生字幕放送でお伝えします≫大会13日目。
ソチオリンピックも今日を入れてあと5日となりました。
今日のソチは曇り空です。
しかし、たくさん多くの方がこのパークを訪れています。
このメダルプラザの後ろにありますスピードスケートの会場から今日は中継でお伝えします。
こんばんは。
今日も日本選手がメダルを獲得しましたね。
≫もう日本の皆さんご存じだと思いますがスノーボードの女子パラレル大回転で竹内智香選手が銀メダルを獲得しました。
決勝はオーストリアの選手との対戦になったんですが1回目はリードしたんですが2回目で逆転を許す結果になりました。
それでもしかし、銀メダルです。
≫まずその竹内選手の決勝2回目の滑りをご覧いただきましょう。
≫50秒ほどで決着がつきます。
竹内智香、金メダルへ!≫落ち着いていきたいですね。
焦ってはいけませんよ。
≫安全にいく。
安定感のある滑りも見せている予選1位の竹内智香。
並んできた!2本目前にいったのはクンマー。
転倒!竹内智香、敗れる!クンマーが金メダル。
逆転を許して、またクンマーには勝てませんでした。
ただ、誇らしい。
見事にスノーボード女子初のメダル獲得は銀メダル!≫メダル獲得、お見事です。
≫健闘をたたえあうクンマーと竹内智香。
竹内智香の名が高らかに読み上げられました。
笑顔です。
≫本当に竹内選手、やりましたね。
≫最高の笑顔を見せています。
≫決勝はスイスのクンマー選手との対戦だったんですが銀メダルということになりました。
≫スノーボードの女子では初めてのメダル。
そして、このソチオリンピックで初めて日本選手女子がとったメダルとなりました。
本当におめでとうございます。
≫今日はそのあとその表彰式もこの時間の中でお伝えできると思いますが今日のこのあとの放送予定です。
最初にお伝えしていくのがスピードスケート女子の5000mということになるんですがこのアリーナからお伝えしていきます。
これが、このオリンピックの個人のレースとしては最後の種目になります。
日本選手、ここまでのスピードスケートを見ますと個人の種目入賞3人ということで今のところメダルはありません。
苦戦が続いている状況です。
男子の500mで加藤選手が5位長島選手が6位。
それから女子の500mで小平選手が5位という状況です。
ではまず今日はその男子の500mのレースから振り返ってみたいと思います。
ご覧いただきましょう。
≫いよいよ、優勝候補が登場してきます。
インスタートに日本、加藤条治。
前回の銅メダリスト。
そして同走は金メダリストの韓国のモ・テボムです。
モ・テボムのほうがいい反応したでしょうか。
≫加藤君、動いています。
ここまではいい滑りをしています。
≫加藤、ちょっと遅れました。
しかし34秒台が出ています。
モ・テボムが34秒74。
そして日本勢、続いて前回バンクーバーは逆転での銀メダルがありました長島圭一郎です。
同走はオランダのミシェル・ムルダー。
去年、今年と世界スプリントを優勝しています。
≫長島、いい動きしています。
≫いいですね。
長島君はここから足が動くのでしっかり、ムルダーを追ってほしいです。
≫ここで頑張ったのはミシェル・ムルダーのほうだった。
34秒64、ガッツポーズ。
長島、しかし34秒78。
≫第2カーブでちょっとバランスを崩したのが響いています。
1回、手を出してしまったのでこれがもったいないです。
これはちょっとロスにつながります。
≫1回目を終えました。
日本の長島圭一郎が第3位。
そして、第5位に加藤条治。
2回目、まだまだ巻き返しもありますよね。
≫まだ、メダル圏内ですのでしっかり2本目に集中してほしいです。
≫日本の加藤条治の登場です。
金メダルをとるためには34秒50以上のタイムを出さなければならない2回目。
清水宏保さんと岡崎朋美さんの姿もありました。
爆発力、それがほしいそう話した加藤。
≫動いていますね。
大丈夫です、いいです。
ここで前の選手をしっかり追ってほしいです。
≫ニコ・イーレをいい位置で追えている。
総合2位、34秒77。
≫足は非常に動いていましたね。
ただ、この第2カーブ。
ここからがちょっと足が流れてしまうのでひざの角度もちょっと高くなってきています。
ここで氷をしっかり横にとらえると加速につながるんですがちょっと足が流れて、蹴り上げているような状態です。
≫日本のメダルはこの長島にすべてかかりました。
すべて4年間はこの日のために。
苦しみながらも費やしてきたインスタートの長島。
子どものころからの夢その金メダルをつかむことができるか。
≫自分の滑りをすれば大丈夫です。
≫同走はオランダのヤン・スメーケンス。
長島、どうですか。
≫ついていっています。
スメーケンスのほうがリードしていますがついていっています。
ちょっと手を出しましたが大丈夫ですね。
ここからです。
≫長島は35秒24で総合6位。
加藤条治が5位長島圭一郎が6位という日本の結果。
日本、メダルを逃しました。
≫全然かないませんでした。
1本目、つまずいちゃったりしてかなり痛いミスがあったんですけど。
スタートで刺さっちゃうも相当、致命的なミスなのでそれで上位に食い込めるほど甘い世界じゃないというのは感じました。
精いっぱい準備してやってきた中でのこの順位なので実力がそのまま出たんだと思います。
≫すいません、申し訳ないです。
力は出せたんで…。
出せたというか僕は実力どおりかなと。
このタイムとか。
ちょっと、オランダ勢が強すぎたっていう。
完敗ですね。
2本目も結構攻めたんですけど…。
≫バンクーバーオリンピックで銀メダル、銅メダルと2人とも表彰台に上がりそのあともお互いに切磋琢磨しながら今度は金メダルを目指してソチに乗り込んできた2人だけあってその強い気持ちがあったからこそ試合後のインタビューは悔しさがにじみ出ていましたよね。
≫加藤選手は今の映像にもありましたが1回目のあのスタートのあの一歩が尾を引くというか影響を与えてしまったということなんですよね。
本当に一瞬の失敗、ミスが結果に出てしまうという怖い側面を持った競技だと思います。
それから長島選手はレースのあとにオリンピックの金メダルへの挑戦はこの大会でひと区切りつけるとも話していました。
5位、6位。
本当に入賞で世界の中でこの順位というのは立派な成績なんですが高い頂点を狙っていただけにああいう厳しい表情のインタビューになったと思います。
ただ、バンクーバーのメダルそして、その前のトリノから日本の短距離界を背負ってきた引っ張ってきた2人。
この3大会続けての活躍というのは非常に立派な功績というふうにいえると思うんですけど。
≫継がれていきますよね。
それでは一方、女子の500m。
5位に入賞した小平選手を振り返ります。
≫インスタートが日本の小平奈緒。
長野県の茅野市出身、27歳。
2度目のオリンピック。
そして、オランダのマルゴ・ブーアがアウトスタート。
タイムトライアルで小平は10秒42という好タイムでした。
いい反応を見せました。
≫大丈夫です、まずまずです。
小平さんも動いています。
同じぐらいです。
≫小平のタイムは37秒88。
ブーアが37秒77。
イ・サンファ、トップ。
小平奈緒はイ・サンファとは0秒46。
0秒3の差で2回目アウトスタートに挑みます。
日本の小平アウトスタートで登場。
第16組。
小平はトップに立つには37秒60。
ただ37秒7を切れば表彰台の可能性もちょっと見えてきます。
スケートが好きだという思いでのびのびと滑りたい。
小平奈緒、2回目。
いい反応を見せました小平。
≫いい反応です。
≫すばらしいタイムで2人が100mを通過。
ここもいいですか。
≫しっかり追えています。
入りだけ注意してもらって。
大丈夫ですね。
≫フィニッシュしてファトクーリナがトータルトップ。
小平は37秒73。
トータル75秒61で第4位。
小平、メダルはなりませんでした。
≫橋本団長からも先生からも思い切っていけってことを言われたのでとにかく集中して思い切っていくことを注意して滑りました。
やっぱり、力足らずでベストを尽くしたんですけど届かなくて。
やっぱり悔しいんですけど。
でも、ベストを尽くしたので。
自分の実力かなと思います。
≫小平選手は2回目は1回目の7位から追い上げたんですが銅メダルまで0.13秒及ばず5位という結果になったんですよね。
本当に0.13秒というすごく僅かなんですね距離だと。
惜しい惜しい5位入賞でした。
≫日本の女子の個人種目のメダルというのは結局今は1998年の長野大会の岡崎さん以来出ていないということになっていますが小平さんは岡崎さんからのバトンを受け継ぐためにこの大会で学んだことを次につなげていくことが自分の使命だと。
世界に負けないようにトレーニングを積んでいきたいと決意を新たにしていたそうです。
≫日本が苦戦を強いられた一方でとにかく好調なのがオランダですよね。
今9種目が終わった中で27個のメダルのうち半数以上の19個をオランダがとっているんです。
そのうち4種目では金、銀、銅表彰台を独占しています。
本当に今大会圧倒していますオランダが。
≫こちらのリンクに来ますと自分たちのチーム、国がちょっと成績が振るわないという話よりもオランダがとにかく強すぎるというムードがこれは日本だけじゃなくて他の国にもあると聞きました。
なんで、オランダがこんなに強いんだろうというようにいろんな原因が言われているわけです。
もちろん、強化には取り組んできているんですが例えばこのリンク。
この氷がオランダのスケートでも有名なリンクがあるんですがその技術者たちが幾分、選手の感触とすれば日本選手なんかのやわらかめそれが距離を積むことでそのことが足にきいてくる。
それで他の国の選手たちがだんだん距離とともにラップを落としていく中でオランダの選手たちはどんどんラップを落とさずに記録を残していくとなっているんですね。
考えてみればここは、ほとんど標高がありません。
オランダの有名なリンクもほとんど標高がないんです。
ですから、こういうリンクではもともと強いというのは予想されたんですがここまでの結果になるとはちょっと驚きです。
