NHKニュース おはよう日本 2014.02.03

おはようございます。
7時になりました。
行方が分からなくなって1週間。
札幌市の小学3年生の女の子が、昨夜、自宅近くのアパートで無事保護されました。
警察は女の子を監禁したとして、このアパートに住む26歳の無職の男を逮捕しました。
男は容疑を否認しているということです。
女の子が保護されたのは、昨夜10時半過ぎでした。
警察は、札幌市白石区の無職、松井創容疑者を監禁の疑いで逮捕するとともに、行方が分からなくなっていた小学3年生の幡谷りなさんを、松井容疑者の自宅アパートの居間で保護しました。
警察によりますと、女の子にけがはなく、保護されたときは泣いていましたが、ほっとした様子だったということです。
女の子の行方が分からなくなったのは、1週間前の先月27日でした。
午後3時ごろ、女の子は学習ノートを買いに行くと言って、自宅から近くの商店に出かけました。
その後、近くのコンビニエンスストアの前で、自宅の方向に歩いているのを、同級生らが目撃していました。
しかし夕方になっても帰宅せず、行方が分からなくなりました。
警察は、女の子が事件や事故に巻き込まれた疑いがあると見て、自宅周辺の防犯カメラの分析を進めるなど、連日、態勢を強化して女の子の行方を捜してきました。
その結果、浮かび上がったのが松井容疑者でした。
松井容疑者のアパートの近くに設置された防犯カメラに、女の子が不審な男の後ろを歩く様子が映っていたことや、警察に寄せられた不審者の情報などから特定されたということです。
昨夜、捜査員が自宅から出てきた松井容疑者に、女の子はいるかと職務質問したところ、いないと答えたということですが、アパートの部屋を確認し、女の子を見つけたということです。
警察によりますと、松井容疑者は女の子と面識がなく、当時、女の子の自宅マンションの駐車場で待ち伏せていました。
そして、ちょっと来てなどと声をかけて、自分のアパートに連れていったということです。
女の子の自宅と松井容疑者のアパートとの距離は、およそ350メートルでした。
保護された女の子の両親は、今回、警察や捜査員、協力していただいた皆様、学校の教職員、父母の皆様のおかげで、次女を見つけることができ、心から感謝いたしますというコメントを出しました。
また女の子が通っている小学校の男性教諭は、無事に見つかってとにかくよかったのひと言で、本当に心からほっとしている。
警察などから情報の確認を行い、詳細な状況を確かめたいと話しています。
捜査が行われています、札幌市の白石警察署には高橋記者がいます。
高橋さん、どのような捜査で松井容疑者の逮捕につながったんでしょうか?
捜査が急展開したきっかけは、市民からの情報提供でした。
きのうの昼ごろ、怪しい男がいるという情報が寄せられたため、警察は似顔絵を作成して、捜査を進めてきました。
さらに女の子の自宅と直線距離で350メートルほどの松井容疑者の自宅近くの防犯カメラに、女の子が男の後ろを歩く様子が映っていたことも分かりました。
市民からの情報と防犯カメラの映像から、警察は松井容疑者を特定したということです。
そして今後の捜査は、どのように進められるんでしょうか?
