生字幕放送でお伝えします
見てください。
こちら、おしゃれなお菓子の器になんとパンのお皿。
そして、バターケース。
それからフルーツボウルなんかもありましてどれも洗練されて美しいですよね。
そして、さらにさらにニューウエーブです。
こちら、ワインクーラー。
そして、花飾り。
そして巾着袋なんかもありますね。
これ、巾着袋、珍しいですね。
これ全部杉で作られた秋田県の伝統工芸品曲げわっぱ。
曲げわっぱといいますとこうした伝統的な弁当箱が知られているんですがその曲げわっぱに、今ニューウエーブ到来で女性に大人気。
さらに近年ではフランス・パリで人気急上昇中なんです。
きょうはですね、次々と新しい作品を生み出す職人の技。
そしてさらに進化をし続ける曲げわっぱの世界をたっぷりとご紹介していきますよ。
濱口さん、曲げわっぱってご存じですか。
聞いたことありますね。
あんまり実際には見たことはないんですけど。
手に取って。
きょう、初めてですね。
きょう初めて見ました。
おしゃれですね。
普通は、そういうのにごはんを入れるもんなんですか。
お弁当みたいな。
もともとは、お弁当箱が主にあったものなんですがそれを進化して、いろんな形に変わっている曲げわっぱをきょうはご紹介しますので楽しみにしてください。
こうした美しい曲げわっぱを作るためにはここ秋田の気候・風土が欠かせないんですね。
秋田県北部の大館市。
県内でも雪が多い地域です。
この寒い気候が育んだのが日本三大美林の一つ天然の秋田杉。
厳しい風雪に耐えながらゆっくりと育った天然杉。
ミリ単位に刻まれた年輪。
材質はやわらかいのが特徴です。
良質な杉が、ここ大館を曲げわっぱムーブメントの最前線にしたんです。
そうした中でも女性の人気を集めているのがこちらのおしゃれテーブルアイテムの数々です。
私たちは、今老舗の民芸品店にいるんですけどこちら、見てください。
たくさんの曲げわっぱの商品が並んでいるんですけれども年輪が規則正しく並んでいてきれいですよね。
どうですか、濱口さんどれもかわいいんじゃないですか。
かわいいですね品がありますね。
おしゃれ。
おしゃれなものがたくさんあるんですよ。
いいにおいしそう。
先ほどからこのお店にいるだけで結構、杉の香りがふわっとしてくるんですね。
そしてこちらランキング形式でこのお店の人気アイテムをご紹介したいと思うんですがまず、第3位。
こちら、お酒をたしなむときのとっくりと、ぐい飲みになります。
これ、とっくり変わってますよね。
形が。
形がとっくりっぽくないっていうか。
この中に、お酒を入れてたぶん香りが杉の香りがすごくするのでお酒にも、この香りが移るんじゃないかななんて思うんですよね。
とってもいいと思います。
僕、お酒飲めないんですけどお酒飲む人にはうれしいんですか?杉の香りとか。
そういうときに晩酌なんかできたらいいんじゃないかななんて思うんですけどね。
そして続いて、第2位。
こちらです、コーヒーカップ。
これは、いい!欲しい。
これ、いいですよね。
持った感じもすごく軽いんです。
普通、やっぱり曲げわっぱって和ものっていうイメージがあるんですけどちょっと洋風にコーヒーなんか入れてみたりしてもいいんじゃないですかね。
すごい欲しいです。
私も欲しいです。
スープなんか入れてもおしゃれですよね。
そして、さらに第1位となります。
こちらです。
お弁当箱なんですがこれは、やっぱり定番なんですけど進化してるんです。
進化したんですか?
先ほどね伝統的な形でご紹介したお弁当箱があるんですけどこちら2段のお弁当になっている感じなんですね。
一見せいろ蒸しみたいですね。
こちら、女性用。
そして、男性用でちょっと大きめサイズ。
このような形になっていてたくさん入りますよね。
このような形もありますし。
あとね珍しいのが、この六角形の花形の模様になっているのがあるんですね。
開けてみてもちょっとかわいいですよね。
OLさんとかだとそのくらいの量がいいんじゃないですか。
最近だとメーカー各社も生産が追いつかないほど女性に人気なんですね。
いろんなタイプがあって楽しめていいんじゃないかなと。
男子もお弁当を作っていくっていうて聞きましたよ。
あるんですか?
