おはようございます。
7時になりました。
昨夜遅く、千葉県柏市の路上で、男性が男に刃物で突然刺され、死亡しました。
付近ではこのほかに、男が刃物を突きつけ、男性にけがをさせたり、車を奪ったりする事件が相次ぎ、警察は連続通り魔事件と見て捜査しています。
昨夜11時40分ごろ、千葉県柏市の路上で男性が血を流して倒れていると、警察に通報がありました。
警察が駆けつけると、20代くらいの男性が、背中や首など数か所を刺されて倒れていて、病院に運ばれましたがまもなく死亡しました。
警察によりますと、近くの住民が目撃していて、男が男性の前から近づき、刃物で突然刺して、走って逃げたということです。
男は身長がおよそ1メートル70センチ、30歳から40歳くらいで、黒いダウンジャケットを着て、帽子とサングラスにマスクをしていたということです。
その数分前には、およそ30メートル離れた所で、25歳の男性が男にナイフを振りかざされ、振り払って逃げましたが、その際、指にけがをしました。
また男性が刺された事件の直後には、車に乗っていた男性が男にナイフで脅され、財布を奪われました。
さらに別の男性も、男にナイフで脅されて、車を奪われました。
車はけさ3時ごろに、1.5キロ離れた場所に乗り捨てられているのが見つかっています。
4件の事件は、いずれも同じ道路のおよそ100メートルの範囲で起きていて、服装など、男の特徴が似ていることから、警察は連続通り魔事件と見て捜査しています。
では、現場から中継でお伝えします。
4件の事件が相次いだ千葉県柏市の市道です。
夜は街灯が少なく、人通りはほとんどないということです。
私がいるこの規制線のすぐ後ろの所が、最初に自転車に乗っていた男性が、刃物で傷つけられた場所です。
そしておよそ40メートル後ろが男性が刺された現場です。
相次ぐ事件に、住民からは不安の声が聞かれました。
柏市では、先月28日にも、女性がいきなり棒のようなもので殴られて、大けがをする事件が起きています。
事件を受けて柏市のすべての小学校や中学校は、児童は集団で登校し、できるだけ保護者が同伴してほしいと呼びかけています。
柏市の現場からお伝えしました。
次は緊迫するウクライナ情勢です。
南部のクリミア半島を事実上掌握するロシア軍は、ウクライナ軍の部隊に対して、投降を迫っています。
軍を無力化することで、クリミア半島を完全に掌握することを目指しているもようです。
現地時間の3日のウクライナ国営放送は。
インタファクス通信はウクライナの国防省筋の話として、現地のウクライナ軍の部隊が、ロシア軍の黒海艦隊から現地時間の4日午前5時、日本時間のきょう正午までに投降するよう求められ、それに応じなければ攻撃すると、最後通告を受けたと伝えました。
一方、この最後通告に関する報道については、ロシア軍の黒海艦隊は全くでたらめだと述べて否定しています。
ウクライナでは、ロシア系住民の多い、南部のクリミア自治共和国で、現地に駐留するロシア軍が部隊を増強しながら、駐留地の外での活動を活発化させ、ウクライナ軍の施設を包囲して、にらみ合いを続けています。
あちらをご覧ください。
ウクライナ軍の施設にロシアの国旗がかかっています。
こちらはもともとウクライナ軍の施設でしたが、今はロシア軍とロシア語を話すロシア系住民が警備に当たっています。
現地のNHK取材班は、中心都市、シンフェロポリ近郊のウクライナ軍の基地で、ロシア軍が基地を取り囲みながら、部隊に基地を明け渡し、投降を迫っている様子を目撃しており、ロシア軍は、現地のウクライナ軍を無力化することで、クリミア半島を完全に掌握することを目指しているもようです。
さらにロシアのプーチン大統領は3日、ロシア国内で行われている軍事演習を視察。
軍の最高司令官として指揮する姿を印象づけ、ウクライナの暫定政権や欧米諸国をけん制するねらいがあると見られます。
一方、EU・ヨーロッパ連合は、緊急の外相会議を開き、ロシアに対し、ウクライナ南部で活動する部隊の撤収を求める一方、緊張緩和に向けた措置を取らない場合は、入国ビザの簡素化を目指す交渉の中断など、限定的な制裁も検討すると警告する声明を発表しました。
また、アメリカのオバマ大統領は。
スタジオには、9年間、ロシアに駐在経験のある国際部の石川慎介デスクです。
