ニュースウオッチ9▽孫と初めて面会 横田夫妻が会見▽ウクライナで米ロ対立激化 2014.03.17

37年前、北朝鮮に拉致された横田めぐみさん。
今回、横田さん夫妻が面会したのは、めぐみさんの娘でした。
横田さん夫妻は、今月10日から14日までの日程で、モンゴルの首都ウランバートルに滞在し、めぐみさんの娘のウンギョンさんと初めて面会しました。
孫に当たるウンギョンさんの印象について。
面会の場に、ウンギョンさんはひ孫に当たる女の子の赤ちゃんを連れてきたといいます。
ウンギョンさんと同じ施設に滞在して、料理も作ってもらったという2人。
めぐみさんの安否について、細かいことは聞かなかったといいます。
めぐみさんが北朝鮮に拉致されたのは、昭和52年11月15日のことでした。
その3か月後、行方不明事件として放送されたニュース映像です。
平成14年の日朝首脳会談。
北朝鮮は、めぐみさんは死亡したと説明しました。
再会を信じてきた横田さん夫妻にとって、衝撃的な知らせでした。
一方、めぐみさんのものとして出された遺骨からは、別人のDNAが検出されるなど、北朝鮮の説明には多くの矛盾や誤りが。
日朝首脳会談後に明らかになったのが、めぐみさんの娘の存在です。
当時15歳のキム・ウンギョンさん。
平成18年にウンギョンさんは父親と共に会見しました。
横田さん夫妻は、孫に会いたい気持ちを募らせる一方で、北朝鮮に強い疑念を持ち続けました。
北朝鮮の監視下に置かれた状況では、母親は死んだと言わされるだけだと、横田さん夫妻は考えていたのです。
では、横田さん夫妻はなぜ今回、面会したのか。
理由の一つに挙げたのが、自分たちの年齢の問題でした。
北朝鮮が拉致を認めた平成14年の日朝首脳会談から10年余り。
被害者の家族は高齢化が進んでいます。
ことし1月には、松木薫さんの母親、スナヨさんが92歳で死去。
ほかにも3人が、わが子との再会を果たせぬまま亡くなっています。
みずからも88歳になった有本恵子さんの母親、嘉代子さんは。
今回の面会について、日本政府は人道的側面を強調。
北朝鮮側の思惑について、専門家は。
その一方で、日本にとっては課題も。
先ほど、ジュネーブで開かれた国連の人権理事会。
家族会代表で、田口八重子さんの兄の飯塚繁雄さんが拉致問題の解決を訴えました。
いまだ解決のメドが立っていない拉致問題。
横田さん夫妻は、5日間にわたった面会で、希望を見いだしたと話します。
こんばんは。
長い間、願っていたことが実現した奇跡的な日々。
早紀江さんは初めての面会をこう振り返りました。
肉親の情が通い合う様子に、心動かされない人はいないはずです。
かたくなだった北朝鮮指導部の心を、拉致問題の解決へと動かすことを願ってやみません。
インターネットのサイトを通じて、ベビーシッターに預けられた幼い兄弟に何があったのでしょうか。
2歳の長男が遺体で見つかり、生後8か月の次男が保護されました。
警察は、20代のベビーシッターの男が、男の子の遺体を遺棄した疑いが強まったとして、逮捕状の請求手続きに入りました。
20代の男がベビーシッターとして登録していたと見られるサイトです。
男と見られる登録情報には。
料金は破格の1時間当たり1000円。
保育時間はほぼ24時間対応。
こうした好条件の一方、最寄り駅も、資格も明らかにされていませんでした。
規制線が張られているこの先のマンションの一室で、2歳の男の子と見られる遺体が見つかりました。
警察は20代の男について、遺体を遺棄した疑いが強まったとして、逮捕状の請求手続きに入りました。
