THEフィッシング“初夏の鮎に思いを馳せる” 2014.02.19

今から放送するこの番組の映像を前もって見てもらおうと出演者の家を訪ねた
番組ではおなじみのアユ釣り師鳥取在住…
もうこれ全盛期のアユみたいですね本当きれいなアユですよ楽しそうに…いいなぁやっぱり早く…夏が待ち遠しくなりますね
そしてもう1人の出演者奈良在住…
楽しそうやなほんま…たった4か月前やねんけどなぁもうでも言うてる間に5月やからあと3か月したら解禁やからな強烈なアタリ…
そろそろソワソワし始めている方もいるだろう
おっしゃ
あと3か月
もう3か月
オッケー
鮎の季節がやってくる

兵庫県の北部を流れ日本海に注ぐ…
全長およそ30kmアユの里と言われるこの川は今雪に閉ざされている
河口から10km上流にある発電所
その下流で私たちは昨年取材を行った
時計の針を4か月前に戻そう
10月2日
発電所からおよそ1km下流にあるポイント
午前中に一度放水が行われる
それによる増水は30cmほど
安全に釣りができることを確認し竿を出す
朝イチねちょっと瀬肩付近から始めてまあとりあえずオトリを確保して入れ掛かり前の準備をしといて放水後にバチバチっと入れ掛かりをしたいなと
瀬田匡志
日本最大級のアユ釣りトーナメントアユマスターズで2度の栄冠に輝くアユ釣りの名手
シーズンになると3日に1回のペースで川に通うという
放水までに元気なオトリを確保したい
水位が上がれば野アユがどんどんポイントに入ってくるだろう
やがて…
放水を知らせるサイレンが響く
(サイレンの音)やっぱあの瀬肩のへんっていうかトロ場で結構アユ跳ねてますねアユがこう徐々に下がって入ってくれば泳ぎ出すと思うんですけどねおっ来たかやったよし!1匹目!矢田川1匹目!ちょうどまあオトリぐらいのサイズですかねはい矢田川1匹目
元気なオトリを確保できた
それにしてもキレイだ
清流の女王にふさわしい輝き
30cmほど水位が上がった
上流から野アユが入ってくる
おぉ結構反応出てますねこれバチバチだいぶこれ瀬に入ってきましたねアユがね朝と状況がもう全然違いますねこれはまあ水量も違うんで瀬の流れも全然違うんですけどやっぱりちょっと石裏のこう…楽なところに避難するのか一応水位がね落ち着くまでは流れが走った石と石の間のといみたいなところよりは石裏の白泡がちょっと落ち着いて消えたぐらい?そういうところで今ちょっとアユも休みやすいところなんで
水が増えると石の間の流れは強くなる
アユは石の陰など体を休めやすい場所へ移動する
おぉおるなぁ来ますよほら来た!ふふふ…♪〜オッケーちゃんと背掛かりで掛かりましたね今掛かりますよってちゃんと言って掛けましたもんね
狙いどおりに掛けた
この瞬間がたまらない
おぉいっぱいおるなぁ来るぞ来るぞ来るぞ…ほ〜ら来た!やっぱりおったよしっ逃がしませんよもう見逃さんみんなあんまりやりにくいっていうかね必然的にこういうとこにはボクは目がいくんですけどどうしてもオトリをね通していきにくい石の上側であったりその石の裏側であったり立ち込んでいけば刺せないことはないんですけどまあ手前を潰さずに遠いほうがね警戒心も減るんで空中輸送で打ち込んで攻めていくまあいたら1発で掛かるっていう感じでよっしゃヘイヘイまたああいう浅いところもね絶対視野に入れてオトリを入れてみるっていうことが大事ですよねうぅ!うっ今跳ねた今波がでかいの…よっしゃよっしゃだいぶ活性上がってきましたねぇ黄色くなってきたもうこれ全盛期のアユみたいですね本当きれいなアユですよ
やっぱりきれいだ
まだまだアユと戯れたい
昨年10月に収録した兵庫県矢田川でのアユ釣り
午後は山田橋下流で竿を出す
まあ矢田川の中でたぶんいちばんこう…川幅が狭くなってまあ結構急流的な流れのポイントだと思うんですよそういうところにやっぱり型のいいアユがつきやすいということでまあちょっと良型のねアユを狙って釣ってみたいなと
この日瀬田は9mの胴調子の竿を使っていた
ほぼ万能な竿なんで浅いチャラからまあトロ場それからまあ瀬余裕で攻めていけると思いますよし行ってこいお〜!入れ掛かり!よっしゃ〜!はいバッチリきれいなまっきっきなアユっすよ一応手前からねこう流芯それから芯の向こう側で右岸のヘチと順番にまあ探っていってるんですけど手前まあだいたい流芯から半分ぐらい手前はね石があのー…白い状態やっぱり右岸側のねヘチ際がやっぱり色がいいんでそこは結構いいペースで連発で掛かってますね
いい石の色とはアユがはむコケのついた黒っぽい色
瀬田によれば右岸側にそういった石が多い
右岸側は水深があり少し流れがゆるい
そして川底の石が大きいのでコケが流されにくい
逆に左岸側は浅くて小さな石が多い
そのため大雨などで増水すると石は簡単に押し流されてしまう
ほ〜ら来たよしよ〜し来た〜バチバチですよバチバチ
