。
1回目、16位でした。
ノルウェーのチェーティル・ヤンスルード。
イタリアのデ・アリプランディーニに対して0秒17のリードをもって2回目にいきます。
≫2番の選手まで、ザンパまでもコンマ8ぐらいの差ですからね。
なので、3つ目のメダルの可能性もないわけではないです。
≫スーパー大回転で金もとりダウンヒル、滑降では銅をとりました。
≫きましたね。
≫ノルウェーのヤンスルード。
≫勢いそのままに突っ込んできます。
≫今大会3つ目のメダルを狙って…。
≫きましたね。
ちょっと上から回しすぎている感じも見られますがいいラインで入っていると思います。
やはり情報が入っていると思うんですよ。
≫ノルウェーのヤンスルードこれはタイムが楽しみです。
≫外足、流されました。
≫引っ掛けた!いいタイムできていただけに…。
≫今のはイージーミスですね彼にとっての。
≫本人にとっては痛恨のミスでしょう。
あと、もう少しでフィニッシュだったんですが。
≫もったいないですね。
≫2回目の途中棄権は2人目。
続いては17番スタート1回目、14位。
ノルウェーのヘンリク・クリストファーセン。
19歳です。
≫きてますね。
差は縮められてきていますが本当に魅力的な動きをしますね。
いいですね。
≫スラロームのランキングでは現在第2位。
このあと、スラロームが最後の種目に控えているわけです。
≫ちょっとエッジングが強い感じですね。
≫ノルウェーの若手クリストファーセン。
3つ目、4つ目のゲートは…。
≫いい内傾、もってきますね。
スキーが縦になっています。
≫まだリードしている。
≫ここからです。
≫ノルウェーの19歳。
≫緩斜面は滑らかに。
そして、急いでいかなければなりません。
≫フィニッシュ。
0秒12速いタイムトップに立ちました。
17人が終わってノルウェーの19歳ヘンリク・クリストファーセンがトップ。
≫急斜面の荒れているところをあれだけ股関節をやわらかくスキーを縦にできる技術、見事ですね。
19歳とは思えません。
≫ノルウェーのクリストファーセンイタリアのデ・アリプランディーニそして、スウェーデンのオルションという上位。
100分の4秒のリードを持ってライヒがいきました。
18番スタート。
1回目は13位。
≫本当に一発逆転を狙ってくると思いますので。
彼は本当にこういうところっていうんですかねオリンピック、世界選手権。
大舞台をさまざまな形で経験しているのでどういうふうにスキーをコントロールしたらいいか熟知しているはずです。
≫オリンピックの金メダルはトリノの2つ。
この大回転と回転を制しました。
≫いいリズムで入ってきていると思いますよ。
≫35歳のライヒ。
オーストリアチームのエースとして長年チームを引っ張ってきました。
現在トップはノルウェーの若手19歳のクリストファーセン。
35歳のライヒはどうでしょう。
≫ちょっと手が引っかかりましたが大丈夫です。
≫リードを広げてきた。
オーストリアのベンヤミン・ライヒ。
≫彼の滑りの雪面タッチ。
優しいタッチで入ってきます。
≫ライヒ、きました!0秒44、速いタイム!ベンヤミン・ライヒが18人終わってトップに立ちました。
そのベテランが実績十分のライヒがここでトップに立ってこのあとの選手を待ちます。
≫きましたね、さすがに。
≫やはり勝負どころを知っています。
≫見せるところで見せています。
19番スタート、1回目12位。
イタリアのロベルト・ナーニ、25歳。
ライヒより1回目は速いタイムでした。
ワールドカップでの自己最高は5位のナーニ。
メダルも狙える位置からのスタート。
≫前半部分で守ってしまうと一気にタイム差がついてしまいます。
≫リードは広げている。
現在トップのライヒに対してリードを広げてきたが膨らんでしまった。
飛び出してしまいました。
ロベルト・ナーニ残念ながらコースアウト。
途中棄権、3人目です。
≫アンダーゲートここで、内足…。
≫転倒してしまったんですね。
体が雪面についてしまいました。
≫どうしてもスタンスが狭くなったりとか重心が内側に入りすぎてしまったり傾けるために重心は内側にしていくんですがそれが、スタンスとのバランスで外足に乗り切れなくて内足に乗ってしまいました。
≫19人が終わりました。
