僕のいた時間 #09 2014.03.05

(恵)好きな人がいる。
やっぱり一緒には住めない。
(繁之)何であいつなんだよ!
(拓人)メグ。
俺の隣にいてください。
(恵)はい。
(佐和子)大丈夫?うん。
おやすみなさい。
母さん。
んっ?会ってもらいたい人がいる。
俺のそばで支えてくれる人。
(恵)本郷恵です。
メグは大学が一緒で今はヘルパーをしてる。
そう。
メグにも家の鍵渡しておこうと思う。
母さんが山梨に戻ってるときは泊まってもらうかもしれない。
そんなに頼って大丈夫?必要ならヘルパーさんに来てもらうわ。
私は大丈夫です。
これからメグのお母さんにも会ってくるから。
(翔子)どうも。
(店員)ありがとうございました。

(翔子)何か変な感じね恵が元カレ連れてくるなんて。
また恵さんと親しくさせていただくことになりました。
(翔子)恵はヘルパーだからお手伝いできることがあるかもねきっと。
できるだけ拓人と一緒にいたいと思ってるから。
色々とすいません。
(翔子)自分が何をしてるか分かってるの?分かってる。
分かってたらこんなことできないでしょ。
分かってる。
分かってないって!繁之さんとは別れた?結婚の約束までしてたのよ!そんな簡単なことじゃないでしょ!分かってるって言ってるでしょ。
繁之さんは納得したの?恵!目を覚ましなさい!これから仕事だから。
こんなこと許されないからね!
(繁之)話って?何て言ったらいいか分からなくて。
(繁之)フッ。
何だそれ。
(繁之)俺が今一番会いたくないの誰か分かってる?すいません。
俺が全部悪いんで…。
メグのこと許してやってください。
二度と来るな。
もうお前たちに会うことは二度とない。
お邪魔します。
じゃあ行こっか。
うん。
どうしたの?殴ってくれた。
そっか。
失礼します。
(谷本)はい。
あら?先生今日は大切な人を連れてきました。
本郷です。
(谷本)谷本です。
どうぞ。
彼女ヘルパーなんで色々分かってくれてること多いです。
(谷本)たくさんわがままを言ってるんですね。
それはこれからだと思います。
心を許せる人の存在というのは大きいですからね。
はい。
え〜っと呼吸が少し弱くなっています。
がまだ今までの生活は変えなくて大丈夫です。
無理をせず何か変化があったらすぐに来てください。
はい。
あっ本郷さんにも呼吸の話しておきましょうか。
まあヘルパーをされてるんでしたらご存じの部分も多いと思いますけど。
はいお願いします。
え〜これから先呼吸筋が衰えていくことが予想されます。
症状がさらに進んで呼吸筋のまひが強くなった場合は気管に穴を開けてそこを通じて人工呼吸を行う方法をとります。
人工呼吸器の装着が長期にわたる呼吸障害を乗り越える唯一の方法になります。
人工呼吸器を装着するかしないかを決めなければなりませんがこの問題の難しいところは症状が進むにつれて装着するかしないかの考えが変化していくことです。
それから一度装着した人工呼吸器は外すことができません。
命に関わる大切なことですから人工呼吸器が必要な症状が表れたときにご家族を交え一緒に考えていくことになります。
メグ大丈夫?うん。
拓人は?うん。
大丈夫。
何回覚悟が必要なんだろ。

