黒柳徹子:俳優さんでいらっしゃいますが。
俳優さんで、去年、俳優生活30周年をお迎えになった方でいらっしゃいますが。
いろんな役を得意となさる、大変珍しいお名前、宮川一朗太さんでいらっしゃいます。
黒:宮川一朗太さんです。
宮川一朗太:よろしくお願いします。
黒:『半沢直樹』、その他いろいろなドラマに出ていらっしゃいます、俳優さんでいらっしゃいます。
お名前が宮川一朗太さんでいらっしゃいます。
宮:よろしくお願いいたします。
黒:ちょっと難しいんですが、覚えていただければと思います。
宮川一朗太さん。
弟さんが、じゃあ、「二朗太」かっていうと、弟さんは、そうじゃないんですってね。
宮:よく言われるんです。
黒:そうでしょ。
宮:「弟、二朗太でしょ?」って言われるんですが、そうではないんです。
ただ、セイジロウといいまして。
「ジロウ」に「キヨシ」という…。
黒:でも、「ジロウ」は付いてるんだ。
宮:「ジロウ」付いてるんです。
なんか1文字、余計なものが付いてるんです。
黒:なるほど、そういうわけで。
東京でお生まれになりまして。
子どもの時は、神童といわれたぐらい、お成績もよく。
宮:自分で言うのもなんなんですが。
黒:そうですってね。
武蔵中学、行ってらしたの。
小学校からずっとお上がりになって、すくすくと。
で、17歳の時ですか、劇団にお入りになって?宮:ええ、はい。
何かこう、進学校でしたので、このまま自分の人生、これでいいんだろうかと思った時に、とても、このドラマの仕事、役者の仕事っていうのが魅力的に映ったんです。
ちょっと役者っていうのをやってみたいなと思って、劇団に入ったのが最初でした。
黒:なるほど。
で、劇団にお入りになりました。
そして、『金八先生』になんかお出になったの?宮:いえ。
『金八先生』に出ていたのは、私の小学校時代の友人なんです。
それを見まして…。
黒:それをご覧になって?宮:はい。
うわ、こいつ…。
黒:「なんだ、こいつは?」。
宮:「こいつ、こんな事やってる!」って。
うらやましいなっていうのが。
黒:じゃあ、「家庭ゲーム」…。
宮:『家族ゲーム』。
黒:あれは、あれですよね?いい監督ので。
宮:そうですね。
森田監督がお撮りになった、松田優作さんが主演された作品なんですが。
黒:あれは、お出になったの?宮:はい。
それがですね、劇団に入って、1年ぐらい経った時に、オーディションで選ばれたんです。
黒:あら!宮:ちょうど私が高校2年生ぐらいの時でした。
黒:そうですか。
それじゃあ、ちょっとやろうと思ってからは、とんとん拍子っていう感じですかね、その辺あたりは。
宮:ただ、進学校でしたから、私の母も父も、やはり大学進学が最優先だろうというのがありましたんで、家の中では結構「もうやめろ」とか、「絶対やめない」とかってあったんです。
黒:「もっとやりたい」とか、いろいろ。
宮:で、その頃に、ちょうど1年経った頃に、オーディションに受かって。
親の姿勢というんですか、姿が、ころっと変わりまして。
「おっ、やったじゃないか!」。
黒:でも、なんか早稲田にお入りになった?宮:はい。
早稲田は高校の推薦枠というのがございまして。
黒:へえ、すごい。
宮:一応、問題なく過ごしておりましたので。
黒:それは、お成績がよかったからなの?宮:えーとですね、本当の事を申しますと、うちの学校は、みんな、東大ですとか、京大ですとか、国立を目指していますので。
正直言いますと、早稲田の推薦を受けてしまいますと、他の受験が出来なくなってしまうんですね。
ですから、僕とあと友人1人の…、2人ぐらいしか申し込まなかったんです。
早稲田の推薦に。
黒:そうなんですか。
宮:ですから、割とすんなりと選んでいただきまして。
黒:で、ご卒業なさったの?宮:いや、それがですね…。
やはり、ちょっと仕事の方を優先させてしまったものでして。
出席日数が一年のうち3分の2、行かなくちゃいけないというような授業もあったもので。
結局6年通ったんですが、卒業は出来ませんでした。
黒:でも、6年お通いになったの?それはすごいですよね。
