最高の離婚 #07【イマドキ男女の結婚と離婚のラヴ&ホーム・コメディドラマ】 2014.02.03

(光生)よしよし。
もうちょい。
おお。
よーし。
(灯里)よいしょ。
(光生)座って座って座って…。
(灯里)どう?
(光生)うん。
全然5,000円には見えないよ。
(灯里)フフフ。
(光生)後でDVD借りに行こうよ。
(灯里)うん。
『ハリー・ポッター』がいいな。
(光生)ああ。
どこまで見たっけ?『謎のプリンス』だっけ?
(灯里)『謎のプリンス』?『賢者の石』だよ。
(光生)『賢者の石』?
(結夏)うん?
(光生)いただきます。
(結夏)上原さんちどうしたかな?
(光生)「どう?」って?
(結夏)結局一人ずつ別々に帰ったじゃん。
たぶんこのまま別れるんだろうな。
だって切るとか言ってたもんね。
切ってこの先どうするつもりだったんだろうね?
(光生)そういうさよその家のことをさ噂話みたいにするのはよくないんじゃないの。
(結夏)いいじゃん。
うちもうちだし。
うちは違うでしょ。
うちは性格の不一致パターンだけどあちらは奥さんかわいそうパターンで。
であなたが心配パターン?えっ?心配しちゃ駄目ってこと?何か興奮してたよね。
俺はみんなに幸せになってほしいと願っての。
っていうか元カノ的なあれでしょ?あそこ別れたらより戻せないかなぐらいの。
フフッ。
すっごい真顔。
えっ?普通顔ですけど。
あっ。
普通顔ですけど。
見られたの。
えっ?亜以子さんに。
ばあちゃんに?何を?夫の留守中に若い男の子を部屋に連れ込んでる的なところを。
はあ?ちゃんと最後まで聞いて。
その若い男の子っていうのは初島君で。
彼はベッドに寝てただけだし私はシャワーを浴びてただけだし。
誤解しないで。
いや。
別に誤解はしてないですけど。
この部屋でそういうことになるのはいかがなものかと思いますけどね。
別にいいんだけどさ誤解しようと。
いや。
よくないんだけどいいけどさ。
もう限界なの。
亜以子さんに説明しよう。
何を?離婚しましたって。
離婚しました…。
よいしょっと。
ばあちゃんさあのさ。
何だっけ?誤解。
誤解してると思うんだけどさ。
2人で来たってことは光生も承知してたってことね?えっ?あっいや。
知ってたっていうか。
ばあちゃんが見たっていうのは全然そういうんじゃなくて。
この人そういうあれな人じゃないから全然絶対…。
私も年を取ったわ。
何か隠してるのかなとは思ってたけど。
えっ?別れたの?いつ?2カ月ほど。
そう。
はい。
私が離婚したときは誰からも許してもらえなくてね。
どうして分かってくれないのかしらって。
ひどい親だと思ったわ。
だけど今は分かるの。
大事な子供や孫の離婚を許せる人なんていないわ。
あっ。
あのさわりと前向きな感じなんだよね。
円満な感じ?いい感じになろうってことで離婚選んだんでね。
全然。
全然そういう…。
バカ!光生も結夏さんも大バカ者よ。
私は離婚なんて絶対認めません。
あっ。
おはようございます。
(矢萩)あっ。
結夏ちゃん。
今日は大丈夫よ。
えっ?
(矢萩)ほら。
ほら。
人手が足りないって本社に頼んでたでしょ。
横山さん。
今日から来てくれたの。
ああ。
(矢萩)仕事できるのよ。
私ももう全部任せっきりにしちゃって。
ハハハ。
(男性)1回は…。
(智世)年季入ってんねやっぱ。
あっ。
いらっしゃいませ。
結夏さん。
ねえびっくりしたよ。
ああ。
お騒がせして。
(継男)原因は何?浮気?借金?暴力?あっいや。
(智世)よく言うのよ。
判断力が足りないから結婚する。
忍耐力が足りないから離婚する。
ねえ。
要するにさ光生の性格に我慢できなくなったからでしょ?いや。
そういう…。
(継男)ついでに言うと再婚するのは記憶力が足りないから。
(智世)あー。
(亜以子)ちょっと来てくれる?はい。
うまくできないかも。
美容室の方がよかったんじゃないですか?昔はお友達のお店があったんだけどね。
亜以子さん美容室行きませんもんね。
他人に髪を触られるの苦手なのよ。
めんどくさい性格なの実は。
実は。
ハハッ。
光生は私に似たのかな?何も離婚するところまで似なくてもいいのにね。
結夏さん。
はい。
私に遠慮して言えなかったんでしょう?別れた人と暮らすなんてつらかったでしょうね。
ごめんね。
もっと早く気付いてあげればよかった。
ハァー。
光生は。
私が言いだしたんです。
私がよくなかったから。
私がちゃんとできなかったから。
そんなこと…。
あるんです。
分かってます。
分かってるんです。
ごめんなさい。
ごめんなさい。
缶詰。
えっ?缶詰が発明されたのは1810年なんですってよ。
へえー。
で缶切りが発明されたのが1858年。
えっ?おかしいでしょ?おかしいです。
でもそういうこともあるのよ。
大事なものが後から遅れてくることもあるのよ。
愛情だって生活だって。
もう一度だけ考え直せない?
(諒)ああっ!
(諒)あっ。
どうぞ。
どうぞどうぞ。
えっ?どうぞ。
ずっとここに泊まってるんすか?はい。
僕がついてっても家入れてくれないと思いますけど。
いや。
一人だと全然なんで。
あっ。
食べます?あなた自分の立場分かってます?はい。
分かってます。
分かってないでしょう。
『ジョジョ』とか読んでるし。
22巻って。
読みだしたの3部からです。
あっ。
読みます?・
(チャイム)・
(灯里)はい。
(灯里)こんばんは。
すいません。
上原さんすごいつらそうにしてて。
何かものすごい顔色悪いんで。
この間も言いましたけどもう終わった話なんで。
寝るところないらしいんです。
あると思いますよ。
いろんな女の人いるんだから。
それね僕も言いました。
濱崎さん。
僕も言いました。
言いましたけどとにかく顔色悪いし上着とかこれしかないみたいで。
どうぞ。
どうぞ。
怒ってます。
ですよね。
あの人にじゃなくて濱崎さんにです。
えっ?濱崎さん。
いつからそんなおせっかいになったんですか?すいませんでした。
帰ります。
あっ。
洋服だけいるらしいんで。
ごめんね。
ここ2人で借りた部屋だし中に入れないとかそういうのよくなかった。
ちゃんと準備してきちんとしましょ。
それまではお互い割り切ってやってけばいいと思うし。
荷物も分けて整理して。
(諒)俺嫌だよ。
灯里と別れるの嫌だよ。
ごめんね。
そういうの気持ち悪い。
私お店の方で寝るからこっちどうぞ。

