ソチオリンピック◇ショートトラック 女子リレー ◇複合 個人ラージヒル[SS] 2014.02.19

生字幕放送でお伝えしています≫ソチオリンピック大会12日目。
オリンピックパークからお伝えします。
ソチは現在8時13分を過ぎたところです。
今日は1日雨が降っていてこうしてオリンピックパークもしっとりとしています。
ここからは工藤アナウンサーノルディック複合の取材から帰ってきましたので一緒にお伝えします。
≫久しぶりに帰ってきた感じがします。
わが家に戻ったような気がしています。
≫昨日は山の競技場に泊まっていたんですね。
≫そうなんです。
昨日から今朝にかけて、山もかなり雨が降りまして。
しっとりどころか山はビショビショになっていました。
その中でノルディック複合が行われたんですが荻原健司さんにこういうことあるんですかって聞いたら荻原さんがちょっと考えてうーん、あるとおっしゃってました。
珍しいことではあるんでしょうがないことではないというそういう状況の中でノルディック複合が今日は行われましたね。
このあと、ご紹介するのはあまり雨と関係できないところでできる種目ですね。
≫それでは、放送予定です。
≫ショートトラックは女子の1000mの予選が行われました。
日本からはこういった選手たちが出場しています。
伊藤亜由子選手それから、酒井裕唯選手さらには、清水小百合選手です。
≫予選は1組4人で争い各組の上位2人が準々決勝に進出します。
それでショートトラック女子1000m予選ご覧いただきます。
≫アイスバーグスケーティングパレス。
これから女子1000m予選が行われます。
日本からも多くのファンが詰め掛けています。
女子1000m予選には第1組に清水小百合第3組に酒井裕唯。
第7組に伊藤亜由子、この3人が出場する予定です。
まず、第1組に清水小百合が登場してきました。
右から3人目が清水です。
いいスタートを切りました。
この1000mは1周111.12mのトラックを9周します。
4人のうち上位2人が準々決勝に進出することになります。
日本の清水は現在4位。
川崎さん、清水はどんなレースが必要ですか。
≫早い段階で前に上がっておいて今、自分の前を滑っています赤いユニホームの中国の李堅柔選手がラストスパートをかけたときに、その後ろに入りたいですね。
≫清水は第4位です。
その前に赤いコスチュームが500mの金メダリスト李堅柔、中国です。
その前に、ロシアのボロドゥリナ。
現在、トップはアメリカのジェシカ・スミス。
≫ジェシカ・スミスがいい感じにペースを上げているのでなかなか、後ろの選手は動くことができません。
≫上位2人が準々決勝に進みます。
ロシアのボロドゥリナが仕掛けていって…。
≫後ろについていきたい。
≫清水、上がってきた。
現在、トップは中国の李堅柔500mの金メダリスト。
清水小百合、4位でフィニッシュ。
≫長野県出身26歳、酒井裕唯。
第1コースです。
酒井、現在2位。
ファン・ケルコフのすぐ後ろについている。
第3位にマルタイス。
一番最後にウクライナのヴラソワ。
この位置でいいですか?≫早いうちにもう1つ、前に出ておいてカナダのマルタイス選手を待ちたいです。
≫酒井が前に出た。
現在、酒井がトップ。
2位にオランダのファン・ケルコフ。
3位にカナダのマルタイス。
≫抜かせないように内側を締めた滑りをしてほしいです。
≫日本、酒井裕唯トップに立っています。
5000mでは予選で敗退しています。
この1000mでは結果を出していきたいところ日本の酒井。
≫ペースの上げ方は上手です。
≫カナダのマルタイスが上がってきた。
≫マルタイス選手は大丈夫です。
インだけ締めてその後ろを追っていきたい。
≫さあ、残り1周だ。
酒井、現在2位。
残り半周。
酒井、2位!日本の酒井裕唯が2位に入りました。
≫日本の伊藤亜由子、登場です。
右から2番目、第2コース。
日本の伊藤亜由子は現在2位。
イタリアのエレナ・ビビアーニ。
ポーランドのパトリシア・マリジェフスカイギリスのエリーズ・クリスティ。
この中での力関係はどうですか?≫一番後ろを滑っています白いユニホームのイギリスのクリスティ選手がこの中では上だと思います。
ですので、伊藤選手の後ろにいるイタリアのビビアーニ選手をなんとか抑えつつクリスティ選手が後ろから上がってくるのを待ちたいです。
≫日本の伊藤亜由子はリレーを含めて4種目め。
現在、伊藤が第2位。
実力者は一番後ろを滑っていますイギリスのクリスティ。
上がってきました日本の伊藤亜由子。
≫イタリアをあまり前に出したくないですね。
ここからペースを落とさずにいけるといいです。
伊藤亜由子、現在トップ。
最後尾から、やはりきたエリーズ・クリスティ。
≫加速して、後ろに入りたい。
≫一気にトップに上がってきました。
伊藤、現在2位だ。
バランスを崩した伊藤!最後の直線ですが遅れました。
日本の伊藤亜由子は3位。
≫ショートトラック女子1000m予選の結果です。
≫酒井選手の話なんですが2回目のオリンピックで初めて予選通過で着たので率直にうれしいです。
積極的に前に出てレースをしようと決めていて思い描いたとおりのレースができましたという話をしています。
≫そして予選7組目には伊藤亜由子選手が出ました。
こちら、亜由子選手は予選敗退となってしまいました。
さらに、ショートトラック男子500m予選1組。
坂下里士選手が準々決勝進出を決めました。
≫続いては、ショートトラックの女子3000mリレーです。
日本は、B決勝5位から8位の順位決定戦に進みました。
スタートポジション1が日本。
スタートポジション2がロシアでスタートポジション3がハンガリーです。
≫出場する日本人選手です。
伊藤亜由子選手、酒井裕唯選手桜井美馬選手、清水小百合選手。
この4人が出ます。
≫では女子の3000mリレーをご覧いただきましょう。
≫女子の3000mリレーです。
準決勝で日本は4位に敗れましたので残念ながら決勝に進むことはできませんでした。
その準決勝でオランダが失格8位になったことでこれから5位から7位を決める戦いです。
日本とロシア、ハンガリーこの3チームで5位から7位を争います。
いいスタートを切った伊藤。
まず日本、トップに立った。
いつどこでタッチしても構いません。
桜井美馬にタッチしました。
桜井美馬、現在2位。
大体、選手たちは1周半、行います。
いつどこで選手が代わってもかまいません。
そして、川崎さんこのように選手の背中やあるいはお尻を押してスピードを上げるわけですね。
≫タッチをするだけでリレー権のタッチが認められるので次の選手を押して加速をつけることでスピードを落とさずにリレーをしていきます。
≫日本の酒井裕唯から清水小百合にタッチされました。
≫珍しく、ロシアがタッチミスをしました。
バランスを大きく崩しましたよ。
≫ロシア、3位です。
現在のトップはハンガリー。
2位が日本、そしてロシア3位ですがロシアが追いついてきました。
このタッチのタイミングも非常に大事ですね。
≫これが、あまり前に早く入りすぎてもいけませんし遅くてもいけません。
そして、スピードもある程度合わせないと今度は押している選手が疲れますから。
簡単にやっているようでいろんなことを考えながら選手はタッチしています。
少し体勢を崩した。
危ないところでした。
桜井美馬。
そして酒井裕唯にタッチされた。
≫ロシアのプレッシャーがきつくなっていますからなるべく早いうちに前を向いて1位になりたいです。
≫B決勝。
5位から7位までの決定戦。
4人でリレーします。
大体、1人で1周半を滑ることになります。
伊藤亜由子です。
≫このあと桜井が出てそのあとの酒井と清水の2選手のところでちょっと前へうかがって抜きたいところですね。
≫桜井美馬にタッチです。
アウトに膨らんでしまった!日本、3位に落ちました。
残り14周で日本、3位。
外からきた!日本・酒井が外からきた!日本、トップに立った!見事なレースを見せた日本の酒井!ハンガリー、転倒!現在、日本がトップ。
2位がロシア日本とロシアの差が少し広がっている。
