NHKニュース おはよう日本 2014.03.19

おはようございます。
7時になりました。
ロシアのプーチン大統領は、日本時間の昨夜、ウクライナ南部のクリミア自治共和国をロシアに編入すると表明しました。
これに対し、欧米側が激しく反発し、さらなる制裁の強化を検討するなど、欧米とロシアの関係は、冷戦後、最悪の状況となっています。
モスクワ中心部の赤の広場を訪れたプーチン大統領。
隣には、クリミア自治共和国のアクショノフ首相の姿もありました。
これに先立ち、クレムリンで行われた演説では、上下両院の議員らを前に、クリミアのロシア編入を表明しました。
これに対し、ウクライナ暫定政権は強く反発しています。
欧米各国も、ロシアの行動を強く非難。
欧米は、ロシアの決定に激しく反発して、さらなる制裁の強化を検討しており、欧米とロシアの関係は、冷戦後、最悪の状況となっています。
では、ロシアを長く取材してきた、国際部の石川デスクに聞きます。
石川さん、プーチン大統領の会見、クリミア編入への強い意志を感じるものでしたが、石川さん、どう見ますか?あの会見は。
プーチン大統領のこの演説全体を通して強く感じたのは、今回のクリミアの編入の正当化なんですね。
歴史的にクリミアが、ロシアの土地であったということを、重ねて訴えていました。
今回、クリミアの住民だけではなくて、ロシア国民の大多数の賛成が編入決定の決め手になったと強調していました。
さらにNATOのロシア国境の拡大、それからアメリカによりますアフガニスタン、それからイラクへの軍事行動を例に挙げまして、欧米は国際法よりも強い者によるルールを重視しているというふうに厳しく非難したんですね。
その一方で、中国、それからインドという2つの国を具体的に挙げまして、連携を深めていくというふうに答えていました。
今後、編入の手続きは、どのようにして進むんでしょうか?
編入に関する条約では、条約に署名した日から、こちら、クリミア自治共和国、それからセバストポリ市、ロシア軍が駐留している所なんですが、この2つの自治体をそのままロシアに編入するというふうにしています。
そして来年の1月1日までに、移行期間を設けまして、財政、それから法律、そして国家機構などを、ロシアのシステムに組み込んでいくというふうにしているんです。
そして、早ければ来月にもロシアの通貨流通も始めるというふうにしていますね。
その一方で、クリミアではこのロシア編入への熱狂のあと、このあとに現実的な課題というのも浮上してるんですね。
クリミアというのはクリミアというのは非常に有名な観光地なんですが、今回、国際的に認められないというふうになってしまいますと、ロシア以外から、果たして観光客が来るのかどうか、大きな問題ですよね。
あともう1つは、今回の住民投票に反対をしていました少数民族のクリミア・タタール人、それから今回逆に祖国から切り離されてしまう立場となってしまったこのウクライナ人ですね。
この人たちと、ロシア系住民がどう共存していくのか、これも課題として浮かび上がってきます。
石川デスクにはまた後ほど聞きます。
プーチン大統領の行動に、欧米側は激しく反発しています。
アメリカ政府の対応について、ワシントンから中継です。
アメリカ政府としては、再三にわたる説得にもかかわらず、ロシアがクリミアの編入にまで踏み切ったことで、威信を傷つけられたという思いが強く、ホワイトハウスのカーニー報道官も、先ほどの記者会見でロシア側を厳しく批判しました。
その上で、すでにロシアの政府高官らに科している、資産凍結や渡航禁止の措置を、軍需産業やプーチン大統領にも近い財界の関係者にも広げて、制裁を強化する考えを示しました。
ただ、イランやシリアなどの問題を巡り、ロシアの協力が欠かせないアメリカにとっては、ロシアとの関係がこれ以上悪化するのは、できれば避けたいのも事実で、貿易の停止やウクライナへの本格的な軍事支援にまで踏み切るかは不透明です。
こうした中でオバマ大統領は、来週、オランダで行われる国際会議に合わせて、日本を含むG7・先進7か国の首脳による会合を開いて対応を協議するなど、各国と連携しながら、ロシアへの圧力を強める方針です。
続いて、日本政府の対応です。