卒業しようっていう気配は見られますものね。
宮:気配だけは、あったんですが、結局出来なかったので。
高校の方にも、推薦で入ったもんですから、高校に、ちょっと推薦枠がなくなってしまったような…。
ご迷惑をおかけしました。
黒:でも、すごいですよね。
神童といわれてらしたっていうんですからね。
俳優で神童っていわれた人って少ないと思いますよ。
宮:小学校時代はなんですが、よくいるスポーツ万能、勉強が出来て、自分で言うのもなんですが、ちょっとこう可愛らしい顔をしていたという、三拍子そろった…。
黒:ちょっとお写真でね、可愛らしい顔かどうか、ちょっと見せていただきます。
はい。
お可愛らしいんでしょうか?どうなんでしょうか?おお!これは神童ですね。
立ち姿がもうね、きちっとしてる。
8歳で。
宮:結構、野球に燃えていた頃ですね。
黒:へえ。
宮:野球は大好きだったんです。
黒:可愛い。
もうちょっと大きくなってからのお顔も見せていただけますか?神童ですね、これは。
宮:これは武蔵中学に入った時の。
黒:本当ですね、武蔵中学ですね。
武蔵中学って、本当にあれですもんね。
勉強出来る子が入るんですもんね。
宮:当時は御三家で、麻布、開成、武蔵といわれましたので。
自分でも相当、受験勉強、頑張りました。
黒:でも、そうやって順調にずっといくんだろうと思っているうちに、なんか、そこで女の方にお会いになったんですか?あなた。
どこら辺でだか、わかんないけど。
突然ですが。
宮:はい。
結婚する事になったという事ですかね。
それはもう23ぐらいの時ですかね。
黒:赤ちゃんが。
宮:はい、そうなんです。
赤ちゃんが生まれて。
今でいう授かり婚という…。
出来ちゃった結婚ですね。
黒:授かり婚っていうんですか?今。
宮:今、授かり婚って…。
黒:なるほどね。
あっ、可愛い可愛い。
出来ちゃった婚じゃないんです、授かり婚。
宮:同じです。
黒:でも、女にとってみると失礼ですよ、出来ちゃった婚っていうのはね。
授かり婚はいいんじゃないですかね、まあ。
宮:これは長女ですね。
今、長女が生まれて、退院する時の様子だったんですが。
黒:なんか、こういう超音波みたいなので見たら、お坊ちゃんみたいに見えた?宮:それは下の娘なんです。
下の娘の時は、男の子ですよって言われて。
黒:そうですってね。
で、お父様にも、そんな風におっしゃったの?宮:そうです。
父がもう、末期のがんで、病に伏せていた頃だったんですが。
次はあれだよ、跡継ぎが生まれたよって…。
黒:お父様、お喜びだったでしょ。
宮:父は喜んで、そうかそうかって言ったんですが。
生まれてきたらビックリ、女の子だったという。
黒:あ、そうなの。
でも、まあ、女の子がいい、男の子がいいっていうわけじゃないけど、初めは女の子だったら、次が男の子っていえば、お父様はね、両方いてよかったなってお思いでしょうからね。
宮:そうですね。
父は、やっぱり男の子っていうのは欲しかったかなと思います。
黒:でも、生まれたら女の子だったの?宮:そうですね。
黒:相当面白いですよね。
宮:どうしちゃったんだろうと思いました。
黒:どこでどうなったんだかね。
宮:はい。
私の場合は、先生に超音波の写真を見せられて、「宮川さん、これが男の子の大事なところですよ」っていうような…。
黒:そのものですって。
宮:ちゃんと見えて。
「本当だ、見えますね」って言ったんですが。
出てきてビックリ、あれは、どこへ行っちゃったのかなっていう感じでした。
黒:そういう事もあるんですね。
やっぱり目測っていうか、目で見るんですね、あれってね。
宮:ただ、上が女の子でしたので、じゃあ、女の子のものをそのまま使えるから、よかったねっていう。
それは非常によかったですね。
黒:それでまあ、それで幸せによかったんですけども。
これは、あなたとお子さん?宮:ええ。
これは4歳と2歳ぐらいですかね、子どもたちが。
黒:これ、お宅ですか?宮:いえ。
これ、デパートの屋上の。
黒:そうでしょう。
随分いろいろな道具があるからね。
