トンイ(53)「憎しみの炎」 2014.03.16

(テーマ音楽)
(トンイ)世子様はもしやご自身の病をご存じですか?世子様はご自身のご病状を知っていらっしゃるのですか?なぜそなたがそれを?答えぬか淑嬪そなたがなぜ知っているのだ?世子様がいらっしゃいました。
なに?世子様は私に「自分は世子の座にふさわしくない。
ヨニン君の事は心配ない」とおっしゃいました。
どうしてそのような事をおっしゃったのですか?
(粛宗)世子。
そなた何を言っている?余に大病を隠していただと?心の声いけない…いけません世子。
絶対に告げてはなりません。
王宮殿へ行かれた?まさか世子様は病の事を王様にお話しするつもりか?淑嬪様これからどうなるのでしょうか。
世子。
すべて話したのですか?病の事をすべて?そんな…なんという事をしたのですか。
どうして…どうしてそのような事ができるのですか?私がなぜ隠したと…誰のためだと…!世子のためではありませんか。
世子を守るためなのになのに自ら王様にお話しするとは!世子のため母が命がけで隠してきた秘密を世子の口から話すとは!
(世子)私のためと言わないで下さい。
本当に私のためを思うのなら話して下さるべきでした。
私はこの国の世子です。
当然王になるものと信じていました。
そして父上のように民をいたわり国を強くし後世に名を残す王になりたかったのです。
聖君と呼ばれるような王になりたかった。
なのに母上は私を王室を冒とくする罪人にしようとした。
聖君になりたかった私を王室と国を揺るがす情けない王にしようとしたのです!世子…待って!
(チョ尚宮)禧嬪様。
(ヨンソン)禧嬪様。
終わりだ…何もかも終わってしまった。
回想それはどういう事だ?世子どういう事なのだ?「痿疾」だと?そなたがなぜ…。
急にそのような病に…。
(世子)違います。
急ではないのです父上。
もう随分前から治療のための煎じ薬をのんでいます。
何だと?私は世継ぎをつくれないかもしれません。
それが私の病なのです。
なのに誰も知らなかったのは薬材を宮殿の外から調達したからです。
父上。
母上がそのような事をしたのはただ不安だったからです。
私を心配しての事なのです。
ですからどうか母上の事はお許し下さい。
母上は決して隠し通すつもりではなかったのです。
世子…。
「痿疾」だと?世子がどうして…なぜだ?
(チョンス)シム様。
(ウンテク)来たか。
本当なのですか?王様がすべてを知られたとは。
そのようだ。
早く行こう。
ソ・ヨンギ様もお待ちだ。
世子様は初めから王様に話すつもりでここに来られたのです。
私がうかつでした。
あの時私がお止めするべきでした。
淑嬪様のせいではありません。
冷静になって下さい。
すべて禧嬪様が招いた事です。
(戸が開く音)淑嬪様。
淑嬪様。
(ヒジェ)禧嬪様くじけてはなりません。
今まで何のために堪え忍んできたのですか。
何を支えに耐えるのですか?世子が…世子がこんな事に…。
一体どうやって…。
禧嬪様。
何をおっしゃいますか。
誰よりも世子様を大事になさる王様のことです。
病を患おうと世子様を追い出したりはなさいません。
いいえそれは違います。
王様はこの国の王です。
父である前に王の立場を貫くお方です。
禧嬪様。
王様がお見えです。
王様…。
どうすればよいのだ…。
王様。
いつからだ?世子が病を患ったのはいつからの事だ?1年前世子が熱病を患った後です。
1年前だと?1年もの間このような大事なことを父であり王である余に隠したのか?自分が何をしたか分かっているのか?治せるのです王様。
世子の病は私が治してみせます。
