連続テレビ小説 ごちそうさん(116)「私の大豆な男の子」 2014.02.18

(ふ久)諸岡君の子どもが産みたい。
(諸岡)えっえ〜!?そそ…それはその…。
うちに子ども産まれるんは嫌?い…いやそんな事はないです。
そんな事は…。
ほなそうさせて。
ちょっといや…。
ちょっとちょっと待って下さい。
自分は出征するんですよ。
(悠太郎)おっ泰介。
せやから自分はその…。
せやから一生でけへんかもしれんやん。
うち今諸岡君の子どもが産みたい。
(泰介)お父さん…。
お帰り。
・「突然偶然それとも必然?」・「始まりは気付かぬうちに」・「予報通りいかない模様」・「そんな時こそ微笑みを」・「ポツリポツリと町の色変わってゆけば」・「傘はなくとも雨空に唄うよ」・「どんな君でもアイシテイル」・「顔を上げてごらん光が照らす」・「涙の河も海へと帰る」・「誰の心も雨のち晴レルヤ」公衆の面前でしかも女性から求婚というのはいかがなもんなんでしょうか?
(め以子)うん?
(静)あんたみんなの前で川落ちて求婚したんと違たん?こういう事は手順いうかそういうもんがあるやろ。
つきおうてお互いの気持ちを確かめてからその先に求婚があるんやろ。
うん?納豆の夢見てすぐ求婚…。
余計な事言わんとって下さい。
(ふ久)諸岡君の事は3年前から知ってるし一緒に御飯も食べてたしさっき気持ちを確かめてうちはお父ちゃんの言うとおりの事してると思うけど。
けど何で結婚許してもらう話になってんの?…えっ?それはお前が言いだしたんやろが。
うちは子ども産みたいだけやで。
えっ?ちょ…ちょっと待ってふ久あの…。
け…結婚せんと子どもを産む気なん?結婚はしてもせんでもええ。
お前…。
結婚はした方がええと思うけど。
うん。
諸岡君の子はええな。
よう知ってるし。
僕も割といいんちゃうかな〜って。
(活男)目指せ甲子園やな。
甲子園か。
(座卓をたたく音)男が生まれるとは限らんやろう!あの〜おじさん。
自分はもうすぐおらんようになる身ですし相手が不幸せになるような結婚は考えてませんから。
分かってはるんならそれでええです。
ふ久そういう事やから諦めなさい。
うちは子どもおらん方が不幸せやねんけど。
自分は…自分はふ久さんをそういう目で見る事はできませんから。
すいません。
そう…なんか。

(トラ)
東京のお父ちゃんみたいだね
何かすいませんでした。
あんな事言いだすとは。
いや〜…。
けどうれしかったわ。
えっ?ふ久さんがどういうつもりかは分からんけど行く前にごっつうええ思い出もろたわ。
何ですか?いえ…。
何なんですか?さっきからの真剣みに欠ける態度は。
欠けてました?あなたふ久が言いだした事分かってますか?出征する人のとこ嫁ぎたい言いだしたんですよ。
そうなんですけど何でかほほ笑ましい気持ちになってしもうて。
大体あなた気付かなかったんですか?ふ久の気持ち。
いやせやかてふ久ですよ。
ふ久がそもそも男の人に興味を持つなんて…。
だからですよ。
だからですよ!ふ久が人に興味を持つなんて初めてなんですよ。
そうですよ。
初めてですよ。
お母さんその方向はありえませんから。
これは万一の機会やないでしょうか。
諸岡君は戦争に行きはるんですよ。
今後ふ久が人に興味を持つ事なんてあるんでしょうか?食べる事も一苦労のご時世ですよ。
ふ久があの浮世離れした子が子どもを食べさせていける思いますか?それは…そうですね。
とにかく収まったんですから寝た子を起こさんとって下さいよ。