(陽菜)今日陸人君は?誘ったんだけど今日はいいって。
(陽菜)ふ〜ん。
もう食べられるよ。
(守)その前にちょっといいかな?何?あっ。
あっ。
(守)守っといたよ。
(陽菜)さすがマモちゃん。
ホントは捨てようと思っても捨てられなかっただけなんだけど。
うれしいよ。
あっありがとう。
食べよ。
でここからが本題なんだけど。
(陽菜)えっ?早く食べないと焦げちゃうよ。
(守)いいから。
(陽菜)あっ!陽菜ちゃん。
(陽菜)えっ何?陽菜ちゃんのことが世界中で一番好きです。
付き合ってください。
(守)お願いします。
やだ。
(守)え〜。
結婚ならいいよ。
(陽菜)陽菜の永遠の恋人はエドだから旦那さんならいいよ。
するの?しないの?します。
俺と結婚してください!うん結婚してあげる。
やった…やった!やった!やった!やった!やった!よかったな。
おめでとう。
やった!
(陽菜)やだ。
(守)えっ…。
はい。
ありがとう。
あっつ。
まだ熱かった。
アハハ。
熱い?あっ陸人ご飯あるよ。
(陸人)うん。
一緒に食べればよかったのに。
(陸人)これからどうするかも決まってないし。
もし決まったとしてもまた周りの人とうまくいかないんじゃないかって不安だし。
えっ?兄さんと一緒のときはまずいこと言っても教えてくれるけど外じゃそうはいかないから。
そんなに不安がっててもしょうがないんじゃない?大学での嫌な記憶が急に思い出されてしばらく頭から離れないよ。
ご飯は?食べたくない。
「せ」「な」「か」背中かゆいんですね?はい。
失礼します。
ここですか?
(昭夫)何甘えたことを言ってるんだ。
そんなのはただの甘えだ。
いいか?人間関係のごたごたなんてどこに行ってもある。
私だってそうだ。
病院の中でも外でも人間関係の悩みは尽きない。
そんなことも自分で解決できないでいちいち閉じこもっててどうするんだ。
私のせいよ。
私が構い過ぎたの。
陸ちゃんが自分で問題を解決する力を私が奪ったんだわ。
(昭夫)そうやって陸人をかばうからどんどん陸人が駄目になっていくんだ。
(佐和子)何もしてこなかったあなたにそんなこと言う資格がある?公園で遊んだり動物園に連れてったりそういう当たり前のことしてきた?
(昭夫)病院がどれだけ大変だったか分かってるはずだろう。
それでも年に一度は必ず家族旅行に連れていったしそれに学校行事は全て出たはずだ。
(佐和子)誰のために?
(昭夫)何が言いたい。
(佐和子)自分のためでしょ。
世間体を気にして…。
やめてくれよ!
(陸人)やめてよ!まずは陸人が何に苦しんでるのか理解してやってよ。
だからそんなことは甘えだって言ってるんだ。
陸人は悪気なく人を不愉快にさせたり傷つけるところがあって人との関わりがうまくいかなくて悩んでる。
簡単に直せることじゃなくて苦しんでる。
父さんにはただの甘えに見えるかもしれないけど陸人は今追い詰められてるんだよ。
俺は一目見れば誰にでも助けが必要な人間だって気付いてもらえるけど陸人は誰にも気付いてもらえない。
俺たちが陸人の苦しみを分かってやれなくて何のための家族なの?医学部に戻すために父さんは父さんで必死なんだろうけど。
医学部に行きたくても行けない人はたくさんいる。
どれだけ恵まれた環境なのか分かってるのか?分かってる。
それはちゃんと分かってるけど医者にはなりたくない。
この家の家族として生まれてきたからこそ守らなきゃいけないものがあるんだよ!それって本当に守らなきゃいけないものなの?お父さんのことは私が何とかするから陸ちゃんは自分のやりたいことをやればいいわ。
ごめんね母さん。
(佐和子)ううん。
拓人のこと頼んだわよ。
(陸人)うん。
大丈夫だよメグも来てくれるし。
そう?じゃあね。
あっ保さんからだ。
(保)「最近どう?」「サッカーは続けている?」「私はついにしゃべれなくなった」「思ってた以上に進行が早くて驚いたよ」「呼吸もつらくなってきた」「その日は近そうだ」「澤田君はもう決めているの?」何だって?しゃべれなくなったんだって?うん。
食事もきつくなってきてる。
(保)「私は人工呼吸器を着けない」「人工呼吸器を着けずに死んでいくわけではない」「人工呼吸器を着けないという生き方を私は選んだのだ」大丈夫?うん。
この香りいいね。
よかった。
拓人用にブレンドしたの。
嗅覚はずっと奪われないからな。
うん。
皮膚感覚もずっと残る。
うん。
安心する。
うん。
あのさ…。
広告今作ってるのが最後になると思う。
作業のスピード急に落ちちゃって。
そっか。
傑作にしないとな。
うん。
おはようございます。
(宮下)おはよう。
(迫田)おはよう。
弟です。
(陸人)おはようございます。
(迫田)おはよう。
(宮下)よしやりますか。
うお〜久々。
久々ですよね。

(ノック)はい。
これから東京行ってくるわ。
拓人今日で会社最後だから。
(昭夫)そうか。
陸人のことだけどもう私たちが望む人生を押し付けるのやめましょう。
私もいい嫁だって言われるようにやってきたけどそれって自分の人生を生きてこなかったような気がする。
陸人には同じ思いさせたくないの。
いってきます。