宮:今、ほとんど、デパートの屋上にこういうのなくなってしまいましたけれども。
黒:そうですか。
ねえ、いろんな乗り物とか。
宮:当時はこういうのがあったもんですから。
黒:お宅かと思ったから、随分いろんなものがあるなと…。
宮:いや、家はこんなに広くなかったんで…。
黒:デパートで。
まあ、そういう風にして、とても、お子さんをよくお育てになったんですけど。
その代わりに、奥様との間がちょっと…。
宮:ハハハ…、そうですね。
でも、結婚して10年以上経ってた頃だったんですけども。
黒:そうですか。
じゃあ、もう子どもも大きくなってた?結構。
宮:そうですね。
別れたのは中学1年と3年ぐらいの時だったでしょうか。
黒:そうでしたか。
宮:子どもたちは大変な反対をしまして。
絶対にイヤだって、反対してたんですが。
黒:子どもにとって一番イヤなのは、やっぱりお父さんとお母さんの仲が悪い。
それから、離婚するっていうのがイヤなんでしょ、子どもにとってはね。
宮:そうですね。
ただ、毎日、ケンカの日々だったので。
そのケンカも子どもたちが間に入って、「パパ、ママやめて」って。
黒:仲よくなったのに、そんなケンカなんかしたんでしょうね?宮:そうですね。
今にして思えば、なんでなんでしょう。
何かこう、何かこう、許せなかったのかもしれないですが。
そういう些細な事でのケンカがあって。
毎日、ケンカの日々が続くなら、それがなくなるんであれば、別れるっていうのも、1つの選択肢かなと思いまして。
黒:そのうち、あなた、PTAの会長におなりになる事になって?宮:そうですね、はい。
ちょうど、嫁さんが家を出ていっちゃった時期がありまして。
で、1人でずっとなんでもやってたんですが。
黒:「出てけ!」って言ったら「はいはい」って出てった?宮:「出てけ!」って言ったら、「出てくわよ!」って言って出ていっちゃったんですが。
黒:でも、そういう事言うもんじゃないですね、「出てけ!」なんてね。
宮:はい、そうでした。
本当に帰ってこなくなっちゃったんです。
黒:そうなんですか。
絵に描いたように。
宮:帰ってくると思ってたんですが。
黒:そりゃそうですよね。
宮:お互いに意地がありますから、帰ってきてくれとも言えないですし、向こうも…。
黒:どのぐらい?宮:2年間帰ってこなかったです。
黒:それはすごい。
でも、いらっしゃるとこがあったからね、どこかね。
宮:そうですね。
友人のところを転々としていたみたいですけども。
その間、私が基本的にずっと育てていたんですが。
黒:子どもを育てて。
宮:その中で、ちょっとした時に、PTAの会長をやってくださいという話がきまして。
頼まれるとイヤと言えない性格なものですから。
黒:これ、ちょうどお写真があるんですけど、PTAの会長をやってらした時、こんな…。
これ、PTA…。
いかにもPTAの会長ですね。
宮:ちょっとラフな、すごくラフな感じですけども。
腰に提げてるのは「防犯パトロール中」という札なんですけどもね。
黒:なるほど、なるほど。
宮:これを提げて…。
別に、これを提げて歩くと、何かするってわけじゃなくて、買い物行く時とか、何かそういう出かける時に付けていくと、ついでにパトロールもしているという事ですね。
黒:なるほどね。
そうこうしてる時に、「帰ってくる」っていう奥様の電話があったの?宮:2年ぐらいしてですね、ある日突然、「明日帰るから」っていう電話がありまして。
黒:度胸いいですね。
宮:女性ですから度胸いいですね。
僕も、ほとほと疲れ果てていましたので。
黒:ああ、子どもの事で。
宮:はい。
許せないっていう気持ちはあったんですが、「うん…、わかった」って。
フフフフ…。
黒:帰ってきてくれたらうれしいよって感じが…。
宮:いや、よかったっていう思いはありました。
黒:子どもたち喜んだでしょ?宮:子どもたちは大喜びでした。
黒:そうですよね。
こんなに育てたのに、ちょっと、なんかあるかと思ったら、全然なくて、すぐ喜んでるのね。
宮:ずっと、子どもたちは「ママはどうしたの?ママはどうしたの?」っていう感じでしたから。
