(龍太郎)みんなを集めろ。
(野口)しぶといねえ朝田も。
(野口)サイトビジットの正式な日程が決まりました。
(鬼頭)認可の際最も大切な関門。
(野口)この日がわたしの人生にとって最も大切な一日になるでしょう。
(善田)メイシンが完成に近づけば外されるのはあなたです。
あの男はそういう男です。
(笑い声)
(善田)わたしとパートナーになりませんか?
(笑い声)
(野口)何?
(藤吉)音部雄太君。
9歳。
拡張型心筋症。
(外山)拡張型心筋症…。
俺が2年前バチスタをした。
アフリカのNGOで働いてるときに知り合った海外青年協力隊の息子さんだ。
重度の拡張型心筋症で現地ではほかに手段がなくオペするしかなかった。
だが…やはり…。
再び心機能が悪化した。
父親は過労がたたって亡くなった。
今は母親が女手ひとつで雄太君と兄弟を支えている。
(藤吉)今は別の病院に入院中で詳しい検査をしてみないと分からないが三尖弁閉鎖不全症とうっ血肝も併発してる可能性もある。
病状が悪化してる可能性は大だ。
(小高)9歳…。
(外山)厳しいな…。
ご両親は海外での心臓移植を考えられていた。
だが…。
金…か。
(藤吉)海外での移植では最低でも1億以上の金がかかる。
この患者には時間がない。
何とか助けたい。
・
(ノック)
(木原)先生!誰か。
だ…誰…。
(野口)あっ…。
先生?
(野口)ああ…。
(木原)は…はい。
(木原)ニトロ…。
(木原)先生。
あ…ああ…。
(木原)先生。
だ…誰か!
(善田)野口とは大学の同期でした。
彼を変えたのはわたしかもしれない。
狭心症?今鬼頭先生呼んできます!
(野口)ノー。
(木原)えっ?
(野口)鬼頭ノー。
(木原)何をおっしゃってるんですか?狭心症なら鬼頭先生にお願いすれば…!
(野口)ノー。
このことはシークレットだ。
シークレットなんて言ってる場合じゃないです!この状態では恐らく今度は心筋梗塞。
(木原)このままでは5日後のサイトビジットも…。
ノー。
サイトビジットは絶対成功させる。
(木原)しかし…!わたしは明真を変えるためにここへ戻ってきたんだ。
絶対に成功させなきゃいけないんだ。
1年前より状態は悪くなってます。
このままでは肝不全や腎不全をいつ併発してもおかしくない。
本人の状態が心配です。
(美和)先生は今度心機能が低下した場合は心臓移植をしたほうがいいっておっしゃってました。
心臓移植はやっぱりアメリカに行かないと無理なんでしょうか?日本では15歳未満のドナー…。
つまり臓器提供が認められていません。
それに日本では心臓移植自体が昨年で10例。
移植法が施行されてから10年の間約290人の希望者が登録されましたが移植ができたのはそのうちの49人です。
日本じゃ子供の心臓移植は難しいんですね。
(美和)それで雄太はあとどれくらい生きられるんですか?今のままの状態だともって2か月です。
・
(藤吉)また朝田を頼って患者が来た。
こういう時代だからこそ人は本物の医療ってものを求めてるんだ。
ここのチームをみんな求めてるんだよ。
(片岡)今の患者は?
(藤吉)9歳になる息子さんが拡張型心筋症にTRとうっ血肝を併発している。
患者の年齢を考えると心臓移植も視野に入れないといけないかもな。
(片岡)どうする気?日本じゃ15歳未満の臓器提供は認められていない。
それに認定施設じゃなきゃ移植はできない。
分かってる。
(片岡)じゃあ…。
追い返せば満足か?明真が到底受け入れないと分かってて?無理だと分かってても1パーセントでもいい。
かすかな可能性に望みをかけるのが親ってもんだ。
自分の家族が重病になって移植ができないからほうり出せるのか?・
(松平)もういいだろう?