≫このまま逃げ切りたい!≫そして、桜井美馬。
桜井とロシアの差が開いている。
残り8周から7周へ。
≫ここからしっかり締めて…。
≫ロシアがしっかりついている。
≫酒井が頑張っています。
≫ここでロシアがきた!酒井、抜かれました。
外から抜きにかかる清水。
残り5周。
少し差が開いた。
日本、現在2位。
≫ラストタッチ。
桜井美馬がいく。
最後の1周。
日本、2位!ロシアがトップ。
日本2位でした。
≫ショートトラック女子3000mリレーの結果です。
2番目にゴールした中国が失格になったため日本は6位からくり上げで5位になりました。
≫メンバーの最年長伊藤選手。
根本的にスピードが違ったと力の差を認めるしかなかったと話をしていました。
≫続いてはアルペン女子大回転です。
斜面に設置された旗門をクリアしながら2本滑走して合計タイムを競います。
回転よりも滑走距離が長くよりスピードに乗ったテクニックが必要になります。
それでは、アルペン女子大回転をご覧ください。
≫アルペンスキー女子大回転。
メダルをかけた2回目のスタート時間が迫ってきました。
依然、雨が降り続きますローザフートルアルペンセンターです。
スタート時間が近づいていますがちょっと遅れているようです。
今、完全にコースの途中がガスに覆われました。
もう、1番スタートのノルウェーのサイエシェテッドは準備をして…。
ブーツを緩めましたね。
≫そうですね、外しましたね。
≫ということはスタートのディレイ遅らせるようです。
上はかなり激しい雪ですね。
私どもがいますこのフィニッシュエリアは雨なんですけど。
標高差にしまして400m高いこのスタートエリアは雪です。
途中がガスに覆われてきましてかなり視界が悪い状態になっています。
アルペンスキー女子大回転。
メダルをかけた2回目のスタートの準備が整いました。
当初の予定よりおよそ15分ほど遅れてのスタートとなります。
オリンピック4大会出場木村公宣さんの解説でお伝えしてまいります。
選手はちょっとスタートを待たされましたが僅かな時間ではありましたけどね。
≫多少の不安はあるかもしれませんがコンディションのいい1番スタートですから思い切っていってほしいです。
≫1回目、30位ノルウェーのサイエシェテッド。
女子の大回転。
2回目のレースです。
≫先ほどまで、スタート付近大粒の雪が降っていましたのでどこまで雪が排除できたかがあると思いますが見てのとおり、ほぼ1本目と同じセットです。
1mほどですか、上から下を見て左のほうにずれていますね。
なので、ほぼ変わらないんです。
少し雪の影響もあってかゆったりした感じのリズムに見えると思います。
先ほど僕、測ってきたんですが大体インターバル的には24から26mぐらいのインターバルです。
≫さあ、急斜面。
≫ここが先ほどの1本目より少し1mぐらい上に上がってこの急斜面の終わりここが、ターンの中では1つ上なんですけどアンダーゲートが上になり。
あとはほぼ変わりません。
≫1回目、30位でこの2回目は1番スタート。
ノルウェーの22歳サイエシェテッド。
フィニッシュです。
右の数字は1回目と2回目トータルの数字。
そして、その上に2回目だけの数字が出てきました。
続いて、5番スタートです。
イタリアのマルサリア。
0秒86、1回目現在トップのノルウェーのサイエシェテッドにリードしての2回目のスタート。
≫だいぶ攻めてきていますね。
≫大きくリードを広げてきました。
木村さんがおっしゃるように攻めてきているマルサリア。
≫切り替えた直後失敗したところから見えてはいないんですがただ、切り替えた直後にスキーが縦になる瞬間が多いんです。
ということは高い場所から落下してきている。
若干、まっすぐ入りすぎてしまったとは思いますが押さえ込んでいます。
≫ただ、リードのほうは広げてきていますね。
2秒近いリードで。
壁はどうでしょう。
≫いいですよ。
いい感じにしっかり押さえて上半身がついていると思います。
≫初めてのオリンピック今大会、これが3種目めですがこのままいきますと初めて、しっかり完走したということになります。
スーパー大回転もスーパー複合も途中棄権でした。
大きな差をつけて5人が終わったところでイタリアのマルサリアトップに立ちました。
ただ、まだ1回目の上位の選手はこのあと続々出てきます。
しかし、これはいいタイムですね。
≫非常にいい滑りをしたと思います。
≫2回目だけでも1分18秒29できています。
続いては11番スタート。
1回目、20位。
カナダのミールジンスキ。
23歳、0秒38。
現在トップのマルサリアにリードをしました。
≫中間地点にガスがかかり始めていますがただ、流れるようにきれいに滑っていますね。
≫壁に突っ込んでいく。
少し遅れを縮めてきた。
≫やはり、このアルペンスポーツ体の動きを止めてしまうとスキーの動きまで止まるのでできるだけ動かし続けるのが大事だと思います。
特に、大回転に関してもうまく動かす。
若干急斜面で遅れてしまいましたね。
カナダのミールジンスキ。
4年前は地元のバンクーバーのオリンピックスラロームで20位に入っている選手。
フィニッシュしました。
なんとか踏みとどまりました。
ここまで11人が終わってミールジンスキは第3位です。
依然、イタリアのマルサリアがトップ。
ミールジンスキは第3位です。
ずっと下から上に向かって雲が移動しているところ。
また少しガスがやや濃くなったり薄くなったり。
それを繰り返しています。
1回目12位スロベニアのラフタル。
0秒41のリードを現在トップのマルサリアには1回目、つけたんですが大きな遅れになりました。
≫0秒6というのが結構、1秒近い感じで差がついているということは上のどこかで何かが起きているのかもしれないですよね。
例えば、大きな穴が開いているのか。
その辺は詳しくは分かりませんがこれだけワールドカップを戦っている選手たちですから。
そこまでは大きく違いは出てこないはずだと思います。
それが1秒の違いが出てくるというのはちょっと、僕の中で少し考えさせられる部分がありますね。
≫フィニッシュしました。
0秒72遅れました。
12人が終わって第3位です。
序盤の部分だけで1秒ぐらいの差がつくのは何か、ひょっとしたらあるのではと。
天候状態がよくないのでスタート間隔が1分30秒間隔でどんどんスタートしていきます。
ですから、これは国際映像でお届けしているわけですが。
スタートしたあと、頭の部分が映像的にカットされて、途中からということになりますからそのカットされた部分で何か差がつくような要因があるのかもしれませんね。
13番スタートはノルウェーのニーナ・ルーセット。
やはりリードが減っています。
≫コースが変化してきているのでどういう形になっているのかは想像にしか過ぎないんですけど。
少しずつ荒れてきているかなと。
もうスタート番号が20番のスタート番号ですのでワールドカップでも活躍している選手ですから。
≫1回目は20番スタートで18位に入ったこのニーナ・ルーセット、24歳。
≫急斜面に関してはうまくまとめてきました。
≫13番スタートのノルウェーのニーナ・ルーセット。
まもなくフィニッシュ。
≫リズムよくきました。
突っ込んで…。
惜しい!100分の4秒、遅れました。
依然、イタリアのマルサリア、トップ。
ノルウェーのニーナ・ルーセット2位に入ってオーストリアのツェッテル、第3位。
非常にリズムよく、そして壁も克服してきたんですけどね。
≫やはり序盤で何かあったのかもしれませんね。
≫序盤で大きく貯金を減らしましたね。
続いては、14番スタート1回目、17位。
フランスのバリテ。
大きなリードを1回目、イタリアのマルサリアにつけました。
≫この辺ガスが出ていますがただ、うまくまとめながらきていますよ。
≫それほど大きなロスではありませんね。
≫しっかり腰の高い位置に戻してスキーの上を…。
少し、遅れました。
≫どうですか、動きは?≫止まってはいませんが多少、ロスはあると思います。
≫苦しめている壁を乗り越えて0秒36、リードはしていますがその差はなくなってきました。
