(杉澤)スキーフリースタイル女子モーグル。
目前に迫ったソチオリンピックを見据え選手たちは世界を転戦しながらワールドカップを戦ってきました。
オリンピック前の6試合が終了したワールドカップ。
ここまで日本の星野純子や上村愛子が表彰台に上る活躍を見せています。
今回は上村愛子が活躍した12月14日の開幕戦をお伝えします。
スキーフリースタイル女子モーグル開幕戦を迎えました。
ルカ大会です。
今年の開幕戦はフィンランドのクーサモにありますスキーリゾートルカです。
放送の解説は長野オリンピックから4大会連続でオリンピックに出場。
2000年にはワールドカップでも優勝していらっしゃいます附田雄剛さんにお願いをしています。
附田さんどうぞよろしくお願いします。
(附田)よろしくお願いします。
上村の笑顔も見えましたがこちらが先日発表されましたソチオリンピックの女子モーグル日本代表4人です。
上村愛子村田愛里咲そして星野純子。
伊藤みきは実はワールドカップの開幕直前に大けがをしたんですけれども本人手術に踏み込まず保存しながらオリンピックに臨むという事になりました。
上村が5回目。
村田2回目。
そして伊藤は3回目。
星野初めてのオリンピックに臨みます。
一方でこちら外国勢の強豪ですが附田さん何といってもハンナ・カーニーアメリカ。
そうですね。
強いですよね。
彼女はトリノオリンピックの優勝候補でありながら予選落ちしてしまってそのあとけがなどもあったんですけどねバンクーバーでは見事金メダル。
今ではワールドカップのトップの選手ですからね。
ご覧のようにワールドカップでも総合3連覇中というね。
すばらしいですよね。
そしてもう一人は若いデュフォーラポイントも注目の選手です。
今大会コンディション天候は晴れ。
雪温が氷点下15度気温は氷点下13度というコンディションです。
モーグルというのはノルウェーの言葉でコブを表すそうです。
そのコブの連なる急斜面を一気に滑り降りて速さを競っていくモーグル。
途中には2回のエアと呼ばれる空中での技を入れていきます。
このルカのコースですが長さが211mあります。
幅が18m。
平均の斜度が29度となっています。
附田さんこのルカの特徴というのはどんなところでしょうか?ここのコースはですね過去に世界選手権も行われてるのでオリンピックのコースと大変似たつくりになってますね。
という事は日本人選手にとってもオリンピックの前哨戦ともいえる大会という事がいえるかもしれないですね。
さあファイナルに出場します選手のスタートリストをご覧頂いています。
予選ファイナルスーパーファイナルと3つのレースで優勝が争われますワールドカップです。
ファイナルには予選を勝ち抜いた16人が出場してきますが村田と星野は予選で敗退しました。
日本からは上村予選4位で12番目のスタートです。
さあファイナルが始まります。
このファイナル16人のうち上位6人に入りますとスーパーファイナルに進む事ができます。
ファイナル最初のスタートはカナダのオードリー・ロビショーです。
スリーツーワンGo!さあスタートしていきました。
まず第1エア。
360ですね。
大変体が伸びてていいエアになっていますね。
横に360度回転するヘリコプターともいわれる技です。
そしてミドルセクション。
少し大回りになってしまっているターンがあるんですがミスというミスはないのでいい点数が出ると思いますね。
第2エア。
大きなバックフリップですね。
フィニッシュをしました。
27秒55というタイムです。
スピードもポイントになってきますこのモーグルです。
最初の滑走ロビショーがいきました。
スローVTRです。
360これは大変良かったですね。
着地からスムーズに入ってきましたね。
そうですね。
ミドルのターンなんですが若干大きなターンが入ってしまってるんですよね。
それがちょっと採点にどうなるかというとこですね。
後方宙返り脚をクロスさせるようなバックフリップを見せましたロビショーです。
そのポイントです。
22.55です。
5人のジャッジがターンを。
そして2人のジャッジがエアを採点していきます。
まず最初のロビショー。
そして2人目チェコの選手です。
スドヴァ。
31歳ベテランです。
スリーツーワンGo!最初のエアーは360スプレッドですね間に。
脚を開いてきたんですね。
はい。
ミドルセクション。
ターンは大変クリーンでいいですね。
ひざがこうきっちりくっついてます。
第2エア。
いいスピンなんですが大きさもトリックの精度もあまり良くなかったですね。
D・スピンこれ縦に1回転しながら横のひねりも入れてくるんですね。