禧嬪!王様ですからどうかもう少し時を頂けないでしょうか。
よい薬材を清国から調達しました。
その薬材が効くと聞いています。
ですからどうかお願いします。
世子に機会を下さい王様。
やめよ!やめぬか禧嬪!よい薬材だと?清国から調達した?だから最高の主治医を遠ざけナム医官に診せたのか。
世子は国の世継ぎだ。
なのになぜそなた一人で治療を進め病を隠したのだ!?それが世子の病を悪化させたかもしれぬ。
その勝手な振る舞いがより悪化させたとは思わぬのか!?世子の病は治せるのです。
ですからどうか何とぞ機会を下さい。
何だと?この期に及んで機会をくれ?機会があれば何をする気だ!?余を冒とくし王室と国を揺るがし世子を傷つけたそなたに機会を与えろ?機会を与えたら世子の座を脅かすかもしれぬヨニン君を再び陥れる気か!?王様。
余が知らぬと思ったか。
ヨニン君を責める重臣を操るのが誰か余が分からぬとでも思ったか!これだったのだな!世子の病のために罪の無い幼いヨニン君を追い詰めたのであろう!王様。
王様お待ちを!王様!どうかお願いでございます王様。
私の事は構いません。
どのような罰であろうとお受け致します。
ですが世子に罪はありません。
どうか世子は許してやって下さい。
どうか世子の座をこのまま守らせてやって下さい王様。
王様。
本当にそう願うならばこのような状況にすべきではなかった。
王様!よいか?この先何が起きようとすべてはそなたが招いた事なのだ。
それを忘れるな。
王様…。
(泣き声)禧嬪様。
王様。
禧嬪様。
禧嬪様。
王様…。
王様。
そうか。
集まっていた重臣たちが帰り始めたか。
(ミン武官)そうなのです。
どういう訳か急におとなしくなりました。

(サンヒョン)いったん引き下がれとは何かあったのか?詳しい事は後で説明いたします。
ですからとりあえずお願いします。
しかしどうした?急に…。
とにかく今王様を刺激するのは得策ではないのです。
なに?おい何かあったのか?いや〜とんでもない!ただ今は時機ではないのです。
ですからしばらくお待ち下さい。
それでは。
おい…待て待たぬか。
イム・サンヒョン様。
急にどうしたのでしょう?イム様。
その理由が気になりますか?そなたは…。
私ならその理由を説明できますが。
世子様の病は私も知っていました。
隠してはいけないと思いつつどうしても言う事ができませんでした。
どうかお許し下さい王様。
言えなかったのは世子とヨニン君のためであろう。
そなたは悪くない。
王であり父である余のせいだ。
王様。
しかしどうすればいいやら…世子に大きな問題があると知っても目をつぶるべきなのか。
心では守ってやりたいと思っているがいつか事実が明らかになれば王位を継いでも結局世子は…。
王様。
回想その勝手な振る舞いがより悪化させたとは思わぬのか!余が知らぬと思ったか。
ヨニン君を責める重臣を操るのが誰か余が分からぬとでも思ったか!
(ホヤン)きっと大騒ぎになるでしょうね。
おっ。
オ・テプン様またですか。
捜査は続けていますからそう何度も…。
(テプン)今日は催促ではなく手助けをしようと思って来たのだ。
えっ?そなたら捕盗庁が1か月かかっても見つけられなかった犯人を見つけてやったのだ。
本当ですか?こんな事で嘘をつくか。
私が奴らにとことん鉄拳を食らわせてやったのだ。
今頃はあの世へ行く準備をしているさ。
殺したのですか?真に受けるな。
こいつは殺されかけて以来言う事がおかしいのだ。
それより今日はすごい事を知らせに来た。
えっ?ゴロツキを使って息子を殺そうとした黒幕を突き止めたのだ。
それは誰ですか?あ…それは本当ですか?本当にあの方が?そうだとも!
