真相報道 バンキシャ! 2014.03.16

皆さん、こんばんは。
真相報道バンキシャ!です。
さて、拉致被害者、横田めぐみさんの両親、滋さんと早紀江さん夫婦が、今月10日から14日にかけて、モンゴル・ウランバートルで、めぐみさんの娘、キム・ウンギョンさんと面会していたことが分かりました。
横田さん夫妻にとって念願だったウンギョンさんとの初めての面会。
まずは速報でお伝えします。
これは2002年に北朝鮮で撮影された映像。
当時15歳だったキム・ウンギョンさん。
1977年、当時13歳で北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの娘だ。
めぐみさんの両親で、ウンギョンさんの祖父母に当たる横田滋さん、早紀江さん夫妻。
今月10日から14日にかけて、ウンギョンさんとモンゴル・ウランバートルで面会していたことが明らかになった。
お父さんは会いたいっていう気持ちはありますけど、会いたいよね。
会いたいと思うのはみんな一緒ですけど、やっぱりちょっと最初の親のことがきちっと分からないと、それは動かないほうがいいと思ってます。
めぐみさんの安否の再調査に影響が出る可能性もあるとして、ウンギョンさんとの面会に慎重な姿勢を取ってきた横田夫妻。
だが最近は、拉致問題が進展しないことに焦りも見せていた。
こういう解決のされない、生殺しのような状況が、何十年も続くっていうのはね、本当にどういうことかなと思いますよね。
なんの効果も出てないわけですからね、もうそろそろ戦術を変えなかったらね、だめだと思いますね。
めぐみさんの夫とされるキム・ヨンナムさんも同席したというモンゴルでの面会。
実現した背景には何が。
バンキシャが取材したのは、民主党政権時代に北朝鮮の労働党幹部と交渉に当たった城島光力前財務大臣。
2010年から2012年にかけて、計4回、水面下で、あるいは極秘でっていうんでしょうか、交渉をしました。
これは2011年8月の交渉の内容を書きとめたノート。
そこには、横田夫妻訪朝の文字が。
当時から北朝鮮側は、横田夫妻とウンギョンさんとの面会を提案していたという。
だが、城島氏によると、このときは、北朝鮮のミサイル発射や、政権交代の影響で、交渉が頓挫したという。
そして今月3日、1年半ぶりに再開された日朝赤十字会談。
これに合わせて行われた、両政府による非公式協議で、第三国のモンゴルで面会することが合意された。
なぜこのタイミングで面会が実現したのか。
一つは、孫に会いたがってる横田夫妻が高齢になってきているということがあります。
そしてもう一つは、やはり安倍政権にとって、中国、韓国との関係が、なかなかうまくいかない中で、北朝鮮問題というのは、取って置きのカードなんです。
官邸関係者も、拉致問題を少しでも前に動かしていきたいと話しています。
拉致被害者家族会代表の飯塚繁雄さんは。
拉致の問題が進展しない中で、いろんな面で焦りとかね、年齢とかを感じながら、たぶん、あったと思うんですね。
横田滋さん、早紀江さん夫妻は、支援団体に対して、今の段階でお話できることはないので、今は静かに体を休ませてほしいと話しているという。
なお日朝関係筋によりますと、ウンギョンさんはキム・イルソン総合大学を卒業後、政府系の研究機関に就職しました。
現在は20代後半、さらに結婚もし、2歳の女の子の母親となっているということです。
そして、最愛の父を突然失って6日。
吉田沙保里選手が挑んだレスリング女子ワールドカップが、つい先ほど、終了しました。
父への決意を胸に、吉田選手はどんな戦いを見せたのでしょうか。
きょう、女子レスリングのワールドカップ決勝。
相手は強豪、ロシアだ。
しっかりと前を見据えて入場した、吉田沙保里選手。
その手には、父、栄勝さんの遺影が大切に抱えられていた。
火曜日、くも膜下出血で突然命を落とした父、栄勝さん、61歳だった。
その死から僅か5日、決勝の舞台に立った吉田選手。
53キロ級日本代表は日本のエース、吉田沙保里です。
さあ、吉田が父にささげる6分間です。
父と共に戦った試合。
その結果は。
おととい、吉田選手の父、栄勝さんの告別式。
大好きだよ。
ありがとう!