そうですね。
チェコのスドヴァです。
この360のスプレッドも若干空中で止まってしまうような動きがありましたね。
そしてミドルセクションのターン。
ターンはクリーンでいいんですがスピードがちょっと遅いかもしれないですね。
このD・スピンに関しては大きさもトリックの精度もちょっと点数に影響してしまうほど悪いと思いますね。
22.06というポイントです。
エアが4.75と4.36という得点になりました。
3人目はカザフスタンのダリア・リバロワです。
オリンピックにも2回出場している選手です。
360ですね。
若干斜めになってしまいましたね。
さあミドルセクション。
これ一番いい滑りっていうのはどういう滑りになるんですか?そうですね。
彼女の場合は少し板をずらしすぎてますのでもう少し板を直線にしてる時間を長くできるターンができるといいと思いますね。
そして第2エア。
バックフリップですね。
タイムは27秒02です。
過去ワールドカップでは6位が最高ですリバロワ。
カザフスタンの選手です。
カザフスタンも強豪がいるんですよね。
そうですね。
アジア大会を過去に開かれましてそこから徐々に力をつけてきてますよね。
そのリプレーです。
この360なんですが片方の手が上に上がってしまって斜めの着地になってしまってるんですよね。
そしてターン。
もう少し直線的にとおっしゃってましたが。
そうですね。
板がずれてる時間がちょっと長いんですよね。
横にこうずれてるんですね。
はい。
そしてバックフリップ。
バックフリップは良かったとは思うんですが全体的な印象は…点数はそれほど伸びないんじゃないでしょうか。
21.85。
3人滑って3位。
エアの得点もなかなか伸びてきませんでした。
選手たちが待ち構えてるソファーの横にはフィンランドらしくサンタクロースも待っていました。
さあイタリアのスカンチオです。
スリーツーワンGo!4人目です。
バックフリップですね。
これは高さがあったように…あっとちょっとスキーがずれました。
やはり第1エアからミドルのコブに入ってくところがミスをしてしまうと点数が伸びてこないですよね。
第2エア。
ループですね。
横に回転してきました。
女子の選手では珍しいエアを使ってきましたね。
25秒61というタイムです。
スカンチオ。
トリノオリンピックでは9位。
バンクーバーオリンピックでも10位に入った選手です。
トリノオリンピックの前ぐらいから力をつけてきた選手なんですが今回の滑りは若干ファーストエアのあとにミスがあって全体的の印象としてはもったいなかったかなと思いますね。
ただこの下のエアは…ループはいいですね。
ただグラブをつかめてないので手で取りにいってはいるんですけどつかめてないですね。
本来だとスキーをつかみたかった訳ですね。
ポイントは22.43です。
現在のところ2位です。
まあターン見ても4点台がないという状況です。
ちょっとあの第1エアから第2エアに入ってくところでリズムを崩してしまいました。
スカンチオです。
4人が滑り降りています。
16人で争われますこのファイナルです。
トップ6に入りますとスーパーファイナルに進む事ができます。
カナダのアンディ・ノーデです。
スリーツーワンGo!ファーストエア360ですね。
着地で若干脚開きましたね。
ミドルのターンは体が起きてていいんですが…。
ちょっとひざが…。
若干お尻が後ろになってしまってますかね。
バックフリップ!バックフリップは良かったですね。
タイムは26秒81です。
カナダは代表争いが激しいですからね。
そうですね。
オリンピックの選考の時点でかなり激しい戦いになってしまいますよね。
最大4枠あるんですけれども。
強豪が集うカナダです。
ちょっとこれ後ろ側に体重がいっていると。
そうですね。
お尻の位置が若干後ろにあるんですよね。
もう少し前に出してこれればスキーコントロールがしやすいと思うんですけども。
このバックレイアウトは良かったですね。
レイアウトというのは伸身の体勢の事です。
本人も少し満足そうな表情が見えますが。
ポイントは21.63。
現在のところ5位です。
続いてはアメリカのハイディ・クローザー。
21歳の選手です。
スリーツーワンGo!バックフリップですね。
ちょっとスキーの板が…テールが流れました。
この選手は腰の位置が若干高いので前後のバランスをちょっと取るのが難しくなってますよね。
さあ第2エアです。
D・スピンですね。
女子の選手の中ではすごく難しいトリックになるんですがやはり大きさが少し小さかったかなという印象ですね。