遺体が見つかったのは、この男が保育室として使っていた部屋。
男の子の体には、数か所にあざがあったということです。
警察の調べによりますと、事件のきっかけは、ベビーシッターを紹介するサイトでした。
横浜市の20代の母親が、サイトを通じて20代の男にベビーシッターを依頼。
母親は、男のメールアドレスと名字しか知りませんでした。
今月14日、母親は2歳の長男と生後8か月の次男を預けるため、待ち合わせ場所のJR根岸線の新杉田駅を訪れました。
しかし、現れたのは20代の男ではなく、以前、母親が子どもを預けたことがある30代の別の男性でした。
男性はサイトを通じて、代役を頼まれたと話したということです。
この30代の男性はおよそ1時間後、横浜駅で20代の男に兄弟2人を引き渡したということです。
そして2人の行方は分からなくなりました。
警察が捜査した結果、2人の子どもを連れた男が、東武東上線のみずほ台駅で電車を降りたことや、近くに男が保育室として使っているマンションの部屋があることが分かったということです。
警察官が部屋の中を調べると、リビングで生後8か月の次男と見られる男の子が横たわっているのが見つかり、別の洋間で長男と見られる男の子が倒れているのが見つかったということです。
母親と20代の男とをつないだと見られるサイトはきょう、調査中とする文書を掲載し、サービスを停止しました。
運営会社によりますと、登録者は母親などの会員がおよそ1万人。
ベビーシッターはおよそ5300人に上ります。
掲示板を通じて、ベビーシッターと利用者が、当事者間で連絡・契約する仕組みで、運営会社は次のように主張しています。
親側の需要が高まる一方で、ベビーシッターを規制する法律は一切ありません。
専門家は、サイトの中には悪質なベビーシッターが登録している危険性があると指摘しています。
これまでの調べに対し、男は、きのう薬を飲んで寝てしまった。
けさ目が覚めたら、男の子が亡くなっていたと供述しているということです。
一方、きのう、なぜ子どもたちを返さなかったのかについては、あいまいなことを話したり、供述を拒んだりしているということです。
今月8日に、マレーシア航空の旅客機が消息を絶ってから9日。
捜索が続く中、旅客機の通信システムの一部が、何者かによって故意に切られたことが明らかになりました。
日本時間午後6時半から行われたマレーシア当局の記者会見。
質問が集まったのは、通信システムの異変でした。
乗客・乗員239人を乗せて乗せて行方が分からなくなっているマレーシア航空機。
おととい、新たな事実が明らかになりました。
通信システムの一部が、何者かによって故意に切られていたというのです。
誰が通信システムを切ったのか。
その目的は。
捜査当局は、通信システムの切断に、パイロットなど操縦に詳しい人物が関わったか、また、何者かに強制された疑いもあると見て、調査。
機長や副操縦士の自宅を調べ、機長の自宅にあったフライトシミュレーターのデータを、専門家が分析しているということです。
シミュレーターを見たという友人は。
通信が途絶えてから針路を西に変えたことが分かっているマレーシア航空の旅客機。
操縦室で何が行われていたのか。
イギリスのメディアが検証しています。
西へ針路を変えた旅客機は、どこへ向かったのか。
実は、旅客機から発信された信号を、人工衛星が6回にわたり、受信していたことが分かりました。
信号を分析した結果、旅客機が向かった可能性のある場所として浮上したのが、中央アジア方面とオーストラリア西のインド洋。
このうち、中央アジア方面に向かった場合、各国のレーダーなどに捉えられず飛び続けるのは、難しいとの見方も出ています。
