(ナレーション)今年も後半に入り上半期ヒット商品が発表。
横綱は東が高級時計宝飾品西が住宅ローン他にも話題の商品やキーワードが並んでいますが実際50年後にはどうなっているのでしょう?そんなサバイバルの中で明治大正昭和平成山あり谷あり…今や国民的飲料の代名詞となったご存じ…爽やかな飲み物としての印象が強いカルピスですが実は飲むだけでなくこんなところやあんなところでも利用されていた!こちらは…ごはんのお供として大阪人になくてはならない…ライバル社に負けない伝統の味はなんともユニークな製造法に隠されていた。
そして…元祖たわしといわれる…えぇ〜!ここですか?オレでけへんわ〜。
オレでけへんわこんなん。
そう…そこで今回は……を大公開。
ブラックマヨネーズが世間の表と裏を徹底的にぶった斬る!常に楽しく時にいやらし〜く裏側をのぞき見するバラエティー!
(小杉)さあ今回は今も儲かってます!ロングセラー商品の裏側ですけども。
皆さんも昔から使ってるもんとかありますか?ミッツさんどうですか?
(ミッツ)えぇ〜私…何だろ?毛抜きだけは絶対に肌身離さず同じものじゃないと。
(小杉)もう絶対これじゃないとアカンっていうの。
あるんだけどでもそれが何のブランドかはわからない。
もうこのつまむ感じがいいんですよね。
何か…
(吉田)何でやねん!生意気って何やねん。
(円)むしろ何か…見栄張ってるって何や!抜くとこあるっちゅうねんオレかて。
ははははっ。
さあロングセラー商品の裏側まずはカルピスの秘密をのぞき見しましょうどうぞ!今年94歳を迎える国民的ロングセラー飲料。
それが初恋の味でおなじみカルピス。
無性に飲みたなってくるなこんなん見たら。
めっちゃいろんな味のやつを飲みました。
そういうことはよくしました。
今でも時々やります。
現在出荷本数は…バリエーションも…文字どおりカルピス社の看板商品カルピス。
1919年中国で事業を進めていた創業者三島海雲が内モンゴル地域で目にした発酵乳をヒントに日本発の乳酸菌飲料として誕生したカルピス。
名前の由来はカルシウムのカルとサンスクリット語で最上の味を意味するサルピスを組み合わせたもの。
発売当時ラムネ1本8銭の時代にカルピスは1本1円60銭。
およそ20倍の高価な商品でしたが新しい飲料として人気を呼び…ちなみにアメリカでは発音上の都合でカルピコと呼ばれているそうです。
そして販売本数…さらに…同い年や。
食文化の多様化で…そんなピンチを救った救世主がこちらの商品。
・白いKissまぶたではじけたときめきは
(CMのナレーション)
つまりでき上がったカルピスの缶入り。
それが1991年に発売し今もカルピス社の主力商品である…初年度の販売予定400万ケースのところなんと2000万ケースを超える大ヒットに。
ちなみに通常のカルピスは5倍に薄めて飲むのがベストだそうですが…。
スゴいな〜。
そこで開発担当者に伺うと…。
(田中)ご家庭でカルピスを水で薄めて飲んでいただくよりもですね…
(田中)なぜかと申し上げますといつでもどこでもカルピスの美味しさを飲んでいただけると楽しんでいただけるというコンセプトの商品なので屋外でもですねごくごくスッキリとですね飲んでいただけるというのが商品の味わいとしてのポイントになっていますのでそのへんでですね少し……というとこがポイントですね。
そうカルピスがロングセラーとなる裏には今までありそうでなかった商品カルピスウォーターの存在も大きかったのです。
ここで…カルピスの…これを遠心分離機にかけ乳脂肪分を取り除いた脱脂乳がカルピスに使用されます。
ちなみに……どうなるかというとこちら。
これ何だかわかります〜?
(さゆり)バターみたいなこと…。
実はバター。
なんとカルピス40本分でようやく1つの商品ができるというまさに幻のバターなんです!一方カルピスに使用される脱脂乳は……させるのですがそこで登場するのが乳酸菌と酵母が入った…このカルピス菌で2回にわたって発酵を行なうのですが…
(真鍋)カルピス菌がどのように見つかったかは記録がないため残念ながらわかりません。
(真鍋)なんとカルピスは老舗のうなぎのたれのように90年前に誕生してから継ぎ足して守ってきた秘伝のカルピス菌で作られていたのです。
国民的飲料のカルピスですが実は最近……ということが話題になりました。
確かに製菓会社とコラボしてさまざまな商品を発売されています。
その中でも一番の話題になったのがカルピス社員さんが考案した…ある意味料理にカルピスを加えることは衝撃的でした。
実際東京にある…ありました!カルピスレシピ。
カルピス入り…。
豚汁。
こちらの社員食堂では…結構入れるよ。
マーボー豆腐に?
