ひるブラ「冬もポカポカ 北の大地の羊毛〜北海道池田町〜」 2014.02.17

生字幕放送でお伝えします
北海道は寒い!だけど、これさえあれば寒さも、へっちゃらー!
ニット帽にマフラー。
これあると、あったかいですよね。
首の周りも。
ただ、コートは欲しいです。
このニットすべてこの牧場で飼育されている羊の毛から作られたものでございます。
きょうも羊たちは元気です。
国内の羊毛の9割以上が輸入品といわれているんですがここでは羊の飼育からニット作りまで一貫して行っている全国的にも珍しい牧場なんですよね。
きょうは羊の育て方から地域に伝わるニット作りの技などメード・イン・北海道の羊毛の魅力これを余すところなくお伝えします。
スタジオにいる高木の美保さん。
はいはーい!高木の美保さんですよ。
優しい声ですね。
仏様のような声でございますけど。
どうですかこのニット。
すごい暖かそうで色がシックでいいんですよね。
ちょっと光沢も入っているといいますか。
もしかして手編み?
もちろん、手編みですよ。
気温が氷点下1度なんですけどこのニットを身に着けているとあったかいんです。
素材がいいんですね。
ただ、コートは必要です。
この良質なニットが作れるのもここ北海道の気候があるからなんです。
私たちが来ているのは北海道・十勝地方の池田町です。
雪で覆われています。
雪原が広がっています。
この林までが牧場なんですね。
夏になりますと羊たちがのんびりとここで暮らすんです。
羊というのは暑さや湿気、大の苦手なんですね。
ですから、北海道の冷涼で、そして湿度が低いこの気候ですとコンディション、体調もよくよい毛がとれるということなんです。
この十勝地方では農家では昔から羊を飼って羊毛をニットにしていたとそういった暮らしが続いてたんです。
この牧場ではいろいろなニットを作るために羊もいろんな種類を飼っているわけなんですね。
羊の種類でこの羊の毛が質が違いますから作るものに合わせて変えているというわけでございます。
メェ〜って聞こえてきましたよ。
メェ〜って声聞こえます?高木さん。
ほらほら!この子たちですよ。
一斉に逃げましたね。
その前に、高木さん北海道で羊といえば何を思い出しますか?
ジンギスカン?
やはりそう言うと思ってましたよ。
やっぱりね。
実際に北海道の羊のほとんどは肉を生産するために飼育されてるんですけどここでは羊毛のためだけに飼っているのでほかではめったに見れない種類もいるということなんです。
見ていただくと顔が黒いものもあれば、そして角があったり白い羊もいますよね。
ハムスターみたいなのもいる。
この白い羊でございますこちら。
シェットランドというんですね。
このスコットランドのシェットランド諸島が原産の羊。
イギリス原産の品種の中でも最も体が小さいんですけど繊細でやわらかな毛がとれるということで。
大人ですか?
