徹子の部屋 2014.02.17

黒柳徹子:ご夫妻でのご出演は、初めての事でございます。
ご夫婦になって47年目と承っておりますけども。
ご主人の西川きよしさん、そして、奥様の西川ヘレンさん。
黒:本当にお幸せで何よりでございます。
西川ヘレン・西川きよし:よろしくお願いいたします。
黒:この有名なご夫妻でおいでいただくのは、初めての事でございます。
ご主人様の西川きよしさん、そして、奥様の西川ヘレンさん。
どうも、ようこそ。
2人:よろしくお願いいたします。
黒:そして、ご主人様は芸能生活が50年という事で、本当におめでとうございます。
き:ありがとうございます。
黒:で、ご結婚なさって47年という事でございますので、本当におめでとうございます。
2人:ありがとうございます。
黒:あと3年で金婚式という事ですものね。
でも、やっぱり、早くご結婚なすったから、お子様もみんな、大きい。
き:そうですね。
黒:孫もいる。
き:はい。
長男が、もう46歳でございます。
黒:はあ…。
き:今年の7月の2日で、僕は68歳になります。
家内が10月の6日で68歳になります。
黒:そう。
奥様、ちょっとお若い。
ヘ:少し、ほんのわずかですけれども。
き:3か月だけ。
黒:でもね、奥様の今日のおみ帯が、本当に素敵なんですけど、それ、宝尽くしってね、私、大好きな模様なんですけど。
ヘ:図案が大好きです。
黒:ねえ。
全部ね、なんかね、それ、お宝物に関係のあるものなんですよね。
ヘ:ありがとうございます。
ちょうど、孫が…。
き:細やかなところまでも見てもらって。
ヘ:ありがとうございます。
1年、入学ですので、主人に作ってほしいわって言って、ちょうど作ってもらって、今日着せてもらって喜んでおります。
ありがとうございます。
黒:そういう時も、いちいち、ご主人に作っていいかどうかってお聞きになる。
ヘ:はい。
聞いておりますね。
そうですね。
き:はい。
この帯のために、随分、今日まで目玉むいて、頑張ってきました。
ヘ:ウフフフ…。
黒:ホホ…。
笑わせていただきました。
私、吉本の方がいらしても、あんまり笑わないんで、申し訳なく思ってたんですけど。
なんか、今日は笑わせてくださるっていう事でね、私、楽しみにしてましたよ。
き:かしこまりました。
黒:お願いいたします。
もう今、笑いました。
フフフ…。
でも、今、すごい人数でお暮らしですってね。
き:はい。
黒:お母様もいらっしゃって。
き:僕の母親が94歳でございまして。
黒:94歳。
ほう。
き:家内の母親と僕の両親と、親子4代で、ずっと生活しておりましたんですが…。
黒:奥様、ずっとね、介護もなさったって、いつか伺いましたけれどね。
き:もう…、上手に、最近はバランスを取りながら。
黒:今、だから、えっと、あなた様のお母様がいらっしゃって、94歳でいらっしゃって。
あと、それから、このご夫妻がいらっしゃいまして、ご長男…。
き:長男夫婦と子どもが2人と。
黒:忠志さんのご夫妻がいらっしゃって。
お子さんがいらっしゃるでしょ、そこに。
き:子どもが2人おります。
黒:子ども2人。
何歳、何歳ぐらいですか?き:えー…。
ヘ:12歳と6歳。
き:ありがとう。
めったに家に帰らないもんですから、忘れてしまいます。
黒:ゴチャゴチャいるとわかんないでしょ。
き:ゴチャゴチャいると…。
黒:それで、かの子さん…お嬢様がいらっしゃいますよね。
かの子さんは、お嬢様いらっしゃったんでしたっけ?ヘ:はい。
6歳でございます。
黒:そうですか。
かの子さんも6歳のお嬢さんがいらっしゃって。
それで、お弟子さんも1人いらっしゃるという。
だから、すごい人数でお暮らし。
き:はい、10人で、もう…。
黒:それで、次男の方は九州で…。
き:はい、九州の福岡で。
黒:なんかこれ、バッて、お集まりになると、こんな風な…。
でもね、お座敷大きいから入れるけど、普通の家だと入れないですね、こんなにいっぱいね。
き:これは出かけたお店です。
黒:お宅じゃないの?き:これは我が家ではありません。
黒:失礼いたしました。
お宅かと思って、大きいなと思いましたんですけど。