(山口)料理にコクが出てまろやかになって美味しくなります。
和食中華洋食何でも万能調味料として使ってます。
酸味と甘み。
実はカルピスは万能調味料だったのです!先ほどの社員食堂。
見渡すと一見普通の食堂ですが…。
発見しました。
カルピスと同じ…男性社員のネクタイも水玉!「CALPIS」って書いてある。
(社員)人によっては…90年以上にわたるカルピスロングセラーはこんな愛ある社員さんたちにも支えられていたのです。
水玉持ちたなるな。
ところで皆さん……なのかご存じですか?カルピスの発売日は実は1919年7月7日つまり七夕の日なんです。
そこで七夕にちなみ天の川の群星をイメージして水玉模様にしました。
確かにパッケージをよく見ると天の川が。
というわけでロングセラー商品になった秘密がまだまだいろいろありそうなカルピスの裏側をさらにのぞき見!
(拍手)さあこちらにいろんなカルピスがありますけれども。
今はもうこういう形になっておりまして。
瓶のイメージも僕らはありますけどね年的に。
ミッツさんがグレープ。
(ミッツ)私グレープぶどう。
(さゆり)オレンジ〜。
どうですか?哲夫。
(哲夫)やっぱりこれダイエットなんでちょっとおとなしめの味のような。
甘み…甘さが。
はい。
気ぃするんですがこのペットボトルのこの蓋こういう感じで開くんで何か…何でやねん!カルピスやろどう見ても。
吉田さんはえ〜っとマスカット。
これ。
もうホンマぶどうこの世の中からなくなってもいいよこれあんねやったら。
マスカット…いやマスカットはマスカットで食べたいやろ。
さあそれではここでクイズです。
(高橋)
(高橋)正解された方にはカルピスが入ったカルピス料理を試食していただきます。
(ミッツ)この波ってこと?
(高橋)そうなんですよ。
このカルピスのボトルにあるちょっとこうなみなみになってる所ですね。
(ミッツ)あぁ〜。
確かに普通のペットボトルと違うね。
(高橋)そうなんですよ。
早押しでお答えください。
ピンポーン!ミッツさん。
(ミッツ)「女体」違います。
くびれますよみたいな。
違います女体じゃないです。
・ピンポーン!円さん。
(円)えぇ〜こういう波形でしょ。
だから情緒不安定な製作者の心…。
(小杉)何でそんなことするん?・ピンポーン!西田。
(西田)あの〜警察官が犯人を取り押さえて手をひねり上げてるとこ。
何でそんなことすんねん。
(西田)ちょっとこうなってるのが。
違う。
これね昔のカルピス懐かしい感じを再現してます。
(円)昔瓶…。
瓶を…。
瓶はどうやって売られてましたか?ピンポーン!さゆりさん。
(さゆり)紙に包まれてて。
はい!その紙の感じを再現しております正解!あぁ〜!
(円)そういうことか。
(高橋)細かいね芸が。
瓶を紙に包んでた頃を…。
(ミッツ)きゅっきゅっと。
あぁ〜。
(高橋)こちらですね。
ちょっとここら辺がこうひねってあるというか。
まだあるんや。
今はもうこの形で売ってないんですか?
(高橋)今売ってないと。
資料?これじゃあ。
(高橋)そうですね。
うわっ。
いいねぇ〜何かこれ高級感があって。
うん。
年配の方が思い出せるようにということですはい。
ということでさゆりさん正解。
(さゆり)やった〜。
さゆりさんにはカルピスそうめんを試食していただきま〜す。
えぇ〜?これはうまいやろ。
どういうことなんやろなこれ。
ちょっと甘なり過ぎるような気はするけど。
(高橋)こちらはですねそうめんつゆがごまだれ5カルピス2の割合で作っております。
ごまだれ5カルピス2って結構カルピス入ってるよな。
(高橋)そうですね。
いただきます。
もううまそやわ。
うん。
甘みが増しましたね。
あぁそうですか。
(さゆり)コクがスゴいです。
なっ。
いやでもやってるし。
冷や麦もやってるしなんやったら。
何やねん冷や麦って。
ちょっと太いそうめんのことや。
ちょっと先が溝付いてる箸に替えて…。
ええやないかべつに。
それこそ何とかせぇよお前自分で。
味わってください。
いただきます。
なるほど。
なるほどなるほど。
(円)えっ?まさか。
めちゃくちゃうまい!