さらに旅客機は、通信が途絶えたあと、機体の上限飛行高度を上回る、高度1万3700メートル付近まで上昇し、その後、7000メートル付近まで下降していた可能性があることが、軍のレーダーの記録から分かりました。
通信を絶ち、異常な飛行を行っていたと見られる旅客機。
マレーシア政府は、飛行を続けた可能性のある地域を含む合わせて26か国の協力を得て、捜索や情報収集を続けています。
依然、謎だらけですけれどもね、情報の断片が一日も早くつながってくれればいいなと思います。
さあ、次はウクライナ情勢です。
新たな冷戦の始まりなのでしょうか。
ウクライナの南部クリミアで行われた住民投票で、ロシアへの編入が賛成多数で承認されました。
地元住民の意思を尊重するとして、編入の可能性も示すロシアに対し、欧米は、制裁発動も含めた厳しい措置に踏み切ると警告しています。
至る所にロシアの国旗を掲げて喜び合う人々。
クリミア自治共和国の首相は。
地元の選挙管理委員会によりますと、ロシアへの編入を賛否を問う住民投票の結果は96.77%が賛成でした。
ロシア国旗が掲げられたクリミア自治共和国の議会。
投票結果を受けて、ウクライナから独立し、ロシアに編入を求める決議を採択しました。
住民投票から一夜明け、現地の状況は。
こちらシンフェロポリでは、昨夜からの高揚感が今も覚めず、町のあちこちにロシアの国旗がはためいています。
通信部の広場では、ロシアへの編入が決まったことを祝うコンサートが開かれています。
住民の多数をロシア系が占めるとはいいましても、異常ともいえる高い投票率と賛成票で、あっというまに独立を決め、最後はロシア一色に染まってしまったかのようです。
その一方で、緊張感も漂い始めています。
議会の周辺では、けさから地元治安当局の特殊部隊が、議会に通じる道を塞ぐ形で配置されました。
住民投票の結果が出てもなお、独立を妨害する動きに警戒心が解けない様子がうかがえます。
先ほど、議会でウクライナからの独立が決議されたことを受けまして、このあと自治共和国政府の代表団がモスクワへ向かいます。
住民の意思を尊重するというプーチン大統領のことばに後押しされたかのように、ロシアへの編入に向けた手続きを一気に加速させようとしています。
今から4年前、大型のバイクに乗ってクリミアに現れたのは。
ロシアのプーチン大統領です。
ロシアとウクライナの絆を強調していました。
ところが先月、欧米寄りの暫定政権が発足すると、住民の保護などを理由に、ロシア軍と見られる部隊が、ウクライナ軍の基地などを次々と占拠。
クリミアを事実上、掌握しました。
そのもとで行われた住民投票。
ロシアへの編入は、圧倒的な賛成多数で承認されました。
欧米諸国は。
EU・ヨーロッパ連合は、日本時間の夕方から外相会議を開催。
ロシアの個人や組織を対象に、資産の凍結や渡航禁止など、新たな制裁に踏み切る見通しです。
さらにオバマ大統領は、プーチン大統領と電話で会談し、住民投票はロシア軍の脅しの下で行われたもので、決して認められないと強調。
これに対しプーチン大統領は、国際法にのっとったものだと反論しました。
強気の姿勢を崩さないロシア。
クリミアの編入に踏み切るのかが、最大の焦点です。
モスクワの駐在経験も長い、国際部のいしかわしんすけ記者に聞きます。
いしかわさん、欧米からはですね、このプーチン大統領、旧ソ連の半島復活でもさせようとしているんじゃないかというほどの、懸念の声が上がっていますけれども、プーチン大統領のねらい、真意というのは、どういうところにありますか?
