花嫁のれん #33【嫁優勢 出演:羽田美智子 野際陽子】 2014.02.19

(知子)咲子さんもようやく今日から職場復帰ね。
(亜希)風邪こじらせてたからね。
(和代)でもどれだけ私たちが一番若い咲子さんに頼っていたかよーく分かったわよね。
(弘美)いや。
ホント。
咲子さんが抜けただけであんなに忙しくなるなんて。
これからはさ何でもはいはいってやってくれるからってそれに甘えないようにしなきゃね。
(知子)そうじゃないとまた倒れられたら私たちも大変。
(一同)うん。
フフフ。
(咲子)おはようございます。
(一同)あー。
おはよう。
(弘美)もう大丈夫なの?
(咲子)はい。
すっかり本調子です。
(和代)あー。
よかった。
(咲子)先輩の皆さんにもご迷惑お掛けして申し訳ありませんでした。
(亜希)いいのいいの。
(弘美)そうよ。
これからはちゃんと休憩も取って休む時間をつくらないとね。
(咲子)はい。
(志乃)咲子さんの風邪も治り今日からまた全員顔を揃えて仕事できることになりました。
(咲子)ご迷惑お掛けしました。
また頑張ります。
(志乃)ほれから俊平さん。
(俊平)あっ。
はい。
俊平さんには今まで支配人見習ということでやっていただいとりましたが今日からはこのかぐらやの支配人として働いてもらいます。
(俊平)支配人に?
(奈緒子)俊平さんには仲居の仕事にも真面目に取り組んでいただいてとても助かりました。
(奈緒子)けど今日からは支配人としてのお仕事に専念していただけたらと。
どうぞよろしくお願いしますね。
支配人。
はい。
ありがとうございます。
(増岡)ボンチ。
支配人昇格おめでとうございます。
ありがとう。
いやぁ。
よく頑張ったもんな。
(増岡)はい。
(俊平)お客さまの靴磨きから始まり客室のトイレ掃除部屋の清掃と。
(増岡)はい。
まさかあんなに一生懸命なさるとはこの増岡もボンチのことを見直しました。
(増岡)この昇格の一件はぜひとも柿沼のご両親にご報告いたしませんと。
(俊平)ああ。
そうだな。
これで実家の両親にも顔が立つ。
(増岡)はい。
(俊平)支配人見習じゃどうもな。
(増岡)ほれでは早速私の方からご実家にご連絡を。
(俊平)おう。
(増岡)はい。

(咲子)失礼します。
あっ。
(増岡)あっ。
(咲子)俊平さん。
おめでとうございます。
(俊平)あっ。
どうもありがとうございます。
(咲子)フフフ。
奈緒子さんもおっしゃっていましたが俊平さんホントによく仲居の仕事を手伝ってくださいましたから。
大女将も奈緒子さんもそこをちゃんと見ていらしたんだと思います。
(俊平)いやぁ。
そんな。
僕は咲子さんに言われたとおりのことをしただけです。
(咲子)フフフ。
仲居の先輩としてご指導させていただいただけです。
(咲子)でもこれで私の後輩も卒業ですね。
これからは仲居である私の上に立つ支配人ですから。
上に立つだなんて。
(咲子)それでは失礼します。
(俊平)咲子さん。
(咲子)はい。
あのう。
お体の方は?
(咲子)あっ。
はい。
すっかりよくなりました。
あっ。
お見舞いのお花ありがとうございます。
まだ奇麗に咲いていますよ。
(俊平)ああ。
そうですか。
金沢の花はよく持ちますね。
ハハハ。
(咲子)じゃあ。
(俊平)じゃあ。
ハァー。
何かかわいそう俊平さん。
無理して普段と同じように咲子さんに接してるけど内心はそうじゃないの見てて分かるもの。
(今日子)で咲子ちゃんの方は?それが全然気にしてないみたい。
以前と変わりなし。
お似合いだと思うんだけどな。
あの2人。
仲居の仕事もうまく息が合ってこなしてたし。
しっかり者の咲子さんとボンチの俊平さん。
いい組み合わせよねぇ。
何とかならないものかしらね。
(今日子)人の世話焼くことばっかり考えてないでそろそろ自分のことに本腰入れたら?私のこと?
(今日子)そう。
女将襲名披露の準備進んでんの?心配しないで。
そこはちゃんとしてるから。
お茶にお花は大丈夫だし。
踊りの稽古は今通しの稽古に入ってる。
後はあれ。
あれ?晴れ舞台の衣装をどうするか。
(今日子)もちろん着物でしょう。
うん。
大女将からは自分の持ち物の中から何でも選んでいいって言われてるの。
(今日子)えー。
相当いいものがあるんでしょうね。
かぐらやの大女将の着物なら。
まあね。
今では高価で作れないような着物とか手に入らないような着物とか色々あるみたい。
でもここはひとつ嫁としての意地を見せとこうかなと思って。
嫁としての意地?そう。
嫁の意地。
(幸)ただいま。
(照子)ああ。
おかえりなさい。
幸ちゃん。
今日からは旅館の方はお休みですさかい。
(幸)うん。
分かってる。
期末試験前だもんね。
(照子)はい。
幸ちゃんの今の一番の仕事は学校の勉強ですさかい。
(幸)うん。
・わぁ。
この色なんかすごいグラデーション奇麗ですね。
・ほうやね。
(幸)へえー。
珍しい。
仲良さそうにしてるね。
おばあちゃんと奈緒子さん。
(照子)はい。
今お二人で女将襲名披露のお着物を選んでらっしゃるんです。
(幸)えー。
そうなんだ。
幸も見てみたい。
おめでたい席なんやさかいやっぱり吉祥のこの松竹梅の描かれたのもいいやろう思うてね。
いやぁ。
ホントすてきですね。
かぐらやの女将襲名披露は金沢の格式と伝統を守るという意味でもやっぱりこの本場の加賀友禅やないとね。
ああ。