「ちょっとね、帰ってこれないんだよ」っていう事は言いました。
帰ってきた時は、小学校の4年と6年生ぐらいだったんですが、「やったー!」って…。
黒:可愛い。
喜んで。
そういうのを見ちゃうとね。
宮:そうなんですよね。
ただ、やはり、それから3年ぐらいは普通に暮らしていたんですが、やっぱりケンカが絶えなく…。
黒:どうなんでしょうね?相性悪いんですかね。
宮:なんなんでしょう?同い年だったものですから。
お互いに引き下げれないっていう部分があったのかもしれないです。
黒:年がちょっと違うと、いろんな風に違うんですけどね。
同じ同年、同じ学年なんていうとちょっとね、いろんな事がわかってるっていう事もあってね。
宮:同年代は話が合うというメリットはありますけども、引き下がれないというデメリットはありますね。
黒:3年ぐらい経ったら、「私は出ていきます」になったんですか?宮:やっぱり、その…、やっぱり、きちんと別れようという。
ケンカが絶えないので、ここはひとつ、けじめ、1回つけようという事で。
黒:子どもたちは大変ですね、そうなったらね。
宮:そうですね。
一番多感な時期でしたので。
それもあったので、とにかく子どもたちの幸せを考えようという事で、それからは、まず初めに子どもたちの幸せを…。
黒:ちょっと、一朗太さん。
ここまででよろしいですか?ちょっと、じゃあ、コマーシャルがございますので、ちょっと、コマーシャルいかせていただきます。
一朗太さんですから。
宮:はい。
黒:そんなに可愛がってお育てになったお嬢さんでも、下着やなんかを、お父さんと一緒には洗わないでとかって。
そんな風になるんですって?宮:あれはショックでした。
黒:どうなんでしょうね?それって。
宮:話には聞いていましたけれども、そういう事はないんじゃないかと思っていたんですが。
いざ、自分の身に降りかかりますと、洗濯物を一緒に、ある時、洗っていましたら、「なんで一緒に洗ってんの!」って言われまして。
黒:娘が?自分で洗わないのに?宮:ええ。
私が洗っていたんですが。
私の下着と自分の下着が一緒に洗われているっていうのは、ものすごくイヤだったみたいです。
黒:私たちは洗濯機のない時代に育ちましたから、そんな、父親と一緒にイヤだなんとかっていう感じは全然なかったですけどね。
一緒にイヤだっていうのはね、ショックですよね。
宮:ショックでしたね。
黒:これだけ育てたのにね。
宮:はい。
まあでも、やはり、なんて言うんでしょうか、多感な時期の娘ですから。
「それだけイヤなら、じゃあ、わかった。
パパは分けよう」って言って、下着分けて、洗うようになりました。
黒:そしたら、いいんですか?宮:それはいいみたいです。
黒:それで、お父さんに洗ってもらうの?それでも。
宮:そうですね、私が回します。
黒:そこんとこが可愛いっちゃ可愛いですよね。
で、今度、次女のお嬢様ですか。
ボーイフレンドを連れてきて、家に。
宮:えーとですね、実は、下の娘が骨折をしまして。
ちょっと運動をしている時に、部活でけがをしまして、事故で。
病院に入院したんですね。
毎日、お見舞いに行ったんですが、ある時に、「明日、彼氏が来るから」と言われて。
黒:彼氏?宮:「彼氏が来るから」…。
私は、全く男っけのない娘でしたから、「また、そんな事言って。
友達でしょ?」って言って、あんまり信じてなかったんですね。
次の日、病室に行きましたら、もう凛々しい、日焼けした青年がいるわけですよ。
それで、すくっと立って、「いつもお世話になっております!何々です!」って言われまして。
「これ、ほんの気持ちなんですが」って言われまして。
私は「あっ、こちらこそ…」。
黒:お土産かなんか?宮:はい。
「お世話になっております」。
「すいません、なんかお気遣いいただきまして」って。
すごく、なんかこう、こっちがビックリしちゃった…。
黒:それが彼氏っていうものだったんですか?宮:本当にお付き合いをしていたみたいで。
黒:それで、娘はうれしそうにしてましたか?宮:はい。
とてもうれしそうにしておりました。
それは大学に行っていた頃ですので。
