（たかじん）・逢えた〜関テレ〜・「やっぱ好きやねん」
（ナレーション）
２年前の１月に初期の食道ガンを治療するため休養宣言。

その後は無事手術も成功し昨年の３月にはテレビ復帰を果たしていた。

しかしそのひと月半後体力低下が見られ主治医による判断で再休養。

それからは再復活を目指し闘病を続けてきたのだがついに力尽き安らかに…
って待て待てぃ！
こんな湿っぽいんやってられるかアホボケカス〜！
というわけで今日の「胸いっぱい」は…。

明るく楽しく送り出します！
（拍手）
（サブロー）さあ始まりました「たかじん胸いっぱい」。
やっぱ好きやねんあんたが好きやねんということでございます。
もうたかじんさん大好きな人がいっぱい。
え〜もちろんゲストの皆さんもそうですけどスタジオ中がそういう皆さんで今日あふれておりますんで。
え〜たかじんさんの意向もございまして明るく楽しく最後まで元気でたかじんさんを送り出してみたいなと今日はこういう趣向でまいりますので皆さんいいですか！
（一同）はい！元気ですか！？
（一同）はい！
（北野）何かセットが北新地のママの誕生日なってますよ。
このね胡蝶蘭がね何なの？と。
（リンゴ）すごい！これ生花ですよ。
びっくりした。
（北野）またあんた…。
（松尾）借りてきたんかと思いました。
（リンゴ）これ８本立てやから普通８万とかしてて多分こんな時やから５万ですね。
（笑い）
（八木）一気にもらいました。
どこか泣かしてるな。
「花直」さんか何か泣いた…。
「花直」やな新地やから。
これは新地のママさんの誕生日みたいな想定が結構たかじんさん好きやったんちゃうかと。
たかじんさんが是非辛気くさいのあかんと。
ママさんの誕生日みたいにしてくれという意向をくみまして今日はたっぷりの蘭で飾ってみました。
（北野）胡蝶蘭ですよね。
胡蝶蘭高いで。
（リンゴ）高いよ。
えっ？
（タカ）値段のことはいいから。
金のことやいやい言うけどおい！おい！俺覚えてんぞお前。
たかじんさんと一緒にご飯食べた時。
何？何ですの？酔うた勢いでたかじんさんのこと後ろから「ばかじん」って呼んでたん。
ほんならベロベロのたかじんさんが「何言うた今何言うた」。
そやたかじんさんって酔うても覚えてるでしょ。
普通酔うたら忘れますやんか。
・やっぱ好きやねん
たかじんといえば欠かせない怒りの爆笑トーク集。

まずは横浜の方々に「胸いっぱい」を見てもらい感想を聞いた企画で怒り爆発！
何言うとんねん聞いたろやないか。
（笑い）こちらでございます！東京の「笑い」に比べてとても直接的で単純で面白い。
東京の「笑い」に少し飽きた人には面白いかも？ただこの番組を見て後に残るものがナ〜〜ニもないんか！！バン！
（笑いと拍手）３３歳介護士さん。
（中井）こんなこと言っとります。
やしきたかじんは歌手だとは知っていたがこんなにＴＶで明るいとは…。
正直「大阪で生まれた女」以外は知らなかった。
（中井）間違うてるよ！
かみついた！
いつも言うけどね俺はかめへんよ。
いろんな人が仕事就いてキャビンアテンダントなるのはかめへん。
かめへんけど…ハワイ。
なっ。
帰りねっ。
「今日ハＪＡＬゴ搭乗アリガトゴザイマシタ」なっ。
あっ俺また間違うた飛行機…ＪＡＬやＪＡＬや。
「ワタクシガチーフパーサーの」いうて。
ええよええけどな。
心安らかに帰りたいやん。
普通の日本語を聞いて。
（遙）乗るのはね。
ＪＡＬや日本航空や。
（遙）はいはいわかる。
なっ。
「ワタシチーフパーサーのウェンデス」。
まあそこまで我慢したらぁ。
なっ。
「パイロットはウォンデス」ってどこの国や！どこ行くねんこの飛行機は！ウェンにウォンかい！
ご立腹！
今の子ね格好派手でね割と口のノリがよかってね。
（高橋）いいいい。
ええねんええねん。
入り口もねごっつい盛り上げんねん。
早よ帰りすぎじゃ。
（高橋）そう。