今日は、そういう中でこれから、女子の5000m個人種目の最後の種目長距離が行われます。
日本の出場選手です。
≫その日本3選手が出場する女子の5000mですがどこに見どころがあるのか。
日本選手はどういうふうな期待が持てるのか。
どういうレースをすればいいのか。
この試合レースの解説をしてくれます白幡圭史さんにお話を伺っています。
≫女子の5000mですけれども日本からは3選手どんなレースを期待していけばいいですか。
≫この氷は後半、失速しますのである程度ラップを一定に保って滑ってもらいたいと思います。
そして後半、余力があればラップを上げていってほしいと思っています。
≫タイムはどのくらい出していけばいいんでしょう。
≫優勝タイムは恐らく7分は楽に切ってくると思います。
7分5秒をメダルラインが見えてくるかなと思いますので、その辺あたりを注目してもらえればと思います。
≫3000mでは石澤選手が9位に入りました。
引き続き、練習を見ていても好調ぶりを見せているので3人の中では一番安定感があると思いますので安心して見られる選手だと思います。
≫この氷の感じ特に後半になって足にくる感じが彼女は分かっていますよね。
≫彼女は女子選手の中でも後半、ラップを上げる選手のうちの1人ですのでそこら辺を期待していただきたいと思います。
≫あとの藤村、穂積はどうですか。
≫藤村選手も調子を上げています。
3000mはオリンピックで初出場ということで1組目で滑ったものですから緊張もあって設定タイムも分からなかったのもあったと思うんですね。
今日はだいぶ落ち着いて滑ると思いますし本人も7分5秒か6秒といっているのでメダルを狙っているので期待したいと思います。
≫穂積選手はどうですか?≫3000m本人は不本意に終わったと思いますのでこの5000mは巻き返しを狙っていると思います。
そして昨年、唯一このリンクで滑っているのが彼女なんです。
昨年のことも生かして頑張ってくれると思います。
≫メダルの中でも金メダル。
優勝争いとなるとオランダ勢がとにかく強いですがどうですか。
≫ここへチェコのサブリコワ選手が軸になってくると思います。
そして、好調のオランダのビュスト選手がいますので激しいデッドヒートが繰り広げられると思いますがやはりサブリコワ選手が有利かと思います。
≫3000mでもいいレースになりましたよね。
≫ただ、銀メダルで悔しがっていないところがあったので不思議に思っていますがこの5000mでは必ず勝負してくると思います。
≫ビュストはどうですか?≫ビュストも引き続き調子いいですし3000m以降メダルとってないのでここで、もう一度というふうに思っているはずです。
≫ペヒシュタイン選手はこの距離というと昔から強くて。
もうメダル9個とってますよねオリンピックでは。
≫本人とも話しましたが10個目のメダルをとって有終の美を飾りたいと話していたのでやはり、10個目を狙っていると思います。
≫41歳ですからね。
≫頭が下がります。
≫いずれにしてもいろいろ見どころが多いレースですね。
≫日本人にはメダル悪くても入賞を狙っていきたいというのを感じておりますので、特にこの女子の5000mは世界で見ても一番日本人がランキングが上なんですね。
ですからより期待できる種目だと思いますので本当に最後、足が止まらないで頑張ってもらいたいなと思います。
≫1周のラップを見ていくほうとすればどのくらいのラップの感じを見ていけばいいですか?≫33秒5付近を行ったり来たりするのがベストかと思います。
≫そのくらいのラップを刻んでいけばということですね。
個人種目最後のレースですからね。
≫ぜひ最後のパシュートに勢いをつけるように頑張ってもらいたいと思います。
≫期待しましょう。
大変に見どころの多いレースなんですけど1周33秒5。
この辺を注目しながら特に日本人選手そのラップから落ちないようにレースを続けてくれることを期待しながら見ていきたいと思います。
≫応援しましょう。
それでは応援メッセージが届いていますのでご紹介します。
それではもうまもなく女子5000m競技が始まります。
滑走順です。
藤村選手が2組、穂積選手が5組石澤選手は6組に出場します。
≫ちなみに藤村選手がアウトスタート。
それから穂積選手がインスタート。
石澤選手もインスタートということになっています。
レース直前ですがビックリするほど大きな音がします。
ここはオランダカラーといいましたが演出も放送局の画作りも大体オランダ風になっています。
この音もオランダ風かもしれません。
オランダ旋風が吹く中で日本の風も吹く。
そのレースを期待していきましょう。
それではスピードスケート女子5000mです。
ご覧ください。
≫スピードスケート会場のアドレルアリーナです。
今日は外は冷たい風が吹きぬけていましたが若干、穏やかになりました。
時折太陽も顔をのぞかせています。
ソチオリンピックも後半戦に入りスピードスケート最後の個人種目がこれから始まります。
女子の5000mです。
解説は2002年ソルトレークシティーオリンピック10000mで4位入賞当時アジア勢で最高成績を収められました白幡圭史さんです。
白幡さん、どうぞよろしくお願いします。
これから行われる女子の5000mは1周400mのトラックを12周と200m回ります。
オリンピックスピードスケート女子の種目は2日後に始まる団体パシュートを含めて6種目ありますがその中で最も長い距離を滑ります。
全8組、16人が出場しますがシーズン前半のワールドカップでの成績によって各国の出場枠が決められています。
最大の3枠をオランダそして、日本が獲得しています。
会場には清水宏保さんの姿も見えました。
女子の5000m。
世界記録を持っているチェコのマルティナ・サブリコワ。
そして、オリンピックレコードを持っているドイツの41歳クラウディア・ペヒシュタイン。
こちらも登場します。
日本からは3人が登場します。
第2組のアウトスタートで藤村祥子。
そして第5組のインスタートで穂積雅子。
第6組のインスタートに石澤志穂です。
そのあと、第7組に3000m銀メダル前回大会、この種目金メダリストのチェコのマルティナ・サブリコワと今大会すでに3つのメダル3000mでは金メダルをとっているイレーン・ビュストが登場します。
ご覧のように5組のインスタートで穂積雅子はオランダのクライボイカーと。
石澤はインスタートで3000m銅メダルをとったロシアのグラフと滑ります。
全8組、最終8組にこの5000mでは過去3連覇を含む5つのメダルをもっている41歳のペヒシュタイン、そしてオランダの22歳ですが非常に力のあるイヴォンヌ・ノータが登場します。
さて、白幡さん注目、いろいろあると思いますがまずは日本勢ですが3人が登場してきます。
≫日本勢は7分5秒を切るくらいの設定でくると思います。
3人ともそれぐらいの力はありますのでこの氷、残り5周の勝負をすることによってそのタイムに近づけると思います。
そのタイムを出すことによってメダルに近づけるかなと見ています。
≫全体として考えたとき、やはり日本勢が7分5秒というラインを1つ目指しますがその上をいくサブリコワあるいはビュストといった選手たちはどう考えていますか。
≫7分を切ってくる辺りを目指してくると思いますし優勝争いということになりますと6分52〜53秒でくるとみております。
≫全体的に考えるとそうなると日本の藤村がこれから始まる第1組直後の第2組に登場しますが大切ですね。
≫できるだけ7分5秒を切って後続にプレッシャーをかけるタイムを出すことによって後ろが混乱しますので。
できるだけ、7分5秒を切って7分を切るぐらいの勢いをつけてもらいたいですね。
≫そうなると後半にプレッシャーがかかって一気にメダル圏内に飛び込んでくる日本勢の可能性もあります。
女子5000m第1組のレースが始まります。
インスタートはポーランドのカタジナ・ヴォズニアック23歳。
バンクーバーオリンピック団体パシュート銅メダルメンバー。
アウトスタートはドイツのベンテ・クラウス。
3000mは11位。
スピードスケート最後の個人種目になります。
女子の5000m、第1組がスタートをしていきました。
1周400mのトラックをまず第2カーブの入り口からスタートして200m滑ります。
ホームストレートに戻ってきます。
ここから12周をしていきます。
≫ベテランのクラウディア・ペヒシュタインでさえ3000m後半はラップを落としたのでやはり、やわらかい氷ということがいえますのであまり乗りすぎないである程度、テンポを稼ぎながら前半滑ってほしいと思いますね。
≫乗り過ぎないというのはどういう滑りなんですか。
≫片足に長く乗りすぎますと氷がやわらかいのでトレースが伸びなくなるんですね。
そうすると、足への負担も大きくなって後半に影響が出ることになりますので1歩のトレースの円を描く大きさをできるだけ小さくしてある程度テンポのあるピッチでいくと後半も持つというふうにみています。
≫海外の選手などを見ていますと体格が大きいのもありますから大きな円を描いてその円運動の中でうまく推進力に変えていくんですがここのリンクの場合はちょっと変わってくるということですか?≫そうですね。
昨日の男子の1万mもそうでしたが後半、円の大きさを小さくしてある程度テンポを出した選手が上位にきていました。
≫その辺りの選手の特にストレートのときは足がどういった大きさの円を描いているか見ていただければ分かりやすいと思います。
このバックストレートで選手はアウトとインを入れ替わりながら周回を重ねていきます。
あとカーブの滑りもロシアのコーチは走らなければならないと言っていましたね。
≫乗りすぎますとやはり直線同様氷にエッジが埋まってしまいますのでひざを止めないである程度のテンポで走っていくという表現をしていました。
≫2人ともここまでいいラップを刻んでいますが男子同様、残り5周から苦しくなってくるのでそこのラップの維持、もしくは上げる選手が上位に食い込んでくると思います。
≫この5000mレース全体を通すとどういうふうに見ていけばいいですか。
