はぐれ刑事純情派14 2014.03.18

(安浦刑事)こいつの予想は当たったことないんだ…。
やっぱりメス馬も歳とるとダメだな…。
(松井良子)すみません。
(運転手)早くしてください。
すみません5千円札しかないんですけど…。
おつりないよ。
じゃあ…カードを…。
5千円のは売り切れ。
じゃあどうしたら…。
細かいのは用意しといてくれないと。
運転手さんそういう言い方はないんじゃないかな。
つりがないの!ないものはしょうがないんだけどもうちょっと言いようがないのかなあ…。
誰か5千円くずれる人いませんか?私あります。
すみません…。
どうもすみません。
私競馬でこれなもんで…。
大丈夫ですか?
(良子)すみません…。
すみませんでした…。
なんであんな言い方するんだろう。
失礼ですよね。
もうなれてますから…。
みんな私みたいな女には冷たいんです…。
(川辺課長)若い女性の働き口…?どこかありませんかね?朝っぱらからなに言い出すんだよ。
でどういう女性なんだ?歳は30ぐらい。
名前は松井良子さんだったかな…。
あんたねえほんとに若くて綺麗な女性には目がないんだから…。
まあ綺麗っていうか…。
(川辺)でどういう知り合いなの?
(田崎晴子)だから昨日バスの中で偶然出会って喋ってる間に世話することになっちゃったんですよね?バスでどこ行ってたんだよ?そりゃまあ日曜っていえば…。
(川辺)ったく…。
その松井良子さんていう女性はどこへ勤めても嫌がらせをされて長続きしないそうなんですよ。
どこかありませんかね?私は朝から忙しいんだよ。
(横溝署長)おはよう。
何かあったのか?署長のお耳に入れるような話じゃございません。
誰が長続きしないんだ?はいあのー…。
安さん!後で私がゆっくり話聞くから。
今ご報告にあがるところでした!…ええいいですよ。
そんな面接なんて…。
署長さんのご紹介なら安心ですもの。
それじゃあ今夜からでも頼むよ。
それじゃ…。
署長今夜からってのはちょっと…。
まずいか?ええ。
それに小料理屋っていうのはどうですかね…。
やってみりゃあなんとかなるよ。
大丈夫俺に任しとけ。
すみませんねえ。
入ったばっかりなんでまだなれなくて…。
うわっ!何するんだ!
(女将)すみません。
良子ちゃん化粧室見てきてくれる?あの大和田さんねいつも水出しっぱなしなの。
新しく入った子?ええ。
まだなれないんでご迷惑かけます。
そういう問題じゃなくてさ。
こういうところで働く顔じゃないよね。
大和田さんたら口が悪いんだから。
飲み過ぎですよ。
そうか?だけど目は確かだよ。
焦点あってませんよ。
そろそろお帰りにならないと。
奥さまがお待ちですよ。
え?うちの美人の奥さん?そりゃそうだ。
こんなとこで飲んでるよりよっぽどいいや。
いくら?
(女将)ありがとうございます。
あれ…サイフ…。
ああそうだ。
トイレ入るときに洗面台に置いてきたんだ。
おいサイフどうした?ないんだよサイフが!あんた俺の後にトイレ入ったろ!私なにも…。
いやおまえがとったんだ!出せよ!出すんだよ!やめてください!変なこと言わないでください。
(主人)後で捜しときます。
なかったらどうするんだ?
(主人)弁償させていただきます。
50万払えるのか!?ウソだと思ったらうちの社員に訊いてみろ!出てくるときに金庫から出してきたんだ!とんでもない女だ!なかったら警察に突き出してやる!大和田さんタクシー呼びましょう。
(大和田)いいよ!
(里見刑事)死後経過7〜8時間というとこらしいです。
この背中の傷が致命傷だな。
昨夜の雨か…。
(田崎)けっこう降ってましたもんね。
身元は奥さんに確認してもらいました。
ここのマンションに住む大和田宏さん新宿で不動産会社を経営してます。
それと所持品が何もないんですわ。
物とりですかね…。
マンションに帰ってきたところを刺されてそこへ逃げ込もうとして倒れた…。
そういうことやないですか?
(三波主任)なんとも言えんな…。
間違いないでしょうホトケさんの頭の位置からして。
まあ現場保存しといてくれ。
なにがおかしいねん。
気分悪いなあ…。
(高木刑事)奥さんいつもご主人より先に休んでいたそうです。
じゃあご主人が帰ってこなかったことも気づかなかったの?