お弁当男子、はやってるいうて。
濱口さん、これ見てどれがいいですか。
見た感じ、どの形が。
やっぱり、一番でっかいのがいいですね。
たくさん食べられるんですか濱口さんは。
結構、食べます。
その下のやつも、かなりでかかったですけどね。
これ、なんだろう。
おひつですね。
さすがに、おひつは持っていけないですね。
これも形、違って。
曲げわっぱのお弁当箱が女性の心をつかむのはおしゃれだからだけじゃないんですね。
曲げわっぱだからこその機能も抜群なんです。
こちらに曲げわっぱのお弁当を用意していただきました。
早速私、これ、いただきたいと思います。
ごはん!そして、おかずありますね。
早速、いただきます。
いい香り。
おいしそう!
こういうお弁当箱で食べると香りもいいですし本当においしいです。
料理がさらに上品に見えますね。
冷めても本当においしいので。
そういうことでちょっと民芸品店のおかみの石黒アイさん、曲げわっぱを作り続けて80年の方にお話を伺います。
きょうはどうもありがとうございます。
これ、今、食べたときにすごく食べてもおいしいなと思ったんですけど普通のお弁当箱とちょっと違うんじゃないかなと。
秋田杉は天然木ですから水分を吸収するんですねこの杉が。
それで、熱いごはんを入れて水分がさらっとしてごはんがべたべたしないんです。
ちゃんと杉の曲げわっぱが吸収してくれる。
それによって、カラッとすると。
だから、おいしいんですね。
その証拠が、こちらなんです。
お弁当箱のふたの裏側なんですがちょっと、白い木が色が濃くなってるのが分かりますかね。
分かります。
こんなふうに杉が水分を調整してくれる。
これが曲げわっぱ人気の秘密なんですね。
嫌ですもんね、あの水滴。
この辺にちょっとついたりしてね。
実際にこちらのごはんが入ってるほうも底のほうで水分が割と吸収してくれているんですよね。
普通のお弁当より吸収してくれています。
分かりますよ水分がついてるのが。
ちゃんと吸収してくれるんですね。
機能的だ。
そしてですね、おしゃれでごはんをおいしくする機能も兼ね備えた曲げわっぱなんですが女性に人気だけではないんです。
みんなに人気の曲げわっぱなんです。
市内の小学校です。
給食の時間に子どもたちが使っているのは曲げわっぱのおわんです。
週に1回、曲げわっぱで給食。
しかもただの曲げわっぱではありません。
自分たちで作った手作りの曲げわっぱ。
絵が、かわいいですね。
そうですね。
みんなの反応も上々です。
いつものごはんと違って木の香りがして、おいしいです。
そんな曲げわっぱが次々生まれるのも300年以上脈々と受け継がれてきた伝統の技があるからなんですね。
そうした職人技を間近に見られるのがこちらの工房なんですよね。
「体験工房」と書いてありますね。
こんにちは。
よろしくお願いします。
見てください、早速大きな杉の木なんですけどもこちら秋田杉でこの秋田杉を使うんですがこれを製材したものがこちらの板。
そして薄さが3mmぐらいなんですけど。
これをですねこう曲げてっていうんですけど乾いた状態ちょっとバキっといっちゃいそうですけど。
これを、職人技で。
こちらで曲げわっぱを作ります。
きょうは、よろしくお願いします。
それで曲げるポイントなんですけどもこちら熱湯の中に1時間ぐらいぐつぐつと煮るんですね。
開けていただくとこちらなんです。
木が入っています。
熱を加えることによって一時的に木の繊維がやわらかくなってそれを曲げることができるということなんですね。
そして、伝統の技の中でもこれぞ真骨頂といえるのが曲げの技です。
早速、プロの技を見せていただきたいんですが杉を曲げ続けて50年。
伝統工芸士の佐々木悌治さんです。
よろしくお願いします。
やります。
お願いします。
置いて、ぐるっとくるくるする。
結構、簡単そうですね。
見た感じは。
やわらかくなっていますから。
これ、簡単そうになってるんですけど熱が冷めないうちに手早く曲げて…。
こうやって曲げていくというのが意外と難しくてこれが職人技なんですよね。
そしてすごいいい香りしますね、木の。
それで、しっかりと留めると。
それで、置いといてかたどるということですかね。
乾燥すると動かなくなっちゃいます。
これで、どれぐらい置いておくんですか?