≫残り5周が勝負になるので前半はある程度リズムを作っていきそのラップを残り5周で上回るぐらいで滑ってもらえると上位に食い込む可能性が出てきますね。
≫そのラップの誤差はどれくらいになってくるといいですか?≫女子の選手では1秒以内ぐらいで収めてくれると上位に食い込む可能性が出てきます。
≫こちらはポーランドのヴォズニアック。
ヴォズニアックは34秒前半を4周ほど重ねています。
一方、ドイツのクラウスも33秒4から6といった完全に自分のペースにはなってきています。
≫まもなく後半に差しかかりますので残りの5周でラップを落とす選手維持する選手でがらりとタイムが変わってきます。
≫ドイツのベンテ・クラウスは24歳です。
去年、この同じリンクで行われた世界距離別選手権5000mで自己ベスト7分9秒82をマークして7位に入りました。
今回は、韓国が2日後の団体パシュートそこに専念させるということで与えられた1枠を使用しませんでした。
ですのでドイツからは2枠に加えて3人目のクラウスが繰り上がりで出場しています。
残り6周に入ってきました。
≫この辺から苦しくなってきますね。
≫まるで精密機械のようなラップタイムを続けているドイツのクラウスです。
ドイツの場合は2日後に行われる団体パシュート2連続優勝してきましたが今シーズンはまさかのワールドカップの浮沈で出場権を獲得できませんでした。
ですからドイツの女子選手にとってはこれがオリンピック最後のレースです。
残り5周に入っています。
≫前半に比べますと歩数も増えてますしいいスケーティングしてます。
円の大きさも小さくなっています。
≫どうでしょうこのペースでいくとどのぐらいのタイムになりますか。
≫7分の1桁台です。
≫となると次の藤村もそうですがクラウスが7分の1桁7分5秒を切るぐらいのタイムになってくると後半登場する選手にもプレッシャーがかかるという話です。
残り4周です。
初めてラップが落ちました。
≫やはりこの苦しいところですね。
ここでラップを維持できる選手と落ちていく選手で大きな差になります。
≫苦しくなってきたときに滑りで何を選手は意識したらいいですか。
≫足数を増やすしかないですね。
片足の力がだんだんエネルギーがなくなってくるので片足に乗っている時間が疲労になってきますから足数を増やしてコーナーも直線もピッチでいくしかないです。
≫スタート直後はレーン幅が4mありますがそこをいっぱいに使う選手たちもいますが少しずつ小さくなってきました。
少しずつラップが落ち始めています。
≫このままクラウス選手ラップを落とし続けると7分10秒が見えてきます。
≫7分5秒という後半も考えた中の1つの目安で言うとどういうラップを刻めばいいですか。
≫33秒5というところが見えてきます。
≫日本の藤村祥子がこのあとの第2組に登場してきます。
穂積、石澤は後半グループです。
残り2周に入りました。
≫やはり7分10秒ぐらいになってしまいましたね。
≫まさに白幡さんがおっしゃったように最後の残り5周辺りの落ち幅をいかに抑えて、維持するかがこの女子5000mを制するための1つのポイントになります。
やはり滑りの雰囲気が変わってきましたね。
≫ちょっと上体も高くなってきてひざが立ってきています。
≫ホームストレートに戻ってきました。
このリンクを12周と200m。
最後の1周の鐘が鳴りました。
このままいくと7分10秒を超えるような…。
≫今のラップは痛かったです。
≫男子の場合は5000m10000mではグッと上げてくる選手もいましたが女子の5000mはどう見ていけばいいですか。
≫ラップをキープする選手。
中には1人2人ですが上げてくる選手もいると思います。
≫その上げてくるとするならば7組、8組のサブリコワ、ビュストペヒシュタインかもしれません。
今、フィニッシュしました。
最後は35秒15かかりました。
7分10秒66です、クラウス。
去年、同じリンクでマークした7分9秒82というタイムには届きませんでした。
そしてポーランドのカタジナ・ヴォズニアックが今フィニッシュ。
37秒99この1周かかりました。
疲れました。
7分28秒53。
全8組、16人で行われる女子5000mの第1組が終了しました。
≫やはり、たらればですが33秒台の半ばでずっといっていたわけですがそのままいくと7分5秒を切れるペースだったんですね。
ですから、残り5周でラップを落とした結果が7分10秒を切れなかったことになります。
≫となると次、第2組に日本の藤村祥子が登場してきますが、藤村はどういった組み立てをイメージしていますかね。
≫藤村選手もラップを維持することができる選手ですから最初無理しないことですね。
34秒の前半でいいです。
そして中盤から33秒の中を切るペースでいけばいいと思います。
≫藤村の持ち味、特徴はどういったところを白幡さんは一番買ってますか?≫ラップを維持できるし後半、ラップを上げることができる選手とみています。
≫大会の女子の3000mが2月9日に行われましたがその試合は第1組しかも地元ロシア勢との同走。
その緊張感もあって15位という藤村祥子の成績。
藤村の姿が見えました。
女子5000m第2組。
日本の藤村祥子が登場です。
インスタートはカナダのイヴァンイ・ブロンディン23歳。
去年の世界距離別選手権8位。
アウトスタート藤村祥子、26歳。
北海道美幌町初のスピードスケートオリンピック代表です。
スタートしました女子5000m第2組。
アウトレーンスタートが日本の藤村祥子です。
まず周回に入る前にこの200mです。
カナダのブロンディン、23歳。
≫焦らないで自分のペースを作ることですね。
≫去年12月の代表選考会でもそうでしたが藤村の場合は慌てず焦らずというレースを進めていきました。
≫そのときも7分8秒ぐらいで滑ってましたね。
そのタイムをちょっと上回るくらいのラップで刻んでいくと7分5秒は見えてきますので決して無理な数字ではないと思います。
≫その7分8秒台を出したときも最初の200mを21秒18というラップタイム。
次の1周はやや早い33秒4でした。
この1周のタイムも同じぐらい。
≫予定どおりだと思います。
≫予定どおりに入れているということは藤村としてもやはり3000mは緊張したところがあったといいましたが。
いい形で臨めていますか。
≫そうです。
34秒0で2周ぐらい続けて33秒台に乗っけていければリズムに乗れます。
≫インレーンを滑っているのはカナダのブロンディン。
アウトレーンが日本の藤村祥子。
≫次、相手の力を借りて33秒の後半に乗っけていきたいです。
ここでアウトレーンから藤村が出てきてインレーンへと進路を変えます。
身長154cm。
今大会のスピードスケートの選手の中で最も小柄ですがただ、その小柄な選手でも長距離で戦える。
まさに白幡さんもそれを見せてきてくれたわけですが。
藤村が少し前に出ました。
≫もうちょっとテンポを上げてほしいです。
直線の切り返し。
切り返しといいますとインエッジにするタイミングをもう少し早くするとラップは上がるはずですからあまり乗りすぎないことです。
≫足の動きはどうですか?≫まだコーナーで動いていますね。
あとは直線で少しテンポを上げることです。
≫持ち味は忍耐力だとも話します。
抑えて、抑えてラップをキープして後半、上げて、そして粘りきると話した藤村祥子。
あとはこのぐらいのラップタイムをずっと続けていくことですね。
≫そして今前を行く選手を追って相手の力も借りながらラップを徐々に上げていくことが重要になってきます。
≫ここまではいい形いい流れできています。
≫直線のテンポが出てきました。
≫じわりじわりと同走、カナダブロンディンとの差を広げている。
≫このままで続けていくといいですね。
≫このまま続けていってもし状態がいいならラップを上げることもできる力を持っています。
≫いいリズムです。
≫カーブをとんとんと走り抜けるようにすることが必要だといわれています。
残り6周。
まもなく本当に一番苦しいところが近づいています。
≫苦しいところです。
まずはラップをキープすることが大切になってきます。
≫あとは疲れがたまったとき滑りは何を意識すればいいですか。
≫やはり、引き付けを早くすることによって次の足が出るきっかけになりますので引き付けを早くすることですね。
≫どうですか?≫まだいいですよ。
ここ、我慢です。
もう一度33秒台ほしいですね。
≫表情も苦しくなってきました。
ここからという声が飛びます。
≫諦めてはだめですからね。
≫ここでもう1周33秒台でくれば7分5秒に限りなく近づくことができます。
苦しいところに入ってきています。
33秒71僅かでありますがラップも上がりました。
残りは4周です。
≫次、第2カーブ小さいコーナーですので歩数を増やしてスピードをつけてきれいに回ることですね。
そうするとラップが上がります。
≫テンポは出ています。
ブロンディンとは差を広げた。
この1周も33秒台を保ちました。
≫やはり苦しくなってきました。
我慢です。
≫どうでしょうか?≫ちょっと頭の移動が早くなってきましたね。
やはり体ごと倒れることが重要になってきます。
足に力がなくなってきていますので気持ちは、焦るんですが焦らずにしっかり体幹ごと押すということが重要になってきます。
≫若干落ちました。
34秒15。
7分10秒は切ってくるペースで現在はきています。
≫やはりこの滑り終わった時点でトップに立つことが重要になります。
≫まずは同走のブロンディンとの勝負という面でみると藤村が大きくリード。
あとは、これから6組12人の選手が登場します。
青いバーチャルラインは現在トップに立っているクラウスです。
クラウスを僅かにリードして最後の1周に入りました。
100分の5秒のリード。
≫上がり33秒ほしいですね。
≫33秒でいけば7分8秒台というタイムが出てきます。
まずは7分1桁台を目指している藤村祥子。
藤村祥子、フィニッシュ。
最後の1周は34秒19。
7分9秒65です。
2組4人が終了して日本の藤村祥子がトップに立ちました。
カナダのブロンディンは最後の1周は疲れました。
37秒76。
7分20秒10という速報タイムでした。