お父さんがレスリングやってたから、こうやって私もここまでなれたとか、いろんな話をして。
オリンピック3連覇もできたし、国民栄誉賞までもらうことができて、ありがとう、本当にありがとうっていうことを。
試合終了!日本、吉田、金メダル!2大会連続の金。
すべてをはねのけた3連覇!
オリンピック3連覇を成し遂げた吉田沙保里選手。
その直後、父、栄勝さんに駆け寄り、肩車をした。
これは18年前の映像。
全日本選手権で優勝経験もある栄勝さんが、竹刀を手に指導する姿が。
中でも吉田選手の武器、鋭いタックルは、特にこだわって教えていたという。
父の指導の下、最強女王となった吉田選手。
その父を失った直後のワールドカップだったが。
お父さんは、ずっとレスリング一本で、なんでもレスリングを優先にしてきた人なので、このワールドカップは、出場します。
告別式を終え、直行した都内の練習場。
共にオリンピックを戦った、浜口京子選手が駆け寄り、肩を抱く。
気丈にふるまう吉田選手。
海外の選手たちも、励ましの声をかけた。
練習不足を補うため、後輩たちと調整する吉田選手。
その姿を栄勝さんが、しっかりと見守っていた。
こうして迎えたきょうの決勝。
父を亡くしてからきょう、まだ5日。
いわゆる初七日も過ぎていません。
ただ、そんな中、戦うときはマットに集中するんだ、父の教えを忠実に守る娘の姿があります。
53キロ級日本代表は、日本のエース、世界14連覇、吉田沙保里です。
父と共に。
さあ、吉田が父にささげる6分間です。
さあ、相手のタックルを切って、ここからバックに回れるか。
ガブッたあとの吉田選手は動き、止めないですからね。
動き続ける、攻め続ける、これがお父さんから教わった吉田のレスリングです。
上達してきましたよ、この組み。
相手を崩した、いった、倒せるか?倒した!ホールいく!
ここは入りましたね。
ここで4点。
父から教わった攻めのレスリング。
第1ピリオドでは、ポイントを大きくリードした。
続く第2ピリオドも。
オリンピック3連覇、さあ、相手のバックを取った、足を取る、フォールにいく、フォールいく!また吉田に追加点、4点入りました、8対0。
そして。
ここで相手をはいつくばらせて、2点取りました。
テクニカルフォール勝ち。
これが父の情熱と、娘の努力で磨き上げた吉田の攻めのレスリング。
見事に天にささげる勝利!
父を亡くして5日。
その父と共に挑んだワールドカップ。
吉田選手の思いをつないだ日本は、強豪ロシアに全勝。
優勝を果たした。
試合後、父の遺骨を持って表彰台に上がった吉田選手。
自分の父も一緒にマットの上で戦ってくれたこと、本当に心強くて、胴上げされてるときに、父にやったよと、勝ったよということを心の中で思っていました。
父の教えてくれた攻めのレスリング、タックルというのを大事にしながら、これからも頑張っていきたいなと思います。
ではここでこよいのご意見番をご紹介いたします。
まずはバンキシャ初登場、作家の島田雅彦さんです。
こんばんは。
そしておなじみの河上さんです。
河上和雄さんです。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
さあ、島田さん、悲しみに暮れる中、試合に臨んだ吉田沙保里選手、その決意、どうご覧になりましたか?
この親子はほとんど一心同体でずっとワールドカップ、オリンピック勝ち抜いてきたわけですよね。
それで前回のロンドンオリンピックの肩車、すごい印象に残ってますけど、まあある意味、ものすごいお父さんの最高傑作なわけですけれども、今回の試合ぶりを見てて、お父さん亡くなって、これでまた独り立ちの証明はした感じがしますね。
そうですね。
河上さん、いかがでしょう?
すごいね。
ひと言だな。
かっこよかったですね。
まあね。
お母さんがあまり出てこないのはどうなんだろう?