石川さん、ロシアがここまで強硬ともいえる姿勢を取るのは、どうしてなんでしょうか。
ロシアはむしろ、今回のウクライナの政変で、欧米にしてやられたという思いが強いんですね。
先月の21日に、ロシアとヨーロッパの3つの国が仲介をして、ヤヌコビッチ大統領とそれから欧米寄りの政治勢力が来年予定されていた大統領選挙をことし12月までに前倒しして行うことで合意しています。
ところがその直後に、欧米の支援を受けた政治勢力が首都キエフを掌握して、あっという間に政権を崩壊させてしまいました。
プーチン政権からすれば、ソチオリンピックという国を挙げたこの大イベントに力を注いでいる最中に、クーデターでロシア寄りの政権が倒されてしまったというふうに捉えています。
またそのウクライナなんですが、ロシアの人たちにとっては同じスラブ民族の兄弟国で、よその国という意識がすごく薄いんですね。
そのウクライナの暫定政権を支持するグループの中には、ウクライナの民族主義のグループが含まれています。
このグループは政変後、ロシア排除の動きを強めていまして、旧ソビエトの指導者、レーニンなど、ロシアとつながりを示します銅像などが各地で引き倒されました。
議会では、公用語からロシア語を排除する法案が出されまして、ロシア系住民の権利が犯されるおそれがあったんです。
オリンピックの成功、その中で愛国的な高揚感がロシア国内で高まる中、プーチン大統領としては、同胞が暫定政権側から圧力を受けるのを、黙って見過ごすわけにはいかなかったというふうに見られます。
そうですね。
そうした中で、ロシアがクリミア半島にこだわるというのは、これはなぜなんでしょうか。
クリミアは実は、かつてはロシアの領だったんですね。
ロシア文学で有名なプーシキンですとか、それからチェーホフも、ここを舞台にした作品を書いています。
ところが、そのソビエト時代の1954年に当時の指導者、フルシチョフによって、ロシアからウクライナに帰属替えとなってしまいました。
そのときはソビエトという1つの国だったために、大きな問題にはならなかったんですけれども、ソビエトが崩壊すると、クリミアはそのままウクライナ領となりました。
しかし人口の60%以上がロシア系住民ということもありまして、ロシアの人たちにとってはクリミアは自分たちの土地という思いがすごく強いんです。
さらにクリミアには、ロシアの黒海艦隊が駐留していまして、安全保障上も重要なんですね。
プーチン政権には、暫定政権側がヨーロッパに統合するのであれば、このクリミアは、自分たちの影響力下に置いていこう、こういった思惑があるものと思われます。
石川デスクにはまた後ほど聞きます。
ではEUの緊急外相会議が開かれたブリュッセルには、市瀬支局長がいます。
市瀬さん、EUとして厳しい措置を打ち出せたといえるんでしょうか?
そうですね、現時点で、具体的な制裁までには踏み込まず、かなり限定的な措置だと言わざるをえません。
それでも加盟国の全会一致を原則とするEUが、ロシアとの関係を見直すこともありうると明言した点では、かなり踏み込んだといえます。
その背景には、今回の事態が、東西冷戦の終結後、最悪という強い危機意識が、EUの加盟国で共有されているからです。
EUとして、今後はどう対応していくんでしょうか。
EUとしては、ロシアの軍事介入という事態を防ぐことが、喫緊の課題です。
EUのアシュトン上級代表が4日、ロシアのラブロフ外相とスペインで会談し、今回の外相会議の決定を伝えるほか、5日には、ウクライナを訪問するなど、やつぎばやに対応を打ち出すことで、一刻も早く緊張緩和を実現したいとしているんです。
というのも、対応の遅れもあって、2008年には、グルジアでロシア軍の軍事介入を招いてしまったという苦い経験があるからなんです。
一方でEUは、ロシアに対する経済的な依存が増す中で、選択肢があまりないのも事実なんです。
ロシアは、中国やアメリカに次ぐ第3の貿易相手国。
さらにエネルギーに至っては、EUで消費する天然ガスや石油の4分の1はロシアから輸入しています。
経済的に大きく依存するロシアに対して、軍事介入を思いとどまらせるために、どこまで断固とした対応を打ち出すことができるのか。
EUはロシアとの関係で、歴史的な分岐点に立たされているといえます。
EUの危機感も強いようですね。
石川さん、今後、事態はどうなっていくんでしょうか?