これまでの調べに対して、松井容疑者は事実とは違うと、監禁の容疑を否認しているということです。
警察は松井容疑者がどのようにして周囲に気付かれずに女の子を連れ去ったのか、未成年者誘拐の容疑でも捜査は進める方針で、当時の状況などについて、詳しいいきさつを調べることにしています。
東京都知事選挙は、投票日まで1週間となりました。
人口1330万、予算総額は13兆3000億円の巨大首都東京。
おはよう日本では、きょうから3回にわたり、東京が直面し、日本全体にも関わる、さまざまな課題について掘り下げたいと思います。
1回目は、2020年東京オリンピック・パラリンピック大会と、防災対策を見据えた街づくりです。
2020年のオリンピック開催決定で注目されている、東京の街づくり。
50年前、1964年の東京オリンピックでは、開催もきっかけとなり、西へ西へと開発が進みました。
それに対して今回は。
東京都がまとめた2030年までの人口予測です。
赤い部分、開発が進む湾岸地域で増える一方で、前回とは違い、西の地域は減る予測になっています。
さらに今、東京の街づくりで焦点になるのが、首都直下地震への備えです。
国の想定では、東京を中心に最悪で2万3000人が犠牲となり、被害額は95兆円と、国の年間予算に匹敵するとされています。
加速する都心への一極集中。
そうした中で、地域の防災力をどう高めていけばいいのでしょうか。
オリンピックを見据え、開発が進む東京都中央区です。
急ピッチで進められる幹線道路の工事。
東京湾の湾岸地域へのアクセスが飛躍的によくなります。
今の計画では、3800億円以上を当時、2施設整備を進めるとされている今回のオリンピック。
湾岸地域には選手村をはじめ、多くの競技会場が集中する予定です。
世界最大級の市場、築地市場も移転を予定。
さらに大規模なマンションやオフィスビル、大型商業施設も周辺に次々と建てられています。
選手村の予定地近くに建設される、タワーマンションのモデルルームです。
毎週末、30代から40代を中心に、大勢の客が訪れています。
このマンションでは、最新の技術で防災対策に取り組んでいることもアピールしています。
高層マンションでは、災害時に孤立するおそれもあるため、各フロアに食料や水を常備するなど、備えに力を入れています。
湾岸地域がオリンピックで勢いづく一方、街づくりに不安を抱えている地域もあります。
東京の西部、多摩市を中心に広がる団地、多摩ニュータウンです。
開発が始まったのは、前回のオリンピックが行われた、高度経済成長期真っただ中。
爆発的に人口が増えていた、東京の住宅不足を解消するため、広大な丘陵地帯を造成して開発されました。
入居には20倍の抽せんが行われ、夢のニュータウンといわれました。
しかし今では、若い世代が利便性などを求めて街を離れ、空き室が目立つようになりました。
人口の減少が予測される中、モノレールの延長計画は具体的なメドが立たないままです。
防災対策もなかなか進んでいません。
団地には古い建物が多く、耐震基準を満たしているかどうか確認できていない所もあります。
前回のオリンピックのあとに、この団地に入った恩澤守人さん、千鶴子さん夫婦。
団地の防災対策の世話人です。
この日は倉庫に保管している防災器具の確認に向かいました。
消火器を取り出してみると。
20年以上、中身の詰め替えが行われていませんでした。
自治会の予算も限られる中、備品の維持・管理が難しくなっています。
丘陵地帯で階段や坂が多いこの地域。
若い住民が減り、災害時に水などの救援物資を誰が運ぶのかも課題になっています。
これから自分たちの街をどう維持していくのか。
恩澤さんは不安を感じるといいます。
巨大首都東京のリーダーを決める都知事選。
東京が直面する都市整備や街づくりの課題に、どう向き合おうとしているのでしょうか。
ここからは報道局の臥雲記者と共にお伝えします。
臥雲さん、東京をどのような都市にしていくのか、多様なさまざまな論点があると思いますけれども、6年後のオリンピックの在り方、東京の都市づくりに影響を与えそうですね。
そうですね、50年前のオリンピックは、高度経済成長期の東京、ひいては日本を象徴していました。
当時作られた都市の基盤にさまざまなひずみが表面化している今、オリンピックは東京をどういう方向でつくり替えていくかを示す、いわば都市づくりの指標になると思います。
こちらは6人の候補者に各テーマについて、20字以内で回答してもらったものです。
届け出順に見ていきたいと思います。
宇都宮さんは、新しいオリンピックのモデルと掲げていますね。
宇都宮さんが目指すのは、コンパクトで環境に配慮した大会です。