(今井刑事)パトカーが来てびっくりしたそうです。
山手中央署の安浦です。
田崎です。
このたびはどうも…。
ご心痛のところ申し訳ないんですがちょっとお話を…。
(大和田信江)これからどうしたらいいんですか…。
ひとりでどうやって…。
(信江の泣き声)ご家族は?ご夫婦ふたりだけで結婚してまだ1年半だそうです。
ご主人の方は再婚だそうです。
晴ちゃん行くか。
ねえあの奥さんちょっと変わってません?何が…?だって私たちと会ったときパジャマですよ。
なのに綺麗に化粧してたでしょう。
普通はまず着替えるでしょう。
ましてや旦那が死んでるのに化粧してるなんて…。
変わってますよ。
(携帯電話)はい携帯安浦…。
里見から連絡があったがガイシャは新宿で不動産会社を経営してる大和田宏さんだって?ええそれが何か?えらいことになった。
すぐ戻ってきてくれ!もめてたってガイシャと松井良子がですか?今朝署長に甲州の女将から電話があったそうだ。
大和田さんのサイフがなくなって彼女がとったと言い出したらしい。
何かの間違いじゃ…。
大和田さんが帰った後捜してみたら大和田さんが座っていたイスの下に落ちていたそうだよ。
問題はそれからなんだ。
松井良子が返しにいくと言って店を出てから連絡がとれないそうだ。
あの…松井良子が店を出たのは何時頃だったんでしょうか?午前0時ちょっと前だ。
大和田さんが出てから20分くらい経っていたそうだが大和田さんの家までは歩いて30分。
彼女がタクシーを使えば追いつく。
しかし大和田さんもタクシーに乗っていれば…。
女将がタクシー代を貸すと言ったら歩くからいいと断ったそうだ。
言わないこっちゃない!署長は彼女の保証人になってるんだよ。
もし何かあったら私の立場が…あいや署長の…。
まだ彼女がやったと決まったわけじゃないよ。
でも連絡がとれないんですから…。
とにかく松井良子のアパートにいってきます。
安さん!何かあったら私の立場が…。
いや署長に迷惑が…。
課長の立場でしょ?あ…はいそうでした。
松井さん?いらっしゃいませんか?松井さん。
いらしたんですか。
これ…大和田さんの?返しにいったら…大和田さん…マンションの前に倒れてて…。
どうしてすぐ警察に連絡しなかったの?気がついたらこの部屋に戻ってました…。
女将さんから何度も電話があったでしょう?女将さんからの電話だってわかってました。
でもどう説明していいかわからなくて…。
それでここでじっとしてたってわけ…。
信じてもらえませんよね…。
いいんです職場でもいつもそうでしたから…。
何かなくなれば私が疑われる…。
いつもそうなんです。
ウソを言ってるようには思えんのですが…。
(野田刑事)課長解剖の途中ですがわかったことだけ聞いてきました。
死亡推定時刻は胃の内容物から店を出てから1時間以内。
ですが12時には雨が降ってますから11時半から12時までの間と考えていいと思います。
死因はやっぱり背中の刺し傷か?ええ。
凶器は先の尖った片刃で柳刃包丁じゃないかと言ってます。
柳刃包丁…。
(高木)小料理屋には必ずあります。
野田甲州に行ってなくなった包丁がないかどうか確かめてくれ。
高木と今井は現場付近の聞き込みだ。
田崎くんと里見は松井良子を連行。
ちょっと待ってもらえませんか。
松井良子はどう考えたってクロだ。
署長との繋がりがマスコミにバレる前に身柄を確保しないと…。
その前にちょっと確かめたいことがあるんです。
鑑識に渡してきます。
(川辺)おい…。
よう三波…。
おう。
やっぱり血痕が気になるのか?安さんもか?うん。
どうもな…。
…なんだ?あのよ…気が散ってしょうがねえんだよ。
素人は帰ってくれ。
そうか…じゃあ後頼むぞ。
おう。
飲み過ぎるなよ。
そうか甲州の包丁は全部あったか。
はい…。
しかし松井良子の容疑が晴れたわけではありません。
彼女以外動機を持つ者はいないわけですから。
しかし安さんはひっかかってるんだろう?そんなことより松井良子の事情聴取が先決だと思います。
署と関わりがある人間でも署に呼んできちんと取り調べる…。
そういう姿勢を示しませんとマスコミにも…。
あんまり感心せんな…。
でも署長の立場が…。
(横溝)俺のことはいい。
とにかく少しでも疑問があったらとことんくらいつく。
それが捜査だろ?…署長のおっしゃるとおりです。
ねえ彼女ちょっと待ってよ。
ウソ…。
…すみませんいいっす。
すっげえブス!表歩くなっつうの!
