生字幕放送でお伝えしています大相撲春場所は十一日目です。
きょうから終盤戦です。
幕内後半の取組が始まっています。
正面解説は元大関・琴風の尾車親方⇒青色向正面は元大関・雅山の二子山親方⇒緑色リポーター⇒黄色で表示します。
幕内力士、2人休場です。
関脇琴欧洲左肩鎖関節脱臼です。
きょう休場です。
2週間の加療が必要という診断が出されました。
去年の九州場所で痛めたところと同じです。
もう1人、天鎧鵬が右足首の捻挫きのうの旭天鵬戦で痛めてしまいました、きょうからは休場です。
幕内後半の取組、最初の千代鳳が勝ち越しました。
尾車さん、幕内の後半が始まっていきますがいよいよ終盤戦ですね、優勝争いおもしろくなりそうですね。
そうですね、きょうも大事な最後の2番があります。
ここから本当に佳境に入っていきますね。
東西の横綱が勝ちっ放しです。
10戦全勝鶴竜が中盤で星を1つ落としましたが、9勝1敗で10日間取り終えています。
稀勢の里は2敗関脇の豪栄道も8勝2敗。
横綱白鵬に挑んでいきます。
3勝7敗の豊響4勝6敗の高安豊響は5連敗スタートでした。
後半は前に出る相撲で3連勝です。
高安は前頭3枚目横綱、大関戦が続いていまして連敗していましたがきのう大関の琴奨菊をすくい投げで破っています。
勝ち越しに向けて、高安、一番でも多く勝っていきたいですね。
待ったなしの行司の掛け声制限時間いっぱいです。
押し切りました、押し出し豊響の勝ちです。
豊響4勝目高安も4勝7敗です。
のど輪がすぐはまりました。
豊響尾車さん、あたりも豊響のほうが勝ちましたね。
あたって突き放してね高安、なんとか下からあてがって残そうとしたんですがもういっぺんに豊響の出足が勝りましたね。
二子山親方、同じ茨城の出身ですね、高安。
ちょっと負ける相撲があっけないですね。
そうですね。
去年上がったような迫力のあるそういう相撲が影を潜めていますね。
勝っても負けても気迫で高安らしく取ってほしいですね。
高安4勝7敗です。
常幸龍、小手投げの勝ち臥牙丸、押し出し北太樹、寄り切り。
貴ノ岩、寄り切りで勝ち。
宝富士、寄り切り。
幕内前半戦の取組でした。
白鵬、万全ですね。
崩せるようなところがなかなか考えられないですね。
ご当所の関脇としてなんとか春場所、波乱を起こすようなことができるのか豪栄道。
豪栄道がきょう勝つということは大関へのステップですからね。
大きな一番になりますよ。
きょうもたくさんのお客様が詰めかけています。
満員御礼です。
2勝8敗どうしの対戦です。
隠岐の海と魁聖待ったなしです制限時間いっぱいです。
木村玉治郎が合わせます。
寄り切り、魁聖の勝ちです。
一瞬呼び込んでしまいましたがそのあと攻めました、魁聖。
決まり手、寄り切りです。
向正面二子山さん魁聖の前まわしが速かったですね。
そうですね。
そうですね、途中引いて呼び込んだんですけども前に攻めていきました。
いい相撲内容だったと思います。
右四つ前まわしを引きました。
前半戦、特に三役との対戦が続きました。
負け越しがすでに決まっています。
残り5日間が大事ですね。
そうですね。
勝ち越してからということが大事なんですね。
魁聖3勝目を挙げました。
隠岐の海2勝9敗です。
徳勝龍突き落とし安美錦はたき込み。
千代鳳、すくい投げ。
今場所、自己最高位の千代鳳が2場所連続幕内で勝ち越しを決めました。
喜びのインタビューです。
勝ち越しを決めました千代鳳関です、おめでとうございます。
ありがとうございます。
番付を大きく上げての、この地位での勝ち越しいかがですか?とてもうれしいです。
今場所、どんなところがよくなっていますか。
思い切りぶちかまして思い切り相撲を取ろうと思っていたのでそれがいいと思っています。
今場所は兄弟同時幕内で、お兄さんの千代丸関よりも先に勝ち越しました、これについてはいかがですか?うれしいですね。
はい。
残り4日間あります。
大勝ちすれば新三役の声もかかると思いますがどうですか。
意識しないで一つ一つ、あと4日間頑張ります。
