「チョイス」。
それは選択肢。
人生にはさまざまな分かれ道があります。
就職結婚住まい。
私たちは節目節目で選択をしています。
これは人生の一大事病気になったときも同じです。
実は病気を予防したり悪化を止める更には改善もできるお勧めのすてきな選択肢があるんです。
それこそが「チョイス」。
体の痛みに悩む一番多い場所というと腰です。
若い人からお年寄りまで多くの人が腰痛に悩んでいます
その数はなんと…
その原因は腰の骨や神経が傷つくためです
ところが最近腰痛の原因のほとんどが骨や神経が傷つくだけではない事が分かってきました。
ええっ?じゃあ何が腰痛の原因なの?でもご安心を。
お勧めのチョイスを選ぶとなんとゴルフができるまでに回復!腰痛がなくなったのです
今日は腰痛を解消する取って置きの方法をご紹介します
チョイス!さあ今日の「チョイス」は腰痛。
腰痛ある?全くないんですけど私の父がよく「ああぎっくり腰だ。
腰が痛い痛い」という記憶はあります。
それは言うのや。
うちのおばあちゃんも年がら年中「腰痛い」て言うてるけどねあれ構ってほしいんちゃうかなといううわさが家族では出てた。
確かにうちの家族も構ってほしいんじゃないかって。
「放ってたら走り回ってるし」って。
やっぱり周りには「腰が痛い」とか年中さすってる人がいたりとか。
だって2,800万人。
多いですよね。
5人に1人。
5人に1人2,800万人と今お伝えしたし40代から上になってくれば3〜4割は腰痛に悩んでいるというデータもあります。
今日はいろいろ悩んでいる方もご紹介するんですがまずは腰痛になるとどれだけ生活が大変になるかと。
それで悩んでいる女性のケースをご覧頂きます。
40年間腰痛に悩まされてきた…
痛みが起きたのは40年前。
20代で出産後腰の痛みが始まり年を追うごとに痛みが増していきました
結婚して産後ですね。
産後赤ちゃんを産んでから少しずつ痛くなりまして。
鈍痛とキリキリと。
くしゃみしても痛いっていうそういう痛みですね。
響いて。
いつまでも痛みが治まらず医師に診察してもらったところ腰の骨が変形していました
瀧野さんは骨と骨の間が狭くなっています。
これが瀧野さんの腰痛の原因でした。
医師からは痛む間は痛み止めの薬をのみコルセットをつけるように言われました。
しかし一旦痛みが治まってもまたすぐに腰痛が再発。
それを40年間繰り返したのです。
腰痛が悪化し瀧野さんは趣味のゴルフもできなくなりました。
日々の生活はもっと大変。
例えば洗濯。
洗濯物を取ろうと背中を曲げたり伸ばしたりすると腰に激痛が走りました。
更に掃除の時は…
畳の拭き掃除も中腰になると腰が痛むので床に腰を下ろして拭くしかありませんでした
洗濯物を干す時に籠から取り出して手を伸ばして。
その時が一番痛いですね。
曲げて伸ばすっていうのがすごく痛いです。
もう一日でもいいからこの痛みというものがとれてくれたらありがたいなと思うんですよね。
確かにね。
やっぱりこう考えると子どもを宿して産むっていう作業はすごい大変なんやね。
母体にもリスクがあってという。
だって3,000gとかの子どもがず〜っとここにいて産み落として。
相当負担来てると思いますよね。
出産したあともおっぱいあげたりだっこしたりしてやっぱり普通の体勢ではない気がしてそれで変形につながってるんじゃないかなと…。
そこで今のビデオにもありましたけれども瀧野さんの腰の骨をもう一回見て頂きましょう。
左側が健康な方。
こちらは瀧野さんですがどこが違うかというと腰の骨は椎骨と呼ばれる薄く四角く見える骨。
それからその間にある椎間板というこの部分で成り立っている訳です。
クッションみたいな感じなんですね。
でも瀧野さんの場合はこの椎骨椎間板が変形してくっついてしまっているように見えますよね。
椎骨同士が当たってしまっているみたいな。
これでどうも痛みが起こっているという事なんですね。