今、国連では安全保障理事会が開かれていますね。
今、映像でも出ていますが、日本時間の午前5時半から始まっています。
国際社会も、ぎりぎりの対応を今、迫られています。
そして今後のロシアのシナリオってことでいいますと、クリミア自治共和国は住民投票を行って、ウクライナからの独立を宣言して、それをロシアが一方的に認めるというシナリオが考えられます。
実はこれ、今、ブリュッセルからの中継にもありましたが、6年前の旧ソビエトのグルジアのときに、グルジアの…自治共和国でも同じような方法が取られていたんです。
さらに今後の焦点の一つとして、ウクライナ東部への軍事介入ということが今、注目されていますが、ウクライナ東部はクリミアよりもはるかに面積が広くて、軍事介入をすれば、流血を伴う大規模な作戦となる可能性が高くて、ロシアにとってその負担というのはとても大きなものになります。
ロシアは今、欧米と非難の応酬を続けていますが、対立をエスカレートさせて、経済制裁などの措置が取られれば、ロシアにとってこれ、経済的にも大きな打撃になります。
ロシアは国際部隊では強硬な姿勢を示しつつも、一方でこの緊迫した状況をどう収めていくのか、欧米の出方を見ながら、太いチャンネルを持っている国、例えばドイツとかになるんですが、そういった国を通じて、探っていくものと見られます。
ウクライナ情勢について、国際部の石川デスクに聞きました。
ウクライナ情勢を巡り、日本政府は、ロシアを非難する欧米諸国と足並みをそろえる一方、北方領土交渉の進展などをにらんで、経済面での協力をはじめとしたロシアとの2国間の対話は、引き続き継続したいとしています。
ウクライナ情勢が緊迫する中、政府は外務省を中心に各国の対応などの情報収集を進めるとともに、国家安全保障局で情報の分析や、今後の対応を検討しています。
政府はきのう、G7・先進7か国の枠組みで、ロシアがウクライナの主権を侵害していると非難したうえで、ロシアのソチで予定されているG8サミット・主要国首脳会議の準備作業を当面、中断するとした首脳声明を発表しました。
これに関連し、安倍総理大臣はきのう、平和的な手段で解決されることに期待する考えを示したうえで、すべての当事者が国際法を順守し、ウクライナの主権と領土の一体性を尊重するよう求める考えを示しました。
一方で、安倍総理大臣はロシアとの2国間の関係について、プーチン大統領との個人的信頼関係をてこに、外相や外務次官級の政治対話を推進し、北方領土問題の解決に向けて平和条約の締結交渉を加速したいという考えを示しました。
政府は日ロ双方の閣僚や企業経営者らが出席して今月開かれる、日ロ投資フォーラムを予定どおり開催する方向で準備を進めるとともに、来月予定されている岸田外務大臣のロシア訪問も、今の時点で変更はないとしています。
このように、政府はウクライナ情勢を巡って、アメリカなど欧米諸国と足並みをそろえる一方で、ロシアとの2国間の対話は、引き続き継続したいとしています。
日本と北朝鮮は、きのう、双方の赤十字の会談に合わせて、外務省の課長級による非公式の協議を行いました。
政府はその内容を分析したうえで、途絶えたままとなっている政府間協議の再開の可能性を探ることにしています。
およそ1年半ぶりとなる、日本赤十字社と北朝鮮の朝鮮赤十字会の会談では、終戦前後に、現在の北朝鮮領内で亡くなった日本人の遺骨の返還などについて、協議を継続することで一致しました。
会談には、外務省の小野北東アジア課長と、北朝鮮外務省のユ・ソンイル日本課長らも同席。
2時間近くにわたって非公式の協議を行いました。
この中では、おととしの11月以来途絶えたままとなっている政府間協議などを巡って意見が交わされ、拉致や核の問題も取り上げられたものと見られます。
中国の信用で取材に当たっている国際部の長砂記者に聞きます。
今回の赤十字会談は、北朝鮮側から呼びかけられたものだったということですが、北朝鮮側にはどういうねらいがあったんでしょうか?
