こんばんは。
関西のニュースと気象情報です。
きょう午前、兵庫県西宮市の中国自動車道で市内に住む15歳の男子高校生が道路に架かる陸橋から転落し死亡しました。
警察は飛び降り自殺を図った可能性が高いとみて動機などを調べています。
きょう午前11時半すぎ、西宮市塩瀬町名塩の中国自動車道の下り線で陸橋の上から人が落ちてきたと走行していた車の運転手から警察に通報がありました。
警察の調べによりますと片側4車線のうち、いちばん左側の車線の道路上に市内に住む15歳の男子高校生が倒れているのが見つかり病院に運ばれましたが、まもなく死亡しました。
道路の上には高さ2メートルのフェンスが設置された陸橋が架かっていて橋桁には男子高校生の靴と一致する足跡があったということです。
警察によりますと男子高校生は1か月ほど前から学校を休み家族に対し、死にたいなどと話していたということです。
警察は男子高校生が陸橋のフェンスを乗り越えて飛び降り自殺を図った可能性が高いとみて動機などを調べています。
南海トラフの巨大地震について兵庫県は津波による被害想定を独自にまとめ神戸市では浸水する面積が国の想定の2倍以上に及び地下鉄や地下街が浸水の予想範囲に含まれました。
兵庫県は国が、おととし公表した南海トラフの巨大地震による津波の被害想定をもとに独自に浸水面積などをまとめ今回、淡路島を除く神戸市より西の地域について公表しました。
それによりますと浸水被害が想定される面積は、いずれも最も広い場合でたつの市で259ヘクタールと国の想定のおよそ26倍に、また赤穂市で489ヘクタールと16倍余りになるなど国の想定を大幅に上回りました。
神戸市は1586ヘクタールで国の想定の2.6倍となり地下鉄の一部の路線や観光客が多いJR神戸駅周辺の地下街、それに神戸市役所の一部も浸水の予想範囲に含まれました。
兵庫県は来月までに人的被害や経済的被害の想定もまとめ浸水対策を検討することにしています。
京都の東本願寺にある御影堂門が震度6強の地震で倒壊する可能性があることが分かり寺は来年末にかけて耐震補強工事を行うことになりました。
東本願寺では6年前から境内の建物の調査を行っていてきょうは御影堂門と呼ばれる大きな門の結果を報告しました。
報告によりますと御影堂門は震度6強の揺れで倒壊する可能性があることが分かったということです。
御影堂門は明治44年に完成した幅20メートル余り、高さおよそ27メートルの大きな木造建築物ですが門を支える柱の根元部分が腐っていたり建物の重みで木材がたわんでいたりする部分が見つかったということです。
東本願寺は来年末にかけて瓦を固定している土を取り除いて屋根を軽くするほか揺れを吸収する最新の装置を取り付けるなどの工事を行うことにしています。
隠れ家の演出で看板などを出さずに営業している大阪の飲食店がグルメ投稿サイトに店の情報を無断で載せられ、削除の要請にも応じてもらえなかったとして賠償などを求めた裁判が始まり、サイトを運営する会社は争う姿勢を示しました。
訴えたのは大阪市で飲食店を経営する会社です。
この店は隠れ家の演出で看板などを出さず常連客を中心に営業していますがグルメ投稿サイトの食べログに店の名前や内部の写真などを無断で載せられたうえ削除の要請にも応じてもらえなかったとしています。
これについて飲食店を経営する会社は店の営業権などを侵害されたとして食べログを運営する会社に情報の削除と330万円の賠償を求めています。
裁判は、きょうから大阪地方裁判所で始まり飲食店を経営する会社が店の営業方針や意向に反してまで情報を掲載し収益を得ることは不当な営業活動というべきで許されないなどと主張したのに対し食べログを運営する会社は表現の自由に対する過度の制約だなどと主張し争う姿勢を示しました。
大阪・門真市の元課長が出張中に業務を怠って観光を繰り返していたとして減給処分を受けました。
処分を受けたのは門真市都市建設部の元課長で再任用で雇用されている63歳の男性職員です。
門真市によりますと元課長は平成17年から4年間にわたり毎年1回、当時の上司と共に栃木、福岡、福島県などに出張し業務の視察を行わず観光地を訪れていたということです。
門真市の土地区画整理組合などが2人を指名して出張を要請し本来は1泊2日の日程なのに組合などが宿泊費などを負担して前日から現地入りしたこともあったということです。