最大のねらいは、ロシアを中心とする旧ソビエト諸国で作る経済圏なんですね。
これはEU・ヨーロッパ連合に対抗することができるようなものなんです。
プーチン大統領は、ロシアに敬意を持って接してくる国に対しては、丁寧に対応しますけれども、例えばロシアを侮辱したり、もしくはロシアの国益を損なうようなパートナーに対しては、厳しい対応をこれまでも取ってきています。
今回のこの間の政変でも、欧米にけんかを売られたというふうにプーチンさん、感じているようで、いずれの対応もそうした厳しい姿勢をうかがうことができると思います。
けんかを売られたと感じているにしても、ウクライナはとりわけ、クリミアへの執念のようなものを感じますよね。
そうですね。
ウクライナについては、旧ソビエトの中でも人口、それから産業でも極めて重要な大きな国ですね。
ここがそのロシアが目指す新たな経済圏に入るか入らないかでですね、その成否が分かれてしまうほどの重要な、このウクライナというのは役割を示しているんですね。
とりわけこのクリミアに関してなんですけれども、ここはロシア人にとっては、ロシアの土地というふうに、多くの人が思っている場所なんですね。
ここはロシア帝国に編入されたあとも、ロシア人が開発をして、住民の多くもロシア系の人たちが住んでるところです。
ロシアの黒海艦隊も駐留していまして、歴史的にはロシアと切っても切り離されないようなところですね。
今回の住民投票で、こちらのクリミア、そしてロシア双方でですね、この編入に対する思いがすごく高まっていまして、熱意が高まっていまして、プーチン大統領がこのクリミアの編入を決断する可能性もあるんではないかというふうに思います。
ロシア中心の経済圏を作りたいという気持ちは、まああるんでしょうけれども、ただ、今までのやり方は当然、これ、欧米が反発するというのはプーチン大統領も当然ながら、これ、分かってたと思うんですけど、そのへんどうなんですか?
今回のウクライナの政変なんですけれども、今回、選挙ではなくて、事実上のクーデターでロシア寄りの政権が倒されてしまいましたよね。
この裏には、欧米が糸を引いてるんじゃないかという不信感をプーチンさんは持っているわけなんですね。
その欧米の反発というのは、そういった意味である程度、織り込み済みでそれよりもロシアの国内事情を今回は優先をしたんだと思います。
その国内事情、どういうことかといいますと、こちら、ここにソチがあるんですが、つい先日までここで、オリンピック・パラリンピックをやってましたよね。
この国際的な大イベントを成功させて、メダルの数でも今回、ロシアは総数トップだったんですよね。
ロシアの国内ですごく高揚感、ソビエト崩壊後20年間、味わうことのできなかった高揚感に今、ロシアは包まれています。
そうした中で、このクリミアでの同胞が助けを求めてるということに対して、これを無視できないという空気がロシアの中にあるんですね。
逆にこれでプーチンさんがなんの手をも打たなければ、強いロシアを目指すとしているプーチンさんの政権基盤がですね、逆に崩れてしまう、そういった危険性もあったわけなんです。
なるほど。
ではここからは、ワシントン支局のたなかじゅんこ支局長に聞いてみましょう。
政権基盤の確立ということもありますが、プーチン大統領にとって、この欧米の反発、織り込み済みでこういうことをしたんだという今、話がありました。
アメリカはどうなんでしょう、折り込み済みだったんでしょうか。
それとも予想外のことだったんでしょうか。
オバマ大統領は正直、ロシア軍によるクリミアの掌握から住民投票へと、ここまで一気に事態が動くとは、当初、想定できていなかったと思います。
ただ、今はアメリカ側もプーチン大統領が一定の代償は覚悟の上で、クリミアを死守しようとしているという現実を踏まえて、対応策を練っています。
オバマ政権は早ければ17日にも、新たな制裁を発表するものと見られていますが、それによって、プーチン大統領が直ちにクリミアから軍を撤退させるという幻想は抱いていません。
むしろ、当面の目標はこれ以上、危機が拡大するのを防ぐことにあります。
田中さん、危機の拡大というのは具体的に何を指しているんでしょうか。
アメリカから見て、次の焦点は大きく言って2つあります。
クリミア自治共和国の独立宣言にとどめ、ロシアへの正式な併合は避けること、さらにクリミア以外の地域への侵攻に踏み切らないこと。
この2つをロシアに強く警告しています。
田中さん、今の点なんですけれども、先ほど、要するにロシアへの併合も辞さない構えという話もあったんですけれども、これはつまり、事態はかなり切迫しているといっていいわけですよね?