(2人の笑い声)父上これでチャン・ヒジェとあの母親もおしまいですね。
そうとも。
あの家族にはどれだけコケにされたことか!全く…殺しても足りぬわ!父上。
これからはチャン・ヒジェが失脚するのを楽しみに過ごします。
これでやっと生きがいが出来ました。
アハハハ。
母上!母上!お〜い出てこい。
早く来ぬか。
ハハハハ。
ホヤン。
あいつはどこへ行ったのだ?どこでしょう…分かりません。
(パク氏)ユン氏!ユン氏!ちょっと出てきたらどうなの!そのツラを見せろって言ってるのよ。
ユン氏!奥様おやめ下さい。
ユン氏!さっさと出てらっしゃい!今日という今日は容赦しないわユン氏!何の騒ぎだ?ユン氏!覚悟することねユン氏。
なに…ユン氏だと?そうよユン氏!命が惜しくはないのか?ここをどこだと思っている!こっちは息子を殺されかけたのよ!何を言われようが黙ってるもんですか!何を訳の分からぬ事を言っているのだ。
何をしている早く追い出さぬか!はい。
さあこちらへ。
なに?とぼけようったってそうはいかないんだから!きっちりケリをつけてやるわ!ユン氏!あきれた。
どうした早く追い払わぬか!奥様どうかこちらへ。
離しなさい!息子を殺そうとした奴を容赦するもんですか!何をでたらめを言っている!でたらめですって?しらを切り通せると思ってるの!?淑嬪様の家に火をつけさせたうえ私の息子にその罪を着せようとしたくせに!な…なに?フン!この家もこれでもうおしまいだわ。
今頃きっと義禁府と捕盗庁がお前を捕らえようと血眼になってるから!奥様。
何と言った?一体何を言っているのだ!私の息子を泣かせたんだから今度はそっちが血の涙を流す番ね!ユン氏!回想しかしどうすればいいやら…いつか事実が明らかになれば王位を継いでも結局世子は…。
(クム)母上。
クム。
母上聞きましたか?重臣たちはもう私を裁けとは言わないそうです。
兄さんの…いいえ世子様のおかげです。
ああクム母も聞いている。
これからは二度と世子様にご迷惑はおかけしません。
本当です。
母上にも約束します。
そうか。
淑嬪様。
宮廷の様子が変です。
何事ですか?ねえ聞いた?ご病気でしょ?どうなるのだ?さっぱり。
ご病気なんでしょ?なに…あの世子様が大病だと?
(ヨンダル)ええええよくは分かりませんが…。
近いうちに東宮殿から訃報が聞かれるのではという噂です。
縁起でもない!王妃様が亡くなられたばかりだぞ。
それはそうですけどまんざら嘘でもなさそうです。
最近世子様は力無いご様子ですし禧嬪様はやたらヨニン君様を目の敵にするし。
しかし一体どんな病なのだ?すでに宮廷で世子様の病が噂に?はいそのようです。
ですがなぜです?王宮殿から漏れるはずはありません。
なのになぜ…。
まさかあの者が…。
チャン様。
淑嬪様がお見えです。
なに…淑嬪様が?淑嬪様。
チャン・ムヨル殿ですか?世子様の件を漏らし宮廷に波紋を起こすような事をしたのは。
世子様の問題はご本人のみならず国の将来に関わります。
隠してはいけない王室の事です。
国の将来?自分のためにした事を国のためだなどと言わないで下さい。
そのような事この私が許しません。
淑嬪様。
かくまっている医女を使えと言いましたね?そうです。
私がいつでも医女を使える事を覚えておいて下さい。
あの医女を使いチャン・ムヨル殿が世子様を揺るがそうとした事を私はいつでも王様にお知らせできるのです。
お忘れなく。
淑嬪様。
これ以上噂を広めてはなりません。
監察府のチョン尚宮を呼べ。
とりあえず女官たちを黙らせねば。
分かりました。
あの…どうなのでしょう。
淑嬪様はもう十分世子様の事を気遣われました。
これ以上はもうよろしいのでは?私はこの国の王室の一員です。
これはヨニン君のためでも世子様のためでもありません。
世継ぎが揺らげば王室と国は滅びます。
私はそれを防ぎます。
それが務めです。
世子にまつわる噂?世子様が王位を継げぬかもしれない。
それは大病を患っているからだという噂です。
事実なのですか?違います。
そのような事あるはずがないでしょう。
天を欺くおつもりですか?だまし通せるものではありませんぞ。
そのような…世子には問題など何ひとつありません。
これは国の将来に関わります。
もし噂が事実であれば世子様を支持する我々とてどうする事もできないことです。
禧嬪様はおられるな?いけませんお待ちを。
これは世子を陥れようとする淑嬪の策略です。
お分かりでしょう。
あのチャン・ムヨルは淑嬪側に寝返ったのです。
なぜそのような者の言う事を信じるのですか?本当です。
禧嬪様。
禧嬪…。
おいででしたか。
また何か問題が生じたようですな。
では私は対策を練られるよう席を外しましょう。
お待ちを。
違います。
禧嬪様。
少論が揺らいでいます。
あの者たちに背を向けられてはおしまいです。
禧嬪様それどころではありません。
母上が大変な事に…。
母上がですか?なぜです?どうしてですか?禧嬪様。
兄上。
奥様。
早く参りましょう。
兵が来る前に逃げねばなりません。
どこへ…一体どこへ逃げろというのだ。
奥様。
(泣き声)捕盗庁が母上のした事を?はい。
淑嬪の家に火をつけた事を突き止めたようです。
もう義禁府にも報告が行っていることでしょう。
向こうに着けば部下たちが待っています。
奥様早く参りましょう。
しかし私が逃げたら禧嬪様はどうなる?それで禧嬪様に火の粉が降りかかっては…。
奥様が捕らわれたらそれこそ取り返しがつきません。
何をしているお連れしろ。
(2人)はい。
参りましょう。
さあこちらへ。
さあ急ぐのだ。

(チョンス)動くな!兵が来た。
防げ!はい!いいな食い止めろ!早く船を出せ。
はい奥様。
急げ。
奥様。
命が惜しくばその綱を離せ。
無礼な!私を誰と心得る!淑嬪様を殺そうとした罪人だ。
捕らえろ!