（笑い）何やねんお前ら。
あははっ。
終電！？終電しか世の中には交通機関ないんかっ！
（笑い）タクシーがあるやろアホ〜。
払たるちゅうねん。
大体１１時２０分はこれから！いう時や。
「あかん！」って急に立つねん。
「どうしたん！？」。
「終電」。
ドテ！やもう。
１人言うたらな「私も」「私も」ってなるねん。
なりますなります。
（隅田）みんなね。
それ言いだすのがブスやねん。
お前が言うな！
宮藤官九郎や阿部サダヲのバンド…
「紅白」で歌ったこの曲が歌手やしきたかじんのげきりんに触れた〜。
・君にジュースを買ってあげるいらん！
（拍手）
（リンゴ）早っ。
おう〜！サ〜タディナイト。
土曜日の夜はどうしたんや。
ああっ？「今日はウキウキ初デート君にジュースを買ってあげる・」。
お前ケチか。
（拍手）初めてのデートでサタディナイトでええっ？缶ジュースかい。
（ざこば）月収少ないやん。
堪忍したりぃな。
「月収１０万以下だけど」。
（高橋）稼げよもっと。
昼も夜も働けアホ！ははははっ。
（高橋）その次がね時々暴力ふるうのか！ふるうか暴力お前は！暴力ふるた時にはジュース以外買うたれアホ！「食事は君が払いなよ」。
おらぁ〜っ！ええかげんにせぇアホ！「だ・か・ら」…。
（拍手）
（拍手）
（てつじ）おもろ。
スローでじわじわいっといて爆発いうパターン多いね。
もうすごいね。
（北野）ぼやくことが面白いっていうのはすごいですよね。
あれはすごいなぁ。
（タカ）人生のうち半分ぐらい怒ってるでしょこの人。
ほんでスケール感が小さい。
全部な。
（北野）あんな歌詞ふだん僕ら気にしてない。
（てつじ）そこまで怒らんでも。
高校の同級生ですよね？
（北野）堀内さんは。
新聞部やったんですよねにいさん。
真面目だったですよ。
全然違うもん。
ほいで軽音楽部でしょ？そう。
ちょっと不良ですやんか。
（堀内）こっち側の方がちょっと不良。
ちょっとだけ不良なんです。
たかじんさん真面目やったんですか？昔は。
めちゃくちゃ真面目。
黒縁の眼鏡かけて素通しの。
今で言うロイド眼鏡みたいな。
（リンゴ）ロイド眼鏡がわかれへん。
今で言うロイド眼鏡。
「くいだおれ」の人形みたいな。
（遙）でもモテるタイプではなかったんですよね。
（堀内）ないわあれ。
「ないわあれ」。
（てつじ）あっその反動ですか。
例えば理不尽だ！とか先生のやり方おかしいでだぁっとれ！いうのはなかった？なかったね。
結構おとなしかったよ。
へえ〜。
それが…。
（堀内）すごい裏腹な面を持ってるのよ。
生真面目な部分も持ってるし片側では音楽という。
だからたかじんというのは聞いたことあるけどあいつグランプリで優勝しよったんやいうのをあとあと聞いてびっくりしたもん。
（リンゴ）でも「ゆめいらんかね」のジャケットのブサイクなこと。
（笑い）
（リンゴ）あんだけね「ブスがブスが」言うんやったらはっきり言わしてもらうけど。
おにいさんかてそんな男前ではないやんか。
言うたら悪いけど。
ねっ。
それをものすごいブサイク差別するの。
新地行ってもブサイクなホステスさん来たら「お前向こう行け！」言うねんで。
言う言う言う。
いやいやそないブサイク差別せんでええんちゃう？っていう。
たかじんさんってやっぱり夜の思い出って結構あるかと思いますので次はこんなテーマでお話伺っていきたいと思います。
これいきましょう。
ドン！大体皆１回２回飲みに行ったはるでしょ。
ねえ絶対あると。
（木本）すいません一発目のテーマそれですか？
（木下）お酒絡んでくる。
（タカ）まずこれから。
（北野）だってまず途中で帰れないでしょ？
（リンゴ）そうそうなの。
あれ？女子は割と途中で帰ってもいい雰囲気なかったですか？
（リンゴ）うそやん！お前…。
（てつじ）女子と思われてない。
私家まで…。
最後シャコのように帰んねんで。