そうですね。
だからこそ、アメリカとしては、住民投票の当日まで、首脳レベルと外相レベルで、頻繁にロシアとの電話会談をして、ぎりぎりの働きかけを続けているんです。
今の一線を越えますと、冷戦後の国際秩序が揺らぎかねない深刻な事態となり、オバマ政権としましても、一段の厳しい制裁が必要になります。
ただその一方で、アメリカにとってはイランの核開発やシリアの和平など、多くの問題でロシアの協力が必要だという現実もあります。
ロシアとの決定的な衝突は避けながら、いかにプーチン大統領の次の一手を阻止することができるのか。
オバマ政権は難しい選択を迫られています。
石川さん、今、田中淳子支局長の話で、アメリカが一番懸念しているのは、そのクリミアのロシアへの編入であると、そしてもう一つはウクライナのほかの地域への軍事的な介入、この2つはなんとか避けたいということですが、ロシア、どう動きますか?
まずこのウクライナのほかの地域なんですけど、この東部ですね、ここにはロシア系の住民と、それからロシア語を話すウクライナ人が住んでるんですね。
こちらですね。
この辺ですね。
仮にここに軍事介入した場合ですね、ここでは大規模な戦闘が起きてしまう可能性があります。
多くの犠牲者が出る可能性すらありますよね。
そうしますと、ウクライナというのはロシアにとって兄弟国、兄弟民族ですから、ここで将来、今後にわたってですね、もし軍事介入してしまえば大きな禍根を残すということはプーチンさんもよく分かってると思うので、今の段階では、東部に軍事介入する可能性はまだ低いのではないかと。
クリミアの編入の可能性についてはどうでしょうか?
それなんですが、今、ニュースが入ってきたんですけれども、ロシア大統領府の発表でですね、あす18日にプーチン大統領が上下両院の議員、それから地方の指導者らをクレムリンに集めて、演説をするというふうに発表しています。
ここで今後のクリミアについてのなんらかの決断をプーチンさん、言及する可能性があります。
しかし、その新しい冷戦かと言われるほどの対立なのかどうか。
今、経済がこれだけグローバル化して、昔のように社会主義国と資本主義国の争いということではないわけですから、お互い依存が強まってるので、対立はこれもう、あまりしても、これ、しょうがないんじゃないかという気もするんですが。
そうですね、おっしゃるとおり、ロシアからヨーロッパにはガスを輸出して、ロシアが外貨を稼いでますよね。
一方、ヨーロッパのほうは特にイギリスやフランス、ドイツの企業はロシアというのは、巨大なマーケットですから、自動車を売ったり、機械を売ったりして利益を得ています。
こういった相互関係というのを崩すのは今、ほぼ不可能だと思うんですね。
もちろん、このウクライナを巡ってですね、関係は、冷却化した関係が続いていくと思います。
ただ、経済がですね、お互い切っても切れない関係になっているので、どこかですね、双方で落としどころというのを探していく、そういった動きが今後、出てくるんじゃないかというふうに考えています。
日本も無関心ではいられませんよね。
そうですね。
もし欧米とそれからロシアの関係が悪化してしまうと、ロシアは東のほう、中国に目を向けると思うんですね。
中国とロシアっていうのは、戦略的パートナーシップを結んでいまして、今でも強固な関係にあるんですが、この関係をさらに強めていく可能性がありますよね。
アジア太平洋では、ロシアとそれからアメリカの関係がさらに対立がエスカレートしていきますと、ロシア、中国、VS日本、アメリカ。
こういった対立の構造になってしまう可能性というのも。
考えたくありませんね。
日本は今、巨大化する中国をけん制して、ロシアとの関係を強化しようという外交を進めていますが、この外交にも影響が出てしまう可能性があるんじゃないかと思っています。
ありがとうございました。
ここまで、石川慎介記者に聞きました。
では次のニュースです。
