LINE TOWN 2014.03.19

(エアホッケーの音)
(ムーン)はぁっ!
(レナード)ほっ。
よっ。
ふっ!それ!ヒャー!やられた〜。
ちゃんとブロックしないからだぜ。
いいか?パックが来たらこうやって…。
あ。
やった〜!ムーンお兄ちゃんエアホッケーっておもしろいね。
だろ?俺の教えたとおりにやればたまにはそうやって勝って…あ。
うわぁ!また入った!うう…レナードも少しは慣れてきたようだな。
もう手加減しないぞよっ。
ふん!えぇ〜!なんだと〜!よっ!え〜い!あああ…あ!《ままずい…ムーンお兄ちゃんが不機嫌になってる》クソ〜今度こそ!タァーッ!わぁ〜。
やっぱりムーンお兄ちゃんにはかなわないやテヘヘ。
おっ?お前…わざと負けたな。
えっ。
俺に情けをかけるなんざ100万年早いぞ!本気でやれ!ごめんなさい。
(エアホッケーの音)すごいスピード。
さすがはムーンお兄ちゃん!まっ俺とレナードじゃキャリアが違うからな。
アーッハッハッハ!
(ムーンの笑い声)ヒヒヒヒヒッ!アーッハッハッハ!あ!あ。
ムーンお兄ちゃんズルしたの?いいや…これは。
こんな小細工までして僕に勝とうとするなんて!お兄ちゃんちっちゃいよ!ちっちゃすぎるよ!ちっちゃい!?もっとビッグな男だと思ってたのに。
うぅ〜!
(ジェームズ)ビッグな男?そうだ。
俺はもっとビッグな男になってレナードに尊敬されたいんだ。
ビッグな男っていうと髪がサラサラで肌がツヤツヤで白い歯がキラーンって光って…な〜んだ僕のことか。
全然違う!ていうか俺が聞きたいのはどうすればビッグな男になれるかだ。
そんなの簡単だよ。
形から入ればいいのさ。
形?ワオ!ナイスだよムーン。
せっかくだから何かビッグなことしてみよう!よ〜しビッグサイズのピザをデリバリーするぞ!それも2人前アーッハッハッハ!どうだ。
ウケる〜。
(笑い声)おい。
食ったな?それ俺のだぞ。
え?はっ!きっちり2人で分けたろ。
ごめん。
まあいいよ。
気にすんなジェームズ。
俺はビッグな男だ。
そそう?よかった。
俺が楽しみにとっていた最後の1枚だけど食ったもんはしかたないもんな。
味わって食えよ。
う…うん。
なんだよまったくもう…。
食べたかったなほんとにもう…。
ちっちゃい…。
え?やっぱりそういうとこちっちゃいよムーンは。
ガーン!
(コニー)ヘイ!今日もニコニコかい?もちろんだってコニー!あらムーンどうしたの?コニービッグな男になるにはどうすればいい?えっビッグな男?あぁだったら太っ腹なところを見せればいいんじゃない?太っ腹?そう。
1人のかわいい女の子がいるとするでしょ?そしたらビッグな男はお洋服とかバッグとかクツとか買ってあげたくなるの。
お腹が空いたらテーブルいっぱいのお食事とデザートを食べさせてくれて帰りには豪華なお土産を持たせてくれるのよ。
な〜んていうのが理想のビッグな男かな?あれ?いない。
ったく!何ふざけたこと言ってんだよコニーのやつ!ようブラウン!ブラウン会いたかったぜ。
なあビッグになるにはどうすればいい?頼む教えてくれ。
何やってんだ?ん?あいやビッグになるってそういう意味じゃ…。
あ?おっ!全然景色が違う!ビッグになった気分だ。
ひぃ!ブラウンのほうがビッグか…。
(サリー)それで自分がちっぽけに見えてきちゃったのね。
サリーさん俺ビッグになりたいんだ。
でもどうすればいいかわからなくて。
(サリー)う〜ん…ビッグな人って夢のある人のことだと思うの。
夢!?ただ自分が夢を見るだけじゃなく他の誰かの夢を叶えてあげられるそんな心の大きな人のことじゃないかしら。
あっ!レナード:お兄ちゃん僕夢があるんだ。
へぇ何だ?言ってみろよ。
(レナード)あの月へ行ってみたい。
お兄ちゃんと一緒に。
えっ!?レナード…。
記録を破った人にはなんと月旅行をプレゼント。
さぁ夢の記録に挑戦しようという方はいませんか?今のほんと!?えっ?月旅行をプレゼントって。
はい。
記録に挑戦してもし達成できたらですが。
う〜ん…。
ハハハ!ハハ〜!それ〜!ほ〜い!よ〜!ム〜ン!アッハ〜ン!やるやる!記録って何のだ?これです。
えっ?針?ムーンお兄ちゃんにちっちゃいなんて悪いこと言っちゃったから手紙書いて謝ろうっと。
レナード!えっ?ムーンお兄ちゃんが世界記録に挑戦!?果たして挑戦者は世界記録を破ることができるでしょうか!?制限時間は5分。