フランスのバルテ。
フィニッシュしました。
100分の4秒!逃げ切りましたフランスのバルテ。
トップに立ちました。
14人が終わっています。
女子大回転の2回目。
フランスのバルテがトップに立ってイタリアのマルサリアが第2位。
ノルウェーのニーナ・ルーセットが第3位。
スイスのララ・グート登場。
≫攻めてきてますね。
スキーが縦になっていますね。
切り替えた直後の抱え込みそして重心の移動がきれいですね。
≫この辺はどうですか?≫うまくまとめていると思います。
スキーを…。
ちょっと今のところとかはやりすぎたんですけどね。
遅れたくないという気持ち、スキーを縦にするっていう気持ち。
≫1秒近くリードを広げた。
鋭い切り返しがグートの持ち味。
これはいいタイムが出そう。
スイスのララ・グート4年前のバンクーバーはけがのため出場できませんでした。
≫これは速い!≫1秒24!ララ・グートがトップに立ちました。
15人が終わりました女子大回転の2回目。
≫きましたね。
≫最初から最後までアグレッシブにきましたね。
≫ちょっと急斜面やりすぎかなと思ったんですがね。
ただ、スキーは縦になっていましたね。
≫今度は16番スタート1回目、15位。
スウェーデンのハンスドター。
このオリンピックにくる直前にワールドカップ初勝利を挙げて勢いをつけてオリンピックに臨んできました。
≫中間タイムを通り越したところで若干、つまずきがありました。
外足が流れるところがありました。
≫この辺りは非常に視界がクリア。
≫やはり、この辺ララ・グート選手は速かったですからね。
若干、やはり体とスキーがローテーションターンの後半で少し流されるところがありますのでしっかり抑えていきたいです。
≫壁は越えた。
フィニッシュが近づく。
1回目、15位。
スウェーデンのハンスドター1秒21遅れましたが第2位。
グートがすごいタイムでしたからね。
16人が終わってハンスドターは第2位。
ララ・グートがトップ。
3位はフランスのバルテです。
1回目の上位の選手に向かってレースは進んでいます。
17番スタート1回目14位。
スウェーデンのカイサ・クリングです。
同じスウェーデンのヴィカルビーが1回目は2位でした。
ララ・グートが本当にスタートから鋭く攻めてきましたからね。
≫やはり技術を持っているというかいつものパフォーマンスが出せたのではないかなと思います。
≫スウェーデンのクリング。
壁に入ってくる。
この辺り完全にガスは抜けました。
≫この辺はうまくきてるように見えるんですけど切り替えるとき少し上半身が後ろに引くんです。
その部分がやはりターンの前半で足場が整いづらいところではありますけどね。
本当に微妙なところだと思います。
技術的には非常にいいものがあると思うんですがその急斜面ララ・グートと比べるとそういうふうに感じます。
≫カイサ・クリングフィニッシュを迎えます。
17人が終わって第6位。
1回目の順位の30位の選手から1位の選手に向かってレースは進んでいます。
今、トップのララ・グートの表情が映りました。
18番スタート1回目、13位。
オーストリアのミヒャエラ・キルヒガッサー。
この人はスラロームを得意にしている選手です。
≫決して悪くはないです。
しっかりターンの後半まで胸の位置が下のほうを向いてスキーを押さえそして、重心を移動させることができてますのでいいと思います。
≫遅れてきていますね。
≫遅れているというのは?≫ラインが遅れてきてます。
できるだけターンの前半ポールに入る前に方向を決めながら。
なので、ララ・グート選手がスキーを振りながらのシーンがあったと思いますがそういうのをうまく活用したいですね。
≫キルヒガッサー、遅れました。
1秒17。
それでも第2位に入るというのは本当にいかにグートがすばらしいタイムだったか。
18人が終わっています。
ララ・グートが大きな差をつけて現在トップ。
まだまだ1回目上位の選手は出てくるんですがただ、ララ・グートのタイムがちょっと後ろの選手にも重圧になってくるでしょうか。
≫なりますね。
これから徐々にコースも荒れてくると思いますからタイム的には出にくくはなるんですけども。
≫19番スタートフィンランドのプティアイネン。
≫ちょっと体が浮きました。
≫1回目、12位でした。
≫ちょっと上に伸び上がりますね。
≫この辺はちょっと対応が後手後手に回っている感じがあります。
大きな差になってきました。
≫頭の位置が後ろに下がったり、また、頭の位置が上に上がったりしてしまうとどうしても、雪面コントロールが不安定になりますからタイムにつながりにくいです。
≫4度目のオリンピックのプティアイネンフィニッシュ。
第4位。
トリノのこの種目の銀メダリストではありますがその実力者経験豊富なプティアイネン。
このソチのGSはメダルがありません。
やはり、相当な急斜面。
しかも、木村さん疲れがそろそろたまっているところなんですよねこの辺りは。
≫急斜面に入っている辺りはもう、乳酸がたまっている辺りです。
≫ダウンヒルの金メダリスト登場。
ドミニク・ギザン。
同僚のララ・グートに対して0秒55のリードを持ってのスタートだったんですがその差は0秒13に。
≫ただ、攻める姿勢を持っています。
切り替えた直後の脚の動きですか外側のほうにすっと出て行きますのでそれだけ、体を落下させているんだと思います。
≫ダウンヒルはマゼとの2人同時の金メダルでした。
この急斜面はどうか。
≫ちょっと上から巻きすぎていますがうまくはまとめていると思います。
≫同じスイスのグートがトップに立っています。
≫この経ぬ舞です。
体の下に、うまくスキーを持ってきています。
≫タイムは、0秒94。
第2位にギザンが飛び込んできた。
グート、ギザンスイスが現在1位、2位。
3位、オーストリアのキルヒガッサー。
壁を乗り越えたあとの最後のリズムなどは本当に木村さんがおっしゃるようによかったですよね。
≫本当にダウンヒラーらしいというか滑らかな動きなんですね。
≫続いては21番スタート。
オーストリアのゲルグル。
ここから木村さん1回目のトップ10の登場です。
≫できるだけ、今このエリアで離されないことですね。
≫大きなリードを持っていましたがほぼ使い果たしたオーストリアのゲルグル。
≫若干、いくつかあるんですがターンの前半に少し動きが止まるところがあるんですね。
少し巻きすぎているのかターンの前半で動きが止まって流れてないんです。
≫この2回目まででゲルグルは途中までで1秒以上グートよりも遅いということになります。
≫この辺は戻ってきました。
≫どこまで挽回できるか。
オーストリアのエリザベット・ゲルグル。
フィニッシュ、1秒ちょうど。
21人が終わって第3位に入ってきました。
スイスのララ・グートがトップ。
同じくスイスのドミニク・ギザンが第2位。
オーストリアのゲルグルが第3位。
2回目、21人が終わりました。
1回目のトップ10の選手に入ってきています。
1回目の上位は残すところ9人。
1回目9位のフランスマルモッタン。
≫視界は開きましたね。
≫得意のジャイアントスラローム。
0秒85のリードを1回目でグートにつけました。
≫いいですね。
≫ほとんどリードを保ったまま序盤を終えました。
今のはどうでしょう。
≫スピードはさほど落ちなかったんですが詰められてきているかなとは思います。
≫ちょっと注目しましょう。
まだ差はありますね。
ここの壁の滑り方は?≫若干抑えてきていますが同じぐらい…。
≫まだ粘っている。
マルモッタン壁は越えた。
あとはフィニッシュ。
≫体の動きが大きいですがここはもう少し小さくなりながら…。
≫フィニッシュして0秒16。
リードを保ちました。
トップに立ちました。
22人が終わって、フランスのマルモッタン、トップ!≫きましたね。
≫序盤がとにかくよかった。
ミスがあったんですが。
あの序盤がうまくいったことが結局、あのミスをカバーしました。
≫やはり、うまい選手トップの選手たちはコースが荒れてきても上半身が安定して荒れているように見えなくなりますから。