(スタッフ)瀬田さんさっきのポイントよりなんかすごい楽しそうなんですけどなんでなんですか?やっぱり…いい瀬だけんじゃないですかね?あ〜ガチガチ来とるお〜しゃ〜!なんか奥ばっかり掛かりますね〜奥ばっかりだけどおもしろいお〜ら!やっぱりな…アユってまあすごい生命感を感じる引きっていうかね一匹一匹が重みがあるっていうかあの…何匹釣ってもその引き味がもうたまらないっていうかボクにとってアユ釣り…まあアユがいなくなってアユ釣りができなくなったらボクも死んじゃうのかなぁ…と
アユに魅せられて25年
ことしも新たなシーズンがやってくる
お〜いいなぁ今の目印ぶっ飛ぶ瞬間っていうかねあれは何回やってもこう忘れられんっていうかねこう夏がやっぱり待ち遠しくなりますよね
福井県を流れる九頭竜川
北陸を代表するアユ釣りの川だ
坂東島の流れに立ち向かう一人の男が…
よっしゃ〜…おっ!
アユ釣りのエキスパート森岡達也
日本最大規模のアユ釣りトーナメントアユマスターズをはじめ数々の大会で優勝
オモリを使った釣りに定評がある
やっぱり流れがある川なんで石もゴツゴツしてて結構あの瀬釣りをメインとした河川でねあのー魚も大きいのがよく釣れるしまあきょうはゴツめの仕掛けでそんなおっきなやつを釣りたいなと思ってます
天井糸は0.7号水中糸は0.1号とふだんの倍の太さで良型を狙う
ちょっといきなり2号2号のオモリを付けてやってみま〜す
オモリを付けることでオトリの泳ぎがより安定すると森岡は考えている
よっしゃ〜いいアタリふらっ…よし!ちょっとマシやけどねこれでも20cmぐらいまあ21〜22cmよっしゃ〜また掛かったよっしゃ〜ほっ…まぁきょうのね今やってた感じで言うたらちょっとやっぱ速いんでおるヤツはねあんまりしつこくやるよりかはテンポよく広範囲に反応があるようなとこを探しながらオトリを入れていくっていうほうが釣れそうなイメージですね
2尾を掛けた時点で早くもこの日のヒットパターンが見えてきたようだ
おぉ〜強烈なアタリ…よ〜っしゃうわっ
フットワークよくポイントを変え野アユを掛けていく
おっしゃ〜あ〜バレた!バレたなぁお〜し強烈なアタリおぉ〜しお〜っしゃ
追いの悪い午前中森岡は針にも気を配っていた
実はチラシ針を使っていたのだ
3本イカリ4本イカリではここまで掛けられなかっただろう
オトリがおってそれをこう追い切らないっていうかね追いが弱いんで寄っては来るんやけどもこうクッと反転して帰ってしまうそういうのを感じた時にやっぱりちょっとチラシにしたほうが尾っぽから出る距離が遠くなるんでねそれがうまく掛かるみたいなね午後からね3本イカリか4本イカリに替えて1回やってみたいなぁとは思うんですけども
午後森岡はポイントを移動
市右エ門島と呼ばれる瀬に入った
朝一番はチラシを使ったがここでは4本イカリをチョイス
追いアユがギュッとこう追われて逃げたっていう時にこの針をうまくこういうイメージで掛かるっていうその時にちょうどこのハリスの長さであるとか垂れ具合がうまく合ってれば背中とかに乗る確率が高くなるよっしゃ4本イカリですね4本イカリでちょっとこうこの手前の掘れてるとこちょっとここだけね水深があって深〜くなってるんで型のエエのがおるかなぁちょっと反応悪いんでこっち…ちょっとだけやります
どこかしっくりこない
そこで森岡は2号のオモリをうつ
オトリはねしっかり入ってるんですけどちょっと止め気味で狙いたいんでオモリ付けてみます
すると…
おっしゃ〜1発やおぉ〜ほらこれぐらいやったらね余裕で抜けてしまうんですけどこんなヤツまぁあんまりね大したことないですけど♪〜これがですねきょうやってる九頭竜川なんかで23cm〜24cmっていうデカイ魚をターゲットに瀬の中で釣る竿オトリを付けて操作していく時は竿先でうまくオトリを操作できる掛けてからは胴にのって胴のパワーで魚を浮かすおいおいおい…これこれこれ…♪〜おっしゃ〜お〜しおぉ〜!お〜しほら!おぉ〜初期のね数釣り小さいキレイな魚をたくさん釣るのも楽しみやしよっしゃ〜ちょっとマシやなぁ盛期のね20cmぐらいの魚を果敢にこうバ〜ッてやるのも楽しみのひとつやしまぁボクもかれこれもう25年近くになるんですけどもまぁ人生とまでは言いませんけどね夏のホントに楽しみですねおぉ〜ちょっとマシやな♪〜もうあと3か月やなぁ早いなぁアユ釣りまぁボチボチこういう映像を見ると用意もせなあかんかなぁとまぁ1年間ずっとこのまんまなんですけどねまぁちょっと道具も出してきて整理もしようかなっていうような感じですけどね♪〜
鳥取の瀬田も気持ちは同じだ
はやる心をなだめるように針を巻く
解禁日が待ち遠しいそんなアユ釣り師たちの思いをよそに川はまだ夢のなか…
いつもそしていつまでも…
2014/02/19(水) 01:10〜01:40
テレビ大阪1
THEフィッシング[再]“初夏の鮎に思いを馳せる”[字]