き:こんな大きい部屋があったら、すぐに黒柳さんにお越しいただきます。
黒:でも、とにかく、これは、ご兄弟違ったり、色々してますが、こんな風な、バッと見た時には、こんな感じで、10人家族で。
お正月なんていうと、おにぎやかで、お年玉とか色んなの、大変でしょ?ヘ:はい。
もう、それはね、みんな、待ってますので、孫たちは。
黒:そりゃそうですよね。
その時が1年に一度のね、現金収入。
フフフ…。
き:そうです、子どもにしたら。
ヘ:だから、主人が書いてる時に、横をウロウロ、ウロウロするんですよね。
黒:可愛い。
えー。
じゃあ、あれですよね、きよしさんもあれですよね、もう、絶対忘れてはならない事で、みんなの名前書いて。
き:名前を書いて。
はい。
黒:可愛いね。
き:小さい頃、自分が、あんまりお年玉をいただける環境ではなかったもんですから。
黒:そうですか。
き:渡してあげるっていう。
ちょっと、ご親戚のおじさんでもたくさんいただいた方は、今でもはっきり残っておりますものね。
黒:やっぱりね、子どもの時の事ってね。
だから、子どもはうれしいんですね。
ヘ:ありがたい事に、我が家は娘のかの子と、長男の嫁の智子さんとが、幼稚園の3歳の時からの友達で。
黒:あら!ヘ:ずっと学校が一緒で、留学も一緒で。
黒:そんな事って。
ヘ:それで、お嫁さんに来てくれはったんです。
だから、かの子はちょっと出戻ってますが、仲よく、うまく、智子さんがしてくれますので。
黒:大親友が家にいるようなもの。
ヘ:そうなんです。
き:昔なんか、我が家へ帰りますと、「ただいま」と…、「おじさん、おかえりなさい」って、3歳頃、言ってたお嬢ちゃんが、今、長男の嫁なんです。
黒:すごい。
ご縁ですね。
き:ええ、縁を感じます。
黒:ねえ。
可愛いですね、そういうのってね。
小さい時からご存じだからね、安心でしょ。
もうね、どんな子かわかってらっしゃるしね。
き:遅くに帰っても、本当に、ちゃんとお食事も僕用に作って、温かいものは温かいものなりに、冷たいものは冷たいものなりにっていう。
黒:お幸せですよね、今。
き:はい。
もう、3歳の頃から僕の好き嫌いを知ってくれてますから。
それがありがたいです。
黒:ねえ。
今、家へ帰ったって、食べる物がないご主人もいらっしゃるぐらいですからね。
でも、あれですよね、奥様がこんな風におキレイでいつまでもいらっしゃると、うれしいでしょ、一緒にお歩きになっても。
き:そうですね。
黒:ご自慢。
き:ご自慢っていう事はないんですけれども。
黒:でもさ、ご自慢でしょ。
き:一緒に歩いてますと、たまに出かけて、和服の時なんか、僕が、そうですね、なんか、横を歩いてましたら、まるで付き人か弟子みたいなね。
黒:フフフ…。
き:なんか、貫禄というんですか。
黒:そうそう…。
き:お家を預かってる女性って、すごいですね。
黒:やっぱりね、お背高いし。
それから、髪の毛の色とか、色々、全体が、やっぱり華やかでいらっしゃるから。
でも、初めてお会いになった時、はっきり言うと、こういうご関係だったんですよね?こういうご関係って、奥様の方がスターでいらっしゃって。
き:家内の方が…。
ヘ:家では、いつも、主人の3歩下がってます。
黒:そうですって。
奥様、絶対そうだと思います。
でも、初めてお会いになった吉本で奥様、スターですってね。
き:はい。
スターという、そんな…。
ヘ:半年先にね、入れていただきましたので。
黒:ご謙遜…。
でも、やっぱり、ヘレンさんは吉本の大変な看板女優と伺っております。
き:会社は…。
あっ、今、出ておりますが。
黒:あら!キレイ。
歌も歌ってらしたんですか?き:歌も歌ったり、お芝居もしたりっていう事で、家内は恵まれておりました。
もう、見ておりますと、あれよあれよという間にですね、テレビにもたくさん出演させていただいて。
僕らはもう、本当に、クマのぬいぐるみに入ったり。
僕、しばかれてたんです。
ムチで。
黒:可哀想。
き:そういう関係でした。
黒:しばいてらしたの、奥様だったの?ヘ:私、調教師だったんです、その時。
黒:あら!なんて事でしょう。
その時は、まだ全然、こういう関係でない時でしょ、もちろん。
ヘ:はい。