(兵士たち)はっ!奥様奥様。
離せ!奥様!奥様に何をする!奥様!離さぬか!貴様ら許さぬからな!
(ユ尚宮)それでは淑嬪様の家に火をつけたのは禧嬪様の母上か?
(シビ)はいそうらしいです。
(ウングム)逃げようとしたところを捕らえられたそうです。
尚宮様。
行こう。
淑嬪様に会う。
はい。
貴様ら離さぬか!私を誰だと思っている!お前たちを決して許さぬからな!禧嬪様。
母上。
これは何のまねだ?私の母であり世子の祖母であるぞ!それ以前に罪を犯した罪人です。
何だと?黙れ!誰に向かって罪人だなどとほざいておる!今すぐ解放しろ。
早く縄を解かぬか!禧嬪様!どうした早く止めろ!はっ!離せ!禧嬪様!離せ!母上!離せ!行くぞ!禧嬪様!母上!離せ!母上!母上!禧嬪様。
(チョンス)もうよい来い!禧嬪様。
淑嬪様。
私とヨニン君を殺すため家に火をつけたのは禧嬪様の母上だったのか。
とうとう隠されていた事実が明らかになりました。
こうなればどうあがこうが犯した罪からは逃れられません。
すでに捕盗庁で禧嬪様の母ユン氏に指図された者からすべて聞き出しました。
残るはユン氏本人の自白と関与した者の究明です。
王様。
淑嬪とヨニン君を狙ったのが世子の祖母だったとは…。
世子はこの事を知っているのか?世子。
父上。
すべて私のせいです。
母上もおばあ様も私のために罪を犯されました。
違うそうではないぞ。
そなたは悪くない。
父上この罪をどう償えば…私はどう償えばいいのでしょうか?世子。
これはすべて淑嬪の陰謀だ。
世子様と禧嬪様を失脚させるためだ。
禧嬪様も無事ではいられぬ。
ここは何とかそなたたちが禧嬪様をお守りせねば。
ですがすでに少論の重臣らは背を向けました。
一握りの南人だけで何ができましょうか。
そなた!我が身かわいさにこれまで南人を導いてきた禧嬪様を裏切るつもりか裏切るですと?禧嬪様の母上と禧嬪様が招いた事です。
なに!?貴様!今この座に座っていられるのは誰のおかげだと思っているのだ!こいつ!ここで死ぬかそれとも禧嬪様をお救いすべく上奏に命をかけるか!何をするのだ。
頭を冷やせ!何をするか分からぬぞ!私に殺されたくなければ禧嬪様をお救いする方法を探すのだ!いけません!どうかおやめ下さい!離せ!このような恩知らずほうっておけるか!こらえて下さい。
離せ!禧嬪様。
すべての目がこちらに向いています。
動かれては危険です。
どのみち行き詰まっている。
少論を説得せねば。
でなければ道は開けぬ。
禧嬪様。
なに…禧嬪様が自ら?はい。
イム様。
一体どうなさるので?禧嬪様をこれほど待たせるとは無礼にも程があります。
何も言うな。
あの者たちが望むなら心の臓でも差し出そう。
禧嬪様。
なぜ1人だ?イム様は?すみません。
すでに旦那様はお休みになっておられます。
何だと?そのような…。
急を要するのだ。
もう一度だけ取り次ぎを。
そう言われましても…。
あの…旦那様が「もはやすべて終わった深い夜だ」そうお伝えしろとおっしゃいまして…。
私を…この私を執事ごときに追い払わせようとは。
あの者たち…。
禧嬪様。
巳の刻義禁府に捕らわれたユン氏の尋問を始めろとの王命が下った。
それに合わせ監察府でも関与した者を捜すための調査を始める。
尚宮様といいますと…。
まず就善堂の女官から調べます。
全員捕らえて連れてゆけ!