(松平)なぁに焦ってんだよ?おっ!おう寒いなおい。
寒い…。
(伊集院)僕向いてない。
向いてないんです。
今の縫合だって外山先生なら30秒もかからない。
どうやったって僕には無理だ。
朝田先生の下でやってきてひょっとしたらいつかは僕もあんなふうにって思ったときもあったけど…。
そりゃそうだ。
すごいもん外山。
技術は天才だね。
あの年で腹部大動脈瘤の人工血管置換術たった60分。
信じられないね。
朝田は天才以上だな。
お前はまあ並だな。
頑張ってまあ並の上ってとこかな。
まあだからいいんじゃねえの?えっ?自分の限界を知ってる。
だから逆に自分にできることが見えてくんじゃねえの?どんな仕事でも本当にその仕事を支えているのは天才の周りの何万何十万の普通の人たちだ。
でも普通の人のその仕事が天才の仕事に引けを取らない。
平凡だけど自分だけのスペシャルな仕事だ。
その人にしかできない仕事なんだ。
(松平)自分に誠実であることはお前にしかできない。
お前はそれやってるよ。
胸を張れ。
(伊集院の嗚咽)いい仲間ですね。
わたしにも昔友がいた。
あのときもう少し親身に声を掛けてやれれば彼も違う人間になったかもしれない。
(鬼頭)山野会長の転院手続きは済ませました。
あのそれなんですが…。
あっそう。
よろしく。
(木原)野口先生は風邪がまだ治りませんので…。
今日はあのこれぐらいで…。
(鬼頭)顔色がすぐれないようですが?
(木原)体調を崩されてますから。
(せきこみ)お大事に。
(野口)あっ。
先生。
鬼頭先生に診てもらえば安心です。
確かにね。
(木原)だったら!確かにそうすれば助かるだろう。
でもそのかわり翌日にはあそこに彼女が座ってる。
そしてわたしに成り代わってサイトビジットを成功させ新生メイシンを立ち上げる。
そういう人だ。
ですがこのままでは先生の命が…。
死んだも同然だ!サイトビジットを成功させなければ死んだも同然なんだ!しかしサイトビジットの最中に発作が起きる可能性だって…。
ノー!発作ノー!死ぬのもノー!ノー!ノー!ノー!気づいたんだ。
(木原)えっ?わたしを救ってくれる医者は世界で一人しかいない。
(木原)あっ先生…。
世界で一人しか…。
(善田)まっコーヒーでも。
(善田)覚えてるか?よく二人でコーヒーを飲んだなぁ。
当直室の薄いコーヒーを飲んで日本の心臓外科の未来について語り合ったもんだった。
(善田)あのころの君は純粋で努力家だった。
(善田)だけど残念ながら技術はわたしのほうが上だった。
同期で初めて執刀医に選ばれたのもわたしのほうだった。
そのころから君は腕を磨くのをあきらめ権謀術数をろうして権力をつかむ道を選んだな。
別の教授に取り入りわたしやライバルたちをけ落としていった。
君の卑劣な差し金でわたしが地方の病院に飛ばされるとき君は言った。
「俺は医者を捨てたんだ」と。
あれ以来わたしは何かあると君のその言葉を思い出した。
そして自分に言い聞かせてきた。
わたしは医者であろうと。
(野口の嗚咽)野口…。
分かってる…。
自分のしてきたこと…。
それを…認めるのが怖かった。
怖かったんです。
助かりたい。
死にたくない。
死にたく…。
(野口)助けてください…。
助けてください…。
(野口の嗚咽)
(野口)助けてください…。
(外山)マジかよ?野口が不安定狭心症?
(野村)うちで治療したいって?
(外山)何で?明真でやれよ!
(善田)明真の連中に知られては自分の立場は危うくなる。
知らねえよ!さんざん今まで患者を見捨ててきやがって。
勝手に治せばぁ?それに…3日後のサイトビジットには完全復帰したいと。
心臓移植委員会による明真の視察だそうです。
これによって心臓移植実施施設に認められるかどうかが決まる。
じゃあもしオペ適応であしたオペするとしても2日後には…。
(野村)ぴんぴんしてなきゃいけないってことですか?そんな簡単な病変じゃねえぞ!それに対応できるのは朝田先生だけだと。
(外山)ふざけんなよ!受け入れるわけねえよ!
(藤吉)朝田。
(外山)決まってんだろ?ああ。
(外山)だよな。
(片岡)院長から聞いた。
野口のことどうするの?
