報道ステーション 2014.03.04

当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
≫こんばんは。
≫日本時間の夜7時半ですがプーチン大統領、今まで表に出てきておりませんでしたがこのウクライナそして、クリミアのことについて語りました。
そして、例えばロシアのクリミアでの行動を不正だというのであれば西側のイラク、アフガンそして、リビアでの行動はどう説明するんだと相変わらず強気の発言をしているんですがその中に西側と一方で折り合おうとしているのかというような柔軟ともとれなくもない発言も入り混じっています。
お聞きください。
≫長い間ウクライナ情勢についてカメラの前で発言してこなかったプーチン大統領が、語った。
≫ウクライナ南部クリミア半島へのロシアの軍事介入に対し欧米から非難が寄せられているプーチン大統領。
カメラの前で反論した。
≫大変申し訳ありません。
このプーチン大統領の会見の模様をもっとお伝えし、そしてウクライナの情勢をお伝えする予定だったのですが途中から別のVTRが届いておりません。
いきなりスタジオにおりることになってしまいました。
恵村さん、ここで恐縮なんですがこのあとプーチン大統領の発言をよく見ないとわからないところもあると思うんですけどやはり、強硬発言がメーンですかね。
≫大きく発言を変える気はないように聞こえました。
ロシア国内の国営の報道機関とか政府系の報道機関なんかはこれまでロシアの行動をすべて正当化してきてますので改めて、国内向けに自分の正当性を強調しておきたいという狙いが1つあるんだろうと思います。
もう1つは旧ソ連の国々とか中国を含めて今回のロシアの行動を支持してくれる国はありませんので孤独感といいますかね苛立ちみたいなものも感じられたと思います。
EUが6日に緊急の首脳会議を開いて今回の対応を協議するのですがそれまでにプーチン大統領に説明を求めているわけですよね。
その答えに当たる部分なわけですけど今の状況のままだと折り合いがつくのは難しい気がしますけどね。
≫恵村さんの見立てだとそうですか。
それでは、VTRが届いたようなので中盤から後半ご覧いただきます。
≫ヤヌコビッチ氏が正統な大統領だとしながらもこう述べた。
≫プーチン大統領がウクライナへの介入を正当化する一方クリミア半島の現場ではきな臭い事件も起きている。
ウクライナ国家を歌いながら行進する兵士たち。
手にしているのはウクライナの国旗だ。
そこに…。
≫ロシア軍とみられる部隊による威嚇射撃だ。
ウクライナ兵およそ300人は非武装で行進している。
場所はウクライナ南部クリミア半島の突端にあるセバストポリの軍用空港。
今はロシア軍とみられる部隊によって制圧されている。
≫ロシア軍とみられる部隊はシンフェロポリと黒海艦隊の基地があるセバストポリの空港を制圧したのを皮切りに複数の都市でウクライナ軍の部隊を包囲した。
本土とつながる道では検問所も支配下に置いている。
クリミア半島への軍事介入を着々と進めるロシア軍。
ウクライナ側の情報ではロシア軍1万6000人がクリミアに投入されたという。
しかし、上院がウクライナへの軍投入を承認したものの、まだ正式には軍隊を送っていないというのがロシアの立場だ。
≫着々と軍事介入を進めるロシアに対しアメリカとヨーロッパはどう対応するのか。
アメリカは制裁を警告し強硬な姿勢を見せている。
≫一方のEU。
アメリカとは温度差がある。
制裁措置を示唆したもののその内容はロシアが求めているEU圏内へのビザなし渡航に関する協議の停止といった限定的なものだ。
≫アメリカに比べ制裁に慎重な姿勢のEU。
その背景にはロシアとの経済的な結びつきがある。
ロシアから地理的に遠いアメリカはロシアとの貿易額が年間400億ドルであるのに対しロシアに近いEUは4600億ドル。
アメリカの10倍以上だ。
ロシアは6月に予定されているG8・主要国首脳会議の議長国だ。
欧米各国から会議への出席見送りも示唆されていることについてプーチン大統領は今のところ首脳会議の準備は進めている。
ホスト国として仲間を迎え入れる容易はあると対話の余地も残した。
