NHKニュース7 2014.02.16

41歳の葛西選手。
葛西、殊勲の銀メダル!
新たな伝説を作りました。
記録的な大雪。
今も混乱が続いています。
こんばんは。
ニュース7です。
まずはソチオリンピック。
前日の19歳羽生結弦選手に続いて、今度は7大会連続出場の41歳がメダルです。
スキージャンプ男子ラージヒルで、葛西紀明選手が銀メダルを獲得しました。
冬のオリンピックでは、日本選手最年長のメダルです。
7回目のオリンピック。
個人として初のメダルを目指していた葛西。
さあ、いよいよ日本の葛西の登場です。
さあ、どうか。
切り裂くようなスピード、これは大きい!
139メートルの大ジャンプ。
2位につけます。
逆転の金メダルを狙って、2回目。
金メダルへのテイクオフ!さあ、どうか。
高い、高い!
いけ、いけ!
133メートル50。
過去6大会分の思いをすべてぶつけたと葛西。
あと1人を残してトップに。
日本の後輩たちが駆け寄ります。
そして、1回目トップのポーランドのカミル・ストッフ。
ストッフのジャンプはどうか。
伸ばしてくる。
葛西といい勝負だ!
メダルの色は。
葛西は銀メダル。
しかし、個人として初のメダル獲得です。
41歳でのメダル獲得は、冬のオリンピックでは日本最年長です。
葛西選手が中学生まで所属していたジャンプ少年団。
未来のメダリストを目指して、練習に励んでいます。
ライバルたちも祝福に駆けつけます。
世界の舞台で長くトップ選手として活躍する葛西選手は、海外ではレジェンド・伝説と評されています。
メダリストからも。
決勝の1回目。
葛西選手は、スタートの瞬間、少し笑ったように見えました。
16歳で国際大会にデビューした葛西選手。
初めてのオリンピックは、19歳で迎えたアルベールビルでした。
20年前のリレハンメルでは、団体で銀メダル。
鋭い前傾姿勢から、カミカゼと呼ばれました。
しかし、長野の表彰台に葛西選手の姿はありませんでした。
直前に左足を痛め、団体のメンバーから外れたのです。
その後、成績は低迷。
ここから、高さはあるが、沈んでしまった、おっと、転倒だ。
所属企業のスキー部が廃部になるなど、苦しい時期が続きました。
それでも、諦めませんでした。
これまで積み上げてきた技術を一から見直したのです。
それから10年以上がたちました。
初出場から22年。
ついに個人のメダルをつかみ取ったのです。
技術面、精神面ともに進化し続ける41歳。
葛西選手はさらに先を見ています。
そして次は団体です。
日本中が沸いたあのシーン。
ふなきー。
飛型点きた、伸ばしてくる!伸ばしてきた!金メダルを獲得しました、日本!
今回のジャンプ団体は、長野大会以来のメダルのチャンスです。
団体は4人でラージヒルを飛びます。
個人ラージヒルの結果です。
10位以内に3人が入っているのは、日本だけ。
2人が入っているドイツやオーストリアなどがライバルになりそうです。
葛西選手の銀メダルを全員で喜んだ日本チーム。
士気は高まっています。
試合よりも緊張したという羽生選手。
表彰台の一番上に飛び乗りました。
羽生結弦、日本男子フィギュアの夢をかなえる金メダルです。
史上初、100点超えのショートプログラム。
19歳、初出場のオリンピックで、一気に頂点へと駆け上がりました。
さて、ソチオリンピックもきょうで10日目。
会場には連日、多くの人が訪れていますが、中にはこんな施設もあるんです。
聖火台などがある海岸エリアのオリンピックパークです。
その中で人気を集めているのが、この施設。
雪山に見立てています。
ジャンプ台のようにも見えますが、使うのはスキーではなく自動車です。
実はドイツの自動車メーカーの展示スペースです。
連日、1000人以上が訪れているといいます。
実際に乗ってみます。
なんだかかなりジェットコースターに乗っているような、そんな感じがしますね。
かなり景色がよく見えます。
オー!