(幸)失礼します。
はい。
あら。
おかえりなさい。
ああ。
おかえり。
一緒に見せてもらってもいい?うん。
うん。
いいよ。
うわー。
みんな奇麗だね。
ねえ。
幸ちゃんも一緒に選んでくれる?うん。
この着物もかぐらやの女将が代々受け継ぐものの一つ。
私も先代から譲り受けたものもたくさんあります。
ほやさかい奈緒子さんも遠慮せんと好きなもの選ぶまっし。
ああ。
ありがとうございます。
でもどれもすてきで迷いますよね。
ホントみんないいお着物ばっかりで。
あっ。
これなんかいいんじゃない?うん?奈緒子さん似合いそう。
あー。
幸目が高いね。
これはねホントに加賀友禅らしい色合いのいい着物なんや。
ああ。
ふーん。
ちょっと当ててみてもいいですか?どうぞどうぞ。
あっ。
ありがとう。
ああ。
どう?わぁ。
似合ってるよ奈緒子さん。
あー。
顔によう映えとる。
1着はほれでええがと違うか?ああ。
何着か着るの?うん。
まずお出迎えの着物やろ?ほれからお茶の席の着物。
ほれと肝心の踊りの着物や。
へえー。
ほれくらいは必要や。
一生に一度の女将襲名披露。
人生の晴れ舞台やさかいね。
ホントにそうですよね。
うん。
じゃああともう少し。
もう少し?はい。
お見送り用の着物と何かあったときのための着物とそれで全部合わせて5着と。
5着?5着も?それと踊りの着物はぜひ新調したいなと思ってるんです。
新調?はい。
いやぁ。
ほんでもこんなにあるがに。
ほれに襲名披露は色々と他に費用も掛かるんや。
何もぜいたくしてわざわざ着物新調せんでも。
費用のことなら私がお出しする準備はできています。
私はこのかぐらやに来て女将修業を始めてやっとの思いでここまできたんです。
その気持ちを忘れないためにも。
また自分の記念としても1着だけはあつらえたいと前々から思ってました。
それにさっき大女将がおっしゃったように女将襲名披露は人生の晴れ舞台。
後悔しないためにも今回はやりたいようにさせていただきたいと思っています。
ねっ。
お母さん。
ハハハ。
まあ奈緒子さんの言いたいことも分かります。
ほやけどこのかぐらやの女将襲名披露は伝統としきたりにのっとった大事な行事や。
ねっ。
嫁のやりたいようにされてもちょっとね。
ほれは。
ハハハ…。
ですがその日の主人公は女将になる嫁の私です。
多少のわがままは聞いていただきたいと。
何も全部新調したいと言ってるわけではありませんし。
ほやけど。
大女将も先代から受け継がれたお着物の他にご自分の代で作られたお着物もたくさんおありですよね?ハハハ。
ほれはありますよ。
当たり前でしょう。
ではぜひ私も。
お姉ちゃん。
(瑠璃子)幸?どうかしたの?それがね奈緒子さんがおばあちゃんに堂々と言い返すの見ちゃってびっくりしちゃって。
ちょっと前までは何でもおばあちゃんの言うことははいはいって聞いてたのに。
(瑠璃子)それでいいの。
(幸)えっ?
(瑠璃子)今は嫁姑の関係も変わってきているの。
おばあちゃんにはかわいそうだけど嫁も自分の主張をどんどん言うべきだとお姉ちゃんは思ってる。
そういえばお姉ちゃんも嫁だったね。
ええ。
嫁姑の真っただ中。
もう二度と姑の言いなりになるつもりはないから。