どうなんでしょうね。
いろいろあるのかも知れませんが。
それでは続けてまいりましょう。
消息を絶って9日。
マレーシア航空機の捜索は、これまでに15の国や地域が参加して続けられていますが、いまだ手がかりは見つかっていません。
こうした中、きのう、マレーシアのナジブ首相が、機体が何者かによって通信手段を遮断されて進路を変え、6時間以上、飛行した可能性があることを明らかにしました。
事件に巻き込まれた疑いが浮上したマレーシア航空機。
果たして。
きのう、バンキシャはマレーシア・クアラルンプールの空港へ。
消息を絶ったマレーシア航空370便と同じ時間の飛行機に搭乗した。
機体は同じボーイング777ー200。
お客さんの入りは、8割といったところでしょうか。
午前0時35分、北京へ向け出発。
離陸から10分後、シートベルトの着用サインが消えた。
機内食はツナサンド。
午前1時半、現在マレー半島の東側を航行していると表示されています。
乗客は皆、それぞれゆっくりと機内の時間を過ごしています。
ちょうど1週間前のこの時間、1機の航空機がレーダーからこつ然と姿を消した。
マレーシア航空370便。
今月8日午前1時30分ごろ、乗員・乗客239人を乗せ、消息を絶った。
その後、海面の油や航空機の部品らしき破片が見つかったが、いずれも370便とは無関係だった。
事故なのか、それとも事件なのか。
きのう、マレーシアのナジブ首相は会見で、事件の可能性があることを示した。
航空機に乗っていた何者かが、意図的に進路を変更させた。
木曜日、バンキシャはマレーシア・クアラルンプール郊外の空軍基地へ。
案内された先にあったのは。
C130輸送機が見えてきました。
捜索に参加する自衛隊のC130輸送機だ。
近くには、アメリカ海軍も。
この日は自衛隊も含め、12か国が消息を絶った370便の捜索に当たった。
今から自衛隊のC130輸送機に乗り込みます。
この日、マレーシアに到着したばかりの自衛隊。
この輸送機には、隊員14人が乗り込んでいた。
まもなく離陸します。
午後4時過ぎ、捜索活動へ。
自衛隊が担当する海域は、マレー半島の東側110キロにある南シナ海およそ1万平方キロの範囲だ。
マレーシア航空370便は今月8日、午前0時40分ごろ、クアラルンプールを飛び立ち、そのおよそ50分後の午前1時30分ごろ、南シナ海で管制レーダーからその機影が消えた。
自衛隊機が離陸してからおよそ1時間。
捜索海域に入った。
辺り一面海です。
大海原です。
すると、隊員がドアを開けた。
高度を600メートルまで下げ、目視での捜索が始まった。
370便の手がかりがないか、隊員たちは広い海面をひたすら見続ける。
そして、浮遊物を発見すると旋回し、近寄って確認する。
その作業を繰り返し行った。
だが、この日、手がかりになるものは発見できなかった。
捜索が行き詰まるなか、きのう、マレーシアのナジブ首相が緊急会見を開いた。
新しい情報によれば、衛星が最後に航空機の信号を受信したのは、マレーシア時間で、3月8日の午前8時11分。
これまで370便は、8日の午前1時30分ごろに、南シナ海で管制レーダーから消えたあと、45分後にマラッカ海峡でマレーシア軍のレーダーに捉えられていた。
だが、きのうの会見で、そのおよそ6時間後にも、衛星が信号を受信していたのだ。
信号は中央アジアのカザフスタン付近、もしくはインドネシアからインド洋にかけた海域で発信された可能性が高いという。
一体何が起きていたのか。
航空機に乗っていた何者かが、意図的に進路を変更させた。
370便が、何者かにハイジャックされた可能性があるというのだ。
実は、370便がレーダーから消える前、地上と交信するための装置が、意図的に切られていたという。
370便のACARSは、マレー半島の東側に着く直前に機能しなくなった。
その直後、マレーシアとベトナムの航空管制の間くらいで、トランスポンダーのスイッチが意図的に切られた。
トランスポンダーは、航空機の便名や高度などの情報をデータで地上に伝える装置で、コックピット内に設置されている。
トランスポンダーを切って、およそ6時間40分近くもレーダーに捉えられることなく飛び続けることはできるのだろうか。
全く不思議です。
しかしそんなことはありえないと思ってます。
トランスポンダーを切ってしまっていくと、例えばレーダーに映らなくなるとか、そういうことは?