オーストリアのライヒがトップに立って1回目の上位残り11人を待ちます。
≫相当暑いんですね、上のほう。
≫日ざしがかなり強くなってきました。
≫僕も現役時代に集中するために春の大会になったりすると少し頭がボーっとしてきたりするんです。
そのために、少し首筋を冷やしたりとかして集中力を高めていましたね。
≫続いては20番スタート。
ドイツのドプファー。
1回目は11位。
ライヒより速いリードを持ってのスタート。
≫上からきれいにきてるんですけど。
≫僅かな遅れ。
≫ちょっと巻きすぎてますね。
上から丁寧にきているんですけどスキーの返し、落下は非常にうまいと思います。
≫遅れが広がってきていますね。
≫やはり丁寧にいきすぎてしまうとターンの後半でスキーが横を向いてしまうので本当に、その差ですね。
≫この難しい壁のところの3旗門目、4旗門目。
ドイツの女子は昨日、レーベンスブルクが銅メダルをとりました。
男子はどうでしょう。
ちょっとドプファーは苦しくなってきた。
≫ちょっと踏み込む圧ももう少し強い感じがありますのでどうしてもエッジが食い込みすぎてしまいます。
うまく雪面に対してアジャストさせることも必要です。
ただ、いつもの彼であるともっと優しいタッチになるはずですがやはりオリンピックという環境がそうさせるのかもしれません。
≫0秒62遅れました。
メダルは現時点で圏外です。
20人が終わり第4位。
依然、オーストリアのライヒがトップ。
ノルウェーの新鋭クリストファーセンが2位。
イタリアの23歳デ・アリプランディーニが3位。
このあとは1回目のトップ10が出てきます。
1回目10位、フランスのスティーヴ・ミシリエ。
4年前のバンクーバーはこの種目は13位でした。
100分の9秒のリードを持っています。
≫狙ってきていますよ。
≫かなりリードを広げてきた。
ここは勝負にきています。
1回目は10位でした。
≫ちょっと上に入りすぎましたが。
ただ、さほど大きなミスにはつながってないです。
≫中盤の緩斜面。
ほとんど差は変わっていません。
≫きてますね。
≫最大斜度33度の壁。
難しいゲートが待っています。
≫大丈夫です。
多少腰は回りましたがさほど大きなミスにつながってないと思います。
≫フランスのミシリエ。
リードを広げてきている。
現在トップはオーストリアのベンヤミン・ライヒ。
≫いいですね、流れてきています。
リズムはいいです。
≫ミシリエ、きました。
0秒58速いタイムでフィニッシュ。
トップに立ちました。
21人が終わりました。
≫これは上位にいきますね。
≫この時点で0秒5の差をつけてトップに立った。
これはメダルも十分可能なタイムですかね。
≫トップ10以内ぐらいでトップに立っていくというのは非常に上位に上がる確率は高いです。
≫バンクーバーの金メダリスト登場。
スイスのカルロ・ヤンカ。
100分の6秒のリードを持ってスタート。
1回目は9位。
≫やはりターンの後半の仕上げ方によってタイムは大きく変わってきますので方向を早めにそして、エッジを早めに離す。
いい動きをしていると思います。
≫ミシリエよりも遅れましたが動きはいいわけですね。
≫いいですね。
≫ちょっとラインの修正をした。
≫あそこまで膨らんでしまうと前のゲートのアンダーゲートでも強いエッジングで入ってきていますから。
≫これが、どこまでタイムに影響してくるでしょう。
大きなタイムロスになりました。
≫最大傾斜に向かってスキーを縦にするのが一番効率がいいんですがそれを横にしながら入ってきていますので。
ちょっと残念ですがたたかれています。
≫1秒以上の差になった。
オリンピックの男子大回転の連覇は非常に険しい、厳しいものになりました。
≫上のリズムは非常によかったんですがちょっと1個目のジャンプから少しバランスが崩れましたね。
≫ヤンカ、遅れました。
オリンピック2大会連続のこの種目制覇はなりません。
フランスのミシリエがトップ。
オーストリアのライヒが2位そしてオーストリアのクリストファーセンが第3位。
22人が終わりました。
このあと、1回目のトップ8。
ベスト8が登場するということになっていく。
≫しかもミシリエがコンマ5のタイム差をつけて今トップですから。
可能性はありますよね。
ミシリエの2番との差が0.5なんですね。