その間にここにある366本の針すべてに糸を通すことができれば世界新記録です!じ地味な競技。
ムーンお兄ちゃん!あっ!レナードいいかこの俺がお前の言うとおりちっちゃな男かそれともビッグな男かその目でよ〜く見てろよ。
それではスタート!〜この競技はちっちゃいことが得意な人に有利なのであります。
えっ…。
ど動揺してるよ。
ちっちゃいなんて言うから。
さぁ世界記録を作って月旅行に行けるのか!?えっ月旅行?お前の夢はきっと叶うよ。
行こうぜ月に。
(レナード)うん!まさかそのために…?あ〜イテテテ!ムーンお兄ちゃん!ガーゼ付きばんそうこうをどうぞ。
邪魔するなレナード!向こうへ行ってろ!うわぁ〜!残り時間あと1分です。
〜残り30秒!あぁ針がまだあんなに残ってる!これじゃ間に合わないよ!
(サリー)急いで!ムーン!よ〜し!うぉ〜!
(みんな)頑張れ頑張れムーン!頑張れ頑張れムーン!うぉ〜!よぉ〜!あ〜ダメだ!なせばなる!
(ファンファーレ)すばらしい!世界記録達成です!前人未到の記録を挑戦者が破りました!はいこれが目録ですおめでとうございます!
(拍手と歓声)え?レナードへのプレゼントだ。
ぼ僕に?ああこれでお前の夢を叶えろ。
ムーンお兄ちゃん…ありがとう!え?いいか月に行けるんだぞレナード。
誰のおかげだ?おお兄ちゃんだよ決まってるじゃないか。
じゃあ世界でいちばんビッグな男は?お兄ちゃん。
世界でいちばん気前がよくてかっこよくて心が広いのは?おお兄ちゃん。
俺を尊敬するか?
(レナード)うん。
世界一すごいか?
(レナード)うん…。
宇宙一か?
(レナード)お兄ちゃん…ちっちゃい。
今回のルールはこのゲームで負けたやつが罰ゲームとして俺にピザ10枚おごること。
え〜っなにその罰ゲーム。
もしもムーンが負けたらどうするの?そのときは罰として俺が1人でピザを10枚食べる。
なにそれ?結局ピザ食べたいだけじゃん。
(ブザー)とにかくやろうぜ。
まずは俺からな。
セーフ。
ヒヒッ次コニー。
よ〜し。
ピザ10枚ピザ10枚!負けたら俺にピザ10枚。
こんなプレッシャーに負けるもんか。
えい!あ〜っ!やったコニーがピザ10枚おごることに決定。
ハ〜ハハッヒャ〜ハッハッ。
すごい大はしゃぎだね。
そういえばこの間のクリスマスのときもこんなふうにゲームやってたらお父さんから電話があったのよね。
そうだっけ?そんなことどうでもいいから早くピザを…。
あれ?メールだ。
と父ちゃんが?え?またお父さんから?
(呼び出し音)どうして出ないんだ?ムーンいったいどうしたの?母さんからメールがあって。
「お父さん冒険した」。
「もう危ない」。
(2人)え〜っ危ない?あ〜きっと冒険してケガでもしたのかもしれない。
あ〜。
(サリー)しっかりねムーン。
お父さんはきっと大丈夫よ。
(ジェームズ)ムーンのお父さんはあんなにすごい冒険家なんだからさ体だってすごい頑丈なんだし。
そうよ絶対に大丈夫だって。
なんてったってムーンのお父さんなんだから。
ああみんなありがとう。
じゃあ気をつけて。
連絡してね。
《そうだよな父ちゃんは昔からタフだったもんな》えっ父ちゃんがケガしたの?今電話があって病院に運ばれたって。
ええっ!父ちゃん!よぅ!心配するな父さんは元気だよ。
うわ〜ん!おいおいムーン。
父ちゃんはスキーで転んで足の骨を折ったけど自分で起き上がってふもとまで下りてきたんだ
今回はハデに転んじゃったけど治ったらもっと高い山で滑ろうと思ってるんだ。
ええっ!いちばん大事なのはチャレンジする精神を忘れないことさ《だから俺も…》ムーン:ムンムンムンムン…ム〜。
ムーン補助輪取ったんだよ。
すごいでしょ。
(ベル)僕だって今日からキラキラの自転車王子だよ〜アハハッ。
(みんな)え〜!
(ジェームズ/コニー)イェ〜イ!ムーンも早く補助輪取れるといいね。
じゃあ約束する。
(ジェームズ/コニー)え?今度の日曜日になったら補助輪なしでスイスイ走ってみせるぜ《それが俺にとってもチャレンジだったんだ。
だけど…》さあ乗ってみろよムーン。
うん。
あ…。
うわ〜ん!泣くなもう一回だ。
わっわっ…。
うわ〜ん!もう一回!う〜。
うわ〜ん!すごいじゃないかムーン。
え?3回目で1メートルも進んだぞ。
諦めなければ絶対に乗れるようになるさ。
フフッ《そうさ何があったとしても父ちゃんは絶対に諦めたりしない。
俺があんなことをしたときも》あっク〜ダメだ。