それはないです。
レーダーと?
レーダーには映るんですけど、レーダーの映ってるその横にこの飛行機は何便で、高度今、どのくらいを飛んでて、スピードはどのぐらいで、どっち向いて飛んでますよというデータが出ないだけです。
航空機の便名などの情報を送っていたトランスポンダーの通信が切れてしまうと、レーダー画面に航空機の情報は表示されず、機影だけが映し出されるというのだ。
トランスポンダーを持ってない飛行機も結構飛んでるんで、それは、レーダーには機影は結構映ってたと思います。
レーダーに便名などの情報が表示されていなかったため、見過ごされてしまったのか。
切るっていうことを知ってる人っていうのは、どういう人だったら知ってますか?
整備関係、飛んでた方。
機長ですか?
機長。
ロイター通信によると、きのう、マレーシア当局が370便の機長の自宅に捜索に入ったという。
ナジブ首相は、ハイジャックの可能性も含め、あらゆる可能性を調べるという。
マレーシア当局は、搭乗していた乗員・乗客を捜査の対象にしている。
北京にいる乗客の家族たちにも、この情報は伝えられた。
家族が早く帰ってきてほしい。
マレーシア当局は、
この時間、スタジオには元全日空のパイロットで、航空評論家の前根明さんにお越しいただきました。
どうぞよろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
こちらは消息を絶ったマレーシア航空機の航路です。
マレーシア当局によりますと、現地今月8日午前0時40分ごろ、空港を飛び立った370便は、1時7分ごろに機体の状態を送信する装置が使えなくなり、その後、便名などを管制に知らせる無線信号機も使えなくなりました。
そしてその後、1時30分ごろには、機体は管制のレーダーから消え、その後、午前2時15分ごろに、マレー半島の西側で、軍のレーダーに捉えられました。
そしてきのうの新たな情報ですが、そのおよそ6時間後、午前8時11分、衛星が機体の信号を捉えたということなんですね。
早速ですが、前根さん、これまで分かってるこうした情報から、一体どんなことが考えられますか?
そうですね、ナジブ首相が出てきて、あそこまで言い切ったということは、なんらかの犯罪のにおいをかぎつけたというか、裏を取り始めたんじゃないかという感じを、印象を受けますね。
そうですか、そもそもレーダーに映らずに、およそ6時間も飛行するってことは可能なんですか?
十分に可能なんですね。
ですから飛行機を知り尽くしてる者であれば、飛行高度を落として、例えば1500とか3000メートルの高度で、海の上を飛行していけば、レーダーに映りませんね。
それは可能ということですか。
可能ですね。
機体が消えてから9日たちますけれども、どこかにこれ、無事着陸をしているってことは考えられますか?
そうですね、それが関係者一同の願いだとは思います。
そうでない可能性も含めて、もし墜落してるとしたならば、全くなんですか、痕跡が見当たらないということはあるんでしょうか?
そうですね、それはまずないですね。
ただ、ジャングルに不時着、もしくはクラッシュした場合は、結構痕跡が残らないんですよね。
もしジャングルだとした場合には。
ええ、発見が遅くなるということです。
なるほど。
この先、全容解明するために、重要なことはなんだと思われますか?
そうですね、やっぱり事実を積み重ねて、追いかけていく以外はないと思いますね。
例えば何かが発見されることによって、…。
おっしゃるとおりです。
何が発見されるべきでしょうか?そうですね、これからやはり、飛行機の位置を特定するような無線、もしくは信号を発信しているものが早く見つかってくれればいいというふうに思ってますけどね。
島田さん、今回のこの行方不明、どう見てますか?