(女官たち)承知しました。
ユ尚宮!尚宮様!尚宮様!離せ!離せ!やめぬか!ユ尚宮何のまねだ!?行くぞ。
どうすれば…離せ!何だというのだ!離せ!
(チョ尚宮ヨンソン)禧嬪様!牢の罪人を尋問場へ。
はっ!行くぞ。
(兵士たち)はっ!やめぬか!貴様ら離せというに!やめろ!私を誰だと思っている!タダでは済まさぬから覚えておくがよい!離せ!早く連れていけ!離すのだ!離せ!禧嬪様。
禧嬪様しっかりなさって下さい。
何としても生き残らねばなりません。
生き残ってどうします。
禧嬪様!世子の将来を台なしにして母上まで差し出す事になりました。
なのに私が生きる意味があるのでしょうか。
復讐するのです。
大切なものを奪った連中に何としても恨みを晴らしてやるのです。
恨みですか。
ええそうです恨みを晴らさねばなりません。
禧嬪様。
そうです兄上。
私一人だけが奪われてなるものですか。
私が失うなら淑嬪も失わねば。
世子が倒れるのなら淑嬪の子も倒れねばなりません。
行くぞ。
(2人)はい。
尋問は始まったのか?はい淑嬪様。
では指示どおりに。
分かったな?はっ!にいさん。
淑嬪様。
何事ですか?この兵士たちは?私とヨニン君が危ないというと?禧嬪様は完全に追い詰められています。
こうなると何をしでかすか分かったものではありません。
にいさん。
心の声母上。
母上の胸に恨みが残らぬようにします。
必ず淑嬪とヨニン君の屍を母上にささげます。
これで足りるか?倉庫の中でも特によく燃えるものを選びました。
早く行け。
はっ。
チャン様。
どうであった?準備は整いました。
行くぞ。
(ファン武官)何とも怪しいですな。
チャン・ヒジェとその部下が燈燭房の周辺にいた?
(ナム副官)そうなのです。
それもやけに注意深く動いていました。
こんな遅くに宮殿にいるのも変です。
これは間違いなく何かたくらんでると見ていいですな。
しかしチャン・ヒジェは何をする気だ?必ず淑嬪様とヨニン君様を狙っているはず。
寶慶堂へ行ってきます。
何者だ!?見回りの者ですが…私が何か?チョンスにいさん。
ソ・ヨンギ様。
淑嬪様。
何事ですか?淑嬪様。
チャン・ヒジェ様が私とヨニン君を?さようです。
間違いなくここを狙っています。
王様もいらっしゃる宮殿で無謀な事はしないでしょう。
今は窮地に追い詰められ何をしてもおかしくはありません。
万一に備えここより警護しやすい場所へ移って頂いた方がよさそうです。
そうして下さい。
エジョン。
(エジョン)はい。
クムを急いでクムを連れてこい。
分かりました。
母上。
急にどこへ行くのですか?少しの間よそへ移る。
なぜです?何かあったのですか?クムよく聞きなさい。
母のそばを決して離れてはならぬ。
えっ…はい母上。
たとえ何があっても母のそばにいるのだ。
分かりました。
行こう。
それでは。
・火事だ!誰か!東宮殿ではないか!?兄さん。
(うろたえる声)尚宮様東宮殿です東宮殿が燃えています!どうしましょう。
世子様は?世子様はどこだ!?それが…お姿がありません。
見ていないのか…ではまだ逃げておられないのか!?はい。
何をしている!世子様を捜せ!世子様!世子様!今何と申した!東宮殿が火事だと!?
(ハン内官)はい王様。
世子は…世子はどうした!?それがまだお姿が見つからず親衛隊が捜しております。
なに!?淑嬪様。
どのような状況です?思ったより火の勢いが強く火を消すのにてこずっている様子です。
世子様はご無事か?もう安全な所に避難されたのか?どうなのです?それが世子様はまだ見つかっていません。
ならばまだ避難されていないのですか?親衛隊が捜していますが今のところまだ行方が分かっていません。
母上。
ヨニン君。
世子様は?見つかったか?いいえ。
義禁府の兵も動員して行方を捜しています。
そうなのです!