ロシアがクリミア自治共和国の独立を承認したことから、制裁措置として、ビザの発行手続きを簡略化するための協議や、新たな投資協定などの締結交渉を凍結することをきのう発表しました。
こうした中、プーチン大統領が昨夜、クリミア自治共和国を編入すると表明したことについて、政府内では、想定された事態ではあるが、認められないという指摘や、これまでとは違う局面に入った。
厳しい対応も検討せざるをえないという意見が出ています。
そして政府は、力を背景とした現状変更の試みは看過できないとして、G7・先進7か国と緊密に連携しながら、追加の制裁措置を検討する方針です。
ただ、政府内にはロシアには数多くの日本企業が進出しており、仮に経済制裁などを行えば、日本のほうが経済的な損失を被ることになるという懸念も出ており、政府はアメリカやEU・ヨーロッパ連合の対応などを見極めながら、慎重に検討を進めるものと見られます。
再び、石川デスクに聞きます。
欧米などは強く反発していますね。
こうした声に対し、ロシアは今後、どう出てくるんでしょうか。
まずは、欧米側の対ロ制裁、これがどの程度まで影響が及んでくるのかというのを慎重に見極めていくんじゃないかと思うんですね。
ロシアの高官が鏡のように対応するといっているんですが、その欧米の制裁の内容と同じような内容を、ロシア側も欧米に対して制裁をかけていくということだと思うんですね。
当面は欧米とロシアの間で非難の応酬が続きまして、緊張が高まっていくのは避けられないと思います。
一方で今、欧米とロシアというのは、経済的にすごく密接に結び付いています。
ロシアでは、モスクワの株式市場の株価、それから通貨ルーブルですね、これもすでに大幅に下がってしまってるんですね。
このままでは、ロシアの経済成長に必要な投資、外国からの投資というのも先細ってしまう、そんな状況なんですね。
その緊張、双方の間の緊張というのは続いていくんだと思うんですけれども、ただ、その経済が大きな打撃を受けない、そのぎりぎりのところで落としどころというのを探っていくんじゃないかというふうに思います。
ここまで国際部の石川デスクに聞きました。
では次です。
ベビーシッターをしていた男が、預かっていた2歳の男の子の遺体を遺棄した疑いで逮捕された事件です。
男は、インターネットのサイトを通じて、本名とは異なる名前で母親から依頼を受けていたことが、警察への取材で分かりました。
亡くなった山田龍琥ちゃんです。
昨夜、母親が涙ながらに報道各社の取材に応じました。
龍琥ちゃんと生後8か月の弟を預かった物袋勇治容疑者。
龍琥ちゃんの遺体を遺棄した疑いで逮捕されました。
調べに対し、朝目が覚めると男の子が亡くなっていた。
遺体を遺棄するつもりはなかったと供述し、容疑を否認しているということです。
龍琥ちゃんの母親が物袋容疑者と知り合ったのは去年。
ベビーシッターを紹介するインターネットのサイトを通じてだったといいます。
その後、契約をして、子どもを預けたことがあったということです。
今月14日、今回はほかの人に預けようと考え、母親は山本と名乗る人に依頼したつもりでした。
しかし、子どもを預かったのは、物袋容疑者でした。
物袋容疑者が、本名とは異なる名前で依頼を受けていたのです。
母親は、物袋容疑者だと気付いていませんでした。
預けた翌日、母親は子どもの様子をメールで尋ねました。
物袋容疑者から帰ってきたメールには、子どもたちは元気だと書かれていました。
子どもの写真を送ってほしいと頼みましたが、返事はなく、連絡が取れなくなったということです。
これまでの調べで、龍琥ちゃんは遺体で見つかる前日の今月16日ごろに死亡し、死因は窒息死と見られることが分かっています。
警察は、物袋容疑者が兄弟を預かり、その後、龍琥ちゃんが死亡するまでの詳しいいきさつを調べています。
さて続いては、こちらです。
3大都市圏では、地価の平均が住宅地、商業地ともに6年ぶりに上昇に転じました。
地価を大きく押し上げたのは、大阪では、今月開業した日本一高いビル、あべのハルカス。
そして名古屋では、リニア中央新幹線。
東京では、6年後に開催されるオリンピックとパラリンピックが追い風となりました。
6年ぶりに地価が上昇に転じた大阪の商業地。
中でも大阪・阿倍野区のエリアでは、9%を超える上昇となりました。
おめでとう!