大型開発は行わないとしていまして、メイン会場となる国立競技場は、今の新設する案を見直して、改築にとどめることも検討するとしています。
次の中松さんは、発明家としての発想力をアピールしています。
続いて田母神さんは、安全で快適な街をつくるということですね。
田母神さんが掲げる安全は、元航空幕僚長の経験から、自衛隊も含めた危機管理体制を確立して、テロ対策に万全を期すというものです。
また快適という面では、インフラの整備で街の景観を美しくするとしていまして、一例として電柱・電線の地中化を掲げています。
そして舛添さん、史上最高の五輪で世界に発信。
これは具体的にどういうことでしょうか。
舛添さんはオリンピックを機会に、東京を世界トップの座に押し上げたいと訴えています。
具体案としては、公共交通機関の利便性を向上させることや、先端的な情報通信サービスを整備することを訴えています。
そして細川さんは、簡素で優美なオリンピックを目指すとしていますね。
細川さんは、過大な施設計画は見直すこと、そして競技施設や選手村に自然エネルギーを導入することを訴えています。
併せて東北の各都市と共同でイベントを開催して、復興の象徴にしたいとしています。
さらにインターネット関連会社役員の家入さんは、東京の魅力を文化面で発信したいとしています。
そして、もう一つ、東京の街づくりで避けて通れないのが、首都直下地震などへの備えですよね。
いずれの候補者も防災対策の強化を大きな課題と位置づけていますけれども、力点の置き方には違いが見られます。
まず、宇都宮さんは、インフラの整備については補強、つまりメンテナンスに力点を置いています。
また個人住宅に対する財政支援の必要性も掲げています。
次に中松さんは、耐震性に関する発明で都民を守るとしています。
田母神さんが強調するのは強じん化です。
すべての公共施設の耐震力を強化することや、防潮シェルターを設置することを掲げています。
舛添さんは東京の技術力と経験を生かすとしていまして、具体的には首都高速道路の老朽化対策を進めることや、官民一体で防災プランを策定することを掲げています。
細川さんが掲げるのは、樹木の延焼を防ぐ機能を生かした防災ネットワーク作りです。
公共事業による対策には抑制的な立場です。
最後に家入さんは、人と人との助け合いが鍵だと主張していまして、シェアハウスの普及などを図るとしています。
候補者の方々の主張を整理してきましたけれども、今回の知事選挙で、都市づくり政策のポイント、どんなところでしょうか。
VTRでもご覧いただきましたように、東京は経済や人口の都心回帰が加速して、都心と郊外に二極分化しつつあるといえます。
国際的な都市間競争や、超高齢化といった課題を抱える中で、この都心と郊外に、どのようなバランスと優先順位で、政策の立案や予算の配分を行っていくのか、この点がこれからの東京の都市政策を考える大きな視点になると思います。
ここまで報道局の臥雲記者とお伝えしました。
あすは少子高齢化の課題を考えます。
大阪市の橋下市長は、大阪府と大阪市を統合して再編する大阪都構想の実現が今のままでは困難で、市長選挙で都構想の是非を改めて市民に問いたいとして、市長を辞職することをきょう正式に表明する見通しです。
これに対し、ほかの政党からは対立候補を擁立する必要はないという指摘が出ている一方で、選挙を通じて都構想への反対を明確にすべきだという意見も出ています。
大阪府と大阪市を統合して再編する大阪都構想。
大阪維新の会の代表を務める大阪市の橋下市長は、来年4月の実現を目指していますが、4つある再編案を1つに絞り込むことに、維新の会以外の政党から理解が得られておらず、今のままでは実現は困難だとしています。
このため、橋下市長はおととい開かれた維新の会の会合で、市長選挙で都構想の是非を改めて市民に問いたいという意向を示していて、きょう午後、記者会見して市長を辞職することを正式に表明する見通しです。
維新の会の幹事長を務める大阪府の松井知事はきのう次のように述べ、橋下市長の対応に理解を求めました。
これに対し、ほかの政党からは、市長選挙を行っても市議会の会派の構成は今のままで、都構想を巡る状況が変わるわけではないので、対立候補を擁立する必要はないという指摘が出ている一方で、選挙を通じて都構想への反対を明確にすべきだという意見も出ています。
自民党などは、橋下市長の会見を踏まえて、今後の対応を検討する方針です。
公職選挙法の規定では、市長から辞職の申し出を受けた市議会議長が、市の選挙管理委員会に5日以内に通知し、そのあと50日以内に、市長選挙が行われることになっています。
高校生の快挙に喜びが続いています。
世界の若手バレエダンサーの登竜門といわれる、ローザンヌ国際バレエコンクールで、日本人の高校生2人が1位、2位を独占しました。