(ドアの開閉音)店長できました。
(塚田)うん。
よしこれでいこう。
はい。
(宮下)お疲れさまでした。
ありがとうございます。
(塚田)それでは最後に一言お願いします。
はい。
昨日入社試験の日のことを思い出しました。
あのときの私はやろうと思えば何だってできるのに特に目標もなくどっかに就職さえできればいいと思って毎日生きていました。
入社してからはとにかく必死で働く厳しさや喜びを知ることができました。
病気になってからは一つ一つできないことが増えていきましたがこの会社で一つ一つ目標を見つけていくことができました。
皆さんに助けていただいて…。
支えていただいて…。
仕事を続けることができました。
生きがいを持つことができました。
ホントはちゃんと立って頭下げて感謝の気持ち伝えたいんですけどこのままですいません。
(一同の笑い声)本当にお世話になりました。
ありがとうございました。
僕も兄さんも「人」っていう字が付いてる。
何かいいね。
うん。
ただいま。
(佐和子)おかえりなさい。
すてきね。
拓人お仕事お疲れさま。
よく頑張ったわね。
ウフフ…。
うん。
(陸人)いただきます。
いただきます。
(佐和子)はい。
あれから父さん何か言ってた?
(佐和子)ううん。
陸ちゃんは気にしなくていいの。
・お邪魔します。
お仕事お疲れさまでした。
新しい目標見つけないとな。
僕も。

(佐和子)拓人今日…。
あっこんばんは。
こんばんは。
今日佐藤さんみえないのよね?うん。
じゃあ後で体拭くわね。
あっお風呂私が手伝います。
うんメグに入れてもらう。
そう?・
(ドアの開く音)これで失礼します。
(佐和子)ちょっと話せる?
(佐和子)拓人を支えてくれてホントにありがとう。
それで一度恵さんのお母さんにご挨拶に伺いたいと思うの。
あっいえそんな…。
普通の若い男女のお付き合いとは違うから。
いえホントに…。
私たちにとってはこれが普通なので。
恵さんが良くても親としては2人のことで済ますわけにはいかないわ。

(チャイム)澤田拓人の母です。
あっ恵の母です。
どうぞ。
お持たせですけど。
ありがとうございます。
恵さんには拓人が大変お世話になっております。
拓人君のことは何て言ったらいいのか…。
ホントにおつらいと思います。
これ頂きますね。
すごくおいしい。
よかった。
こんな高級なお菓子めったに口にしないから味わって食べないと。
(翔子)主人を亡くして1人で恵を育ててきました。
経済的にやりたくてもやらせてあげられないことも色々ありましたけど優しい子に育ってくれました。
親の私が言うのも何ですけど。
いえ。
介護の仕事も一生懸命やっていてあの子は人のために何かやらずにはいられないところがあるんだと思います。
ホントにいい子なんです。
(佐和子)はい。
拓人君のことも放っておけなくて…。
正直困っています。
恵は結婚相手をそっちのけで拓人君の所に行ってるのですから。
結婚相手って?
(翔子)恵はこの先もずっと拓人君と一緒にいるつもりでいるみたいです。
でもあの子が背負わなきゃいけないものを考えると親としては賛成できません。
申し訳ありません。
私だって拓人君のためにできることはしたいんですけど…。
いえ。
何も知らずにホントに申し訳ありません。
まだそれ読んでるの?うん。
兄さんが代わりに医学部に行けばいいのに。
何で人生は代わってもらえないのかな。
そりゃ代われないだろ…。
んっどうしたの?ハハハ…。
んっどうしたの?拓人君のお母さんに伝えた。
恵を行かせたくないって。
私はこれからも行くから。
恵。
病気は関係ないでしょ。
そんなに簡単じゃないの。
お母さんはお父さんと結婚したこと後悔してるの?病気にならない人と結婚すればよかったって思ってるわけ?思ってない。
ほらそうじゃん。
お父さんと最後まで過ごせたのは幸せだったと思ってるしみとることができたのもよかったと思ってる。
だったら私だって…。
もう一度同じ人生ができるかって言われたら二度とできない。
それに拓人君の病気はお父さんよりずっと残酷な病気なんじゃないの?はい。
はい。
えっ?
(佐和子)恵さん結婚するはずだったんだってね。
(佐和子)恵さんのお母さんはまだ結婚してほしいって思ってる。
俺たちはお互いに一緒にいたいって思ってる。