１回目トイレ行ったふりしてカバン外に置いて２回目顔色見ながらこうやって帰る。
（松尾）１回ね朝の８時半ぐらいまで飲んでて…。
（堀内）わあ〜すごいな。
（松尾）最初ミニバーみたいなとこで待ち合わせしてでその次クラブ行ってクラブ行って別のクラブ行ってで別のクラブ行ってで別のクラブ行ったら…。
ものすごいな。
（松尾）そしたらその時にサブローさんと会うたんですけどね。
あっそや会うた。
（松尾）ほいでまた別の今度バー行っておねえさんら連れてってまた別のバー行ってで最後にレズバーに行って。
うん。
でみんな並ばして。
並ばして。
立たせて。
で気合い入れて。
みんなこうやって。
「頭下げぇ」バーン！って。
それでそれが９時前やった。
８時半か９時ぐらいやった。
朝の？それで僕昼から東京で仕事やったんで「もう新幹線乗らなあかんので帰ります」言うたら「アホンダラ！俺と飲む時は昼まで飲む覚悟で来い！」言うて。
（てつじ）ほんまに一時期ずっと新地もう毎晩のように行ってる時に僕も別で他の社長さんにたまたま新地連れてってもうてたんすよ。
ほなボーイさんがたかじんさんを見つけて「シャンプーハットのてつじ君がそこのクラブで飲んでるよ」ってたかじんさんが聞きつけて僕が飲んでるとこにバーン！入ってきて「てつ〜！俺に許可なしで何で新地で飲んでんじゃ」言うて。
はははは！「俺に許可」。
（てつじ）ほんとに何かわかんないすよ。
こっから何かわかんないっすけどあの歌ってる別のお客さんのマイク取って１曲歌って全員に肛門を見せて。
誰が？
（てつじ）たかじんさんが。
えっ…。
（てつじ）「これ見て帰れ」って言うて。
（笑い）
（てつじ）けどねどのタイミングかわかんないんですけどそこにおる全員のお客さんの支払いは全部していったんですよ。
（木本）ええ〜！？そら肛門見せられてんねんもん。
（てつじ）ははははは。
あれ何やったんか…。
（松尾）慰謝料や。
（木下）後輩のオーケイの小島っていうのがまあとりあえず女の子を用意して一緒に飲んだんですって。
男前やしな。
（木下）男前で。
ほんなら終電で帰られたんですって。
ほなもうめちゃめちゃ怒られて「終電なんかで帰るような女呼ぶな」。
さっき言うてはったように。
ほんで「次ちゃんと集めとけ！」つって５０人集めたんですって小島が。
女の子。
「お前多すぎるやろ！お前多すぎるやんけこんな狭い店で」って言いながらずっと笑ってたんですって。
ほんで５０人並ばして「おっぱい占いする」って言いだして。
えっどういうこと？
（木下）「おっぱいを触ったら全てがわかる」って訳のわからんこと言いだして。
おっぱい１人ずつもんで…。
それはようやってはった定番もんですか？
（木下）定番もんなんですって。
はあ〜。
（北野）あれ女の子めっちゃ多かったら必ずやりはるんですよ。
おっぱい占い？
（北野）おっぱい占い。
で何か言いはんの？結婚がどうやとか。
（木下）ざっくりと「君優しいね」とかだけなんです。
それ触りたいだけやんかいうて。
（リンゴ）ちょっと待ってちょっと待って。
そんなおっぱい占いされたことないで。
（松尾）求められてないねん。
（北野）それは違う。
あ…ある？
（杉田）ないですけど。
（遙）私は「おっぱい占いしてください」って言いました。
そしたら断られました。
（リンゴ）はははは！バブルのねちょうど終わりかけぐらいの時にまあみんな新地へ集まって飲んでたら東京から細川たかしさん来られて。
ほいで「紅白」でもトリとるや何やガァ〜！や。
でこっちは「俺たかじんや〜！」のノリで合体したんや。
嫌〜な予感してたんや。
ほんならガァ〜！飲んどったら途中から盛り上がって「兄弟〜！」「兄弟〜！」ってやりだしたんや。
俺「兄弟ちゃうやん。
今日初めて会うたやん」みたいなノリや。
ほんなら手をこうクロスさしてワインいっぱいに入れたこんなぐらいのグラスに赤ワインいっぱい入れたやつクロスさして。