ボーイフレンドがいて当たり前の年頃ではあるんですが。
黒:でも、まあ、お父様にしてみると、ちょっとね。
宮:ずっと、下の娘がパパっ子だったんですよ。
私に結構、「パパ、パパ」って言ってくる子だったので、余計、彼氏という存在が、にわかには受け入れがたくてですね。
黒:そうですよね。
ましてや、そんな凛々しい、日焼けした青年だなんて、イヤだな。
宮:ただ、非常に格好よかったので、父親としては、何かほっとした部分もありましたけれども。
黒:でも、その方とは、なんか一緒にならなかったんですって?その後。
なんか、知らないけど。
宮:はい。
まあ…、私もいろんな恋愛してきましたので、娘も、まあ、そうですね、幸せをつかんでほしいとは思いますけどね。
黒:上のお嬢さんは、どうなったんですか?宮:えーと、上の娘の彼氏は、私、会った事ないんですね。
何か、話はいろいろと聞くんですが。
黒:よくさ、そこら辺に携帯が置いてあると、ビビビビとか鳴ったりすると、気になるんですって?なんか。
宮:そうなんです。
下の娘は、そうなんです。
下の娘の携帯が、ある時、鳴っているのを、たまたま見てしまいまして。
それが男の子の名前が出てたんです。
で、私は、これは、きっと友達だ、友達だって、自分に言い聞かせていたんですが。
結局それが、その彼氏…。
病室で紹介してくれた彼氏でしたね。
黒:でも、すごいのは、そのお嬢様お二人とも、とっても、将来こういう風になりたいっていうのがあって。
上のお嬢様はなんか、声優に?宮:はい。
今、目指しておりますね。
黒:俳優でも、声の。
あなたも随分、いろんな役やっていらっしゃるでしょ?声優の役を。
宮:はい、そうですね。
私は俳優と同時に、声の仕事もさせていただいてるんですが。
そういう…、多少なりとも、私の背中を見て、育ってくれたのかなという点は、何かうれしいですね。
黒:で、下の妹さんというか、お嬢さんの方は、整体師になりたい…。
宮:そうですね。
もともと体が弱かった事もあるんですが、それでも、チアリーディングをやりたいという事で、チアをやっていたんですけども。
黒:けがをしたんでしょ?宮:やはり、けがが絶えなくて。
腰を痛めたりとか骨折したりとか、いろいろあったんですが。
で、その中で、リハビリで、いろいろお世話になりまして。
今度は自分が、という事で、今、リハビリなどを出来る整体師になりたいという事で、勉強しています。
黒:「お父さん、ちょっとやらせて」なんて言わない?宮:えーと、この間、マッサージしてもらいました。
黒:どうでした?宮:すごく痛かったです。
黒:痛かったの?宮:やはり、弱ってるところをグッとやられると…。
「今、ここが疲れてるんだよ」とか、「ここが弱ってるんだよ」っていう。
黒:わかるの?それが。
すごいじゃないですか、随分。
宮:すごいです。
お金…、お小遣いをあげましたけど。
黒:あげた…。
でも、家でやってもらったら、随分いいですよね。
宮:そうですね。
黒:そういう人が家にいたら。
宮:はい。
便利と言っちゃ失礼ですけども。
黒:でもね、お勉強ですからね、お嬢さんにとってはね。
宮:そうですね。
黒:そういう人のために、何かやりたいっていうのは、いいですよね。
宮:そうですね。
ですから、2人とも自分の目標を、もう持って、それに向かって歩いてるっていうのは、親ながら、よく育ってくれたなと。
黒:お育てになった側としては、うれしい…。
宮:僕は育っていく、ほんの手伝いをしただけですけども。
子どもたちが、ちゃんと成長してくれたのは、何よりも、うれしいですね。
黒:そうですよね。
黒:お父様、随分早くお亡くなりになったんですね。
宮:そうですね。
今年、二十三回忌をいたしました。
58の時に他界しましたね。
黒:今でいったら、随分ね、お若い時でしょうね。
宮:そうですね。
若いだけに、がんの回りがすごく速かったですね。
黒:一朗太さんの場合は、お子さんたちが、そういう風になってくると、ご自分も第二の人生をとかっていう風には、お考えにならない?宮:そうですね。