千代鳳関でした。
十一日目に勝ち越しを決めました千代鳳。
幕内の結果です。
兄の千代丸がはたき込みで、勝ち越しまであと1勝としています。
天鎧鵬がきのうの相撲で足首を痛めて、きょうから休場です。
千代大龍は不戦勝です。
遠藤と豊ノ島の楽しみな取組があります。
1敗の鶴竜が関脇の栃煌山と対戦です。
土俵下に遠藤です。
ここまで4勝6敗できました。
すでに大関横綱戦が終わっています。
対戦するのは東の小結豊ノ島。
こちらも4勝6敗。
土俵上は栃乃若と松鳳山です。
3勝7敗の栃乃若。
4勝6敗の松鳳山。
東の栃乃若は前半戦三役との対戦が続いて九日目に7敗目を喫しましたがきのうは豊響を上手投げで破っています。
残り全部勝ちますと新三役という目も出てきます。
対戦するのが小結で三役以上、残り大関の琴奨菊戦のみを残している松鳳山です。
式守勘太夫が合わせます。
腰が入ってしまいました栃乃若。
押し出しで松鳳山の勝ち。
栃乃若は敗れて負け越しです。
松鳳山が5勝目の勝ち名乗りです。
尾車さん、立ち合いの差し手争いからしかし終始、先手を取っていたのは松鳳山でしたね。
そうでしたね、二本差しのような立ち合いでしたけれどもね。
相手と体をはじいてから突っ張って、そして前へ前へとね。
松鳳山が一方的に攻めていますよね。
まわしにこだわらずに、最後は突き押しでいきましたね。
やはり平幕力士相手にはちょっと力の差が違うぞ、というところでしょうか。
本当に、幕内上位の力というのはつきましたね。
2場所ぶりの小結。
ですから三役以上は琴奨菊戦のみを残している松鳳山です。
勝ち越しの可能性も残っています。
館内が沸いています。
きょういちばんの歓声です。
遠藤が土俵に上がりました。
今場所は上位戦から始まって4連敗のスタートでしたが五日目大関の稀勢の里を破って今場所、最初の白星、結局前半戦は4勝4敗で折り返しました。
ただきのうおとといと東西の関脇との対戦で連敗です。
向正面は、元雅山の二子山親方です、上位総あたり戦で四つ白星を挙げましたね。
二子山⇒そうですね。
場所前の予想では3番4番、よくて5勝という予想でしたけれども上出来ですね。
その中でも小結以上の対戦の中でもし勝てるとしたら結果論のいい方ですが稀勢の里なのかなという思いで見ていました。
五日目で稀勢の里を破ってひとつ流れを変えてきましたね。
あれで自信がついたんじゃないですかね。
稀勢の里、玉鷲、琴欧洲、大砂嵐と破って4連勝としている遠藤です。
二子山さん、きょうは小結の豊ノ島戦です。
あすは同じく小結の松鳳山戦とすでに発表がありました。
きょうあすというのが、大事じゃないですか?そうですね、勝ち越すのであればきょうの松鳳山で欲を言えば2番取りたいですし最低でも1勝1敗といきたいところです。
ただ豊ノ島も松鳳山を尾車さんがおっしゃったように上位の力、つけていますからね。
上位の常連です。
絶対に負けないという気持ちで対戦してくると思いますからそう簡単には、豊ノ島、松鳳山という牙城を崩せないのかなという思いで見ています。
中盤の4連勝は下の力士には負けないという気迫とうまさがありましたか。
勝負がつくときは際どかったり、突き落としだったりするんですけれども勝った4番は立ち合いから押し込んでいるんですよね。
あたり負けしてないんですね。
やっぱり遠藤にこれから必要なのは立ち合いのあたりじゃないですか。
負けているのはみんな立ち合いあたり負けして一気に攻め込まれているんですね。
去年の春場所は10枚目格付け出しでデビューした力士です。
あっという間にここに上がってきただけでも大変なことですよね。
大変ですよ、そして毎日騒がれてね。
それで勝ってくるんですから大したもんだと思いますよ。
向正面の二子山さん豊ノ島戦は初めてですがどういくんですかね。
そうですね。
二本入ってくるのは、豊ノ島はうまいですからね。
力は遠藤のほうがあるんでしょうけれども運動神経は豊ノ島のほうが抜群ですから確実に左四つにならないとだめですよね。