27秒10というタイムでした。
大きくするためにはもう少しスピードをもって入らなきゃいけないんでしょうか。
難度の高い技をやる時にですね踏み切りよりも技をかける事を優先してしまうんですね。
そうすると高さが出てこないんですよね。
なるほど。
やはり男子の選手ですと踏み切ってから技をかけるっていう事ができるんですけども…。
これですね。
このD・スピンですね。
トリックの動き的にはいいんですがやはり大きさですね。
ポイントは21.99。
現在のところ4位というポイントです。
さあ続いてはカナダのマキシム・デュフォーラポイントです。
デュフォーラポイント3姉妹の一番上のお姉さんです。
スリーツーワンGo!ファーストエア360ですね。
この間のつなぎはどうですか?そうですね。
彼女はポールを突くのがちょっと強く突いてしまってるんですよね。
それが影響して上半身のぶれがたまに出てしまうのが気になりますね。
バックフリップレイアウト。
大きいですね。
ちょっと横からの角度だったのではっきりは分からなかったんですが下のバックフリップが少し斜めになってるかもしれないですね。
デュフォーラポイント姉妹の一番上のお姉さん24歳のマキシムです。
上の360ですね。
踏み切るタイミングが少しずれてしまってて空中でひざを伸ばしているような形になってますね。
そしてストックワーク。
そうですね。
少し強く突いてしまってるんですよね。
これが上半身のぶれを生んでしまってますよね。
軸はどうでしょう。
若干斜めになってますね。
これは点数に影響してくると思いますよ。
どうでしょう。
21.87。
伸びませんでした。
現在のところ5位です。
ご覧のように後ろには上位3人がソファーに座っています。
さあ続いてはロシアのストリャロワです。
ソチオリンピックが開かれる中でロシア勢は今シーズン強化してくるんじゃないかというところもあります。
ファーストエア360ですね。
すごいいいですね。
おっとちょっと振られた。
着地後のコブの処理がミスがありましたのでこの辺は点数に影響すると思います。
おさげ髪が揺れていますストリャロワ。
バックフリップこれはいいですね。
26秒22です。
採点はターンが50%エアが25%そしてスピードが25%という配分になります。
今のロシアチームですけど…ロシアチームは里谷多英選手が金メダルを取った時のコーチが今ロシアのコーチやってるんですね。
なのでここ数年すごく力をつけてきてるんですが今回はちょっとミスが目立ちましたね。
このエアはどうですか?下のバックフリップは良かったですね。
何といってもターンが50%ですからターンでのミスも減らしていきたいところですが得点は22.75。
現在のところトップです。
フィンランドのルカで行われていますフリースタイルスキー女子モーグルの開幕戦をご覧頂いています。
上村愛子は12番目にスタートしてきます。
これから9番目のスタートのラヒモワです。
レギナ・ラヒモワもロシアの選手。
スリーツーワンGo!バンクーバーでは9位に入ってます。
360ですね。
手が若干上に上がったんですけどもいいジャンプでしたね。
ここからミドルセクション。
若干スキーをぶらしてしまう時間が長いんですが大きなミスはないですし攻撃的に滑ってますね。
セカンドエア。
バックレイアウトですね。
これは高さがあったように見えました。
27秒00。
特にセカンドエアは大きく見えましたね。
そうですね。
女子の選手でやはりエアを大きく跳べるっていうのは大きなアドバンテージですよね。
バンクーバーオリンピックでは9位に入っているこのラヒモワです。
360ですね。
手があそこまで上に上がらない方が良かったですが全体的にはいいトリックだと思いますね。
攻めてはいるけれどもとおっしゃっていた…。
そうですね。
滑りはスライドをもう少し減らせると印象がいいと思うんですけどもね。
ジャッジは5人。
そのターンを見ています。
1人5点満点で得点をつけていきます。
スコアが出ました23.04。
現在のところトップ。
エアは5点台しかしターンが4.2台というのが並んでいました。
ラヒモワ現在トップです。
さあ続いては注目のジャスティン・デュフォーラポイント。
デュフォーラポイント3姉妹の一番下です。
スリーツーワンGo!昨シーズンのこのワールドカップランク2位の選手。
360にミュートグラブを入れてきましたね。
グラブスキーをつかんできました。
さあミドルセクション。
このターンはすばらしいですね。
体の下に常にスキーがあってコントロールできてますね。
ここからセカンドエア。