なので0.5だと逆転の可能性…。
銀ですよ。
≫リゲティが1回目大きな貯金を持っていますからよほどのミスがない限りなかなか簡単ではないと思いますが。
メダルがですね。
23番スタート。
ここからいよいよ1回目の上位8人。
ドイツのフェリックス・ノイロイター登場。
首を痛めたということでソチに入ってきた。
1回目、8位でこの2回目に進んできました。
100分の7秒のリード。
ミシリエに対してです。
お母さんはインスブルックの金メダリスト。
自身も、その母に続くメダリストになれるか。
≫大丈夫です。
ここの入り方も問題は?≫問題ないとは思いますが若干少し上というか、ターンを仕上げすぎてしまうところがあります。
もう少しスキーを縦にできると思いますが。
≫ここから、逆転なるか。
壁のところ。
かなり早くから振ってくる。
≫ただ、あれもやりすぎてしまうと逆にタイムロスにつながりますから。
遅れが広がってきている。
≫ドイツのノイロイター。
首を痛めたということは…。
≫練習するリズムですよね。
ここに入ってくる前に練習できなかったのがなかなか…。
≫フィニッシュして遅れましたが第3位。
ただ本命はこのあとの回転ですからね。
≫メダルの可能性が高いのは回転です。
それに合わせて少しずつけがのほうも回復していくと思いますから。
スラロームではさらに高いパフォーマンスを見せてくれると思います。
≫現時点で3位ですからまだメダル圏内にはいますがいるんですがこのあと1回目の上位7人が登場してきますからやはり、本人の頭は回転に向いていると思います。
ヒルシャーの登場。
24番スタート。
1回目7位。
0秒11のリードをミシリエにつけて。
ヒルシャー、いった。
現在、大回転と回転、2種目でワールドカップランキングトップ。
2回目はしかもオーストリアのコーチのセット。
≫彼は狙ってくると思います。
≫1つめを狙ってきますね。
僅かに遅れて貯金はすっかり減らしました。
ただここからの滑りです。
≫ちょっと高いところに出過ぎましたが。
やはりエッジングが食い込みすぎてしまうと逆にタイムロスになりますので。
ただ、優しくきていますね。
≫差は変わっていない。
100分の4秒差。
さあ、後半勝負。
≫いいですよ、早いタイミングで切り替えられていると思います。
≫この足腰のやわらかと鋭さと強さ。
オーストリアのヒルシャー。
ただ遅れが広がってきた。
フランスのミシリエが現在トップ。
≫ちょっと厳しいですね。
遅れた。
0秒46遅れました。
ヒルシャー24人が終わって第2位。
フランスのミシリエがトップ。
≫今回のオリンピックは本命が勝てない。
難しいですね。
まあ本命はテッドもいますけどね。
≫1回目の上位は残すところ6人。
いよいよ、メダルが。
そのメダルの色が現実味を帯びていきます。
25番スタート、1回目6位。
フランスのパンチュロー。
現在同じフランスのミシリエがトップ。
0秒14のリードをスタート時点で持っていますが遅れに変わる。
やはり序盤に遅れてくる選手が多いですね。
≫そうですね。
これがプレッシャーなのか。
やはり、トップ7の選手たちは本当にふだんといいますかいつものワールドカップであれば切り替えるタイミングそして、優しいエッジングを心得ているはずなんですがただ、うまくまとめていますよ。
≫まだ差はほとんどありません。
≫攻めてきていますね。
いいと思います。
≫フランスのパンチュロー。
ちょっとミスがあったか。
≫今、飛びすぎてしまって過度なエッジになりました。
この辺は優しく、いいですね。
≫フィニッシュして、遅れました。
フランスのパンチュロー0秒16届きません。
ミシリエがトップ。
パンチュロー、第2位ヒルシャー、第3位。
≫この辺は100分のいくつの差ですからね。
きてますよ。
≫1回目の上位はあと残すところ5人です。
この辺りのミスもちょっと響きましたか。
≫攻めてきてるからのミスといわれればそれまでなんですが。
ただ、もったいないですね。
≫このあとは1回目4位で並んだファナラとオーストリアのマイヤー。
そして3位のシモンチェリ2位のバンク。
そして1回目トップのリゲティ。
まず、フランスのファナラが登場。
現在フランスのミシリエとパンチュローこの2人が1位2位。
ファナラがいった。