二本入られてしまうと豊ノ島のペースですから。
いかに左を差し負けないかだと思いますね。
そして尾車さん豊ノ島とすれば、どんなことを考えていますかね。
立ち合いから二本差して中に入るということでしょうね。
押されないように、あごを引いて中に入っていきたいでしょうね。
小結の豊ノ島と、東の前頭筆頭の遠藤です。
どちらも勝ち越しに向かって大事な終盤戦です。
押し出し、遠藤の勝ち。
遠藤、勝って5勝目。
小結の豊ノ島に勝ちました。
突き放しに変えて、離れて相撲を取りました遠藤です。
決まり手は押し出しです。
尾車さん、豊ノ島が右を最初押っつけていったんですかね。
そうですね。
押っつけて差しにいったんですけれどもね。
差させなかったですね、遠藤が。
非常に遠藤は落ち着いていましたね。
不戦勝の垂れ幕です、琴欧洲がきのうの横綱白鵬戦で左肩鎖関節の脱臼、左肩の脱臼です、去年の九州場所と同じ場所を痛めてしまいました。
2週間の加療が必要だという診断書が出ています。
対戦相手の玉鷲は不戦勝です。
これで3勝8敗。
琴欧洲はきょう不戦敗で1勝10敗。
もう来場所、三役から落ちる、その覚悟をしなければいけません。
豊ノ島遠藤戦を改めて振り返ります。
差し手争いから押っつけに変わったんですね。
きょうは遠藤頭が右によけてないんですよまっすぐにあたっていました。
そして差しにくるところをうまく下から突き上げて豊ノ島の上体を起こしましたね。
向正面の二子山さん立ち合い、遠藤は右の前まわしをねらって、それが届かなかったですね。
2本何かクロスしてぶつけていくような立ち合いでしたね。
二本差しのような感じです。
一瞬、豊ノ島が引くんですね。
そこを突き起こして下から突き起こして勝負を決めましたね。
次の一手を考える相撲の速さ天性のものですかね。
本当に、場所前の予想でも5番ぐらいというものでしたから立派だと思いますね。
豊ノ島とかずっと上位の常連ですからそういう力士に勝つというのは遠藤は立派だと思います。
あすの松鳳山戦も楽しみになってくるのではないですか。
自分では取組前に2つ取れれば三役のチャンスだと話しましたけれども、この勢いであした頑張ってほしいですけれども松鳳山も気が強い力士ですからそう簡単に、という思いがあるでしょうから、あしたは楽しみですね。
遠藤のリポートです。
差されたくないので、突き放しは頭に入れていました。
この1勝は、連敗も止めたし大きいですという話でした。
9勝1敗の鶴竜の登場です。
西の関脇栃煌山戦です。
栃煌山は5勝5敗。
連勝スタートできた鶴竜。
三日目の隠岐の海に対しては引いてはたく相撲を出してしまって黒星。
ただそのあと7つの白星を並べてきました大関の鶴竜です。
四日目以降は、むしろその内容がよくなってきた印象があります、ふだんから平常心ということばを口にしている大関鶴竜です。
鶴竜のリポートです。
ここまでの10日間、栃煌山戦に向けて三日目の黒星から気持ちをすぐに切り替えることができて、自分の相撲に集中ができていると話をしました。
体もよく動いてるし疲れもありません。
残り5日間に向けてはまずきょうに集中したいと言っています。
栃煌山戦については過去16対15ですけれども過去のことは気にしない。
きょうについてはポイントを2つ上げました。
立ち合いにしっかりあたることとはたかないこと、という点をあげています。
やはりはたく、これだけはいけませんかね。
そうですね、先ほど過去のVTRを見てもあたり負けしたときに、すぐはたいています。
自分でもよく分かっているんでしょうね。
そこを気をつけないといけないですね。
一方5勝5敗できている栃煌山、三役以上との対戦は残りは大関琴奨菊戦のみです。
こちらにとっても大事な5日間だと思います。
栃煌山の三役を守るためには5日間が大事ですよね。
さらには先場所、初場所では小結で11番勝ちました。
大関への足固めこの声を高めるためにも残り5日間で勝ち越し。
そしてその先の2桁勝利になるでしょうか。