じゃあどうしてそういうふうになるのかという事でここはひとつスペシャルチョイスアドバイザーに伺ってみようと思います。
今回は腰や膝など運動器の痛みに詳しい愛知医科大学学際的痛みセンター教授の牛田亨宏さんです。
よろしくお願い致します。
これ出産をきっかけにという事はそれは大きく関係しているという事ですか?そうですね。
先ほどお話にありましたように子どもさんだけでも3kgだとかですけど実際に妊婦さん体重が増えるのが大体10kg近く。
もっと行く15kgぐらい増える人もいる訳ですね。
脂肪もつきますし。
それまでの筋力それから背中だとか腰の位置関係全部急に変わってくる訳ですよね。
体型の変化とともにちょっとずつ変わってきて。
椎間板ってどういうもので出来ているんですか?椎間板というのはいわゆる繊維質。
なかなか難しいんですけども硬い組織の中にやわらかいものが入っています。
まさにクッションの役割。
それがクシャッとなっていく?クシャッとなっていくんですが…。
それが椎間板ヘルニアっていう状況なんですか?それがグ〜ッと中のものが外に出てしまうのが椎間板ヘルニアという事ですね。
硬いところに囲まれているやわらかいのがピッて出てしまう。
あるいは形が変わって神経を圧迫するという事になると椎間板ヘルニアという事になります。
でも瀧野さんの場合はそうではないという事ですか?椎間板が傷んだ事による腰痛椎間板性腰痛という考え方があるんですね。
徐々に傷んだ椎間板のところに周りから神経が入り込んでいってしまうと。
椎間板が傷むから神経もそうやって変わっていってしまうというか。
今のお話ですと通常は椎間板の周りにも神経が。
ピンクで描いた薄いところが。
これ上から見た?そうですね。
ちょうど言葉は悪いんですけど…。
輪切りにして。
輪切りにして上から見るとこの神経ピンクのところは椎間板の周りにあるんですね。
これがこうなる?
(牛田)入り込んできてしまう。
どうしてですか?神経自体は傷害された組織の中に入って生えてくる格好になるんですね。
隙間があるっていうか…。
出来ると入っちゃうんですね。
隙間があるからその間に根を張るみたいに。
それが挟まってまた痛い?刺激を受けやすい状態になってしまう。
これは痛いわ。
痛い。
そらそうやわ。
ただこういう変化そのものはもちろんこういう神経の先から栄養だとか出したりして組織の炎症を起こしたり修復だとかにも関係しているんですね。
治すためのメカニズムにも関係しているんですけど痛みを伝えるような事にもなってきたりするという。
いい面と悪い面我々の体自動的にコントロールしていくとそうなっていると。
神経も悪くしようと思ってやってるんじゃなしによくしようという行動が痛みを伴ってしまうというか。
そうか。
これ治療ってどう?腰痛の治療っていうのは。
腰痛の治療の対処方法をまとめてみたんですがまずは薬。
のんだりあるいは湿布したりという事になります。
温熱療法。
それからけん引といって引っ張ったり。
くっついたのをグッと伸ばす。
それからコルセットをはめろと言われたりしますよね。
巻いてる人いますね。
あまりひどくなると手術をしたという話も聞きます。
一般的に僕らが考えつく治療っていうか素人の我々でも。
これってやってる人僕の周りにもいるんですけど効き目ってどうなんですか?まあ薬のんでる時は炎症が治まるので楽になったり筋肉が凝ってる状態だったらマッサージしたら楽になったり。
でも比較的一時的な事が多いですよね。
ですので根本的なものが変わってる訳じゃないですからね。
その時楽になるイメージあるけれども。
お風呂で温まったりとかマッサージ。
でも治るという感じではないですもんね。
ものすごく痛くなったらやっぱり手術しないと駄目なんですか?例えば脚が動かなくなるような状態。
椎間板だとか骨の圧迫によって神経がマヒしてしまうと脚も動かなくなるしおしっこも漏れるようになってしまったり。
そんなのは絶対ですよね。
そうですね。