黒:でも、よく…、奥様、お思いになるでしょ?その間、よく、ご主人が、これまで、このような有名な方におなりになったってお思いになるでしょ、やっぱりね。
ヘ:もう、ただただ、皆様のおかげで、ありがたいねっていう事は…。
本当に朝に夕に、2人が…、みんな、家で騒がしいですから。
ゆっくりした時には、それが、ついて、お互いから言葉が出てきます。
黒:そうですか。
でも、やっぱりね、本当に、だって、あれだけの漫才ブームの時の、あれだけのスターでいらしたんですから。
あの漫才で、どれだけ笑わせていただいた方がいたかわからないんですから。
あの時は笑いましたね、あの漫才はね。
き:ありがとうございます。
黒:本当に面白かったですね。
でも、その奥様の方が、ちょっと看板女優で、ぬいぐるみの方だったんですけど、それが、だんだん、だんだんと逆になっていくっていうか。
結婚なすったんで、奥様、お辞めになったんでしたっけね?ヘ:はい。
主人が「僕が頑張るから」って言ってくれて、それで、吉本は引かせていただいて。
黒:すごいですね。
き:最初、会社へお願いに行った時には、「職場結婚は、うちはダメだから、吉本は。
どっちか辞めなさい」って。
「じゃあ、家内辞めさせて、僕が会社に残ります」って言ったら会社の偉い方が、大阪弁ですが、「アホか、お前は」って。
「ヘレンが残って、きよし、西川君、君が辞めるの」。
「お前が残っても、会社は1円ももうからない」って。
黒:面と向かっておっしゃったんですか?そういう風に。
面と向かって?き:はい。
2人で並んでる時に。
黒:あら、奥様、どうお思いになりました?それ、お聞きになって。
ヘ:でも、その時に、主人が「どんなお仕事でも結構ですから、僕にお仕事をいただけませんか」って申しました。
それがもう、本当に、机にすがり付くように、かじり付くようにして、力いっぱいにお願いをしましたので。
きっと、会社の方は、その主人の…。
黒:熱意?ヘ:はい。
熱意にわかってくだすったのかなと。
き:そんな甘いもんやないよ。
ヘ:いえいえ。
わかってくださったから、今日があるんですよ。
き:そんなお願いするの、みんな、皆さん、たくさんお願いしにいくわけですけども。
黒:でも、吉本って、想像もつかないぐらい人数いらっしゃるんですね。
この間ビックリしました、私、なんか、新聞読んでたら。
何万人かいらっしゃるんですか?き:いや何万人もおりませんけど。
黒:何万人はいない?き:はい。
1000人以上は…。
黒:でも、1000人以上はいらっしゃいますよね。
ゼロを勘定してたら、ちょっとわかんなかったんですが、何万人かと思ったけど、何千人の単位?き:はい。
黒:すごい。
その方たちがみんな、争ってね、ああやって出てらっしゃるんですからね、出てらっしゃる方は、ほんの…。
き:ひと握りです。
黒:ひと握りですからね。
でも、それでも、その中から、すごいスターの座を捨てて、それで、こちらとご結婚なさるって、お決めになったんですから。
ちょっと、24年前においでいただいた時のお話、ちょっと見ていただいていいですか。
き:「僕は、随分年上の人かなと思ってたんですよ」黒:「そうか」き:「僕はきよしといいますから、キー坊、キー坊って、皆さんが呼んでくれるんです」「牛乳買うてきてくれとかね、パンを買うてきてくれとかね、いわゆる、使い走り、よくさせられました」黒:「吉本興業で」き:「ええ。
いや、家内にも」黒:「奥様にも?」き:「ええ」黒:「奥様の使い走りもなさったんですか?」き:「牛乳買うてきてくれとか、パン買うてきてちょうだいとかいって、今、家で、ごはん食べて一杯飲んでるとね、思い出したら、もう、ムカムカしましてね」「ふと思い出すと。
よう、あんな事、お前、俺に言うたなとか言ってね」黒:「でも、あちら、先輩でスターだったら、しょうがないですものね」き:「それはもう、この芸界っていうのは厳しいとこです。
随分、まあ、下に見えたんでしょうね」黒:「若かったように見えた…」き:「16歳でしたから」黒:「そりゃあね…」き:懐かしい。
黒:懐かしい…、44歳ですって。
き:むちゃくちゃ若いですね。
黒:お変わりないとは思いますが、でも、やっぱりね、24年前ですから、やはりね、男の方もね。