大人ですね。
触ってみますね。
性格は臆病。
会話してみますね。
メェ〜メェ〜…。
ちょっと今、眠いらしいです。
どうですか?触り心地は。
なんか、外はかたいですけど中はふんわりで、あったかい。
熱がこもってます、中。
こちらが、シェットランド。
こちらでございます。
見てください。
気持ち、暴れん坊なんですよ。
これはジャコブといいまして立派な角と、白黒のまだら模様という特徴的な見た目から観賞用としても親しまれていると。
これも国内で飼育しているところは少ないので昨年も2頭のジャコブが動物園などにもらわれていったと。
観光牧場とかそういうところに行くぐらい珍しい。
こういった羊たちからどんなニットが作られるのかっていうの気になりますよね。
見てもらいましょう。
レディースアンドジェントルマン!北海道ニットコレクション2014。
やってまいりました。
どうですか?モデルさんの登場でございます。
まず登場したのはジャコブを使用したコーディネート。
シックな色合いのカウチンセーターはまだらの模様を使ってそのまま生かされています。
背中の羊柄がワンポイント。
そして、続いて次に登場したのはこちら。
また、スーパーモデルの登場でございます。
シェットランドの羊毛で作った白地のセーター。
そしてハンドウオーマーのコーディネート!注目はこのショールでございます。
こまやかなレースもシェットランドの毛糸で作っている細かい毛を紡ぐことができるシェットランドの特長を生かしたものです。
風が強いので手間取っておりますがこんな感じでございます。
牧場のご家族の方に協力いただきました。
ポーズもよかったですよ。
ありがとうございます。
すばらしい!こちら、白いお母さんの着ている白い毛はあちらのシェットランドの白い毛を使ってこのセーターになりましたというわけでございますけどね。
このショールも細かいレース編みでしてどうですか?このショール。
高木さん。
私、繊細な感じが欲しくてなかなかないんですよ。
探しても。
お買い上げありがとうございます。
このシェットランドの毛はこの細い糸を紡ぐことができるのが特長でジャコブではこういうふうにはいかないということです。
娘さんの祥子さんが着ているニットのベスト、これが隣にいます、あのジャコブ。
ジャコブの毛は弾力性があって空気を抱き込むんです。
ですから、保温性が高くてこういったセーターに適した羊毛だということなんですね。
こちらがその羊毛。
ニットになる前の毛なんですけどつやがあるんですよね。
分かるかな、このつやがね。
分かります。
分かってきた、光ってますね。
これ、引っ張ると全く思いっきりやってるんですがはりがあって全く離れない。
これ、つやとはりがいい羊毛の証拠なんですね。
手触りも…触っていいですか?いいですか。
本当にいいですか。
あったかい…。
すごい繊細なんですね。
ジャコブもいいですかちょっとすいませんね。
はりがありますね。
お肌のようでございますね。
喜んでください、すいません。
っていうね、こういうふうないい毛がとれるのも羊がストレスなく暮らしているからなんですね。
ここにいる羊たちを見てください。
このように自由で、に遊んだり何してもいいと。
自由奔放でストレスのない生活を送ることで健康につながっているということでございまして。
本当にそうなのかということでその証拠をお見せします。
自由奔放なだけじゃない。
一頭一頭それぞれの個体に合わせた育て方飼育のしかたをしています。
見てください本当に健康的なんですよ。
こちらはですね、本当にきょうのために特別に入れてもらえると。
ふだんは、人が立ち入ることができない場所なんです。
特別な特別室でございますけど。
こちら、ちゃんと消毒をするということでいったん足を入れていただいて。
トントントントン…という特別な部屋でございます。
こちらですねほかの羊とは別に飼われている特別室にいる羊でございましてきました、この羊でございます。
きょうは特別にお邪魔させていただいております。
紹介したいのは、こちらプルプルさんでございます。
13歳。
プルプルさんってきっとプルプルしてたんでしょうね。
この牧場の最年長のおじいちゃんでございます。
国内の一般的な牧場で飼育されている羊はせいぜい10歳程度らしいんですね。
おじいちゃんとは思えない立派なね…。
顔が穏やかでおじいちゃんっぽいかな。
この立派な毛並みまだ現役で毛を刈ってるんですよ。
13歳で年配なのでやっぱり、若い羊と餌を取り合うと負けてしまうということでこうしてちゃんと別の場所に囲って育てていたり。
風雪からも守れるということで。
全然、元気ですけどもね。
でも、年をとるとともに歯が抜けたりとかして牧草が食べられなくなるので餌をこのように丸一日水に浸してふやかした餌を特別に。
中に何が入ってるかというととうもろこし、大豆そしてビートなど。
栄養バランスを考えた餌が作られているんですね。
お昼なんでこのプルプルさんにごはんあげますね。
高木さん。
はーい!