ただ手術で腰の痛みが治るかっていうと手術する事によって骨も削ったり筋肉も少し剥いでいったりしますので腰の痛みはそう大きく変わらないというのがデータでも出てきているところですね。
手術しても。
「先生ちょっと腰痛いねん。
手術で一気に治して下さい」って言ってもやっぱり痛みはそんなに変わらない?もちろんよくなるという人もたくさんおられる訳ですけどもただ根本的な原因は腰の周りの筋肉だとか関節がきちんと動いていく事がもっと重要かなと思いますね。
そこだけ治すんじゃなしにその周りも含めて一緒に治していかないとっていう。
これはつらいね。
面倒くさいね。
さあチョイスブロックを見て頂きましょうか。
この横軸が時間の経過ですね。
縦軸は下に行くほど腰の状態が悪くなる痛くなるという事です。
腰痛はさまざまな腰の負担とともに進行して痛みが生じるという事になりますよね。
先ほどの瀧野さんなんですがこのほかにもいろいろ腰痛を悪化させる原因があるんですがその中で悪いチョイスバッドチョイスをしてしまったんです。
気付かず知らず知らずに。
何だと思います?温める。
長風呂とか。
入り過ぎた。
ほっしゃん。
さんはどうですか?まさかの自己手術。
何のあれもないのに自分でやってしまったって。
自分で?あまりにも痛いから。
気持ちは分かりますよね。
瀧野さん一体どんなバッドチョイスをしたんでしょうか?
腰痛に悩む瀧野さん。
実は痛みをより悪化させる悪い選択をしていました
しまった〜。
瀧野さんの楽しみはテレビを見る事。
これこそが悪い選択だったのです。
それはテレビを見るために…
これが腰により負担をかけてしまうのです
腰の骨は体の横から見ると緩やかなS字状のカーブをしています。
このS字が保たれる事で上半身の重さを支えています。
しかしソファーに沈み込むように座るとせっかくのS字カーブが崩れてしまいます。
その結果腰の椎骨や椎間板により重さがかかってきます。
立った姿勢と比べると椎間板にかかる圧力はなんと40%増加。
ソファーに長時間座り続けると腰には大きな負担がかかり腰痛が悪化するのです
これが瀧野さんの痛みを悪化させたバッドチョイスだったのです
耳が痛い。
ああやってんのや。
私もソファーにず〜っと座ってテレビ見るの大好き。
駄目。
これね長時間テレビ見るのもあかんけど長時間テレビ出るのもあかんよね。
たまには俺らも寝っ転がったりせなあかんよね。
とにかくさっきのバッドチョイスと言ったのはご覧頂いて分かるように長時間同じ姿勢であったと。
あ〜駄目なんだ。
でもね幸せな時なんですよ。
ず〜っと同じ姿勢で身の回りにテレビのリモコンがあってお茶があってパパッて替えるっていうのが幸せなんですよ。
楽しいから分かってないもんね。
無理な体勢というのも。
そこに入り込んでて。
先生これもやっぱり一番駄目な?長時間。
そうですね。
どちらかというと同じ姿勢でいると同じところの筋肉しか使わないですよね。
4割腰の負担が増えるというんですからこれ意外ですよね。
そうなんですか。
変な姿勢でいるとどうしてもそういうところに筋肉使っちゃうと。
一部ばかり休めているという格好になる訳ですね。
変な姿勢というと妊娠している状態ってやっぱり10か月間腰の形って変わるじゃないですか。
そういう意味だと男性より女性の方が腰痛は多いんでしょうか?男性も非常に多いですけども女性の方がもっと確率は高いですね。
その体勢とかですか?やはり筋力が弱いというのも大きいんじゃないですかね。
胸もありますからねちょっと前かがみに…。
そうですね。
(せきばらい)大丈夫そうやな。
私はまあ大丈夫。
そういうのもやっぱり。
ホルモンであったり。
ホルモンもそうでしょうね。
確かに男性より筋力が少ないから支える力が弱いという事ですかね。
結構重労働で子どもさん抱いたりだとかいう時間も多いでしょうから。
あやしたり。
その体勢というのは大事という事ですね。
一部の筋肉だけ使わないように少しゴゾゴゾ動く方がいいんじゃないかと思います。