EUとの関係悪化を避けたいのはロシアも同じだ。
≫プーチン大統領は制裁について、こう語った。
≫ただ、ロシアはクリミア半島を勢力下に置くことだけは譲らないとみられている。
クリミア半島はロシアにとって黒海艦隊が拠点を置く重要拠点だ。
黒海艦隊は地中海から南方に展開できる唯一の部隊で2008年のグルジアとの紛争では海上封鎖に動きシリア内戦でも艦船がたびたびシリア沖に展開したとされている。
プーチン大統領は、クリミアのロシア編入を狙うのか。
≫いろいろな見立てが出ております。
1ついえることはこのウクライナの財政破綻がいわれている破綻したら大変だ債務不履行になった場合はロシアはウクライナの企業にかなり貸し込んでいる部分があるのでそれを回収できなくなる。
ロシアもいやですし、一方のヨーロッパを見るとヨーロッパの銀行の中にはウクライナ国債を大量に買い込んでいるところもある。
ということも考えるとロシアとヨーロッパいろんな面で折り合わざるを得ないんじゃないかという見方も出てきてはいるんですが今出てきた、主に親ヨーロッパの西部あるいは北部、その中の首都キエフに荒木基記者がいます。
キエフの様子を聞きます。
荒木さんそちら、いかがでしょうか。
≫こちらでも先ほどVTRにありましたプーチン大統領の記者会見の様子伝えられたんですがただ、それに対する反応というのは実はそれほど大きなものはありません。
といいますのもここにいる人たち多くの人たちにとってはもうプーチン大統領の言うことはほぼわかりきっているという部分があるんです。
つまり、今の新政府は非合法なクーデターによってできた組織だ。
そしてロシアは単にクリミア半島の権益を確保したいだけじゃないかと。
これは今新政府を支持する人たちの共通認識といえそうなんです。
そして、今日、こちらにはアメリカのケリー国務長官も訪問する予定になっていますが今、ウクライナの人たちが求めているのは国際社会からの支援そして、ロシアへの圧力ということがいえそうです。
そして、ここキエフの人たちなんですが戦争への不安というのも少しずつ出てきているようです。
昨日、私たちはこのウクライナ軍の兵隊を募集する事務所を取材してきたんですが私たちが取材に行ったときにも20人近くの人が集まっていましてこれからの志願兵としての登録を続けているところでした。
中には、私たちが日本のメディアだと知ると日露戦争の例を挙げて私たちも大国に屈することなく戦うことができるんだということを世界に示すんだということを話してくれる人もいました。
ただ、実際に軍事衝突となってしまうと軍事力の差は歴然としていますしこのあとは欧米各国のロシアとの外交努力にかけるしかないというのがここの実情のようです。
≫それから、荒木さん。
ロシア側が決め付けていることには右派強硬派というものが欧米の後ろ盾を得ながら今回動いたんだというふうに見ているんですが右派強硬派の人たちは今どういう感じになっているんですか?≫右派強硬派という人たちなんですがそれはロシアのいう人たちというのは実は、治安部隊に石を投げるような人たちを指すといわれているんですが今、私の後ろにバリケードが見えているんですがこの先にもテントを張ってまだ独立広場を守っている人たち彼らの中には治安部隊に石を投げて抵抗した人たちもいます。
ただ、独立広場の指導者から今の新政府の閣僚として登用された人もいます。
つまり、治安部隊に対して抵抗した一部の人たちの過激な行動をとってロシアが、だから今のウクライナ新政府は非合法なグループなんだとこれが、もうロシアのプロパガンダに過ぎないというのがここにいる人たちの多くの考えであるといえそうなんです。
≫亡くなった方に花が手向けられているのが見えていました。
荒木さんありがとうございました。
さて、次のニュースまいりましょう。
≫昨日の深夜、千葉県の柏市で連続通り魔事件が発生しました。
こちらは事故後まもなく撮影された現場の写真なんですけれどもこの事件で近くに住む31歳の会社員の男性が亡くなりました。
この事件を直接見ていたという近所の方から当時の様子を聞くことができました。
≫男性1人を刺し殺し金と車を強奪した凶悪犯がまだ逃げ続けている。