バックレイアウトですね。
これもいいジャンプですね。
バックフリップの伸身レイアウトポジション。
26秒47タイムもいいタイムです。
ジャスティン・デュフォーラポイントです。
彼女の一番の特徴というのはどういうところなんですか。
エアもターンも高いクオリティーですしスピードも速いですよね。
これだけ全てがそろってる若い選手っていうのは珍しいですね。
まだ19歳なんですよね。
このファーストエアのあとに若干ミスしたのが点数に影響するとは思うんですけどもそのあとの滑りはすばらしかったですね。
そしてこのバックレイアウトも大きいですし着地もぴったりですよね。
ジャスティン。
いつものように明るい表情です。
23.62。
トップに立ちましたエアが5.11と4.87。
ターンが4.3から4.4です。
一番いい得点と一番悪い得点はカットして3人のジャッジの得点の合計でターンが出てきます。
さあアメリカのヘザー・マクフィーです。
スリーツーワンGo!バックフリップですね。
クリーンなエアだと思います。
ちょっとコブに入るところで…。
そうですね。
減速しすぎた感じがしましたね。
ただこの辺のターンはいいですよ。
小刻みなターン。
D・スピンですね。
ちょっと後ろに体重がのったか。
26秒73。
ちょっと着地のところでお尻が下がるような感じになりましたが。
そうですね。
女子の選手にやはり共通するんですけどねD・スピンに挑戦するのはいい事なんですがやはりもう少し大きくジャンプが跳べないと点数が伸びてこないと思いますね。
最初はバックフリップ。
後ろ足をクロスさせてきました。
そしてセカンドエアですが…。
このD・スピンですね。
もう少し縦回転が強くかけれるといいんですけども少し横回転が強かったですね。
アメリカの29歳マクフィーは23.00。
現在のところ3位です。
さあ次が上村愛子です。
今シーズンは入る前にかなりこうフィジカルトレーニングも積んだと聞いています。
そうですね。
今シーズンにかける思いは強いと思いますね。
スタートしていきました開幕戦。
持ち味は何といってもターン。
ファーストエア360ですね。
このエアのあとのラインに入ってくとこのスムーズさっていうのはすごいですよね。
そしてこのカービングどうですか。
すばらしいですね。
上半身の安定具合とターンもスキーにしっかりのれてるというのがすばらしいです。
セカンドエアバックフリップ。
すばらしい滑り26秒36です。
これまでの選手に比べるとすごくスムーズにターンが続いていったように見えました。
そうですね。
本人も手応えを感じてるんじゃないでしょうか。
リプレーです。
最初のエアの360ですね。
若干片手が上に上がりましたが全体的なフォームは美しかったですね。
このミドルのターンも常に谷足のインエッジにのってて理想的なターンしてますよね。
バックフリップですね。
クロスも大きく入ってますし着地もぴったり合ってると思います。
さあポイントはどうでしょうか。
23.88。
ターン点が4.4で並んでエアが4.92と5.04。
トップに立ちました。
すばらしい開幕戦のファイナルでいい滑りを見せてくれました。
現在のところトップです。
残り4人というこのファイナルです。
ですからもうこれスーパーファイナルに進む事は決まりました。
改めて上村愛子です。
上村選手がミスする時はこのファーストエアの360でミスする事が多いんですが今回はしっかり決めてきましたね。
ターンでこれまでとの違いっていうのは感じられますか。
そうですね。
より直線的に入るようにすると思いますね。
そして上村のいいところとしてはボディーバランスがすごくいいので少々タイミングがずれたとしてもバランスを崩さないですよね。
さあ残りは4人です。
クロエ・デュフォーラポイント。
3姉妹の真ん中です。
22歳。
360ですね。
多くの選手がこの360度横回転の360をファーストエアで跳んできています。
ミドルのターンはいいですよ。
若干上半身が横にぶれるのは気になりますがスキーコントロールはすばらしいですね。
そしてセカンドエア。
バックタックですね。
大きなジャンプですね。
タック。
ちょっとひざを抱え込んだんですかね。
そうですね。
ひざを抱え込んだあとにもう一度しっかり伸ばしてるのでいいジャンプだったと思いますね。
タイムは26秒81です。
この上のエアなんですが踏み切るタイミングが若干遅れてるんですよね。
それがフォームに影響してしまいましたね。
ちょっとブレーキをかけるようにしてコブに入ってきましたね。
やはりエアがうまくいかないとそのあとの入っていくのも難しくなってくるんですよね。
