千葉県柏市の住宅街で起きた連続通り魔事件。
事件発生から2日目の今日、大きな動きがあった。
警察は、現場近くのマンションに住む男性が事件について何らかの事情を知っていると見て、今朝、任意同行を求めた。
男性は事件について、重要な話をしているとのことだが、話に曖昧な点があるとのこと。
事件が起きたのは、おととい午後11時半過ぎ。
柏市の路上で4人の男性が刃物を持った男に10分足らずの間に次々と襲われ、現場すぐ近くのマンションに住む会社員の池間博也さん31歳が刃物で刺され、殺害された。
警察によると、池間さんは背中を複数回刺されていたと言う。
男は、池間さんを刺した後、別の男性から車を奪って逃走した。
この直後の午前0時前、犯人と見られる男が現場からおよそ1.5km離れたコンビニの駐車場で車から降りて駐車場を横切り、小走りで走っていく姿が映っていたことが店への取材でわかった。
男は国道6号線を南西方面に。
その先は、JR柏駅や東京方面へと続く。
警察は300人態勢で男の行方を追っているが、現場近くに住む男性が事件について何らかの事情を知っていると見て今朝、任意同行を求めた。
捜査幹部によると、男性は事件について重要な話をしているとのことだが話に曖昧な部分もあり、現在、被害者との接点も含め、慎重に裏づけを進めているとのこと。
この男性は昨日夜、私たちJNNの取材に複数回応じていた。
男性は、最初に取材を受けた際にはこう話していたが、そのおよそ30分後、別の記者が取材した際には一転、被害者が刃物で刺される様子や目撃した犯人について詳細に説明していた。
さらに、男性はスマートフォンで事件の一部始終を撮影したと話していたが私たちに見せることはしなかった。
警察は、男性が話している内容のうち、つじつまが合わない部分などについて千葉県柏市の連続通り魔事件。
警察は、現場近くのマンションに住む男性に任意同行を求めて事情を聞いています。
捜査の最新情報を柏警察署前から伝えてもらいます。
たった今入った情報ですが、警察が任意で事情を聞いている現場近くのマンションに住む20代の男性の部屋につい先ほど、捜査員が入り、男性の部屋を調べているということです。
また、捜査幹部の方から捜査状況についての説明があった。
まず、亡くなった池間博也さんですが、司法解剖の結果、死因は首や背中を刃物で刺されたことによる出血性ショックでした。
そして、警察が任意同行を求めた現場近くに住む男性ですが、現在も事情聴取が続いています。
捜査幹部によりますと、男性は事件について重要な話をしているとのことだが、話にあいまいな部分があり、現在、被害者との接点を含め、慎重に調べを進めているとのこと。
この男性は、私たちJNNの取材に複数回応じていた。
事件翌日の夜、男性を最初に取材したときは寝ていたので、朝になってニュースで知ったと話していた。
ところがその30分後に、別の記者が取材した際にはスマートフォンで事件の様子を撮影していたと話したほか、被害者が刃物で刺される様子や目撃したという犯人について詳細に説明していた。
引き続き新たな動きがあれば、またお伝えします。
そして藤森キャスターがいる現場で動きがあったようです。
事件現場、大きく動きがありましたこの今、冷たい雨が降りしきる中、1階には殺害された池間博也さんが住んでいるマンション、その4階の部屋、一番右の部屋に鑑識課の職員を伴いまして、捜査員14〜15名がその部屋の中に入っていきました。
調べを進めている様子がうかがえます。
今から5分ほど前に警察車両がこのマンションの前に2台停まりまして、続々と捜査員、鑑識課の職員が出てきました。
階段の1階、2階、3階、4階、上まで上がりまして、一番右の部屋扉を開けまして、中へと入っていきました。
その中には鑑識課の職員、それから段ボール箱を1つ持った職員の姿もうかがえました。
今、中に入りまして、外にいるのは1人、2人ということでしょうか。
10人以上が既にあの部屋の中に入って、今、調べを進めている状況だと思います。
この現場、通りは今日は一般の車両も通行できていたんですが、今、交通規制が10分ほど前から引かれまして、ほとんどの車、人通りもない状況です。
その中で警察車両2台が停まって、殺害された池間さんが住んでいたマンションと同じ建物の4階、一番右の部屋に捜査員14〜15人が鑑識課の職員を伴いまして、中に入って今、調べを進めている状況です。
また動きがあり次第、お伝えしたいと思います。