門真市は元課長を、きょうから3月末までの1か月余り、減給10分の1の懲戒処分にしました。
同行していた上司は、すでに退職し、処分できないということです。
兵庫県加古川市で生後1か月余りの長女の顔を複数回、平手で殴り大けがをさせたとして34歳の父親が傷害の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは加古川市のアルバイト、三島延元容疑者です。
警察の調べによりますと三島容疑者は去年12月上旬、自宅で生後1か月半の長女の顔を複数回、平手で殴り、大けがをさせたとして傷害の疑いが持たれています。
長女がぐったりしているのを妻が見つけ病院で診察を受けたところ急性硬膜下血腫と診断されました。
妻は警察に対し泣いている長女を抱いていた夫が平手で殴っているのを見たと話したということです。
三島容疑者は殴ったのは間違いありませんと容疑を認めているということです。
警察が詳しいいきさつや動機を調べています。
古都、奈良を代表する観光名所の1つ、猿沢池で生態系への影響が指摘されている外来種の亀を捕獲する作業が行われました。
北アメリカ原産のミシシッピアカミミガメです。
奈良市の猿沢池で在来種の亀の餌を食べてしまうなど生態系に影響を与えていると指摘されています。
池の水を18年ぶりに抜いて点検や清掃するのにあわせて、奈良県の職員らが外来種を捕獲しました。
コイやスッポンと一緒に外来種のアカミミガメが次々と捕まり18年前の調査と比べて大幅に増加していることが確認されました。
奈良県はペットとして飼われていたものなどが捨てられたのではないかとみています。
地元の小学生が外来種の生き物による生態系への影響について説明を受けました。
捕獲された外来種の亀は神戸市須磨区の水族館に引き取られます。
太平洋戦争の末期に空襲を受けた和歌山市で校舎が全焼した当時の小学校の卒業生が焼け残った塀を戦争の跡として伝えていこうと案内板を設置しました。
案内板は今は寺の敷地になっている和歌山市の旧始成小学校の跡地に設置されました。
旧始成小学校は昭和20年7月9日、和歌山市が空襲を受けた際、校舎が全焼し高さ2メートル、長さ15メートルの塀の一部が焼け残りました。
きょうは案内板を設置した始成小学校の卒業生、野村晴一さんらが出席して記念のセレモニーが行われました。
案内板には空襲の犠牲者の冥福を祈り不戦の誓いを新たにすると書かれています。
天空の城とも呼ばれる兵庫県朝来市の国の史跡、竹田城跡を訪れる観光客が急増していることを受け朝来市は観覧できる場所を制限し史跡の保護に取り組むことになりました。
国の史跡、竹田城跡は今年度の観光客が、およそ43万人と前の年度の倍近くに急増し通路が多くの人に踏み締められて凸凹になるなどの問題が起きて史跡をどう保護するかが課題になっています。
朝来市が対策を検討した結果、来月20日から史跡の敷地内にロープを張って一方通行の見学コースを新たに設け観光客が観覧できる場所を制限することになりました。
見学コースは、およそ700メートルで足を止めて景観を楽しめるポイントを設ける予定だということです。
また観光客による混雑を緩和するため来月20日から一般の車と二輪車は山の中腹にある駐車場への乗り入れを禁止し、バスなどの利用を促すほかことし秋には団体客向けの駐車場を予約制にすることを検討するとしています。
サッカーJ1、ガンバ大阪のフォワードの宇佐美貴史選手がきょうの練習中、左足のくるぶしの近くにある、ひ骨筋と呼ばれる筋肉を痛め、全治2か月と診断されました。
このため10日後に迫ったリーグの開幕戦への出場が極めて厳しくなりました。
2014/02/19(水) 20:45〜21:00
NHK総合1・神戸
関西845〜関西のニュースと気象情報〜[字]
関西のきょう一日のニュースをきめ細かくお伝えします。また身近な地域の気象情報もていねいにお伝えします。
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ニュース/報道 – ローカル・地域
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