今日はスタンドにはソチオリンピックに向けてまさに2人で二人三脚で歩んできましたコーチがいます。
そのコーチが指示を送りながら今回の場合はサポートのスタッフとして入りました。
ですから選手村にも自由に入れずあるいは練習も一部決められた場所でメガホンを使うシーンもありました。
藤村祥子の滑り白幡さんの目にはどうでしたか。
≫展開的にはよかったです。
ただやはり、コンマですね。
1周ごとのコンマ1秒、コンマ2秒の積み重ねが7分5秒に届かなかったと。
ただ、3000mの反省を十二分に生かしたこの5000m魂のスケーティングだったと思います。
≫藤村祥子がトップに立ってレースは第3組に入ります。
インスタートは地元ロシアアンナ・チェルノワ21歳。
去年のロシア選手権のチャンピオン。
このリンクで出したタイムは7分13秒25。
アウトスタートはノルウェーのマリ・ヘンメル、30歳。
去年このリンクで行われた世界距離別選手権は14位。
3000mも今大会は14位。
≫今大会こういうのが多いんですよね。
ロシア勢が出ると会場が静かにならないというか。
≫ロシア勢は2人が5000mに登場してきます。
大歓声の中スタートしました。
女子の5000m第3組です。
インスタート白のレーシングスーツがロシアのアンナ・チェルノワ21歳。
アウトレーンスタートがノルウェーマリ・ヘンメル赤のレーシングスーツ。
最初の200mはやはり21秒前後というところになってきますか。
≫トップの選手は20秒台で入ってくると思いますがこの辺の選手たちは21秒前後でいいと思います。
≫ロシアの白のスーツチェルノワは個人種目は5000mだけの出場です。
去年のロシア選手権のチャンピオン。
そのときはこのリンクで7分13秒25。
ですから現在トップの藤村の7分9秒65。
4秒近くそのときのタイムを上回らなければいけません。
チェルノワは32秒87という1周目のラップタイムでした。
≫このオリンピック初出場ということで体はフレッシュですがまだ感覚がつかめていないと思うんですね。
ですから、まだラップ感覚とかリズムとかもまだ彼女の中ではつかめていないと思います。
≫アンナ・チェルノワは21歳です。
2年前の世界ジュニアでは北海道の帯広にやってきて、そのときは団体パシュートで表彰台に立っている選手。
地元で迎えるオリンピックの初レースです。
選手たちは早めにラップタイムの誤差を少なくしたいわけですよね。
≫苦しくなる前に一定のリズムでいきたいというのは誰しも思っていることです。
≫赤のスーツはノルウェーのヘンメル、30歳。
ベテランになりました。
オリンピックはただ、この人も初めての舞台。
3000mでは一度経験しそのときは14位でした。
≫コンマ2、コンマ3なんですがラップを落とし続けてるので苦しくなる前に残り5周になる前に早くラップを止めることが重要になってきます。
≫ですから、ご覧の皆さんもラップタイムを紙と鉛筆を持って書いてみると。
ヨーロッパの方たちはよくそうしているそうですね。
ロシアのチェルノワが33秒03。
0秒5ほどラップタイムが上がりました。
≫今、バックストレートで前を行く選手をチェルノワ選手追ったのでラップが上がりましたね。
≫今度は逆に赤のノルウェーヘンメルがチェルノワを追う形でバックストレートを進んでいきました。
現在トップに立っているのは日本の藤村祥子。
7分9秒65というタイム。
ここまでは藤村を4秒17上回るペースでレースを進めているということになります。
≫展開的にはお互い苦しいですがバックストレートで前を行く選手を追ったり追われたりという展開ですのでラップが落ちかけてまた戻ってという展開ですよね。
≫そうして1周ごとに上がったり下がったりすると疲労もたまるように感じますが。
≫疲労は確かにたまります。
このときに1人が脱落していくと共倒れということになりかねない展開ですね。
≫0秒2、あるいは0秒3の中にラップの誤差が収まってきました。
4秒56。
チェルノワが日本の藤村を上回っています。
ロシア勢は今回スピードスケートでは2つのメダルを獲得してます。
その2つのメダルはいずれも女子。
3000mではオリガ・グラフ、ロシアが初のメダルをとりました。
500mではファトクーリナ。
ファトクーリナは今回オリガ・グラフは石澤とともに走ります。
≫お互いを追ってラップをなんとかキープしている形ですね。
そして、残り5周です。
ここから、どう2人が耐えていくか。
≫状態から先に行ってますね。
移動するとき頭を振っているという表現がいいです。
≫バックストレートにいるコーチ陣がこの1周のラップタイムを記しています。
4秒4というのはトップの日本の藤村を4秒4上回っているとなってきます。
その指示をコーチが与えました。
表情は厳しくなっていますがトップとの差は選手たちに知らされています。
ノルウェーのヘンメルがここで出てきます。
≫チェルノワ選手はコーナーでひざが立ってしまいました。
≫ノルウェーのヘンメルが今、日本の藤村を上回っています。
そのリードは4秒5。
残り3周に入っています。
3000mでは藤村の1つ上の14位だったこのマリ・ヘンメル。
依然、日本の藤村上回っています。
チェルノワはラップが少しずつ落ちる周回が続いてきています。
≫こうなってくるとお互い苦しいんですが前半の貯金をどこまで生かせるかです。
完全に2人ともひざが立ってスケートが後方に流れ始めています。
≫後方になるということは力が入っていないと。
≫残り1周の鐘が鳴ります。
最後の200m。
ノルウェーのマリ・ヘンメル30歳。
藤村のタイム7分9秒65をヘンメルが上回ってきました7分4秒45。
チェルノワは疲れましたが7分8秒71。
3組6人が終了してノルウェーのヘンメルがトップ。
ロシアのチェルノワそして日本の藤村祥子という順番です。
≫これが長距離の恐ろしいところで後ろにいる選手は前を行く選手を追うことができるという典型的な展開でしたね。
7分4秒というのは決して悪いタイムではありません。
後続にある程度のプレッシャーをかけられるタイムでした。
実はこれくらいのタイムで藤村選手、いってほしかったです。
≫去年の世界距離別選手権よりも選手たちの今大会を通してタイムは上がっていますが去年3月の時点では7分4秒07というのが表彰台に立つ3位のラインでした。
ヘンメルもそのときは7分26秒台でしたが一気にこの1年で同じリンクでのタイムを伸ばしてきました。
となると、同走とうまくお互いが粘り合いながら引っ張り合いながらという形で穂積、あるいは石澤も進められるといいですね。
ロシアのチェルノワは7分8秒71。
ウオームアップルームには後半に登場してくる選手がいます。
ワールドカップランキングで上位の選手たちが後半の組に登場します。
前半の最後第4組インスタート、ドイツのシュテファニー・ベッケルト。
バンクーバー大会の銀メダリスト。
去年の世界距離別選手権では5位。
アウトスタートはアメリカのマリア・ラム28歳。
前回は15位3大会連続のオリンピック出場です。
女子の5000m第4組スタートです。
赤と黒のレーシングスーツはシュテファニー・ベッケルト25歳。
バンクーバー大会ではこの種目で銀メダル。
3000mも銀メダル団体パシュート金メダルでした。
ただドイツの場合は今大会パシュートの出場権はありません。
3000mも17位でした。
そしてアメリカのマリア・ラム。
ドイツのベッケルトが1年前もこのリンクで5位でしたがこの3000mを見る限り本調子でないように見えましたが白幡さんはどうですか。
≫ちょっと重たいですね。
前回大会メダリストとは思えないような体の重さです。
≫ベッケルト選手、今シーズン思うようなスケートができていないようです。
アームバンドが取れましたね。
ギリギリのところで取ってよかったですが。
もしかしたら踏んでいたかもしれないです。
≫髪の毛1本落ちているだけでもスピードスケートの場合は影響を受けるといわれますから選手たちはスタート前に白、そして赤の腕章、アームバンドをそれぞれ渡されます。
≫ただ、3000mと違ってベッケルト選手はこの5000m落ち着いて滑っているようですね。
≫弟、パトリック・ベッケルト。
5000m、8位昨日の10000mは6位でした。
もう1人の弟、妹を含めて4人で2018年ピョンチャンに出場することが夢だと話していたシュテファニー・ベッケルト。
前回大会は3つのメダルをとりました。
≫本当に超長距離タイプなので3000mですとある程度スピードが必要とされている時代ですのでちょっと焦っていたような感じがしますけど今日の5000mはかなり落ち着いていますね。
≫円運動ということを白幡さんもおっしゃっていましたがその雰囲気、形というのはいいですか?≫そうですね。
彼女は独特のスケーティングですがしっかりとインエッジで氷をとらえて円運動していると。
描いていますよね。
≫そして追いかけているのはアメリカのマリア・ラム。
28歳。
個人種目は5000mだけのエントリーです。
この人は去年同じリンクで7分18秒07というタイムでした。
安定していますね、ベッケルト。
≫安定していますね。
もともと後半強くて、上げるタイプなんですベッケルト選手。
3000mはなぜかしらラップが上がらず落ちてきたんですが今日は先ほども言ったとおり落ち着いて滑っていますね。
≫完全に同走のラムを引き離してベッケルトは2600m通過。
ただ、トップに現在立つヘンメルからは1秒58の遅れがあります。
アメリカのラムはこの1周で35秒台。
35秒台が2周続いています。
早くも第3組でノルウェーのヘンメルが7分4秒45というタイムをたたき出してきました。
もちろんそれを見たベッケルトもそのラインは設定してきているでしょう。
≫苦しくなってきていますが状態も上がってスケートのキックが後ろに流れ始めています。
ラップをキープできればいいんですけど。
≫この部分で少し後ろに流れているんですね。
≫そうですね。
≫じわりじわりと現在トップに立つノルウェーのヘンメルとの差は開いてきています。
2秒22の遅れ。
≫やはり全盛期の動きではないです。
