深呼吸です。
深く息を吸って。
吐きます。
体は少しほぐれましたでしょうか?このあともどうぞお元気にお過ごし下さい。
3時になりました、ニュースをお伝えします。
今月22日からオーストラリアで開かれるG20、主要20か国の財務相・中央銀行総裁会議を前に、アメリカのルー財務長官は参加各国に書簡を送り、日本経済の回復を主導してきた内需にかげりが見られるとして、日本に内需拡大につながる構造改革の実行を求める考えを示しました。
書簡の中でルー財務長官は、世界経済を取り巻く懸念の1つとして日本を取り上げ、過去2年間、景気を主導した内需の先行きにかげりが見られると指摘しました。
そのうえでG20では、内需拡大につながる日本の構造改革の取り組みや、ことし4月の消費税率の引き上げによるマイナスの影響を抑える対策などについて意見を交わす意向を示し、日本に着実な対応を求める姿勢を鮮明にしました。
今回のG20は、アメリカが量的緩和の縮小を進める中で、新興国に通貨安が広がり、世界経済に影響を及ぼすのではないかと懸念されていることが議論の焦点になります。
これについてルー長官は、一部の新興国で不満がくすぶっていることも踏まえ、景気の回復に合わせて量的緩和が縮小されていくことは、G20各国も共有しており、アメリカの景気回復は世界全体にプラスをもたらすはずだとして、理解を求めました。
ロシアとバルト3国のエストニアが国境を画定し、ロシアにとって主要な領土問題は日本との北方領土交渉だけになりました。
ロシアのラブロフ外相と、エストニアのパエト外相は、18日、両国の国境を画定する条約に調印しました。
条約では、ロシアが実効支配する旧ソビエト時代の境界線に従って国境が画定され、エストニアは2300平方キロメートル余りについて、領土の要求を放棄することになります。
第2次世界大戦中に旧ソビエトに併合されたエストニアは、1991年の独立後戦前の国境を回復しようと、ロシアと交渉を始めましたが、譲歩を引き出せず、EUとNATOからもロシアとの国境を画定するよう促されたこともあり今回の合意に至りました。
エストニアとの国境を画定したことで、ロシアにとって主要な領土問題は、日本との北方領土交渉だけになりました。
富士山とともに世界文化遺産に登録された静岡市の三保松原で、松の衰えを防ぐため、根元に炭などを敷き詰めて、水分や養分の吸収を促す土壌の改良実験が始まりました。
三保松原です。
松が立ち並ぶ白い砂浜から、富士山を眺めることができる景勝地として知られています。
しかし一部の松が枯れるなどして松原をいかに保つかが課題となっています。
このため、静岡県と静岡市は松の生態に詳しい専門家の指導のもときょうから土壌の改良実験を始めました。
実験では松の根元を掘り、腐って枯れている細い根を切ります。
そして砕いた炭を根の回りに敷き詰め、きのこの胞子を混ぜた水をまいて埋め戻しました。
炭は、水を多く蓄えることができるうえ、松の根からの養分の吸収を助ける、きのこの成長も促す効果も期待できるということです。
炭を使った土壌改良は、京都府の天橋立などでも導入されているということです。
業績が低迷している大手ハンバーガーチェーンの、日本マクドナルドホールディングスは、社長兼CEO最高経営責任者を務める、原田泳幸氏が退任し、すでに事業会社の社長を務めているサラ・カサノバ氏が、後任に就くと発表しました。
日本マクドナルドホールディングスによりますと、原田氏は、来月の株主総会で、社長とCEOを退任し、後任として去年8月から、実際のチェーンを運営する事業会社で社長を務めているサラ・カサノバ氏が就任するとしています。
原田氏は、持ち株会社と事業会社で、代表権のない会長に就きます。
カサノバ氏は、カナダ出身の48歳、カナダや日本で、マーケティングの責任者を務めたほかマレーシアなどでも経営に携わってきました。
日本マクドナルドは、外食産業だけでなく、コンビニとの競争も激しくなって販売がふるわず、業績は低迷していて、今後はカサノバ氏を中心とした体制で、経営の立て直しに取り組む方針です。
続いて気象情報です。
まず雲の様子です。
北日本付近には寒気に伴う筋状の雲が広がっています。
今夜の天気です。
北海道から東北の北部は各地で雪が降り、ふぶく所があるでしょう。
2014/02/19(水) 15:00〜15:15
NHK総合1・神戸
ニュース・気象情報[字]
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ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 天気
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