今、やはり、恋愛を今年はしようというのが目標になっております。
黒:目標?宮:目標です。
婚活って、よく言いますけども、私の場合は、恋活…。
黒:恋活をやってらっしゃる。
宮:恋愛活動中でございます。
黒:そうですか。
なるほど。
恋活をしてらっしゃるお父様になんですが、お嬢様方にですね、担当の者が、ちょっとお手紙をお願いして。
お父様に。
それで、ちょっと読ませていただいてよろしいですか?宮:はい。
黒:まず、これは下の方のお嬢さんですね。
整体師になりたいお嬢様。
宮:はい。
黒:いいですか?宮:はい。
黒:「パパへ。
こうやってパパにお手紙を書くのは久しぶりだね。
何から書いたらいいのかわかりませんが、最近、パパがテレビによく出ているのを見ていて、私はすごくうれしいです」「昔はよく、パパとふざけて遊んで、ママに怒られてたのを、今でも覚えてます」「それでも毎日遊んで、笑って過ごした気がします」「それが、すごく昔のように思えてきます」「いつも、何かあっても私の味方をしてくれて、いつもそばにいてくれて、本当に感謝しています」「ここまで育ててくれて本当にありがとう」「これからもたくさん迷惑をかけてしまうと思いますが、末永くよろしくお願いをします」「体には気を付けて、お仕事、頑張ってください」お嬢様、21歳でいらっしゃる。
宮:はい。
黒:それでは、もう1つ。
上のお嬢様の読ませていただきます。
上のお嬢様の封筒は、こういう封筒です。
可愛い。
じゃあ、よろしいですか?宮:はい。
黒:「お父さんへ。
恥ずかしがり屋の私は、こうして手紙を書くのは初めてかもしれないね」「実を言えば、お父さんの事、理解出来ない時期もあった」「どうして、お母さんがいないんだろうって」「それを勝手に、あなたのせいだと思ってた時期もあった」「きっと、そんな気持ちをお父さんもなんとなく気付いていたんじゃないかな」「それでもお父さんは、大変な顔ひとつ見せず、台所に立ち、洗濯物を干して、笑顔で仕事に行ったね」「まだ幼い私は、それをどこか当たり前のように思ってた」「だけど、その笑顔の裏では、つらい思いも苦しい思いもたくさんあったでしょう」「今頃になって気付いて、ごめんなさい」「私たち姉妹が、こうして今日、元気に笑っていられるのも、お父さん、あなたのおかげです」「生まれてきて初めて言います。
今までありがとう」「最後に、どんなお店のハヤシライスを食べても、お父さんの作るハヤシライスが世界で一番おいしい」「久しぶりに、また食べたいな。
長女より」宮:ありがとうございます。
黒:いいお手紙ですね。
「生まれて初めて言います」って。
「あなたのおかげです」って。
「今までありがとう」。
宮:いやいや…。
まあ、こういう手紙を書いてくる娘たちを、僕も誇りに思いますね。
黒:ねえ。
私も読んでいて、本当、涙が出そうでしたけど。
まあ、頑張って読んだんですけど。
お父様にとっては、本当にうれしい。
宮:ありがとうございます。
黒:涙出ました?宮:いや、宝物ですね、その手紙は。
黒:そうですね。
まあ、こういうのも、担当の者がお願いして書いていただくのは、どうかなって時々、思う時はあるんですよ。
だけど、そうでなければ、絶対もらえない手紙だと思うんですよね。
間に人が入らないと。
だから、そういう事では、お二人の宝物…、どうぞ差し上げます。
このまま、どうぞご覧ください。
よかったですね。
宮:いやー、ちょっと…。
黒:感想、感想。
宮:こうなると思っていなかったものですから、ちょっと自分でもビックリしちゃいますけれども。
ありがとうございます。
黒:思いがけない事あるのって、いいですよね。
黒:お嬢様方の初めての手紙なんですって。
お父様、とてもうれしいって。
よかったなと思います。
宮:はい、ありがとうございます。
黒:さて、あなたのお母様は、非常にお元気で。
お母様は今年、何歳におなりでしたっけ?宮:今年、78かな?黒:それでですね、お母様はダンスをおやりになってる。
宮:そうですね。
黒:それがすごい激しい。
ご覧ください。
あら、キレイなお母様!第一、スタイルすごいですね。
