知っトク地図帳「港」 2014.03.05

レストランではしずかにせきにすわってすごそう!ナイフとフォークをじょうずにつかおうだぞ!みんなもたのしいお出かけしてみよう!じゃあな〜!地きゅう上のさまざまな場所を記号や文字などであらわした地図。
そこにひめられたなぞ。
水道橋博士がてっていかい明!すると地図のむこうによの中が見えてくるきょうのぶたいは目の前に海が広がる…そう今回のテーマは「港」。
大きな港では日々外国からの貨物がとどいたりはこび出されたりしています。
一どに多くの荷物をはこべるのが船のとくちょう。
世界各国の港に立ちよりながら貨物をはこびます。
船でのうんぱんにかかせないのがこの大きなはこ…よこの長さはおよそ12メートル。
どの国でも使えるように大きさも形も世界きょう通です。
大きな船だと一どに8,500個ものコンテナを積んではこぶことができるのです。
コンテナの中はどうなっているかというと…。
コンテナには電化製品や食料品工業製品や木ざいなどさまざまなものが入ります。
食料品などをはこぶ場合は冷凍コンテナを使います。
こうしてどんな品物でもはこべるようくふうされているのです。
コンテナ輸送を行っている会社をたずねました。
(水道橋博士)どうもこんにちは。
こんにちは。
よろしくおねがいします。
よろしくおねがいします。
コンテナの輸送にかかせない計画表を作っている…これは船のどこにコンテナをおくかを記した…どうやって見るかというと…。
これは船を正面から見た図です。
コンテナはこのれつごとに積みこまれていきます。
そして積みつけ図にはコンテナ一つ一つのおき場所が記されます。
この四角が1つのコンテナです。
まずたいせつなのがコンテナ番号。
一つ一つちがいます。
コンテナは見た目が同じため作業はこの番号をたよりにすすめられます。
そしてコンテナをおろす港の名前も記されます。
積み方にもくふうがこらされます。
多くの港に立ちよる海上輸送。
コンテナは行き先ごとにまとめておかれます。
おろすときの間違いをふせぐためです。
数字は積みこむ順番です。
積みこむときもコンテナのとり違いをふせぐため港ごとに積んでいくのです。
福地さんは1,000個ものコンテナをおろし間違いがおきないように一つ一つわりふっていきます。
港への貨物の出入りはコンテナ番号を見て一つ一つ確認。
きょかをえたもの以外は入れません。
コンテナは行き先の国ごとにきめられた場所にあつめておかれます。
このときもコンテナ番号がたよりです。
積みおろしにもんだいはないか計画表を作ったたん当しゃと船の上にいる作業員が無線で確認し合います。
そして船に積まれたコンテナがおちないようにしっかりくくりつけて出港します。
一方外国からはこびこまれた貨物には虫やドロがついていないか荷物をほどいて検さすることもあります。
コンテナの積みおろしが行われている現場です。
まずコンテナは1つずつトラックではこびこまれます。
そしてガントリークレーンというきょ大なクレーンでつり上げられ船に積みこまれます。
船を港にとめられる時間はきまっています。
時間内にコンテナをきめられた場所に正しくおかなければなりません。
博士もエレベーターにのりこみクレーンのうんてんせきへ。
ついたのは地上40メートルの場所です。
こわいですこれは。
いや〜下はだって金あみなんだもん。
しつれいしま〜す!ここがガントリークレーンのうんてんせき。
ガントリークレーンをあやつって15年の…地上の作業員が40メートル上にいる金子さんの作業開始の合図を確認。
ここで作業員が見ているのが…図表上の番号と実さいのコンテナ番号が同じかどうか確認します。
うんてんせきの金子さんも積みつけ図を確認します。
あそこのコンテナの番号が見えてるから。
数字一つの間違いが貨物のとり違えにつながります。
うんてんせきの足元はガラスばり。
金子さんは自分の目で確認しながらクレーンをそう作します。
40メートル下のコンテナをつかみきめられた場所にはこびます。
その時間は2分ほど。
ゆれるコンテナのうごきに合わせてそう作するのはとてもむずかしく地上とのれんけいがかかせません。
船の上にも図表を手にした作業員が。
コンテナが正しいいちにおかれているかここでも確認するのです。
うんてんせきから見えづらい場所におくときは船の上の作業員がふえで合図してゆうどうをしていきます。
より早く正確に安全に。
はなれた場所にいる3人が積みつけ図をたよりに作業をすすめます。
げんざい海外との貨物輸送のほとんどを船で行っている日本。
それを支えているのが港での正確なコンテナの積みおろしなのです。
金子さんたちがこの日積みこんだコンテナの数はおよそ350個でした。
作業をはじめて5時間後。
船はよていどおりの時こくに出港しました。
横浜港のように貨物を積んだ船がたくさん行きかう港をあらわす地図記号はこちら。
港の記号はこのほかに小きぼな港をあらわすこちら地方港と漁港をあらわす記号があります。
線の数や上の丸じるしで違いをあらわしているんですね。
この記号はいずれも船に積んでいるいかりの形をもしています。
いかりとは船が海の上でとまるとき船がながされないようにするためのもの。
港のシンボルとして地図の上にもいかりを下ろしています。
トビラを開けると社会が見える。
2014/03/05(水) 09:10〜09:20
NHKEテレ1大阪
知っトク地図帳「港」[解][字]

今回は港・コンテナの積み下ろし現場の舞台裏!船の積荷の場所を記した図表の工夫とは?地上40m、コンテナを船に積み込むクレーンの操縦現場にも密着取財!地図記号は港

詳細情報
番組内容
「地図の向こうに社会が見える!」知っトク地図帳。今回は港でのコンテナの積み下ろし現場の舞台裏。日本の貿易貨物運搬の99.7%を占める海運。ミスが数十億円の損失につながる現場に必須なのが「正確さ」。そのために欠かせないのが積荷の場所を記した「積みつけ図」。地上40メートル、コンテナを船に積み込むクレーンの操縦の現場に水道橋博士が密着。海の男をドキュメント! 地図記号は港。【ナレーション】TARAKO
出演者
【出演】水道橋博士,【語り】TARAKO

ジャンル :
趣味/教育 – 幼児・小学生
情報/ワイドショー – その他
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事

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日本語
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