(拍手)あっこれええわ。
そうめんも夏のイメージやしカルピスも夏のイメージ。
それが同時にくるから…
(円)ほぉ〜なるほど〜。
(西田)ははははっ。
ホンマにわかりました?あぁ〜言うたけど。
(哲夫)はいわかりました…そうそうそうそう。
むちゃくちゃやないかそれやったら。
さあ続いての問題はこちら。
(高橋)・ピンポーン!西田。
(西田)そんなことはやってない。
やってるわ!やってるわ。
(西田)やってないです。
めちゃくちゃやってる。
何年やってる思てんねんホンマに。
ピンポーン!哲夫。
配りますがきっちりお金は頂いております。
取ってない!そんなもん。
カルピスのこと何て思てんねんホンマに。
・ピンポーン!ははははっ!ミッツさん。
(ミッツ)ひな祭りでしょ3月だから年度末だからそこで飲まして次の年に年間契約…。
誰が幼稚園の年間契約…あのねそんな殺伐とした答えじゃなくて。
これもうひな祭りですから。
大人は何飲むんでしょうねひな祭りてね。
・
(観客)あぁ〜。
いいヒント出たんちゃいます?お客さんが「あぁ〜」と言う。
立派なクイズ番組みたいになってきましたよ。
(円)何かスタジオ見学の人がば〜っと言うたん聞こえてもうたんや。
はははっ!ちょっと…テレビ何年も出てんねから。
(円)答え言うの恥ずいわ。
確かにこの間…そのトラウマですか?そう。
ピンポーン!甘酒!正解!びっくりした!正解です。
(高橋)白酒の代わりとしてプレゼントされているそうです。
さあこの活動は1963年から行なっていて毎年およそ300万人の園児にひな祭り用のボトルと絵本をプレゼントされているそうです。
1963年から行なってますからね。
(高橋)円さんにはカルピスのり巻を試食していただきま〜す。
(円)ほう。
(高橋)ごはんに最後にカルピスを混ぜて。
酢飯?
(高橋)酢飯の代わりにカルピスも混ぜていると。
それどうなんやろうごはんに…。
(高橋)そしてまあ具材も卵焼きハムなど入れております。
子どもが好きそうな具になってんね。
さあどうでしょう円さんが首をひねっております。
普通の寿司のがええわオレ。
(西田)ははははっ。
でもねあの子どもが好きそうな感じちゃいます?確かに。
(ミッツ)醤油とか付けないほうが。
あっ醤油付けてもおいしいと思います。
ちょっと甘辛い感じでね。
ええ。
大阪人なら一度は口にしたことがあるロングセラー商品。
それがのり佃煮の…現在も……し食卓になくてはならないごはんのお供。
佃煮といえばうん…うん。
・いろはのいの字の磯じまん・とれとれ生のり味じまんかつてみんなが口ずさんだこのCMソング。
磯じまんはただのロングセラー商品ではなく大阪のソウルフード。
そんな…屋上にそびえ立つオブジェがインパクト十分の…1926年大阪で創業しここ都島区で本格的にのり佃煮の製造を開始。
そして1930年当時は画期的だった瓶詰め製品として磯じまんが誕生。
では一体どういう部分が画期的だったのか。
せっかくなので山本嘉一社長に伺ってみましょう。
(山本嘉一)当時は量り売りというかいわゆるばら売り商品やったんですね。
ばら売りの商品ですからどこの誰が作ったものやらいつ作ったものやわからん……まあ格好よく言えば食品の中では近代化するのが割合に早かったと。
こちらは当時の宣伝カー。
確かにブランド名の磯じまんをこれでもかとアピールしています。
のり佃煮という中身よりも磯じまんというブランド名を確立することがロングセラーへの第一歩だったのです。
それでは磯じまん製造の様子をのぞき見!原料はこだわった国産の青さのり。
特に伊勢湾で取れたものが多いそうです。
これを水で戻し機械で何回もろ過して不純物を取り除きます。
何や?これ。
何やら女性が黙々と作業をしていますがよ〜く見ると手元には…何取ってんの?これ。
一体何の作業をしているのか?聞きたいんですがあまりにも真剣すぎて…優しそうなこちらの堀内さんに伺うと…。
(堀内)機械でチェックしたあとさらにピンセットを使って人の手でチェック。
このこだわりが磯じまんの自慢。
この作業って疲れません?そんな苦労もありつついよいよ…味付けは主に醤油と砂糖そして少しの調味料だそうですが…。
おぉ〜何?これ。
堀内さんちょっと…こうして秘伝の配合で味付けされておよそ……磯じまんは完成。
これを瓶詰めしてキャップをするのですが。
行き先を追っかけてみると…。
そこにはまたもや真剣な表情の女性が。
何か指揮者のような動きをしていますがまたまた話しかけづらい雰囲気なので堀内さんこの女性は一体何をしているんですか?