いきますね。
はい、プルプルさんごはんだよ!プルプルプル!プルプルさん、ごはんだよ!食べてる!プルプルさん!雪も食べてる!おいしそうに食べてますね。
食欲旺盛ですね。
全然、食欲ありますね。
年をとった羊もこうして、しっかり大事に育てているということで若い羊の中でも大切に育てられている羊がいるんです。
屋根付きの広々とした特別室にいたのは出産を控えた母羊です。
この地面につきそうな、おなか。
ちょうど今は繁殖の時期。
あと1か月もすると子羊が生まれるんです。
餌を準備している牧場主の田中忠二さん。
これから餌をやるのかと思いましたら…。
なかなか、あげないんですよね。
妊娠中の羊が運動不足にならないよう餌で誘って歩かせているいわゆるマタニティービクス。
きめ細かな世話で元気な子を育てそして、よい毛をとるということなんですよね。
そういうわけでございましてこの羊、羊毛からニットを作るために欠かせないのがこの地域に昔から受け継がれている技があるんです。
伝統の技です。
その、すご技をお見せします。
このお店の中に入りますね。
お邪魔します。
中はあったかい。
ほっとしますね。
ほっとしますねあったかいですね。
いい雰囲気ですね。
見てください。
高木さん、すごいでしょう。
ザ・北海道。
十勝の地域の農家の雰囲気。
昔の雰囲気を。
こちらではニットの第一歩になる糸紡ぎが行われています。
まきストーブの前で糸を紡いでいると。
童話の世界のような感じ。
牧場主の田中忠二さんです。
見てください、高木さん羊毛からこの固まりから糸が次々と生まれてくるこっち側に向かって。
これが糸車に巻かれていくんですね。
こう回っています。
こういうふうに回っていきます。
すばらしいですよね。
糸が回転して巻き込んで絡み合わせていってるんですね。
羊毛の表面はうろこのようになっていてくっつく性質があるそれを利用してこういうふうに糸を紡いでいるというわけでございます。
これ、強いんですよね。
引っ張っても切れないんですよ。
強いんですよ、田中さんこれ、すごいんでしょ。
田中さんの受け継がれてきている技というので注目していただきたいのは足元。
これ貧乏ゆすりじゃないですからね。
ちゃんとやってますから。
回転数を調節しながらそして、手元もちょっとした微妙なさじ加減をこれを手元でやって均一な太さの糸を作っているということです。
ちょっと僕もやってみようかな。
僕、特技は羊毛ですから。
聞いたことないですよ。
大丈夫です。
こうやって引っ張っていくんですか?
そうです、そうです。
ああ…。
切れちゃった。
ごめんなさい。
これがね、難しいんですね。
回転数といかに糸を紡いでいくかというのが難しいんです。
特技の項目から外しますね、ごめんなさい。
ちょっとこれ難しいですね。
これ、こういうふうに。
似合ってないよ。
まんまだと思うんですけどね。
今度は上手にお願いしますよ。
こういうふうに紡いでいくというわけでございまして。
優しく…。
どうですか、僕うまいですか。
上手!上手!
ありがとう!
ちょっと投げやりになってませんか?
大丈夫!
なかなかここから前にいかないんですけど…引っ張るんですね。
田中さん、あとやってください。
こうしたニット作り糸紡ぎの技というのはこの地域、十勝の地域でずーっと受け継がれてきたものなんですよね。
田中さんが今、着ているこのセーター最初に刈ったジャコブの毛だというんですが20年以上、着てらっしゃる。
全然、へたってないですよね。
田中さん自分で作ったんですか。
これは、毛刈りをした羊毛をこういうふうに糸紡ぎをしてで、編んで、紡ぐだけでも大体約ひとつきくらいかかる。
これを1着分のね。
あと編むのもひとつきくらいかかります。
ということは足すとふたつきということですね。
20年ですよ。
その辺は手作りと市販のものとは違うということです。
この糸紡ぎというのは伝統の技なんですけども今、新しい文化、新しい技が生まれているんですね。
高木さん、すごくないですかこれ、見てくださいよ。
分かります?