千葉県柏市の住宅街を走る片側1車線の道路で立て続けに4つの事件が起きた。
最初は強盗致傷事件。
昨日午後11時半過ぎのことだった。
≫自転車で帰宅途中だった男性はこの辺りで、突然、男に前をふさがれ刃物を突きつけられました。
男性は、その刃物を振り払う際に指を切る怪我をしました。
≫怪我を負った25歳の男性によると、最初にすいません、ちょっとと声をかけられなんですかお金ですかと答えた。
すると、そうなんですけどちょっとこっちに来てくださいと言われその後、もみ合いになり指を切ったという。
実は、この事件の直前同じ男が現場近くの交差点で女性に、すいません、ちょっとと声をかけていた。
気持ち悪くなった女性は自宅に駆け込み110番通報。
これが午後11時34分。
1件目の強盗致傷事件の通報がその2分後だった。
女性に逃げられ、今度は男性に声をかけたのか。
そして逃げた女性は再び110番通報する。
午後11時38分。
≫つい先ほど規制線が解除されました。
4人の方は、この付近で次々と襲われました。
特に2人目の方はちょうど、こちらで襲われたとみられています。
≫自宅のベランダから見えた2件目の犯行現場。
同じ時間、叫び声を聞いていた住人もいる。
≫これは、別の住民が撮った午前0時ごろの現場の様子だ。
刺されたのは近くに住む会社員池間博也さん、31歳。
男に刃物で背中や首などを刺され搬送先の病院で亡くなった。
≫刺した男は20代から40代身長が170cmから175cmで黒のジャンパーに黒のニット帽をかぶりサングラスと白いマスクをしていたという。
最初の切りつけと同じ男とみられる。
男は更に犯行を重ねる。
車の強奪だ。
3件目の事件、現場を通りかかった44歳の男性が池間さんを見つけ車内から通報しようとした。
そのとき、男が運転席のドアを開けナイフを突きつけた。
≫男はおよそ3500円が入った財布を奪い更に車も奪おうと運転席に座ったが防犯システムでロックがかかり断念。
そして、最後の4件目。
更に通りかかった別の車の男性をナイフで脅し走り去った。
≫犯行はすべて50mというごく狭い範囲。
時間は、わずか10分程度のことだった。
奪われた車とみられる映像が近くの防犯カメラに記録されていた。
交差点に左折で進入する車。
スピードが出ていたのか一旦大きく膨らみ、追い越し車線に入るがすぐに走行車線に戻る。
そのあとは、特別スピードを出していないように見える。
≫男が奪った車は事件現場から北東におよそ1.3km離れましたこちらのコンビニエンスストアの駐車場でおよそ3時間後に発見されました。
≫犯行現場から北東の国道沿いに車が発見されたコンビニエンスストアがある。
警察によるとこの車が駐車場に入ったのは午後11時45分ごろ。
防犯カメラにはその4分後に車を降りる人物の姿が映っていた。
車が発見されたのは午前3時ごろ。
エンジンはかかったままで車内には血痕があった。
男の足取りはここで途切れている。
今のところ殺された池間さんの周辺にトラブルなどの情報はないという。
≫警察は今夜、柏駅で情報提供を求めるビラを配った。
犯人はまだ近くにいるのか。
遠くに逃げているのか。
≫現場に山口豊アナウンサーがいます。
山口さん、そちらからリポートお願いします。
≫今からあと1時間少々でちょうど昨日の犯行時間帯と同じ時刻ということになります。
この時間の、こちらの現場を見ていただきます。
実は、この道路、この辺りが犯行現場なんですが結構車の通りがこの時間になっても多いんですよね。
今ちょうど赤信号になっているんですが向こうからも数多くの車がこちらに入ってきます。
そして反対側が柏駅の方向になるんですがあちらからも車が入ってきますね。
そして、この時間になりますと駅のほうから歩いたり、それから自転車で帰ってくる人の姿も見られます。
そして、この辺り人口密集地帯です。
非常に人が多いそういう場所で今回の凶行は起きました。
もう1回場所を確認しておきたいんですけれども亡くなった池間さんはちょうどこの辺りに倒れていました。
そして、最初に襲われた男性はあちら側から自転車で走ってきましてちょうどその辺りに車が何台か止まっているんですがその前辺りで襲われました。