(堀内)あれはですね…実はこの指揮者のような動きは……する作業だったのです。
ちなみにカンカンという音がすればOKなのですがボコボコという音がすればNGなんだそうです。
閉まり具合が悪いと品質低下につながるのでこれも大切な作業なんです。
ちゃうこと考えたら終わりやな聞いてられへんやん。
このようなさまざまなこだわりで作られる磯じまん。
一番の…3年ぶりに食べたとか3月ぶりに食べたとか…という方が食べられたときもですね…逆にいつまでもようやっとるなぁいうところが長生きの秘訣やと思いますね。
いつまでも変わらない味。
そんな磯じまんロングセラーの裏側をさらにのぞき見。
(拍手)スゴいですね発売82年なんですね。
ミッツさんあんまりなじみない…。
ない。
初めてちゃんと聞いたかもしれないこの商品名。
これあの大阪の各家庭絶対あるやつ。
(円)しかしあの商品管理スゴいね。
ピンセットでこれ1つずつ取るって大変な作業だよあれ。
結局最後は人間の目と手でっていう。
さあそれでは磯じまんの社長さん登場してもらいましょうどうぞ。
社長!
(高橋)磯じまん株式会社の社長山本嘉一さんです。
よろしくお願いしま〜す。
よろしくお願いします。
(拍手)せっかくなんでねまずは磯じまん頂きましょうか。
白ごはんを片手に。
これはうれしいね〜。
すいませんちょっといただきます。
(ミッツ)一番オーソドックスなやつは…。
えぇ〜発売始めたのはその赤い…。
赤い。
こっちがベーシックなやつですね。
(山本)そうですねはい。
うわ…「うまっ」てまだやろ。
(西田)まだです。
あぁ〜うま!これですわ〜。
(円)はははっ。
うわ〜懐かしい…何や磯じまん食って社長見たらオレ…
(笑い)特選って何がちゃうねやろ?
(山本)まあ特選のほうはですね伊勢の一番いい青さという原料のりを使ってる…。
磯の感じがスッゴいわ。
(哲夫)へぇ〜。
(山本)まあ発売時期もえぇ〜昭和になって昭和の…40年ごろですからあのやはり…。
…それ40年。
ホンマですか?
(山本)いやご…ごろ。
(円)ごろね。
はいちょっと今。
間があったからって適当こいてるんちゃいます。
がっちり思い出したんです時間かけて。
これ何?これ。
それはねしょうがの味付けですね。
「味しょうが」?
(哲夫)うまそうやな〜。
(さゆり)しょうが…甘く炊いたらおいしい。
(山本)ちょっと甘いですね。
あっこれうまいわ〜!
(西田)ははははっ!
(円)絶対うまいと思うわ。
これめちゃくちゃうまいやん!
(哲夫)えぇ〜。
ちょうどええ。
何でこんなひとの口ん中わかるんですか。
なぁ。
うん。
こんなん朝食いたいわぁ〜。
でも十分楽しい食事になるわ。
そして奥にあんのが?
(高橋)はいチンで釜めしができるという。
(西田)えっ?ご飯にこれを混ぜて電子レンジで温めるだけで釜めしになんの?
(山本)そうですね。
(哲夫)はぁ〜スゴい。
あっ本格的ですね。
(山本)ええありがとうございます。
これ電子レンジでチンしただけ?
(山本)そうですそうです。
(ミッツ)手軽に釜めしでしょ?何か…私何かCMとかやりますよ。
(笑い)ご一考ください。
ねぇいいですね。
(円)何でさっきまで初めて見たとか言うてたやん。
ははははっ。
(ミッツ)これでね。
(西田)僕らも飯なんで出してくださいよ。
(ミッツ)そうだねぇ。
カマ飯!カマ飯。
(哲夫)カマ飯や。
電子レンジで温めてカマ飯。
(哲夫)カマ飯ねぇ。
オレもカルピスに顔の水玉感アピールしとこかな。
無理やわそれは。
いやどれもおいしいですね。
それではロングセラーとなった裏側を聞いていきましょう。
まずはこちら…。
…とこれありますけど日本一古いんですか?日本一古い瓶詰めじゃないかと思いますね。
(さゆり・ミッツ)へぇ〜。
じゃあ桃屋のごはんですよ!よりこの磯じまんのほうが古いんですね発売としては。
(山本)そうですね。
(ミッツ)でも大阪の人はやっぱりごはんですよ!より磯じまんなんですよね?そうですね。
大阪の人はそうなんでしょうね。
(山本)まあおかげさんでそんなことでまあ今日もこうやって商売させていただいてますけれど。
はい。
続いてはこちら…。
これはどういうことでしょうか?