こちらは韓国の電機メーカーが出展したボブスレーの体験コーナー。
目の前のタブレット端末にコースが映し出され、強烈な向かい風が吹きつけます。
氷の壁を登るアイスクライミングの体験施設も人気です。
ロシアで初めての冬のオリンピック。
楽しもうとする人で、連日、にぎわっています。
記録的な大雪の影響が、きょうも続いています。
関東甲信や東北の太平洋側では、多くの雪が残り、各地で集落の孤立や車の立往生などが続いています。
あすにかけても、北日本を中心に非常に強い風が吹き、北海道では吹雪になる見込みです。
そして、西日本と東日本の太平洋側では、あさって以降、再び雪が降る可能性があり、気象庁は今後の情報に注意するよう、呼びかけています。
今回の大雪で積雪が一時1メートルを超えた甲府市です。
天気は回復しましたが、けさも、人の腰の高さほどの雪が残っていました。
大量に残った雪で、各地の道路では除雪が追いつかず、立往生する車が相次いでいます。
長野県と群馬県の境の国道18号線。
県境の碓氷峠周辺では、きのう未明から400台から500台が動けない状況が続いています。
長野県軽井沢町では、国道沿いの公民館を臨時の避難所として開設しました。
孤立する集落も相次いでいます。
665世帯が暮らす山梨県早川町では、県道の通行止めで、町への出入りができない状態になっています。
一部の地域は停電しているということです。
70歳の女性が亡くなりました。
また、岩手県西和賀町では、除雪作業を行っていた69歳の男性が、屋根から落ちてきた雪で埋まり、意識不明の重体となっています。
NHKが午後5時現在でまとめたところ、これまでに全国で12人が死亡、2人が意識不明の重体となっているほか、1650人がけがをしました。
一時、50キロにわたり車が立往生した東名高速道路。
前の車、移動しました、起きてください。
とどまっていた車は、朝から一般道路へ移動しました。
しかし、物流には影響が。
こちらのコンビニエンスストアでは、明け方にパンがすべて売り切れましたが、トラックの到着が遅れました。
東名高速道路の通行止め。
中日本高速道路は、安全を確認したうえで、きょう中に解除する方針です。
各地で被害が相次いだ今回の大雪。
政府は、関係省庁の担当者を集めた会議を開きました。
雪による集落の孤立や、車の立往生の解消に全力を尽くすとともに、屋根の崩落が相次いだことについても、緊急に調査することなどを確認しました。
今後の見通しですが、記録的な大雪をもたらした低気圧がさらに発達し、北日本を中心に非常に強い風が吹き、北海道では吹雪となる見込みです。
最大風速は東北の陸上で15メートル、北海道の陸上で20メートル、最大瞬間風速は30メートルから35メートルに達し、沿岸はしけが続く見込みです。
気象庁は、暴風雪や高波に警戒するとともに、積雪の多い地域では、雪崩や屋根からの落雪などに十分注意するよう呼びかけています。
そして、あさって火曜日以降は、別の低気圧の影響で、西日本と東日本の太平洋側で、再び雪が降る可能性があります。
気象庁は今後の情報に注意するよう呼びかけています。
今回の大雪では、都市部の交通機関のぜい弱さも、改めて浮き彫りになりました。
きのう、東急東横線で起きた事故で、追突した電車のブレーキは雪への対策を取ったタイプだったにもかかわらず、国の基準で求められる性能を果たしていなかったことが分かりました。
丸1日以上、一部の区間で運転できなくなっていた東急東横線。
けさの始発から全線で運転を再開しました。
19人がけがをした今回の事故。
追突した電車は、駅の600メートルほど前で非常ブレーキをかけました。
非常ブレーキは摩擦の力で車輪を止めます。
その性能は、最高速度で走行しても、原則600メートル以内で止まることができるという、国の基準を見たしていました。
さらにこの電車は、ブレーキパッドという部品を車輪に軽く押し当てた状態で走行することで、車輪とブレーキの間に雪が入りにくくするタイプだったということです。
しかし、今回は運転士が非常ブレーキをかけたのに、基準どおりには止まらず、追突。
結果として、求められる性能を果たしていませんでした。
国の運輸安全委員会は、車輪とブレーキパッドの間に雪が挟まって滑り、ブレーキの性能が大幅に低下していた可能性があると見ています。
鉄道の技術に詳しい専門家は。
国の運輸安全委員会は、ブレーキの雪対策や車両の保守管理などに問題がなかったか調べることにしています。
次はTPP・環太平洋パートナーシップ協定についてです。
日米両政府は、担当閣僚の会談で、難航する農産物の関税の取り扱いなどの協議を加速することを確認しました。