パッと見たら「サブロー来い！」って呼ばれて間に座らされて「お前も飲め」言うてここに持たされて。
「俺ら今日から兄弟や」「はあ」。
「お前これ後見人で見ろ」「はあ」。
「どっちが兄貴分やねん？」って言いはってん。
「お前が決めろ」になって。
（木下）うわっ！さああなたならどうする？
（笑い）
（タカ）すごいジャッジ任された。
で細川たかしさんは「俺は紅白でトリもとってるレコード大賞も２回とってる」いう目でガァ〜〜〜！たかじんさんは「大阪は俺やろ〜！」。
ワァ〜〜〜！って。
俺「ドロー」って言うてん。
ほんで便所行ったんや。
（北野）ドロー。
ドローしか言いようがないやん。
（タカ）確かに。
（遙）そしたらそしたらボスゴリラとボスゴリラの間の…。
そうですテナガザルさんとしたらどど…。
究極本音はどっち選びたかったですか？えっ？俺世の中うまく生きたいタイプやんか。
（タカ）そういう部分で言うとボスゴリラとボスゴリラじゃなくて完全にたかじんさんはうちの師匠のことが大好きで。
もう会った時から「おにいさんって呼ばしてください」って言ってたんですよ。
年も上やしなたけしさんの方が。
そうそうそう。
でこの番組まさにゲストで来てくれてたけしさんが。
うれしくて新地にもうセッティングしてあるわけです。
で終わってたけしさんも帰りに「よし今日はつきあう」って言って新地に行って。
もう１つの店…１５分ぐらいですかね。
早いやろ。
早いやろ。
（タカ）ほんでもうボンボン開けていって。
次から次へ。
でもたけしさんがだんだん疲れてくる。
テンションめちゃくちゃ上がってるたかじんさんが「次行きましょう次行きましょう」って行く。
テンションマックスで歌を１コーラスぐらい歌ったら座って寝ちゃったんですよ。
あのたかじんさんが。
こんな光景見たことないでしょ？ないよ。
先寝るって。
（タカ）でたけしさんがちっちゃくガッツポーズして。
「寝たな」って言ったんです。
（てつじ）帰れる。
（タカ）それで「タカ枝豆とりあえず逃げるぞ」って言って。
で店を出てカラオケ屋出て。
あの曽根崎町の方ですか。
あっちの道太い道渡った向こうっ側のうどん屋の２階にいたんですよ。
えらいとこへ逃げたな。
（タカ）そうです。
「いや〜楽しかったけど結構これひどい目に遭ったな」って言いながらうどん食って３０分ぐらい話して「さあ帰ろうか」って言ってたら。
「いやいやちょっと待ってください」って言う声とドタドタドタドタ！っていう足音と一緒に上がってきて「見つけた〜！」。
ええ〜っ。
（てつじ）何でわかったんや。
（タカ）情報網がすごいなと。
・ｆａｌｌｉｎｇｉｎｌｏｖｅｗｉｔｈｙｏｕたかじんさんと言えば歌手としての顔もありました。
この番組２０年やってきましたけれどもその中で歌ったのはほんの数回だけなんです。
ということでその貴重な映像がありますのでご覧いただきましょう。
・やっぱ好きやねん
テレビ番組ではなかなか歌っている姿を見ることができないたかじんさん。

しかし「たかじん胸いっぱい」では度々その歌声を聴かせてくれました。

（リンゴ）若っ。
・あんたとなら・いつ死んでもかまわへん・忘れないで・そんな女いたことを・見上げた空さえも・冷たい色やけど・あたしが本気で惚れたひと・そう生まれた街やから・いとしさも憎しみも・すべてすべてぎゅっと抱きしめ・祈るように今日も灯が・ともるセブ島イェ〜イ！
たかじんさんが高校時代に初めて作曲したという歌も聴かせてくれました。
・コーヒーは・いい香り・香ばしくて・いい香り・僕の心に・ウーウーウー・ウーウ…高いわ！
（笑い）そんな本気か。
・おまえの背中・抱きしめている同じ腕で・ほかの誰かのことを・抱く日もあるだろう・あの空のように・気持ちは迷い流れてゆく・幸せにするなんて・約束できない・いつだって男は気まぐれで・新しい花に惹かれるけど・心ごと疲れ果てた夜は・ここに戻りたい・おまえのそばがＷｏｏ…・いちばんあたたかいから