≫ミシリエからいい情報が出ていると思いますので。
チームの戦略としていい情報を流していると思います。
≫リードが遅れに変わりました。
やはりミシリエはスタート直後から非常によかったということです。
かなりインにきた。
≫あとは優しいタッチです。
きてますね。
≫差をずいぶん縮めました。
飛ばされた!≫今のは大きいですよ。
急斜面の入り口バランスを崩しました。
≫フランスのファナラ。
遅れが大きく広がりましたね。
これはちょっと厳しくなってきたでしょうか。
今3位がトップと0秒46の差。
0秒4以内の差で入らないとメダルも手にすることができません。
≫ちょっと振られてますね。
≫フランスのトマ・ファナラ。
≫急いでいるのは分かるんですよ。
直線的に狙っていますし。
≫0秒96遅れました。
26人が終わって第6位。
依然フランスのミシリエがトップ。
フランスのパンチュロー、第2位。
オーストリアのヒルシャー第3位。
1回目の上位はあと4人。
オーストリアダウンヒルの金メダリストマティアス・マイヤーの2回目。
1回目は4位でした。
0秒17のリードを持って現在トップのミシリエに対してのリードをもってスタートしていきました。
マイヤーはどうでしょう。
≫今シーズンのワールドカップの中ではなかなか成績が整わなかったんです。
その中でオリンピックに挑戦してうまく合わせてきていると思います。
≫ダウンヒルで金。
ワールドカップでも乗ったことのない表彰台の一番高いところに乗ってみせました。
遅れが広がりました。
遅れが広がってきていますね。
この壁。
これぐらいのタイム差がメダル圏内への最低限のタイム差となります。
≫タイミングがちょっと遅いです。
それを周りの選手がタイミングを早くエッジングしてきますから。
もったいない。
今のところも2回のエッジングになりました。
≫マイヤー、どうでしょう。
ダウンヒルの金メダリスト突っ込んだが遅れました。
0秒57。
この時点でメダル圏外です。
27人が終わり、第4位です。
依然、フランスのミシリエがトップ。
オーストリアチームのコーチもいました。
≫オーストリアの最終ランナーですからね。
オーストリアは今回メダルないんですよ。
≫この種目もですね。
≫まだヒルシャーが3番に。
ただこのあとリゲティがいますからね。
1回目3位、イタリアのダヴィデ・シモンチェリ。
0秒23のリードをフランスのミシリエに対して持っています。
メダルをかけた。
1回目の上位は残り3人。
≫1回目は本当にいい滑りをしたのでそれを2本目も同じように滑ることができるとメダルに絡んできます。
≫1回目は20番スタートからこの位置です。
しかし、遅れに変わった。
≫この入りですね。
ちょっと高いところに出過ぎました。
この辺のバランス上に抜けているように見えます。
≫遅れが広がってきています。
スキーが横になりました。
イタリアのシモンチェリ。
恐らくタイムロスになっているでしょう。
≫そうですね。
少し大きく膨らんでしまったので。
≫1秒以上の差になってしまいました。
ちょっとメダルも厳しくなってきたか。
≫途中から少し体の動きが止まっているんです。
前半部分は動けていたんですが少しターンの後半に足が突っ張るところ。
やはり、精神的なものだと思うんです。
≫イタリアのシモンチェリ遅れました。
28人が終わりました。
ミシリエが依然トップ。
これで1回目の上位は残り2人ですからミシリエのメダルはかなり濃厚になりました。
1回目の上位は残り2人。
まだそのあと1回目完走した選手が次々に出てきますがタイム差を考えるとこのあとのバンク1回目トップのリゲティ。
ここでほぼメダルは確定となっていきます。
続いてはバンクを応援するフィニッシュエリアの…。
≫チェコの応援団ですね。
≫チェコのオンドジェイ・バンク。
1回目は2位。
見事な滑りでした。
初めてのメダルに向かってバンクが今いきました。
0秒57、現在トップのミシリエに対して1回目、差をつけました。
≫どっちの滑りを見せるかです。
本当に攻めてくる滑りを見せてくればメダルに絡んでくると思います。
≫守ってはだめですか。
≫はい。
守ってしまうと…。
ただ、減らしてきていますが動けてますよ。
≫チェコのオンドジェイ・バンク。