(矢萩)ワイシャツが1点2点と…。
(横山)あっ。
すいません。
いつもすいません。
お待たせいたしました。
(矢萩)お待たせしました。
あっ。
あっ。
どうも。
あのう。
ナツメグって何ですか?ハンバーグに入れたりとか。
えっ?えっ。
変ですか?いや。
あのう。
私今までハンバーグには塩とこしょうしか入れたことなかったです。
それすら忘れてケチャップでごまかすことたびたびです。
それはそれでいいんじゃないですか。
使ってる族と使ってない族じゃ全然違いますね。
図工の時間でいったら私の色鉛筆は8色で24色とか使ってる感じですよね。
ドラクエでいったらひのきのぼうとほしくずのつるぎ。
フフッ。
やっぱり少し似たところありますね。
元旦那さんと。
私が?全然違いますよ。
その証拠に離婚したし。
何かすごい変わってるじゃないですか。
あの人。
はい。
何かあの人毎年元旦にノート付けてるんですよ。
でも全然見せてくれないから競馬行ってる間にこっそり見てやったんですよ。
あっ。
えっ?あっ。
いえ。
もしかして知ってます?いえ。
絶対知ってる顔。
好きな動物ベストテンですか?それ!えっ。
まだ付けてたんですか?えっ。
じゃあ10年?わあー。
そのころは何が1位だったんですか?マレーバクです。
マレーバク。
今8位。
8位?うん。
えっ。
じゃあ今1位何ですか?エミューです。
大きい。
ほら。
鳥のやつ。
あっ。
何か渋くなってる。
バカじゃないのっていう。
寝言とかもよく分かんないですもん。
聞いたことあります?「象2匹とシマウマ5匹下さいって言ってるんですよ」とか言って何買ってんのよっていう。
しかもキレながらですよ。
昨日は笹塚がいいよとか赤いソファがどうしたとか。
うれしそうな顔して。
絶対変ですよね?ですね。
ああ。
何か変だよね。
元妻と元カノが2人して彼の話してるなんて。
フフフ。
何でかな?うん?何で紺野さんみたいな人と付き合ってた人がこんなんと結婚したかな。
フフフ。
何言ってるんですか。
だって違うし。
紺野さんみたいに頭良くてちゃんとしてる人の方が合ってるっていうか。
私が間違えられたっていうか?そんなことないと思います。
あるんですよ。
あっ。
ハハハ…。
紺野さんってここ越してきたの11月でしたっけ?ええ。
じゃあ目黒川の桜まだ見てないんだ。
そうですね。
奇麗ですよ。
春になったら。
ですよね。
うん。
でも桜って何か怖いです。
どうして?何となくですけど。
じゃあ。
はい。
少々お待ちください。
えっと。
16時でいかがですか?あっはい。
では16時で。
飯田さま。
はい。
では後ほど。
(諒)忙しそうだね。
夜寒くなるって。
ハァ。
何か空気薄いな。
ただいま。
おかえり。
あっ。
おなかすいてるよね。
あっ。
大丈夫。
ばあちゃんの店行ってくる。
何か焦げ臭くない?あっ。
隣のあれじゃない?あっそっか。
いってきます。
あっ。
うん?缶詰。
あっそっか。
あー。
そかそか。
ごめんね。
今買ってくるね。
よし。
痛かったでしょう。
少し力入れますね。