ずっと寝てるというのは駄目という事ですね?何かの同じ姿勢をどんな姿勢であってもずっと長時間やるという事がよくない。
寝ているのは一番具合が悪いんじゃないでしょうか。
えっ?横になって。
もちろん休めるという意味ではいい訳ですが。
確かにちょっと寝過ぎて起きた時体硬くなってる時あるもんね。
ずっと同じ姿勢というのはよくないっていう?そうですね。
最近だとどの会社もパソコンが主流じゃないですか。
ず〜っとこうやっているとこの辺ってカッチカチになると思うんですけどそういう時ってやっぱりたまにこう動かしたりとかした方がいいんですか?それは絶対だと思うんですね。
常にいろんな動きを満遍なくしてた方がいいという事ですかね。
体柔軟性がある方がそういうのになりにくいですよね。
確かに。
離婚の時ずっと土下座してて腰ヤバなったもんね。
あれだから何回も土下座しといたらよかったんやね。
ずっとこうはあかんかったんやね。
繰り返せばよかったんだ。
とにかく長時間同じ姿勢を続けるという事で瀧野さん痛みを更に悪くしてた訳ですよね。
更に痛みの悪循環にはまってしまったというんです。
これは痛みの悪循環表ですが腰痛があるという事で動かなくなりますね。
痛いから。
動かないと運動不足になる。
運動不足になれば筋力が衰える。
筋力が衰えれば腰が痛くなってくるというこういう悪循環が起きるんですね。
この悪循環にはまっている人は結構多いんですか?このパターンが結構今多いんじゃないかと…。
でも分かるわ。
痛かったら動けへんし。
いろいろ調べていくと動くと痛いという人が大多数なんですね。
動かない方が痛くないんです。
だけど一方で…すごい矛盾してるようですけど大事なところです。
痛いと思ったら気力も落ちて。
萎えてしまうしね。
そうなんですよ。
だからこの痛みの悪循環にはまっていた瀧野さんなんですがここで1つあるチョイスをしました。
お〜断ち切ったか?そしたらねなんとねこの紫が緑色になって明るい気分になってくる訳ですよ。
どんどんよくなってきちゃった。
さあ瀧野さんこのチョイスをした事でこれだけよくなったと。
劇的に回復したんですね。
ではそれをご覧下さい。
腰痛に長年悩んでいた瀧野さんが…
なんとゴルフができるまでに腰痛が回復。
瀧野さんがここまで回復したのはあるチョイスをしたからなんです
チョイス!
そのチョイスの正体はこちら。
近くの大学病院で開かれている慢性痛教室です。
え〜?教室に行くだけで回復するの?…と思った方実はこれこそが今注目されている腰痛対策なのです。
まずは講義。
腰痛の仕組みや腰痛を解消するために鍛える筋肉について教えてくれます
慢性痛教室では講義を聴くだけではありません。
この日は腰回りの筋肉を鍛え柔軟性を高めるストレッチを学びすぐに実践。
続いてプールでの運動。
講義から運動を終えるまで1回2時間です。
瀧野さんは1年前病院に貼ってあった案内を見て慢性痛教室に参加。
教室に9回参加したところ瀧野さんに変化が現れました
ほのかなかすかな汗をかいてすごく気持ちがいいです。
痛くっても軽く動きなさいとかってそういうのを聞いて何か今ここまで来るだけでも体が楽になりましたね。
自宅でも教室で学んだ運動を夫と2人で毎日続けています。
すると腰痛がみるみるうちに軽くなりました。
夫の貞宏さんは腰痛が改善し瀧野さんが明るくなってきたと驚いています
そういう面では随分…もう難しい事は分かりませんけど…
(2人)チョイス!へえ〜!慢性痛教室。
すご〜い。
まさかやね意外やね。
もっとストレッチとか違う対処法を。
湿布をあてるとかかと思ったら教室って。
でもあの慢性痛教室が8時間あったらやっぱり腰痛になるけどね。
長い間同じ体勢で。
全部で2時間ぐらいって言ってたから運動まで。
だから先生こういうのが大事?そうですね。
痛みがあってもいろいろできていくようになるためには体がまず出来てないと難しいですしそういう事を理解してもらうという事から始めないといけないかなと。