(片岡)聞くまでもないか。
(龍太郎)明日冠動脈造影を行う。
何で?受け入れる気?相手は野口よ。
患者だから。
目の前に患者がいたら手を差し伸べる。
それが医者だ。
(藤吉)こういう時代だからこそ人は本物の医療ってものを求めてるんだ。
ここのチームをみんな求めてるんだよ
(善田)結局移植を心待ちにしている患者さんを踏みにじることになる
(藤吉)自分の家族が重病になって移植ができないからほうり出せるのか?これでゴールドバーグブラザーズとの契約も白紙に戻りますね。
ご存じですか?外資というのは人でも物でも仕事をするときには徹底的に調査…。
デューデリをします。
トップの業績はもとより交友関係家族構成から性格趣味食べ物の好み健康状態まですべて調べますよ。
融資する企業のトップが健康不安を抱えている。
間違いなく二の足を踏むでしょう。
何が言いたい?朝田はあなたを受け入れる。
ただし黙って受け入れさすわけにはいかない。
わたしは北洋のオーナーです。
どの患者を受け入れるかはわたしが決める。
あなたがそうしてきたように。
条件があります。
(外山)野口の野郎検査に来てるってホントかよ?
(野村)うーん…。
朝田先生は本質は優しい人ですからねえ。
誰かさんと違って。
何考えてんだよ。
藤吉もよぉ。
藤吉先生も性格いいから。
誰かさんと違って。
何俺のこと言ってんの?
(野村)あっおっと…。
おっ。
僕このグリンピースってやつが許せないんですよねえ。
ああ…。
何で入ってるかなぁ君たちは。
ったく…。
甘いよ。
どいつもこいつも。
LADのロングリージョンが見つかりました。
早期回復が見込まれるカテーテルでの治療は難しい。
(龍太郎)確実な方法はオペしかない。
(野口)明後日のサイトビジットには何事もなく復帰したい。
復帰できなければ死んだも一緒です。
先生。
(外山)嘘だろ?野口のオペをやる。
(外山)何で?だって野口だぜ。
相手が誰だろうと患者に変わりはない。
それがチームの方針だ。
全力で救う。
(小高)しょーがない。
野口ってことは忘れましょ。
分かったよ。
(野村)でもどうやってオペを?カテーテルもできないならあさってに復帰なんて不可能です。
いや。
手はある。
(片岡)うちで受け入れるに当たって野口に条件を出した。
(藤吉)条件?
(片岡)雄太君を明真でオペさせること。
そしてオペするのはあなたのチーム。
雄太君の病状は聞いてる。
心臓移植も視野に入れて病状を観察するべきだと思う。
(藤吉)しかし…。
(片岡)移植は認可された病院じゃないとできない。
もちろん今度のサイトビジットで明真に認可が下りればだけど。
雄太君のオペが成功したらそのままチームは明真に残る。
(藤吉)何だって?北洋はどうなる!?チームがいなくなったら…。
それが狙いか?北洋からチームを排除して北洋をつぶす。
そういうことか?
(片岡)そうはならない。
(藤吉)信用できるかそんな話!選択の余地はない!雄太君の残り時間は少ないのよ。
(藤吉)ホントにいいんですか?
(善田)今は雄太君のことを目の前の患者さんのことを考えてください。
医師に患者さんのことだけを考えてもらう。
その環境を整えるのがわたしの仕事です。
まもなくオペです。
わたしとの約束ご理解いただいてますね?
(野口)ああ。
メイシンメディカルシティーへの融資うちから受けることも。
言っておきますがゴールドバーグブラザーズは野口先生の心臓病のことを感づいてますよ。
(野口)君が…。
ゴールドバーグブラザーズがメイシンに関わることはこれでなくなった。
(片岡)オペ成功を祈ってます。
(小高)麻酔の導入をします。
わたしの導入速いわよ。
(野村)えっ?
(小高)フラッシュインチベーション。
(小高)はい落ちた。
(野村)速い!
(小高)挿管準備。
(畑山・野村)はい。
(龍太郎)これよりLADのロングリージョンに対する冠動脈バイパス術を行う。
術式はミッドキャブだ。
(一同)はい。
(木原)ミッドキャブ?
