Beeミュージアム〜ミツバチのいる風景〜 2014.03.05

(上條)ミツバチがいる場所には豊かな自然と変わらぬ暮らしがあります。
残していきたいその風景。
美しき地球。
チリ南部にあるテムコは年間を通じて雨の多い街です。
先住民マプーチェのコミュニティーが数多くあることでも知られています。
マプーチェとは大地の民という意味。
彼らは雨がもたらす豊かな自然の中で今も化学肥料や農薬を使わない伝統的な農業や牧畜などをして暮らしています。
そんなマプーチェのコミュニティートランクーラ。
ここで暮らす彼女は森で摘んだハーブを養蜂道具である燻煙器に入れて燻します。
ハーブの煙は巣箱の中の害虫を防ぎハチミツの香りを損なうこともないそうです。
自然と共存しながら暮らしてきたマプーチェならではの知恵。
伝統的な農業を続けてきた彼女たちの風習は養蜂にも活かされているのです。
マリソルさんはこれからもっと養蜂家を増やしこの地で採れたオーガニック・ハチミツを使って村おこしをしたいと考えています。
そんな彼女が今取り組んでいるのが伝統を活かしたハチミツ製品作り。
マプーチェたちが昔から薬草として利用してきたアザミを乾燥させグリセリンに3日以上漬けることでエキスを抽出。
そこにたっぷりのハチミツを加えます。
これをつけると髪の毛にツヤが出るそうです。
マプーチェには先祖から受け継がれてきた自然を敬う心や知恵があります。
これが私の養蜂にすごく役立っているんです。
大地の民が伝える豊かなる風景。
2014/03/05(水) 20:54〜21:00
テレビ大阪1
Beeミュージアム〜ミツバチのいる風景〜[字]

チリ編「チリの先住民マプーチェの養蜂」

詳細情報
番組内容
チリ南部に先住民マプーチェのコミュニティがあります。マプーチェとは、「大地の民」という意味。彼らは今も、伝統的な農業や牧畜などで暮らしています。今回は、そんなマプーチェの養蜂とオーガニックハチミツのお話です。
番組概要
ミツバチのいる風景には、ミツバチの無限の能力や可能性、共に生きる人々の暮らしや知恵、文化がある。世界中の養蜂家やハチミツを通して素晴らしい自然の営みを紹介する。
ナレーション
上條恒彦
ホームページ

http://www.tv-tokyo.co.jp/bee/

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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