(3人の笑い声)よう。
あそこです…。
…つけてたんですか!?誤解しないでねそういう意味じゃないの。
ただあなたのことが心配だったから…。
ねえ松井さん…確かにね世の中美人の方が得してるように見えるけどそれって錯覚だと思うの。
だって美人で不幸な人っていっぱいいるよ。
まあちょっと言い古されてるけど人間やっぱり外見より中身じゃないかな。
明るく前向きに生きてれば…。
(良子)やめてください。
そういうの聞き飽きました。
結局外見なんです…。
ただ…ひとつだけブスで得したことありましたよ。
刑事さん私に同情して就職世話してくれたんですよね。
どうしてそういうとり方するの?安浦さんはあなたがブスだから世話したわけじゃないわよ。
あなたが困ってたからじゃない。
どうしてそうやってひねくれてとるのかな…。
職場でもそうやっていじめられる…。
どうせ私は…中身までブスですよ。
でもしょうがないでしょう!今までいいことなんてひとつもなかったんだから!…おサイフ私がとったんですよ。
だって…イスの下にあったんでしょう?大和田さんが帰った後で…私がそこに置いたんです。
じゃあ…イスの下にあったことにしてサイフを届けにいったってこと?あの男に謝らせてお金もらう気でした。
私今必死でお金貯めてるんです。
あともう少しあればこの顔全部なおせるんです。
じゃあ美容整形のために…!?もうイヤなんですこんな顔!顔のせいでみんなにバカにされてどんどんイヤな女になって…。
みんなこの顔のせいなんです!顔のせいだけかなあ…。
じゃあ顔が変われば人生が変われるっていうの?そうですよ!こんな顔見るのもヤダ!…私は今すごく腹たててるんだ。
顔顔って…。
ちゃんと喋れる口もついてるじゃないか!目も鼻もちゃんと聞こえる耳だってついてるじゃないか!いったいあんたは何が不足なんだ!?刑事さんに何がわかるんですか!もしあんたが私の娘だったら…今頃あんたをぶっとばしてる!田崎くん…。
はい。
俺は帰る勘定払っといてくれ。
ごめんなさいね。
気を悪くしないで。
私もね顔がすべてだとは思わないけどあなたの気持ちがよくわかるの。
でも安浦さんがあれだけ言うってことはそれだけあなたのことを気にしてるってことなのよ。
安浦さんてねいったん関わっちゃった人のことをほっとけなくなるたちなのね。
整形手術…?ええ。
そのためにお金が欲しかったらしいですよ。
大和田さんのサイフも?ええ。
自分で盗んだって言ってます。
まあそのこともあってとりあえず署の方に来てもらって今里見さんと野田くんが取り調べてます。
安さんはどこ行った?
(田崎)さあ…。
「さあ」じゃ困るよ。
こんにちは。
どうもご苦労さまです。
山手中央署の者なんですがこのお客さん乗せませんでしたか?甲州へよくいらっしゃるお客さんなんですがね…。
ああ大和田さんでしょ?よく乗せますよ。
そうですか。
一昨日の夜の11時半くらいなんですがね。
11時半…。
ええ。
ちょっと待ってください。
他の者に訊いてみます。
すみません。
どうもおそれいります。
大和田さんを乗せたタクシーなかったんですか。
念のために他の会社も当たってみます。
ここから大和田さんの自宅までの道順を教えていただけますか。
おい地図書いてあげれば?
