VOICE 2014.03.05

男性の自宅に捜索が入ったようです。
先ほど午後5時50分頃、こちらのマンションき4階の部屋に捜査員が家宅捜索に入りました。
殺人容疑でこちらの家宅捜索を始めたということです。
ここの部屋には今朝から任意で事情を聴取されている男の自宅です。
本人も連れまして十数人が階段を上って4階の部屋に入りました。
このマンションの1階には殺害された池間博也さんが住んでいまして大阪市中央区にある宝飾店。
カップルが熱心に選んでいるのは…。
そう、結婚指輪です。
この店は結婚指輪を専門に、製造・販売していますが消費税増税前の駆け込みで、先月の売り上げは去年の同じ月のおよそ2倍になっているということです。
買いだめを見越した動きもあります。
高島屋大阪店では、先月26日に、日用品など223商品を集めた特設売り場を設けました。
ワインや、はちみつなど保存ができる商品が人気ですでに完売した商品もあるということです。
一方、増税後に儲かるかもしれないという理由で、注目が集まっている商品があります。
金です。
増税前に金を購入した場合、代金に消費税5パーセントを足した金額を支払います。
4月以降に、これを売った場合、消費税8パーセントが上乗せされて買い取ってもらえるため、金の相場が変わらなければ、差額の3パーセントが利益になるんです。
金は購入金額と買い取り金額の差が小さく、500グラム以上の取引であれば手数料がかからないため、こうしたことが起こるのです。
まずは、先ほど入ってきたニュースからです。
きょう夕方、福井県高浜町にある関西電力・高浜原子力発電所で、建屋内の変圧器から煙が出ているのを作業員が見つけました。
火は作業員によって消し止められたということです。
関西電力などによりますと、煙が出たのは高浜原発3号機の原子炉の横にある補助建屋内のポンプ室です。
午後3時44分頃、作業員が変圧器から煙が出ているのを見つけ、消火器で消し止めました。
けが人は出ておらず、周囲への放射能の影響もないということです。
高浜原発3号機は現在定期検査中で、消防などが詳しい出火原因を調べています。
大阪市議会では、来年度の当初予算案が話し合われています。
橋下前市長の辞職に伴い、予算から橋下色の強い施策が外れていますが、野党からは「まだ独自色が強い」との声が上がっています。
市長の辞職に伴い、大阪市は当初予算案から校庭の芝生化事業など、橋下色の強い施策を省き最低限必要な「骨格予算」を編成しています。
市長不在の市議会では、きょう、その予算案が話し合われ、維新会派から評価する声が上がる一方、野党からは「公募区長の自由裁量予算が計上されているなどまだ独自色が強い」と疑問の声が上がっています。
一方、出直し市長選挙をめぐっては、公募の北区長を辞め、出馬に意欲を示していた中川暢三さんが、きょう出馬しないことを明らかにしました。
中川さんは「独り相撲になるのならと、立候補を考えたが、対立候補が出るなら出馬の意味合いが薄れた」とコメントしています。
今月23日の市長選には橋下前市長のほか、政治団体代表の藤島利久さんが立候補を表明しています。
京都府亀岡市で、集団登校中の児童ら10人が死傷した事故の遺族が、車を運転していた少年らに損害賠償を求めていた裁判が始まり、被告側は、いずれも争う姿勢を示しました。
訴えを起こしているのは事故で死亡した小学生3年生の横山奈緒さんの遺族4人です。
訴えによりますと、遺族側は無免許で居眠りをして事故を起こした少年のほか、同乗者と車の所有者も運転を止める義務があったとして保護者も含めた、あわせて11人に対して、およそ1億円の損害賠償を求めています。
きょうの裁判で被告の少年は、事故の責任は認めたものの賠償額について、争う姿勢を示しました。
また、少年以外の10人は運転を止める義務はなかったとして、請求の棄却を求めました。
この事故の刑事裁判では、運転した少年に、懲役5年から9年の不定期刑、同乗者、車の所有者に有罪判決が出ています。
ロシアがウクライナ領内に軍の部隊を駐留していること対し、きょう、関西に住むウクライナの人たちが集まり、ロシアの総領事館前で抗議しました。
豊中市にあるロシア総領事館の前には、関西に住むウクライナの人たち、およそ15人が集まりました。
IT関係で働くビジネスマンや学生らです。
ロシア軍がウクライナ南部に駐留を続け、プーチン大統領が会見で、武力行使の可能性も否定しなかったことから反発を強めています。
メンバーらはロシア軍の即時撤退を求める文書を総領事館に届けるとともに、軍事衝突につながらないよう国際社会にも訴えたいとしています。
2005年、兵庫県尼崎市にあったクボタの旧神崎工場で、アスベストの健康被害が明らかになり、その衝撃は「クボタショック」と呼ばれました。