≫23番スタート1回目、8位。
イタリアのカルボンスタート。
2回目のセットはイタリアのコーチです。
≫ここで遅れるときついですね。
≫現在、トップはマルモッタン。
2位、3位はスイス勢。
グート、ギザン。
≫流れるように滑ってはきていますが…。
≫また、ややガスが出ています。
それほど濃いものではありませんが…。
≫ちょっと振られてますね。
上半身が振られてしまって左右に大きく振られて。
≫転倒してしまいました。
イタリアのデニーズ・カルボンが転倒です。
これはもう、諦めますね。
残念ながら、2回目途中棄権となりそうです。
≫悔しいですね。
≫1回目は8位という好位置につけていただけに。
続いては24番スタート1回目、7位。
ランキング2位のホルムナーです。
ホルムナーの滑りが1つ目安になってくるのではと思います。
≫今、上の部分なのでコースコンディションもさほど荒れているようには見えないんで。
やはりトップの選手たちは多少荒れてきてもうまくラインに合わせながら脚の部分をサスペンションのように動かしてくるんですね。
なので組みすぎず組まなすぎず。
それをしっかり力をスキーに与えて前のほうに持ってきていますね。
≫薄いガスに覆われてきた壁の上部。
そのガスは抜けて壁も越えました。
リズムよくきている。
現在、ワールドカップランキング2位のホルムナー。
≫きてますね。
≫最後のフィニッシュです。
≫これ、くるんじゃないですか。
≫トップに立ちました!0秒66上回りました。
ランキング2位のスウェーデンのピエティレ・ホルムナーがトップに立ちました。
24人が終わりました。
≫さすが実力者ですね。
今シーズン、やはり調子がいいこともあって本当に流れるように力強く滑ってきたと思います。
≫1回目の上位は残すところ6人。
ここからメダル争いが白熱化していきます。
25番スタート1回目6位、ドイツのレーベンスブルク。
オリンピック連覇に向かってレーベンスブルクはどうか。
バンクーバーでは悪天候で2日にまたがる厳しいレースになりましたがそのレースを制して金メダルをとりました。
24歳。
≫迫ってきていますね。
この辺は上からそして切り替えたあとに体を落として、スキーを縦にしていく。
いいですよ。
≫スキーの向きラインなどがいいと。
壁の部分でリードを広げてきた。
ドイツのヴィクトリア・レーベンスブルク。
バンクーバーの金メダリスト。
フィニッシュしました!トップに立ちました。
0秒68の差をつけてみせました。
25人が終わりました。
バンクーバーの金メダリストレーベンスブルク。
さすがの滑りを見せました。
≫きましたね。
≫最後、表情からも気合いがうかがえます。
残すところ、5人。
1回目の上位です。
レーベンスブルク、トップ。
ホルムナー、第2位。
第3位、フランスのマルモッタン。
アメリカのシフリン。
1回目は第5位。
≫このシフリンがどうでしょう。
≫動けています。
しっかり動けていると思います。
≫コースの途中を覆っていたガスは抜けつつあります。
この壁が重要だ。
≫外足が流れましたね。
ただ、うまくスキーをコントロールしていますね。
スラロームの金メダルの候補の1人でもあるこのシフリン。
大回転はどうでしょう。
≫いいですよ。
≫リズムはいい。
≫遅れました。
0秒23とどきませんでした。
26人が終わってシフリン、第2位。
ドイツのレーベンスブルクがトップ。
第3位にホルムナー。
フランスのマルモッタンはメダル圏外に消えました。
1回目、上位の選手残すところは、あと4人。
オーストリアのアンナ・フェニンガー登場。
1回目、4位。
0秒51のリードでレーベンスブルクに対してスタートしていきます。
スーパー大回転の金メダリスト。
ほとんど差は変わっていません。
どうですか?滑りは。
≫いいですよ。
頭の位置も動いてませんし。
雪面に対して平行に動いていくところがあると思います。
また、内傾に関してもしっかり腰でスキーを押さえられています。
≫スーパー大回転で金メダルをとって夢をかなえたと喜んでいたレーベンスブルク。
≫ちょっと後ろに乗りかけてきていますが攻めてきていますね。
大丈夫です。
0秒33のリードからこの壁を越えた、どうか。
まだリードを保っている。
現在トップはバンクーバーの金メダリストドイツのレーベンスブルク。
スーパー大回転の金メダルオーストリアアンナ・フェニンガーが突っ込んでくる。
≫ここでトップに立つとメダルの可能性が出ます。
≫フェニンガー、フィニッシュ!トップに立ちました!レーベンスブルクのオリンピック連覇はなりません。
フェニンガートップに立ちました。
27人が終わりました。
≫まとめてきましたね。
≫さすがですね。
この時点でフェニンガーがトップに立って1回目の上位は残り3人。
1回目、3位。
イタリアのナディア・ファンキーニ。
0秒20のリードを持っている。
2回目のセットはイタリアのコーチです。
≫遅れている。
≫まだ分かりません。
≫壁のところでフェニンガーはちょっとミスがありましたからね。
そこをうまくいけば後半の逆転も可能。
≫やはり腕の方向がしっかり向いていると思います。
ちょっと抑えていますね。
気持ち抑えすぎている感じが見られます。
≫かなり下からの突き上げが強いそんな感じが見えます。
イタリアのナディア・ファンキーニ。
1回目は3位。
≫これは微妙ですね。
≫フィニッシュして0秒31と僅かに遅れました、第3位。
28人が終わってファンキーニが3位オーストリアのフェニンガーがトップ。
そしてドイツのレーベンスブルク、第2位。
イタリア、ファンキーニ第3位。
これで、フェニンガーのメダルはかなり濃厚になってきました。
1回目の上位は残すところ2人。
1回目2位。
このあと、スウェーデンのランキングトップイエシカ・リンデル・ヴィカルビーです。
このリンデル・ヴィカルビーです。
このあと1回目トップのマゼがいます。
遅れに変わっている。
≫今回、本命という選手たちがことごとくメダルから遠のいてしまっていますがエッジが強く入りすぎてしまうと逆に食い込みすぎてしまうのでその辺は気をつけたいです。
≫この遅れはどうか。
壁に入っていった。
≫ちょっと抑え込みすぎていますね。
いつもの動きよりぎこちないんですよ。
≫これは大きな差になってしまった。
これですと、どうでしょうね…。
≫厳しいですね。
≫メダル圏内はどうか…。
ヴィカルビーがフィニッシュして遅れました。
第6位。
メダルはなりません。
アンナ・フェニンガー依然、トップ。
第2位にドイツのレーベンスブルク第3位、イタリアのファンキーニ。
ランキングトップリンデル・ヴィカルビー遅れました。
さあ、いよいよ30番スタート1回目トップのティナ・マゼを迎えます。
現時点トップのフェニンガー0秒85というタイムでさあ、いきました。
2つ目の金メダルに向かってマゼ。
≫このソチに来て動きがよくなりましたね。
≫去年は、圧倒的にシーズンを制していったマゼですが、今シーズンは今ひとつでしたね。
ソチにきて、確かに動きはよくなったか。
徐々に、フェニンガーが迫っている状況。
≫これ、分からないですよ。
≫ちょっとガスがかかっている。
≫上から抑えすぎているようにも感じます。
≫0秒14ほとんど差がなくなった。
ラスト勝負だ。
2つ目の金メダルを手にするのはマゼか、フェニンガーか…。
きました、逃げ切った!ティナ・マゼトップを守りました。
ティナ・マゼ、ソチオリンピックダウンヒルに続く2つ目の金メダル、ほぼ確定。
フェニンガー、スーパーGに続く金メダルはなりません。
第3位はバンクーバーの金メダリストレーベンスブルク。
最後の最後まで見せてくれましたこの勝負。
≫2つ目ですよ。
すごい。
≫まだ、このあと31番以降の選手がいるんですが1回目で大きな差がついている選手なので逆転はほぼ可能性はないといっていいでしょう。
≫急斜面を見たときにはやばいと思いましたね。
ちょっと抑えすぎていたので。
ただ、やはり、その辺はマネジメントですよね。
1本目のあれだけのビハインドをうまくかわしつつそして、どこで攻めるか。