(女将)そうですね。
念のために歩いてみようと思いまして。
お宅に行かれたことは?ええ。
お総菜を届けにしょっちゅう。
大和田さん選り好みが激しくて…前の奥さんと別れてから20年近くもひとりだったんですよ。
その甲斐あって綺麗な奥さん見つけちゃって…。
奥さんもこのお店に?しょっちゅう連れてらっしゃいましたよ。
そのたびにのろけられてましたよ。
これでいいかしら。
交番のところがわかりにくいんですけどクリーニング屋さんを目印に左に…。
そうですか。
あの…良子ちゃんは大丈夫ですよね?…ええ。
よかった…。
たった1日でしたけどね情が移っちゃって。
そりゃあ最初はちょっと思いましたよ。
でも皿洗いも掃除もイヤな顔ちっともしないで…。
ああいう子はちょっとやそっとのことは耐えられるんです。
そんな人を殺すなんて…。
そんなことをするはずないんです。
ちょうど店から25分か…。
(携帯電話)はい携帯安浦…。
もうどこ行ってるんですか?大変なことになってるんですよ!えっ…?高木さんがイヤなこと聞いてきたんですよ…。
高木です。
大和田さんのマンションの1階の住人なんですが一昨日の夜使わなくなった刺身包丁をマンションのゴミ収集場に出したそうなんです。
もちろん厳重にくるんで「危険物」って書いて。
ところが形から包丁っていうのがわかるかも…。
安さんそういうことだから。
大和田さんより先にマンションに着いた松井良子がそれを見つけて使用していたとしたらどうなる?彼女は金が必要だった。
謝罪金をせしめようとして大和田さんと言い争いになってその挙げ句にだよ…。
(川辺)「もしもし?聞いてるの?」聞いてますよ。
しかし田崎くんの言ったことが気になりましてね。
田崎くんの…?何が?奥さんの化粧の件なんですがね…。
後で電話入れます。
こんにちは…。
少し落ち着かれましたか?…でもお葬式の準備はしなきゃなりませんから。
大変ですな…。
あの…主人の遺体はまだ戻してもらえないんでしょうか?明日にはなんとか…。
あ奥さん…。
今日は化粧なさってないんですね。
えっ…?昨日の朝は綺麗にお化粧なさってたのに…。
あれは主人に…。
主人にいつも言われてたんです。
「素顔で寝息をたててるような女はイヤだ。
いつも綺麗にしててくれ」って…。
じゃあお休みになってるときもいつも…?お化粧を落とすのは主人のいない昼間だけです。
でももうその必要もなくなってしまいました…。
ひょっとして私のことを疑ってらしたんですか?主人を寝ずに待ってて殺したと…。
いえいえ…。
失礼します…。
大変ですね。
寝てるときまで美人でおらなあかんのやから…。
でもそこまで気を使うなんて…。
そんなの夫婦じゃないと思うけど。
安さんはっきりわかったぜ!みんなも鑑識に来てくれ!刺された被害者がそのまま血を流しながら歩いた場合地面に落ちた血痕の向きは普通被害者の進行方向と一致する…。
ところがこの血痕の跡…これをよく見てちょうだい。
(三波)これ…。
(三波)血痕のハネはどっちに向いてる?道の方ですね…。
そういうこと。
ところがホトケさんの頭は…入口の方を向いていた。
血痕が雨で流されたんじゃないのかな?気象庁に問い合わせました。
雨は降っていたそうです。
試してみましたが血痕のハネは変わりませんでした。
安さんこれはどう考えたらいいのかね?犯人がホトケさんを引きずって頭と足を反対にしたんじゃないですかね…。
そのとおり。
(川辺)しかし遺体を引きずれば…。
そうなんです。
その証拠にホトケさんがはいていた靴…。
爪先の皮がはがれてました。
じゃあ帰ってきたときに刺されたんじゃない…。
そういうことですね。
マンションから出てきたところを刺された…。
だとすると一度中に入ったってことになりますよね?まさか…大和田さんを殺ったのは…。
(川辺)安さん…!戻りました。
どうだった?ダメでした…。
里見さんたちは?まだだ…。
弱ったな…このまま大和田さんを乗せたタクシーが見つからんと奥さんへの事情聴取は無理だぞ…。
確かに一昨日の晩の11時半頃甲州から広尾のクィーンズ・ヒルまでそのお客さんを乗せました。
間違いないんだね?はい。
だってこのお客さんサイフ持ってなくて…。
〔じゃあすぐ金とってくるから〕〔何か置いていってもらえますか。
この間も逃げられちゃって…〕〔乗り逃げなんかしないよ!〕〔お願いしますよ〕〔これでいいか?〕〔はい〕・
(電話のベル)はい刑事課…。
おう高木か。
…えっ見つかった!?ええ。
一昨日の11時半甲州から間違いなく乗せたそうです。
…免許証?ええ。
ご主人のものに間違いありません。
では署の方で詳しく訊きますのでよろしいですね?あの晩…主人が帰ってきた気配で目が覚めました。
〔今お帰りになったの?〕
(大和田)〔うん〕
(信江)一度帰ってタクシーの料金を払ったなんて思いませんでした。