アメリカのオバマ大統領は、ウクライナ情勢に改善が見られなければ、6月にロシアで行われる予定のG8サミットに出席しない方針を固めました。
一方、日本政府は、秋に予定されているプーチン大統領の訪日について現状では変更はないとしています。
ペレバルノエにあるウクライナの軍基地です。
今は、あのようにロシアの旗が翻っています。
クリミア半島のウクライナ軍施設ではロシア軍による包囲が相次いでいる。
中心都市、シンフェロポリの郊外にあるウクライナ軍の基地は4日、ロシア軍兵士とロシア系住民に取り囲まれている。
アメリカの政府高官によると、オバマ大統領は、ウクライナ情勢に改善が見られない限り、6月にロシアのソチで予定されているG8サミットに出席しない方針を固めたとのこと。
また、ウクライナの首都キエフを4日に訪れたケリー国務長官は、ロシア軍の行為を侵略として厳しく批判。
ウクライナ政府に対し、10億ドルの金融支援を実施する方針を伝えている。
プーチン大統領と個人的な信頼関係を築きつつある安倍総理は、参議院予算委員会で日米同盟や日本とEU、日露関係などを総合的に勘案し、我が国の立場を戦略的に決めていると述べた。
そして、ロシアのソチで開かれるパラリンピックに政府関係者の出席を検討していることについて、政治の状況を持ち込むことについては慎重でなければならないというのが基本的な立場だと語った。
また、岸田外務大臣は、来月予定している自身のロシア訪問や、プーチン大統領の秋の訪日などについて、現状では変更はないとした上で、情勢の変化は予断できずしっかり注視していきたいと強調した。
G7の中でも、ロシアと経済的な結びつきの強いドイツなどは、アメリカとは温度差があり、日本政府としては、G7と歩調を合わせながらもロシアとの関係にも配慮し、慎重に対応していく方針。
中国の国会に当たる全人代=全国人民代表大会が今日、開幕しました。
去年、習近平体制が発足してから初めてとなりますが直前に雲南省で無差別殺傷事件が起きるなど前途多難の政権2年目のスタートです。
北京から中継です。
冒頭では、170人以上が死傷した雲南省の無差別殺傷事件の犠牲者に対する黙とうが捧げられ、民族融和をアピールする幕開けとなりました。
今日は李克強首相が政府の活動報告を行ったが、今年のGDP成長率を7.5%前後と設定し、依然、高い成長率を維持していくことを強調した。
このほかにも、深刻化する大気汚染については思い切って強力な措置を講じると徹底して取り組む姿勢を見せている。
さらに、治安対策も大きな課題の1つ。
去年10月には天安門前に車が突っ込み炎上する事件や雲南省の無差別殺傷事件など共産党や政府に対する不満が原因と見られる事件が相次いでいる。
そして今日、全人代開催中にも天安門広場で煙が上がったとの情報もある。
演説の中でも李克強首相は、大衆が不満を持つ問題が多いと認めていて、今後、これらをどう抑えるかが問われている。
悪化している日中関係については、何か方針は示されたんでしょうか?具体的に日本を名指しすることは避けていますが、次のように述べています。
このように、歴史認識問題で対立する日本を牽制した。
また、国家の海の権益を断固として守るとして、引き続き東シナ海や南シナ海での領海・領空の管理を強化すると強調国防費については、去年と比べ12.2%増と、4年連続の2ケタ以上の伸びとなっている。
2年目を迎える習近平体制ですが、発展を維持しながら同時に社会を安定させるという難しい政権運営を迫られる1年となりそうです。
遊覧飛行中に何があったのか。
小型飛行機が墜落です。
当時は雨が降っていた。
今日午後0時半過ぎ、愛知県豊田市の山の斜面に2人乗りの小型機が墜落した。
警察などによると、事故の衝撃で機体は大破し、近くで2人の遺体が見つかった。
このうち1人は男性で、警察が身元の確認を急いでいる。
事故機は個人の所有で午前11時半過ぎに名古屋空港を離陸。
愛知県と静岡県内を3時間かけて遊覧飛行する予定だった。
徳洲会グループによる選挙違反事件の裁判で、徳田毅前衆議院議員の姉のスターン美千代被告に懲役2年6カ月、執行猶予5年の有罪判決が言い渡された。
判決で東京地裁は、大規模な買収が組織的に行われ、選挙の公正さが著しく損なわれたと厳しく指摘した。
検察当局は、判決が確定し次第、徳田前議員の鹿児島2区での立候補禁止を求める行政訴訟を起こす見通し。
体の様々な組織や細胞などに変化できる新たな万能細胞、STAP細胞について理化学研究所は今日、より詳しい作成手順を公開した。