日本一高いビル、あべのハルカス。
新しいランドマークの誕生が、地価上昇を後押ししました。
13年後に東京・名古屋間で開業が予定されているリニア中央新幹線。
名古屋の商業地の地価の上昇率を、全国最高の12%に押し上げました。
そして東京。
東京の湾岸地域では、高層マンションの建設が相次いでいます。
オリンピックの開催決定を受けて、こうしたマンションへの関心が一段と高まっているといいます。
東京・中央区勝どきの住宅地では、地価が10.9%上昇しました。
東京オリンピックの選手村予定地から徒歩圏内で、交通の便もよいと人気です。
国土交通省が発表したことしの地価公示。
3大都市圏では、平均で、住宅地が0.5%、商業地が1.6%、それぞれ値上がりし、リーマンショック前の平成20年以来、6年ぶりに上昇に転じました。
消費税率引き上げ前の駆け込みや、低い住宅ローン金利が、住宅需要を押し上げたと見られます。
地価の上昇は、東日本大震災の被災地でも。
住宅再建に向けた土地の需要が高まっているからです。
全国の住宅地で上昇率が高い上位8地点を宮城県石巻市をはじめ、宮城県と福島県が占めています。
地価上昇を後押ししてきた住宅需要。
しかし、駆け込み需要の反動や建設資材の高騰で、業界では需要が落ち込むのではないかと、危機感を強めています。
そこで力を入れているのが、割安感を前面に出した中古マンションの販売です。
中古マンションのセミナーには、これまでの2倍の人が集まることもあります。
新築マンションを手がける大手も、中古市場に参入しました。
内装を最新のデザインに改修し、値ごろ感をアピールする戦略です。
例えば、こだわりを持つ人が多いキッチン。
面積を広くして、食器洗浄機も最新のものを取り入れました。
壁も取り外し、ゆったりとくつろげるリビングに改装しました。
価格は1LDKで2650万円。
周辺の新築より、2割から3割ほど安い設定です。
一方、これまでにない付加価値で、消費者を引きつけようという動きもあります。
この家は、屋根全体が太陽光パネルです。
住宅メーカーでは、これまでの3倍近い発電が可能になり、仮に20年間、電力を買い取ってもらった場合、1000万円以上の収入が得られるとしています。
好調な住宅需要に支えられ、ようやく都市部で上昇の兆しが見え始めた土地の価格。
この勢いを持続させるための試みが始まっています。
さて、受験シーズンもほぼ終わって、もうすぐ入学の季節です。
大学入学者は、毎年およそ60万人。
少子化の中で、大学進学率は50%。
各大学が、学生の獲得にしのぎを削っています。
一方で、専門家の推計では、20年ほど前に、入学者の5%だった中退者が、ここ数年は10%、6万人に上ると見られています。
学生の中退をどう防ぐかは今、大学教育の大きな課題になっています。
都内に住む23歳の男性です。
今、仕事を探しています。
男性は3年前、大学2年生のときに中退しました。
出欠を取らない授業が多く、欠席しがちになり、単位が取得できなかったといいます。
男性は中退後、アルバイトを続けてきました。
正社員を目指して、採用面接を受けていますが、内定を得ることはできていません。
専門家の調査では、大学を中退した若者の70%が、アルバイトやパートなど、非正規雇用の仕事に就いていることが分かっています。
中退の実態を調べている専門家です。
大学を中退する人は、ここ数年、入学者の10%を占めていると分析しています。
進学率が上がる中で、目的を持たずに大学に入る若者が増えていることが大きな要因だといいます。