13勝以上での優勝というのが1つの条件に上がっている鶴竜です。
優勝争いの重圧、このあとどう影響してくるのか。
尾車⇒やっぱり2桁の星をきょう挙げるとすればここからが本当に横綱戦も残していますし横綱は調子がいいですからのし上がってくるでしょうね。
今の星1つの差で追いかけています。
この一番勝ったら思いがどんどん重なってきて重圧に変わってくるんじゃないですか。
まずはこの一番ですね。
まずは2桁の10勝に乗せることができるかどうか、大関の鶴竜。
きょうの対戦相手は西の関脇栃煌山です。
はたき込み、鶴竜の勝ち。
2桁の10勝に乗せた鶴竜。
物言いです。
正面の審判長席から手があがりました。
まげですか?それ以外は考えられないですよね。
考えられないですね。
場内もざわめいています。
はたいたとき、ちょうど鶴竜は正面に背を向けていました。
右手が…。
勝負審判の判断を待つしかないんですけれどもどうでしょうか。
尾車⇒まげというより左のかかともちょっと確認しているんですかね。
そんな感じもしますね。
ただいまの協議について説明いたします、行司軍配は鶴竜に上がりましたが、鶴竜の足が出たのではないかと物言いがつきましたが鶴竜の足は出ていないため、行司軍配どおり、鶴竜の勝ちといたしました。
足が残っていたという確認でした。
鶴竜勝って、2桁の10勝です。
ちょうど元大関大受の朝日山審判長の目の前でした。
大事な一番でした。
そのあたりしっかり確認してということですね。
蛇の目のところにかかとが乗ったように下からだと見えたんでしょうねえ。
鶴竜の右手、そして鶴竜の足の裏がついたかどうかですね。
立ち合いから見ていきます。
あたりは両者、踏み込んでいきました。
上体がちょっと鶴竜は起こされましたね。
そこを一気に栃煌山が出たんですけれども、足を送ることができませんでしたね。
横から見ると俵に乗っているように見えます。
ですから、テレビの映像とやっぱり下から見ている審判の親方の目線はだいぶ違いますからね。
確認をしたのはいいことじゃないですかね。
そしてあすは横綱日馬富士戦という鶴竜です。
向正面の二子山さん、本人が気をつけていた、はたききょう出してしまいましたが勝ちました。
二子山⇒そうですね。
栃煌山が考えてきましたね。
3場所、胸からいっている相撲内容でしたが、きょうは頭からあたって二本差しにいきましたね。
そういった部分で鶴竜からしたらちょっと焦って引いてしまったのかなと思います。
でも勝ちましたからね。
いいんじゃないですかね。
1敗を守った大関の鶴竜です。
いよいよ混戦模様になってきました、ことしの春場所。
どの一番も優勝にからむ大きな相撲になります。
10戦10勝、ここまで全勝の両横綱。
春場所も最終盤に入ってきました。
去年の初場所、日馬富士が勝ってその後ずっと稀勢の里に負けました。
優勝に向かって難敵を迎えます。
きょうは稀勢の里に日馬富士結びが白鵬に豪栄道初めてのカド番も脱出しました稀勢の里です。
日馬富士との対戦です。
役者がそろいました。
土俵下どの一番も本当に大きな一番になってきましたきょうの土俵展開です。
鶴竜のリポートです。
立ち合いから中に入ろうとしてああいう体勢になった。
物言いについては、自分では残っていると思っていたんだけれどもあすの横綱戦に向けては語気を強めて頑張りますとひと言でした。
初優勝、綱取りに向かって残り4日間いよいよ大事な終盤に入ってきました鶴竜です。
こちらはスピード相撲の嘉風。
7勝4敗で勝ち越しまであと一番。
およそ2年ぶりの上位との対戦が続いています。
7番勝ってきましたね。
私もびっくりしています。
非常に調子がいいようですね。
前半、5勝3敗で折り返して九日目から2連勝中です。
勝ち越しますと新三役の目も出てきます。
きょうは嘉風の誕生日です。
32歳の誕生日を自身の白星で祝うことができるでしょうか。
琴奨菊は5勝5敗です。
序盤は4勝1敗だったんですがその後、連敗があったりして現在のところ苦しい成績になっています。