めったに見られない弾き語りも披露してくれました。
・Ｌｉｋｅａｒｉｖｅｒｆｌｏｗｓ・Ｓｕｒｅｌｙｔｏｔｈｅｓｅａ・Ｄａｒｌｉｎｇｓｏｉｔｇｏｅｓ・Ｓｏｍｅｔｈｉｎｇｓａｒｅｍｅａｎｔｔｏｂｅ・Ｔａｋｅｍｙｈａｎｄ，・Ｔａｋｅｍｙｗｈｏｌｅｌｉｆｅｔｏｏ・ＦｏｒＩｃａｎ’ｔｈｅｌｐｆａｌｌｉｎｇｉｎｌｏｖｅｗｉｔｈｙｏｕ・ＦｏｒＩｃａｎ’ｔｈｅｌｐ・ｆａｌｌｉｎｇｉｎｌｏｖｅｗｉｔｈｙｏｕ
（一同）ヒュ〜〜！
（拍手）
（拍手）当たり前やけどめっちゃうまいなやっぱりな。
いや〜あれはずるいですね。
何かこうしみこむいうの？こうキュ〜ッと。
ほんでうそみたいですね何かね天国行ってんのが。
このままギター持って出てきそうやろそっから。
「は〜い〜」言うてな。
何かほんまにね。
（瀬戸）いつもねコンサート行っても歌よりしゃべってる方が多かったからこれ見てやっとすごい…ものすごい歌がうわ〜きた。
（北野）歌始まったらお客さん急にトイレ行かはるからね。
言うてた言うてた。
（遙）本人のプロ意識ってどっちにあるのかなって思った時にコンサート終わったあとのお客様へのおじぎのしかたを見た時にあと感謝の述べ方を見た時にやっぱりこっちの人なんだっていうのは思いました。
（杉田）お若い時にレッスンする場所とかがなくて自転車に乗って…。
歌？
（杉田）歌を歌って発声練習してたって聞いたんですけど。
天童よしみさんと一緒やなほんなら。
天童よしみさんお父さんの後ろに乗ってこないなってた時にそれであんまり揺れるから小節覚えた言うてな。
（遙）それで天童さんを「紅白」に応援された…。
過去の自分とダブってた可能性ありますよね。
いやほんまに。
（松尾）ほんまに出してしまったもんね。
（遙）何でまっとうな評価を受けないんだっていう何か社会の偏見に対する怒りっていうのはご自身とダブるとこってあるんじゃないですか？
（堀内）そこが新聞部やねんあいつのね。
許せないんだよそういうところが。
（松尾）政治的な話題の番組もやるじゃないですか。
絶対その時に持ってたやりたかったことを別の形で成し遂げていったんじゃないですかね。
（杉田）ジャーナリストみたいなところが。
（堀内）それはもうずっと持ち続けてる。
（リンゴ）味の素ないだけでキレた時もありましたからね。
私その時現場におったんですよ。
東京でな。
（リンゴ）テレ朝のセットで。
（堀内）またそんな時におったん？味の素。
それを後ろからこうやって止めたんはヒデちゃんです。
テレビで見た見た。
（リンゴ）ヒデちゃんがこうやって止めて羽交い絞めにして。
本気でぎゃ〜暴れてセットバ〜ン倒してで引きずられていって。
ＡＤさんに「とりあえず謝って」何かわからんけど。
ほんで「味の素なくてすいませんでした」っていう。
そこものすごい私覚えてますもん。
（松尾）生放送やからねあれね。
だから東京の人みんな見ててそれでその調味料の会社の人も見てて１０００本送られてきた。
・時の流れに・負けない力を
数々の武勇伝を持ったたかじんさんは最期の最期までまさにやしきたかじんだったようです。

（北野）ということでございまして「さすが！やしきたかじん最期のパフォーマンス」こちらでございます。
見てもらいましょう。
１つ目はこちらです。
（北野）はい闘病中に胸いっぱい用のネタ帳をちゃんと作っておられました。
多分ここにおられる皆さんはほんとに今回亡くなられた時にみんな多分うそや！と思ったと思います。
というのはみんなほんまに春に復帰すると思ってました。
だからほんまに本人もちゃんと闘病中に胸いっぱい用のネタ帳を作っておられました。
復帰する気やもんな。
特別にお写真をお借りしました。
あちらです。
（北野）こちらでございます。
はいしかもいいですか。