安倍総理大臣が意欲を示す集団的自衛権の行使容認に対して、おひざ元の自民党が動きだしました。
自民党は、郵政民営化を議論して以来、9年ぶりの総務懇談会を開催しました。
党の政策の決定機関である、党の総務会が、懇談会という名前のもとで、自由に議論を戦わせようというのがきょうの会議です。
一家言を持つ重鎮たちの発言は、2時間に及びました。
今、午後3時前です。
自民党の石破幹事長です。
このあと、総務懇談会、およそ9年ぶりに開かれます。
集団的自衛権を議題に開かれた自民党の総務懇談会。
党執行部と総務会のメンバーのほか、政府側から加藤官房副長官も出席しました。
懇談会は、憲法解釈の見直しによる集団的自衛権の行使容認について、慎重な議論を求める意見が出たことから、開かれました。
総務懇談会は、自民党内でどのような役割があるのか。
総務会は、党大会と両院議員総会に次ぐ党の意思決定機関です。
政府が国会に提出する法案などは、総務会の了承をもって党議決定となります。
一方、総務懇談会は、意思決定は行われませんが、特に時間をかけて議論する必要があると判断されたテーマについて、総務会とは別に開かれます。
前回、総務懇談会が開かれた9年前。
小泉政権の下で、郵政民営化関連法案を巡って、激しい議論が交わされました。
衆議院を解散する。
このときは、党内対立が、衆議院の解散にまで発展しました。
集団的自衛権を巡り開かれた、きょうの総務懇談会。
20人が発言しました。
憲法解釈の変更による行使容認に賛成する意見が出たほか、国民の支持が得られるまで、時間をかけて議論すべきだという指摘や、憲法を改正して容認するのが筋だという意見も出されました。
総務懇談会、始まってから2時間で終わりました。
議員たちが次々とこの場を後にします。
出席した議員からは。
野田総務会長は、今後も党内論議を重ねる必要性を示しました。
集団的自衛権を巡る議論。
自民党は今後、どう進めるのか。
安倍総理大臣は、どう動くのか。
歴代の自民党政権にあっては、うるさ型がそろうこの総務会。
野党とはまた別の意味での政権に対する強力なチェック機関でもありました。
集団的自衛権の行使容認は、すでに党の公約として示したものではありますが、数を頼んで手続きをおろそかにすれば、国民の理解を得られずに禍根を残しかねない。
それは強弱はあっても、出席した党総務の面々に共通する受け止めだったようです。
論文に数々の疑義が生じているSTAP細胞。
理化学研究所は、STAP細胞が存在するのか、外部の専門家も入れた独自の委員会を設置して、調査を始めることを明らかにしました。
STAP細胞の問題を巡っては、理化学研究所の本部が調査委員会を設置して、論文のデータに改ざんなどの不正があったのかどうか、調べています。
しかし、そもそもSTAP細胞が存在するのかどうかに焦点を当てた科学的な調査は行われていません。
小保方晴子研究ユニットリーダーや、笹井芳樹副センター長など、論文の主要な著者が所属する、理化学研究所発生・再生科学総合研究センターは、外部の専門家も入れた独自の委員会を設け、STAP細胞が存在するのかどうか、調査を始めることを明らかにしました。
すでに小保方さんの研究室は、関係者の出入りを禁止する措置が取られていて、委員会では保存している細胞や実験の資料をもとに、問題の論文が世界的な科学雑誌に投稿されるに至った過程などについても調べるとしています。
春めいてきました。
気象情報、井田さんです。
こんばんは。
こちらは早咲きのオカメザクラです。
今月の上旬から咲き始めて、今、満開となっています。
きょうは九州から関東、広い範囲で4月並みの暖かさとなりました。
福岡市にある大名小学校で、きょう卒業を迎えたのは、8人の児童です。
都市化によって児童が減り続け、今月いっぱいで閉校するため、最後の卒業式となりました。
140年の歴史を締めくくるアンカーとしての使命を。
立派に果たされました!