経済の再建のため、大規模な経済協力が見込める日本との関係改善を図りたいという、従来からの戦略があります。
それに加えて今は、中国と関係が深かったチャン・ソンテク氏を粛清したことで、後ろ盾ともいえる中国との関係がぎくしゃくしていることも背景にありそうです。
北朝鮮は韓国とも離散家族の再会に応じたばかりです。
中国との関係冷え込みから、日本や韓国に融和的になっているとも見られます。
ただ日本人の拉致問題はこう着状態です。
北朝鮮としては、拉致問題で歩み寄ることは当面、避けつつ、遺骨問題を糸口に日本との関係改善を進めようと、遺骨の収集や返還などに向けて、積極的に取り組む可能性があります。
今回の会談で協議を継続することで一致したことについて、日本国内の反応です。
終戦前後に現在の北朝鮮領内で亡くなった日本人の遺族で作る団体の太西るみ子事務局長は、遺骨の収集や返還につながる協議になるよう、強い期待を示しました。
こうした声に政府は応えられるのか。
ここからは瀋陽で取材に当たっている、政治部の徳橋記者に聞きます。
徳橋さん、今回の非公式協議について、日本政府はどう受け止めているんでしょうか。
日本政府は北朝鮮との政府間協議が、おととし11月以来途絶えている中で、非公式とはいえ、協議が行われたことを、前向きに受け止めています。
非公式協議で北朝鮮が政府間協議の再開や拉致や核の問題について、どのような主張を行ったのかは明らかになっていませんが、政府関係者は建設的なやり取りが行われ、意味のある協議だったとしています。
安倍総理大臣はみずからの政権で、拉致問題を解決することに、強い意欲を示していまして、日本政府は政府間協議の再開につなげたい考えです。
では日本政府は今後、どのように対応するんでしょうか?
まずは今回の非公式協議の内容を詳しく分析する方針です。
北朝鮮との協議は、これまでも一定の進展が見られたと思うと、ミサイルの発射や核実験が強行され、協議が中断するということが繰り返されてきました。
日本政府は北朝鮮が、日本との対話に前向きであることは間違いないと見ていますが、チャン・ソンテク氏の粛清など、北朝鮮国内の情勢が不透明さを増す中で、北朝鮮のねらいを見極める必要があるとしています。
また核問題を巡っては、アメリカや韓国と連携して取り組むことを確認していまして、日本政府は関係国の理解を得ながら、政府間協議の再開を探ることになります。
一方、政府は、北朝鮮がきのう朝発射した2発の短距離弾道ミサイルについて、朝鮮半島の東およそ500キロの日本海に落下したものと推定されるとしたうえで、極めて問題のある行為であり、厳重に抗議するとしたコメントを発表しました。
では次です。
きのう、富山県小矢部市の北陸自動車道のサービスエリアで、夜行バスが大型トラックに追突し、2人が死亡、24人が重軽傷を負った事故で、現場から600メートルほど手前の、高速道路本線のガードレールに、バスが接触して出来たと見られる傷などが見つかりました。
警察はバスがトラックに追突する前から、異常な走行をしていたと見て、詳しく調べています。
富山県小矢部市にある北陸自動車道の上り線の小矢部川サービスエリアで、きのうの朝、仙台市から石川県に向かっていた夜行バスが、大型トラックに追突し、宮城県角田市の小幡和也運転手と、乗客で金沢市の高校教諭の小野善広さんの2人が死亡し、乗客など24人が重軽傷を負いました。