このバックタックはいいジャンプだったと思いますよ。
さあポイントはどうでしょう。
23.03は現在のところ4位。
エアの得点もさほど伸びませんでした。
クロエ・デュフォーラポイントです。
さあ残り3人です。
ファイナルです。
アメリカのアウトリム。
スリーツーワンGo!ワールドカップでの優勝経験もある選手。
360ですね。
これは軸がしっかりしてましたね。
ちょっと体もってかれました。
はい。
着地後のミスがやはりもったいないですね。
ただターンは攻撃的でいいターンをしてますよ。
攻めていきます。
バックフリップ。
大きなジャンプですが若干着地で腰が下がりましたね。
ミドルセクションの攻めていく感じは伝わってきました。
エリザ・アウトリムです。
このファーストエアの360は良かったですね。
ただこのあとですよね。
女子の選手ではあそこでミスするかしないかが大きく印象が変わってくるポイントですよね。
そのあとはリカバーしてきました。
バックフリップも若干体が斜めになってしまってますね。
スコアは22点台。
22.16。
9位です。
上位6人までに入りますとスーパーファイナルに進む事ができます。
さあ女王ハンナ・カーニーが出てきました。
バンクーバーオリンピックでは金メダル。
スリーツーワンGo!バックフリップですね。
美しく脚がそろっていましたがさあここから…。
若干バックフリップのあとバランスを崩しましたがミドルの滑りはさすがですね。
腰のポジションが低くて体の下に常にスキーがあってコントロールできてますよね。
360のミュートグラブを取りにいったんですがもしかしたら取れてないかもしれないですね。
ミュートグラブというのは?板をクロスにしまして前の方をつかむ。
スキーの前の方をつかむグラブなんですがしっかりつかめれば高得点ですけどもつかめなかった時はやはり減点要素になってしまいますよね。
この第1エアは美しい放物線を描きました。
やはりこのターンは安定しててすばらしいですよね。
このミュートグラブ…若干触った程度ですね。
グラブという事ですからつかむという事なんですがどう評価されたか。
23.63。
あ〜…ここまでのところ2位です。
上村がまだトップを守っています。
今の得点でグラブっていうのはどうだったんでしょうか。
ジャッジ恐らく減点してると思いますね。
さあ予選でトップに立ったのはオーストラリアの若手コックスです。
ブリトニー・コックス19歳。
攻めてきてるようです。
360ですね。
若干踏み切るタイミングが悪かったですね。
ただミドルは攻めてますね。
ええ。
上半身が若干前にかぶさってしまうのが気になりますね。
セカンドエア。
バックレイアウトですね。
少し斜めに跳んでしまいましたね。
19歳ブリトニー・コックス。
しかし彼女バンクーバーオリンピック経験してるんですね。
彼女はここ数年ホント力をつけてきましたね。
この360なんですが踏み切るタイミングが少しずれてるんですね。
高さが出ずに距離だけが出てしまったような形になってますね。
ミドルの滑りは攻撃的ですごいいいんですが若干上半身が前にかぶさってしまう癖があるようですね。
前にかぶさるとどうなるんですか。
やはりスキーのセンターにず〜っとのってたいんですけどもそれがぶれてしまいますよね。
そのブリトニー・コックス。
スコア23.75。
2位でスーパーファイナルに進む事になりました。
という事で上村愛子がこのファイナルトップでスーパーファイナルに進むという事になりました。
改めてそのリザルトをご覧頂きましょう。
上位6人がスーパーファイナルに進む事ができます。
上村愛子が23.88ポイントでトップ。
オーストラリアのブリトニー・コックスが2位。
そしてハンナ・カーニーが3位という状況です。
それからジャスティンが4位につけているというところです。
まあやはり実力者が上位につけてきているという中で上村がこれファイナルトップで。
さすがですね。
ねえ。
改めてその上村選手のファイナルの滑りをご覧頂きましょう。
この360も良かったですよね。
着地後ですよね。
何のストレスもなくスムーズにコブに入ってきましたよね。
でこのターンですね。
はい。
バックフリップもベストですね。
彼女コークスクリューも今シーズンの前には準備しているという情報もあったんですけれども。
そうですね。
今後どう使っていくのか分からないですけども彼女はトリノオリンピックではもうコークスクリューを使ってましたからね。
ただ今のね全体的な流れとしては今のエアでも十分戦っていけるんじゃないかと僕は思いますけどね。