前半は落ち着いていたもののフォームに乱れがあるとスピードの維持ができません。
≫カーブの足の運びは?≫右足を持ってくるのが遅くなってきましたね。
後方に流れすぎますと前に持ってくるのに時間がかかるのでリズムが崩れます。
≫少し上体もぶれ始めたこの1周、なんとか粘る。
≫なんとか粘っていますね。
≫アメリカのラムは苦しくなってきました。
1周36秒台までラップが落ちました。
一度、落ち始めるとそこを止めるのが白幡さん、難しいという話がありましたが。
≫まさに、そのとおりです。
つま先が開いて頭も完全に振っちゃってますよね。
150mから半周200m近い差がついています。
トップに立つヘンメルからは2秒67の遅れのベッケルト。
トップに立っているのはマリ・ヘンメル。
≫やはり一度我慢したもののラップ落ち始めましたね。
フォームが崩れるとタイミングが狂ってくるのはこういうところです。
残り1周は誰しも頑張るのである程度上がったりキープできます。
トップは現在7分4秒55。
チェルノワは上回りましたドイツのシュテファニー・ベッケルト7分7秒79、速報タイム。
8人が終わってベッケルトが2位。
トップに立っているのはノルウェーのヘンメル。
アメリカのラム、フィニッシュ。
この1周が37秒80かかりました。
7分29秒64というのは8人が終了して8位。
これで、前半4組の8人が終了です。
日本の藤村は8人が終了して4位。
そして後半の4組に第5組ですぐにインスタート穂積雅子。
第6組、インスタートで石澤志穂の登場です。
≫ベッケルト選手は前半は落ち着いて滑っていましたが全盛期のちょっとキレがなかったですね。
後半、ラップを上げてくる選手のうちの1人ですがキープをしましたが後半落ちました。
≫これで前半が終わりましたが白幡さん、トップが7分4秒45。
まさに後半の選手たちにとっても少し気になるタイムが出ていますね。
≫これを藤村選手にやってほしかったんですが。
1周ごとのコンマ1秒コンマ2秒の積み重ねですね。
≫ドイツのベッケルト。
アメリカのラムは疲れました。
アドレルアリーナで行われていますスピードスケート個人種目の最終種目です。
女子の5000m。
前半の4組、8人が終了してノルウェーのヘンメルが7分4秒45。
後半上位8人が意識せざるを得ないタイムを出してきました。
日本の藤村祥子は8人が終了して4位につけています。
≫スピードスケート女子の5000mが今、前半の4組8選手が終わりました。
この時点で藤村選手は4位につけています。
≫改めて順位を確認しますと、トップがノルウェーのマリ・ヘンメル選手で7分4秒45。
これはメダル圏内に入ってくる。
これが特に後半に強い選手がまた出てくるんですが彼女たちに十分プレッシャーを与えるタイムということです。
それからドイツのベッケルト選手が7分7秒79。
そしてロシアのチェルノワ選手が7分8秒71というタイムで藤村選手が7分9秒65。
ただ彼女の滑りも非常によかったように見えましたよね。
≫安定していたように見えました。
その藤村選手の滑りを見てみます。
藤村選手、前半の2組目に登場しました。
アウトコースからのスタートです。
1400mを過ぎて1800mまではずっと33秒台のラップを刻んでいきました。
彼女の5000のベストが7分8秒46ですからこのリンクでこのオリンピックという舞台で7分9秒65は非常に力を出したという感じがします。
このあと4組を残しますが現在のところ第4位という順位です。
まず日本、1人目の選手藤村選手が滑って、なかなかいい滑りを見せてくれたという状況です。
≫後半に登場します穂積選手が5組目。
後半最初の組です。
そして石澤選手は6組目に出場します。
≫それから、この大会注目のオランダ勢も後半の4組に3人登場するということです。
見ていて、本当にラップコンマ何秒の上下なんですよね。
≫長いじゃないですか5000m。
どこで、どう上げていくのか安定させていくのか非常に難しい競技だなと見ていて思いました。
生字幕放送でお伝えしています≫再びスピードスケート会場アドレルアリーナから女子5000mをお伝えしていきます。
会場は現在整氷作業に入りました。
ここまで前半の4組8人が終わって藤村選手は4位となっています。
≫ではその藤村選手の滑りを振り返ってご紹介しましょう。
≫女子5000m第2組。
日本の藤村祥子が登場です。
第2カーブの入り口からスタート。
左に日本の藤村が登場です。
アウトレーンスタートが日本の藤村祥子。
まず周回に入る前にこの200mです。
インスタートのカナダのブロンディンが前に出ています。
カナダのブロンディンは23歳。
≫焦らないで、まず自分のペースを作ることです。
≫去年12月の代表選考会でもそうでしたが藤村祥子の場合は、慌てず焦らずというレースを進めてきました。
≫そのときも7分8秒ぐらいで滑っていましたね。
そのときのタイムを少し上回るラップなら7分5秒台が見えてきます。
やはりちょっと苦しくなってきましたね我慢ですね。
ちょっと頭の移動が早くなってきました。
やはり体ごと倒れていくことが重要です。
足に力がなくなってきていますので気持ちは焦りますがしっかり体幹ごと押すのが重要になってきますので。
≫若干落ちました。
7分10秒は切ってくるペースで現在はきています。
≫滑り終わった時点でトップに立つというのが重要になってきますね。
≫まずは同走のブロンディンとの勝負という面なら藤村が大きくリードしています。
あとはこれから6組12人の選手が登場してきます。
トップのクラウスを僅かにリードして最後の1周に入りました。
100分の5秒のリード。
≫上がり33秒、ほしいですね。
≫33秒でいけば7分8秒台というタイムが出てきます。
まずは7分1桁台を目指している藤村祥子。
藤村祥子、フィニッシュ。
最後の1周は34秒19。
7分9秒65です。
2組4人が終了して日本の藤村選手がトップに立ちました。
カナダのブロンディンは最後の1周疲れました。
≫日本の代表選考会のときにとにかくコーチのおかげでここまでこれたという話を盛んにしていた藤村選手。
懸命にまず日本の最初の滑走者としてスタートしていきまして7分9秒65というタイムでフィニッシュして現在4位です。
≫藤村選手の試合後のインタビューが入ってきました。
≫では藤村選手に話を伺います。
今日の5000mの走りご自身の評価はいかがでしたか?≫ラップタイムとしては3000mよりは粘れたと思うんですがスタートの200が少し感じがよくなくて。
スピードに乗れなかったのでそこで少し力を使ってしまった感じです。
≫今3000mの話がありましたがそのときは非常に緊張したというコメントがありましたが今回においてはどうでしたか?≫今回は1本を滑っているということもあって3000mよりは落ち着いて滑れたと思います。
≫そして、国内の代表選考から1月半ぐらいの間で藤村さん自身の人生も大きく変わったのではないかと思いますが今回、このソチで得たことどんなことでしたか?≫やっぱり、今は悔しさがすごく大きいので次につなげるステップにしたいと思っています。
≫また1つ今回自分自身これが大きく自分の中には成長の糧として入りましたということはどんなことがあるでしょう?≫シンプルに速くなりたいって思いました。
≫この先の、また藤村選手の活躍を期待しております。
≫ありがとうございました。
≫どうですか、前のレースよりも緊張が幾分ほぐれたものの今のレースが終わってさらに速くなりたいという気持ちになってきたと。
≫初出場ですからね、藤村選手。
ぜひ次につなげてほしいと思います。
今、整氷作業中でその間にオーケストラの皆さんや…。
≫やっぱりオランダから来ているそうですが。
今、演奏しているんですごい音ですが後半にこれから入っていきます。
後半の4組まず最初の後半最初の組に穂積選手が登場します。
そして続いて石澤選手が出場します。
≫それから世界記録を持っているサブリコワ、ビュストオランダの選手とチェコのサブリコワ。
この2人が同走する組もあります。
さらにはオリンピックですでに9個のメダルをとっているペヒシュタイン。
彼女もドイツですが登場します。
そういう意味ではビュストとサブリコワが7組で同走。
それからペヒシュタインが8組ということでこれからの4組は本当にそれぞれの組が注目のレースになります。
ビュスト選手を含めて後半の4組にオランダ勢が3人登場します。
それからサブリコワ選手は彼女は3000mではメダルとれなかったんですね今回は。
ですから、ビュストとの対戦ということもまた楽しみです。
どういう対戦になるのか。
≫しかも男子の5000mはまさにオランダ勢が金、銀、銅を独占しているので女子はどうなるのかというのも注目かと思います。
≫また、1周ごとのラップがどのぐらいのラップでいくのか。
とにかく、落とさないように。
落ち始めると一気に落ちてしまう。
あまりスピードがいかない重い氷になっています。
その中で後半勝負そのラップをむしろ上げていく選手が出てくるのかどうか。
その辺が注目になってくるんじゃないでしょうか。
日本選手、3人のうち2人がこのあとのレースに登場します。
≫このあと後半の最初の組に穂積選手。
そして続いて石澤選手と出場します。
それではスピードスケート女子の5000m後半のレースをご覧いただきます。
≫アドレルアリーナでは整氷を終えて輝くようなリンクが広がっています。
女子の5000m。
ソチオリンピックスピードスケート競技の最後の個人種目です。
解説は白幡圭史さんです。
白幡さん。
前半の4組を終えていよいよこれから後半になりますがワールドカップランクの上位の選手たちが登場してきます。
その中に穂積雅子が第5組。
石澤志穂が第6組に登場してきます。
この2人の滑り練習もずっとご覧になっていて白幡さんの目にはどう映っていますか?≫十分に7分5秒を切ってくる力はあるとみていますので上位入賞調子がよければメダルというところも考えています。
この女子の5000mは世界ランキングを見るとほかの競技に比べて女子の5000mが一番近いんです。
そう見ますと期待が持てると思います。