(藤吉)ああ。
通常は正面から胸骨正中切開で開胸する冠動脈バイパス術をミッドキャブは左前胸部の乳房下ろっ骨間よりのぞき込むようにして行う。
正面から胸を開けないので傷は小さく人工心肺も使わないから患者への負担は軽い。
あさってサイトビジットに出ることは可能となる。
しかし病変はLADのロングリージョン。
限られた視野で行うミッドキャブでは難しすぎる!それができるのが…。
(善田)このチームです。
鑷子。
電メス。
(川崎)はい。
(外山)ウエイトライナー。
(伊集院)鑷子。
ガーゼ。
(小高)ファイバー。
(畑山)はい。
(外山)凝固40。
(野村)はい。
開胸する。
片肺にしてくれ。
(小高)いつでもどうぞ。
(外山)開胸器。
(木原)全員が次にやるべきことを完ぺきに予想して反応している。
内胸動脈を剥離する。
鑷子。
ハーモニック。
(外山)筋鉤。
(川崎)はい。
プロキシマルサイドを剥離する。
外山。
視野の確保が必要だ。
(外山)分かった。
筋…。
(伊集院)筋鉤ください。
(川崎)はい。
(伊集院)僕が視野の確保をします。
外山先生は引き続き朝田先生のフォローをお願いします。
(外山)ああ。
内胸動脈の剥離終了。
続いて心膜を切開する。
(一同)はい。
(伊集院)冠動脈の表面が予想以上に石灰化しています。
(外山)これじゃ冠動脈が硬すぎてバイパスできないぞ。
(伊集院)えっ?やっぱり胸を開けてちゃんと視野を確保したほうが…。
(外山)朝田。
いや。
あくまでこの視野でいく。
(伊集院)しかし…。
ダメだ!患者のQOLを考えろ。
QOL。
クオリティーオブライフ…。
患者は2日後のサイトビジットに命を懸けるとまで言っている。
QOLを考えれば切開の範囲は最小限にとどめたい。
このままミッドキャブでいく。
(外山)分かった。
(伊集院)いきましょう。
(外山)でも石灰化が進んでてバイパスできないぞ。
(小高)どうやるの?冠動脈を切り開いて内膜を丸ごと摘出し内胸動脈を用いて新たに冠動脈を形成する。
冠動脈を形成?正中切開で行っても難しい術式を…。
この限られた視野で?
(外山)やるしかなさそうだな。
(小高)相当量の出血が予想されるわね。
ボリューム入れる準備をするわよ。
(野村)キャッツで回収した血液を返血できるようにします。
いくぞ。
スタビライザー。
(川崎)はい。
LADを切開する。
スネア。
(川崎)はい。
(外山)モスキート。
(川崎)はい。
(伊集院)サッカーアップ。
(外山)スネアダウン。
ダイヤモンドメス。
(川崎)はい。
(外山)デクランプ。
ビスフロー3リットル。
(野村)はい。
(龍太郎)目の前に患者がいたら手を差し伸べる。
それが医者だ
(女の子)どうして?
(男性)患者だから。
目の前に苦しんでる患者さんがいたら手を差し伸べる。
それが医者なんだよ
(龍太郎)ヒールとトウを2点固定で吻合する。
8−0サージプロ。
(川崎)はい。
(外山)コロナリー鑷子。
(伊集院)ビスフロー。
(小高)ヘッドダウン。
右ローテーション。
(野村)バイタルは安定してます。
メッツェン。
(川崎)はい。
ミッドキャブ終了。
胸を張れ伊集院。
(野口)今年の風邪はしつこかったねえ。
3日ほど寝たらねもうすっかり回復。
あっお見えになった。
(野口)お待ちしておりました。
さっどうぞ。
移植患者の術前術後の精神的ケアをする専任の医師も十分そろえており明真はもはや国内最大級の医療施設を有し世界に誇れる最高のレベルに達しております。
(男性)代表は少し遅れます。
それまで先に話を。
瑕疵条項?