二山さんの最優秀賞は、日本人男性として25年ぶりです。
1日行われた最終審査。
曲と一体となった大きな演技と、高い技術を見せた二山さん。
審査員から最高得点を得ました。
地元の高校生からも、喜びの声が上がっています。
こちらは7年前、小学校高学年のころの映像です。
ステージの中央で踊っているのが二山さんです。
このころから、もう堂々とした演技ですね。
落ち着いてますよね。
バレエを始めたきっかけは、仲のよかった女の子がバレエ教室に通っていたからだったといいます。
当時指導していたバレエ教室の講師は。
親から見ても、二山さんはどんどんバレエにのめり込んでいったといいます。
25年前、日本人で初めて優勝した熊川哲也さんをはじめ、多くの若手ダンサーがなぜこのコンクールを目指すのか。
入賞すると、世界の名門バレエ学校や、バレエ団で学ぶチャンスが与えられることが大きな魅力になっているといいます。
二山さんの視線も世界の舞台へと向かっています。
舞台に立っている二山さん、技術はもちろんですが、華がありますよね。
信号待ちでアラベスク。
本当にね、世界の舞台で活躍してほしいと思います。
では次です。
新たな真実は明らかになるのでしょうか。
オウム真理教の諜報省トップとして非合法活動に関わった井上嘉浩死刑囚が、きょう行われる平田信被告の裁判で証人として出廷します。
それを前に、井上死刑囚の手紙が、関係者を通じて、NHKに届けられました。
誠心誠意、証人としての責務を果たす。
関係者を通じて、NHKに届いた、井上死刑囚の手紙です。
きょうから平田被告の裁判に証人として出廷する井上死刑囚。
手紙の日付は6日前の先月28日となっていました。
16歳で教団に入り、麻原彰晃、本名・松本智津夫死刑囚の側近中の側近といわれた井上死刑囚。
教団では、さまざまな非合法活動を担う諜報省のトップを務め、地下鉄サリン事件のほか、都庁爆破事件など、10の事件に関わり、一連の事件で死亡した人は15人に上りました。
裁判では5年前に、最高裁判所で死刑が確定しています。
手紙の中で井上死刑囚は、一連の事件について、オウム事件は松本死刑囚一人だけで起こすことはできず、私をはじめ、信者が大勢いたことも理由だと記しています。
さらに、事件の再発防止のために、当時の信者一人一人が責任を自分のものと受け止めることが大切で、罪の自覚を持って誠心誠意、証人として責務を果たしたいなどと記しています。
井上死刑囚が出廷する平田被告の裁判。
今回審理されている公証役場事務長の拉致事件では、井上死刑囚がリーダー役を務め、死亡した事務長の遺体を焼却したとされています。
その井上死刑囚、3年前、事務長の遺族に対し、殺害された疑いがあるなどと書いた手紙を送っていました。
これについて、先月裁判で証言した中川智正死刑囚は、意図的に殺害したことはないなどと否定。
きょうの法廷では、こうした説明の違いや事件のいきさつなどについて、どのような証言を行うか注目されます。
続いてはソチオリンピックについて、西堀アナウンサーです。
おはようございます。
あと4日、いよいよですね。
今週、もう開幕しますよね。
そのソチで金メダルが期待される、スキージャンプの高梨沙羅選手が、また新たな記録を打ち立てました。
オリンピック前、最後のワールドカップ。
17歳の高梨は連続優勝を狙いました。
その1回目。
どうだ?
着地は決めますが、88メートル50で2位となります。
そして2回目。
いいジャンプだ!よし。
この日の最長不倒となる92メートル50を飛びました。
大ジャンプですね。
高梨は2戦続けて逆転優勝。
今シーズン10勝目となり、ライバルのサラ・ヘンドリクソン選手を抜いて、シーズンの最多優勝記録を更新しました。
高梨選手はこれがワールドカップ通算19勝目。
で、スキーのワールドカップでノルディック複合の荻原健司さんが持つ、日本選手の最多優勝記録にも並びました。
このままの勢いでオリンピックに臨んでほしいですよね。
そうですね。
続いては、そのソチオリンピックで、悲願のメダル獲得を目指すこの選手。
上村愛子選手ですね。
スキーフリースタイルモーグルの日本代表の選手たちが、初練習を行いました。
モーグルの代表選手たちは、前の日にソチに入ったばかり。
夕方からオリンピック会場で初めて練習しました。
上村選手は5回目のオリンピックで、初めてのメダル獲得を目指します。
多くの選手が練習を早めに切り上げる中、2時間近く練習。
エアは飛びませんでしたが、本番のコースの感触を、入念に確かめていました。
伊藤みき選手は、去年12月に右ひざを大けがし、オリンピックが今シーズン初めての実戦となります。
伊藤選手もエアは飛ばず、慎重にターンの練習を繰り返していました。