警察によりますと、事故現場から600メートルほど手前の高速道路本線のガードレールに、バスとの接触によって出来たと見られる深さ30センチほどのへこみと、長さおよそ5メートルの傷が見つかったということです。
また追突現場には、バスがブレーキをかけたような跡は残っていないことが分かりました。
バスの複数の乗客は、左側最前列の座席にいて、亡くなった乗客の小野さんが、運転手が動かないのに気付いて、大丈夫かと声をかけていたのを目撃していました。
警察はバスがトラックに追突する前から、進路を大きくそれるなど、異常な走行をしていたと見て、詳しい状況を調べています。
政府は、公明党が求めてきた、閣議と閣僚懇談会の議事録の作成と公表について、透明性の向上や情報公開を推進するため、早ければ新年度・平成26年度から議事録を作成し、公表する方針を固め、近く閣議決定することにしています。
公明党は、特定秘密保護法の制定に合わせて、政府の情報公開を推進する必要があるとして、閣議と閣僚懇談会の議事録を作成し、公開するため、公文書管理法の改正を求めてきました。
これについて安倍総理大臣は去年の臨時国会で、明治以来、議事録を作成してこなかったわが国の閣議の在り方とも関わる問題であるため、政府部内で必要な調整、検討を行ったうえで、法案を提出したいと述べていました。
こうした中、政府は閣議などの透明性の向上や情報公開を推進するためには、法律を改正しなくても、現行の公文書管理法や情報公開法などの枠組みで積極的に対応できるとして、早ければ新年度・平成26年度から議事録を作成し、公表する方針を固め、近く閣議決定することにしています。
1か月後に迫った消費税率の引き上げ。
きょうは増税分を誰が負担するかという問題についてです。
こちらは、去年10月に発足した、中小企業庁の消費税転嫁対策室。
通称、転嫁Gメンです。
国税庁のOBや、企業の元経理担当者など、およそ470人が採用されました。
消費税の増税分を価格に上乗せする転嫁が適切に行われ、立場の弱い中小企業にしわ寄せが行っていないかを監視しています。
Gメンの発足から5か月余り。
増税を前にした今、中小企業を巡って心配されていた事態が起きていることが分かってきました。
私たちはきのう、転嫁Gメンの活動に密着しました。
訪れたのは、東京都内の部品メーカー。
大口の取り引き先から大幅な値下げを求められていました。
今、転嫁Gメンには消費増税を前に、全国の中小零細企業から、悲痛な声が寄せられています。
消費税が上がっても、価格はそのままにするよう要請される。
以前、消費税が上がったときも、税込みの金額にされた。
8%になっても税込みの金額になると思う。
これまで不正行為が疑われるとして、立ち入り検査をしたのはおよそ200社。
しかし、取り引き先の圧力を恐れて、相談しないケースも多く、実態をつかむのは難しいのが現状です。
こうした中、増税分を負担せざるをえないと、覚悟を決めた中小企業も出てきています。
岐阜市にある創業80年の菓子メーカーです。
全国のスーパーにあめを納入しています。
このあめのスーパーでの一般的な販売価格は、1袋98円。
増税分の3%を上乗せすれば、101円になる計算です。
しかし値上げすることはできないといいます。
業界の競争が激しいため、少しでも値上げすれば、他社に仕事を取られるおそれがあるからです。
一方、業者間の激しい競争をいったん収めて、足並みをそろえた業界もあります。
豆腐メーカーの業界です。
豆腐の価格は平成5年をピークに、年々下がる傾向にあります。