ターンで勝負できますからね。
そうですね。
ご覧のように上村が最後に滑走してくるという事になります。
まずはデュフォーラポイント姉妹の真ん中のクロエからという事になります。
フィンランドのルカで行われていますこの開幕戦です。
さあそれではスーパーファイナルをご覧頂きましょう。
クロエ・デュフォーラポイント。
バンクーバーオリンピックでは5位に入りました。
このところ一番下の妹のジャスティンが注目されていますけれどもこのクロエもねその前には活躍してた選手なんですけどね。
そうですね。
今も世界のトップに近い選手ですからね。
第1エア。
360ですね。
はいごめんなさい。
滑りは安定してますね。
ちょっとターンが大きいような気がするんですがもう少し直線的のが理想ですがミスは少ないと思いますね。
バックタック。
これはいいジャンプですね。
1回目と同じようにこのバックタックを決めてきましたクロエ・デュフォーラポイントです。
360は先ほどよりはいいジャンプにしてきましたね。
ただこのミドルの滑りはもう少し板を直線的にして滑ってこれるといいと思うんですけどね。
バックタックはすばらしいですね。
一旦こうひざを抱え込むようにしてそしてまたこの伸身にもっていくという技です。
22.78というポイントになりました。
エアではロシアのジャッジは5点台をつけています。
さあ残り5人。
上村は最後に滑ります。
ロシアのラヒモワです。
Go!360ですね。
いいジャンプだと思います。
ミドルセクション。
若干板をスライドする事が多いので腰まで回ってしまってるんですよね。
そうなるとバランスも崩しやすいですしスピードもなかなかのってこないですよね。
今ちょっと歯をくいしばるようなところも見られて。
バックレイアウトですけど回転が不足していて腰を曲げて最後着地合わせにきましたね。
ロシアのラヒモワです。
最後は後方1回転。
これを伸身でやってきました。
バックレイアウト。
この360は良かったんですがこのあとからですよね。
板をずらす事によって腰まで回ってしまって保守的に見えてしまうんですよね。
保守的に見える?はい守っているようにというかセーフティーにと言ったらいいんでしょうか。
ええええええ。
やはり攻めているように見えるという事も大事な訳ですね?そうですね。
タイムにも影響しますしやはり速いスピードの中でいいターンをするってとこが評価に値するところなので。
22.46は2人滑って2位。
さあ優勝候補の一人のジャスティンです。
ジャスティン・デュフォーラポイント。
スタートします。
少し気合いを入れるような動作を入れてからジャスティンが出ていきました。
360のミュートグラブですね。
しっかりつかみましたね。
スキーをつかんできました。
グラブしてきました。
ミドルセクション。
ちょっとバランス崩した。
ただターンのテクニックはすごいいいですよ。
常に体の下にスキーがあってコントロールできてますよ。
頭の位置がほとんど変わりません。
おっと…バックフリップですね。
恐らくバックレイアウトを狙ったと思うんですが踏み切った時に回転が足りなくて最初はひざを伸ばす事ができなかったですね。
ソーソーっていう感じでしたが。
さあ振り返ります。
この360のミュートグラブは完璧でしたね。
ちょっとここでバランス崩したんですが…。
バランスは崩してるんですけどもともと持ってるターンはすばらしいものがありますね。
そしてもったいなかったのがこのバックレイアウトですね。
ひざが伸びきらなかった。
ほとんどのエアがやはりジャンプ台から出る瞬間に決まってしまうので。
なるほど。
23.90。
24点台に乗せてくる事はできませんでしたが3人滑って現在トップです。
まあしかしこの人はホントに明るいですよね。
そうですね。
スタートもゴールしたあともにぎやかですよね。
時にはダンスをしてたりとかそういう姿もあります。
さあ4番目ハンナ・カーニーです。
バックレイアウトですね。
きれいです。
おっと…。
いや今のはいいですよ。
先ほどのランでは若干ミスしたんですけど今のはうまくこなしてきましたね。
一番左側のラインを使ってきています。
360のミュートグラブ。
これもしっかりつかんでそうですね。
大きなガッツポーズです。
25秒22。
25秒台のフィニッシュ。
ミドルセクションホントに頭が動かないといいますかねそのまま縦に落ちてきてるんじゃないかというような。
安定感すごいですよね。
先ほどのランでミスしたとこ全部修正してきましたね。
このエアからのミドルセクションの入り方。