モーグルは女子が今月6日、男子は10日に競技が始まります。
そして、ソチの現地には阿部アナウンサーがいます。
阿部さん。
ドーブライエー・ウートゥラ!おはようございます。
ソチにやって来ました。
日本からモスクワまでおよそ10時間。
そこからさらに飛行機を乗り継いで2時間半。
いやー、遠かったですね。
結構かかりますね。
私たちが今いるのが、さまざまな競技の施設が集まっているオリンピックパークです。
こちらの時間で今、午前2時半なんですが、この時間もライトアップされているんですね。
そのうちの一つ、あちら、見えますか?青い屋根が輝いています。
アイスホッケーの会場の建物ですね。
こちらの会場内、歩いて行ける距離にさまざまな施設が作られているんです。
そして今、照明が当たって、赤く輝いているドーム型の建物がありますね。
光ってますね。
あれは競技のあとに、メダルが授与されるステージなんですね。
ここで多くの日本選手、メダルを受け取ってほしいですよね。
期待したいですね。
さあ、オリンピックが開かれるこのソチ。
でも一体どんな街なのか、なかなかイメージが難しいという方も多いかもしれません。
ソチの街の様子を見てきました。
ソチの中心部です。
世界各国から、オリンピックの観戦に訪れる人々の姿も目立ち始めています。
そして気になるのは、やっぱり食べ物。
市場を訪ねました。
ロシアでも温暖な地域にあるソチ。
冬でも取れたての果物が所狭しと並びます。
中には日本でおなじみの果物も。
見た目は日本のみかんと同じように見えますけど、じゃあ、いただきます。
うん、甘い。
おいしいです。
で、日本のみかんとの違いはそんなにないですね。
そして店一番のお勧めがザクロ。
この地域の特産で、その場で新鮮なジュースとして味わえます。
おーっ!酸っぱい!結構酸っぱいですね。
市内の外国語学校です。
こちらの学校でも、オリンピックの開幕に向けた準備が進められています。
市民の皆さんの歓迎ムードも高まっています。
60人の生徒が、ボランティアとして観光客を英語で案内するためのレッスンを受けていました。
私も飛び入りで参加してみました。
ちょっとうまくいきませんでしたね。
生徒たちもオリンピックの開幕を心から待ちわびています。
多くの方と触れ合いましたが、ソチの皆さんの、まさにおもてなしの気持ちを感じることができましたね。
さて、きょうはフィギュアスケートの男子、スキージャンプの男子の選手の皆さんが、ここ、ソチに入ります。
いよいよオリンピックが近づいてきました。
それでは皆さん、ウダーチ!お元気で。
ウダーチ!って言うんですね。
ロシア語で言うんですね。
本当、ソチの街の様子見てると、いよいよオリンピックが始まるんだなっていう気持ち、高まりますね。
雰囲気も伝わってきましたね。
ここまで、ソチオリンピックについて、阿部キャスターから、現地から伝えてもらいました。
では次です。
反政府デモが続くタイで、きのう行われた議会選挙は、デモ隊の妨害で、選挙区全体の2割近くで投票が中止に追い込まれる事態となりました。
デモ隊が抗議行動を続ける構えを示す中、混乱の長期化が予想されます。
厳戒態勢の中、行われたきのうの選挙。
首都バンコクや南部では、デモ隊が投票用紙を保管する施設を封鎖するなどの妨害に乗り出し、選挙管理委員会によりますと、選挙区全体の2割近くに上る69の選挙区で、投票が中止に追い込まれました。
ただ、懸念されたデモ隊と政府支持派との大きな衝突などは起きませんでした。
これに対し、デモ隊を率いるステープ元副首相は、今回の選挙を認めない姿勢を示しました。
ステープ元副首相は、きょうもバンコク中心部で大規模な抗議行動を行う予定です。
今回の選挙では、最大野党がボイコットしたため、与党の勝利が確実視されていますが、選挙管理委員会は、投票が中止された選挙区などの再選挙が終わるまで開票結果を発表しない方針です。
このため、選挙による新政権の発足のメドは立っておらず、混乱の長期化が予想されます。
国会の今年度の補正予算案、与党側はあす衆議院を通過させ、安倍総理大臣がソチオリンピックの開会式に出発する、今週7日までに成立を図る構えです。
一方、民主党などは徹底した審議が必要だなどとして、与野党の駆け引きが続く見通しです。
国会は先月31日から衆議院予算委員会で、今年度の補正予算案を審議していて、きょうも安倍総理大臣らが出席して、基本的質疑が行われます。
与党側は、ことし4月の消費税率の引き上げによる景気の落ち込みを最小限に抑えるため、補正予算案を早期に成立させたいとしています。
このため、あす、衆議院予算委員会で集中審議を行ったあと、予算委員会と本会議で補正予算案を可決して、参議院に送り、安倍総理大臣がソチオリンピックの開会式に出発する、今週7日までに成立を図る構えです。