確かに自分から動き出せないけどああいうところで専門的に教えてもらったらちょっとやってみようかってどっかで断ち切れるような気がしますけどね。
さっきご覧頂いた悪の循環がありました。
これを瀧野さんはまず運動をします。
運動をすると筋力がだんだんついてくる訳です。
よしだんだんできるようになったぞ。
そうすると痛みも和らいできた。
で動けるというこの悪の循環が断ち切られてまさにジャ〜ン!好循環が起こるという。
だってあのスイング見たら300ヤードぐらい飛んでる感じやもんね。
パ〜ンと!あのフルスイングでボ〜ンて。
そこまで楽しく動けるっていう。
今の教室の先生のお話にもあったけれども痛くても動かしていくという事なんですか?そうですね。
最初必ず動かしだすと痛いはずです。
それは誰でもそうでスポーツとか始めてもやっぱり筋肉痛みたいなのが出てくる訳なんですけどもそれはそういうふうなもんだと理解して頂いて続けていくと。
痛くても動ける事になるというのがすごく大事ですね。
きっかけを作るという事ですね。
そうですね。
私がよく言ってるのは例えば痛みがとれたらゴルフに行けるようになるんだと。
だから痛みをなんとかして下さいじゃなくてまずゴルフに行けるような体を作っていきましょう。
ゴルフ行けるようになるとあんまり痛みの事を言わなくなってくるという感じですかね。
その時は楽しいから痛みもあんまり感じなくなる。
という事で対処法としてさっきいろいろありましたけどこの中に今の運動療法も加わるという事になるんですね。
運動というのは今言ったようにいきなり何か難しい事をするという事ではないんですね。
少しずつですね。
いきなりやるとケガみたいになりますからね。
ですのでこのぐらいのところならできますよっていう基本的な事を勉強してもらわないといけないところもあるかなと。
また一緒の悩み持った人たちと一緒にやるからねいろいろやっぱり心強いし何かしゃべりながらも楽しくできますもんね。
みんなで乗り越えようってなって。
あんまり悲壮感がないもんね。
見てたらみんな楽しそうに。
また家に持ち帰れる。
教えてもらってね家で旦那さんと2人でやってはったから。
あれよかったですね旦那さんと。
旦那さんがまた押さえた体勢で腰痛になるっていう…。
あんまりやり過ぎると。
旦那さんずっと押さえてはったから。
今度交代みたいな。
牛田さんは運動療育センター長というのも兼ねてらっしゃいますね。
同じ大学の中で。
痛みを治していくという事になるとやっぱり体作り。
どうしても薬薬だとかになってこれまで考えてきてましたけどそっち以外の事ができないと結局患者さん痛みだけとってベッドでずっと寝ている訳ではないですからね。
何かできるようになる。
そういうふうな意味で体を動かしていくというふうなセンターを一緒に活用していこうと。
いい意味で痛みと融合していくというか一緒に生きていく。
慣れていくっていうか。
という事で瀧野さんはこの慢性痛教室というチョイスをしてあの悪循環を断ち切って好循環にしたと。
40年の腰痛から回復してきたという事になる訳です。
そんな難しいチョイスじゃなかったですもんね。
これで飛躍できる。
10回通ったぐらいで楽になってきたっていう。
これどこでもあるもんなんですか?まだ今ほとんどないのが実情じゃないでしょうか。
そういうふうな痛みをターゲットでこういうふうにいろんなメンバー理学療法士さんだとか栄養士さんだとかそれからドクター整形外科の先生麻酔科の先生精神科の先生いろんなチームを作っていってるというのはまさに今スタートしたばっかりなので。
厚生労働省の研究班も今4年目5年目に入ったところぐらいですのでこれからそういうのが少しずつ日本でも出来てくるんじゃないかなとは思ってますけど。
確かに聞いた事なかったもんね。
なかったです。
腰痛いから慢性痛教室に行こうかなっていう考えもない。
なかったもん。