日本政府は、今月22日からの閣僚会合での大筋合意を目指して、アメリカとの事務レベルの協議を通じて、引き続き妥協点を探ることにしています。
甘利経済再生担当大臣は、今月22日からシンガポールで開かれる閣僚会合を前に、ワシントンを訪れ、アメリカの交渉責任者を務めるフロマン通商代表と会合しました。
この中で、甘利大臣とフロマン通商代表は、難航するコメや麦など、農産物5項目の関税の取り扱いや、自動車の輸入に関する規制の見直しについて、日米の意見の違いを埋める努力が重要だという認識で一致し、協議を加速することを確認しました。
日本政府は、閣僚会合での大筋合意を目指すには、日米の交渉を前進させる必要があるとして、今週、東京で行われるアメリカとの事務レベルの協議や、あすからシンガポールで始まる首席交渉官会合を通じて、引き続き双方が受け入れ可能な妥協点を探ることにしています。
ただ、アメリカは、日本が関税を維持したいとしている農産物5項目を含めて、原則としてほとんどの品目の関税を撤廃するよう求めていて、日本は難しい対応を迫られることになりそうです。
アメリカの対応はどうなのか。
フロマン通商代表は、会談のあと、声明を発表し、日米間にはなお大きな意見の違いが残っていることを認めたうえで、自動車や農業分野で明確な成果を挙げることを、日米間の交渉の優先課題に挙げました。
自動車と農業は、強い影響力を持つ業界団体が、日本との交渉の行方を注視しており、農産物の関税撤廃や、アメリカの自動車メーカーに有利な貿易のルール作りで、安易に譲歩することはアメリカ政府にとっては、許されないのが実態です。
フロマン代表も、日米間の意見の違いを埋める努力を事務レベルで続け、今月22日からの閣僚会合での大筋合意を目指すことでは一致していますが、日本に対するアメリカの交渉姿勢は、引き続き、厳しいものになりそうです。
世界三大映画祭の一つ、ベルリン国際映画祭で、各部門の受賞作が発表され、山田洋次監督の小さいおうちに出演した黒木華さんが、最優秀女優賞に選ばれました。
お手紙をお書きくださいまし、今すぐ私が届けにまいります。
小さいおうちは、昭和初期の東京郊外の家庭を舞台にした、秘められた恋愛を描いたもので、黒木さんはこの家庭で働くお手伝いの役を演じました。
日本人の女優が最優秀女優賞を受賞するのは、2010年の寺島しのぶさんに続いて4人目です。
大リーグ・ヤンキースの田中将大投手。
アメリカのフロリダ州で、初めてのキャンプに入りました。
ブルペンに入った田中投手。
エースのサバシア投手、黒田投手に挟まれて投球しました。
周りに合わせて速いテンポで投げようと、慌てたというものの、投げた32球の投球内容については、満足していました。
ジラルディ監督は、体調がよさそうで気負いも感じなかったと、安心した様子でした。
気象情報は寺川さんです。
こんばんは。
こちら、一面、真っ白ですね。
こちら、きょうの北海道釧路市の午前中の様子です。
横から吹きつける風と雪で、視界が悪くなりました。
今、この時間帯、北海道はいったん風の弱まっている所もあるんですが、あすは広い範囲で猛吹雪に北海道、警戒をしてください。
各地で記録的な大雪となっていますけれども、あすも北日本では警戒が必要なんですね。
各地で大雪を降らせたり、大きな被害をもたらした低気圧ですが、あすはさらに発達をする見込みです。
中心付近の気圧は976ヘクトパスカルまで下がります。
等圧線の間隔はご覧のように、非常に狭いです。
雪を伴って非常に強い風が吹く見通しです。
予想される風の強さは、瞬間的には北日本、35メートルです。
暴風の警戒の時間帯です。
東北地方は、あすの明け方にかけて警戒をしてください。
そして北海道ですが、あす、さらにはあさってにかけてと、長い期間、大荒れとなるおそれがあります。
身動きが取れないほどの猛吹雪となったり、また、交通機関への影響も大きくなるおそれがあります。
慎重に行動してください。
ではあすの各地の天気です。
北陸や長野から北海道にかけての日本海側を中心に雪でしょう。
北日本は太平洋側も雪が降る見通しです。
西日本、天気は下り坂でしょう。
午後は雨の降る所がありそうです。
では3時間ごとの天気。
2014/02/16(日) 19:00〜19:30
NHK総合1・神戸
NHKニュース7[二][字]

▽いよいよジャンプ 男子ラージヒルで葛西は 【キャスター】小郷知子,【サブキャスター】佐藤龍文,【気象キャスター】寺川奈津美

詳細情報
出演者
【キャスター】小郷知子,【サブキャスター】佐藤龍文,【気象キャスター】寺川奈津美

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