でも、そんな風な感じだったんですね。
き:まあ、しかし、本当に、海のものとも山のものともわからない、その西川きよしに自分の一生をかけてくれたっていう事が、うれしいです。
黒:そうそう、それの一番大きいきっかけは、へんとう腺が腫れた時…、ねえ、おっしゃってましたよね。
き:よく覚えて…。
黒:へんとう腺、腫れた時に困っちゃったら、吉本が、それじゃあ、うちにって言って、あなたのお家にいらっしゃったんですってね。
き:劇場の、本当に、そばだったんです。
誰に聞いたのかはわかりませんが、会社の偉い方が「ヘレンを少し横にしてやれ。
休ませてやれ」。
それがきっかけでした。
黒:それから、そう、いらっしゃたんですけど、そんな事言っちゃ悪いけど、その時のお家は、まだ小さくて。
き:はい。
黒:ご家族、大勢で住んでらしたの?き:家族7人で、2部屋に分かれて、両親と子どもたち5人が休んでおりましたけれども。
家内が横になるという事で、狭い方の部屋に、親子7人が、その晩は休みました。
黒:少しどいて。
き:はい。
黒:その時、奥様は?ヘ:はい。
うれしくて。
お父さんが洗面器に水くんで、持ってきてくださって。
それで、おでこに当ててくださって。
で、お母さんも、「おかゆさん、炊きましょうか」言うてくださって。
黒:おかゆ?ヘ:はい。
で、お姉さんたちも座ってくださって。
「大丈夫か?」って言っていただいた気持ちが、親子…、母子で暮らしておりましたので、なんて温かい家庭やなって、その時思って。
いや、いいなって。
その第一印象が、なんか、すばらしく温かい家族。
黒:なるほどね。
まあ、お父様は外国の方でいらっしゃって、お母様とお二人だけでお育ちになったから、そんな、貧しいかどうか…。
貧しいって、よそのうちの事言っちゃ悪いけど。
き:裕福なわけがないんですけど。
黒:裕福なわけじゃないとこだけど、みんながいて、大勢でいて、優しくしてくれて、知らないね、知らないって…。
でも、よその人ですよね、よその人なのに、そんな親切に家族みたいにしてくださったのが、何よりうれしいっていう気持ちはわかりますよね。
もう、お金とかそういう事じゃないっていうね。
ヘ:それから「いらっしゃい」とは、皆さんおっしゃらないのに、勝手に、寄せてもろうてもよろしいか言って、ずっと行ってたんです。
黒:そうですか。
じゃあ、うれしかったのね。
それ、うれしかったの?そしたら。
き:僕は楽屋ではお姉さん、お姉さんって、先ほども…。
ビデオテープ見せていただいたとおりなんです。
ですから、楽屋ではおしゃべり出来ませんので。
でも、へんとう腺をきっかけに、楽屋でも、「おはようございます」って。
黒:おはようございますも、ろくに言えない関係?き:はい。
「おはようございます」って言ったら、すぐに、ほかの方の用事をしないといけませんので。
黒:あ、そう。
そしたら、そのお姉さんが、「家、遊びいってもいいか?」っておっしゃったら、もう、うれしかったでしょ?き:そうですね。
ヘレン姉さんって呼んでおりましたので。
その方が、うちの家に…。
ヘレン姉さんです。
黒:ヘレン姉さん…。
フフフ…。
ヘレン姉さんが、うちに来はる。
どないしよ。
き:ですから…。
黒:家族は…。
き:家族はビックリですよ。
もう、こう、目の青い方が来るわけですから。
黒:そうそう…。
き:ですから、まるで、もう、浦賀湾にペリー提督が来たような雰囲気で。
黒:そうですね。
き:もう、うちの家族は、みんな、ビックリです。
黒:黒船来た。
すごい大変。
き:大変です。
黒:でも、お幸せでしたね、奥様もね、それはね。
ヘ:うれしかったです。
そして、ずっと、ご兄弟と仲よくさせていただいて、本当の兄弟のようにしてもらって。
今も、ずっと一緒に。
黒:なんか、お姉様ともね、とても仲よくおなりになったそうでね。
そういうのが一番っていうのが、そういうとこにいないと、なかなかわからないですよね。
なんか、豪華なものの方がいいような風に、みんな、思っちゃうじゃないですか。
でも、そうではない、人間のね、そういう優しさみたいなものが、一番っていうのがね。