≫ランキングでいいますと6組に登場してくる石澤志穂が9位。
穂積雅子が10位につけています。
石澤の場合は今シーズンワールドカップ5000mが行われたのはカザフスタンでしたがそのときには4位に入りました。
穂積、石澤、それぞれの特徴そして持ち味はどういうところにありますか。
≫穂積選手は積極的なレースを展開すると思います。
石澤選手は後半粘れるスケーティングができますので、そこら辺を見ていただければと思います。
≫同走の相手も今スタートリストが出ましたが穂積、インスタートでアウトスタートはオランダのクライボイカーは35歳。
2大会ぶりのオリンピックですが今シーズン3000、5000どちらも自己ベストを更新しているんですね。
≫前回のオリンピック惜しくも出れなかったんですがオランダでの選考会を勝っているので力はあります。
石澤は、地元ロシアのオリガ・グラフ、3000mの銅メダリストと滑ります。
そして、7組に前回の金メダリストチェコのサブリコワとオランダの3000mなどで金メダルをすでに3つとっているビュスト。
最終組に若手の21歳、ノータ。
アウトスタートにドイツのペヒシュタインが自身が夢と話す冬のオリンピックスピードスケートで10個目のメダルを目指します。
ペヒシュタインはすでに9個でスピードスケート競技で最多のメダルを獲得しています。
前半の4組、8人を終えてトップがノルウェーのヘンメル7分4秒45。
日本の藤村は7分9秒64で4位につけています。
ただ白幡さん藤村のインタビューもお聞きいただきましたがやはり、今は悔しさがまず大きいという表情そして言葉も印象的でした。
≫ただ初出場にしては堂々とした滑りだったと思いますし1周ごとのラップは物足りなさがあったんですが展開はすばらしいものがあったと思います。
≫大学を卒業したあと所属が決まらず苦しい時期もあってそんなときに助けてくれて4年間ともにオリンピックを目指してきた小竹コーチと歩んできました。
女子5000m第5組のレース。
選手たちが出てきます。
アウトスタートはオランダのカリエン・クライボイカー。
インスタートで日本、穂積雅子、27歳。
バンクーバー大会では団体パシュート銀メダル。
3000m、6位5000mは7位。
すべての種目で入賞しました。
今大会は3000mで21位。
気持ちで滑って粘っていきたいと話していた穂積雅子、インスタート。
日本の穂積雅子がインスタート。
アウトスタートはオランダの35歳、クライボイカーです。
穂積としてもラップタイムということでいいますとあの藤村のときのようなものを目指しているわけですか。
≫ただ、彼女の場合は積極的なレースが好きなものですから、序盤から飛ばしていくと思います。
後半、クライボイカー選手が強いので、相手に勝てばチャンスは出てきますので。
しっかり相手を見て滑ることが重要になってきます。
≫バンクーバーオリンピックでは前回大会では長距離2種目いずれも入賞しました。
穂積雅子。
日本女子長距離のエースとして引っ張ってきましたがその後、右足首の骨折もありました。
自分の部屋にはあのバンクーバー大会のときの悔しい表彰式の写真を飾っているとも話してくれました穂積雅子。
≫先ほどのノルウェーのヘンメル選手と同様に相手を追ってインコースでリードという展開を数回続けてもらいたいですね。
≫穂積雅子、ここまではトップに立っているヘンメルのタイムを0秒08上回っています。
ほぼ同じペースできています。
この周回は後ろのオランダのクライボイカーが穂積を追いかけます。
この1周でオランダのクライボイカーが少し前に出てきました。
クライボイカーが上がりました。
≫意識的に穂積選手を追いましたね。
ここでもう一度追ってもらいたいですね。
≫逃げるオランダのカリエン・クライボイカー35歳。
172cm。
今シーズン自己ベストは6分57秒30。
今シーズン、全選手トップのタイムです。
といってもスピードスケートの場合はリンクによってあるいはそのリンクのある高地標高によってもタイムが変わります。
≫穂積選手はあまり離されないことです。
もう1回前を行ってもらいたいです。
≫2006年のトリノオリンピックでこの種目10位に入っている35歳のクライボイカー。
≫穂積選手、決して悪くないので追ってもらいたいです。
少しでも差を詰めることです。
≫むしろクライボイカーがこのままのラップを維持できればかなりのタイムが出てくるようなペースですね。
≫7分を切るペースですね。
そして、横の幅を大きく使っているんですよ。
遠心力を大切にしたスケーティングですね。
この4mの幅を身長が172cmなんですが大きく使っています。
≫ただ気をつけたいのは片足で乗りすぎている時間はあまり長くしたくないわけですね。
≫悪くないです。
穂積選手、我慢してもらいたい。
≫穂積もこのラップタイムをキープしていけば7分5秒ぐらいのラップですね。
穂積もここまでいいラップタイムを刻んでいます。
むしろオランダのクライボイカーがこのペースでどこまで続けていくか。
7分を切ろうかというペースを続けています。
現在トップに立つヘンメルを3秒28リードのクライボイカー。
7分を切るペースをこの第5組のクライボイカーが出してくると一気に残りの3組の6人にとってもかなりのプレッシャーにもなってきますね。
≫穂積選手ここで少し落としましたのでもう一度、頑張って33秒台に戻してもらいたい。
≫残り5周から4周に入っています。
穂積にとっては耐えどころです。
≫苦しいですね。
ちょっとコーナーでの蹴り幅が狭くなっています。
苦しい表情ですね。
≫長距離は気持ちで滑る。
自分にとっては生きざま。
どれだけ耐えられるか粘れるか。
とにかく粘っていきたいと話していた穂積。
≫リズムが一緒ですねクライボイカー。
≫完全にクライボイカーは6分台に突入。
≫穂積は蹴り幅が狭いんですよね。
≫カーブも走るように駆け抜けていきたいところ。
第5組の2人。
このあとには上位の6人が登場してきます。
完全にヘンメルのタイムは6秒31上回っていますクライボイカー。
7分10秒を切るのが厳しくなってきたかどうか穂積。
クライボイカーはどうですか?≫リズムが一緒なんです。
ちょっと足数を増やした感じです。
≫32秒台を保ったまま。
このままいけば6分56秒前後となってくるでしょうか。
去年ここで行われた世界距離別選手権では優勝タイム、サブリコワは6分50秒台でしたが2位以下は7分以上かかりました。
クライボイカーが6分台を出してきそうです。
今回のオリンピック出場は5000m1本という35歳のクライボイカーは6分55秒66でフィニッシュ。
そして、穂積雅子です。
穂積雅子は7分12秒42。
10人を終えて穂積は7位。
日本の藤村祥子が現在5位。
トップに立ったのはオランダのクライボイカーで6分55秒台が出ました白幡さん。
≫かなりいいタイムですね。
これは、サブリコワに対してもいいプレッシャーをかけたタイムだといえます。
≫レースの前の段階では6分台が1人あるいは2人いけばというぐらいだったと思います。
≫もちろんクラウディア・ペヒシュタインも相当なプレッシャーですね。
≫このあと6組に石澤志穂そしてグラフが登場。
7組にはクライボイカーと同じオランダのビュストとチェコ、前回金メダリストのサブリコワ。
そして、最終8組もオランダのノータと41歳の10個目のスピードスケート競技メダルを目指すペヒシュタインが登場してきます。
≫リズムが全く一緒ですね。
最後の1周ぐらいですね歩数が上がったのが。
あとは同じぐらいでコーナーも決まってました。
≫33秒台に落ちたのが1周だけであとはすべて32秒台でまとめてきました。
女子5000m第6組。
インスタートで日本の石澤志穂が登場。
北海道中札内村出身の27歳です。
前回大会は9位入賞にあと一歩まで迫りました。
同走はロシアのオリガ・グラフ。
3000mの銅メダリストです。
日本の石澤がインレーンスタート。
大歓声のロシアグラフとの同走です。
女子5000m第6組。
黒のレーシングスーツが日本の石澤。
3000mは結果的に金メダルをとったビュストと同走で9位でした。
石澤もずっといい状態をキープしたまま5000mを迎えていると聞きました。
≫安定感はあると思います。
≫石澤の滑りの特徴は改めてどういうところにありますか?≫後半足が動くんです。
ですから、この氷には合っていると思うんです。
先ほどもいったように後半に足が止まった選手がやっぱり失速していますので。
こういった足が動く選手は後半、粘れて上位に入るというそういったことができる選手なんです。
≫ノルウェーのヘンメルの組ではないですが2人がいい具合に引っ張り合うような形になるといいですね。
≫あまり相手に合わせないで自分のリズムで滑るべきです。
≫バンクーバーオリンピックを終えたあとには所属先が見つからず活動資金を自己負担して成績が一時は出ずに連盟の強化指定選手から外れたこともありました。
本人も、もう復活できないんじゃないかと思ったそうですがその後、立ち直りノルウェーで武者修行もした。
とにかく楽しくやろう。
気持ちの変化で一番濃厚な4年間を過ごしてきたと石澤は話します。
石澤の動きはどうですか?≫まだ悪くないですがオリガ・グラフ選手のほうがリズム作りましたね。
ですから、石澤選手相手の力を借りながら先ほどのマリ・ヘンメル選手のように引っ張り合ってもらいたいです。
≫ロシアのグラフは30歳です。
ヨーロッパの選手の中では小柄。
日本の石澤は167cmあります。
とにかく3000mではロシアにこのソチオリンピック大会第1号のメダルをもたらしました。
≫ちょっと離されすぎましたね。
ただ石澤選手後半我慢することができますから。
足数を増やしてもう少しテンポを上げるべきです。
≫リードしているのはロシアのグラフ。
グラフは現在トップのオランダのクライボイカーのペースを上回っています。
青のバーチャルラインが現在トップに立っているクライボイカーのタイム。
それを上回るペースでグラフがいっている。
石澤は少し落ちた。
どこかでラップが落ちていくのを抑えたいですね。