そして、3人目の方は道路の反対側ちょうど電柱の横辺りで車を奪われそうになって現金をとられました。
そして、4人目の方はやはり、こちら側マンションの前辺りで車を奪われました。
そして男はあちら側に逃走したということになります。
ちょうどこの間の距離VTRでは50mとなっておりましたが大体、目測で30mぐらいしかないと感じられます。
それがわずか10分の間にこの凶行が繰り返されたということになるわけです。
つい先ほど一部始終を目撃したという男性が私たちの取材に応じました。
その方の話によりますと刃物が牛刀のようにも見えたとも話していました。
奇声を上げていた男は、時折こうやって入ってくる車を身を乗り出してひかれるようにして止めてそして車を強奪していったということなんです。
現在こちらでは警察がおよそ300人態勢で捜査を続けています。
それから住民の方々も非常に不安な時間を過ごしています。
今、自警団などを結成して、この辺りを練り歩いたりされているんですがそれでも、まだまだ不安な時間は続いています。
≫番組でもお伝えしました夜行バスが停車中のトラックに衝突した事故です。
そのバスに乗っていたこちらの男性が今日、取材に答えてくださいました。
そしてバスの運転手に起きろ、起きろと繰り返し声をかけていたのは亡くなった高校教諭の小野善広さんだったということもわかりました。
≫目元に痛々しい傷があるこの男性は衝突したバスの乗客だった。
ANNの取材に応じ、衝突までのバスの中の様子を話した。
≫その後まもなくバスの中に響いた声。
≫ほかの乗客の証言などから運転手に起きろと声をかけていたのは亡くなった小野善広さんだと判明した。
≫小野さんが勤務していた金沢市の高校では今朝、教職員らが黙祷をささげた。
今日、わかったことがある。
宮城交通によれば亡くなったバスの運転手小幡和也さんは事故の日まで11日連続勤務していて先月の休みは3日間だったということだ。
国土交通省や警察は宮城交通の勤務管理などに問題がなかったか調べている。
≫今日わかってきたことで考えると睡魔が襲っていたというような運転手さんはそのレベルではなかったように≫今後の日本経済はどうなっていくのか。
まず、今までで見てみるとあのバズーカ砲のような異次元の金融緩和。
これが功を奏する形でアベノミクスのパフォーマンスはいい方向に動いていたというふうにいえると思いますね。
それは、どういう人たちが下支えしたのかというと東京に集まっているんですが機関投資家、外国の。
投資ファンド、あるいはヘッジファンドといわれる人たちも集まっていると思うんですがこういう方々が日本の株を買っていたわけです。
今後はどうなるかというと相場は生き物です。
一瞬にして、その表情を変えるわけです。
どうなるんでしょう。
≫竹中氏がアベノミクスの評価を問いかけたのは海外の機関投資家などおよそ400人だ。
≫2年目を迎えたアベノミクスはどうなるのか。
その行方を見極めようと証券会社が主催したこちらのイベントには例年以上に多くの外国人投資家が参加しています。
≫アベノミクスを掲げた安倍政権が誕生してからの株価の動き。
異次元の金融緩和と大胆な財政出動によって株価は1年間に57%上昇し去年の大納会に最高値をつけた。
この株高の恩恵を享受したのは日本の個人投資家。
高級腕時計などのブランド品が飛ぶように売れた。
ところが、年が明けると株価は下降線を描いて漂流を始めた。
その原因は1月に外国人投資家が1兆円以上売り越したことだ。
去年の驚異的な株高の背景にあったのは15兆円の外国人投資家による買い越し。
ところが、今年に入って異変が生じた。
海外のメディアの論調も変わってきた。
≫アベノミクスに対する失望があるのか。
海外の機関投資家に直接、聞いてみた。
≫政治が経済の足を引っ張る。
それは、香港の投資家からも同じような指摘があった。
≫ただ、アベノミクスを評価する声もある。
≫その一方でこう注文がついた。
≫この問題は今日の参議院予算委員会でも取り上げられた。
≫短期的な売り買いを繰り返すヘッジファンドは3か月ごとの利益を確定するということですから3月決算、6月決算この辺りよく見ないといけないと思うんですが日銀も、それに合わせてどう対応するかというのも注目されています。
