(オープニングテーマ)
(土井)本日の授業はここまで!
(一同)ありがとうございました!
(きり丸)終わった〜!
(しんべヱ)今日は何して遊ぼうか?
(雷蔵)乱太郎きり丸しんべヱ。
(3人)ん?不破雷蔵せんぱいはちや三郎せんぱい!
(雷蔵)ボクたち直感力をきたえるトレーニングをしに町へ行くけどキミたちもいっしょに行くかい?
(3人)ん…?町へ?なんでボクたちまでほ習しなきゃいけないんですか?キミたちもこの前の豆を移す習のほ習まだとちゅうだったろ?それはそうですけど…。
(土井)豆を移す習とは忍者が町をていさつする時に行う数の数え方であらかじめ数をはかったいり豆を持ち商家の前では豆を1つ袂に入れ武家の前では1つ捨てる。
民家の前では1つ食べる。
そして自分の食べた豆の数だけをおぼえておく。
あとで残った豆と袂の豆食べた豆の数を足して最初の豆の数から引けば捨てた豆の数がわかりおのおのが商家民家武家の数をしめすことになる。
ふ〜ん。
(乱太郎)しんべヱ!言ってるそばから勝手に豆を食べちゃダメ〜!オレはやっぱり武家の数を数えることができない。
ドケチのきり丸は豆を捨てられないもんね。
いや〜。
これで町の調さしゅうりょう!で…なんで残りの豆の数が3人バラバラなの?
(2人)アハハ…。
前といっしょ。
全ぜんせい長してないな。
(三郎)そういう雷蔵だって思いなやむくせが直ってないぞ。
だからこうやって直感力をつけるほ習をしに…。
ん?あれは…。
変装してるけどどう見てもドクタケ忍者の風鬼だ。
こんな町外れで何を…?もっと近くに行ってみましょう。
いや待て。
むやみに近づくときけんだ。
(3人)では…どうします?雷蔵せんぱい!ええっ!?
(3人)じ〜っ!え〜っと…。
(3人)じ〜っ!う〜ん…。
(風鬼)早くつけてこいよ!
(一同)わ〜!気がついてたの?ああとっくに気がついていたさ。
ああっ!ドクタケ忍者隊!いつの間に?
(風鬼)オマエたち3人に用がある。
来い!3人?オレたちは…。
5人だけど…。
(3人)あっ!せんぱいたちがいない!なにをわけのわからんことを言っているんだ。
さっさと来い!
(3人)いや〜ん!雷蔵の決断がしばらく様子を見るだとはね。
さっきの三郎のひと言が気になったからさ。
風鬼の顔がどうも気に入らない。
えっ?変装のたつ人の三郎が気に入らない顔…。
もしかしてあの風鬼はだれかの変装じゃないかと思ってさ。
ここはしばらく様子を見たほうがいいんじゃないかと思ったんだ。
乱太郎たちには悪いけど。
いっしゅんでそれだけの判断をしたなんてまよいぐせのある雷蔵にしちゃすごい進歩じゃないか。
(山田)だいぶ直感力が身についてきたようだな。
(2人)山田先生!
(山田)ドクタケがまたふおんな動きをしてるようなので様子を見に来たのだ。
雷蔵れいせいな判断であった。
このすばやい判断がなぜできたかわかるか?えっ?え〜っと…。
わかります。
直感力アンドけいけんですね。
どういうこと?けいけんからみちびき出すかくりつということさ。
直感で下す判断けいけんから来る判断。
どちらも同じく重ようということだ。
直感力がなくまたけいけんもとぼしいとしゅん時の判断が下せない。
忍者としてはちめいてきだな。
では相手に用心しつつ乱太郎たちを救出に向かうぞ。
(2人)はい!一方ワタシたちは…。
(3人)たいへんなことになっていたのでありました〜!オマエたちが豆を移す習を行っていたことはわかっている。
(霰鬼)そこで聞くが豆をいくつ食った?
(小声で)豆をいくつ食べたかってことはこの町の民家の数をたずねてるわけだよね。
ドクタケ忍者もこの前豆を移す習をやってたんだろ?
(3人)あっ!もしかして…。
しっぱい…。
したんじゃない?
(3人)なんだと〜!?
(3人)うひゃ〜!?よけいなこと言っちゃったかしら!まあそのとおりなんだけどね。
(3人)ダ〜ッ!そこでオマエらのデータをもらいたいというわけさ。
(雨鬼)だがそれには一つ問題が何?あるのだ。
オマエたちのふくろに残っていた豆の数が…。
3人ともバラバラなのだ。
なんだよ?そのびみょうなえ顔は?ワタシたちは豆を移す習を行っていたわけではありませ〜ん。
おさん歩していただけで〜す!豆はおやつで〜す!
(3人)うそつけ!おやつならなんでオマエらの袂とふところに豆が入っていたんだ!?オマエの袂とふところにはなんにも入ってなかったけどな!もう一度聞く。
豆をいくつ食った?そんなこと言えるわけないじゃ…。
(2人)あっ!たいへんなことを心の声思い出してしまった。
ワタシたち…。
心の声最初ふくろにいくつ豆が入っていたか数えてない。
心の声
(2人)これじゃほ習しっぱいだよ…。
心の声このじょうきょうをドクタケに知られちゃまずい。
ここに3人が?シ〜ッ!あの豆を移す習にしっぱいって…。
どういうこと?まちがって食べた豆の数ではなく捨てた豆の数をおぼえていたのだ。
(小声で)捨てた豆の数つまり…。
(小声で)武家の数だ。
じゃあ袂の中の豆を数えれば商家の数がわかるでしょ?
(風鬼)それが…いろいろ変装している間に落っことしてしまったのだ。
(3人)およよよよ…。
何ないてるんだ?だって…。
ドクタケ忍者隊ともあろうものが…。
オレたち忍たまなみにしっぱいしちゃうなんて…。
なんだかかわいそうに思えて…。
オマエたちこそちょっとはしっかりやって先生をよろこばせてあげなさいよ…。
フン!だからオマエの食べた豆の数とオレの捨てた豆の数で少なくとも民家の数と武家の数はわかるというわけだ。
オマエたちわれわれドクタケと組まないか?ワタシたちがドクタケと手を組む!?2014/02/03(月) 18:10〜18:20
NHKEテレ1大阪
アニメ 忍たま乱太郎「再び補習の段」[字]
乱太郎・きり丸・しんべヱは、忍術学園で学ぶ忍者のたまご「忍たま」。ユニークな先生や仲間たちと、明るく・たのしく・ゆかいな毎日がくり広げられる。
詳細情報
番組内容
5年生の不破雷蔵(ふわらいぞう)に、また「豆を移す習(ならい)」の補習に行かないかと誘われた乱太郎(らんたろう)たち。町に出かけるが、町人に変装したドクタケ忍者につかまってしまう。ドクタケ忍者は、乱太郎たちがもっていた豆の数を数えて、民家や商家の数を知ろうとする。
出演者
【声】高山みなみ,田中真弓,一龍斎貞友,大塚周夫,関俊彦,浦山迅,巴菁子,飯塚昭三
原作・脚本
【原作】尼子騒兵衛,【脚本】浦沢義雄,阪口和久
ジャンル :
アニメ/特撮 – 国内アニメ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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