宮:そうですね。
普段、ジムとかにも通っていますし。
黒:やっぱりね。
宮:これ、去年の写真なんです。
黒:なんか本当に、七十いくつの時のお写真。
宮:77の時のお写真じゃないでしょうか。
黒:すごいですね。
なんか60歳ぐらいから、お始めになったんですって?宮:そうですね。
父が他界してからぐらいでしょうか。
黒:でも、すごいですよ。
時々、こう、お尻が出るぐらいの短いスカートをはいたりして、踊ったりなんか、なさるんですって。
宮:発表会に呼ばれて行きましたら、ものすごく背中の開いたドレスで、ビックリしたんです。
社交ダンスっていうんで、こう、優雅に踊るもんだと思っておりましたら、ジャイブという…。
黒:そう。
この頃ね、そういうのあるんですよね。
宮:すごい激しく踊る踊りを…。
黒:もう1回、写真ちょっと見せていただいていいですか?お母様ね、70…、まあ、いってみれば、もうすぐ80に近い方で、こんなにいいスタイルって、すごいですよね。
宮:この写真だけで激しい踊りだっていうのが…。
黒:わかりますよ。
音楽が聞こえてくるようなね。
それで、ああいう靴で、おみ足もあんなキレイで。
ウエストやなんかが本当にキレイにね。
宮:息子としては、あんまり無理してほしくないと思うんですけれどもね。
黒:でも、お顔もすごくキレイで、生き生きしてらして。
素敵ね。
まあ、素敵。
宮:このダンスの他にも、グラウンド・ゴルフといって、普通にやるゴルフ、グラウンドでやるのがあるんですが。
あっ、これですね。
黒:随分、でも見たとこ違い…。
お母様、どうせゴルフは…、やっぱり、ちょっと、ああいう格好でいらっしゃったら、どうかしら。
いいですか?これでも。
宮:これは、すいません。
普通の格好なんで、あれですけども。
黒:さっきのあれからしたら。
いかにあのダンスっていうものが、派手なものなんですね、要するに。
宮:そうですね。
黒:面白いですね。
宮:ものすごくパワーがいるんだと思うんですね。
黒:だから、ああいう格好して、ゴルフにはちょっと行かれないかもしれないんですけど。
まあ、あんな風な感じも悪くはない。
宮:ゴルフも区の大会で優勝したとか、準優勝したとか、非常に、すごく派手な活躍をしているみたいです。
黒:お母様と孫とは?お嬢様たちとはうまくいってるんですか?宮:そうですね。
孫っていうか、うちの娘も、いろいろ手伝ったりとかしていますので。
黒:そうなの。
それにしても、おばあ様が、あんな踊ったりなんかなさったら、うれしいでしょ、お嬢様たちは。
宮:そうですね。
それは、ちゃんと聞いた事はないんですけども、どう思っているかは。
黒:そうですよ。
そりゃ、だって、ああいうおばあ様がいらっしゃるって事は、そりゃ、お嬢様たちにとっては格好いいってお思いじゃない?宮:そうですね。
黒:恋愛活動中でいらっしゃるので、うまく成功するように。
いいご報告を祈っております。
宮:頑張ります。
黒:どうも、ありがとうございました。
2014/03/04(火) 13:20〜13:55
ABCテレビ1
徹子の部屋[字]
〜男手一つで育てた娘たちが…涙の理由〜宮川一朗太さんが今日のゲストです。
詳細情報
◇ゲスト
昨年、俳優生活30周年を迎えた宮川一朗太さんが『徹子の部屋』に初登場!
◇番組内容
23歳の時に結婚。二人の娘も誕生し幸せに生活していたが、妻との喧嘩が絶えず後に離婚。思春期の娘を男手一つで育てる日々が始まった。大変だった時期もあるが、そんな娘たちも現在は成人し、それぞれの夢に向かって歩き始めた。今日は宮川さんの『自慢の娘たち』から手紙が届く。初めて聞いた娘の本音に思わず…
◇おしらせ
☆『徹子の部屋』番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/
ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
福祉 – 文字(字幕)
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