(照子)あっ。
幸ちゃん。
どうでした?お着物は。
(幸)着物より嫁姑。
今どきの嫁ってどこもなかなかだね。
はっ?・
(照子)失礼します。
はい。
大女将。
幸ちゃんから聞きました。
奈緒子さん。
嫁の分際でまた堂々と言い返したんですか?ほうや。
面と向かってや。
はあー。
しかも踊りの着物は自分で新調したいやなんて。
あんなずうずうしいなるやなんてもう思ってもみんかった。
ほれでほんなことお許しになったんでございますか?許すも許さんも「お母さんもたくさんお着物自分でお作りになったでしょう」「ぜひ私も」やて。
まあ。
何が「ぜひ私も」や。
もう。
ホントにもう。
うー。
腹が立つ。
いじくらしい。
大女将。
ちょっ。
いじくらしい。
いじくらしい。
お…大女将!おやめください!板長。
すみません。
(辰夫)あっ?桐の間の犬飼さま。
もう一人分夕食作っていただけないでしょうか?
(辰夫)もう仕込み終わっとる。
そこを何とか。
多少お料理の内容が違っても私の方からお客さまにお話ししますから。
お願いします。
(辰夫)うん。
仕方ないな。
ありがとうございます。
(辰夫)もう1人前。
(哲・健太)はい。
(弘美)あっ。
奈緒子さん。
樫の間の鈴木さま。
少し風邪気味のようで。
あら。
じゃあいつも使ってらっしゃるお薬お聞きしてご用意して。
(弘美)はい。
熱が出るようなら病院にお連れした方がいいかもね。
夜間開いてる病院確認してお電話しといてください。
(弘美)はい。
(和代)奈緒子さん。
うん?
(和代)あっ。
あのう。
椿の間の倉田さまの奥さまがご主人とは別の部屋に移られたいと。
どうして?夫婦ゲンカなさったみたいで。
分かりました。
私からお話お聞きしてきます。
以前にも同じようなことがあって奥さまからお話を聞いたら気が収まったこともありましたから。
お願いします。
行きましょう。
はい。
照子さん。
ここは旅館ですよ。
(照子)あっはい。
すいません。
先ほどの大女将と奈緒子さんの一件を聞いたもんですさかい。
(瑠璃子)フゥー。
また何かあったみたいですね。
はい。
大女将に盾突くやなんて。
まだちゃんと女将襲名披露も済んどらんというがに。
でも奈緒子さんはもうすでにかぐらやの女将の器です。
(照子)ほれは私も認めてはいます。
仲居さんたちも奈緒子さんのことは信頼しとりますしお客さまの評判もいいですさかい。
ほうですけど…。
(瑠璃子)照子さん。
奈緒子さんは大女将のことは心から尊敬しています。
もし盾突いているというなら嫁として姑にでしょう?ほれはほうかもしれませんけどあんなに堂々と言い返すやなんて。
あの姑である大女将と一つ屋根の下で嫁としてやっていくにはそれぐらいじゃないと一緒に暮らしてはいけません。
私は奈緒子さんは女将としても嫁としてもホント頼もしいと思っているんです。
本来なら大女将の孫である私が女将として受け継がなければならなかったこのかぐらやを奈緒子さんのような人に受け継いでもらえてホントよかったなって。
瑠璃子お嬢さま。
ほんならホントにもう二度とこのかぐらやの女将になるおつもりは…。
えっ?
(照子)あっいえ。
今回実家の方に帰ってこられて旅館も手伝うてらっしゃるので万が一にももしかしてほのお考えがあったのかと。
そんなことあるはずもありません。
私は良樹さんと結婚して新しい自分の人生を歩き始めているんです。
後戻りはしません。
ほうですか。