どうすれば学生の中退を減らすことができるのか。
各地の大学で対策が始まっています。
国立金沢大学です。
学生たちが次々と触れているこの機械。
大学が今年度から導入した、出席管理システムです。
学生証を機械にかざすと、データが担当教員のパソコンに送られます。
赤くなっている所が欠席になります。
欠席が3週間続くと、教員が学生に電話をし、指導することになっています。
中退する学生の多くは、授業を欠席しがちになるため、その兆候をつかむことがねらいです。
中退する学生の増加は、大学の経営に関わる事態にもなりかねない。
危機感を強めているのが、長野県の私立松本大学です。
10年前、卒業までの4年間に中退する学生は17%に上りました。
このままでは大学の評判を損ね、志望する学生が減少するのではないか。
大きな課題になっていました。
そこでこの大学がまず取り組んだのが、入学が決まった高校生への指導です。
さらに入学前に学力を補う取り組みも進めています。
大学の入学前に使ってもらっている教材です。
この大学では、入学者の半数近くが、学力試験を課さない推薦やAO入試の合格者です。
授業についていけずに、中退するケースが少なくないため、中学校や高校での学習内容を復習する教材を、希望者に配布しています。
入学後も、就職を決め、卒業するまで、支援を続けます。
教員がマンツーマンでテスト対策や補習を行います。
この日、指導を受けていた学生は、授業についていけず、中退を考えたこともありました。
しかし、担当の教員の支援で、少しずつ単位を取得。
この春、6年かけて卒業できる見込みとなり、就職も決まりました。
こうした取り組みによって、中退する学生の割合は徐々に減り、昨年度の中退者は8%。
10年前の半分になりました。
ずいぶん手厚い対策を取っているようにも見えますが、こうした大学は、決して特別ではありません。
NHKが全国の主な大学にアンケートをしたところ、168校のうち90%の大学で、中退を防ぐ取り組みを行っていました。
中退した学生について、専門家は、長い間、非正規雇用で働いたり、無職のままだったりする人が多いと指摘しています。
文部科学省もことし、実態調査に乗り出しました。
中退の理由などを詳しく調べて、対策を検討するということです。
スポーツ、西堀アナウンサーです。
おはようございます。
さあ、センバツ高校野球、あさって開幕ですね。
きのう、この時間、甲子園での初練習を紹介したセンバツ初出場、宮城の東陵高校です。
東日本大震災で深刻な被害を受けた気仙沼市に学校があって、部員の多くが被災していますが、こちら、伊藤匠哉選手は、甲子園で活躍して、地元を元気にしたいと、強い決意で臨みます。
今月上旬、まだ雪の残るグラウンドで練習する東陵の選手たちです。
甲子園は26年前の夏に出場。
去年の秋、東北大会で準優勝し、初のセンバツを勝ち取りました。
ファーストの伊藤匠哉選手。
おー、ナイスキャッチですね。
秋の大会では、3番バッターとして、チーム2番目の打点を記録。
甲子園出場に貢献しました。
東陵高校のある気仙沼市。
震災から3年たった今も、その爪痕は色濃く残っています。
先日、私も行ってきましたが、復興はまだまだこれからという感じでしたね。
伊藤選手が被災したのは、中学2年生のとき。
家族はそれぞれが避難し、全員無事でしたが、自宅は津波で全壊しました。
ちょうどこの辺ですかね。
この陰になってる所。
伊藤選手は家族と共に、民間の賃貸住宅を仮設住宅代わりにする、いわゆる見なし仮設で暮らしています。
伊藤選手の甲子園出場は、野球好きの一家に笑顔をもたらしました。