手に伝わる、あの感覚が蘇る!
今年の解禁を待ちきれないファンの皆様へ送る特別編。

詳細情報
番組内容
前半は、兵庫県の北部を流れる丹波の清流、矢田川。アングラーは瀬田匡志。日本最大規模の鮎釣りトーナメント・鮎マスターズを制したことのある実力派トーナメンターだ。瀬田はとにかく、鮎釣りが好きでしょうがない。取材時には「鮎つりが出来なくなったら、死んじゃうかもしれない。」とやんちゃな笑顔で話していたほどだ。そんな瀬田のテクニックを交えて、鮎釣りの楽しさを紹介する。
番組内容続き
後半は、白山山系に発し全長116kmの大河、福井県を流れる九頭竜川。この川にやって来たのは、数々の鮎釣り大会での優勝経験を持つトップトーナメンターの森岡達也。川幅、水量共にスケールの大きい九頭竜川で良型を狙う。2人の鮎師が表現する爽快感は、今年の鮎釣りシーズンに向けた良いイメージトレーニングになるはず。
お楽しみに!
出演者
森岡達也
瀬田匡志
ホームページ
www.tv−osaka.co.jp

ジャンル :
スポーツ – マリン・ウィンタースポーツ
趣味/教育 – 旅・釣り・アウトドア

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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