(寺地)あっ。
ちょっと聞きたいんだけど。
(瑠璃子)あっ。
はい。
何でございましょう?寺地さま。

(増岡)いやぁ。
かぐらやさんには奈緒子さんというお方がおいでになって安心ですね。
はい?
(増岡)ああ。
すいません。
話が聞こえてきて。
(照子)あっ。
いえ。
照子さんはもうどれくらいです?こちらに来られて。
ああ。
私はこのかぐらやで働き始めてからもう30年になります。
(増岡)ほうですか。
ほんなに。
私もかぐらやと並ぶ老舗旅館柿沼で長年お世話になってきました。
ほの跡を継がれるボンチの成長を見届けるまでは死んでも死にきれない思いでおります。
ほやけど照子さんは奈緒子さんが女将になれば少しは肩の荷が下ろせるんやないですか?よかったですね。
ほうやね。
これでよかったんかもしれんね。
(照子)どうぞ。
(村田)えっ?幸ちゃんいないの?
(照子)あっ。
申し訳ございません。
もうすぐ学校の試験があるとかでしばらく旅館の方はお休みさしていただいてるんです。
何だ。
幸ちゃんが世話をしてくれると思って楽しみにやって来たのに。
あー。
残念だな。
あっ。
ホントにすいません。
あっ。
お酒でもお持ちしましょうか?いや。
酒はいらん。
(照子)ほんなことおっしゃらずに。
あっ。
村田さまのお好きな銘柄仕入れてありますので。
・失礼します。
村田さま。
ようこそいらっしゃいました。
(村田)おう。
奈緒子君か。
フフフ。
幸ちゃんがいなくてさぞがっかりされていらっしゃるのではと。
(村田)そのとおりだよ。
それは申し訳ございません。
ですが今日は村田さまにお越しいただいてホントによかったです。
実は村田さまにぜひ味見していただきたいものがございまして。
わしに味見?はい。
ことしから自家製のかぶらずしを作りだしてるんですけども。
うちのお料理は全て村田さまに味見していただいて合格を頂かないことにはお客さまにお出しできませんので。
(村田)ハハハ。
そういうことか。
ああ。
じゃあ食べてみようかね。
はい。
(村田)うん。
これはいけるよ。
えっ?初めてにしてはなかなかじゃないか。
ああ。
(村田)うん。
ありがとうございます。
ではこのかぶらずしに合うお酒をお持ちいたしますね。
ああ。
頼むよ。
これはね酒が進みそうだよ。
あっ。
冷やで頼む。
かしこまりました。
では照子さんすいません。
ただ今ご用意を。
(村田)はい。
じゃあもう一口…。
ああ。
すいません。
(村田)頂いてみようかね。
うん。
奈緒子君腕上げたね。
・ホントですか?よかった。