オリンピックは3大会続けて今大会も含めて8位以内の入賞は果たしていますがメダルはまだない。
≫守りすぎです。
≫初めてのメダルに向かって…。
遅れに変わった。
このあと1回目大きなリードを持っているリゲティが出てきますから。
この辺はどうですか。
≫この辺はうまくまとめています。
しっかり丁寧に上からきています。
外に足が流れた!≫初めてのメダルを手にするにはとにかく2位以内、2位か1位になるということがおそらく求められるでしょう。
≫この辺も動けていはいますが少し右ターンですね。
右ターンのときに左の肩が少し回りすぎてしまうので。
ミシリエだ。
≫遅れました、0秒52!≫フランス、2つきた!≫ミシリエ、依然トップ。
第2位、パンチュロー。
バンクは初のメダルはなりませんでした。
≫1回目の、あとはトップのリゲティを待つのみ。
トップ、フランスのミシリエ第2位、フランスのパンチュロー。
第3位、オーストリアのヒルシャー。
メダルの色、すべてはこのリゲティの滑りで決まります。
1回目トップアメリカ、テッド・リゲティ。
1秒50という大きなリードをミシリエにつけて。
≫マネージメントしていいと思います。
守るところ、攻めるところ。
その辺をしっかりわきまえて滑るともう本当にメダルは近いです。
≫無理して攻めていく必要は全くないですね。
≫全くないです。
その辺の情報は入ってきていると思うのでこの辺は高いところに出ても十分だと思います。
≫安全策できましたね。
オリンピックの金メダルは2006年のトリノの複合で1つとっていますが本人にとっては大本命の大回転。
まだ1秒以上のリード。
≫攻める必要は決してないです。
急斜面に関しては上からしっかり丁寧にくることが大事です。
大丈夫ですね。
≫1回目は非常に激しい攻めの姿勢を見せたリゲティ。
大きなリードを持って2回目は大事に大事に…。
≫コンマ8ですけど、あとはここで動きが止まらないことです。
≫リゲティ、終盤。
≫ちょっと動きが硬いです。
≫大歓声が待っている。
≫ただスピードはある。
≫アメリカのリゲティとりました!リゲティが30人が終わってトップ。
大回転の金メダルをほぼ手中にしました!≫逃げ切りましたね。
そして、フランスのミシリエパンチュローが2位、3位。
オーストリアのヒルシャーはメダル圏外にこぼれ落ちました。
あの大きなリードで大事に大事にきていきました。
≫そういう情報も入っていたと思うんですが1秒5あったので、それがコンマ4ですよ。
ミシリエに1秒逆転されてますから。
ただ、やはりこれはレースの戦略ですよね。
1本目で、いかにしてビハインドを自分でつけて、そこからやはり2本目を守って。
攻めることはテッドはできたと思うんですよ。
けど、そこであえてリスクをとることは彼はしなかった。
本当にすばらしいです。
≫アルペン男子大回転。
金メダルはアメリカのリゲティ選手でした。
≫この種目でリゲティはワールドカップ通算20勝。
圧倒的な強さを見せています。
談話が入っているんですが一番欲しかったタイトル。
絶対にとるために自分を追い込んできたので最高にうれしいと胸を張っていたそうです。
自分で演出してドラマチックに最後したような気がします。
すばらしい優勝でした。
このアルペンの男子の大回転には実は、全部で100人を超える選手たちがエントリーしてきました。
109人のエントリーでした。
国と地域でいいますと全部で62となっていますがこれは滑降と比べますと大きく違います。
滑降が50人のエントリーで24の国と地域の参加ということです。
これはFIS・国際スキー連盟が国と地域1人は参加できるようにこの回転と大回転だけ認めているんですね。
ほかの競技はかなり危険も伴いますので制限を設けているんですが各国と地域、1人は参加できるということでいろんな国から参加してきています。
例えば、ペルーの選手はこんな滑りを見せてくれていました。
この選手、リゲティ選手とタイム比較されているんですが6秒15この段階で違っています。
こういうふうにコースアウトする選手も続々出てしまったんですが中でも注目だったのはオリンピックの開会式でもご紹介しましたがベネズエラ出身のパルド・アンドレッタ選手。
これが開会式のときの映像です。
43歳、彼もこの大回転に挑戦してきました。