ここまで腰椎を悪くして腰痛に悩んできた瀧野さんの例をご紹介したんですが続いては別の要因で腰が痛いと言ってらっしゃるお悩みの方を今度はご紹介したいと思います。
ひどい腰痛に悩まされた…
きっかけは3年前。
仕事中にトラックから転落。
腰を強く打ち立てなくなったのです。
すぐに救急車で病院に運ばれました。
検査の結果腰の骨腰椎が骨折していました。
これがその時の腰椎です。
色が薄くなっている部分が骨折した場所
鈴木さんの腰椎の圧迫骨折は1年で治りました。
しかし腰の痛みが残りました。
腰痛が続く事に鈴木さんは不安でしかたありませんでした
ひどい腰痛で日々の暮らしも大変。
子どもの手伝いがなければ靴も履けません。
家事も全くできなくなり子どもたちが家事を担当。
鈴木さんを支えました
痛そうでしたね。
つらそうでした。
洗い物とかあと洗濯する時とか。
あと買い物がやっぱり一番大変そうでした。
更に鈴木さんを悩ませる事が。
腰痛で仕事を休まざるをえなくなり収入が減り生活が苦しくなりました。
腰痛だけでなく生活をどう支えていけばいいのか。
鈴木さんの悩みは大きくなっていきました
やっぱり不安でしたねすごく。
仕事を休むイコール仕事がなくなるんじゃないかとか。
というよりも復帰できるんだろうかという事にすごい…これは性格悪いよね。
ちゃんと骨折は治ったのに痛みは…。
不思議ですよね。
もう骨もちゃんと正常で。
その鈴木さんなんですが圧迫骨折の治療に1年間の入院そしてリハビリをしました。
腰を支える筋肉は鍛え直しているんですね。
実は鈴木さんの場合は最近注目されている別の原因があったんです。
それがこちらです。
心理的ストレス。
やはり痛みというのは最終的に頭で経験するものですので。
脳で?そうです。
頭の問題という事になるといろんなものによって修飾されますね。
自分が非常にこういい状態であれば取るに足らないものになるかもしれないですけど状況が悪いとすごく大きなものという事になってきます。
特に不安だとかうつだとかが出てきたりすると痛みは非常に増強されて本人を困らせてしまうと。
余計また痛いから「生活大丈夫かな」と考える事によってまた精神的な負のスパイラル悪循環が起こってしまうという。
そしてうつ病の症状で腰痛って非常に多いんですね逆に言うと。
そういうのもある訳です。
ですのでどっちがどっちという事はなくて常に我々の頭と体というのは連動して動いていると。
そういう事を知っておかないと…。
だからうつが先なのか腰痛が先なのか分からないですけどそれはつながっているものであったりするっていう事。
その中に社会環境みたいなのがあるとそこから出ていきにくくなると。
確かにそうやわ。
特に鈴木さんの場合もう骨折したっていう事実があって痛いという記憶があって。
治っても社会的な仕事に対する不安とかで悪循環で記憶が手伝って痛いという事ですね。
「ホンマに治ってるのか?これ。
治ってるのに痛いっておかしい」っていうのから「大丈夫かな?社会。
ちゃんとお仕事に戻れるかな?」とかね。
こんなふうに心理的要因で腰痛持ちの方ってどれくらいいらっしゃるんですか?これは非常に多いですね。
我々の今の研究班で調べているものではなかなか治らない痛みという事になると8割ぐらいは精神科的な診断名が付いてしまうという事があります。
8割がそういう心理的なものであったりする。
かなり痛みがある事自体ストレスですけどまあ先ほどほっしゃん。
さんが言ったようにどっちがどっちか全然分からなくなってきてるんですね。
その鈴木さんの腰痛ですがまず圧迫骨折をしてしまった。
痛くなった。
治療は終わったんだけどもず〜っといろんな心理的ストレスがかさんでず〜っと痛みが続いていると。
そこで鈴木さんはあるチョイスをしました。
さあ何をしたんでしょうか。
このチョイスのおかげでこの緑のすてきなラインがどんどん。
痛みがなくなってきていやいやいやいや。
随分楽な状態になったようです。
さあその鈴木さんのチョイスとは一体何だったんでしょうか?どうぞ。
チョイス!