(村田)うん。

(村田)これはお客さまも喜ぶと思うよ。
(辰夫)村田さまのご様子は?
(照子)ほれが奈緒子さんがうまくもてなしてくれとります。
(辰夫)ほれはよかった。
奈緒子さんがおればホントに安心です。
(哲)初めて聞いたな。
照子さんのあんな言葉。
(健太)奈緒子さんを人前で褒めるなんてな。
(辰夫)ホントやな。
(幸)照子さん。
(照子)あっ。
幸ちゃん。
幸も手伝うから。
(照子)勉強の方はいいんですか?
(幸)うーん。
だって勉強してても旅館のことが気になっちゃって。
村田のおじちゃん。
幸がいなくてがっかりしてたでしょう?
(照子)はい。
ものすごく。
ほんでも幸ちゃんの試験が終わったらまた来るとおっしゃってましたさかい。
よかった。
そんときは今日の分もちゃんとおもてなししなきゃね。
まあ。
幸ちゃんもかぐらやの若女将としてしっかりしてきましたね。
もう照子さんが面倒見ることもなさそうですね。
(照子)あっ。
もしもし?うん。
今まだ母屋の方なんや。
うん。
帰ったらまた後で電話するさかい。
うん。
うん。
ほんなら後で。
うん。
はい。
誰?
(照子)あっ。
娘です。
(幸)あー。
カワイイ。
娘が去年産んだ女の子です。
へえー。
じゃあ照子さんのお孫さん?はい。
(幸)へえー。
お孫さんが生まれたんやったらほう教えてくれたらいいがに。
(幸)えっ?おばあちゃんも知らなかったの?うん。
初めて聞いたわ。
(幸)えっ?すいません。
ほんでも娘と会うようになったんも私も去年からなんで。
ゆかりさんですよね。
2年前ゆかりさんが結婚する前にどうしても実の母である照子さんに会いたいとこちらに来られて。
(照子)ほうです。
養女に出した娘です。
ほのとき育ての親である亡くなった夫の姉夫婦と娘とは二度と会わんという約束をしとって。
ほやさかい会うことにも気ぃが引けとったんですが。
誰かさんのおせっかいのせいで。
その誰かさんは奈緒子さんね?
(笑い声)ほんでもほのおかげで娘と再会できてほの娘が姉夫婦に私と会うたことを正直に言うたそうなんです。
(辰夫・志乃)ああ。
(照子)ほしたら姉夫婦が喜んでくれてこれからは大事にしてあげるようにとほう言うてくれたそうなんです。
ああ。
それで去年から娘さんとお会いするようになってたんですね。
電話があったのも半年ぐらい前で。
照子さん。
いつの間にか携帯持ってるんだもん。
あっ。
これも娘がプレゼントしてくれたんです。
(一同)へえー。
(照子)孫の写真がいつでも見られるようにと。
(瑠璃子)あっ。
ねえ見せて。
照子さんのお孫さん。
ああ。
ほうや。
どっちや?女の子か?男の子か?
(照子)女の子です。
へえー。
(照子)名前は結衣です。
結衣ちゃん。
(瑠璃子・奈緒子)わぁ。
カワイイ!
(辰夫)うん?カワイイカワイイ。
(辰夫)ああー。
ホンマ。
あー。
あっ。
目の辺りが照子さんに似とらんけ?ほら。
うん。
ホント。
(照子)今は娘から送られてくる孫の写真を見るのが楽しみで。
ほんでもほの孫とももうすぐ会えるようになります。
えっ?
(照子)娘の夫の転勤で今度東京から富山に引っ越してくることが決まって。
じゃあ娘さんたち近くに住むことになるんですか?はい。
ほれで同居しようとも言うとってくれて。
同居?同居って。
(照子)あっ。
ちょっと考えてもいいかなって。
2014/02/19(水) 13:30〜14:00
関西テレビ1
花嫁のれん #33[字][デ]【嫁優勢 出演:羽田美智子 野際陽子】

女将襲名に向け着々と準備を進める奈緒子(羽田美智子)だが、襲名披露の着物のことで再び志乃(野際陽子)と険悪な状態に。一方、照子(烏丸せつこ)はある悩みを抱え…。

詳細情報
番組内容
咲子(田中こなつ)の風邪がようやく治り、現場復帰する。同時に俊平(鈴之助)が、支配人見習いから正式に支配人に昇格することに。咲子にきっぱり振られた俊平はどこか淋しげで、奈緒子(羽田美智子)は若い二人の恋を何とかしたいと思う。
一方で奈緒子は女将襲名に向け、着々と準備を進めていた。志乃(野際陽子)と襲名当日の着物を選びながら、奈緒子は着物に関してかねてから考えていたことを志乃に告げる。
番組内容2
奈緒子の願いをやんわり退けようとする志乃だが、奈緒子は一歩も引かず、その場に居合わせた幸(木村真那月)は、二人のやりとりにハラハラしてしまう。
幸から話を聞き、顔色を変える照子(烏丸せつこ)だが、「かぐらや」にとって奈緒子はなくてはならない存在なのは間違いのないこと。幸が若女将修行を始めたことも重なり、照子は自分がいなくても「かぐらや」は大丈夫、との思いを抱いて…。

出演者
神楽奈緒子:羽田美智子
神楽志乃:野際陽子
松本咲子:田中こなつ
柿沼俊平:鈴之助
藤沢瑠璃子:里久鳴祐果
神楽翔太:草川拓弥
神楽 幸:木村真那月
 ・
神楽宗佑:津田寛治
谷本照子:烏丸せつこ
神楽辰夫:山本 圭 ほか
スタッフ
原作・脚本:小松江里子
演出:新村良二
プロデュース:市野直親(東海テレビ)
伊藤一尋(テレパック)
沼田通嗣(テレパック)
東田陽介(テレパック)
音楽:富貴晴美
主題歌:Do As Infinity「風花便り」(avex trax)
エンディングテーマ:SOLIDEMO「Next to you」(avex trax)
制作著作:テレパック
制作:東海テレビ
ご案内
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【公式サイトURL】http://tokai−tv.com/hanayome3/、昼ドラ公式ツイッターアカウント@hirudoraTokaitv、LINEアカウント@hirudora、YouTube東海テレビ公式チャンネルも好評配信中!

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
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