おととい富山県の北陸道上り線の小矢部川SAで起きた高速バスの事故で、死亡した運転手が事故直前に病気などで意識を失っていた可能性が否定できないことが捜査関係者への取材でわかった。
この事故で運転手の小幡和也さんと高校教諭の小野善広さんが死亡。
24人が重軽傷を負い、このうち小幡さんは乗客の証言などから事故直前に意識を失っていた可能性が高いことがわかっている。
また、これまでに小幡さんの先月の休みは3日間だけで、先月21日から事故当日まで11日連続で勤務していたこともわかっている。
国土交通省によると、運転手の病気が原因で起きたバスの重大事故は2012年58件に上り、10年間で3倍以上に増えていて消化器系の疾患や脳内出血や脳こうそくなどの脳疾患が多いとのこと。
国土交通省は全国のバス事業者に対し運転手の健康管理を徹底するよう通達を出すことを検討している。
「子どもたちの未来へ」、今回の舞台はここ、ボスニア・ヘルツェゴビナです。
この小さな国が6月に開幕するサッカーW杯に初めて出場しますが、代表選手の中には90年代に起きた民族間紛争を経験した人も少なくありません。
戦火の中で子どもたちのためのサッカー教室が開かれていました。
最も厳しいと言われるヨーロッパ予選を勝ち抜き、W杯初出場の切符を手にしたボスニア・ヘルツェゴビナ。
人口わずか400万人の小国は大きな盛り上がりを見せている。
しかし、首都サラエボには20年前の紛争の傷跡が今も生々しく残っている。
サラエボ市内、まだこういったボロボロのビルがたくさん残されています。
壁を見るともう銃弾の跡だらけですね。
1992年、旧ユーゴスラビアからの独立を求めたボスニアとそれを阻止しようとしたセルビア人勢力の間で紛争が勃発。
イスラム系、セルビアけれども、クロアチア系の異なる民族間で激しい戦いが3年以上続き、およそ20万人が犠牲となった。
オリンピックで使われたスタジアム跡には犠牲となった人々の墓標が並んでいる。
ただ、サッカーをしていただけなのにスナイパーに狙われ、命を落とした人も少なくなかった。
代表メンバーの1人、スブラカ選手は紛争が始まったときは4歳だった。
サラエボに住むパシッチさん。
紛争中は家族とともに地下の倉庫に身を潜めていたと言う。
そんな中、サッカー選手だったパシッチさんは、1つの考えに至る。
それは、紛争のさなかにもかかわらず子どもたちのためのサッカー教室を開くことだった。
パシッチさんが体育館でサッカー教室を開くとラジオで呼びかけると200人の子どもが集まった。
当初用意したボールはわずか4つだったが、子どもたちは競うようにしてボールを蹴り始めたと言う。
サッカー教室は今も健在。
子どもたちは紛争当時と同じように真剣なまなざしで練習に打ち込んでいた。
W杯の出場は子どもたちに新たな夢を与えた。
そして、もう一人の立役者がこの人元日本代表監督のイビチャ・オシム氏。
ボスニア出身のオシム氏は3つの民族が対立していたボスニアサッカー連盟の和解を実現した。
オシム氏は、かつて史上最強と言われた旧ユーゴスラビアチームを率い、90年のW杯ではベスト8にまで進出した。
しかし、民族対立の末、旧ユーゴでは紛争が勃発。
オシム氏は、サラエボへの攻撃に抗議し自ら代表監督を辞任。
最強チームも解体してしまった。
紛争から20年、ボスニアチームはついにW杯への出場を決めた。
オシム氏の目には涙が浮かんでいた。
戦火に翻弄されながらサッカーという新たな夢を手にしたボスニア。
ボールを蹴る子どもたちのまなざしの先にはまだ見ぬ未来が広がっている。
連続通り魔事件で現場地近くのマンションに住む男性の自宅に捜索が入ったようです。
先ほど午後5時50分頃、こちらのマンションき4階の部屋に捜査員が家宅捜索に入りました。
殺人容疑でこちらの家宅捜索を始めたということです。
ここの部屋には今朝から任意で事情を聴取されている男の自宅です。
本人も連れまして十数人が階段を上って4階の部屋に入りました。
このマンションの1階には殺害された池間博也さんが住んでいまして2014/03/05(水) 17:50〜18:15
MBS毎日放送
Nスタ[字]
取材経験豊富な記者・竹内明とTBSアナウンサー・加藤シルビアらがお届けする大型報道番組。ニュースを速く、深く伝えると共に「Nトク」ではホットな話題を徹底取材。
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番組内容
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