鈴木さんは1年前腰痛を解消するためにあるチョイスをしました。
そのチョイスとは…
これまで診てくれていた医師から紹介してもらいました。
その治療とは心理面からのアプローチ。
その時に役立つのが…
この「痛み日記」が有効なんです。
このノートに毎日の痛みの状態を患者自身が記録していきます。
痛みの度合いを10段階で記します。
更に痛みに関係する事も書き込んでいきます。
鈴木さんもこの「痛み日記」を1年前から欠かさず記録しています。
するとこの日記をつけるだけで鈴木さんの痛みに変化が現れたのです
主治医の井上真輔さんは「痛み日記」をつけてから鈴木さんが腰痛を客観的に見つめる事ができるようになったと言います。
これが鈴木さんの「痛み日記」です。
治療を始めた頃は「動けなくなる」「刃物がささったように痛い」とつらさを記していました。
しかし2か月後の日記では痛みを感じた事と同時に動く事ができたと前向きな事も記しています。
腰痛があっても体が動かせる事に日記を通して鈴木さんは気付いたのです
「痛み日記」を見ても分かるように…完全にとれた訳ではないのですがやはり痛みがあってもずっと仕事にも行けますし自分でうまく「これは雨が降ったからしょうがない」と。
「この痛みは骨が折れたからしかたがない」と。
「またこれは動けば治るもんだ」というふうに決して怖い…ふだん何気ないというか痛い痛いばっかりで…自分で書く事によって分かったんで。
ある程度が…分かってきてるんで上手につきあえるようになってるんでちょっとすごくすっきりしてます。
(2人)チョイス!
「痛み日記」で腰痛が軽くなり5か月後鈴木さんは仕事に復帰しました
すごいね。
何か不思議ね。
よかったですね。
不思議。
脳っていうか人間って。
痛み自体は変わってないのよ。
でも全然自分の対応というか捉え方が変わってるというか。
それまではただ痛くて恐ろしかったんでしょうね。
正体不明とおっしゃってたけどまさにモヤモヤ。
でもそれをどんな感じのモヤモヤかっていうのを書いて距離を取って眺める事によってつきあい方が分かってきたんですよね。
「痛いのは腰の骨折ったからしかたがない」とか「雨降ってるからしかたない」って。
これ俺「スベリ日記」とかつけようかな?「しかたがない」。
「スベリ日記」。
「しかたがない。
親が普通やからしかたがない」。
でもこれ何にでも役立てそうな。
この「痛み日記」なんですけどね腰痛の治療対処の中でさっきの運動療法に加えて心理療法という事になると思うんですよ。
やはり「痛み日記」は有効ですね?そうですね。
先ほどもお話にあったように客観的に自分の状態を捉える事ができるようになりますね。
そうすると目標を立てたり前向きに持っていきやすくなると。
そういうような事でもあると思いますし自分の整理ができますから薬をどう使っていったらいいだとかどのぐらい活動性が上がってる下がってるだとか。
先ほどの天気だとかもありますが天気が悪い時なんか症状が出てきたりしやすいのは普通ですので上下ある程度しててもこんなところで行けてるなと前向きに持っていけたらいいのかなと思いますね。
「友達と会ってる時は痛かったけど全然楽しくできた」という部分ね。
何かに夢中になる趣味があれば「ちょっと気が紛れた」とか。
そういう事も自分自身を知るというきっかけですよね。
何の時痛いか何の時痛くないかというのが分かるやろし。
たったそれだけの事に気付くか気付かないかで痛みって違うんですね。
先ほどから繰り返しになりますがやはり頭だとか心の問題がやっぱり体にどんどん影響していくのでそうなるんじゃないかと思います。
不思議。
脳が痛いというのを。
記憶しているんでしょうね。
判断して。
この「痛み日記」をつけるという治療法はどれくらい前から始められているんですか?欧米では結構古くからいろいろとアプローチはされてきているんですね。
こういうのをうまく使わないといけないとは思うんですけども。
こういうのは使っていきながら自分の考え方だとかを直していきましょう。
それを認知行動療法といったりして精神科の方では日本でもずっと開発されてきています。
痛みの方の認知行動療法こういうものをつけたりだとか先ほどからの活動性を上げていくだとかそういうふうなアプローチにつきましては本格的なものがまだ出来ていなくて来年度から厚生労働省の研究班でも取り組んでいこうと。