尾車⇒左四つになるんですがいいときの琴奨菊は押っつけて持っていくような場面が今場所は見られません。
中に呼び込むような突き落としをしてしまうことがありますね。
さあ、土俵上は制限時間いっぱいになりました。
琴奨菊にとってはこのあと東西の横綱と大関鶴竜戦が控えていますのできょうは勝っておきたいところです。
大きく背を反らせました。
5勝5敗の大関琴奨菊勝ち越しを目指す嘉風。
どんな技が出るでしょうか。
技能相撲の嘉風です。
出ました、琴奨菊。
押し出しの勝ちです。
嘉風、きょうの勝ち越しはなりませんでした。
琴奨菊、押し出しで勝ちです。
連敗を止めました琴奨菊。
まずあたり合って左四つになりました。
向正面は二子山親方です。
十分に左を差せなかったようですね。
悪いときには、これで突き落としにいって土俵中央に戻って墓穴を掘って負けるケースが多いんですがきょうは我慢してどんどん前に出ましたね。
尾車さんどう見ましたか?よくやったんじゃないんでしょうかね。
あす以降に勝ち越しを持ち越しました嘉風。
ここまで日馬富士、自分の相撲を取りきっています。
あたって変化もありましたけども基本的に低い立ち合いで鋭い立ち合いというのが10日間、出ていますね。
きょうは稀勢の里分が悪いですから立ち合いで押し込めるかどうかですね。
押し込んでも稀勢の里に残されてむちゃな体勢になってしまうことがありました。
去年の初場所、送り出しで勝っています。
稀勢の里が5連勝中です。
カド番というプレッシャーから解放されました稀勢の里。
二子山⇒稀勢の里があたり勝って左四つに組みとめていけば稀勢の里にも十分、勝機もあると思います。
そういう展開になれればいいなと思います。
船岡⇒途中連敗もありました稀勢の里ですが七日目からの4連勝で、いい内容的になってきてますね。
過去の対戦は稀勢の里の20勝日馬富士の26勝という対戦成績が出ています。
日馬富士が初場所で勝って以来5連敗。
鋭いあたりから突き起こして攻めることができるでしょうか。
十分、稀勢の里の頭にも入ってると思います。
立ち合いが失敗したときには惨めですからね。
横綱としては真っ向から行きたいんじゃないんでしょうか。
稀勢の里戦では少しむきになるところがあるんです。
落ち着いて10日間の相撲を出し切れればいいんですけどね。
突き起こしたあと、向き直って張り手をして体勢を崩すことがありますからね。
慌てると脇が甘くなりますからね。
日馬富士戦では稀勢の里のほうが落ち着いていますからね。
船岡⇒場内は、かなりにぎやかになっています。
優勝戦線に残るためには、負けるわけにはいきません全勝の横綱日馬富士。
そして2敗に立ち直ってきました稀勢の里。
さあ力が入ったところで制限時間いっぱいです。
拍手と歓声です。
10連勝できました横綱日馬富士。
優勝争い占うためにもこの一番、注目です。
はたき込み。
日馬富士の勝ちです。
難敵の稀勢の里を下しました。
稀勢の里、敗れて3敗。
優勝争いからは大きく後退です。
左差しを許しませんでした。
日馬富士の勝ちです。
右のひじの感触を確かめている横綱日馬富士。
立ち合いを激しくあたりました。
11連勝を見届けた横綱白鵬。
日馬富士のあたりがよかったですね。
尾車親方がおっしゃってるように張って熱くなる展開になりかけたんですけれどもそのあとの動きが今場所はいいんでしょうね。
左の張り手ですね。
2発張りにいくんですよね。
この張り手に、稀勢の里も一瞬目をつぶっているんですよね。
はたきを食ってしまう体勢でしたよね。
あすは1敗の大関鶴竜戦です。
むきになりかけましたが、よくとどまりましたよね。
左から張っていくようだと中に入られたと思うんですけれども突き起こしていきましたね。
あたりは非常によかったですね。
木村庄之助の結びの触れです。
37代木村庄之助。
白鵬と豪栄道です。
ご当所の場所、大阪寝屋川市出身の豪栄道。
連日大きな拍手で土俵に上がっています。
きょうの結びの一番、終盤戦に入りました、ことしの春場所。