これに対し、民主党などは補正予算案には政府が有識者からむだを指摘され、削減したと発表したものと、同様の事業が含まれているなどとして、徹底した審議を求めています。
また野党側からは、衆議院だけではなく、参議院の予算委員会でも、集中審議を行うべきだという意見も出ていて、補正予算案の取り扱いを巡る与野党の駆け引きが続く見通しです。
続いて気象情報です。
きのうは各地で気温が上がりましたが、けさはどうでしょうか、渡辺さん。
きょうは2月の3日、節分です。
文字どおり、季節を分けると書いて、あす以降は暦のうえでは春となりますが、きのうは、まさに春本番のような暖かさになった所もありました。
そのなごりか、けさも全然寒くないんですよね。
手袋もなし、そしてマフラーももしかしたらいらないんじゃないかなというぐらいの感じなんです。
ただ、これでも油断はできません。
今夜からはぐーっと気温が下がります。
あす以降、しばらく、今季最強クラスの寒気が居座りそうなんです。
これは降れば平地でも雪となるような強い寒気です。
これが今夜から一気に南下して、あすには日本列島をすっぽりと覆いそうです。
そして、この寒気なんですが、あさって水曜日、さらには木曜日にかけて、しばらく居座って、あす以降はしばらく真冬の寒さが続きそうなんです。
予想最高気温を見ますと、きょうの日中はまだ春のような陽気の所も多いんですが、あすはこれだけがくっと下がります。
東京は18度から6度と、一気に12度も下がりそうです。
そしてその先は、今週木曜日ごろまで青の表示で、平年を下回る寒さの所も多いでしょう。
今夜からは寒くないように、暖かくしてお過ごしください。
気象情報でした。
けさお伝えしているニュースです。
女の子は昨夜、無事に保護されました。
警察は監禁の疑いで、26歳の男を逮捕。
男は容疑を否認しているということです。
札幌市白石区で、先月27日から小学3年生の女の子の行方が分からなくなっていた事件で、警察は昨夜、白石区の無職、松井創容疑者の自宅アパートにいた女の子を保護するとともに、松井容疑者を監禁の疑いで、その場で逮捕しました。
女の子にけがはないということです。
これまでの調べで、松井容疑者は女の子と面識がなく、女の子の自宅マンションの駐車場で待ち伏せしたうえで、自分のアパートに連れていったということです。
調べに対して、松井容疑者は容疑を否認しているということです。
2戦連続の逆転優勝で、シーズンの最多優勝記録を更新です。
ソチオリンピック前、最後の大会となった、ワールドカップ第13戦。
1回目で2位につけた高梨沙羅の2回目。
いいジャンプだ!
よし!
この日の最長不倒となる92メートル50。
今シーズン10勝目を挙げ、シーズンの最多優勝記録を更新しました。
同世代の快挙に、地元の若者たちからも喜びの声が上がっています。
若手バレエダンサーの登竜門として知られる、スイスのローザンヌ国際バレエコンクールで、長野県松本市の高校2年生、二山治雄さんが、日本人の男性としては25年ぶりに優勝。
2位には横浜市青葉区の高校1年生、前田紗江さんが選ばれました。
二山さんの地元、松本市では。
二山さんの視線も世界に向かっています。
遺体で見つかった内閣府の職員は、プサンで小型のエンジンなどを購入してた可能性があることが分かりました。
先月、北九州市の沖合で、ゴムボートが転覆して、近くで遺体で見つかった内閣府の男性職員。
先月上旬、韓国に入国し、出国した記録がないまま、行方が分からなくなっていたということです。
その後の調べで、職員が韓国へ入国後、南部のプサンで本人名義のクレジットカードを使って、ゴムボートに付ける小型のエンジンや、防寒着を購入した記録が確認されたことが分かりました。
転覆したゴムボートとエンジンは、いずれも韓国製だったということです。
海上保安本部などがさらに詳しく調べています。
2014/02/03(月) 07:00〜07:45
NHK総合1・神戸
NHKニュース おはよう日本[字]

▽首都決戦までわずか 巨大都市・東京の課題 五輪・防災・街づくり ▽開幕間近!ソチ五輪 阿部キャスター現地に

詳細情報
番組内容
【キャスター】近田雄一,鈴木奈穂子,【スポーツキャスター】西堀裕美,【気象キャスター】渡辺蘭
出演者
【キャスター】近田雄一,鈴木奈穂子,【スポーツキャスター】西堀裕美,【気象キャスター】渡辺蘭

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ニュース/報道 – 定時・総合
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