(山本)まあ昭和の末になるといろんな商品をこう新製品新製品ということで要求されます。
次に何かおいしそうな中に入れるものはないかなぁと。
たまたまカレーなんかの調味料にフルーツチャツネっていうのがあります。
まあそういうのからヒントを得てレーズンとかパインとかいうのをやりました。
残念ながら多少そのPR不足もあったんですけれどもまあちょっと失速をしたというか現在発売はやめておりますけれども。
もう開発じゃなくて…
(山本)ほんとにあはははっ発売しました。
平成元年1月に発売したんですけどもどれぐらいで販売終了ですか?
(山本)そうですね…資料的には1年で販売終了てなってますけど。
(笑い)
(円)今ちょっと…ちょっと悔しかったんよ。
(ミッツ)生産は1年でやめたけどまだ1年あったのよ。
続いてはこちら…。
これはどういうことでしょうか?のりの佃煮は白いごはんに付けて食べるだけと思ってられる方たくさんありますけどもまあ何か違う食べ方があるんじゃないかということでまあいろいろ提案がありましてまあそれを今日は用意さしてもらいました。
なるほど。
じゃあ僕らが食べてちょっと判断判定してみてもいいんですか?
(山本)はい。
日々ごはん以外の新たな食べ方を探しているという磯じまん。
それでは…。
我々が判定させていただきます。
まずはこちらです!
(さゆり)あはははっ。
(高橋)冷奴に磯じまん。
さあこれどうでしょう。
皆さん食べてみましょう。
はいはい。
結構こんもり載ってますね。
(山本)うん。
食べてください皆さん。
(さゆり)は〜い。
(山本)まああの〜お醤油のつもりで食べてください。
しっかりした豆腐やね。
うまい。
(哲夫)うん。
(円)これはうまいな。
(ミッツ)すっごい合う。
(円)これめちゃうまいわ。
(笑い)釜めし関係ないねんからもう関係ないでしょ。
(ミッツ)おいしそうに食べるから。
(哲夫)でもここまで豆腐しっかりされたら何か豆腐の味のことを考えてしまいがちですね何か。
豆腐…いろんな豆腐で試さんとわからないですね。
厳しすぎるやろ。
いやええがなこの豆腐でべつに。
さあ皆さん食べていただきました。
(高橋)それでは冷奴に磯じまんは有りか無しか判定をお願いします。
出た。
有り有り有り有り有り有り。
全員有り〜!
(哲夫)これはうまい。
(高橋)これはもう。
(円)これめちゃうまいもん。
社長これおいしいですよ。
いや〜…待ち切れずにね。
そんなキレんでもいいじゃないですか社長。
(円)これ何かお店でねお豆腐頼んだりする…冷奴。
これちょっと載ってると豪華や。
ねぇ。
(円)うまいしいいんちゃうかな。
これええわ〜。
お酒も進むしごはんも食べれる。
(円)豪華な感じするわ。
さあ続いてはこちら!
(哲夫)えぇ〜!
(笑い)続いてはこちら!
(哲夫)えぇ〜!
(高橋)なんとアイスクリームに磯じまん。
えぇ〜。
(高橋)こちらはですねクリームチーズ5磯じまん1ロゼワイン1となって混ぜております。
それをバニラアイスクリームの上に載せております。
(西田)知らない?
(山本)あの最近うちの社内のね。
若手が?若い社員が提案しましてね。
はい。
社長抜きでやったんですか?
(山本)そう。
ははははっ。
まあでも若手の社員の中では高評価やったと。
(山本)おいしかったっていう。
わかりました。
じゃあ皆さん食べてみましょうお願いします。
(円)ほっほぉ〜。
(山本)ははっ。
(高橋)あれ?
(ミッツ)うん。
う〜ん。
(さゆり)わぁ〜。
う〜ん。
(高橋)あら?反応がちょっと…。
う〜んう〜んう〜ん。
社長も是非。
(高橋)せっかくなんで。
(笑い)おっ?おぉ〜。
(円)うまい?う〜ん。
まず…まずくはない。
ええがなうまい言うてんねんから。
不思議そうに。
(山本)なかなか不思議なうまさです。
(高橋)判定にいきたいと思います。
アイスクリームに磯じまんは有りか無しか。
判定をお願いしま〜す。
あぁ〜。
無し無し無し無し無し無し全員無しということで無し!
(笑い)
(円)いやまずくはないしまあうまいんだよ。
うまいんだけど入れる必要はないやろという。
うまいんだよ…。
おいしいんですけど1回アイスだけで食べたらどうなるかなと思たんですよ。
あっのけてね。
はいで…おい。
(西田)あはははっ。
おい〜。
それが物語ってる?うん。
なるほど。
(ミッツ)クラッカーとかだったら絶対…もっとおいしいと思う。
クラッカー。
あっクラッカーね。
(円)ちょっと…あはははっ。
でもやっぱり社長のプレゼンした冷奴は通りましたけども若手のアイスは通りませんでしたからこれは…
(笑い)困りましたね。
(円)オマエらのおかげでえらい恥かいたやないか。
あはははっ!えぇ〜山本社長どうもありがとうございました。
(高橋)ありがとうございました。
(拍手)一家に1個は必ずあるロングセラー中の…実は亀の子たわしとは東京にある亀の子束子西尾商店の登録商標。
まさに元祖。
そんな…
(西代)ミサイルマンで〜す!