何回やっても乗れっこないよ。
ぜ絶対に無理だ。
(ノック)どうぞ。
大丈夫?
(ジェームズ)大丈夫?
(ジェームズ/コニー)うわっ。
ムーン顔が青い。
(ジェームズ)ゾンビみたいだよ。
ああお医者さんに診てもらったんだけど僕病気なんだって。
(2人)え〜!どんな病気なの?じ自転車乗っちゃいけない病。
(ジェームズ/コニー)え〜!自転車乗っちゃいけない病?
(ジェームズ)そんな病気があるの?ああ自転車に乗ると足をグルグル回すだろ?その動きが体に悪いらしいんだ。
特に補助輪を取った自転車に乗ると熱が出てお腹が痛くなって顔が青くなるんだって。
(2人)え〜!聞いたことないけど…。
怖い病気だから子供たちには言わないようにしてるんだ。
それにこの病気…うつるらしい。
(ジェームズ/コニー)え〜。
私そろそろ帰らなきゃ。
僕も。
早くよくなってね。
ああ。
(ドアを閉じる音)はぁ…。
(ドアを開く音)あっ。
ムーン。
お前はいつからウソつきになったんだ?あっ…と父ちゃん。
1つウソをつくとなそのウソを隠すためにまたウソをつかなきゃならなくなる。
そしてそのウソを隠すためにもっとウソをつかなきゃならなくなる。
しまいには何もかもウソで固めたウソつき人間になるんだぞ。
えっ。
そんなことをして逃げ回るよりもやるだけやってみろ。
う〜《父ちゃんはいつも俺に何かを教えてくれた》いえいえ…。
(2人)あっ!
(2人)ムーン!自転車乗っちゃいけない病治ったの?うん治った。
(2人)うわぁ。
よかったね。
うん。
あれムーン補助輪取ったんだね?おっ乗れるようになったの?わかんないけどやるだけやってみる。
父さんもピンチになったことが何度もあるよ。
無人島で独りぼっちになったり雪山のテントの中で風邪をひいて動けなくなったこともあった。
砂漠をさまよい歩いたことも。
でもそんなときに役立つおまじないの言葉があるんだ。
その言葉のおかげで父さんは何度もピンチを切り抜けてきた。
どんな言葉?なんとかなるさ。
うっうわぁ〜。
なんとかなるさ。
フゥ…フッ。
よっよっうっ…。
あっ。
うっ。
(ジェームズ)あっあっ…。
あっやった〜!
(ジェームズ)すごいよムーン。
ヘヘッ…《考えてみたら俺は父ちゃんにいろんなことを教わったんだな》空の雲を見てごらん。
人間の悩みなんてちっぽけだってわかるさ。
はぁ…。
この木は何千年も前から生きてるんだ。
大昔の人も触ったんだぞ。
うわぁ〜。
空は世界中につながっている。
世界は1つなのさ。
へぇ…《いろんなことを教わったのに俺はまだ何一つ恩返ししてないじゃないか。
何一つ返してないのにもしも父ちゃんに何かあったりしたら…》《そんなのってそんなのってないよ父ちゃん》あっ。
母ちゃん…もしもし。
ごめん。
スマホが行方不明になってて。
メール見た?見たよ。
父ちゃんが冒険したもう危ないって。
そうそう写真つけ忘れたから送っといたわ。
写真?あ〜ちょっと待ってかけ直す。
ん?お父さんのファッション冒険したよね。
もう危ない親父フフフッ。
危ない親父?はぁ?《無駄足になってよかったよ。
父ちゃん》
守らないと恐ろしいことが起こりますよ
2014/03/19(水) 18:30〜19:00
テレビ大阪1
LINE TOWN[字]

『ちっちゃい』『むすこ』
ここはラインタウン。愉快な仲間達が笑ったり、時には泣いたり、毎日を楽しく暮らしています。今日は一体なにがおこるかな?

詳細情報
ストーリー
LINEスタンプでおなじみのキャラクター
ムーン、コニー、ブラウン、ジェームズ、ジェシカ、サリー。
この愉快な仲間達が住んでいるのは、ラインタウン。
ラインタウンでは、たくさん笑えて、時に泣けて、心がほっこりする物語が繰り広げられます。
監督・演出
しぎのあきら
音響監督
渡辺淳
出演者
【[声]】
 ムーン:森川智之
 コニー:金田アキ
 ジェシカ:國立幸
 ジェームズ:風間勇刀
 サリー:榎本温子ほか
制作
小学館集英社プロダクション
音楽
ユニバーサルミュージック
ホームページ

http://ani.tv/line-town/

ジャンル :
アニメ/特撮 – 国内アニメ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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