芸人より芸人らしい。
「病院ネタ」。
（てつじ）ネタになってる。
（タカ）はっきり「ネタ」って書いてあるね。
（北野）「病院ネタ」１番。
「本名を隠して林一で入院する」。
「林一」。
（小出水）もうネタやな。
（北野）ところがこの林一ここで番組で林一で入院したということを言ってしまったために林一さんっていって名前出したら病院の待合室でえったかじんちゃうんかとわあ〜なったと。
あ〜そうかそうか。
（北野）そういうふうになってしもたらしいんです。
ほんで次「抗がん剤副作用で吐き気の時どれ位気分が悪いかを１０点を基準に聞かれる？」。
つまりお医者さんが「たかじんさんどうですか？抗がん剤調子悪くないですか？気分何点ぐらいですか？今日何点ぐらい気分悪いですか？」。
たかじんにいさんいわく「そんなもん１点でも５点でも１０点でも気分悪かったら一緒やないか！」って言うたんですけどそれでは医者が納得しないんで「大体」って言ったら「７点です」って言ったら「あ〜こたえてはりますね」って言われたらしいですけど。
ああ点数で。
（北野）点数で言ってくれということでございまして。
こんなお医者さんもいたそうで。
（北野）はい「５秒だけ毎日来るエエ声の医者」がおったらしいです。
「エエ声」。
気になる〜。
（北野）ものすごいエエ声のお医者さんが「元気ですか〜」って言いながら入ってきてでたかじんさんが何か言おうと思たらそのまま去っていったらしいです。
５秒だけらしい。
５秒や言えんわな。
（北野）ただエエ声やったらしい。
へえ〜。
（北野）本人から聞きたかったです。
そして２番目。
はいこちら。
（北野）え〜実は「胸いっぱい祝」…。
もうこれね１０００回記念やったんですよ。
ちょうど去年のクリスマス前後ですね。
（北野）そうなんですよ。
１０００回記念に実はサプライズで乱入するための衣装を用意しておられました。
じゃみんなにないしょで突然と。
（北野）そう！だからほんまは休んではるけど来ぇへんと思ったけど実は１０００回目やでって収録してる時に「おいお前ら〜！」って来るつもりやった。
そこだけは出るつもりやった。
う〜わ〜。
（北野）その１０００回目の衣装がこちら。
はい衣装。
うわっ！うわ〜。
（北野）クリスマスのこれかたどった。
ほんまや。
（北野）たかじんさんねここ一番赤大好き。
きれいな色やなこれまた。
ケーキのロウソクの１本っていうのは１０００回の１。
１ああ〜。
（北野）たかじさんほんとに赤大好きやったんですよ。
大阪の「ヤングタウン」の同窓会の時でも何十周年の時も赤のジャケットで来はりましたからパーティー。
ここ一番は常に赤やったんです。
赤やったんや勝負は。
勝負の時は赤やったらしいです。
ふ〜ん。
（北野）はいそして３番目。
最後はこちらです。
ドン。
え〜１月３日にお亡くなりになられましたが１２月３１日病室で「最期までテレビのリモコンをはなさず」ずっとあんまり出ない声で「綾瀬はるかどやねん」とかツッコんだらしいです。
あっそうか。
「泉谷しげる怒り過ぎちゃうか」とか。
（北野）「怒り過ぎちゃうか」とか。
言うてたんや。
ずっと最期までダメ出ししてたらしいです。
はあ〜ためてたんやな。
（北野）ためてたんです。
出てきた時のために。
（北野）出てきた時のために「紅白」のネタをやろうと思ってはったらしいです。
病院ネタと「紅白」ネタ。
ふふふ。
（北野）どんだけ芸人やねんと思いますけどね。
ほんまやわ〜。
さあそこで。
はい。
たかじんさんの方からこの衣装を用意して復帰に向けて頑張ってらしたんですけども。
番組の方からもたかじんさんに実は用意してたものがあったんですね。
残念ながらお渡しはできなかったんですが今日皆さんにお見せしたいと思います。
それはこちらです。
（北野）１０００回記念に関西テレビからたかじんさんにこのギターをプレゼントしようと思っておりました。