そうですね。
そこもミスをしなかったですしこの下の360のミュートグラブですよね。
さっきは触る程度でしたけどここはつかんできましたよね。
つかんできました。
着地もぴったりですね。
27歳バンクーバーオリンピックの金メダリストハンナ・カーニー。
25点台。
25.07。
ターンもエアも高得点です。
トップに立ちます。
カーニーがトップに立っていてジャスティン・デュフォーラポイントが2位。
さあ残りは2人です。
ブリトニー・コックスと日本の上村。
トップ6で争われますこのスーパーファイナルです。
コックススタート。
360ですね。
ちょっと雑だったようにも見えましたが。
そうですね。
踏み切るタイミングが合ってなかったですね。
ただミドルはすごく攻撃的ですね。
これが裏目に出ないといいですけどね。
少し体が…横に動いてる感じがしますね。
バックフリップですね。
体の締まりが少し悪かったように見えますね。
26秒14というタイムでした。
やはりカーニー選手の得点を聞いたあとにスタート切ると力入っちゃいますよね。
このミドルのターンも本来はいいもの持ってるんですが少しタイミングがずれてしまってますね。
バックレイアウトこれも体が少し斜めになってますね。
さあスコアは…23.14。
現在のところ3位。
トップはハンナ・カーニー。
そしてジャスティン・デュフォーラポイントがいてこのコックスです。
さあ残りは上村愛子一人となりました。
ファイナルはすばらしい滑りでしたね。
そうですね。
本人も手応えを感じてそうでしたよね。
ワールドカップ最後の優勝は2010年の3月。
さあ開幕戦のスーパーファイナルの滑り。
360ですね。
おっと…。
ここから…ちょっと跳ねてる。
若干後ろになってますね。
ただ今立て直しましたよ。
どうだ?バックフリップこれはいいですね。
フィニッシュ。
25秒78。
どうだったんでしょうか。
まあ1回目のファイナルの時ほどの充実感というのはしぐさからは感じられませんが。
そうですね。
恐らくファイナルよりももっと攻めていきたいって気持ちがあったと思いますね。
この入り方から360。
そうですね。
360の軸が若干前に傾いてるんですよね。
ミドルの滑りも基本的にはすばらしいターンなんですが若干前にいったり後ろにいったりっていう体重の移動がありましたよね。
このバックフリップは良かったですね。
さあどうでしょうポイント。
どうだ?ああ…23.69。
それでも3位。
表彰台。
開幕戦上村愛子は3位という事になりました。
今カーニーが「パーフェクトだ」って言ってましたね。
いや今のは「ハッピーバースデー」ですね。
愛子の誕生日が近いんですよね。
そうですか。
この試合は12月14日に行われました。
う〜ん…ファイナルではトップに立っていた上村愛子でしたけれどもカーニーとジャスティンに抜かれるという形で3位。
どうですか?そうですね。
でも開幕戦ですからね。
十分納得の内容だと思いますけどね。
では改めてその上村選手の滑りです。
これはスーパーファイナルの滑りです。
この360が若干軸が前に傾いてしまったんですよね。
その辺からリズムが合わせにくくはなっていたんですが上村選手の高いターン技術でリカバリーしてましたよね。
それではその上村選手のインタビューをお聞き頂きましょう。
「すごくうれしかった」という言葉が非常に印象的なインタビューでした。
カーニーそしてジャスティン・デュフォーラポイント上村愛子という表彰台になりましたが。
附田さんしかしこのやはり表彰台に上ってきたハンナ・カーニーとジャスティン・デュフォーラポイントですね。
やっぱり安定感といいますか結果を残してきますね。
改めてその2人をご覧頂きたいと思いますがこちらがハンナ・カーニー。
改めて特徴を話して頂きますと…。
そうですね。
彼女の場合は何といってもターンですよね。
他の女子の選手よりも腰の位置をすごく低くしたまま滑れるんですよね。
それは男子の選手であっても大変な事なんですが女子の選手でそれができるっていうのは相当な脚筋力があると思いますね。
しかし相当けがもあったりしてその時に鍛えたりしたんでしょうね。
そういうのはうかがえますよね。
ホントに安定感結果を出し続けるというところがすごいですね。
そうですね。
ターンではとにかく安定してますよね。
そのハンナ・カーニーグラブもしっかりと決めてきました。
強敵になるのは間違いありません。
そしてジャスティン・デュフォーラポイント。
弱冠19歳。
今シーズン6戦を戦ってこのあと2勝を挙げました。
このジャスティンはどうですか?そうですね。