私たちも彼の登場を待っていたんですが。
スタートして、しばらくするとここで転倒してしまいまして結局フィニッシュはできなかったんです。
彼は、銀行員を母国ではやっていて。
ところが、その職を失ったためにこのオリンピックに出てみようと思ってそうして、このオリンピックに出ることができたというちょっと変わった経歴というか変わったルートをたどってこのオリンピックに出場してきたんですが。
オリンピックというとちょっと大きくなりすぎだということで競技力を高いところを見せようということで参加標準記録とかワールドカップの成績というのがこの参加の基準になるケースが多いですがここには、まだ昔ながらといいますか参加することに意義があるという。
オリンピックの精神が残っているなという感じで一種、ほほえましい光景が見られたのがこの男子の大回転でした。
≫3日後大会16日目に行われる回転には、日本からこちらの選手が出場します。
湯浅直樹選手。
そして佐々木明選手の2人の選手が出場予定です。
≫時刻はこちらの時間で8時50分を回りました。
スノーボードの女子のパラレル大回転の表彰式がそろそろ始まる時刻近づいてきました。
では、その表彰式のまえに竹内選手、メダルをとった決勝の1回目と2回目のレースを振り返ってご覧いただきましょう。
≫竹内智香、30歳。
迎える決勝の1本目。
同時スタート1本目。
≫この辺は落ち着いていきたいですね。
≫日本の実力者。
ライバル同士の対戦。
≫両者いいですね。
サイドバイサイド。
≫一つ一つのゲートに力が入ります。
サイドバイサイド。
ややリードしたか。
クンマーもリードしていく。
≫この辺りから竹内智香選手の見せどころですね。
≫レッドコースが竹内智香。
ここまでの戦いでは終盤に差をつけるというレースを見せてきました。
≫両者はお互いの実力を分かっていますから決して無理はしてこないと思います。
≫1本目ではなく恐らく2本目勝負になる。
≫いいですね、竹内選手。
≫クンマーがバランスを崩したか。
先着は竹内!1本目、竹内智香が先着!0秒30の差。
≫見事ですね。
≫ただまだ分かりません。
宿敵クンマーとの2本目。
1本目は先着、見事、竹内智香。
≫本当に滑りに落ち着きがありますね。
≫中盤での滑りで見事にクンマーに差をつけてのフィニッシュになりました。
固唾をのむ、息をのむとはこのことですね。
≫本当に、そのとおりですね。
≫もうデッドヒートでどっちが前にいっているか旗門ごとにゲートごとに変わっていましたよね。
≫本当に、僕も震えてきました。
≫言葉が少し少なめになりましたが長岡さんぜひ、勇気を持ってあと押ししましょう。
運命の瞬間。
50秒ほどで決着がつきます。
竹内智香、金メダルへ!≫ここは落ち着いていきたいですね。
ここ焦ってはいけませんよ。
≫安全にいく。
クンマーも無理はしていない。
≫この辺りから勝負ですね。
クンマー選手も追い上げてきますから。
≫終盤にこの大会決勝トーナメントで強さを見せている竹内智香です。
そういったことも分かってクンマーはプレッシャーをかけてくるでしょう。
その中で安定感のある滑りも見せている予選1位の竹内智香。
並んできた。
前にいったのはクンマー。
ここから速いのは竹内だが転倒!竹内智香、敗れる!クンマーが金メダル。
逆転を許して、またクンマーには勝てませんでした。
ただ、誇らしい。
見事にスノーボード女子初のメダル獲得は銀メダル!≫メダル獲得、お見事です。
≫健闘をたたえあうクンマーと竹内智香。
宿命のライバルが抱き合って今健闘をたたえあいました。
≫最後少し焦ってしまいましたかね。
≫差を詰めて抜いてきたクンマーに対して少し焦りがあったか。
≫ただ、敗れてもなおこの笑顔を見せて今、銅メダルのザワルジナと抱き合っています。
≫竹内選手の銀メダルは本当に見事です。
よくやりました。
≫ソチオリンピック女子初の日本のメダルは竹内智香、銀メダルです。
そのレース振り返ってみましょう。
0秒3リードしてスタートしました。
≫序盤はもちろんあそこのパート落ち着いていかないといけないんですがやはりクンマー選手がしっかりと追い上げてきましたね。
≫見事な滑りを見せました。
≫やはり、ちょっと竹内選手珍しい。
焦りましたね。
≫最後の最後で焦りが出たか。