はい。
こちら見ていただきますとロゴが入っていまして。
「たかじん胸いっぱい」のロゴ。
そして１０００回記念そして２０年というロゴが入っています。
（北野）はい。
ということでせん越ながら僕が歌わせていただきます。
（遙）ええ〜っ！？実はこれまだ途中でしてまだ完成品ではないそうなんですけども。
今のところっていうことでお見せしたいと思いました。
（北野）さすがに誰かツッコんでぇな。
いやいやごめん。
俺も一瞬…何かみんなほんまに歌うんか？みたいな感じ。
やめてくれよ！今ここでたかじんさん俺に「アホかおのれは」って言ってるわ絶対に。
（リンゴ）ツッコもうと思ったんですけど事務所ちゃうしあんまりツッコんでもあかんかな思て。
（北野）いや違う。
そこは来いよ。
枠を枠を越えてくれ。
枠を越えてくれ。
やるなら堀内さんや。
ほんとですか？
（北野）堀内さんちょっと是非。
はい。
もしよろしければ。
（北野）よろしければ堀内さん。
（堀内）いや〜是非是非。
同級生堀内孝雄から…
いきます。
「人生は」。
「立ち止まろうとはしない」。
（堀内）はいちょっと休憩しますね。

（堀内）「人生は」。
（堀内）「立ち止まろうとはしない」。
「人の心も移り変わり」。
（堀内）「けれど愛は」。
やしきおおきに！！
（拍手）ありがとうございました。
（北野）ありがとうございました。
さてええ〜実はもう一つ。
はい。
最期にたかじんさんが残したパフォーマンスがございました。
はい。
実はそれたかじんさんの携帯の中にあるものを奥様が特別に今日は披露してくださるということで持ってきていただきました。
（北野）実はたかじんさんの携帯の中にですね奥さんのために歌った歌声が残されておりました。
そしてそれをお借りしました。
では…。
それでなんと奥さんからたかじんさんの遺志を継いで「胸いっぱい」で流してほしいと奥さんからの意向がありまして貸していただきました。
たかじんさんがお亡くなりになる直前最期に発した言葉も含めてこちらの方ご覧ください。
どうぞ。
・Ｍｙｍｅｍｏｒｙ・憶えているすべて・思い出にできないまま・不思議ね・Ｙｏｕ’ｒｅｆａｒａｗａｙ・離れていても・瞳閉じれば・あなたはいつもそばにいた・また二人めぐり逢う・奇跡だけを信じていたから・いま誰より・あなたを愛している・ＩｗａｎｔＩｌｏｖｅｙｏｕｆｏｒｅｖｅｒ・これからは二人未来のためにすごいすごい。
ねえ。
（拍手）あの〜洋子ちゃんがね…。
この番組ず〜っとチェック…。
いっつも見てチェックしてて。
「洋子お前…」。
ちょっと女性が気になってる。
「お前でもいちばん頑張ってくれてるんちゃうか。
お前すごい！」っていう思いがず〜っとあったみたいで。
（遙）はい。
あの〜皆さんには大変申し訳ないんですけど私は闘病中の去年の秋のお誕生日に私だけ招かれました。
「お前だけ来てくれ」っていうそういうたかじんさん独特の愛情の表現で洋子ちゃんが呼ばれて行かれたっていう。
（遙）たかじんさんと奥さんのご判断で呼んでいただいたのは私はたかじんさんと飲む機会もなかったししゃべる機会もなかったですのでその配慮だと私は思ってるんですけど。
それで奥様と出会って大変安心しました。
この人ならたかじんさんをお任せして大丈夫だと。
どんなお料理作ってるのかも見せてもらいました小姑のように。
すごいお料理をたかじんさんのために作り続けている女性でした。
ですから私はたかじんさんはもっと早くに「ちょ〜飲み行ってくるわ」って逝っててもおかしくなかった命があの女性によって２年間生かしてもらえたのだなと今は理解できます。
それからてれ屋のたかじんさんならではでその女性を通して奥さん通していつも私に連絡が来ました。
「もっとしゃべれ。
お前はもっとしゃべっていい」。
クリスマスにはクリスマスプレゼントももらいました。