黒:前に、ちょっとヘレンさんにお出になっていただいた時、ちょっと伺ったと思うんですけど、一番お忙しい時に、なんか、浮気なすった事があったって?今、こんな話を…。
き:コマーシャル明け、突然、それですか?黒:それで、それがすごいのは、奥様、その事がわかったんで、そこのお家に乗り込んでいらしたってね。
ヘ:フフフ…。
そうなんです。
黒:ビックリしました。
でも私ね、奥様の度胸って、すごいと思った、あの時。
ヘ:娘がお腹におりましてね。
はい、それで、まあ、その相手の方にはね、気の毒な事なんですけど、「ごめんください」って行きましたらね、この方が座ってはりましてね。
黒:お家にいらしたんですか?ヘ:はい。
で、お座布団出してくださったんですけど、お座布団は横に置いて、「主人が大変お世話さまになりまして、ありがとうございます」って。
もう、主人は、黙って、じっとしてはりましたですね。
黒:それはもう、それしかないでしょう。
き:そういう時、丁寧な言葉を使われると、使われるほど、こっちの方がつらいんですよ。
黒:「あんた!」とかって言ってくれりゃ、まだいいですよね。
ええ。
それで、奥さんは、もっとすごいのね。
ヘ:はい。
黒:あの…、実印と?き:ああ、もう全て…。
ヘ:実印と、それから、貯金通帳と、それから、借金もあります。
家には、おじいさんもおばあさんも子どももおりますので、代わっていただけませんか?言って。
「あなたが家を守ってくださって、私がここで、この人を待ちます」って言うた。
黒:愛人になりますってね。
ヘ:はい。
黒:そうおっしゃったんですってね。
そしたらどうなったんですか?ヘ:そのあと、「もうお返しします」って言っていただいて、返していただいたんです。
黒:その相手の方から。
ヘ:はい。
黒:お返しされちゃったんですか。
き:人をお前、宅配みたいに…。
黒:でも、そんな事が、でも、本当にね、奥様、頭がよくていらしてたから、そういう風になったんだと思いますけど。
そこでこう、なんか、すごい騒ぎはなくて、静かに。
ヘ:静かに静かにお話をさせていただいて、どうして主人が、こうして寄せていただいたんだろうかなって、自分に振り返って思った時に、やはり、家が大勢の、本当に、その当時、15〜16人所帯でしたので、主人を構ってあげる事が出来なかったのかなと、そう思いました。
黒:じゃあ、あの…。
き:何か、3人の舞台みたいですね。
そうして…。
黒:3ババ。
アハハ…!3ババアで。
き:でも、本当に、最初出会った時は、そんな気持ちで一緒になりましても…。
ヘレンのお姉さんって呼ばせていただいてたわけですよね、その頃は。
でも、仕事に恵まれ、お小遣いも、ちょっと自由に使えるようになると…。
なんなんでしょうね、人間の心変わりというのは。
黒:本当にね。
き:チョロチョロ、チョロチョロしだすんですね、自分が。
黒:それと、やっぱりあれでしょ、心変わりっていうよりも、お家に帰ると、人数多いし、子どももいるし、色々と、こう、ちょっと、今で言うと、うざったいっていうかね。
ちょっとね、うざったいっちゃ失礼ですけど。
だけど、そこへ行くと、誰もいなくて、「ねえ、ねえ、ねえ」って言ってくれる人がいると、その方がいいなって、ちょっと思うんですかね、男の人ってね。
ヘ:そうですね。
それと、やっぱり芸人ですから、お外に出たら、モテてもらいたいという気持ちもあったんです。
黒:そうですか。
ヘ:だからモテてもらいたいけど、それを、やっぱり押しのけて、帰ってきてもらいたいと思うけど、そうはいきませんですものね。
黒:なるほどね。
だったら、うちと代わってくださいと。
ヘ:はい。
そのあと、主人は、絶対に、きちっとしますという事で、それからは、一切、夜、どこで何をしているかというのを、今日こんにちまでわからなかった事はありません。
黒:やっぱりね。
き:ありがとうございます。
黒:姉さん。
き:請求書、領収書、全部持ってますので、一枚一枚見ながら、一軒一軒のお店に電話かかってきますから。
ヘ:昔はですね。
き:どこで食べてる、飲んでる。
黒:やっぱりね、賢い方ね、奥様ね。
ヘ:そんな事ありません。
黒:大騒ぎにしないで、で、ご主人の立場をちゃんとお考えになって。