(女性)こんなんであした着物着れるかな?あっ。
大丈夫。
もう少し我慢してくださいね。

(ドアの閉まる音)はい。
どうした?
(淳之介)離婚したんですよね?うん。
(淳之介)じゃあ何で別れた旦那さんといつまでも暮らしてるんですか?それはだから家族的に言えないとこもあったし。
お店も私がいないと駄目なとこあったしでまあ色々あんのよ。
(せき)私のこと誤解してるよね?私家事とか全然駄目でさ。
がさつなんだよね。
ホント全然何にもできない…。
(淳之介)誤解してるのは結夏さんの方です。
がさつっていうけどそれはおおらかってことじゃないですか。
何で逃げるんですか?逃げてないです。
さっきちょっと前上原さんを見ました。
何かおっきいバッグ持ってて。
そうですか。
それ見たんで何かこう…。
濱崎さん。
まだ好きな動物ベストテンのノート付けてたんですね。
えっ?あっ。
ごめんなさい。
えっ?ああ。
小学校のとき生き物係だったんだけど。
あのう。
金魚の餌とか何かっちゃ忘れてがんがん死んじゃって。
みんなから星野さんは死にもの係だって言われて。
(淳之介)だから何ですか?ベビースター食べると最後必ずこうやるんだよね。
あー。
(淳之介)それしない人いませんよ。
あっ。
あとあとね。
あと…。
(淳之介)バカにしてるんですか?
(淳之介)俺結夏さんが死にもの係だろうとベビースター汚く食べようと別に嫌いにならないですよ。
分かってる。
あんたがそういう子なの。
分かってるよ。
確かにねまあまあ結構まあまあ合ってると思うよ。
春になったらここ桜でずっといっぱいになるんですよね。
ハァ。
人もすごいですよ。
みんなお酒飲んで騒いでますよ。
僕は大嫌いですけどね桜なんて。
えっ?私桜大好きなんだ。
(淳之介)俺も好きです。
結婚してここに来たときあっそっか。
私桜の見える家にお嫁にきたんだって思ってうれしかった。
花見の時季はだいたい下向いて歩きます。
どうしてですか?何か怖いじゃないですか桜って。
花見って最高。
花見なんて最低。
こんなの全部倒れて目黒川に流れていってそのまま東京湾に沈んでしまえばいいと思います。
まっ。
そういう人少数派ですけど。
私も。
ですよね。
じゃなくて。
桜嫌いです。
同じ花を見て同じように奇麗だと思う人と一緒にいることが一番幸せなんだろうね。
同じもの苦手って何かうれしいな。
あんまり桜嫌いな人いないじゃないですか。
言うと犯罪者呼ばわりですよ。
さすがに全部倒れてしまえばいいと思わないけど。
いや。
そりゃまあちょっと大げさに。
あれ?ああ。
あっ。
さっきどっか行こうとしてたんじゃ?お酒でも飲みに行こうかなと思って。
ごめんなさい邪魔しちゃって。
この辺何かあります?一人でも平気そうなところ。
えっと。
俺幸せにしますよ。
ごめん無理。
あんたじゃない。
いいやつだと思うよ。
思うけど幸せになるために好きになるわけじゃないから。
(淳之介)くそばばあ!くそがき。
フフフ。
(淳之介)ハハハ。
えーと。
あのう2つ先の橋曲がったところに…。
あっ。
あれもうつぶれたんだ。
うーん。
大丈夫です。
適当に探して入りますから。
ありがとうございました。
じゃあ。
じゃあ。
あのう。
はい?すごく嫌いな言葉があります。
うん?すごく嫌いな言葉があるんです。
で人生で1回だけ人を殴ったことがあります。
紺野さんご存じだと思いますけど僕小学校のときから動物園の飼育係になりたくて。
なりたくてというか1回動物園に就職してるんです。
そうだったんですか?はい。
大学出て動物園の運営法人に就職したんです。
して辞めたんです。
どうしてかというと。
あっ。
今時間大丈夫ですか?・
(自転車のベル)あっ。
大丈夫です。
あのう就職して団体にチケットを売る営業とかしばらくしてて。
まあ何年後かに現場できればいいなと思ってたんですけど同じ部署に玉木さんっていう30歳ぐらいの女性がいたんです。
その人あるとき息子さんを事故で亡くされたんです。
で1カ月ぐらいかな?休まれてて。
何かで出社することになって。
で僕の席から少し離れてたんですけどすごい痩せてて。
でも仕事はちゃんと一生懸命やってらして。
でその部長さんが。
あっ。
部長さんがいたんですけど。
その人が来て玉木さん立たしてこう腕つかんで玉木さんに言ったんです。
「負けるな。
絶対負けるな。
頑張れ。
頑張るんだ」って。
で僕の席から玉木さんの肩が震えてるのが見えてで僕気が付いたらその部長さん殴ってました。
こういうことホント言うことじゃないっていうか。
心ん中で思っとけばいいことなんですけど。
何か紺野さん。
はい。
頑張ってください。
元気になってください。
ああ。
すいません。
何か余計なこと言いました。
失礼します。
濱崎さん。
すいません。
濱崎さん!ごめんなさい。
ありがとう!ありがとう。
うれしいです。
よかったら一緒にどうですか?一杯だけ。
ハハッ。
はい。
あっ。
これ見ます?またラッコですか?いや。
エミューです。
ハハハ!えっ?何ですか?ちょっとウケ過ぎじゃないですか?見ててくださいよ。
はい。
きますよ。