明治6年に開校した歴史ある学びやとの別れを惜しんでいました。
旅立ちの春ですね。
各地で暖かさが続いていますが、今週はどうでしょうか。
あすもですね、さらに暖かくなる所が多くなりそうなんですね。
この先の予想最高気温を見ていきましょう。
赤は平年よりも高い日、青は平年より低い日を表しています。
あさってにかけては高い所が多いんですね。
木曜日から土曜日、一時的には気温の下がる所もありますけれども、また日曜日以降は暖かくなってきそうです。
気温も変わりやすいんですけれども、天気も変わりやすいのが春なんですね。
あすは不安定で雨の所が多くなりそうなんです。
ではその理由を見ていきましょう。
あすは日本海に低気圧と前線が進んできます。
詳しく見ましょう。
このためにあすは雨の所が多いです。
特に日本海側、前線が通過していきまして、強まる所もありそうです。
雷や突風にもお気をつけください。
そして低気圧の通過する北海道でも、湿った雪となりそうです。
大雪や着雪の影響にお気をつけください。
等圧線の間隔も狭くなっています。
あすは全国的に南からの風が強まります。
春一番の吹く所があるかもしれません。
各地の天気と気温、詳しく見ていきましょう。
気象台の発表するこの桜の開花発表なんですけれども、どういうふうにしているのかといいますと、基準となる標本木、標準木ともいわれますが、この木の桜が大体5、6輪開花したときに、発表となります。
この1週間ぐらいを目安に、満開となりますので、来週あたりはお花見、楽しめるような所もありそうですね。
気象情報でした。
今回、このソチで。
遠慮深い方ですね。
戦いを終えて、ほっとした表情でした。
廣瀬さんです。
こんばんは。
大リーグです。
ダルビッシュ有投手と田中将大投手が、それぞれオープン戦に先発で登板。
2週間後のシーズン開幕に向けて、課題に取り組んでいます。
ダルビッシュは、不安のある腰に負担のかからないフォームに取り組んでいます。
課題はフォームを固めること。
カットボール中心に投球を組み立て、3回までヒットを許しません。
しかし4回、フォームが崩れてきました。
満塁のピンチからカットボールが甘くなり、2点を失います。
それでも、ダルビッシュは課題について、冷静に分析していました。
田中は落ちるボール、スプリットの制球を課題に臨みました。
その決め球は、抜群のキレを見せます。
落してきた。
空振り三振。
いい所からしっかり落ちてますね。
もう一つ、有効な球種がありました。
それはスライダー。
決め球ではなく、カウントを整えるために使い、ほかのボールで抑える場面が多く見られました。
田中は実戦を重ね、手応えを感じています。
大相撲春場所は9日目。
きょうから後半戦です。
遠藤は横綱、大関に4連敗のあと4連勝。
きょうは関脇・豪栄道と初顔合わせの一番です。
遠藤は持ち前の相撲のうまさで、白星を重ねています。
12場所連続の関脇の豪栄道は、絶対に負けたくないと気合いが入っていました。
張っていきました、豪栄道、左からのいなし、豪栄道の攻め。
一方的に押し倒し。
立ち合い、遠藤は顔を張られました。
これで流れは豪栄道に。
一方的に攻められました。
相手は強かったと遠藤。
実力者の厳しい攻めに、持ち前のうまさを封じられ、連勝は4でストップです。
綱取りの大関・鶴竜は、1敗で後半戦に入りました。
きょうは技巧派ならではの相撲を見せてくれました。
鶴竜は日を追うごとに安定感が出てきました。
立ち合い。
鶴竜は狙いどおりに右の上手まわしを取りました。
ここから技巧派の本領を発揮します。
出し投げ、足技。
すそ払い、そして左からすくいながら寄り切り。
技が次々に出てきました。
相手に息つく暇を与えませんでした。
鶴竜は1敗を守って勝ち越し。
充実した内容にも、目の前の一番に集中していくと、気持ちを引き締めました。
日馬富士、本場所の土俵の感覚が戻ってきたと、動きの鋭さに磨きがかかってきました。
日馬富士の当たり。
横綱の当たり、一方的な攻め。
日馬富士、9戦9勝です。
センバツ高校野球が21日、今週金曜日に開幕します。
甲子園球場で、出場校の練習が始まりました。
宮城の東陵高校は、東日本大震災の津波で、大きな被害を受けた気仙沼市にあります。
黙とう。
初めに震災の犠牲者に黙とうをささげました。
楽しんでいくぞ!