(岩部)わぁ〜。
さあ和歌山やって参りまして。
はい。
この和歌山に亀の子たわしを作っている工場がある。
和歌山といえばまあスタジオの吉田さんが定期的に白浜のほうに旅行へ行ってるそれは有名ですけども……っていうのはそんなに知られてないですよね。
そんな吉田さんのことどう思います〜?見事見事あっぱれじゃ!
(西代)いや…
(岩部)あっどうかしてるぜ…。
亀の子束子の工場は昔から原料が豊富だった和歌山にあります。
(西代)失礼します〜。
(岩部)こんにちは〜。
よろしくお願いします。
(西代)ミサイルマンです〜。
石井さんよろしくお願いします。
(石井淑子)よろしくお願いします。
(岩部)石井さんまたおきれいな。
(石井)そんなことないです。
(岩部)衣装で。
(西代)衣装?大阪のボケです東京から来られたんで。
これが商品?
(石井)はいそうです150種類ぐらいあるんですよ。
(西代)えぇ〜?
(岩部)ベタなあの形1個じゃないんですか?
(石井)いろいろあるんですよ。
(岩部)えぇ〜。
このように柄の部分までたわしになったものや若者向けの携帯ストラップまで亀の子束子は一般的なたわしだけでなくさまざまなたわしを販売するまさにたわしの総合メーカーなのです。
(西代)こんなんありますの。
何このストライプの。
(石井)こちらは体をマッサージするたわしです。
(岩部)あっ体用ですか?
(石井)はいそうです。
(岩部)これちなみに商品名は?
(石井)あっこちらタムラさんっていう名前なんですけども。
(岩部)タムラさん?
(西代)これどういう意味ですか?
(石井)かつていた従業員の名前を取っております。
あのちょっとシャレなんですけどムラがあるっていうことでタムラさんっていうのと。
ちょっと触ってみてください。
どうですか?うわぁ。
スゴい何か何?このたわしごしごしで汚れ取るとかよりもちょっと柔らかくて気持ちいいですね。
(石井)もう針金にこれ以上繊維が巻き切れない限界の繊維までこう巻き込んでますので。
(岩部)密度がスゴい…。
(石井)そうなんです。
(西代)そんなにこの毛がないやつでコスギくんいうの作ったらどうですか?あはははっ。
(西代)掃除全然でけへんけど2〜3本とかふさっとあるぐらいのやつ。
(岩部)ほぼほぼ針金のね。
(西代)ほぼほぼ針金の。
さらにこんなたわしも…。
これ何ですか?
(石井)
(西代)はあはあはあはあ。
(石井)ただかわいいので皆さん飾られてる方もいます。
(西代)オブジェでいいっすよほんまに。
どうする…。
同じです。
置いて?置いていただいてこうです。
オレでけへんわこんなん。
(岩部)今一応好感度上がって好感度下がってますんではい。
なるほど。
商品として意味はちゃんとあんねんや。
明治時代中期新しい発明に燃えていた…ヤシに似た植物シュロを針金で巻いた足拭きマットを開発し大ヒット。
しかし何回も使用すると毛先が潰れるなどの欠点もあり…。
そんなときそのシュロを曲げて掃除する奥さんを見て正左衛門は亀の子たわしの原型をひらめいたのです。
昔からわらや縄を束ねたものは掃除道具として使われていましたが針金で巻いたシュロを洗浄用に使うのは初めてだったのです。
そしていざ商品名を付けるときにあれこれ考えていた正左衛門。
そのときに彼の息子が言いました。
お父さん見て見て…。
そうだ。
亀はこのたわしに似ているし長寿で水にも関係がある。
こうして命名された亀の子たわしは1907年に発売されて大ヒット。
現在に至る大ロングセラー商品になったのです。
ここが工場です。
(西代)いよいよ。
えぇ〜!
(岩部)うわぁ〜!
(西代)ここですか?あぁ〜!…とは果たして?ここが工場です。
(西代)いよいよ。
(西代)えぇ〜!
(岩部)うわぁ〜!
(西代)ここですか?
(岩部)思てた広さとちょっと違いますね。
(西代)これが何個もあるんでしょ?ぶわ〜っと。
なんと亀の子束子はこの小さな工場で…
(西代)工場長!ものすごい…いやもう酒屋さんやん。
こちら工場長。
はい。
(西代)この規模でやってるんすか?