これだと1週間ぐらいですかね。
1週間ぐらい置いておけば乾いて形がしっかりできると。
早速、ちょっと簡単そうだったので私でもできるんじゃないかなと思うのでちょっと1回やらせてもらってもいいですか。
体験させてもらって。
すいません、じゃあ私も、ちょっとやってみますけどできるかは分からないですよ。
マイ曲げわっぱを作りましょうよ。
私できるんでしょうか。
ちょっとマイ曲げわっぱいきます。
よし、コロコロします。
でも、結構、堅めですね。
思ったより。
簡単そうに見えたんですけど。
曲げにくくなっちゃうんですよね。
手早くやらないといけないんですね。
やわらかいとはいえはね返しちゃうのが木なのであるんですよね。
丸くなってきましたよ。
もうちょい!割れちゃった…。
素早くやらな!
そういうことがあるんですね。
職人さんは50年、やってますからね。
それを簡単にできるわけじゃやっぱりないっていうことが実際、体験してみて分かるということなんですね。
これ、実際、ここで作れるということでそんな体験ができるというのも楽しいんじゃないですか濱口さん。
やってみたい、これ。
なかなか難しかったです。
なかなか曲げるの難しかったですけど曲げるコツなんていうもの佐々木さん、あるんですか?
コツは、やはり丸く作るものですから丸く丸くってもっていかないとだめなんですよ。
そうやったつもりだったんですけどね、私。
その微妙な感覚こそがやっぱり、職人技というのかもしれないですね。
なかなかそんな簡単にできなかったんですけど…。
杉を曲げたあとは、先ほどおっしゃったように1週間ほど乾かしまして桜の皮…茶色いもの見えますか。
桜の皮で留めて、底板を接着して仕上げに磨いて完成ということになるんですよね。
こうした伝統の技は昔から受け継がれているんです。
そして、こちらも曲げわっぱのちょっと古びた感じするんですけどこれは、昔、農作業をする際に農家の方がこちらにおにぎりを中に入れていたということなんですね。
そして、こちら、ちょっと見ていただくと…。
書いてあるのは宝暦13年っていうの見えますか?
見えますけど。
読めはしないですけど…。
ちょっと分かりづらいですね。
それが今から250年前の曲げわっぱになるんです。
それが今でもこんなきれいに残ってるんですか。
そうなんですよ。
今回は特別にお借りしたんですけど250年以上たっても十分、使えるくらい丈夫なんですよ。
なぜかといいますともう一回、開けてみますとここ3枚重ねになってましてそれをぐーっと曲げることによって強度を保っていると。
だからこそ250年以上たっても使えるぐらいなんですよね。
いまだに、これだけ丈夫できれいなのってすごいですよね。
これも伝統の技に支えられているということなんです。
さすが職人技ですね。
こうした伝統の技に支えられた曲げわっぱいまや食卓を飛び越えてニューウエーブに進化しているんです。
こちらです。
見てください。
濱口さん、ちょっとねこれなんですけど金魚鉢なんですが。
水入れても大丈夫なんだ。
ガラスを…。
これは進化した形なんですけど先ほどの重ねた3層に重ねたというのの4層バージョンなんですけどそれをまた進化させたもので本当にダイナミックに作られていてすてきだと思うんですが。
水入れると結構な重さになるので4層に重ねて強度を増しているんですね。
香りもいいですしこの中の金魚さんたちも香りをかいでるんじゃないかなと思うんですけども。
とってもいいと思います。
かわいいですよね。
おうちにあったらおしゃれじゃないですか。
続いては時計になります。
時計なんですが、側面。
この周りに使われてるんですね曲げわっぱが。
これなんか、なじみそうですねおうちに。
なんか、和風でも洋風でも合いそうな感じ。
かわいい。
そして、こちら先ほど一番最初にもご紹介したんですけれどもこれ、花飾りなんですが普通、従来のものは曲げわっぱっていうのは重ねて丸くするっていうものが普通だったんですけどもこちらは、それを重ねずにそのままの形をデザインっぽくしたんですね。
でも1枚だとねはね返っちゃうらしいんですよ。
この形が。
ぴょーんって。
2枚重ねて乾かすことによってこの形が保てるんですね。
木って、どうしてもまっすぐになろうなろうとするんですよね。
それを1枚だとなっちゃうんですけどそれを2枚重ねることによってぐっと曲げていると。
こうやってライトもついていたりするといいですよね。
それは、もともとついてるんですか?ライトは。
ライトはつけたものですね。
すごい!