その後、周辺住民が「家族が死亡したのはクボタに責任がある」と訴え、原告一人が勝訴、あとの原告は敗訴しました。
提訴から7年、あすの高裁判決を前に原告の思いを取材しました。
1972年から尼崎で暮らした保井さん一家。
母親の綾子さんは7年前、中皮腫で亡くなりました。
アスベストが原因でした。
娘で原告の保井祥子さんは先天性の障碍から身体の自由がきかないなか、裁判を闘ってきました。
1954年に操業したクボタの旧神崎工場。
アスベストの中でも、とくに毒性が強い「青石綿」を使ってパイプを生産し、工場の屋根にある喚起口や窓からは粉塵が出ているのが見えたと地元の住民は言います。
クボタは、これまで救済金制度を設けて工場から1.5キロ以内に住む255人の住民に対し、総額100億円近くを支払ってきました。
しかし、祥子さんはこれを拒んで裁判に踏み切り、一審の神戸地裁で敗訴しました。
一審判決は工場から300メートル以内は中皮腫の発症リスクが高かったとしましたが、それ以上の範囲では、因果関係を認めなかったのです。
祥子さんにとってクボタの工場は、ほぼ毎日、買い物帰りに母親と立ち寄る場所でした。
その門の前には自宅へ帰るためのバス停があったといいます。
生活するなかで工場のアスベストを吸いこんだと、裁判で訴えてきた祥子さん。
生前、母親に病名を知らせず、悔やんだ思いは日々強まっています。
その責任を明らかにしてほしい。
あす、祥子さんは判決のときを迎えます。
ここで訂正です。
きのうの放送で、あべのハルカスに入る美術館の無料期間について、「5日から3日間」とお伝えしましたが、正しくは「7日から3日間」でした。
お詫びして訂正します。
このあとは特集、都会とのマッチングで過疎の集落を守ります。
のどかな集落。
でも何故か人の姿を見かけない訳とは・・そして都会の人々が集う「日本一明るい過疎集落」の一日に密着です。
高齢者が過半数を占める「限界集落」という言葉はすっかり定着しました。
しかし「限界集落」よりも、さらに住む人が減り、消滅する瀬戸際にあっても、集落を守ろうとする人たちがいます。
兵庫県佐用町、岡山県との境に位置する若州地区は大きなかぶき屋根の古民家10数軒が建つのどかな集落です。
しかし、まったく人の気配はありません。
兵庫県上郡町に住む坂本英世さんは月に数回、車で1時間ほどかけて、若州にある実家に向かいます。
築70年の家は2年前、年老いた母親が入院して以来、誰も住んでいません。
坂本さんは実家の手入れのために通っています。
かつて20世帯以上が暮らしていた若州地区は、年々過疎化が進み、2年前に最後の2世帯が引っ越しました。
しかし週末に田舎暮らしを楽しむため街からやってくる人や、坂本さんのように定期的に家の手入れに来る人もいて荒れた廃村という印象はありません。
この日も…。
坂本さんにとって若州は幼い頃の思い出と再会できる場所です。
集落のお地蔵さんを祭ったお堂を久しぶりに訪ねるとあるものを見つけました。
集落に住んでいた長老が若州への思いを綴った文章です。
坂本さんは、かつて、この集落に人々の営みがあった証を可能な限り残したいと言います。
総務省の調査では2006年からの5年間で、全国93の集落が消滅し、今後10年間で454の集落がなくなる可能性があります。
その一方で、若い力によって地域が再び活性化している集落もありました。
岡山県美作市の上山地区、棚田が広がる美しい集落で、謎の集団がダンスを踊ります。
241人が住む、この集落には週末になると都会から大勢の人がやってきます。
この日は、それぞれ道具を手に棚田の整備作業に取りかかります。
「英田上山棚田団」。
大阪から上山に移住した西口和雄さんの呼びかけで7年前に結成されいまでは年間、延べ900人が参加しています。
上山地区には8,300枚の棚田があります。
しかし、高齢化や減反政策によって、年々、耕作放棄する棚田が増え、やがて草木に覆われるようになりました。
ところが「農業に憧れる」都会の人にとって棚田は、魅力的な田んぼでした。
最初は警戒していた地元の人たちも今ではすっかり心を開いています。
棚田団のメンバー、東京出身の水柿大地さんは4年前、上山に移り住みました。
地元住民との「お茶会」を毎月、開いていてこの日は、参加を呼びかける為、地域を廻ります。
棚田作業で汗を流した後は…。
これしかありません。
お酒も入り、上山と棚田団の将来について語り明かします。
目下、最大のテーマは「いかに田舎で稼ぐか」棚田団が収穫した米は4合1,000円。
この米を使ったお酒は一升瓶が1万円です。
「棚田の再生への応援資金」を含めた強気の値段設定です。
