感染症対策に取り組む病院として通常より多くの診療報酬を得ている大阪医療センターで抗生物質が効きにくい腸内細菌の院内感染が発覚しました。
感染者は数年間で１１０人以上にのぼるとみられています。
関係者によりますと、大阪医療センターで院内感染が起きたのはメタロ・ベータ・ラクタマーゼ産生菌で、抗生物質が効きにくく、入院患者など免疫力が低下した人が発症した場合、肺炎や敗血症などを引き起こす可能性があります。
センターは消毒などの対応をとってきましたが感染が減らなかったため、先月、市の保健所に相談しました。
過去数年間の入院患者を含め調査したところ、およそ１１０人から菌が検出されたということです。
センターは感染した人数や詳しい原因を調査中で、２０日午後に会見するとしています大津市でいじめを受けていた男子中学生が自殺した問題で、大津家庭裁判所は元同級生の少年３人のうち２人を保護観察処分としました。
３年前、大津市の当時中学２年生の男子生徒がいじめを受け自殺しました。
元同級生の少年３人は、暴行などの疑いで家庭裁判所に書類送致され去年１２月から少年審判が開かれていました。
大津家裁は１４日、２人の少年について、自殺した男子生徒への暴行などの非行内容を認定し、「捜査や審判を経ても内省が十分に進んでいない」として保護観察処分とすることを決めました。
残る１人の少年については男子生徒への暴行は認定したものの、「保護処分の必要性まではない」として不処分としました。
男子生徒の遺族は「少年らが非行事実に向き合って反省し、１日も早く更生することを願っています」とコメントしています。
堺市が８６億円の震災復興予算を復興とは関係ない施設に使うのは違法だとして市民グループが住民監査請求を行いました。
おととし、国は震災がれきの受け入れを検討した堺市に８６億円の復興予算を割り当てましたが国からの協力要請が立ち消えとなり交付金を受け取るだけの形となりました。
堺市が、この予算をゴミ処理施設の建設や改修に使ったため市民グループは、「復興と関係ない施設に予算を使うのは違法だ」として全額返還を求め住民監査請求を行いました。
震災がれきを受け入れていないのに、国の復興予算が使われているごみ処理施設は堺市を含め全国に１０箇所あり、およそ２５０億円にのぼるということです。
2014/03/19(水) 00:17〜00:24
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