最後に衛星とかで捉えられてからのコースっていうのが、インド洋と中央アジアって全く相反する方向に行ったというふうに推測されてますけど、最初はなんかテロの可能性とか、機長の自爆っていうか、自殺っていう説も聞きましたけれども、それがもしなされていたら、必ずどこかにクラッシュしていて、テロだったらなんにもない所に向かっていかないですよね。
生きてるとした場合に、海の上に不時着したのか、あるいは中央アジアですから、砂漠に不時着とかってこともあるんでしょうが、そういう所だったら人がいませんから、発見が遅れるっていうことはあるのかもしれませんけどね、ミステリーですね。
そうですね、河上さん、いかがでしょう?
分からない。
専門家が分からないんだから。
まあ確かにそうですね。
前根さん、仮に、これは仮にの話なんですが、仮に機長がハイジャック犯だったっていう事案はあるんでしょうか?
2件、私の知ってる範囲では2件ありますね。
いつごろですか?
99年の10月と、それから97年12月に起きてます。
そうだったんですか。
道連れの自殺でした、両方とも。
ということで、乗員・乗客も?
全員でした。
まあそうでないことを祈るばかりでありますが、全日空元パイロットの前根明さんでした。
どうもありがとうございました。
さあ、続いてはこちらです。
比較的簡単にできる新たな万能細胞として、世界を驚かせたSTAP細胞。
しかし、イギリスの科学雑誌に掲載された小保方晴子さんらの論文に、次々と疑惑が指摘され、おととい理化学研究所は、不適切な点があることを認めました。
単なるミスなのか、それともねつ造なのか。
そしてSTAP細胞は本当に存在するのか。
おととい、関西学院大学。
生殖細胞の研究をしている、関専任講師が見せてくれたのは。
再現実験で、弱酸処理したものと、してないもの。
関氏は、小保方さんの論文を見てすぐに、STAP細胞を作ろうと、3度も再現実験に挑んだというが。
STAP細胞はできなかったということが、この実験で分かりました。
その後、小保方さんの論文にさまざまな疑問点が、次々に浮上。
STAP細胞の存在に疑問を持った関氏は、再現実験をやめ、こうつぶやいた。
STAP細胞の実験を始めたときのワクワク感はなんだったんだろう。
もしかしたら、夢の若返りも目指していけるのではないかと考えております。
生物学の常識を覆す発見として、世界に衝撃を与えたSTAP細胞。
しかし、論文発表後、画像の切り貼りなど、さまざまな問題点が浮上。
海外メディアなども注目するなか、おととい、理化学研究所は中間報告を行った。
共同研究論文の作成の過程において、重大な過誤があったことは、甚だ遺憾であります。
一方で、さまざまな疑問点については。
完全にこれはねつ造ですねというのは、まだないのが、きょうの結果をお聞きいただいた現状です。
いわゆるミステイク。
調査委員会は、いくつかの問題について、現状では過失だと指摘しながらも、調査はまだ継続中とした。
過失なのか、それとも故意なのか。
小保方さんのデータ処理方法について、細胞学の専門家は。
これは完全に作法違反だと思います。
やってはいけないことです。
きのう、大阪大学。
細胞のメカニズムを解析する研究室に置かれていたのは。
遺伝子増幅装置です。
ここからの溶液の一部を、寒天の穴の中にこれ1番、2番って入れていく。
これはSTAP細胞とその親である成熟した細胞の関係性を示すため、小保方さんが行ったとされる実験。
STAP細胞や、親に当たる成熟した細胞、さらに万能性があるES細胞を注入し、電圧をかけ、細胞遺伝子の移動を見る。
この実験で得た画像を、小保方さんは論文に添付。
この画像には、どんな意味があるのか。
ES細胞の特性である万能性はここ、成熟した細胞の特性はこの場所に現れる。
STAP細胞は、この2つの特性を示しているため、成熟した細胞からSTAP細胞が生まれたことを示唆する重要な写真なのだ。
しかし画像には不審な点が。
画像解析に詳しい専門家に分析してもらうと。
