福島をずっと見ているTV・選 vol.31 2014.02.01

月に1度の「福島をずっと見ているTV」。
今日は箭内道彦さんが続けてきた音楽イベント「LIVE福島」のお話です。
今年8月宮城県仙台市で箭内さんはライブを開きました。
・「君と僕の違うところを尊敬し合いたい」ライブの最後は全員で大合唱。
東北のお客さんたちに温かく迎えられました。
行くよ〜!来るよ〜!この「LIVE福島」は東日本大震災が起こった年に始まりました。
箭内さんはこんなふうに思いを語っています。
ありのままの福島を見てほしい。
そんな思いで福島県を西から東へ移動しながら6日間連続でライブを開催しました。
更に今年は福島復興のヒントを探したいと1年かけて日本全国9か所を回りました。
各地ではライブをするだけなくそこで暮らす人たちと交流を重ねてきた箭内さん。
行くさきざきでいろんな人たちと出会いながらこれからの福島に必要な事を考えてきました。
そして迎えた今年のツアーファイナル。
そのエンディングで箭内さんはこんな事を言いだしました。
「こういうライブは最後にしたい」そう語った箭内さん。
福島の若い世代への思いがありました。
今年の「LIVE福島」のツアーファイナルが福島県猪苗代町で2日間にわたり開かれました。
(観客)箭内さ〜ん。
開場前箭内さんは観客の元へ向かいました。
全国から集まってくれた人たちにありがとうの気持ちを伝えたかったといいます。
地元での開催という事もあり今回はライブだけではありません。
来場者は2日間で7,500人。
52組の人気ミュージシャンが福島に集まりました。
1年かけて回ってきたツアーの最終公演。
そのオープニングを任されたのはまだメジャーデビューもしていない福島県在住のロックバンドでした。
箭内さんはオープニングという大役を地元福島の若者たちに託したのです。
今日の収録には…
(秀吉)そうですね。
やっぱりなんか本当に…秀吉BANDから始まってね。
はい。
(箭内)そんな感じもありましたね。
メンバー5人はそれぞれ他の仕事で生計を立てながら音楽を続けています。
ギターのサスケさんは土木関係の会社で除染の仕事をしています。
まだ人が住む事ができない原発周辺の町に出かけていく事もよくあるといいます。
全ての楽曲の作詞作曲を担当しているのはボーカルの秀吉さんです。
秀吉さんと箭内さんとの出会いは震災直後に遡ります。
郡山駅前でインターネットの生中継をしていた箭内さん。
・「福島まだやれる人やれる人」・「福島まだ福島まだ」その時路上で弾き語りをしていたのが秀吉さんでした。
(箭内)あ〜いいね。
あのころから秀吉さんは聴いてくれる人がいればどんな所にも出かけていくようになりました。
・「本当に出会えてよかった」・「胸があふれ出すほどうれしいよ」頑張るわけじゃないんですけど…
(箭内)そうだよね。
これからの福島をつくっていくのは地元に暮らす若い人たち。
そんな思いをずっと抱いてきた箭内さん。
8月の「LIVE福島」宮城公演でも新しい地元の姿を模索する東北の若者との出会いがありました。
ライブ前のトークショーにゲストとして来てもらった高橋正樹さん。
津波で大きな被害を受けた宮城県女川町のかまぼこ屋さんです。
別にうらみ節言うわけじゃないんですけど。
「まだ復興なんかしていない」という言葉が強く心に残りました。
箭内さんは高橋さんの元を訪ねる事にしました。
こんにちは。
お願いします。
女川町は…港には津波で流された建物が今も残されていました。
女川町内に生活情報を届けるための仮設のラジオ局をつくりました。
ラジオの経験があるスタッフはごく僅かです。
地元に暮らす10代から30代の人が自分たちで番組を作り放送しています。
そんな若者たちが奮闘する姿はNHKでドラマ化もされ話題になりました。
(ラジオ局スタッフ)入ります。
震災当時はコンビニの店員だったという宮里さんは昼の生放送を担当しています。
ありがとうございます。
町の人に情報を届けるために始めたラジオですが今では地元の声を外に発信できるようになりました。
震災からもうすぐ3年。
箭内さんはこれまで続けてきた「LIVE福島」もそろそろ若い世代に託す時期が来ているそう感じ始めていました。
そんな思いを福島で行われたツアーファイナルのエンディングで語りました。
(観客)え〜!
(箭内)最後なんだよ。
(ヨギ)っていうのは本当に思いました。
(秀吉)来年ですか?
(箭内)来年来年。
来年…。
来年…。
びっくりしちゃってます。
でも本気でいつかやっぱそうしたいなって思う。
(箭内)いやいつかじゃなくてもう本決まりでいいよ。
どういう終わり方か分かんない。
(一同)ありがとうございました。
秀吉さんが福島で暮らす今の気持ちを素直につづった歌があります。

(歓声)2014/02/01(土) 15:00〜15:24
NHKEテレ1大阪
福島をずっと見ているTV・選 vol.31[字]

31回目の福島をずっと見ているTVは、箭内さんが主宰する「LIVE福島CARAVAN日本」の続報。ツアーの最終日、箭内さんが重大発表をした。その内容と真意は…?

詳細情報
番組内容
東日本大震災が起こった年にはじまった「LIVE福島」。去年12月から「LIVE福島CARAVAN日本」と題して、箭内さんたちは全国ツアーを始めました。ツアー最後の舞台となった福島県猪苗代会場で、オープニングアクトを飾ったのが、まだ全国的には無名の“ひとりぼっち秀吉BAND”でした。箭内さんが秀吉BANDをゲストに迎え、福島の復興と、「LIVE福島」のこれからについて語り合います。
出演者
【ゲスト】ミュージシャン…ひとりぼっち秀吉BAND,【司会】箭内道彦,一柳亜矢子,【語り】相沢舞

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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