さすがに、やはり勝ちたい気持ちが焦りを生んだかもしれません。
≫ただ、あそこは攻めないと勝てないですから。
これは本当にフルアタックした結果のミスなので本当に見事な銀メダルだと思います。
≫銀メダル、見事竹内選手、獲得しました。
≫表彰式があと数分後に始まる予定ですが前の表彰式がちょっと押している感じがあります。
準備ができたらご紹介していこうと思いますが竹内智香選手のレース後のインタビューお聞きいただきましょう。
≫メダルとれたことはすごくうれしいんですけどやっぱり勝ちたかったっていうのが、今の一番の気持ちです。
遠いここまで日本の人がたくさん見に来てくれましたし日本でも応援してくれてる人がたくさんいたので1本でも多くいい滑りを見せたいなと思いました。
思ってました。
これからのスノーボードのアルペンスポーツを考えたら、少しは貢献できたのかなと思います。
やっぱり本当に長かったですしこの環境、このスタートに立つまでにたどり着く時間はすごい長かったので同じことを経験しないでもほかの若い選手たちはもっと簡単にこの世界に来れると思うので。
そういう架け橋が少しでも20年間やってきたことがつながったらいいと思います。
アジアとしては元気のないスポーツなので少しでもこれでアジアスポーツが元気になって次の韓国につながってもらえたらいいと思います。
≫という彼女のインタビューなんですが開会式のころは日本にいて長野県で調整をして2月、大会が始まってからこちらに入ってきました。
彼女のホームページに12日の日付にこんなことが書いてあったのでご紹介しようと思います。
このオリンピックはテストを受けるような気持ちです。
このテストには消しゴムが使えない。
100点満点のための準備ではなくてテスト範囲以上のことを学びいつでも、すべての課題にどんな角度からでも答えられる準備をしてきましたという言葉がありました。
≫深い言葉ですね。
≫いい準備、いろんなケースを考えながら万全というものはオリンピックの準備としてはないのかもしれませんがしてきたんだなという感じですね。
メッセージありますか。
≫紹介します。
≫今、画面が見えていましたが私たちの後ろがオリンピックパークで見えているドームの脇に聖火台があってその向こうが表彰式の会場となっています。
表彰式、そろそろ始まるようです。
表彰式の模様をご覧いただきましょう。
≫日本スノーボード界にまた新たな歴史が刻まれました。
日本女子スノーボード初のメダルは銀メダル。
笑顔です、竹内智香。
このメダルはスノーボードでアジアでも初めての女性選手のメダルです。
ソチオリンピックは日本スノーボード界躍進のオリンピック。
ハーフパイプに続きこの女子パラレル大回転でもメダルが生まれました。
金メダルはスイスのクンマー。
銀メダルが日本の竹内智香。
銅メダルはロシアのザワルジナです。
竹内にとっては2002年のソルトレーク、22位。
2006年、トリノ、9位。
2010年バンクーバーは13位。
そして2014年ソチオリンピック念願の銀メダルです。
歴史を変えた銀メダルを獲得しました日本の竹内智香です。
勝負をかけた最後の急斜面で転倒。
銀メダルでしたがその戦いには胸を打たれました。
4大会目で得たメダルです。
まずは銅メダルからの授与です。
地元ロシア。
今、会場からも大きな歓声が沸き起こっています。
アリョーナ・ザワルジナです。
2010年エカテリーナ選手の銀に次ぎ、この種目、ロシアで2人目のメダリストになりました。
先月は腕の手術をしてこのソチオリンピックに臨んできました。
できることはやった。
その中での銅メダルと話しています。
そして何よりもうれしいのが夫が同じく今日スノーボード男子パラレル大回転で金メダルをとっています。
ザワルジナにとっては夫婦そろってのうれしい夜となりました。
銅メダル、ロシアザワルジナです。
満面の笑みで銀メダルの表彰台に高々と腕を伸ばして上がりました日本の竹内智香です。
オリンピックでは母国の誇りを胸に戦わなければ勝てない。
目標はソチの空に日の丸を。
その思いをかなえた銀メダルがかけられました。
求め続けた、この輝き。
そしてその輝きに負けない笑顔が竹内、はじけています。
日本女子スノーボード初のメダルです。
そして、表彰台の一番高いところに上がりました。