最後のゴール前ではしっかり攻めてきていますから。
≫0秒85というリードを頭の中に置きながらうまく、そのコースを攻略していった。
どこで攻めて、どこで守るかを考えたレースだったと。
≫そうですね。
≫結果をご覧いただいています。
木村さん、改めてこの女子大回転は厳しいコンディションの中でした。
いかがでしたか?≫こうやって振り返るとやはりトップに立っている選手の顔ぶれ、本当に実力者たちがきていると思います。
特にティナ・マゼ選手に関しては本当にいいレース展開を見せてくれたなと思います。
≫ティナ・マゼはダウンヒルに続いて今大会、2つ目の金です。
一方、オーストリアのアンナ・フェニンガーはスーパーGの金に続いてジャイアントスラロームは銀ということになりました。
≫アルペン女子大回転結果です。
ティナ・マゼは女子滑降に続く今大会、2個目の金メダルです。
スキーのアルペン種目としてはオリンピック史上初めてスイスの選手とともにこの女子滑降では金メダルを獲得したあの驚きもありましたね。
≫それにしても美しい方ばかりですね。
≫そうですね。
≫本当に、つくづくそう思います。
今度は、ノルディック複合です。
個人のノーマルヒルでは日本の渡部暁斗選手がメダルをとりました。
今日は、そのメダルに期待がかかるラージヒルの試合が行われました。
実は、ジャンプの取材に行っていてジャンプの会場夜、試合があるんですけど午前中はずっとトレーニングしていたんですが昨日、ジャンプに行って聞いた話では金メダルをとったドイツのフレンツェル選手が今日も練習に来ていない。
昨日も来てなかった。
どうも、熱を出したらしいという話を聞いて。
そうすると、今日のラージヒルは渡部選手にとってはライバルが1人いない可能性があるかなと思いながら見ていたのですがそのフレンツェル選手も出てきました。
その中で、まずジャンプが行われましたが渡部暁斗選手のジャンプをご覧いただきましょう。
≫ブルーラインよりは手前だがK点は大きく越えた。
≫飛び出し、気持ちタイミングが僅かに遅れましたが許容範囲です。
空中姿勢はどうですか?≫いいですね。
1つもぶれてません。
だから、かえって飛型点は高くつくと思います。
テレマークしっかり入っています。
≫渡部暁斗、第3位。
≫前半のジャンプが終わって渡部選手は4位。
そして、永井選手が27位。
渡部善斗選手は36位。
加藤大平選手は45位となりました。
加藤選手なんですがジャンプの着地をしたときに転倒し、左のひじを打ったんですね。
このあと、病院に行って脱臼骨折だということが判明しました。
日本チームの成田収平監督によりますと加藤選手は病院で診断を受けた結果左のひじを脱臼骨折したほか右の肩の骨にもヒビが入っていたということです。
加藤選手、20日の団体も出られないということで団体には湊祐介選手を起用することになりました。
加藤選手後半のクロスカントリーは棄権ということになったんですね。
≫残念でしたが。
ではその後半のクロスカントリーをご覧いただきましょう。
≫さあ、この雪山を制し森を制し金メダルというキング・オブ・スキーの称号を手にするのは誰か。
日本の渡部暁斗はトップと33秒差でスタート。
渡部暁斗の周りにいる強豪たちとともに前をいくであろうノーマルヒルの金メダリストフレンツェルをどこでとらえていくか。
どの勝負があるか。
そのほか、日本は永井が28位スタート。
渡部善斗はジャンプが得意だったんですが不本意なジャンプに終わってしまいました。
トップと2分14秒差の36位スタート。
そして、ジャンプが得意でした加藤大平はジャンプのあと転倒しまして左ひじを負傷病院へ行ったということでこの後半のクロスカントリーは棄権となりました。
トップスタートのフレンツェル。
そして、こちらが2位でスタートするクレメセン3位でスタートするグルーバー。
そして、その後ろです。
トップとは33秒差。
ノーマルヒルの銀メダリスト渡部暁斗です。
スタートです。
まずは金メダリストフレンツェル、スタート。
差がなく8秒差で、ノルウェーのクレメセンがスタート。
そしてオーストリアのグルーバーがスタートを切っていきます。
去年のソチで行われたラージヒルで優勝しました。
そして、いよいよこのグルーバーのあとに日本の渡部暁斗のスタート。
日本チームのレーシングスーツは赤と白を基調にしています。
渡部、スタートしました。
左側の白い選手がフランスのラミー・シャプイです。
≫ラミー・シャプイにこうやって最初からついていけばいいです。
まず、ペースをしっかりつかんでいくことが重要です。
≫ノルウェーのグラーバクがスタートします。
≫この2人が怖いです。
最強のライバルになるはずです。
≫ビブナンバー7番はマグヌス・モーアン。
モンスター・モーアンの異名を持つ。
クロスカントリーにものすごい力を持つ選手です。
続々と前半のジャンプの得点差を換算したタイム差で選手がスタートします。
ドイツのキルヒアイゼン。
クロスカントリーはトップクラス。
12番はリュゼック。
こちらのリュゼックもクロスカントリーのタイムはトップ5位、常連です。
≫ただし今日のレース展開ですとこの辺りの選手にはもうメダルの可能性はほとんどないのが事実だと思います。
ですから、やはりビブナンバー1番から渡部を含む7番くらいまでの選手この中で誰が出てくるかが今日のレースだと思います。
≫ご覧のように、選手はジャンプ台のブレーキングトラックをスタート地点として1周2.5kmのコースを4周します。
ここからずっと2km以上回ってきてまたスタジアムに戻ってきてこれを4周。
最後のフィニッシュもブレーキングトラックの中となります。
≫レースの前半はまずはライバル選手と自分のスキーがどのくらい滑っているのか。
いわゆる、スキーの滑りの差をなんとなく、お互いに確認しあいながら今日は自分のほうが滑るな自分のほうが滑ってないな。
そんなことを確かめながら走っていますね。
≫トップ集団の2人です。
先頭がノーマルヒルの金メダルフレンツェル。
その後ろ、ノルウェーのクレメセンです。
左足の辺りにノルウェーの国旗をあしらったレーシングスーツ。
ご覧のように、カーブして上ってカーブして上って。
つづら折りのような形のコースが続きます。
そして、その後ろの集団。
白のレーシングスーツの後ろにいるのが渡部です。
≫こういうコースは後続の選手がどの位置にいるかが分かりやすい。
前に走るほうは分かりやすくていいんですが逆に分かることによって逃げようっていうことにもなりますのでレースを組み立てていくうえではこういう選手が見やすいコースというのはなかなか戦いにくいんですよね。
≫3位を行くグルーバーとその後ろのラミー・シャプイ、渡部の2人少し差が縮まったかもしれません。
先頭はフレンツェル。
≫この2人はかなりスピードを落としています。
フレンツェルも体調がよくないんだと思いますね。
今日はとにかく最後の混戦まで余力を残して最後の最後に飛び出すという作戦に切り替えました。
≫フレンツェルにクレメセンが並びかかった。
その後ろからグルーバーも迫ります。
ご覧のようにこの位置からですと渡部の位置もよく見えます。
ビブナンバー4番。
≫今画面にいる選手がもうすぐ1つの集団になります。
≫その後ろ、ビブナンバー7番はモーアン。
さらに6番のグラーバク。
ノルウェーの2人も迫ってきました。
スタジアムに戻ってきました。
≫とにかく、今日はメダルを目指して自分からペースを作ろうというレースです。
≫全部で4周します。
ビブナンバー4が渡部。
≫こういう混戦をしてきますと前、前後の選手とスキーが接触する可能性があります。
いわゆる転倒の可能性がありますのでそういう細かいことに気をつけませんとこのトップ集団から遅れてしまうということがありますからよく注意してほしい。
≫ここは先頭集団7人が1列、棒状になりました。
そのあと離れてドイツの3人が隊列を組むようにして追ってきます。
≫先頭は7番のマグヌス・モーアン。
そして、これを追ってラミー・シャプイ、フランス白のレーシングスーツ。