(北山)一応皆こういう…はい。
(西代)何人で?えっと製造が…
(西代)えぇ〜4人?やはり微妙な手先の感覚が必要なので手作りじゃないとだめなんです。
(岩部)あぁ〜スゴいなぁ〜。
(西代)一個一個が芸術品。
結構ね…たわしの…これを手作業で等間隔に裁断していきます。
そして裁断した繊維は棒巻きという作業でたわし状にしていきます。
(石井)こちらは…
(岩部)はあはあはあ。
伸ばした棒を作るってことですか。
(石井)はいそうです。
(西代)ここでの職人さんがこの亀の子たわしの密集度をつかさどってるってことですね。
(石井)そうです。
(西代)そのおとうさんの顔ちらっと見たいな〜振り向いて。
(西代)うわぁ〜!たわしみたいな顔してた。
これでも簡単に見えますけどね。
挟んでねじるだけ。
(石井)もうこれ作るだけでも3年以上は経験が必要です。
(岩部)はぁ〜。
(西代)おとうさんこの道は?・え〜っとね25の年から。
(岩部)25の年から。
(西代)今おいくつですか?
(西代)45。
(岩部)50年これ。
(西代)いやしとったんかい。
1回飽きたんかい。
というわけで岩部も…
(岩部)いいっすか?
(西代)おぉ〜いったいった…。
あぁ〜いったいったいった。
何よいけるやん。
(岩部)うわぁ〜何か…。
うわっ!切れた!
(岩部)うわぁ〜何か…。
うわっ!切れた!
(岩部)えっ何で?えっ?
(石井)素人。
素人?いや素人やけど。
ちょっと手で介しゃくせなアカンねん。
(岩部)あっそっか。
ほんなら分厚い所は針金にこの付加がかかり過ぎると。
・これ機械にできやんわけやん。
やっぱり手でねちょっと。
(岩部)うわぁ〜。
これでもう終わり?これ。
そら終わりや。
・もうぱあ。
ぱあ。
えぇ〜!マジか。
そして棒状に仕上がったたわしを刈り込みといわれる作業できれいに整えます。
うわぁ〜ホンマや。
もうきれい。
このように棒状のたわしがきれいになったらいよいよ…
(西代・岩部)うわ〜!
(岩部)ちゃんと真っ二つに。
曲げたたわしのセンターに縄をかけてより繊維が立つようにしたら針金を結んで完成。
(西代)うわ〜!完成や〜。
(岩部)スゴ〜い!このもう中の針金は見えない?
(石井)はい。
(西代)そしてこの形…。
(石井)女性がたわしって使うので女性の手のひらに合う形っていうことでこの形に。
(西代)う〜わ!気付かんかった。
(岩部)はぁ〜ちゃんと理由があるんですね。
(西代)むっちゃスゴいな。
こう考えたら僕某番組の最後ダーツで高級車…これ外れ的な感じでたわしってなってますやん。
あれちょっと変えなアカンのちゃいます?えっ?えっ?おとうさん何て?おとうさん何?変えやなアカンよ。
(西代)「変えやなアカンよ」。
ちなみにあのダーツのたわしは亀の子たわしではありません。
さらに裏側をのぞき見。
(拍手)
(高橋)さあスタジオには株式会社亀の子束子西尾商店の石井淑子さんと関谷紀男さんにお越しいただいております。
よろしくお願いします。
(石井)よろしくお願いいたします。
さあ目の前にたくさんありますけども。
(高橋)お持ちいただきました。
触ってもいいですよね?
(石井)どうぞ。
(ミッツ)これタムラさん?
(石井)そうです。
タムラさんスゴい柔らかい。
(さゆり)あっ柔らかい。
柔らかいです。
ちょっと思てるよりも柔らかいですよね。
(ミッツ)柔らかいですね。
あぁ〜これもうここも何か全身洗うやつですか?
(石井)はいそうです。
もうこのまま顔もいっても歯まで磨ける。
いやそらアカンよ。
それはやめとけ血だらけなるわオマエ。
(円)それかわいいわ〜。
(さゆり)かわいい。
それも泥落としで?
(石井)はいそうです。
あっそうかそうかやってみたいねどんなんなるか。
ホンマやな。
犬でちょっとやってみる?やってみたら。
(円)これもったいないな。
えぇ〜。
(円)えぇ〜。
それをどうすんの?いやいやいやだめです。
(哲夫)やらすんか。
泥落とすようにやってみてよ。
(高橋)ちょっといいんですかねほんとに。
(観客)ねぇ。
ほら〜。
そんな…たわしやから。
(さゆり)うわっ!でももうしゃあない。
これでやらへんて言うのはもうそれこそ偽善やもんな。
これはこうすることがこいつにとって幸せやから…。
そんなん言いながらやらんでええやんもうべつに。
うん。
どないやねん。
さあそんな亀の子たわしを実際に作らしてもらえるということで。
はい。
ありがとうございます。
というわけで……するんですが。
出来ました。
まだ出来てへんわ。
それでは…うまくできるのか!?よろしくお願いします。
(関谷紀男)お願いします。
はいこれをじゃあお願いします。
こっから?