西口さんたちは地域おこしについての見学会を開いています。
これも田舎で稼ぐための一つという考えから、1人4,000円の受講料を取っています。
それでも全国各地から、これまでおよそ1,000人が見学に来ました。
目指すのは「日本一明るい過疎集落」。
暮らしぶりは、まだまだ大変ですが、過疎問題を解決するヒントがここには溢れています。
上山地区は大阪から車で3時間くらいと比較的行きやすいそうです。
この地区の人の家に泊めてもらって活動しています。
同じ過疎の地域でも、山深い所ではなかなか難しいかも。
国も過疎法で補助金を出したり財政上の特別措置を講じているが集落を守るだけでなくさらに一歩すすんで稼ごうとしているところに期待したいですね。
きょうのVOICEプラスはこちら。
通称、「赤本」です。
かつて受験生だったころ、一度は手に取ったことがある人が多いのではないでしょうか。
このように大学別となっていて、受験生にとってはバイブル的な存在です。
今年で創刊60周年を迎える「赤本」。
その歴史をたどりました。
大学受験が佳境を迎えるこの時期、京都市内の本屋には赤い表紙の本がずらり。
受験生の間で「赤本」として知られている大学別の入試過去問題集です。
赤本の中には過去問題のほかに、各年度の入試状況や、攻略アドバイスなどが詳しくのっていて多くの受験生から支持されています。
国公立大学の2次試験当日。
京都大学の試験を受けにきた学生の鞄の中には…赤本です。
実は、この赤本を出版する会社が京都市左京区にあります。
最初に赤本を出したのは1954年。
今年で創刊60周年を迎えます。
今では本の表紙の色から「赤本」という名前で知られていますが、正式名称は「大学入試シリーズ」。
売り出した当初の表紙の色はというと…こちらが歴代の大学入試シリーズ。
出版する年によって、柄や色は様々です。
1966年から表紙の色を朱色に統一。
70年代に入り、読者から次第に「赤本」と呼ばれ、その後、現在の赤色になりました。
当初は5つの大学からのスタートでしたが、今では取り扱う大学が375校にのぼり、合計200万部発行しています。
値段は1,800円からあり、一番高いもので私立の医学部の3,600円となっています。
受験者数が少ない大学は発行部数も限られ、なかなか値段を下げられないといいます。
それにしても、これだけ多くの入試問題をどのようにして手に入れているのでしょうか?会社の倉庫には歴代の赤本が保存されています。
しかし、現在会社に残る一番古いものは、昭和32年度版の京都大学の本のみ。
創刊号は残っていません。
もともと創刊号は発行部数が少なく、全て売り切ったためで、会社では去年10月から「最古の赤本を探せ」というプロジェクトを開始。
ホームページや、ツイッターで呼びかけ、赤本の創刊号を探しています。
半世紀以上にわたって受験生を支えてきた「赤本」。
幻の創刊号はどこで眠っているのでしょうか。
こちら、歴代の赤本を借りてきました。
今、私たちが見慣れている赤本とは違って、色やデザインは年によって違います。
現在の赤本は書き込みやすいようにと少し大きいサイズになって、リスニング用にCDがついていたりします。
出版元では「最古の赤本」を探しています。
ちなみに、1955年の受験生、現役生なら76歳〜77歳の人だということです。
さて「最古の赤本」は見つかるでしょうか?飼育員に、軽々と持ち上げられているのはジャガーの赤ちゃん。
神戸市灘区の王子動物園で、きょう、報道陣に初めて公開されました。
2頭でじゃれあう姿が本当にかわいらしいですねー。
2頭は去年11月に生まれたばかりで、当時は1キロ余りで、本当に小さかったそうです。
でも、いまでは10キロ近くと、すくすくと大きくなり、最近では、母親のミルク以外にも、離乳食を口にするようになったそうです。
2頭とも、まだ名前は決まっていないので、動物園に来た人に、3つの候補から選んでもらって、一番人気の名前に決めるということです。
2頭は、あすから一般公開されますが、まだ負担はかけられないとして、午後3時から30分間の限定公開になります。
【天気予報は字幕がありません】この後7時からは「ザック&なでしこダブル代表戦」サッカー日本代表の男女の2試合を生中継でお伝えします。
ザックジャパンは、ニュージーランド代表となでしこジャパンは強豪・アメリカと対戦します。
是非、ご覧ください。
2014/03/05(水) 18:15〜19:00
MBS毎日放送
VOICE[字]

消滅の危機にある村を守る!都会から移り住む人…故郷に通い続ける人…

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