真っ白になるべよ。
父親の浩志さんは元高校球児で、教員を務める中学校の野球部の監督。
6年生の妹も、小学校で野球を続けてきました。
そうなんですか。
震災から3年、伊藤選手は、改めて被災地に目を向けてもらうためにも、甲子園で活躍したいと考えています。
震災を乗り越えてプレーする姿は、本当にきっと多くの方の心に残ると思います。
頑張ってほしいですね。
東陵高校は大会3日目、同じくセンバツ初出場の、栃木・白おう大足利高校と対戦します。
ここまでスポーツでした。
では次のニュースです。
きょうから中国の瀋陽で行われる日本と北朝鮮の赤十字会談に合わせて、日朝の政府間の非公式協議も開かれる見通しです。
北朝鮮側が拉致問題の解決に向けた取り組みや、局長級による政府間協議の再開にどのような態度を示すのかが焦点です。
日本人の遺骨の返還などを巡る、日本赤十字社と北朝鮮の朝鮮赤十字会の会談は、およそ1年半ぶりとなった今月7日に続いて、きょうとあすの2日間、中国の瀋陽で行われ、これに合わせて日朝双方の外務省の課長級による非公式協議も開かれる見通しです。
前回の非公式協議で、日本側は、拉致問題の再調査や局長級による政府間協議の再開などを求めました。
これに対し、北朝鮮側は、拉致問題について解決済みだとしながらも、本国に持ち帰って検討する考えを示しました。
これに関連して政府内では、拉致被害者の横田めぐみさんの両親と、めぐみさんの娘で孫のウンギョンさんとの面会が、日本側が求めていた第三国で実現したことから、北朝鮮が対話に前向きなことの表れだという受け止めも出ています。
岸田外務大臣はきのう、次のように述べました。
日朝の政府間の非公式協議で、北朝鮮側が、拉致問題の解決に向けた取り組みや、局長級による政府間協議の再開にどのような態度を示すのかが焦点です。
続いてチェック!エンターテインメント。
江崎アナウンサーです。
おはようございます。
けさは大人気、こちらの方です。
嵐の櫻井翔さんですね。
今週公開される映画の試写会で、舞台あいさつをしました。
地方の病院に勤務する医師が主人公のこの映画、3年前、公開された作品の続編です。
櫻井さんといいますと、本当にさまざまな分野で活躍している印象がありますが、実は演技には、苦手意識が強いということなんですね。
前作のときにも、医師を演じるのにとても苦労したそうです。
その続編、どのような思いで臨んだのか、伺ってきました。
はい。
救急車、10分後に入ります。
地方の中規模の病院が舞台のこの作品。
櫻井さん演じる医師、栗原一止が、今の医療現場が抱えるさまざまな問題に向き合い、苦しみながらも成長していく物語です。
もっと医師としての自覚を持ってください。
医師としての話ではない。
人間の話をしているのだ。
強い個性を持った役を演じることが多い櫻井さん。
前作のときは、悩める主人公を演じるのに、大変苦労しました。
神様のカルテ2をしますよっていう話が来たときに、率直にどう思われましたか?最初。
結構、監督からいろんな指導を受けたりだとか。
そんな思いで臨んだ今回の作品。
たつ!
久しぶりだな。
なぜお前が。
櫻井さん演じる主人公も前作より成長し、病院でもより責任のある立場に。
それゆえ、家庭の事情を抱える同僚、病に倒れる上司、そして妻との間でまた悩みます。
でもその姿は、現在32歳の櫻井さんにとって、ある意味、等身大に演じられる役だったといいます。
今後なんですけれども、いろいろな仕事がある中で、こういう役者になっていきたいなっていうような思いはありますか?