さらに、その後ろからノルウェーのクレメセン。
≫ビブナンバー6番このトップ集団の一番後ろについているノルウェーのグラーバクがちょっとスキーが滑っていません。
ですから、この第1グループから遅れ始める可能性がありますね。
≫第2グループはドイツの3人が隊列を組む形。
リースル、キルヒアイゼンリュゼック。
ドイツの3人が先頭集団にいる、同僚のフレンツェルのそばまで近寄ってきました。
≫渡部はスキー滑っています。
すごくいい滑りなのでまだまだ十分、余裕があります。
≫ビブナンバー4番が渡部です。
赤と白を基調にしたレーシングスーツに黒の帽子。
額の辺りには日の丸です。
7番はマグヌス・モーアン。
≫ドイツの3人の選手がこれはぴったりつきましたね。
≫フレンツェルの後ろまできました。
これで前の7人の集団に後ろの3人がついて10人の集団です。
先頭がマグヌス・モーアン。
そして、オーストリアのグルーバー続いてラミー・シャプイ、さらにはキルヒアイゼンが追いついてきた。
ドイツ勢のリュゼック、リースルなどドイツ勢がこの大集団に追いつきました。
すれ違う第2集団の姿が今、見えました。
≫ビブナンバー7番のモーアンもいくら走力があるとはいえやはり、これだけ長い間先頭を引っ張るのは相当に苦しいはずなんです。
ただ、なかなか後ろの選手も今日はこの雪の状態滑らない雪質。
ですからあまり体力を使いたくない。
そういう神経戦ですね。
≫そうなると、勝負はどこになりますか?≫本当に最後の最後です。
この間の先日のノーマルヒルの個人戦のときのような最後の1kmくらいの上りが勝負どころになると思います。
≫序盤から大集団となりました後半のクロスカントリー10km。
現在、選手は3周目。
レースは全部で4周です。
5kmを通過したところ27位スタートの永井秀昭は現在、25位。
36位スタートの渡部善斗弟が現在、第40位という情報が入っています。
≫永井君も入賞は厳しいですがやはりこういうレースで着実に経験を積んで順位を上げていくレース。
こういうものを積み重ねていってほしいと思います。
≫また急な上りに入ります。
ビブナンバー4番見えました。
≫そろそろペースが上がります。
もう、本当に後半に入ってきましたからこの辺りの上りからいよいよ本格的なレースになるはずです。
≫ご覧のようにほぼタイム差がありませんが縦長の隊列を形成しながらこの先頭集団は10人となっています。
ノーマルヒルで銀メダルを獲得した渡部暁斗。
メダルを争う大集団にいます。
エースと呼ばれる立場となってメダルを手にし結果も手にしました。
渡部、2.9秒差。
エースと呼ばれる立場となって結果で引っ張れる存在になりたいと話していた渡部はすでに銀メダルを手にしました。
≫2.9秒差というのはないにひとしいですね。
とにかくこの第1集団にいますのでまだ、安心して見ていられます。
≫どこで勝負が始まるか。
誰が仕掛けるのか。
あるいはけん制し合う展開が続くのか。
荻原健司さんから続くエースの系譜。
高橋大斗選手、小林選手とつないだ、このバトン。
先輩たちが、メダルがとれそうでとれない大会が続いたその人たちから多くのことを学んだ。
僕は出会う人に恵まれているとそんなふうに話していました。
≫渡部も、やはりもうそろそろ少し順位を上げておく必要があります。
≫ディスタンストゥゴー3.1km。
まもなく残り3kmというところになります。
≫スキーは滑っています。
≫今、7位ぐらいを走っているでしょうか。
この集団の後ろビブナンバー4番です。
≫これで一気に追いつきますから。
≫集団の形が変わりました。
≫スキーが滑っています。
≫縦長から、少しだんご状態になってきました。
≫やはりスケーティングテクニックが大きく開くので抜けないんです。
前に出るとき注意をして前に出ていかないといけません。
≫3度目のスタジアムに戻ってきました。
依然として、渡部はなかなか前に出られない形で1回立ち上がりました。
この集団の現在、第8位を滑っています。
縦1列狭いコースなのでなかなか前に出ることはできません。
≫ただ、いよいよメダルを狙っていくにはもうそろそろ前に出ていかないと本当に僅か5m、10mの差を詰めるのは難しい。
1番から、トップ集団およそ20mぐらいの距離になっているのでそろそろ前に出てほしいですね。
≫そろそろ勝負が始まります。
最後の1周に入るところ。
7.5kmを通過。
最後の1周に入った。
3周、終えたところでグラーバクが先頭。
グルーバー、キルヒアイゼンモーアンと続いてリースルラミー・シャプイそのあと第8位で渡部が通過。
フレンツェルは第9位に下がりました。
そして、第2位でスタートしましたクレメセンが10位という10人の隊列。
いよいよ荻原さん、どこで誰が仕掛けるか…。
≫もうね、そろそろきますね。
渡部にしてみるとちょっとまだトップ集団の後ろについているのでもういよいよ前に…。
≫あっと、渡部、転倒!≫これ、だめですよ!早く、頑張って追いついて!無念ですね。
やはり、こういうところにスキー操作のちょっとした…。
今、油断が生じたんだと思いますね。
≫一番、心配されていた転倒。
≫でも、まだトップ集団がお互い、けん制しあっているので。
問題なく、トップ集団につけると思います。
≫これが、そのシーンでしょうか。
後ろに見え隠れする黒い帽子なんですが…。
渡部暁斗、この第1集団の後ろまで戻ってきた。
≫僅かな転倒とはいえ体の一部をぶつけますと、やはりちょっと走りの影響で出ざるを得ないと思いますが、よくトップ集団に食らいついていると思います。
本当に頑張ってもらいたいと思います。
≫前がまだけん制しているなら十分にまだ戦える位置につけられるかもしれません。
≫昨年の世界選手権大会でもやはり、コーナーでカーブで転倒して第4位になってしまいました。
特に私、ソチに入ってきてからとにかく転ぶなよということだけは言ってきましたがちょっと、あれは痛いミスでしたね。
≫ご覧のようにときに60キロを優に超えるというスピードで細い板で滑っていきます。
≫特に雪が荒れているのでスキーが取られやすいんです。
ペースが上がっていますね。
渡部も入ってます。
≫先頭集団がスピードを上げ始めた。
いよいよ、メダルへの勝負が始まります。
ドイツ勢も前に出てこようというところ。
すっと前に出たのは11番、キルヒアイゼン。
≫大きくもう1回回ってくると最後の上りですからここの辺りで勝負が決まってくると思います。
≫キルヒアイゼンにグルーバー渡部もこの集団にまだつけています。
≫ここで、1人、2人前に出ていく必要があるんです。
≫キルヒアイゼンが前に出た。
その後ろ、グルーバー。
さらにはグラーバクもつけている。
さらにはノルウェーのマグヌス・モーアン。
≫まだ、これだけ混戦しますとやはり、まだまだほかの選手にも転倒の可能性があるので。
まだいくらでもチャンスがあるといえばあります。
だから、渡部も頑張ってほしいですね。
≫ラミー・シャプイの後ろにつけている、4番の渡部暁斗。
ノーマルヒルの銀メダル、渡部。
≫キルヒアイゼンですか。
頑張りましたね。
≫クロスカントリーはトップクラス。
トップとは1分3秒差でスタートしたキルヒアイゼン。
ですからクロスカントリーの力がある選手はこういうことがあるんです。
≫ここが最後の勝負どころです。
≫グラーバクが出てきた!渡部も集団にいます。
この集団にいる後ろから3番目の黒い帽子。
キルヒアイゼンが先頭で9km通過。
≫オーストリアの選手疲れましたね。
もう上れない。
渡部、いけますから。
≫この辺りから緩い下りが続く。
先頭はドイツのキルヒアイゼン。
≫ここが本当に苦しいところなんですよ。
最後の踏ん張りどころ。
≫そして、また上りに入る。
ラミー・シャプイの後ろに渡部。
先頭、キルヒアイゼン。
≫キルヒアイゼン、強いですね。
非常に力強い上半身の使い方。
≫グラーバクが、これを追ってリュゼックも後ろにつけている。
グラーバク、リュゼックリースル、その後ろにモーアン。
少し下がったか。
ラミー・シャプイの後ろに渡部。
≫渡部、頑張れ!≫先頭はキルヒアイゼン。