そういうふうな段階ですね。
だけど実際にはもう随分古くから行われているところもありますしお医者さんにリードしてもらいながらやっていくのもいいのかなと思いますね。
そうか。
お医者さんの会話であったり家族の会話でそういう療法を知らず知らずしてたという場合も…。
あると思うんです。
昔から。
はい。
ただやっぱり「自分で」っていうのがすごく大事なんじゃないかなと思いますね。
記録をつけて脳で確認してっていう。
これ何か今までとは違う意外な入り口というかやり方っていうかね治療法っていうか。
3か月以上腰痛が続く人には運動療法と心理療法で腰痛が改善する事が分かっています。
痛みが長引いて悩んでいる人は是非医師に相談してみましょう
今日は腰の痛みについてお伝えしたんだけどもお二人は?痛みってその人の感じ方だからどんなに「痛いのよね」って言ってもどれくらいどのレベル痛いのかって相手に絶対伝わらないじゃないですか。
だからそのためにも自分が痛みとうまく共存して痛みとうまくつきあって人生を歩んでいくためにも「痛み日記」をつけるとかそういうアプローチのしかたが大事なんだなというの今日知りました。
時代やからね。
ソーシャルネットワークとかブログやらツイッターにそうやって自分で「痛み日記」的に書くのもいいかもしれないですね。
またそれを見てる人らが何かこう励ましてくれたりつながりも出来たりとか。
同じ。
そうかもしれませんね。
という事で牛田さん今日はいくつかチョイスありましたが大事なチョイスを逃さないためのアドバイスはいかがでしょうか?腰痛に対してですね。
腰痛というのはそもそも記憶の問題それから体と心の問題から来ているものですので完全になくしてしまうというのは結構難しいと思うんですよね。
痛みを治してしまうというのを目標というよりはこんな事ができる自分になりたい。
これを目標にしていくのがすごく大事でそのために積極的にどうやったら持っていけるのか。
ある時は「できた事ノート」だとか「痛み日記」だとかそういうふうなものもあるでしょうしやはり体を作っていかないとそれもできないので体の作り方をきちんと学んでいく。
こういうふうな事によって…そういうふうに思いますよね。
最後に「痛み日記」をつけ続けた鈴木さんなんですがその後の様子をどうぞ。
「痛み日記」を続けたおかげで腰痛を克服した鈴木さん。
闘病を支えてくれた高校生の息子と過ごす時間を大切にしています。
今息子も母親が腰痛を克服できたと感じています
1人で出かける事も多くなって。
あとは家事もそんなに頼まれる事少なくなりましたね。
やっぱり1人でやれる事多くなってくると安心します。
いつもずっと一緒にいて見てたんですけど…
鈴木さんは今では腰痛と闘った時間も無駄ではなかったと思えるまでになりました
負担が…ずっとかけてたんで。
ちょっと自分でやれるようになったんで少しずつ…
(2人)チョイス!2014/02/01(土) 20:00〜20:45
NHKEテレ1大阪
チョイス@病気になったとき「あなたの腰痛 原因はストレス?」[字]
多くの人が悩む腰の痛み。加齢で仕方が無いと考えがちだが、痛みが長引く場合、実は心理的なストレスが痛みを生み出していることが多い。腰痛解消のチョイスを探る。
詳細情報
番組内容
多くの人が悩んでいる腰の痛み。その人数はおよそ2800万。加齢などで腰に痛みが起こると考えがちだが、多くは決定的な傷が出来るわけではない。痛みが長引く場合、実は心理的な要因・ストレスが原因となることが多い。“腰が痛くて何もできない”というマイナスの思考が発端になり、脳が痛みを増強する悪循環に陥っているのだ。腰痛解消のチョイスを探る。【出演】ほっしゃん。、浜島直子、徳田章アナウンサー
出演者
【ゲスト】愛知医科大学学際的痛みセンター教授…牛田享宏,【司会】ほっしゃん。,浜島直子,【リポーター】徳田章,【語り】佐藤真由美,江越彬紀
ジャンル :
情報/ワイドショー – 健康・医療
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
福祉 – 高齢者
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