〔水割り!〕〔はい…〕〔いい女にとられたならまだあきらめがつく〕〔あんな不細工な女になめられたかと思うとさ…〕
(信江)甲州でサイフを盗まれたと言ってひどく不機嫌でした…。
たまりませんでしたその人の顔のことばかり言う主人が…。
でもご主人はあなたの顔のことを非難したわけじゃないんですからそこまで腹をたてることはなかったんじゃないですか?違うんです!何か…?私の顔…整形なんです。
ずっと男の人に相手にされなくて…。
5年前思い切って整形したんです。
退院して自分の顔を見たとき…夢のようでした。
男の人が次々と声をかけてきて…。
いろんな人とつき合いました。
…で気がすんで大和田さんと結婚したわけですか。
熱心にプロポーズしてくれましたしこの人ならって…。
でも…一緒に暮らしてからは不安ばっかり。
私…おでこにコラーゲンの注射をしてるんです。
でもそれって半年しかもたないんです。
去年はなんとか病院に行けました。
でもまた半年が近づいて…。
主人に見つめられるたびにビクビクして…。
はっきりご主人に言えばよかったんじゃないのかな?主人は私の顔にしか興味ないんです…。
〔顔の悪い女は根性も悪い!君がそういう女じゃなくてよかったよ〕〔私だって…いつかはしわくちゃのおばあちゃんになるのよ〕〔そうだよな…〕〔あと何年もつか…〕〔まあそのときはまた新しいのと取り替えるさ〕〔あなた…それ本気で言ってるの!?〕〔しょうがないだろう女は顔!ダメになったら取り替えるしか…〕〔このライターと一緒だよ〕〔コンビニでライター買ってくるわ〕〔うわっ!〕
(信江)なんであんなことをしてしまったのか…。
でも…。
自分が…あのライターと同じだと思うと…。
衝動的にやってしまった…。
でもねちょっと冷静じゃない?だってあなた遺体の向きを変えたでしょう?それって自分に容疑がかからないための隠蔽工作でしょ。
…そうじゃないんだよ田崎くん。
それはね…雨のせいだよ…。
雨に…濡らしたくなかったんだ。
ご主人の体を…。
私にとって…たったひとりの人だったんです…。
奥さんが…!?そう。
キッチンの柳刃包丁からルミノール反応が出たの。
血液型も大和田さんのものと一致したし…。
あなたにはイヤな思いさせちゃったわね…。
サイフを盗んだ件は書類送検だけで済むと思うから。
あの…安浦さんは?今取り調べ中だけど…。
じゃあ伝えていただけますか。
私…やっぱり整形します。
えっ…?だってあの奥さんだって一度は生まれ変われたんです。
相手が大和田さんみたいな人じゃなければ幸せになれたんです。
さあ…それはどうかな…。
(ノックする音)はい…。
署長…。
ちょっといいかな?
(田崎)はい。
この人に保証人として話があってね。
(片桐由美)いらっしゃい。
カウンターお客さんかい?
(由美)ええ。
あっお見えになってたんですか。
ちょっとママの助けを借りにな。
助け…?署長さんに頼まれちゃったのよ。
松井良子さんにメイクをして服を選んでくれって。
…松井良子さん!?署長さん彼女に話したのよ。
安浦さんが彼女のためにどんなに方々歩き回ったか…。
彼女自信を持ったんだわ。
彼女に自信をつけたのは安浦さんよ。
俺がかい?女ってね大勢の人にチヤホヤされなくてもいいの。
たったひとりの人が自分をちゃんと見ていてくれればそれだけで自分に自信がつくの。
それだけで自分が好きになれるの。
安浦さん!かっこいいねえ。
見違えたよ。
甲州の女将さんがまた手伝ってくれって…。
こちらのママさんも署長さんもとても優しくしてくださって…。
そう…。
みんな不器用でもさ一生懸命生きてる人間が好きなのさ。
そのとおり。
うちの署の連中もみんな君の味方だ。
もうあんまり泣かさないで。
お化粧が台無し。
ねえ?ヤダ…またブスに逆戻りだ…。
(安浦エリ)そう!女の人って誰かに見られると絶対変わるの。
おしょうゆとって。
(安浦ユカ)まだ食べるの?いいじゃない。
そうね恋してるとさどんどん綺麗になっちゃうもんね。
じゃあ頑張って綺麗になって早いとこ嫁にいけ。
これ以上綺麗になれって言うの?
(ユカ)もう十分よね。
この豪徳寺界隈でね超評判の美人姉妹って言われてるし!
(エリ)そのわりには男が寄ってこないよね。
あらお姉ちゃんも?私もなの!やっぱり高嶺の花って思われてるのかしらね。
苦労してるんだ…。
(エリ)美人って損!美人の基準がわからなくなってきたな…。
JR三輪駅のこの駅舎も2014/03/18(火) 09:55〜10:53
ABCテレビ1
はぐれ刑事純情派14[再][字]

「美人は得?キレイになりたい女の逆襲!?」

詳細情報
◇出演者
藤田まこと、梅宮辰夫、眞野あずさ ほか

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz

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