アイドルとして、とても忙しい日々だと思うんですが、そうした中でも、こんなにじっくりと考えて、一つ一つの役と向き合っているんですね。
本当にね、真面目な方だなと思いました。
もう一つすごいと思ったのは、難しいこと、自分にとって難しいことに挑戦することで、新しい自分を見つけていく。
いや、これ、演技以外にも通ずる話だなと思いましたね。
そうですね。
櫻井さん、自分はまだ演技のことを語れる立場にないとおっしゃっていて、本当に謙虚なんですね。
でも、映画を見ていますと、本当に等身大、自然に役に入り込んでいるなと感じました。
チェック!エンターテインメントでした。
続いて気象情報です。
東京・渋谷、今はどんな様子でしょうか?渡辺さん。
けさは時々、ピューッと風が強まってきます。
北からの冷たい風なんですよね。
きのうは全国的に暖かな南風が強まりまして、関東や四国で春一番が観測されましたよね。
私も高知からの帰りの飛行機、ちょっと風が強くて飛行機がかなり揺れたことを覚えています。
さあ、春はこのように風の強い日が多いんですが、きょうのところはどうなのか、まずは風の予想から見ていきましょう。
この時間は特に北日本、東日本で北寄りの冷たい風が強まっています。
ただ、このあとの予想ですと、強い風の範囲が、だんだんと東へ移っていきます。
午後には風が弱まって、きょう日中は穏やかな天気になりそうです。
予報もきょう、晴れる所が多くなりそうです。
全国の予報を見ますと、全国的に晴れて風も弱まり、穏やかな天気になりそうです。
ただ九州では夜遅くになりますと、雨の降りだす所が出てきそうです。
予想最高気温です。
さあ、きょうは穏やかに晴れて、気温も高めの所が多いんですが、この天気は長く続きません。
あすは早くも天気が崩れてきます。
けさお伝えしているニュースです。
クリミア自治共和国のロシアへの編入を宣言しました。
プーチン大統領は、18日、ウクライナ南部のクリミア自治共和国を編入すると正式に宣言し、来年1月1日までの移行期間を経て、ロシアに完全に編入されることが決まりました。
プーチン大統領は演説で、欧米による制裁には決して屈しないという強硬な姿勢を示しています。
これに対し、アメリカのケリー国務長官が、プーチン大統領とロシアがやろうとしていることは歴史的な誤りだと非難するなど、欧米は激しく反発して、制裁の強化を検討していて、ロシアと欧米の関係は、冷戦後、最悪の状況となっています。
きのう、神奈川県三浦市の沖合の浦賀水道で貨物船どうしが衝突した事故。
沈没したパナマ船籍の船の乗組員のうち8人の行方が分からなくなっていて、海上保安本部は、空と海の両方から捜索を続けています。
患者と医師で決められるよう、改める考えです。
政府の規制改革会議は、健康保険が適用される診療と適用されない診療を併用する、いわゆる混合診療について、基本的な考え方をまとめ、対象となる診療行為は、選択療養と呼ばれる新たな仕組みを設けたうえで、患者と医師の責任で、個別に決められるようにすべきだとしています。
また、現在は一部の例外を除いて、患者が費用を全額負担していますが、一定の手続きの下で、健康保険が適用される診療行為には、保険を給付すべきとしています。
規制改革会議は、この考え方をもとに6月をメドに答申をまとめることにしています。
昨夜開かれた、政府の防災対策実行会議で、巨大地震の防災対策を強化する地域の案が示されました。
首都直下地震の際の緊急対策区域や、南海トラフ巨大地震の避難対策などを強化する推進地域などで、今月中にも地域指定が行われます。
2014/03/19(水) 07:00〜07:45
NHK総合1・神戸
NHKニュース おはよう日本[字]

▽緊迫ウクライナ情勢 ロシアの方針に欧米は ▽地価上昇で住宅は? ▽大学生の中退を防げ ▽櫻井翔が語る新映画

詳細情報
番組内容
【キャスター】阿部渉,鈴木奈穂子,【スポーツキャスター】西堀裕美,【気象キャスター】渡辺蘭
出演者
【キャスター】阿部渉,鈴木奈穂子,【スポーツキャスター】西堀裕美,【気象キャスター】渡辺蘭

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
スポーツ – スポーツニュース

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