恵村さんにここでうかがいたいのは今も出ていましたけれど日本の外交姿勢に対してクエスチョンをつけているそういう投資家が多いですね。
≫アジアの投資家から特に中国、韓国とうまくやってほしいという注文が出ていますよね。
日本と中国はアジアの国々、どっちが取り込むか競争しているわけなんですけど今はアジアの国々から見て日本か中国かという選択肢はあり得ないと思うんですね。
アジア全体が安定して成長することによって日本への投資も広がるし日本経済も成長できるということだと思います。
海外投資家が日本と中国、韓国に求めているのは政治が率先してけんかをするような関係じゃなくて例えば日中韓FTAの事務方の協議は始まっているんですけれどもそれを後押しする政治の在り方こそが成長戦略の≫去年8月三重県で中学3年生の女の子が殺害された事件です。
逮捕された18歳の少年は女の子を尾行して犯行に及んだ可能性があるということです。
このニュースからお伝えします。
≫強盗殺人などの疑いで逮捕された18歳の少年は金目的で1人でやったと容疑を認めている。
その後、少年が女子生徒を空き地で殺害したと話していることが新たにわかった。
警察によると、事件当日の夜少年とみられる姿が女子生徒が友人と別れたスーパーの防犯カメラに映っていた。
少年は女子生徒と面識がないと話していて警察は、少年がスーパー付近で見かけた女子生徒を尾行し、突発的に現場で事件を起こした可能性があるとみて調べを進めている。
≫逃げる人、警察だろうか。
それを追いかける人の姿も見える。
騒然とする中、数人が地面に倒れているのがわかる。
今月1日、中国・雲南省の鉄道の駅で起きた無差別殺傷事件。
中国の国営メディアは犯行グループの4人を射殺し1人を負傷させた際の映像を公開した。
逃走していた3人も拘束し事件が解決したと伝えた。
更に中国メディアはほかの場所でも凶悪事件が起きたとするネット上のデマを打ち消す報道を繰り返している。
習近平指導部は明日から始まる全人代を前に事件の解決をアピールし動揺を抑える狙いがあるとみられる。
≫憲政史上初めて閣議などの議事録が公開されることになった。
≫閣議と閣僚懇談会はこれまで議事録の作成・公開の明文規定がなく1885年の内閣制度発足以来130年近く作られてこなかった。
しかし情報公開や透明性を求める与野党の意見に配慮し政府は議事録を作成し公表することを決めた。
来月1日の閣議から議事録の作成が開始され閣議の3週間後をめどにホームページ上で公開される。
≫岡山県倉敷市で寺が全焼し焼け跡から住職の妻が遺体で見つかった事件。
殺人と放火の疑いで倉敷市の真言宗、金剛寺の住職清水法潤容疑者が逮捕された。
清水容疑者は今年1月寺を兼ねた自宅で妻の美代子さんの後頭部などを鉄の塊で殴ったうえ石油ストーブに灯油をまいて放火。
寺を全焼させ美代子さんを殺害した疑いが持たれている。
清水容疑者は火事のあと煙を吸うなどして入院していたが警察が退院を待って今日夕方、逮捕した。
警察の調べに対し清水容疑者は容疑を認めているという。
≫北海道では、今日の夕方から雪が強まって、先ほど南部には大雪警報が出されました。
明日の朝までは警戒が必要です。
そして、六本木では9時ごろから弱い雨が降ったりやんだりしています。
今も実は目に見えるぐらいの雨粒は落ちてきているんですけれども傘はさすかどうか迷ってしまったのでたたんでしまいました。
ただ、明日は全国的に雨脚が強まる時間帯がありそうです。
朝から広い範囲で雨となり特に紀伊半島や東海では本降りとなりそうです。
西日本の雨は昼過ぎにはあがりますが静岡県では激しく降り続き落雷や突風にも注意が必要です。
夕方の帰宅時間帯になると関東でも雨脚が強まります。
ただ、夜9時ごろにはやんでくるでしょう。
明日は雪の多い地域でも雨となりますので雪崩や落雪、雪どけによる浸水などにも十分お気をつけください。
この時期になるとひと雨ごとに春が近づくといわれているんですが≫スポーツまいります。
宇賀さんお願いします。
≫まずはソチオリンピックで日本を沸かせた女子カーリングです。