1回戦は大会3日目。
同じくセンバツ初出場、栃木の白おう大足利高校と対戦します。
選手たちは実戦を意識した練習に取り組み、初戦に備えていました。
センバツ高校野球に出場する、徳島・池田高校です。
この池田高校といえば、蔦文也監督。
あのやまびこ打線と呼ばれた打力のチームを作って、甲子園で春夏合わせて3回の優勝を果たしました。
すごかったですよ、本当に。
伝統のチームが27年ぶりのセンバツ出場。
地域の期待も高まっています。
池田高校のバッティング。
やまびこ打線と呼ばれた時代から続く、伝統の積極性は変わりません。
岡田康志監督は、昭和54年、夏の甲子園で準優勝したときのキャプテンです。
当時、蔦監督から積極的に打っていけと厳しく指導されました。
40年にわたってチームを指揮した蔦監督。
はよ走っていけ!全速力じゃー!
雨の中でもバッティング練習を欠かさず、攻撃野球を掲げてきました。
強打のチームを作り上げるうえで、常に口にしたのが積極性でした。
今のチームに、やまびこ打線のような圧倒的な打力はありませんが、岡田監督は、伝統の積極性で戦う考えです。
池田高校の野球を、また甲子園で見たい。
27年ぶりのセンバツ出場には、地域の人たちの支えがありました。
野球部の寮で暮らす選手たちに食事を作っている店があります。
寮には食堂がなく、選手たちはこの店でパワーと結束を身につけました。
銭湯も、赤字覚悟の格安料金で協力しています。
いらっしゃい。
はい、お疲れ。
地域の人との交流が、練習への力になっています。
伝統の攻撃野球と、地域の支えを力に、池田高校の選手たちは甲子園の舞台に挑みます。
町の誇りという人もいるくらい、甲子園から遠ざかっている期間、長かったんですけれども、地域の人々にとっては特別な存在であり続けていました。
ここぞというときの第1ストライクから狙っていく積極性のある姿勢、これは甲子園でも見せたいと岡田監督、話していました。
アスリートたちが躍動しました。
ソチパラリンピックは閉会式が行われ、10日間の大会を終えました。
閉会式のテーマは、不可能を可能に。
選手が高さ15メートルまで登り、英語で不可能を意味するインポッシブルの文字を、私はできるという意味のアイム・ポッシブルに変えました。
聖火台の火が消され、オリンピックに続いて10日間開かれたソチパラリンピックは幕を閉じました。
日本は金3個を含むメダル6個。
開催国ロシアが金30個、合わせて80個のメダルを獲得しました。
大会を終えた日本選手団。
メダリストたちが記者会見しました。
今大会2つの金メダルを獲得した狩野亮選手も次を見据えていました。
必ず6時までに戻るから。
約束。
2014/03/17(月) 21:00〜22:00
NHK総合1・神戸
ニュースウオッチ9▽孫と初めて面会 横田夫妻が会見▽ウクライナで米ロ対立激化[二][字]

横田めぐみさん両親 孫と初めて面会・北の思惑は?拉致問題は?▽住民投票でクリミアはロシアへ?米ロ対立激化・双方の思惑は?▽2歳男子の遺体発見ベビーシッター関与か

詳細情報
番組内容
【キャスター】大越健介,井上あさひ,【スポーツキャスター】廣瀬智美,【気象キャスター】井田寛子
出演者
【キャスター】大越健介,井上あさひ,【スポーツキャスター】廣瀬智美,【気象キャスター】井田寛子

ジャンル :
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日本語
英語
サンプリングレート : 48kHz

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