東の横綱白鵬10戦10勝。
横綱として40場所歴代1位です。
常日頃から横綱の勝ち越しは10勝10勝と話をしている白鵬22回。
地元の関脇豪栄道の挑戦を受けます。
去年の秋場所豪栄道が勝っています。
きのうで通算出場が1000回という区切りの日でした。
胸が合ったら話になりませんから相手に上手を与えたくない、これがいちばん大事だと言ってましたね。
横綱相手に過去の対戦は一切忘れてきょうの一番に臨みたい。
できれば自分の左まわしで頭をつける形になりたい。
立ち合い一気に取れるということはないでしょうから横綱戦だからといって、かたくならず何でも思い切ってやりたいと話していましたね。
大阪寝屋川市出身豪栄道館内に豪栄道コールが流れています。
過去24回の対戦ではなかなか自分の体勢を作れません。
最終的には横綱白鵬に上手を引かれてしまうんですよね。
逆に巻き替えられて先にいい体勢を取られてしまうことが多いこの対戦です。
手拍子がわいています。
向正面の二子山さん、豪栄道に対してどうでしょうか。
秋場所に1回負けたときも楽に勝とうとして墓穴を掘りましたからね。
そういう動きはないと思います。
今場所に限っていえば弱点がいっそう見当たらないというところですね。
結びの一番が制限時間いっぱいになりました。
気合いを入れています横綱白鵬。
日馬富士は勝ちました。
全勝を守っています。
先に日馬富士が11連勝としています。
関脇豪栄道と横綱白鵬小手投げから押し出しました。
白鵬の勝ち。
問題にしませんでした。
上手を与えなかった豪栄道ですが力に屈しました。
小手に振られて足がついていきませんでした。
やはり強いですね。
対応が早いんですよね。
どうしても豪栄道がついていけないんですよね。
きょうも右差し、左の上手をねらいにいったのは悪くないんですけど差されたときに小手に巻いて動いてましたからね。
聡ノ富士の弓取です。
伊勢ヶ濱部屋。
群馬県出身今場所は序二段ですがこうしてみごとな弓取を見せています。
きょう全勝の横綱、1敗の鶴竜3者、いずれも勝ちました。
結びの白鵬戦を振り返ります。
豪栄道は右を差し込んでいくんですが白鵬が右が浅くのぞいた、直後に左から小手に振るという素早い攻めを見せました。
じっとしていませんよね。
体を1回転して豪栄道がついていけないんですよね。
尾車親方がおっしゃったようについていけないんですよね、豪栄道が。
ふだんの並の力士であれば、かなり強引な小手投げなんですけれども、それすらさせてもらえなかったですね。
差がありすぎましたね。
力の差がありすぎましたね。
白鵬は11戦全勝。
あすは大関稀勢の里戦です。
十一日目の土俵が終わりました。
残り4日間で優勝争いです。
全勝が日馬富士、白鵬。
そして1敗が鶴竜。
向正面の二子山さん。
あすなんですけれども白鵬戦ですね。
日馬富士が鶴竜戦なんですがどんなふうに占いますか?両横綱が調子がよすぎますので鶴竜も勝ってはいるんですけれどもちょっと横綱のほうに分があるんじゃないかなと思います。
優勝争いはますます混とんとしてきました。
終盤戦の土俵十一日目が終わりました。
「大相撲春場所十一日目」をお伝えしました2014/03/19(水) 17:05〜18:00
NHK総合1・神戸
大相撲春場所 十一日目[二][字]
【解説】正面(幕内)尾車,向正面(幕内)二子山,【アナウンサー】正面(幕内)船岡久嗣,<副音声>【実況】ヒロ・モリタ 〜大阪府立体育会館から中継〜
詳細情報
番組内容
【解説】正面(幕内)尾車,向正面(幕内)二子山,【アナウンサー】正面(幕内)船岡久嗣,<副音声>【実況】ヒロ・モリタ 〜大阪府立体育会館から中継〜
出演者
【出演】【解説】正面(幕内)尾車,向正面(幕内)二子山,【アナウンサー】正面(幕内)船岡久嗣,<副音声>【実況】ヒロ・モリタ
ジャンル :
スポーツ – 相撲・格闘技
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