≫ちょっと前半乗りすぎた傾向がありましたが先ほどの周回でテンポを上げたんですがラップが止まらないですね。
≫片足で長く乗りすぎると体重の3倍ともいえる重さがかかります。
幅1mmないブレードの刃で支えています。
なんとか落ちるラップは抑えた石澤。
≫もうちょっとテンポがほしいです石澤選手。
≫逃げるのは地元ロシアの歓声を受けるグラフ。
グラフからは100m近くの差がついてしまったか日本の石澤。
≫残り4周でまだ32秒台を続けてきた。
グラフも6分台のペース。
逃げるグラフ。
白幡さんグラフの滑りどうですか。
≫いいですね。
完全に3000mの3位で自信をつけた滑りですね。
≫3000mの銅メダルは同じリンクで滑った1年前のタイムから10秒以上タイムを縮めました。
この5000mでは去年は7分13秒というタイムでしたが12月の国内選手権で7分8秒にタイムを伸ばしオリンピックという大舞台で6分台のペースで進んでいます。
≫なんとかキープしていますがもう少し石澤選手は足数を増やしてラップを上げてもらいたいですね。
≫ラップを上げることができれば7分10秒前後のタイムになります。
≫ちょっと疲労が見えてきていますね。
体を揺すり始めましたね。
≫トップのクライボイカーは最後の2周も32秒台でまとめていきました。
石澤は34秒台というタイム。
ロシアのグラフはトップに立つクライボイカーのタイムとの勝負。
そして、間違いなくメダル争いに入ってくる勝負です。
残り2周です。
≫石澤選手、珍しく後方にスケートが逃げる形になってます。
抜けています。
≫粘りが持ち味の石澤ですが苦しくなってきました。
ロシアのグラフが0秒39速い。
ただ、その差は縮まってきました。
最後の2周をクライボイカーは32秒6というラップタイムで滑りましたがどうでしょうか。
日本の石澤もラスト1周。
歓声、一段と大きくなる中でロシア勢、この5000でもメダルに届くか。
クライボイカーとの勝負だ。
6分55秒78で僅かに届きませんでした。
そして、日本の石澤志穂が戻ってきました。
石澤志穂は7分11秒54。
12人が終了しました。
トップに立っているのはオランダのクライボイカー。
≫完全に自信をつけてしまいました。
グラフ、銅メダルでやはり、ここまで一瞬で人間が変われるということですよね。
もともと7分10秒そこそこでしか滑れなかった選手が、いきなり6分台ということで。
トップではありませんが堂々としたスケーティングでした。
≫今シーズン、去年11月のワールドカップでもこの5000mは7位でした。
3000mでは今シーズン高速リンクといわれるソルトレークシティー自己ベストを上回るナショナルレコードで銅メダル。
6分55秒台が早くも2人出ました。
≫レベルが高くなりましたね。
≫石澤は7分11秒54。
12人終わって8位。
日本勢は穂積が9位藤村祥子が現在6位。
そして、女子5000m第7組。
今大会3つのメダル3000mの金メダリストのイレーン・ビュスト、インレーン。
アウトレーンは前回の金メダリスト。
この種目の世界記録保持者です。
バンクーバーではチェコにスピードスケート史上初のメダルをこの種目でもたらしました。
ワールドカップでは長距離で7シーズン連続で総合チャンピオンに立っているサブリコワが左。
4つ目のメダル金メダルを狙うビュストがインレーンスタート。
第7組は3000mの金メダリストそして銀メダリストの勝負です。
≫この距離はチェコのサブリコワ選手は負けたくない距離です。
≫去年の世界距離別選手権チャンピオンはサブリコワ。
2位に入ったビュストにおよそ8秒近い差をつけました。
3000mではビュストが金メダル。
サブリコワのあとから滑って上回っていきましたが。
ここは直接対決です。
ビュストとしては先行してそして逃げ切ると。
サブリコワはどうですか。
≫後半、持ち味ありますからじっくり前を見て追っていって後半逆転というそういったレース展開になると思います。
≫滑りながらサングラスを直すしぐさも見せたビュスト。
ここまでの選手で、ただ1人の31秒台を出してきました。
サブリコワは32秒55。
サブリコワゆったりとした滑りです。
サブリコワのフォームも特徴的に見えますが。
≫頭を振っているように見えますが実はスケートの返りが先なんです。
ほとんどの選手は疲れてきますと頭を先に振ってあとからスケートが返ってくるとなりますのでスピードにつながりませんがサブリコワ選手は逆です。
≫ビュストはどういった特徴がありますか?≫ビュストも横の動き見てのとおり分かるんですが4mの幅を十分に使ったスケーティングですね。
そして頭を外にわざと向けるんです。
外に向けることによって足の付け根が中心に入ってくるスケートです。
≫周回を重ねるごとにビュストがサブリコワをまず前半は引き離していきます。
≫どこでラップが逆転するかです。
逆転したときの残りの回数とラップの誤差で最後の勝負というのが分かってくると思います。
≫0秒16ではありますがこの1周でビュストがサブリコワを引き離します。
2人ともに現在トップに立つクライボイカーのタイムを上回っています。
3大会連続のオリンピック。
27歳になりましたイレーン・ビュスト。
2006年トリノオリンピックでは19歳で3000m、金メダル。
オランダ史上最年少の金メダリストになりました。
初めてサブリコワが100分の6秒ですが上回りました。
≫この時点で2秒ほど差があります。
2秒5の差を残り6周でどこまでひっくり返すかという展開ですね。
全く違うタイプの長距離でおもしろい展開が見られると思います。
≫サブリコワは26歳です。
ビュストとは同年代。
ともにトリノオリンピックで初めての舞台を戦いました。
バンクーバーではチェコにスピードスケート史上初のメダルをもたらしました。
2秒5近くあった2人の差が残り6周を切っています。
ビュストはここから粘っていく流れですか?≫そうですね。
ただこの32秒の中でずっと押し通すとビュストの勝ちになります。
追いつきません。
≫サブリコワもさすがにこれ以上ラップを上げるのは難しくなってきますか。
≫そうですね。
もうそろそろスパートをかけないと追いつくのが困難です。
ともに現在トップに立つクライボイカーのラップは上回っている。
残り周回が少なくなってきました。
金メダルを争う2人です。
ビュストが33秒16で落ちた。
サブリコワは上げてきました32秒23。
≫この落としは大きいですねビュスト選手。
いい目標になってしまうと思います。
≫2人の差は1秒3。
一気に詰まってきました。
サブリコワも表情は険しくなってきました。
サブリコワが並んできました。
あっという間に2秒5近くの差を2周で詰めました。
並んで、100分の3秒差でおそらく、この周回で今度はサブリコワが前に出てくるでしょうか。
サブリコワがリードをやはり奪いました。
≫もう足が前に出ていかないですねビュスト選手は。
≫2人のフォームを見ていてもビュストのほうが揺れています。
≫重たそうに見えますね。
≫3000mで金メダル1000m、1500mで銀メダルとすでに3つのメダルをとってきたビュストですが連覇を狙うサブリコワがリードを広げました。
トップのクライボイカーも4秒40のリード。
ビュストはこのままいけば2位に入っていきますが34秒かかりました。
現在トップのクライボイカーは最後の1周も32秒台でいきましたからビュストとしては2位に入れるかどうかも厳しくなってきた。
先頭のサブリコワは逃げていく。
果たしてビュストはどのポジションに入るか。
チェコのマルティナ・サブリコワ。
6分51秒54、速報タイム!連覇に向けてまずトップに立ちました。
ビュストはなんとか2位。
最終1組を残してチェコのサブリコワがトップ。
2位にオランダのビュスト。
3位にオランダのクライボイカー。
サブリコワのメダルは確定しました。
≫やはり後半型の氷なんですね。
なんとかビュストでさえこらえるのがやっと。
ラップは落ちましたが。
この氷は立てて滑らせてくれない氷になっています。
≫前半と後半でビュストの滑りラップにも表れましたが。
≫タイプの違う長距離ということで前半タイプのビュストがどこまで逃げ切れるか。
ただ、残り4回で33秒台というのはきつかったですね。
その辺を計算していたサブリコワの勝ちという冷静なレース展開でした。
≫残り1組で日本の藤村は8位。
石澤10位、穂積は11位です。
そして、最終組がオランダのノータとドイツのペヒシュタインですがこの2人は白幡さんどうでしょうサブリコワ6分51秒。
ビュストは6分54秒。
それぞれの設定も難しいと思います。
≫やはり、銅メダルの6分55秒66という辺りを狙ってくると思います。
≫すでに、4選手が6分台を出しました。
最終組オランダイヴォンヌ・ノータ、インレーン。
アウトレーンは41歳10個目のメダルを狙うドイツのクラウディア・ペヒシュタイン。
女子5000m個人種目最後のメダリストがいよいよ決まります。
オレンジのレーシングスーツがイヴォンヌ・ノータ。
オランダの22歳です。
個人種目は、この5000m1本。
今シーズンはワールドカップで3位に入っています。
一方のドイツのペヒシュタインはこの5000mでは92年のアルベールビルオリンピックで銅メダルのあと94年のリレハンメルから3連覇。
トリノでは銅メダル。
トップに立ったのはチェコのサブリコワ。
連覇を狙うサブリコワが現在トップ。
そして、ペヒシュタインとノータ。
≫ペヒシュタイン選手は積極的にいってますね。
やはりメダルを意識しているスケーティングです。
≫出場大会でメダルをとってきました。
夢と話す10個目のメダルへの挑戦です。
一方のノータはどうでしょう。
個人種目は5000m1本。
これまで大きな大会での実績という面ではワールドカップでは3位に入りましたが。
≫コーチが皆さんご存じの有名なコーチなんです。
練習も彼の後ろについてしていますので世界で戦うということは彼から教えられていると思います。
ただ実戦が少ないのが気になります。
≫その辺りどういうふうに出るか。