ヘ:こんな事もあったんです。
ゴルフにね、行ってきた言って…。
き:もう、それはいいやないか。
ヘ:いいですか?お話しして。
ゴルフに行ってきた言って、ゴルフに行って帰ってきてね、お靴見たら、お靴にね、土が付いてないんですよ。
黒:ええ。
ヘ:それで、おかしいなと思って、「ゴルフに行かれましたか?」って言うと、「行ってきたぞ」って言うから、その当時ですから、ETCがなかった頃ですから、「じゃあ、高速の券見せてください」って、それを「放った」って言ってね。
結果、行ってはらへんかったんです。
黒:捨てたって言ったんですか?その高速の券を。
ヘ:はい。
でも、そんなにね、怒っては言わなかったから、よかったです。
黒:よかったですね。
女の人ってね、本当に目ざとく、賢いから、女をだまそうなんて思ったらダメなんですよ。
ヘ:そうですよね。
き:いや、ですから、まあ…。
高速のチケットからね、ゴルフシューズの裏まで見るとは…。
まるで『相棒』の鑑識課みたいな…。
黒:そうそう、そうそう。
黒:係の者が、ヘレン様に、ご主人に対してのアンケートをちょっといただいたんですよ。
そんなに恐ろしい事はないんです。
ただ、ちょっと簡単な事なんですけど、「ご結婚なすって、現在、ご主人に直してほしいとこありますか?」というご質問で、「もう少し、睡眠時間をたっぷり取ってほしいです」っていう事ですね。
き:はい。
黒:あまり寝てらっしゃらない?き:いや、もう、加齢とともにと申しましょうか、4時間ぐらい経つと目が覚めるんですね。
黒:もう1回、お休みになるといいですよ、それは。
き:はい。
黒:それから、「初めてきよしさんに会った時の印象」。
「目を大きく開け、直立不動」。
「先輩の用があれば、すぐに出来るような態勢を整えていた」。
き:はい、それはもう。
今でも、それぐらいの気持ち持って、毎日…。
黒:そう、お偉い。
それから、「きよしさんのどんなところが魅力で、結婚を決意なさいましたか?」。
「優しさと誠実さ」。
き:申し訳ないですね、途中で…。
黒:なんで?ああ、その事?アハハ…。
もう、昔のお若い頃…。
モテてらした。
で、奥様も、芸人は、ちょっとモテた方がいいとぐらい思ってらしたんですから。
「プロポーズのお言葉はありましたか?」「どんな言葉でしたか?」。
「私の方から、お嫁にもらってくださいとお願いした」。
そう?ヘ:はい。
き:それはもう、ビックリいたしました。
黒:へえ!どういう状況の時におっしゃったの?ヘ:主人の家族も、とてもすばらしい。
で、本人もまじめ。
だから、私は、こういう人にもらってもらったらいいけれども、どんな考えかもわからないしって。
「こんな私でよかったら、もろうてくれはりますか?」って尋ねたんです。
黒:うん。
ヘ:そしたら、「僕も、前から、そう思ってた」って言うてくれはったんです。
黒:あら、うれしかった?ヘ:はい、うれしかったです。
黒:それはもう、本当にうれしいお言葉ですよね。
き:ええ、それは。
黒:ヘレン姉さんが。
き:「ヘレン姉さん」が、「おい、ヘレン」になれるわけですから。
黒:アハハ…。
バカバカしい。
アハハ…。
き:すいません胃腸薬ないですか?黒:笑いましたよ。
「これまでに離婚を考えた事はおありですか?」「あれば、なぜですか?」。
「ございません。
別れるのであれば、2人一緒に、この世から消えてしまいたい気持ちです」。
まあ、すごいですね。
皆さん、お聞きになりました?「これまで離婚をお考えになった事ありますか?」って言ったら、「ございません。
別れるのであれば、2人一緒に、この世から消えてしまいたい気持ちです」。
ねえ、奥様、すてき…。
本当にそんな気持ちですか?ヘ:はい、本当に、一緒になれて、会えてよかったって。
この世で会えてよかったと思います。
黒:お幸せです事ね。
黒:今のアンケートの最後なんですけど、「今後、夫婦でかなえたい夢、目標ありますか?」。
「色々なところに旅をしたい」。
き:はい。
黒:いいですね。
き:なかなか、そういう機会がないもんですから、はい。
黒:でも、奥様としてはね、のんびりとした旅。
いつかね、お出来に…。