商品としてはついて売られていますね。
いいですね。
おしゃれ。
おしゃれになりますよねぐっと、お部屋が。
それから、こちらなんですけども。
これ、何か分かりますか?濱口さん。
え?ヨーヨーかなんかですか。
それはちょっと違いますね。
これ、いろんな…。
えとがのってるのかな。
そうです、そうです。
いろいろ、うさぎとかこれ、うまなんですけど。
こちら、へその緒を入れるものなんですね。
これ、ちょっとおしゃれじゃないですか。
かわいらしいですよね。
やっぱり記念のものなので。
このような丈夫でおしゃれな感じの物に入れておくっていうのも私は、いいかなって思うんですけどね。
濱口さんも子どもが将来できたら…。
このような形に入れるのもいいんじゃないですか。
その前に結婚ですけどね。
そうですね。
そしてほかにもたくさんありますよ。
こういうような形の。
お茶のときに使う…。
お抹茶をたてるやつですね。
これが1セットあれば野外でもお抹茶をたてることができる。
持ち歩きに便利ですよね。
これは、なんか品が増しますね。
その巾着がさっきも気になったんですけど。
巾着がやっぱり1番最初に最初に紹介した。
これ、珍しいですよね。
普通、布の袋っていうイメージなんですがこの下が、ちゃんと曲げわっぱが使われていてこれは新しいんじゃないですか。
重くないんですか?
全然、軽いです。
曲げわっぱ自体がずっと持っていて軽いものばかりなので持ったときに負担にならないという感じがしますね。
若い子にも結構気に入られそうな感じするね巾着のやつね。
そして、こちらもお部屋に飾る花瓶なんか置いたりするにもいいんじゃないですか。
独特の曲線美がありますよね。
これ見てみるとこれも削ってあったりしてこれも、また細かい職人技が入ってますね、この中に。
鶴ですね。
そして、来月発売される最新作が、あちらにあるんですよ。
これ、ワインをたしなむ方におすすめのワイングッズ。
これワインツリーワインスタンド。
全部、冒頭でもワインクーラー紹介しましたけれどもすべて曲げわっぱなんですよ。
本当、おしゃれですよね。
やっぱり木のぬくもりっていいですよね見ててね。
伝統の技があるからこそこういうふうにモダンなクラフトに進化を遂げているというわけなんですね。
では、早速、私たちもそんな曲げわっぱに囲まれながら乾杯してみたいと思います。
乾杯。
おいしそう。
2014/03/17(月) 12:22〜12:45
NHK総合1・神戸
ひるブラ「ニューウェーブ 曲げわっぱ〜秋田県大館市〜」[字]
杉のぬくもりで愛されてきた、秋田県が誇る伝統工芸品、大館市の「曲げわっぱ」。ここ数年の間に、“モダンクラフト”へと進化を遂げ、おしゃれに敏感な女性の間で人気。
詳細情報
番組内容
【ゲスト】滝沢沙織,【コメンテーター】濱口優,【司会】中沢圭吾 〜秋田県大館市から中継〜
出演者
【ゲスト】滝沢沙織,【コメンテーター】濱口優,【司会】中沢圭吾
ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
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