(関谷)はいまずこう縄を…。
「ハァ〜」て何や!
(関谷)こっちですね…。
帰ってもええねんで。
そんなハァ〜とかいきなり。
(関谷)ヨリをこう戻すんですね。
「ヨリを戻す」?
(関谷)はい。
(関谷)あのここから曲げます。
真ん中ぐらいで大体。
あぁ力いるんかい…。
ここはいらん思てたわ。
ぷるぷるぷる…。
まだ出来てへんわ。
まだですよ。
(関谷)はいそこまでいったら…。
(円)たわしを最後スタジオで作るってオマエ…
(円)どんだけ地味なVTR…。
(関谷)こう1周させます。
1周させる?これはなかなかやぞ。
(関谷)たわしを回すような感じですね。
何かオレがやると刑務所の作業感がスゴい。
(笑い)125号!はい!これ終わりですか?
(関谷)はいちょっとこれ針金がここ出てますから畳みます。
いや関谷さんが直すんかいほんで。
うわこれもうちょっと力いるわ意外に。
思たより大変そうやったな。
おう。
(さゆり)ははははっ!確かに。
横から関谷さんがこれはこうでねこれはこうでね言うて。
石井さん関谷さんどうもありがとうございました。
(石井)ありがとうございました。
さあ今回はロングセラー商品の裏側でしたけど円さんどうでしたか?
(円)最後は人の力というかね人のチェックがあったりとかいうのはねやっぱあるんでしょうな。
全部そうですよね。
(ミッツ)私もほんと磯じまんの社長にちょっとまた名刺頂きにいかないと。
釜めし狙ってるなぁ。
(円)磯じまん初めて知ったんやろ?ひどいな。
ご縁ですよ。
そうですね「ウラマヨ!」また来週お会いしましょう。
さようなら。
(拍手)顔もいっても歯まで磨ける。
いやそらアカンよそれはやめとけ。
2014/03/19(水) 01:15〜02:14
関西テレビ1
ウラマヨ![再][字]【あのロングセラー商品の裏側!カルピス・磯じまん・亀の子たわし】
今回は「ロングセラー商品の裏側」を一挙紹介!1919年に登場したカルピスや、ご飯のお供として愛され続けている磯じまんなど、ヒット商品に隠された秘密に迫る!
詳細情報
番組内容
今回のウラマヨは「いまも儲かっています!あのロングセラー商品の裏側」!誰もが知っている初恋の味「カルピス」、大阪の味「磯じまん」、明治の大発明「亀の子たわし」の裏側を徹底のぞき見する!
●1919年に登場し大ヒットした乳酸菌飲料「カルピス」。誰もが知っているカルピスの裏側をのぞき見。『カルピスの水玉模様は「天の川」をイメージしている』『カルピス株式会社の経営危機を救った救世主は
番組内容2
「カルピスウォーター」だった!』『カルピス社員は愛社精神が強すぎて、水玉模様を着ている?!』など、知られざる秘密が続出!また“カルピスを調味料として使った美味しい料理”を賭けて、スタジオでクイズに挑戦!あまりの美味しさにブラマヨ小杉も思わず「ヒーハー」!
●1930年に登場し、大阪の味としてヒットし続ける「磯じまん」。『製造工場には蓋を叩き続けるスゴ腕職人がいた!』『失敗作はレーズンと
番組内容3
パイン味の磯じまん!』など、ビックリ裏エピソードを公開。また社長自らお勧めする、“磯じまんの新しい食べ方”をウラマヨメンバーが審査する!
●1907年から今もヒットし続ける「亀の子束子」の工場をウラマヨリポーターがのぞき見。シュロという材料を針金で束ねて、ねじって束子を作るスゴ腕に仰天!その束子作りにブラマヨ吉田もチャレンジ!多くの人に愛されるロングセラー商品の裏側を、家族そろってお楽しみに!
出演者
【司会】
ブラックマヨネーズ
【パネラー】
円広志
ミッツ・マングローブ
・さゆり(かつみ・さゆり)
笑い飯
【アシスタント】
高橋真理恵(関西テレビアナウンサー)
【ゲスト】
●磯じまん株式会社
山本喜一
●株式会社亀の子束子西尾商店
石井淑子
関谷紀男
ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
バラエティ – お笑い・コメディ
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