(鐘の音)これは…民を集める鐘か?火の回りが速くて火消しに手間取っております。
宮殿の者だけでは足りず民を集めているのです。
民の助けが必要とは…全く大変な事に…!
(鐘の音)
(鐘の音と民のざわめき)どうだ準備はできたか?できる限り多くの人手を集めています。
風が強い。
別の建物にも火が移っている。
急いで行かせよ!承知しました。
始めろ。
はい。
回想
(ヒジェ)ですが寶慶堂は警護が厳重なはずです。
寶慶堂どころか宮殿に忍び込むのも難しい。
一体どうやって刺客を送り込みます?火を使うのです。
火ですか?ええ。
宮殿で火事が起こり中の者だけで消せなければ鐘を鳴らし火を消すために近隣の民が宮殿に集められます。
火事を起こし宮殿の門を開けるのです。
ですが禧嬪様。
そうなれば宮殿に大勢の民がなだれ込みます。
それに紛れ盗みに入った者が淑嬪とヨニン君を襲ったように見せかけるのです。
いいですね?グズグズするな急げ!世子様のお住まいだ早く消すのだ!急げ!母上。
世子様は?兄さんはご無事ですよね?クム。
にいさんは東宮殿へ行って下さい。
世子様に万が一の事があってはいけません。
ですから必ず見つけて下さい。
ですが淑嬪様。
私とヨニン君は大丈夫です。
早く兵を連れて行って下さい。
お願いします。
世子様を助けて下さい。
お願いします。
にいさん。
分かりました。
心配は要りません。
世子様はきっとご無事ですから。
2人は残れ。
あとは私と共に東宮殿へ行く。
続け!
(兵士たち)はっ!クム。
母上。
世子…。
王様。
世子。
世子!王様なりません!離せ!お待ち下さい!王様!どうなさいました?毛麻鞋を履いていたな。
えっ?毛麻鞋というと足音を消すために盗賊などが履くのでは?兄さんはご無事なのだろうか。
(エジョン)王子様。
王子様準備ができました。
別の所へ移りましょう。
それよりエジョン。
私は大丈夫だから東宮殿を見てきてくれ。
ですが…。
お願いだ。
火が消えそうか世子様がご無事か確かめてから移りたいのだ。
分かりました。
兄さん…。
そなたらはここを見張れ。
分かりました。
(2人)あっ!エジョンか?何者だ!?ヨニン君。
ヨニン君!エジョン!どういう事だ?先に移ったのではありませんか?確かめてくれ。
分かりました。
・ヨニン君!ヨニン君!ヨニン君!あっ!そんな…ヨニン君!・
(クム)母上!母上!ヨニン君!ヨニン君!母上!母上!クム!え〜い!母上!2014/03/16(日) 23:00〜00:00
NHK総合1・神戸
トンイ(53)「憎しみの炎」[二][字]

韓国超大作歴史ドラマ。貧しい境遇から王の側室となり後の名君を育てたトンイの劇的な生涯を描く。粛宗(スクチョン)の怒りを買い、追い詰められた禧嬪(ヒビン)は…。

詳細情報
番組内容
禧嬪(ヒビン)は、世子(セジャ)が自分の病を知っていたばかりか、それを粛宗(スクチョン)に明かしたことに取り乱す。だが、世子は自分のためを思うのであれば、隠しておくべきではなかったと涙ながらに禧嬪を責める。禧嬪は、これですべてが終わったと、がく然とする。激怒した粛宗は禧嬪のもとへ行き、なぜ世子の病をずっと隠していたのかと問い詰める。禧嬪は世子の病は治せるのだと訴え、必死に許しを請うが…。
出演者
【出演】ハン・ヒョジュ…加藤忍,チ・ジニ…井上倫宏,イ・ソヨン…林真理花,ペ・スビン…佐久田脩,チョン・ジニョン…東地宏樹,キム・ドンユン…村治学,キム・ユソク…大塚芳忠ほか
原作・脚本
【脚本】キム・イヨン
監督・演出
【演出】イ・ビョンフン,キム・サンヒョプ
音楽
【音楽】イム・セヒョン
制作
〜韓国 MBC/Lydus Content Company制作〜

ジャンル :
ドラマ – 海外ドラマ
ドラマ – 時代劇
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
韓国語
サンプリングレート : 48kHz

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