日本一をかけた日本選手権に出場している小笠原歩選手船山弓枝選手率いる北海道銀行。
対するのが年齢注目してください。
なんと11歳と12歳。
小学生2人を擁する「TeamKARUIZAWA」。
オリンピック代表チームを相手に一歩も引かない大接戦を繰り広げました。
≫ソチオリンピック日本代表北海道銀行に挑むのはチーム軽井沢。
メンバーは北澤、中嶋の高校生と鈴木、荻原の小学生。
第2エンド。
先に点をとったのは軽井沢。
相手の黄色いストーンをはじき出し円の中に軽井沢のストーンだけを残して2点を挙げた。
平均年齢14歳の軽井沢。
わずか結成4か月で地区予選を勝ちあがってきたチームがオリンピック代表を相手に互角の戦い。
なんと、第8エンドを終えて同点の大接戦。
勝負を分けたのは第9エンド。
両チーム最後の1投。
まずはチーム軽井沢の高校生北澤。
円の中心に最も近い位置にストーンを運び北海道銀行にプレッシャーをかける。
対する、小笠原。
最後の1投。
軽井沢のストーンを押し込み北海道銀行が一挙3点を獲得。
これで勝負あり。
軽井沢、大善戦もあと一歩及ばなかった。
≫続いてサッカーです。
ブラジルワールドカップまで今日であとちょうど100日となりました。
日本代表は明日、ニュージーランドと戦うんですがそのあと、試合はなく5月の上旬に代表メンバーが発表されます。
つまり、明日の試合が代表メンバー発表前最後の代表戦ということになるんですね。
そんな大事な1戦に向けた前日練習の様子をご覧ください。
≫今日イタリアから帰国しチームに合流した本田。
最初は、別メニューでの調整となった。
今日の練習今野が発熱で不参加。
今回メンバーから外れている長谷部らを含め離脱者続出のザックジャパン。
キャプテンも不在の中練習で先頭に立っていたのが長友だ。
≫練習後には本田や香川が居残りでシュート練習。
力強いシュートでネットを揺らした。
≫この写真をご覧いただけますか。
陸前高田の海の朝焼けです。
村上覚政さんが作業してらっしゃいます。
牡蠣養殖、苦闘の3年間です。
これからは本当にいいものを作らないと勝負にはならないとおっしゃいます。
築地へ出荷できるようになってきました。
≫2013年、秋。
陸前高田の海に牡蠣の養殖を再開させた若手漁師の姿がありました。
震災以来、初めての出荷はもう目の前。
しかしその出来栄えに納得できず焦りを募らせていました。
≫目指したのはかつて日本一とまでうたわれたブランド牡蠣の復活。
それが、彼にとっての復興でした。
豊富な栄養に恵まれた陸前高田の広田湾。
そこは震災前、知る人ぞ知る高級な牡蠣の産地でした。
小規模ながら手間隙をかけ作られる、大粒で濃厚な味。
東京・築地でも高値で取引されていた牡蠣は復活が期待されていました。
≫陸前高田の養殖施設は津波で壊滅。
漁師たちはすべてを失いました。
村上覚政さんも、その1人。
家も流され、当初妻や子どもを養うために漁業を諦め都会に出ることも考えていました。
迷いを断ち切ったのはともに牡蠣を作ってきた父・十六さんの言葉。
≫もう一度、日本一の牡蠣を。
父と子の挑戦が本格的に始まったのは2年前の夏。
最初に行うのは種牡蠣の間引き。
大きく育てるため無駄な牡蠣を削っていきます。
技術はすべて十六さんから学びました。
≫家ごとに作られる広田湾の牡蠣。
親から子へ受け継がれる技術がその味を支えてきました。
≫ただ、水揚げは1年以上もあと。
それまでの収入はありません。
苦にの補助などはあるものの資材の購入など500万円もの借金も抱えました。
そこで、新たな販路開拓のために自ら東京へ足を運びます。
≫奔走する息子に父は…。
≫親子で始めた牡蠣作り。
小さかった種牡蠣も徐々に育ち2人の挑戦は順調に進んでいたはずでした。
市街地で建物の取り壊しが進む去年1月。
それは、突然の出来事でした。
≫父を亡くした中その教えを思い出しながら1人、海へ。
一度お湯につけ余分な生物を取り除く作業。
牡蠣に海の栄養を届けるためです。
身を傷つけない微妙な温度を教えてくれたのも十六さんでした。
そんな父の口癖。
≫種牡蠣を仕込んでから1年が過ぎた去年9月。