一方、原材料費はこのところの円安で上がっていて、今でも採算ぎりぎりの状態にあります。
そこで業界が取ったのは、価格転嫁カルテルという仕組みです。
1社だけでは、大手のスーパーなどと交渉しても、増税分の転嫁を認めてもらえるか分かりません。
そこで、みんなで示し合わせて転嫁を要求し、認めさせるというのです。
今回の消費増税に際して、特別にこうした方法が認められました。
公正取引委員会に届けられた転嫁カルテルの資料です。
豆腐メーカーだけでなく、みそや漬物、折り込み広告など、これまでに90の業界団体がカルテルを結びました。
中小企業が手を結んで、大手に対抗しようとしています。
転嫁カルテルを結んだ全国豆腐連合会です。
豆腐メーカーのおよそ3分の1が加盟しています。
スーパーなどとの交渉の結果、ほとんどの会社が増税分の上乗せを認められたといいます。
あと1か月を切った消費増税。
新たな負担を誰がどう担うのか。
企業の駆け引きが続いています。
私たちにしてみれば、正直、値上がりはしないほうがありがたいわけなんですけど、でも立場の弱い中小企業にしわ寄せが行くようなことは、あってはならないことですよね。
そうですよね。
中小企業庁では、新年度に全国の中小企業385万社に対してアンケート調査を行い、実態の把握に努めることにしています。
その上で悪質なケースについては、公正取引委員会が企業名を公表するということです。
スポーツ、西堀アナウンサーです。
おはようございます。
まずはこちら、サッカーの日本代表についてです。
いよいよワールドカップイヤーということで、日本代表、楽しみですね、活躍が。
代表はことし最初の強化試合となる、あすのニュージーランド戦に向けて調整に入りました。
参加したのは、所属チームの試合で合流が遅れている本田圭佑選手などを除く20人。
練習は冒頭の15分が公開されました。
追加で招集された豊田陽平選手。
柿谷曜一朗選手が発熱による体調不良で、代表参加を辞退したためです。
日本代表、ことし最初の試合ですよね。
頑張ってほしいですね。
その6月に開幕するワールドカップ。
日本だけではなくて、ヨーロッパのリーグで活躍する各国の代表選手にも注目です。
けさはそんな選手たちの華麗なプレーを一気にどうぞ。
ドイツ1部リーグでは王者バイエルンが止まりません。
強力な攻撃陣を支えるのは、オランダ代表のロッベン。
この日も見せます。
まずは前半15分。
キーパーの頭上を越す鮮やかなシュート。
いやー、技が光ってますね、技がね。
さらに攻撃の手は緩めません。
つないで、最後はロッベン。
また光ってる。
このあとさらに1点を決めて、ハットトリックを達成。
チームもリーグタイ記録となる15連勝です。
おー、すごい。
まだまだこれだけじゃありません。
この1週間のスーパーゴールをどうぞ!まずはベルギー代表のベンテケ。
相手のディフェンス越しからボレー。
美しいシュートですね。
そしてこちらはゴール25メートル手前から。
元アルゼンチン代表のテベス。
ズドーンといきましたね。
そして今最も乗りに乗っている男といえば、ポルトガル代表のロナウド。
このフェイントからシュート。
ちょっと今、漫画みたいでしたね。
ぴょっぴょっぴょっと、相手はたまらないでしょうね。
これ。
そして、この笑顔。
たまりませんね。
確かに。
最後はプレミアリーグで前代未聞の事件が起こりました。
試合中、サイドライン近くに立っていたこの監督。
相手選手に押されたことにカッチーン!そこで取った行動は。
何?何?