コーチのジャンニ・ロメさんは長野オリンピック5000m10000mの金メダリスト。
サブリコワは後半型でしたから前半型の2人は現状は0秒61。
そして0秒76。
それぞれサブリコワのタイムは上回っています。
≫お互いバックストレートで例の展開をやっていますね。
追ったり追われたりという展開ですね。
≫22歳のノータは今シーズン1500、3000、5000中長距離すべてで自己ベストを更新しました。
≫ロメが今、映りました。
普通の練習のときもワンピースを着て滑っているんですよね。
≫このソチオリンピックではオランダ勢が圧倒的な強さを見せてきました。
すでに5000mでも現在2位につけているビュストのメダルは確定しています。
男子で12女子で7つのメダルを奪ってきたオランダが果たして女子の5000mではいくつのメダルをとるのか。
ノータがペヒシュタインを追いかけます。
2人の滑りは?≫非常にやわらかいんです。
これから残り6周になりましてこれから苦しいところになりますがそこでのフォームの変化を見てもらいたいと思います。
≫ノータは依然サブリコワとほぼ同じペース。
さすが激戦のオランダだけあって強いですね。
スケーティングも乱れてません。
大丈夫です。
≫このカーブを走るように駆け抜けていかなければいけないリンクだとロシアのコーチも話していました。
ノータは見た目にもゆったりとした雰囲気があります。
≫やわらかいですね。
≫サブリコワのタイムからはここで少し遅れたか。
ただ、おそらく2人の中はビュストの6分54秒あるいはクライボイカーの6分55秒。
それはしっかり入っているはずです。
≫ただ、ここで相手との勝負もあるのでペヒシュタインはこれ以上離されるわけにはいかないと思います。
≫少しリードを奪っているのはオレンジのスーツオランダのノータ。
22歳。
追いかけているドイツのペヒシュタインは閉会式前日の22日に3日後に42歳の誕生日を迎えるスケーターです。
トップはチェコのサブリコワ。
≫まだフォームは変わらないですノータ選手、いいです。
≫3000mは国内の選考会で100分の3秒差で出場権を逃したノータ。
ペヒシュタインとの差をじわりじわりとノータが広げてきています。
2人の滑り、何か感じますか。
≫ペヒシュタインがちょっと重たくなってきました。
頭を振るのが早くなってきました。
ノータ選手、変わりませんね。
蹴り上げる動作が速くなってきただけであとは変わらないです。
≫サブリコワの表情には一瞬笑みが浮かびました。
4秒、サブリコワから遅れているということは6分55秒台をまさに出せるかどうかというところです。
≫残り1周前のここのラップが重要ですね。
ペヒシュタインも苦しくなってきました。
≫トップに立つのはチェコのサブリコワ。
2位につけるのはオランダのビュスト。
≫でも、詰めてきました。
ペヒシュタインが詰めてきた。
6秒43、6秒45それぞれサブリコワから遅れていますが…。
サブリコワの金メダルは決まったか。
ペヒシュタインが最後の1周でどこまで2位3位に入っていくか。
少しどうか6分55秒66というのが3位のタイムです。
ペヒシュタインが完全にノータを引き離して入っていくが6分台は出しましたが届きませんでした。
ペヒシュタインは6分58秒39速報タイムで5位。
ノータは7分1秒76の6位。
女子5000mチェコマルティナ・サブリコワが連覇を達成しました。
2位にオランダのビュストが今大会4つ目のメダル。
3位にオランダのクライボイカー35歳。
2大会ぶりのオリンピックで初めてのメダル獲得です。
≫それぞれいろんな思いがあったこの5000mだったと思いますが今の最終組の勝負だけを見ますと、ペヒシュタインの作戦勝ちというかノータ選手が落ちてきたところをしっかり見定めてスパートをかけたペヒシュタインの作戦勝ちといったとこになります。
ただし、前半の入りが速かったせいで6分55秒6には届かなかったという展開です。
≫ノータも前半から積極的にいきましたが。
≫やっぱりここで実戦不足というのが出てしまいました。
一番勝負のかかった残り3周でラップを落とすのは、これから成長を見ていきたいところです。
≫22歳、2日後に23歳の誕生日を迎えるノータ。
ペヒシュタインは出場6大会すべてでメダル。
10個目のメダルという夢は惜しくもかないませんでしたがもうすぐ42歳を迎える大ベテランが3000mに続いて場内を大いに、世界中を沸かしてくれるレースを見せました。
そして、メダリストそれぞれの思いがある喜びの表情ですが。
まずサブリコワ。
≫自分のペースを貫いて先行するビュスト選手に慌てず自分のスケートをした結果トップに立ったと。
王者の滑りだったと思います。
≫女子5000mの最終結果です。
チェコのマルティナ・サブリコワが3000m銀メダルからこの5000mは前回大会に続く金メダル。
連覇を達成。
2つ目のメダルです。
ビュストは4つ目のメダルですが3000に続く2冠にならず銀メダル。
そして35歳カリエン・クライボイカーにとってもうれしい2大会ぶりのオリンピックでの初めてのメダルを獲得しました。
日本勢は藤村祥子が10位石澤志穂、12位穂積雅子が、13位です。
最終的に上位5人までが白幡さん、6分台。
≫3人ぐらいだと思っていたんですがオリガ・グラフの成長。
人間、一瞬で変われるというのがこの大会で分かりました。
日本勢も変われると思います。
≫日本勢としては2日後団体パシュートも控えているのでそちらでの活躍も期待したいと思います。
個人種目、最後の種目でした。
女子5000m。
解説、白幡圭史さんとお伝えしていきました。
白幡さんどうもありがとうございました。
≫ありがとうございました。
≫スピードスケート女子5000mが終わりました。
日本選手、3選手の結果です。
藤村選手が7分9秒65で10位。
石澤志穂は7分11秒54で12位。
穂積雅子選手が7分12秒42で13位です。
≫それにしてもサブリコワ選手とビュスト選手の組のレースはすごかったですね。
≫デットヒートでしたね。
≫サブリコワ選手はビュスト選手に勝てなくて銀でしたがここでのレースすごいレースになりました。
その金メダル、銀メダルが決まったレースを振り返ってご覧いただきましょう。
≫サブリコワがリードを奪いました。
3000mでは連覇を逃したサブリコワ。
≫なんとかラップは戻しましたがもう足が前に出ていかないですねビュスト選手。
≫2人のフォームを見ていてもビュストのほうが揺れています。
≫重たそうに見えますね。
≫3000mで金メダル。
1000m、1500mで銀メダル。
すでに3つのメダルをとってきたビュストですが連覇を狙うサブリコワがリードを広げました。
トップのクライボイカーも4秒40のリード。
ビュストはこのままいけば2位に入ってきますが34秒かかりました。
現在トップのクライボイカーは最後の1周も32秒台でいきましたからビュストとしては2位に入れるかどうかも厳しくなってきた。
先頭のサブリコワは逃げていく。
果たしてビュストがどのポジションに入るか。
チェコのマルティナ・サブリコワ。
6分51秒54、速報タイム!連覇に向けてまずトップに立ちました。
ビュストはなんとか2位。
最終1組を残してチェコのサブリコワがトップ。
2位にオランダのビュスト。
3位にオランダのクライボイカー。
≫サブリコワ選手がこの5000mはバンクーバーに続いて連覇を果たしました。
ただ、オランダは銀と銅はちゃんととっています。
≫ということで合わせて21個このスピードスケートでメダルをとったことになります。
≫それからペヒシュタイン選手は1972年2月22日生まれですのでパシュートの決勝の日は42歳になります。
10個目のメダルを目指すことになるわけですね。
≫42歳で、あの滑りはすごいですよね。
≫日本人選手、個人種目は全部終わりましたので入賞者を改めて確認します。
ご覧のように男女の500mの加藤選手長島選手、小平選手の3人となりました。
≫今日でスピードスケート個人の種目は今日で終わりました。
残りは男女の団体パシュートがあります。
21日にありまして22日が決勝となっています。
≫前回のバンクーバーではメダルを獲得しましたパシュートです。
個人種目で入賞者ももう1つメダルには届きませんでしたのでこのパシュートに期待が高まってくるということになります。
非常におもしろいレースになりますからね。
≫解説の白幡さんもいつも、お話しすると必ずパシュートは期待できるよと言ってくれるんですがどうなんでしょうか。
楽しみにしています。
≫スピードスケートというのは夏のオリンピックでいえば陸上競技のような非常にシンプルなタイムを競うというレースですので。
しかし大会の中では1つの軸になっていく種目なんですが個人の種目のレースがこれですべて終わりました。
とにかく、このオリンピックソチ大会はオランダ勢の圧倒的な強さが光ったスピードスケートということになりました。
日本勢はまだメダルもそして好成績を残す可能性はあります。
2014/02/19(水) 22:00〜00:10
NHK総合1・神戸
ソチオリンピック(中継)◇スピードスケート 女子5000m[SS][字]
◇10:30頃(中継)スピードスケート 女子5000m ▽藤村祥子・穂積雅子・石澤志穂が世界の強豪に挑む! ▽日本長距離陣がソチのリンクを駆け抜ける ※延伸あり
詳細情報
番組内容
◇10:30頃(中継)スピードスケート 女子5000m 〜アドレルアリーナから中継〜 ▽藤村祥子・穂積雅子・石澤志穂が出場!世界の強豪に挑む! ▽期待の日本女子・長距離陣がソチのリンクを駆け抜ける ▽メダルの行方は 【解説】白幡圭史,【実況】進藤潤耶 [延伸のとき以降の番組に変更あり] <競技変更の場合あり>
出演者
【スタジオキャスター】工藤三郎,杉浦友紀,【解説】白幡圭史,【実況】進藤潤耶
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スポーツ – オリンピック・国際大会
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