いよいよ勝負の時を迎えようとしていました。
東京・築地の卸業者が陸前高田へ。
取引を前に牡蠣の味を確かめに来たのです。
サンプルに選ばれたのは覚政さんの牡蠣。
成果が試されます。
≫本来の味とはちょっと離れていますね。
時期的にはしょうがないですけどね。
≫状態はほかの漁師もほぼ同じ。
更に厳しい現実も突きつけられました。
ほかの産地にシェアを奪われていたのです。
≫実は、猛暑の影響で海水温が下がらず牡蠣の生育が遅れていたのです。
最大の試練が訪れました。
≫まだちょっとべたっとしてるからもうちょっと足りないです。
≫父から学んだことはすべてやってきました。
時間とともに海の栄養が牡蠣に届くはず。
≫いよいよ世の中は本格的なシーズン到来。
もうあとがありません。
9月に比べると身は詰まってきました。
覚政さんは、ついに出荷を決めたのです。
≫震災後初めて築地に並んだ覚政さんの牡蠣。
味を確かめるのは3か月前厳しい評価を下した卸業者。
その味は…。
≫おいしいと思います。
≫ただし、牡蠣の身はまだ小さく一番の高値には届きませんでした。
それでも、復活への第一歩を確かに踏み出しました。
≫震災からまもなく3年。
港の復旧にはあと2年はかかります。
広田湾の牡蠣の水揚げ量は震災前の2割程度。
再び日本一の牡蠣を取り戻すまで漁師たちの挑戦は続きます。
≫恵村さん、築地の卸から連絡があって本当に村上さん、うれしそうな表情しましたよね。
苦労があっただけに。
≫すばらしい笑顔でしたね。
陸前高田市全体で見ますと企業の売上高というのは震災前の35%増えているんです。
でも、これ圧倒的に公共事業なんでいずれ復興事業終わりますのでそのときに大切なのは地域に根ざして雇用や経済を支えていく地場産業が復活するかどうかだと思うんですね。
三陸では、やっぱり漁業が大事だと思います。
もちろん、簡単な話ではないと思うんですね。
東北に限らず日本全体で人口が減っていますし高齢化が進んでますから漁業者の方のですね。
75%の方が震災前この地域では後継者がなかったんですね。
けど、村上さんにはお父さんから受け継いだ技術と知恵がありますし広田湾には日本一の牡蠣というブランドがあるわけですからいずれ、この村上さんたちの養殖が軌道に乗って流通とか加工とか、観光とか。
そういった裾野が広がっていってほしいなと期待しますけどね。
≫こういうご苦労が本当に、それから情熱が実を結んでほしいですよね。
震災があって大変なご苦労を。
それに加えて、一緒に二人三脚でやってこられたお父さんがああいう形になった。
亡くなったお父さんが村上さんの内側に入って、一緒にやっているから牡蠣がだんだん、だんだんとどうしてもしますね。
≫本当にそう思いますね。
≫特集をご覧いただきました。
そして、株と為替ここで見ておきましょうか。
今日はあげて終わりました。
ウクライナ情勢の悪化で安く始まったんですけれどもロシアがクリミア半島支配した。
2014/03/04(火) 21:54〜23:10
ABCテレビ1
報道ステーション[デ][字]

千葉柏で連続通り魔か…2人死傷で車奪い逃走?▽ウクライナの緊迫続く…新冷戦かアメリカ・ロシア対立激化▽アベノミクス2年目…外国人投資家の評価▽カーリング日本一は

詳細情報
◇番組内容
緊迫感や速報性を重視したニュースと元気で明るいスポーツ、硬軟取り混ぜた時代を映し出す特集に季節感あふれる天気予報と情報満載です。
◇出演者
【メインキャスター】
古舘伊知郎
【サブキャスター】
小川彩佳
【スポーツアナウンサー】
宇賀なつみ
【天気予報】
青山愛
【コメンテーター】
恵村順一郎(朝日新聞論説委員)
【特別リポーター】
長野智子
【スポーツ】
松岡修造、工藤公康、澤登正朗、中山雅史
◇おしらせ
☆番組HP

http://www.tv-asahi.co.jp/hst/

放送内容が変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
ニュース/報道 – 経済・市況

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