(ドアの開く音)・ああー。
おかえり。
ただいま。
お酒飲んできたんだ?フフフ。
何?気持ち悪い。
ああー。
紺野さん笑ってた。
笑ってたよ久しぶりに。
よかったね。
えっ!?はい。
いただきます。
いただきます。
あっ。
骨どう?骨?アジじゃないよ。
自分の。
ここ。
ああ。
もう起きるときにちょっと痛いぐらいかな?あっそう。
ふーん。
何だよ?あっ!横山さんに会った?お店の。
本社から来た人。
すごい仕事できんの。
ちょっと挨拶された。
あの刈り上げの人?刈り上げって。
すごいちゃんとしてる人だしいい人だしあの人だったら任せられる。
気を付けた方がいいよ。
ああいういい人はトイレに日めくりカレンダーとか張りかねないからね。
何かいいこと書いてあるやつ。
フフフ。
気を付けないと「やまない雨はないよ」とか「明けない夜はない」とか言いだすからね。
気持ちの問題と天気のこととか空のことを同じことにし始めるからね。
まあだいたい…。
・いってらっしゃい。
いってらっしゃい!はい。
いってらっしゃい。
あっ。
うん。
よいしょ。
よいしょ。
ああー。
ハァー。
ハァー。
ハァー。
ハァ。
あっ!よいしょ。
・「静かに静かに」・「手をとり手をとり」・
(『星影の小径』のハミング)・
(『星影の小径』のハミング)・
(『星影の小径』のハミング)うん。
「光生さんへ」「光生さんだって」「今自分でそう書いててびっくりしました」「あなたのことを名前で呼ぶのはちょっと記憶にないぐらい久しぶりな気がして何か緊張します」「取りあえずご報告です」「私家を出ました」「部屋を見てびっくりしましたか?」「口開いてませんか?」「今説明しますのでひとまずそれを閉めてください」「あのね光生さん。
やっぱりこのまま一緒に住んでいるのは変だと思いました」「私たちは離婚して結構たつし何かと支障があると思うのです」「どんな支障かはうまく説明できないのですが最近どうもまたあなたのことを見てると変にざわざわとするのです」「私なりにそのざわざわを打ち消すとかあるいは元に戻す努力を検討してみたのですがどちらもうまくいきませんでした」「私あなたのことを変だとか言いましたがどうやら誰より変なのは私なのかもしれません」「いろんなことの調整がうまくできないのです」「好きな人とは生活上気が合わない」「気が合う人は好きになれない」「私あなたの言うことやすることには何一つ同意できないけどでも好きなんですね」「愛情と生活はいつもぶつかって何というかそれは私が生きる上で抱えるとても厄介な病なのです」「前に映画見に行きましたよね?」「ほら。
私が10分遅刻したとき」「横断歩道を渡ったら待ち合わせのところにあなたが立っていました」「寒そうにしてポケットに手を入れてました」「この人は今私を待ってるんだ」「そう思うと何故か嬉しくなっていつまでも見ていたくなりました」「それは映画を観るよりずっとすてきな光景だったのです」「あなたをこっそり見るのが好きでした」「あなたは照れ屋でなかなかこっち向かないから盗み見るチャンスはたびたびあったのです」「目黒川を2人で並んで歩くときこっそり見てました」「DVD見てるとき本読んでるときいつもあなたを盗み見て気持ちは自然と弾みました」「桜が見える家にお嫁にきて桜が嫌いな人と一緒に暮らして」「だけどあなたが思うよりずっと私はあなたに甘えていたし包容力っていうのとは少し違うけどあなたの膝でくつろぐ心地よさを感じていました」「一日日なたにいるようなそんな」「まるで猫のように」「もしかしたら私はこの家に住む3匹目の猫のようなものだったのかもしれません」「おいしいご飯ありがとう」「暖かいベッドをありがとう」「膝の上で頭をなでてくれてありがとう」「あなたを見上げたり見下ろしたり盗み見たりまじまじ見たり」「そんなことが何よりかけがえのない幸せでした」「光生さんありがとう」「お別れするのは自分で決めたことだけど少し淋しい気もします」「でももしまたあなたをこっそり見たくなったときはあなたにちょっと話しかけたくなった時はまたどこかで…」ただいま。
えっ?・
(チャイム)今ちょっと手放せないんですけど。
あっ。
持ちましょうか。
じゃなくて何か用ですか?しばらく泊めていただけないでしょうか?今ちょっと手放せないんですけど。
(くしゃみ)つらい。
2014/02/03(月) 14:58〜15:53
関西テレビ1
最高の離婚 #07[再][字]【イマドキ男女の結婚と離婚のラヴ&ホーム・コメディドラマ】