いよいよ下りに入ってスタジアムから見えてきます。
キルヒアイゼン、先頭。
後ろとの差がついた。
≫この5人の集団にドイツが2人。
ノルウェーが2人。
≫キルヒアイゼン、グラーバクリュゼック。
ドイツ勢のメダル争いも激しくなってきた。
リースル、7番のモーアンもつけている。
≫渡部も入賞目指して最後まで気を抜いたらいけません。
≫渡部はその後ろの集団。
前の5人の争い。
荻原さんすごい争いになりました。
≫これから細かいカーブが2つ、続きますからね…。
≫転倒だ!リュゼック、転倒!≫渡部も順位上げられますよ!これがレースなんですから1つでも順位を上げて!≫先頭はグラーバクそしてモーアン。
ノルウェーのワン、ツーか。
後ろからドイツが迫ってくる。
グラーバク、フィニッシュ!モーアンもフィニッシュ。
リースル、フィニッシュ。
キルヒアイゼン。
渡部はどうか。
渡部、最後は並んでフィニッシュ。
僅かにグルーバーのほうが上。
渡部は第6位のフィニッシュ。
そしてラミー・シャプイ。
≫渡部は転倒が響いてしまいましたね。
≫リュゼック、フィニッシュ。
そしてクレメセンです。
大集団の展開になりました。
そして、今、戻ってきたのがフレンツェルですね。
≫どうしても38度の高熱ですからなかなか今日は走れなかったと思います。
≫最後まで何があるかわからない。
≫しかし、ノルウェーが2人1番と2番ですから。
あさっての団体戦もかなり最有力候補になってきました。
≫グラーバクが金メダル。
そして、同じノルウェーのマグヌス・モーアンが銀メダル。
そして、銅メダルはドイツ勢が争いました。
リースルとキルヒアイゼン。
最後はリースルが僅かに出て銅メダル。
そのあとがドイツのキルヒアイゼンオーストリアのグルーバーでした。
渡部は第6位。
≫しかし、よく転倒してから第1集団までよく追いついたなと頑張ったなと思います。
なかなか、やはり…。
永井君もきましたね。
≫そうですね。
ビブナンバー28番永井秀昭が今、フィニッシュしました。
第26位。
前半、ジャンプ28位からのスタートでしたので順位を上げてのフィニッシュです。
そして、渡部善斗も戻ってきました。
今、真ん中のレーンです。
≫元気よく帰ってきましたね。
≫フィニッシュです。
渡部善斗、フィニッシュしました。
35位です。
渡部善斗も36位のジャンプからのスタートでしたので1つ順位を上げてのフィニッシュとなりました。
≫やはり、こういう順位を上げていく中でやはり世界の頂点を目指して頑張っていただきたいと思います。
≫ちょっと今回は得意のジャンプで出遅れてしまった部分がありましたけども。
≫やっぱり、ソチに入りまして特に、渡部善斗選手にはちょっと相性が悪かったなという感じが否めないですね。
≫大体、8km辺り。
残り2kmぐらいの勝負。
いよいよ勝負というところでしたが。
≫レースの後半ですね。
レースの後半、いよいよ最後の最後。
体が疲れきっている。
そこにきて転倒。
雪面に体を打ちますとやっぱり、筋肉の状態が非常に悪くなるんですよ。
ですから、力を入れてもなかなか力が入らない。
そういう状況になってしまいました。
転倒しなければ…。
しなければっていうのもちょっと、レース終わったあと言うのもいやですが仮に転倒がなければ最後までメダル争い、見られたのではないかなと思います。
≫序盤から先頭集団は10人の大きな集団を形成しました。
最終周回で日本の渡部暁斗は転倒しました。
そのあと、なんとか追い上げまして第6位となりました。
金メダルはノルウェーのグラーバク。
銀メダル、同じくノルウェーマグヌス・モーアン。
銅メダルがドイツのリースルとなりました。
永井、26位。
渡部善斗は35位。
加藤はジャンプでの転倒がありまして左ひじ負傷で病院に行きました。
この後半のクロスカントリーはスタートしませんでした。
ノルディック複合男子個人のラージヒルをお伝えしました。
≫お疲れさまでした。
レースを振り返っていかがですか。
≫少し、やっぱり僕はジャンプでリードしなければいけないところ大きな失敗をしてしまって後ろからのスタートになったのできついレースでした。
≫レースそのもの…。
クロスカントリーもきつかったですけど順位を上げていきました。
≫課題としてはやっぱり周りの速い選手についていこうと思っていたんですけど。
1周目、2周目で置いてかれちゃって1人で走ることになったので。
まだまだ、練習が必要だと思います。
≫今日は大きいグループになってすごく難しいレース展開で。
何人いました?9人か10人いましたっけ。
≫10人はいたと思います。
≫1位になれるチャンスもあるし10位にもなっちゃうっていうレース展開の中ですごく、ポジション取りが難しくて。
できるだけ最後に勝負できるように体力を残しながら走っていたんですけど。
ちょっと足元をすくわれて下りで転んじゃった場面があって。
そのあとに追いつくのに体力を使っちゃったのでそこで僕の今日のレースは終わってたかなという感じですね。
≫雨の中のコンディションでしたけどそれは、みんな同じ条件なのでとりあえず一生懸命走りました。
≫決して楽ではないタフなレースだったと思いますが順位を上げてきました。
≫もう、ジャンプで出遅れた分1つでも順位を上げるという強い気持ちでクロスカントリーに臨んだので。
順位、少しですけど上がれたことは1つの収穫ではあったと思います。
≫個人戦、レースが終わっていかがですか?≫やっぱり、4年間に一度というこの日にすべてを合わせられる者が表彰台のてっぺん、上るので。
その4年間のうちのたった1日に合わせるという難しさ。
これがオリンピックなんだなっていう思いです。
あと、まだ個人戦が終わりましたが団体戦があるので日本チームの力を高めて臨みたいと思います。
≫期待しています。
≫ありがとうございました。
≫ノルディック複合個人ラージヒルの結果です。
加藤選手ですが前半のジャンプで転倒し病院の診断によると左のひじを脱臼骨折するという大けがをしました。
右の肩の骨にもヒビが入っていたということです。
加藤選手について成田収平監督によりますと20日の団体も出られないということで成田監督は団体に個人の2種目では出場メンバーから外れていた湊祐介選手を起用することを明らかにしました。
これで日本はエースの渡部暁斗選手そして弟の善斗選手永井秀昭選手湊選手の4選手で団体に臨むことになりそうです。
≫この転倒もそうだったんですけどね。
暁斗選手の転倒も、人工雪。
コースは狭いでしょ。
3人横に並んでスケーティングできない滑れないコースでした。
今日はそれからアルペンの大回転で22人がDNF。
やっぱり、人工雪の中での雨のレースは何が起こるか分かりませんね。
≫そのノルディック複合残すところ団体のみとなります。
放送予定です。
≫こちらの時刻で9時32分を回ったところです。
団体といいますとこちら、昨夜日本のジャンプ陣の団体のメンバーが銅メダルを獲得してくれました。
そのメダルセレモニーの時間がだいぶ近づいてきたんですがもう少しまだ時間があるようです。
昨日のジャンプを振り返ってご覧いただきましょう。
≫新潟県妙高市出身の二十歳。
日本にスキーを伝えたとされるレルヒ少佐にちなんで名付けられた清水礼留飛。
1回目、すばらしいジャンプを見せました。
さあ、2回目…。
大きなジャンプ!追い風の中でこのジャンプ!≫これは見事です。
≫日本、竹内択。
≫とにかくタイミングだけ合わせるといいと思うんですよね。
≫伸ばしてきた!≫いいじゃないですか。
≫130m付近!≫本当に着地ギリギリです。
≫竹内、130mを飛んで日本、ここでトップに立ちます。
≫メダルを争っているという意識は高まっているはずですから。
集中して飛んでほしいです。
≫伸ばして、伸ばして…。
これも大きく伸ばしてきた。
132m!得点が、132mを飛んで飛型もまずまず。
日本、現在トップです。
いよいよメダルをかけて葛西紀明。
≫もう4人の力が詰まっていますから最後のジャンプ頑張ってほしいです。
≫伸ばしてきた!目安のブルーラインを大きく越えて来ました。