でも、どんどん、タッタ、タッタ歩いてらっしゃるんだから大丈夫ですよね。
き:はい。
まだまだ頑張ります。
黒:まだまだ。
お父様そんな…。
94歳で、お父様お元気なんですからね。
大丈夫ですね?き:母親が94歳で。
黒:お父様じゃない、お母様。
そうそうそう、お父様も、相当なお年でしたものね。
ヘ:徹子さんに、主人の父が亡くなった時に、お手紙いただいて、大切にさせていただいておりまして。
そして、出演をさせていただくという事で。
我が家に、本当に宝物にさせていただいております。
黒:私の字で間違いございません。
これ、私の字なんですけど。
お父様が亡くなった時のね。
き:ありがとうございました。
黒:ちょっと、私の字、お読みになれましたか?ヘ:もう、本当にうれしゅうございました。
黒:ああ、そう。
今、ここで読むのもなんですけど、随分ちゃんとした…。
「お父さんのような人になりたかったという息子だったら、誰もがうらやむお父様だったんですね」とか、色んな事、書いてる。
2人:ありがとうございます。
ヘ:突然にごめんなさい。
ずっと、今日はここに入れさせていただいて。
黒:そうですか。
どうもありがとうございました。
ヘ:ありがとうございます。
黒:本当にありがとうございました。
最後にちょっと、今度、水戸黄門なさるんでしょ?き:はい。
芸能生活50周年を記念いたしまして、吉本流『コメディ水戸黄門』という。
黒:わあ、すごい。
本当に水戸黄門に見えますね。
き:ありがとうございます。
黒:『コメディ水戸黄門』。
き:はい。
「コメディ」付けていただかなかったら、もう、僕ら、とてもじゃないですけども。
黒:でも、東京とかそれから、名古屋とかでおやりになるんですね。
き:はい。
21日から1010ホールで。
名古屋は3月の6日からですけれども。
うれしいです。
黒:そうですよね。
みんな、楽しみに待ってらっしゃるでしょうからね。
たくさん、色んな方、お出になって。
ほら、必ずこういうの出すでしょ?最後にね。
き:はい。
黒:あれがね。
き:「紋所が目に入らぬか」。
黒:そうそうそう。
き:特別出演に森昌子さんはじめ、たくさんの方々にもゲストで出ていただきます。
黒:奥様も楽しみ?ヘ:はい。
もう毎日、一生懸命に頑張って、汗いっぱいで、お客様に、感謝の気持ちでね、50年を迎えさせていただいて。
黒:でも、あれですよね、ひげがちゃんと付いてないといけないから、涙なんか…、汗だの出るとあれですね、ひげ、取れないように…。
き:すごいですね。
本当に、役者さんだとか俳優さん、改めて尊敬いたします。
黒:まあ、そうですよ。
でも、まあ、そんなものは、これまでおやりになった事から考えたらね…。
黒:本当に鑑のような方だなと思いますね。
どうも本当にありがとうございました。
き:ありがとうございました。
黒:どうも、お元気で。
ありがとうございました。
き:ありがとうございました。
2014/02/17(月) 13:20〜13:55
ABCテレビ1
徹子の部屋[字]

〜芸能生活50周年!〜西川きよしさん&ヘレンさんが今日のゲストです。

詳細情報
◇ゲスト
芸能生活50周年を迎えたおしどり夫婦!西川きよしさんと妻・ヘレンさんが登場。
◇番組内容
自宅には四世代が暮らしており、孫は6人いるという二人。出会いは1964年…スタジオでは交際に発展したきっかけを語る。母子家庭で育ったヘレンさんにとって、きよしさんの大家族は憧れ…結婚以来46年、温かい家庭を築いてきたエピソードも。ほか、お互いに対する感謝の言葉や不満などを明かす。
◇おしらせ
☆『徹子の部屋』番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/

ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
福祉 – 文字(字幕)

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日本語
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