彼女はエアもターンも高いクオリティーを持ってるんですよね。
そしてスピードも速いと。
女子の選手だとやはりモーグルっていう競技はジャンプとターンって別々の技術が必要なのでその2つを上達するのに時間がかかるんですね。
ただ彼女は今の年齢で随分若くして両方をもう持っている。
お姉さん2人が早くからワールドカップに回っていたっていう事も良い影響をもたらしてるのかなとは思うんですけども上村選手がワールドカップに登場した時そういうのを彷彿させるような次世代のリーダーですよね。
でこの明るさキャラクターが。
どうでしょう10代の金メダリスト登場という事もあるんでしょうか。
いや〜上村に取ってほしいですけどね。
そうですね。
日本のその代表選手たち改めてご紹介をしています。
今シーズン実はシーズンインの前の伊藤選手が絶好調で非常に期待されていたんですがひざの大けがを負いました。
ただ代表としてオリンピックに臨むと言っています。
そうですね。
彼女は去年の時点では上村と同じぐらいメダルの可能性ありましたのでけがは大変残念ですね。
それから村田選手はエアに特徴がある選手。
そして星野がこのワールドカップで見せてくれました。
第6戦です。
星野選手はですね女子の選手の中ではとてもエアが大きいんですね。
この大会でも第1エア大きいですよね。
今まではターンをすごく課題とされてたんですがここのコースは難しいにもかかわらずターンもすばらしいものがありましたよね。
第2エアも大きなジャンプを跳んでくれてたと思いますし更にウォータージャンプなどでは難度の高い技も彼女練習してできますので今後期待できますよね。
第6戦のバルサンコムで表彰台に上がりました。
このエアですね。
課題のこのターンの部分をしっかりとクリアしていけば…。
そうですね。
まだ24歳という事で非常に楽しみな選手です。
ではその星野選手のこの一戦を終えてのインタビューをお聞き頂きましょう。
今日は初めての表彰台だったんですけどすごいうれしいです。
すごいびっくりしてて。
でもすごいいつもお世話になってる会社の人とかスポンサーの人とかにお礼を言いたいです。
ありがとうございました。
村田もエアには特徴がありますのでソチの会場のファンをこう沸かせてほしいなというこの若手2人という事になります。
さあ一方で上村なんですがこの開幕戦ご覧頂いたように表彰台上ったんですがそのあと一度も表彰台がなかった。
この辺りは附田さんどうなんでしょうか。
全く問題ないですね。
彼女は高いターン技術を持ってるのでそれはもう世界のトップといっても全然問題ないんですね。
世界選手権ワールドカップの総合とタイトルも持ってますしワールドカップの総合取るっていうのはどんなコースでも自分の滑りがしてこれたっていう事なんですよ。
そういう事から考えてオリンピックではベストな滑りを必ずしてくれると思いますね。
バンクーバー後一旦は現役を退く形の中からこのオリンピックに懸けてきた。
附田さん改めて上村さんに期待どうでしょう。
そうですね。
もう僕もそうですけども関係するコーチスタッフみんな彼女にメダルを取らせたいってふうに思ってるんですね。
それが最後の一押しに必ずなってくれると思いますし彼女はそれに応える力がある選手だと僕は思ってますね。
ホントに後がない挑戦であると本人も言ってますけれども是非メダルを獲得してほしいですね。
そうですね。
心から応援しますね。
附田雄剛さんの解説でお伝えして参りました。
附田さんどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
2014/02/01(土) 16:05〜16:54
NHK総合1・神戸
ソチオリンピック直前 ワールドカップ中継シリーズ「モーグル女子」[字]
【解説】附田雄剛,【アナウンサー】杉澤僚 〜フィンランド・ルカで収録〜
詳細情報
番組内容
<ソチオリンピック>女子モーグル「予選」はBS1で6日(木)夜10:55から、総合テレビで8日(土)夜10:50から、「決勝」は総合テレビで9日(日)午前3:00ごろから中継!
出演者
【解説】附田雄剛,【アナウンサー】杉澤僚
ジャンル :
スポーツ – オリンピック・国際大会
スポーツ – マリン・ウィンタースポーツ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32080(0x7D50)
TransportStreamID:32080(0x7D50)
ServiceID:43008(0xA800)
EventID:3326(0x0CFE)