(男性)簡単に言えば万が一野口先生がこの業務に支障を来すようなことがあればこの契約は白紙。
ないしはこちら側に有利な条項に変更する。
ということです。
申し訳ありませんが大きな案件ですので慎重を期したいと代表も申しておりまして。
ご理解ください。
いいですよ。
わたしの健康に何の問題もない。
(男性)このディールは成立です。
・
(ノック)
(男性)代表が来たようです。
(男性)ゴールドバーグブラザーズ代表ダグラス・ウィリアムスです。
ハーイ。
(野口)ようやく4,000億円の融資話も決まったよ君。
(木原)今のはイーグルパートナーズの?片岡さんとはきれいさっぱり手を切らせてもらった。
(木原)えっ?でも彼女の意向で朝田先生のチームと移植患者を受け入れると…。
(野口)チームを受け入れる条件はあくまでそのオペが成功したらということだ。
失敗すると?
(野口)患者はね9歳の拡張型心筋症。
しかも一度バチスタをしている。
まず日本でドナーが見つかる可能性は低い。
しかもTRと肝機能障害を併発してる可能性もある。
はっきり言えばオペの前に亡くなるだろう。
まっ患者には気の毒だがそんな無謀なオペ計画を立てるほうが悪い。
はっきり言ってあげたほうが結局は患者のためになるのにねえ。
最初から…。
(野口)んっ?
(木原)最初からそのつもりで北洋のオペを?
(野口)「喉元過ぎれば熱さ忘れる」って言葉君知ってる?僕人一倍喉が短いみたい。
(学会員)明真大学付属病院は先日行われたサイトビジットにおいて当協議会の審議会が定める基準をすべて満たしました。
よって明真大学付属病院を心臓移植実施施設と認定いたします。
(医師)戻ってくるって北洋の連中。
(医師)朝田チームが明真に来るのか。
(ミキ)ついに帰ってくる。
(荒瀬)面白くなってきたじゃねえか。
おかえり。
これが新しいチームか?ああ。
・『ONE』2014/03/19(水) 15:53〜16:48
関西テレビ1
医龍 Team Medical Dragon2 #09[再][字]【坂口憲二】
「余命2ケ月!!奇跡の手術」
坂口憲二 内田有紀 小池徹平 佐々木蔵之介 大塚寧々 阿部サダヲ 夏木マリほか
詳細情報
番組内容
北洋病院の朝田龍太郎(坂口憲二)のもとに、母の音部美和(長野里美)に伴われた9歳の患者、雄太(田中碧海)が来た。
朝田は、藤吉圭介(佐々木蔵之介)らチームの面々に雄太は2年前に自分がバチスタ手術をした患者だと説明を始める。雄太は、朝田がアフリカのNGOで働いていた時に手術したのだが、年を経て心機能が悪化。美和たち両親は心臓移植も考えたのだが、高額医療となるため手段が得られない。そのため、
番組内容2
再び朝田の腕を頼ったのだ。
一方、明真大学附属病院では野口賢雄(岸部一徳)が自室で倒れていた。木原毅彦(池田鉄洋)が異常に気づいて応急手当。木原は狭心症を疑い、鬼頭笙子(夏木マリ)に報告しようとするが、野口が遮った。心臓移植関連学会協議会によるサイトビジットを成功するまでは、野口は自分の病気を鬼頭たちに知られるわけにはいかなかった。
北洋を後にする美和を見ていた片岡一美(内田有紀)に
番組内容3
藤吉が声をかけた。雄太の病状を聞いた片岡は、対処法を尋ねる。藤吉は、わずかな望みに賭けるのが親で、移植の可能性がないからと放り出すわけにはいかないと答えた。
野口の病状は優れない。心配する木原に、野口は自分を救える医師は世界に1人しかいないとつぶやく。そして、野口は北洋に行き、院長の善田秀樹(志賀廣太郎)に助命を請う。次の日、善田は野口が北洋での治療を望んでいると朝田たちに告げる。
出演者
坂口憲二
内田有紀
小池徹平
大塚寧々
阿部サダヲ
水川あさみ
池田鉄洋
佐藤二朗
志賀廣太郎
長野里美
田中碧海
佐々木蔵之介
夏木マリ
岸部一徳 ほか
原作・脚本
【原作】
「医龍」乃木坂太郎
【原案】
永井明
【取材協力】
吉沼美恵
【脚本】
林宏司
監督・演出
【プロデューサー】
長部聡介
三竿玲子
【演出】
星野和成
音楽
澤野弘之
河野伸
【主題歌】
『ONE』AI(ユニバーサル ミュージック)
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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