こちらをちょっと人間にとって見やすいように、補正をかけることができます。
真ん中だけ少し不自然というか。
背景を明るくすると、真ん中のバンドの背景は、周りよりも暗いことが分かる。
この1枚の画像に、後からこの真ん中の部分だけを貼り付けたというような形かと思います。
これについて、小保方さんは調査委員会に対し。
小保方さんが画像の切り貼りをしたという説明をされました。
小保方さんは、切り貼り前も模様は出ていたが、薄かったので、条件が同じ別の実験のバンドを切り貼りしたという。
こうした行為は許されるのか。
細胞学の専門家たちは。
違うもののDNAパターンというのを一緒だと言って主張するのは、これは完全に作法違反だと思います。
やってはいけないことです。
さらに慶応大学の冨田教授も。
1回目にやった実験でよく出た部分と、2回目でやった実験のよく出た部分のいいところを足し合わせて、これが1回の実験の結果ですっていうのは、不適切だと思います。
小保方さんは、切り貼りについて、やってはいけないという認識がなかった。
申し訳ありませんと話しているという。
さらに、小保方さんの論文には別の疑問点も浮上している。
それはSTAP細胞がさまざまな細胞に成長したことを示す重要な写真について、これとよく似た写真が、小保方さんが早稲田大学大学院のときに書いた、STAP細胞とは別のテーマの博士論文に載っているのだ。
調査委員会は2つの論文の画像は、同一のものと確認した。
こうした画像は、ある特定の細胞が光るように、特殊な溶液を加え、撮影されたもの。
こちらを暗くして、こうなると緑色に光っている細胞だけが見えます。
小保方さんもこうした方法であの画像を撮ったと見られるが、なぜ画像を取り違えてしまったのか。
小保方さんは、調査委員会にこう説明している。
取り違えた説明は、血液細胞はどちらも英語でヘマトポエティックとわれわれ呼ぶんですけれども、ラベルがヘマトと書いてあって、紛らわしくて間違えましたというのが、小保方さんと笹井さんの説明でした。
今回、小保方さんはSTAP細胞をマウスのひ臓の血液細胞から作ったという。
一方、博士論文では、マウスの骨髄の血液細胞が使われていた。
両方で血液細胞、英語でヘマトポエティックという単語が共通しているため、実験の過程でラベルに略してヘマトと書いてしまい、混乱したという言い分だ。
この説明に対し、大阪大学の篠原教授は。
普通は研究っていうのは、間違いというのを極力抑える、恐れるんで、できるだけ間違いが、そういった単純ミスが起こらないように細心の注意を払って、いろんなものにラベルをつけたりします。
だから同じ名前を付けるなんていうのは普通はしません。
篠原教授が行っているラベルのつけ方を見せてもらうと。
Chr3って書いてありますよね。
これは染色体3の略語です。
その下には材料名と日付も記されていた。
肝となる実験ですから、この写真というのを取り違えるというのはありえないです。
もう正直、それを取り違えたっておっしゃってるんだったら、僕はちょっと信じられないなと。
精神的に不安定な状態だという小保方さん。
こちらは、今回のSTAP細胞の論文ではありませんが、小保方さんが2011年、早稲田大学大学院に提出した博士論文の冒頭部分です。
論文の一部が、アメリカの国立衛生研究所のこちらの文章と極めて似ていると指摘されています。
こちら、小保方さんの論文、およそ100ページのうち、赤くラインを引きました始めの20ページが、全く同じ記述となっています。
現在、早稲田大学は盗用に当たるのかも含め、詳しく調査しています。
なおビデオにも出ていただきました、大阪大学の篠原教授は、重要なことは生データを出させて議論すること、そうすることで本質に迫れるというふうに話しておりますが、島田さんは大学教授としても、論文を指導しているということですけれども、この問題、どうご覧になったんですか?
文系ですけど、こういうような明らかなコピペだったら、単位はあげられないですよね。
そうでしょうね。
河上さんはこの問題、いかがご覧になりましたか?