日本、トップに立ちました!≫いいシーンですね。
≫改めて聞くと解説の原田さんの気持ちもこもっていましたよね。
お祝いのファクスがたくさん届いています。
まず、ファクスをご紹介します。
選手、スタッフの皆様本当におめでとうございます。
感動をありがとうといただきました。
メッセージもきていますね。
≫ご紹介していきましょう。
≫そろそろ表彰式が始まりますか。
今日はどんなふうに4人そろってあの台の上に乗るんでしょうか。
ジャンプして乗りますかね。
≫どうでしょう?≫表彰式です。
ご覧いただきましょう。
≫ジャンプ男子団体の表彰式です。
98年、長野オリンピックの金メダル以来、日本16年ぶりの団体メダルを獲得しています。
まずは銀メダルのオーストリアチームを先頭に金メダルチームのドイツそして、銅メダルを獲得しました日本の選手の姿も見えてきました。
4人で勝ち得た、この銅メダル。
葛西の誇らしげな表情です。
今大会は4人がすべて8回のジャンプを飛んでK点を越えるという日本は高いレベルで安定した結果を出していきました。
堂々の銅メダルを獲得した日本です。
清水礼留飛、竹内択そして、伊東大貴葛西紀明のこの4人です。
個人に続いて、団体でもメダル。
7回目にして初めての複数のメダルを手にしました41歳、葛西紀明です。
喜びもひとしおの団体のメダル。
まずは、銅メダル。
日本に銅メダルから贈呈されていきます。
葛西にとっては98年はメンバーを外れました。
その中で、ようやく得た2014年、ソチオリンピック。
ひざの痛みをこらえて飛んだ伊東。
日本の選手がそれぞれの喜びを表して両手を大きく高々と上げました。
銅メダルの日本です!まず葛西からかけられていきました。
また、新しい伝説を作った葛西紀明です。
痛むひざのけが。
それを押してとったメダル、伊東大貴。
難病を患いながらの戦いとなりました、竹内択。
二十歳で、チームに勢いを持ってきました清水礼留飛。
それぞれの苦難、歩んだ道のりの結果として得た努力の証しのメダル。
まばゆい輝きを放つ銅メダルが選手の胸にかけられました。
早くメダルをみんなで首にかけたい。
そう話していた葛西。
昨日は涙もありました。
しかし今日はこの4選手、晴れやかな笑顔です。
4人の力を合わせてとったこのメダル。
続いて銀メダルはオーストリアです。
オリンピック3連覇を狙いましたが僅かに届かず。
ドイツとの激戦は2.7ポイント差の銀メダルでした。
グレゴア・シュリーレンツァウアーにまず、かけられました。
銀メダルでも最高と話していたシュリーレンツァウアー。
21歳のトーマス・ディートハルト。
27歳のモルゲンシュテルンです。
そして、22歳ミヒャエル・ハイベック。
ベテランに代わってディートハルトハイベックという若手が入ってとった銀メダル。
惜しくも、金メダルはなりませんでした。
オリンピック3連覇という大きな夢は達成できませんでしたがしかし、昨日のフラワーセレモニーでも笑顔だった、このオーストリア。
今日も、その笑顔は変わりません。
世代交代をしてまた新たなチームとしてソチオリンピックは銀メダルでしたがピョンチャンでは再び金メダルを目指すオーストリアです。
金メダルはドイツです。
2002年ソルトレークシティーオリンピック以来の団体の金メダル。
オーストリアからその座を奪い返したドイツです。
ゼヴェリン・フロイントの首に金メダルがかけられました。
そして、18歳のアンドレアス・ヴェリンガーは2回目の3人目134m50のジャンプでチームに、トップその位置をもたらしました。
23歳のマリヌス・クラウス。
そして、25歳アンドレアス・バンクです。
オーストリアとの激しいトップ争いを制して金メダルに立ちました。
このドイツ。
18歳、ヴェリンガー23歳、クラウス。
この2人は初めてのオリンピックでしたが団体で大きな活躍。
こちら、ドイツもシュミットそれからノイマイヤーといったベテランから世代交代をうまく進めて頂点に立ちました。
2002年のソルトレーク以来の団体金メダルになったドイツです。
♪〜≫ドイツのファンもこの表彰式に駆けつけています。
ジャンプ男子団体。
ソチオリンピックを制したのはドイツ、金メダルでした。
そして、日本は銅メダル。
葛西にとっては16年前の悔しさ。
その涙ににじんだ景色から今は、喜びの景色としてこのロシアの夜を忘れることはないでしょう。
金メダルはドイツ。
そして銀メダルがオーストリア。
銅メダルに日本。
日本のジャンプ男子団体は16年ぶりのメダル。
笑顔で勝ち取った銅メダルです。
♪〜≫いい表情ですね。
目って、本当に輝くんですね。
≫また4人がみんなで葛西ジャンプといいますか表彰台に飛び乗りましたね。
≫間違いなくリーダーは葛西紀明でしたね。
≫決めていたんでしょうかね。
≫昨日、インタビューさせてもらったんですがやっぱり、ちょっと泣けましたね。
≫長野オリンピック以来のメダルですが。
団体では。
工藤アナウンサーとしてはどうでしたか?≫これはね、彼らにとっては本当にうれしいいいメダルだと思いますがジャンプの関係者にとってみたらなんか、長野の栄光からちょっと言葉は悪いかもしれませんが解放されるようなところがあると思うんですよ。
16年たったじゃないですか。
だんだん、栄光がメダルがとれないと重荷になるようなところがあると思うんです。
ある意味ここでとってよかったなと。
だって、16年前ってことは高校生はもう知らないわけでしょ。
これからジャンプをやって力を出す選手たちには彼らがヒーローなんですよ。
ヒーローが必要なときにいいヒーローが出たという感じがする。
そういう意味で、本当に…。
長野の、あの栄光からいい意味で解放されていくんだなという気がしました。
≫また、葛西選手は個人のメダルをとったときはビッグスマイルでしたが団体の銅メダルでは今度は涙、涙のインタビューでしたよね。
≫全部、彼が仕切ったんですよ。
インタビュー。
もう、我々はもちろん1人ずつ聞こうかどうしようかって思っていると4人そろうまで待ってください。
そろえますからって。
彼は、ほかの放送局がインタビューをしたがったんですがそれを断って我々のほうに来てくれたんです。
ほかの若いメンバーはそれが分からずにつかまっちゃったんです。
彼だけが来てくれて早く来いよと。
日本の放送局が先だよと言ってくれて。
まさに日本のジャンプ界のリーダーです。
≫レジェンドですね。
それでは大会13日目あすの総合テレビの放送予定です。
≫あすもまたいいシーンを見たいですね。
いい笑顔も期待しながら待つことにしましょう。
2014/02/19(水) 01:13〜02:40
NHK総合1・神戸
ソチオリンピック◇ショートトラック 女子リレー ◇複合 個人ラージヒル[SS][字]

◇ショートトラック 女子1000m・予選、女子3000mリレー ◇複合 個人ラージヒル ◇2:32頃(中継)おめでとう・銅メダル!ジャンプ 男子団体・表彰式

詳細情報
番組内容
◇ショートトラック 女子1000m・予選、女子3000mリレー 〜アイスバーグ スケーティングパレスで録画〜 ▽伊藤・酒井・桜井・清水 抜群の連携で上位に食い込めるか? ◇アルペン女子大回転(録画) ◇複合 個人ラージヒル 〜ルースキーゴールキ ジャンピングセンターで録画〜【解説】荻原健司 ▽2:32頃(中継)おめでとう日の丸飛行隊・銅メダル!ジャンプ 男子団体・表彰式 <競技変更の場合あり>
出演者
【スタジオキャスター】工藤三郎,杉浦友紀,【ショートトラック】解説…川崎努,実況…鳥海貴樹,【アルペン】解説…木村公宣,実況…冨坂和男,【ノルディック複合】解説…荻原健司,実況…島田弘久ほか

ジャンル :
スポーツ – オリンピック・国際大会

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 3/2+LFEモード(3/2.1モード)
サンプリングレート : 48kHz

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