金メダリスト、スイスパトリツィア・クンマーです。
スイス勢にとっては2006年以来のスノーボード女子パラレル大回転2つ目の金メダルです。
実は、この金メダルがスイスにとっても冬季オリンピック50個目の節目の金メダルです。
決勝では竹内と戦いましたこのクンマー。
竹内のスイスの修業時代のチームメートでもあります。
このクンマーが女子パラレル大回転スノーボード制しました金メダルです。
♪〜≫金メダルに輝きましたスイス、パトリツィア・クンマー。
日本の竹内智香は銀メダル。
14歳で長野オリンピックを見てオリンピックに憧れました。
2002年初出場。
そして4大会目で得た、このメダルです。
金メダルはスイスのパトリツィア・クンマー。
銀メダルは日本スノーボードの新たなスターとも言えるこの銀メダル、竹内智香。
銅メダルはロシアのアリョーナ・ザワルジナでした。
竹内の目にも涙がにじみます。
それだけの苦労を重ねて手にした銀メダル。
ここからがまた、新たな始まりです。
ソチオリンピックの日本スノーボード界は本当に大躍進でした。
ハーフパイプの銀メダルそして銅メダル。
平野、平岡。
そして女子でも初めてのメダル。
竹内智香が銀メダルを手にしています。
≫銀メダルも輝いていましたけど竹内智香選手の目にもうっすら輝くものがありました。
≫あと回転が今度ありますからね。
もう1つ、可能性ありますね。
楽しみにしたいと思います。
≫竹内選手の表彰式をお伝えしました。
あすの放送予定をお伝えします。
こちら、私たち現場に行って間近で見ながらお伝えできると思いますので楽しみですね、工藤さん。
≫楽しみですね。
≫浅田選手そして村上佳菜子選手鈴木明子選手日本のどの3選手ともがメダル候補。
3選手が出る、あすは女子シングルフリー。
いよいよフィギュアスケートの女子のメダルがあす決まります。
ちょっとドキドキしてきました。
≫楽しみにお待ちいただきたいと思います。
これで今日、お伝えする競技は全部お伝えしたことになりますがスノーボードの話に戻りますと解説をなさっていた長岡さんがおっしゃっていましたがスノーボードというと前回のバンクーバーで競技そのものよりも服装のこととかいろんなことで話題になってしまいましたね。
そのイメージを変えたいという4年間だったらしいです。
ですからコーチも率先して服装などもみんなに理解してもらえるように努力してきた。
それを一番、皆さんに分かっていただけるのがメダルだっておっしゃっていたんですがこれで10代が2人。
そして女性が。
≫女子としては初の。
≫ですから一番いい、スノーボードの本当に新しいスポーツとしてのよさも含めて日本の皆さんにいいイメージを持っていただける。
その1日になった気がします。
本当に関係者の皆さん今日のメダルおめでとうございます。
♪〜2014/02/20(木) 00:30〜02:10
NHK総合1・神戸
ソチオリンピック ◇スノーボード 女子パラレル大回転 ◇アルペン 男子大回転[SS][字]

◇スノーボード 女子パラレル大回転 ◇アルペン 男子大回転 ◇1:57頃(中継)おめでとう竹内智香選手・銀メダル!スノーボード 女子パラレル大回転・表彰式

詳細情報
番組内容
◇スノーボード 女子パラレル大回転 〜ローザフートル エクストリームパークで録画〜 ▽竹内智香が会心の滑りで銀メダル! ◇アルペン 男子大回転 〜ローザフートル アルペンセンターで録画〜 ▽ソチの急斜面を制するのは誰だ!? 【解説】木村公宣,【実況】冨坂和男 ◇1:57頃(中継)おめでとう竹内智香選手・銀メダル!スノーボード 女子パラレル大回転・表彰式 <競技変更の場合あり>
出演者
【スタジオキャスター】工藤三郎,杉浦友紀,【スノーボード】解説…長岡英明,実況…寺島淳司,【アルペン】解説…木村公宣,実況…冨坂和男,【スノーボード・表彰式】実況…新タ悦男

ジャンル :
スポーツ – オリンピック・国際大会

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 3/2+LFEモード(3/2.1モード)
サンプリングレート : 48kHz

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