なんと、頭突きをお見舞い。
あら、やっちゃいましたね。
この行為に監督のチームはかんかんでして、10万ポンド、およそ1700万円の罰金を、監督に科すことになったそうです。
そうなんですか。
いやー、頭突きだけに頭の痛い問題になっちゃいましたね。
ちょっと監督には反省してもらいましょう。
ここまでスポーツでした。
続いて健康のための情報をお伝えするけんコン!上條アナウンサーです。
けさのテーマです。
こちら、きょうは、おきゅうをご紹介します。
あらっ、さっき、サッカーの監督がおきゅうをすえられてましたけどね。
そうですね。
こちらは本当のおきゅうです。
いろんなタイプ出てますよね。
そうなんですよね。
本来、おきゅうというと、以前はこのよもぎで作ったもぐさに直接火をつけて、肌の上にのせて使っていましたが、最近ではもぐさの下に、このような台座がついていて、程よい熱さで温まることが普及していて、手軽に体をケアできる方法として注目されているんです。
都内で毎週開かれているおきゅう教室です。
いつも満員というこの教室。
参加者の多くは、20代から30代の女性たちです。
今、おきゅうを楽しむ、その名もおきゅう女子が増えているんです。
おきゅう女子。
そう言うんだ。
おきゅうそのものも様変わりしています。
香りを楽しめるものや、煙の出ないものなど、さまざまなおきゅうが登場していて、幅広く関心を持たれるようになっています。
北里大学東洋医学総合研究所の伊藤剛さんです。
おきゅうを、ツボや痛みのある所に置いて熱すると、軸索反射という脊髄や脳を介さない反射が起きます。
これによって、おきゅうで刺激した周りの皮膚や筋肉を通る血管が拡張するため、体全体の血流がよくなるのです。
さらにおきゅうの熱による刺激が脳に伝わって、自律神経や痛みをコントロールする働きもあります。
その結果、自律神経を介して全身に反応が起きて、痛みを和らげることができるんです。
比較的、行いやすいとはいっても、実際やってみようと思うと、じゃあ、どこに置いたらいいのかとか、ちょっと難しそうですよね。
そうですよね。
でも置き方さえマスターできれば、市販のものを使って、手軽にセルフケアができるんです。
教えていただくのは、東京女子医科大学東洋医学研究所の吉川信さんです。
まずはのどの痛みを和らげる効果がある、照海というツボを刺激します。
火をつけて、ツボに合わせて貼ります。
2、3分で火が消えますが、そのあとも熱で刺激ができるので、台座が十分に冷えてから外すようにしてください。
続いては肩こりに効く、曲池というツボです。
ひじを曲げるとしわが出来ますが、このしわの先端が曲池になります。
最後は寒さで弱っている胃腸の機能を高める中かんです。
おへその上に指4本分の幅を取って、さらに親指の幅1つ分の位置が中かん。
胃腸の機能を強めることで、かぜの予防にもつながるという効能があるということです。
最後に注意点ですが、食事やお風呂のあと、前後30分はおきゅうをしないようにしてください。
また傷があったり、けがをした場所には置かないようにしてください。
きょうはおきゅうについて紹介しました。
けんコン!でした。
では続いて気象情報です。
東京・渋谷、今はどんな様子でしょうか、渡辺さん。
きょうは朝からよーく晴れています。
青空がとってもきれいですよね。
空気は冷たいままなんですが、降り注ぐ日ざしにはだんだん最近、春の気配を感じるようになってきましたよね。
さあ今、こんなによく晴れているんですが、実はきょう、天気、西からゆっくりと下り坂です。
どの辺りで雨が降るのか、傘の出番か、詳しくお伝えします。
このあとの天気の移り変わりです。
午前中は全国的に晴れる所が多いんですが、沖縄では雨でしょう。
そして夕方になると、西日本の太平洋側で雨が降りだしそうです。
今夜遅くには、西日本で広い範囲、雨。
東海や北陸でも一部雨や雪が降りそうです。
では予報を見ていきます。
というのも、これからあさってにかけて、日本付近の2つの低気圧が1つにまとまり、急速に発達して、北日本付近を通過しそうなんです。
このため全国的に風が急激に強まります。
あすは西日本、東日本の太平洋側で雨、風が強まり、あさってには北海道で猛吹雪に警戒が必要です。
では、あす以降の天気です。
2014/03/04(火) 07:00〜07:45
NHK総合1・神戸
NHKニュース おはよう日本[字]
▽軍事介入避けられるか 緊迫のウクライナ情勢 ▽消費増税まで1か月 3%分転嫁で企業苦悩 ▽簡単!おきゅう入門
詳細情報
番組内容
【キャスター】阿部渉,鈴木奈穂子,【スポーツキャスター】西堀裕美,【気象キャスター】渡辺蘭
出演者
【キャスター】阿部渉,鈴木奈穂子,【スポーツキャスター】西堀裕美,【気象キャスター】渡辺蘭
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
スポーツ – スポーツニュース
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