そうなんだよね。
事情はどうあれかわいそうに思いっきりお断りされたんだよねふ久は
やっぱりうちはええな。
今どきこれだけそろえるん大変と違う?大変やったで。
ああそうなんややっぱり。
(川久保)そら大変やと思うで。
ああお疲れさんです。
なあお母ちゃん。
まあまあ…。
さっきからものすごい圧力を感じるんやけど。
せやかてあんたあないな断り方。
女として侮辱されてんで。
そんな事言うてもしゃあないやんか。
断られて幸いですよ。
・…という訳なのよ。
(桜子)何か昔のあんたたちみたいね。
そうなのよ。
懐かしいんだかてれくさいんだか。
その…諸岡君って子は出征するから遠慮してる感じなの?その辺は全く分からないのよね。
通天閣は何て言ってるの?子どもができたところで育てられるんかって。
私は…大丈夫だと思うけどな。
(ハト時計の音)ふ久ちゃんて自分でこうだって決めたらてこでも動かないじゃない。
自分で決めた事なら案外ちゃんとやるんじゃないかなって私は思うけど。
そうねえ。
自分のやりたい事絶対譲らない…もんね…あの子…。
どうしたの?何かすっごい危険な予感がしてきて。
昨日お断りしたはずですけど。
関係ない。
…えっ?諸岡君の気持ちは突き詰めるとどうでもええ。
そんなふうに見られへんいうのが不安要素やけどまあそこは実験や。
ふ久さん…いけません!・
(キヨ)は〜い。
ああ西門君。
ゆんべはどうも。
ああ…お久しぶりです。
あの〜先輩いてはりますか?ああ今お姉さんと上いてんねんけど。
…えっ?2人きりでお話がしたい言わはって。
何かあったん?先輩と姉が2人きりですか?2人にしたんあかんかったやろか?ああいえ。
先輩西門です。

(諸岡)やめて下さい!せ…先輩?開けますよ!子どもの事は心配ですけど何とかなると思うんですよ。
言うてもほら歩いていける距離ですから私も手伝いに行けるし。
嫁ぎ先にずかずか上がり込むつもりですか?そこはまあ…向こうさんに嫌がられたらあれですけど。
泰介から聞く限り諸岡君のお母さんと私馬が合いそうな…。
あなたと合うてもしゃあないやないですか。
諸岡君ええ子やないですか。
あんなええ子なかなかおらんでしょう。
ふ久がかわいいのは分かりますけどもう少し冷静になって…。
僕はなんも感情的に反対してる訳やないですよ!せやけど数か月しか一緒にいられない。
そのあとは戻ってくるかどうか分からない。
子どもがでけたらふ久は確実に苦労するでしょう。
勉学の道かて断たれてしまうでしょう。
そこは何とか私が。
僕もあなたもどうなるかなんて分からないでしょう!健康でいる保証もないでしょう!健康には自信はあります私。
とにかくいくら娘の希望やいうたかてこんな結婚認めるんは親のする事やないです。
親の仕事を放棄したのも同じです。
親の仕事…。
娘の気持ちを握り潰すんが親の仕事なんでしょうか。
気持ちいうたかて諸岡君が出征する事になって急に言いだした事やないですか。
状況に酔うてるだけでしょう。

(泰介)お父さんお母さんちょっとええ?ええよ。
何や?お父さんお母さん。
これから僕が今日見てきた事を話します。
見てきた事?見たまんま話すから怒らんと最後まで聞くて約束して下さい。
ああ。
僕今日諸岡さんの所行ったんや。
何で?諸岡さん実はまんざらでもないんかなって思うて。
ホンマの気持ちを聞きに行ったんや。
ほしたら…姉ちゃんが…。
ふ久が?夜ばいしとった。
2014/02/18(火) 08:00〜08:15
NHK総合1・神戸
連続テレビ小説 ごちそうさん(116)「私の大豆な男の子」[解][字][デ]

諸岡(中山義紘)の子どもが欲しいと言い出したふ久(松浦雅)に悠太郎(東出昌大)は激高。め以子(杏)はふ久が他人に興味を示したことを喜び、断られたふ久を思いやる。

詳細情報
番組内容
悠太郎(東出昌大)は、「諸岡(中山義紘)の子どもが産みたい」と言うふ久(松浦雅)に激高。め以子(杏)も、ふ久の「結婚はしなくてもいい」の言葉にあきれる。諸岡は、出征間近を理由にきっぱりと断る。め以子は、ふ久が初めて他人に興味を示したことを喜ぶ一方、断られたふ久を思いやる。悠太郎は、ふ久の勉学への道が断たれることを理由に、断固反対。泰介(菅田将暉)が諸岡を訪ねると、ふ久が部屋まで上がりこんでいた。
出演者
【出演】杏,東出昌大,宮崎美子,高畑充希,菅田将暉,松浦雅,西畑大吾,茂山逸平,前田亜季,中村靖日,中山義紘,【語り】吉行和子
原作・脚本
【作】森下佳子

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
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日本語(解説)
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