ちょっと皆さんに申し訳ないですけどえこひいきしてもらいました。
そしてある時朝天気のいい時に「茶飲みたい」とたかじんさんが言ってると奥さんからメールが来ましたので喜んで行きました。
で結婚されたのを聞いてたので花束持って結婚祝持って「おめでとう！」って行きました。
ほな「ありがとう！」って奥さんが迎えてくれました。
そしてものすごいいい天気の朝ものすごく明るい音楽を部屋に流して…。
初めて伺うたかじんさんの新居に伺って。
「いや〜こういうとこに住んでたのねおめでとう」って。
「洋子さんたかじんさんがケーキを洋子に出せって言ってるから紅茶は何がいい？」って言って。
すてきな音楽とすてきな空間の中で…。
「それでたかじんさんは？」って聞いたら「会う前にたかじんさんがこれを伝えてくれっていうのがあるから伝えるね」て言って。
笑顔で伝えてくれました。
「１月３日に亡くなった」と。
結婚の花束を渡した時に告げられました。
「何で？」と聞きましたらたかじんさんのご遺志で「洋子だけは１人で家でニュースで俺の死を聞かせるな。
洋子だけは家に呼んで他のメディアから聞かせるな」。
というたかじんさんの約束を守って奥様がずっとたかじんさんに成り代わって私にメールをし続けてくれてました。
たかじんさんは自分が亡くなる直前まで亡くなったあとの私の気持ちまで奥さんを通じてフォローし続けてくれました。
帰りに「たかじんさんから」と言って何かもらいました。
開けたらお小遣いが入ってました。
亡くなったあとまでお小遣いもらいました。
彼が正月を避けて公表されたのも正月のめでたい気分を自分のことで悲しませたくない思いがあったからだと。
だからその報告も正月のあとにするようにと。
たかじんさんがファンの皆様とか他のスタッフとか共演者に対しての…。
たかじんさんの配慮を全て奥様が代行されました。
私は自分を…。
その輪に入れなかった私のことをここまで配慮してくださっていた…。
亡くなったあとにまでお小遣いをくれる１人で聞かないですませてくれたその優しさに心から感謝を言いたいと思います。
彼らしいな〜と思いました。
ええ。
ちょっとやきもちやきますけど。
いいですね。
（北野）でもよかったな。
（遙）それぐらい彼には私がふびんに映ったんだと思います。
いやいや。
これからもよろしくお願いしますよ。
（遙）でもあのお伝えしたいことがあるのは皆さん安心してください。
本当に…。
奥様に見せていただきましたがさようならした時のひつぎの中のたかじんさんは１０００回記念の衣装を真っ赤なのをお召しで。
お顔は大変幸せそうで。
穏やかなお顔でした。
（拍手）見てくれてよかった。
（リンゴ）洋子ちゃん１つ質問していいですか？お小遣いはおいくらやったんですか？
（遙）ないしょ。
そこか！
（遙）ないしょ。
それくるか〜。
（リンゴ）気になるやんか〜。
・逢えた〜関テレ〜2014/02/03(月) 15:53〜16:48
関西テレビ１
たかじん胸いっぱい[再][字]【５日連続追悼ＳＰ】

爆笑＆号泣の追悼ＳＰ・たかじん流最期の言葉

詳細情報
出演者
大平サブロー　
堀内孝雄　
北野誠　
杉田かおる　
松尾貴史　
ガダルカナル・タカ　
ハイヒールリンゴ　
遙洋子　
上島竜兵（ダチョウ倶楽部）　
瀬戸カトリーヌ　
ＴＫＯ　
シャンプーハット　
八木早希

ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
ニュース／報道 – 討論・会談
情報／ワイドショー – 芸能・ワイドショー

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 1/0モード（シングルモノ）
サンプリングレート : 48kHz

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