こういうことはやっぱり結構あるんじゃないですか。
博士号を取るとき、わりと簡単なんですよ。
大学にもよりますがね。
学科やね、専門にもよるんでしょうけれども。
チェック機能がかなり試されてる感じですね、今回の件は。
博士論文は今回の件とちょっと関係ないけれども、まず理化学研究所っていう権威があって、さらにはネイチャーですからね。
そうですね。
ネイチャーは結構、競争率激しいですからね、採用されるのに。
そうらしいですね。
そこを通ってるということで、まずは注目がばっと集まって、画期的な発見だということで、一応、みんなおだてましたけど、そのあと落としにかかって、おだて落としかな。
そして理化学研究所そのものにも批判が出ているようですが、河上さんはいかがでしょう?
よくある話でしょうね。
ハーバードの学者なんかがずっと強いこと言ってましたけど、あれ、どうなったんですかね。
どうなんでしょうね、ずいぶんと動きは弱まってるみたいですけれどモネ。
あの人は発案者でしょうけど、共同論文だから、共同著者がたくさんいますので、小保方さんだけがなんとなく責められてますけど、結構、共同責任はあると思いますね。
続いては上田さんのニュースコーナーです。
お伝えします。
ウクライナ南部のクリミアでは、ロシアへの編入の賛否を問う住民投票が行われています。
編入が承認されるのは確実な情勢です。
ロシアへの編入の賛否を問う住民投票は、日本時間の午後3時から始まりました。
中心都市シンフェロポリでは、クリミア自治共和国のアクショノフ首相も1票投じました。
クリミア自治政府によりますと、有権者はおよそ150万人で、投票率が50%以上で投票は成立します。
住民の6割はロシア系で、ロシアへの編入が承認されるのは確実な情勢です。
投票は日本時間のあす午前3時に締め切られ、早ければあす午前中にも大勢が判明する見通しです。
これに先立ち、国連の安全保障理事会は15日、住民投票を無効とする決議案を採決しました。
15の理事国のうち、アメリカやヨーロッパなど13か国が賛成しましたが、ロシアが拒否権を行使し、否決されました。
NNNがこの週末に行った世論調査で、安倍内閣を支持すると答えた人は49%でした。
おととし12月の第2次安倍内閣発足以来、初めて支持率が5割を切りました。
世論調査で、安倍内閣を支持すると答えた人は、前の月より2.8ポイント下がって49%となり、5割を切りました。
一方、支持しないと答えた人は、30.3%でした。
安全基準を満たした原子力発電所の再稼働については、支持すると答えた人が32%だったのに対し、57.7%の人が支持しないと答えました。
また原子力発電を安全性の確保を前提に、将来にわたって一定程度続けていく方針については、52.2%の人が支持しないと答えました。
結いの党の参議院議員、藤巻幸夫氏が昨夜、亡くなりました。
藤巻氏は昨夜10時過ぎ、出血性ショックのため亡くなりました。
54歳でした。
藤巻氏は2010年の参議院選挙で、みんなの党から比例代表に出馬し、2012年の12月に繰り上げ当選、その後、結いの党に移りました。
藤巻氏の死去により、みんなの党の田中茂氏が、繰り上げ当選となる見通しです。
以前、ご意見番としてもお越しいただきました。
2014/03/16(日) 18:00〜18:55
読売テレビ1
真相報道 バンキシャ![字]

バンキシャ!は毎週、注目を集めている事件・出来事について、他にない切り口で検証を加える番組です。今週もスタッフは各地に飛び、ただいま取材中。ご期待ください。

詳細情報
番組内容
真相報道バンキシャ!は福澤朗と夏目三久がお伝えする〈新型〉報道番組。日曜の夜、その1週間の起きた出来事について視聴者の方に「なるほど、そういうことだったのか」と言っていただける番組づくりを目指しています。取り上げるのは、事件・事故・政治・経済からスポーツまで、硬軟とりまぜ幅広く。ニュースの新しい見方をご提供いたします。番組への情報、ご意見は番組HPまでお寄せください。
出演者
【MC】
福澤朗
夏目三久
【ゲスト】
河上和雄(元東京地検特捜部長)
島田雅彦(作家)
番組ホームページ
http://www.ntv.co.jp/bankisha/

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ニュース/報道 – 定時・総合
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