なんですか?糸?へたっとしてる。
ニードルフェルトという作品で羊毛を使って絡まり合う性質を生かしたフェルトで立体的な作品を作れるということなんです。
高木さんそもそもフェルトというのはさっき僕がやった羊毛が絡まり合う性質を利用して縫ったり編んだりするんですけどこれ、縫ったり編んだりせずに作った布なんですね。
このフェルトというのは。
だから、縫ってもないし編んでもないです。
気になりますよね?ここ10年ぐらいで立体的に作ったりするとかが人気なんですけど分かんないでしょ。
だって、縫っても編んでもいないでしょ?のり?
どうやって作っているのか見てもらいましょう。
見せます、見せます。
このニードルフェルトがどういうふうに作られていくのか。
しかも、その作品もたくさんあるんです。
これに関しては正直、皆さん驚くと思います!
この十勝の地方ではニードルフェルトの作品だとかを実際に土産店で売っていたり体験できる場所も増えてきているんですね。
その作品でございます。
これ、見てください!
かわいい!
これ!しかもここ見て!こんなのもあるんです。
陶器の焼き物みたいじゃないですか。
でも、フェルトなんです。
ふわふわなんです。
芸術作品のようですよね。
なんでか分かんないけどフナムシが魚を食ってるというすごいシュールなものもあるんですけど。
こういった作品を作られているのがこちらフェルト作家の今村恭子さんです。
すばらしい作品ですけどもね。
今村さんが頭につけてますヘアアクセサリーといいますかこういうものとかネックレスとか。
これもフェルト。
ブローチ、ブレスレット。
すべてフェルトなんですね。
さらに、すごいのが高木さん、今回は実は今村さんにこの写真。
これ、分かりますかね僕なんですけども…。
分かりますよ!
この写真をモデルに僕の人形を作ってもらったんです。
なんと、ぜいたく!いきますよ!いきますよ!テンテテッテッテー!はい、フェルト!これです。
ハハハ!見てください!
すごい!
なんとなく「今でしょ!」って感じがするんですけども。
でも、僕なんです。
これが、こういうふうに。
仕上げが残っているので古坂さんちょっと体験してください。
ニードルフェルトがどういうふうに仕上げられていくのかということですね。
まずはお手本お願いします。
ニードルなんですけれどもこちら、こういうふうに鉛筆を持つように持っていただいて。
これフェルティングニードルという専用の針なんですね。
この先のほうにギザギザがついています。
ギザギザが中を刺すたびに…古坂さんに…失礼します。
こう、刺します。
いたたた!
刺しますと中で羊毛が絡みます。
刺すことによって羊毛が絡むと。
刺して、中の羊毛同士が絡まり合うようになってるんですね。
よく見ると凹凸があるの分かりますかね。
分かりました。
凹凸あります。
ちょっと欠けた感じのね。
このニードルを使って眉毛を付けましょうか。
眉毛、ちょっと薄いので濃くしていただきましょう。
分かりました。
僕刺すんですね。
軽く刺すだけで十分です。
刺していくと本当だ、くっつく!くっついてる!
眉毛が濃くなってきました!
くっついてる!
そして、古坂さんといえば…。
眼鏡ですよね。
眼鏡!すごい!これ眼鏡も…。
境目のところをちょっと押していただければ。
自分を刺すっていうのが経験がないので。
いろんなふうにアレンジできるのがこのニードルフェルトの魅力なんですよね。
これおもしろい!はまっちゃうかもしんない!
やりたいな、私も。
しっかり仕上げていただいて。
2014/02/17(月) 12:20〜12:43
NHK総合1・神戸
ひるブラ「冬もポカポカ 北の大地の羊毛〜北海道池田町〜」[字]

セーター、マフラーなどのニット。9割以上が海外から輸入される羊毛だが、北海道十勝平野の池田町には、羊の飼育から生産まで一貫して行う牧場があり、人気をよんでいる。

詳細情報
番組内容
【ゲスト】古坂大魔王,【コメンテーター】高木美保,【司会】飯島徹郎 〜北海道池田町から中継〜
出演者
【ゲスト】古坂大魔王,【コメンテーター】高木美保,【司会】飯島徹郎

ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行

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音声 : 2/0モード(ステレオ)
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