(チャイム)突然すいません。
恵さん。
拓人。
保さんが亡くなった。
(ノック)
(保)《「人工呼吸器を着けずに死んでいくわけではない」》《「人工呼吸器を着けないという生き方を私は選んだのだ」》拓人。
んっ?離れたくない。
できるだけ一緒にいたい。
一分一秒でも一緒にいたい。
うん。
いよう一緒に。
メグ。
んっ?俺新しい目標決めたよ。
何?・
(ノック)・
(陸人)兄さん!何時だよいったい。
6時13分。
いやホントに時間知りたいわけじゃなくて…。
決めたよ。
僕の目標やりたいこと。
そっか。
(陸人)どう思う?いいと思う。
(陸人)すぐ言いたくて。
声でかい。
母さん寝てるんだから。
(陸人)あっ…うん。
父さんにもちゃんと伝えられるな?うん。
いつ?父さんに今度の土曜の都合聞いてみるよ。
うん。
あっその日結婚記念日だ。
(昭夫)私にお願いって何だ?陸人から。
大学に行かせてください。
恐竜の研究をしたいからそれができる大学に入り直したい。
お願いします。
(昭夫)何で恐竜なんだ?一番好きで興味のあることだから。
(昭夫)恐竜で食べていけるのか?そうなれるように全力でやるよ。
大学を出てからは自分の力で必ずやっていくから。
人とうまくやっていけるかはやっぱり不安だけど恐竜の研究ができるなら絶対乗り越える。
拓人は?俺も大学に行かせてください。
医学部に入って勉強したいんだ。
医者になれるのか?医学部に入れたとしても実習ができないから卒業できるかは分からない。
今から受験勉強して最短で合格できても1年後。
そのとき自分がどういう状態かは分からない。
でも…。
今医学部を目指したいんだ。
自分の気持ちだけはALSに奪われたくない。
拓人。
「自分の力で未来を切り開いて生きてほしい」母さんとそう思いを込めて「拓人」という名前を付けた。
陸人。
「大地に根を張り堂々と信念を持って生きてほしい」そう思いを込めた。
私にできることはもう学費を出してやることくらいしかなさそうだ。
2人とも自分の決めた道を進みなさい。
(拓人・陸人)はい。
ありがとう。
ありがとう。
ありがとう。
ちょっと待って。
父さんと母さんにプレゼントがあるんだ。
あっ陸ちゃん。
フフ。

(佐和子)ハハ…。
フフ。

(佐和子)ありがとう。
2人の母親で幸せだわ。
記念に写真でも撮るか。
うん。
(陸人)いくよ。
何か恥ずかしいな。
(シャッター音)あっ。
(陸人)あれ?ハハ。
陸人間に合ってないんじゃない?
(陸人)もう1回いくよ。
はい。
早く。
(シャッター音)
(佐和子)アハハハ…。
どうだ?
(陸人)あっいいんじゃない?いいじゃん。
(佐和子)ハハ…。
2014/03/05(水) 22:00〜22:54
関西テレビ1
僕のいた時間 #09[字]

「お父さん、お母さんありがとう!そして」
三浦春馬 多部未華子 斎藤工 原田美枝子ほか

詳細情報
番組内容
 拓人(三浦春馬)は、母・佐和子(原田美枝子)に恵(多部未華子)のことを紹介する。その後、本郷家を訪れた拓人は、恵の母・翔子(浅田美代子)に、また恵と親しくさせてもらうことになったと報告した。拓人が帰った後、翔子は、繁之(斎藤工)は納得しているのかと恵に問いかけ、こんなことは許されない、と告げる。
 拓人は、恵とともに主治医の谷本(吹越満)を訪ねる。谷本は、病状が進行し呼吸筋の麻痺が強くなった
番組内容2
場合は人工呼吸器を装着することになるが、命に関わる問題でもあるため、そのときは家族も含めて一緒に考えていくことになると拓人と恵に伝える。
 別の日、拓人のマンションに、恵、守(風間俊介)、陽菜(山本美月)が集まり、一緒に食事をすることになった。守は、以前、拓人から捨てるよう頼まれていたペアのマグカップを拓人に返す。その席で、守は陽菜に交際を申し込むが・・・。
 そんなある日、拓人たちの元に、両親が
番組内容3
やってくる。陸人(野村周平)が人間関係への不安などから食欲不振に陥っていることを知った父・昭夫(小市慢太郎)は、ただの甘えだと非難した。拓人は、家族だからこそ、陸人の苦しみを理解してやるべきだと昭夫に告げる。
 その夜、拓人の元に、ALS患者の今井保(河原健二)からメールが届く。病状が進み、しゃべることもできなくなった今井がある決断をしたことを知った拓人は・・・。
出演者
三浦春馬 
多部未華子 

斎藤工 
風間俊介 
山本美月 
野村周平 
浜辺美波 

吹越満 
小市慢太郎 

浅田美代子 
原田美枝子 


スタッフ
【脚本】
橋部敦子(『僕の生きる道』『フリーター、家を買う。』他) 

【プロデュース】
橋本芙美(『フリーター、家を買う。』『マルモのおきて』他) 
江森浩子(『ストロベリーナイト』『遅咲きのヒマワリ〜ボクの人生、リニューアル〜』他) 
元村次宏(『世にも奇妙な物語』他) 

【編成企画】
中野利幸(『私が恋愛できない理由』『ラスト・シンデレラ』他)
スタッフ2
【演出】
葉山裕記(『ラストホープ』『スイッチガール!!』他) 
城宝秀則(『リーガルハイ』『dinner』他) 

【音楽】
出羽良彰 
やまだ豊 

【主題歌】
Rihwa 

【応援ソング】
ゆず 

【制作】
フジテレビ 

【制作著作】
共同テレビ

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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