「お別れするのは自分で決めた事だけど少し寂しい気もします。でもまたあなたをこっそり見たくなった時は、あなたにちょっと話しかけたくなった時は…」by結夏

詳細情報
番組内容
 ある朝、結夏(尾野真千子)は、淳之介(窪田正孝)と一緒にいるところを亜以子(八千草薫)に見られて誤解されたことを光生(瑛太)に打ち明ける。隠すのはもう限界だと感じた結夏は、光生とともに亜以子を訪ね、離婚したことを正直に話した。すると亜以子は、「自分が離婚したときは誰からも許してもらえなかったが、いまはその気持ちが分かる」と返し、「離婚なんて絶対に認めない」と言い放つ。
番組内容2
 翌日、結夏がクリーニング店の仕事を始めようとすると、パートの矢萩(宮地雅子)から、本社から男性店員が来たから大丈夫だと言われる。仕方なく金魚カフェをのぞいた結夏は、亜以子から声をかけられる。白髪染めを手伝ってほしいというのだ。亜以子は、作業をしている結夏に「早く気づいてあげれば良かった」と言って謝る。涙があふれる結夏…。亜以子は、そんな結夏に「もう一度だけ考え直せないか」と尋ねる。
番組内容3
 一方、光生は、灯里(真木よう子)と関係を修復できず、家に帰れずにいる諒(綾野剛)から呼び出される。諒は、ネットカフェで寝泊まりしていた。その姿を見た光生は、諒を連れて灯里に会いに行く。灯里は、お節介な光生に対して怒っていた。それでも灯里は、諒とふたりで借りた部屋なのだから家に入れないのは良くないと思い直し、準備が整うまでは割り切ってやっていこうと諒に告げるが…。
出演者
瑛太 
尾野真千子(Wヒロイン) 
真木よう子(Wヒロイン) 
綾野剛 

市川実和子 
松尾諭 
宮地雅子 
窪田正孝
 ・ 
八千草薫
原作・脚本
【脚本】
坂元裕二
監督・演出
【プロデュース】
清水一幸 
浅野澄美(FCC) 
若松央樹

【演出】
宮本理江子 
並木道子 
加藤裕将
音楽
瀬川英史 

【主題歌】
桑田佳祐「Yin Yang(イヤン)」(タイシタレーベル/ビクター)
制作
フジテレビドラマ制作センター

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
ドラマ – その他

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
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