(テーマ音楽)かつて黄金海岸と呼ばれたアフリカの海岸線。
黒人の苦難の歴史が刻まれています。
アフリカ西部ガーナのベナン湾沿いにあるエルミナ。
ガーナ特産の金を輸出する港町でした。
海岸線の向こうにひときわ目立つ西洋風の城が築かれています。
アフリカ内陸部の金を求めてやって来たポルトガル人によって1482年に建てられました。
ポルトガル人は金と交換するためさまざまな品物を持ち込みこの広場で取り引きを行いました。
ポルトガルの衣服装飾品やブランデーラムなどの酒をこうした倉庫で保管していました。
城を研究するビバレッジさんに当時の貿易について聞きました。
しかし豊富な金の存在が知れ渡るとそれを横取りするためイギリスオランダスウェーデンなどが国王や首都の名を付けた城を競って築きました。
その数は60を超えたといいます。
そして次第に異なる貿易が行われるようになります。
それは奴隷貿易でした。
人々が奴隷とされた背景には当時のアフリカの情勢も密接に関係していました。
16世紀からイギリスの奴隷貿易の最大の拠点となりました。
一度に1,500人もの奴隷が収容されていました。
ここは奴隷にされた人たちが入れられた牢獄。
幅3m長さ10mほどの部屋に300人もの人々が押し込まれました。
中にはトイレさえなく排せつ物は床の溝で外に流していました。
やがて船が到着すると奴隷たちはこの扉から船着き場へと向かいます。
船に乗せられる前に見た最後のアフリカの風景。
黒人たちによる粘り強い運動により1833年イギリスは奴隷制度を廃止しました。
城は歴史博物館となりアフリカの悲劇を知る場になっています。
帰らざる扉を旅立っていった先祖の姿はガーナの人々にとって忘れてはならない記憶です。
2014/03/18(火) 04:15〜04:20
NHK総合1・神戸
シリーズ世界遺産100「ベナン湾沿いの城塞群〜ガーナ〜」[字]
富を巡る支配の記憶 ▽文化遺産 【語り】松平定知 【テーマ音楽】久石譲
詳細情報
番組内容
富を巡る支配の記憶 ▽文化遺産 【語り】松平定知 【テーマ音楽】久石譲
出演者
【語り】松平定知
音楽
【テーマ音楽】久石譲
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
ドキュメンタリー/教養 – 文学・文芸
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音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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