(サザエ)サザエでございます。
・「お魚くわえたドラ猫」・「追っかけて」・「はだしでかけてく」・「陽気なサザエさん」・「みんなが笑ってる」・「おひさまも笑ってる」・「ルールルルルルー」・「今日もいい天気」・「買い物しようと街まで」・「出掛けたが」・「財布を忘れて」・「愉快なサザエさん」・「みんなが笑ってる」・「小犬も笑ってる」・「ルールルルルルー」・「今日もいい天気」
(マスオ)あ〜あ女の長電話。
(波平)うん。
もしもし森さんですか?えっ間違い?どうもすみませんお食事中に。
あっおかず何ですか?アハハハあれ私も大好物!間違い電話であの長さ。
(カツオ)一人暮らしのお年寄りにかかったんだって。
(波平)えっ。
母さんあしたのお昼いなりずしを作らない?父さんたちもお休みだし。
(フネ)それはいいけど何で急に。
今の間違い電話のおばあちゃんに届けてあげるのよ。
あっそれはいいや。
昼を食べずに待ってるように言ったのかい?もちろん。
そりゃ喜ぶだろう。
カツオが届けてあげるといい。
(ワカメ)私も行く。
(タラオ)僕もで〜す。
(カツオ)行くのは構わないけど近くなんだろうね?えっ近くって…。
あ〜!びっくりするじゃないか。
そんな大声出して。
どこに住んどるのか聞き忘れたんじゃあるまいな。
名前は聞いたんだろ?うちの名前と電話番号は教えたんだけど。
じゃ相手のことは何にも聞かなかったのかい?そうみたい。
(マスオ)そうですか一人暮らしではない。
失礼しました。
似た番号にかけてみたんだがみんな違うみたいだよ。
ああ〜どうしよう。
うちの番号を知ってるんなら「いなりずしが届かない」って催促してくるかもしれないよ。
バカを言うんじゃない!出前を取ったんじゃあるまいし。
こうなったら最後の頼みだ。
(花沢の父)おいなりさんが好きな一人暮らしのおばあちゃんというだけではね。
(花沢)他にヒントはないの?お昼のおかずはコロッケだったみたいで…。
(花沢)そんなことヒントにならないわよ。
あっそうだ!おいなりさんが好きだってことは自分でも作るんじゃないのか?さすが父ちゃん!
(花沢の父)うん。
油揚げを買いに来るおばあちゃんは大勢いるからね。
しょっちゅう買いに来るおばあちゃんとかいませんか?そのおばあちゃんは一人暮らしなんです。
そう言われてもね。
ハァ…私ってどうしてこんなにそそっかしいのかしら。
誰にでも間違いはあるさ。
間違い過ぎよ。
・
(タラオ)お電話です。
もしかしたら…。
・あっ。
母さんあのおばあちゃんじゃないの?ううんそれが出る前に切れちゃってね。
きっとおばあちゃんよ!どうしてすぐ出なかったの。
そんなに何回も呼んでなかったじゃないか。
夜遅いから長く呼ぶのは失礼だと思ったんだろう。
まだ9時前よ。
・あっ!もしもしおいなりさんのおばあちゃんですね?・
(ノリスケ)ハハハハ!いなりずしじゃなくて「のり巻き」の方ですよ。
忙しいんだから下手な冗談言わないで。
そうだちょっと前に電話しなかった?ええよく分かりましたね。
何ですぐに切っちゃったのよ。
くしゃみが出そうになったんでね。
で何かあったんですか?
(波平)何ノリスケが来るだと?ぜひ相談に乗りたいって言うのよ。
ハハハ目的はこれじゃないですか?とんでもないやつだ。
(タマ)ニャ〜ニャ〜。
あ〜!また大声出して。
そういえばおばあちゃん猫を飼ってるんですって。
猫もお年寄りだって言ってたわ。
いなりずしが好きで猫を飼っているおばあちゃん。
それだけでは手掛かりにならんだろ。
・
(ノリスケ)じゅうぶんなりますよ。
ノリスケ。
(マスオ)早いね。
すみません寒いところを走ってきたんで熱かんを1本。
(フネ)はいはい。
猫が何で手掛かりになるの?あした分かるよ。
おじさんタマを借りますよ。
タマをどうするんだ。
タマはどこも悪くないのに。
健康診断だよ。
(タマ)ニャ〜。
ホントに見つかるかしらおばあちゃん。
ノリスケさん自信満々で出ていったけどね。
ノリスケのやつタマを警察犬代わりにしおって。
見つかるかしら。
(タラオ)見つかるです。
・
(ノリスケ)ただいま!
(ワカメ)帰ってきたわ。
タマは健康そのものだそうですよ。
ほら。
(タマ)ニャ〜ン。
獣医さんに連れてったの?何でそんなことしたの?おいなりのおばあちゃんが年寄りの猫を飼っていると聞いて。
それで動物病院なのね。
ええ獣医の先生がいなりずしを持ってきてくれたおばあちゃんをご存じだったんですよ。
カツオ君が今迎えに行ってまして。
お待たせおばあちゃんをお連れしました。
(梅子)失礼します。
この方が…。
あっ例のそそっかしい姉です。
ああ…。
おいしいこと。
(波平)それにしてもよく分かったもんだ。
(ノリスケ)編集者の勘ですよ。
申し訳ありません娘がご住所やお名前を伺わなくて。
見ず知らずの私にあんなに話し掛けていただいて。
その気持ちだけで十分ですよ。
お寂しいときはいつでも電話をしてください。
姉の趣味は長電話ですから。
カツオ!一人暮らしの年寄りの一番のごちそうは話し相手なんですよ。
じゃあ今日はすごいごちそうですね。
ええ食べきれないくらい。
私も電話していいですか?
(タラオ)僕もするです。
おやおやありがと。
僕も積極的にかけるようにします。
カツオは何で張り切っとるんだ。
アハハハ!おばあちゃんは小学校の先生だったからですよ。
さては宿題でも聞くつもりだったのね。
ずるいお兄ちゃん。
いやほんの参考意見を伺おうと…。
・
(花沢)ごめんください!
(カツオ)うん?花沢さん。
磯野君見つかったんですって?おいなりさんのおばあちゃん。
もう知ってるの?磯野君が知らないおばあちゃんと歩いているのを見たって言う人がいるのよ。
花沢さんも上がって。
(花沢)いいんですか?《ああうるさいごちそうが1人増えた》学校の先生ですか。
宿題は教えてもらえないみたいだよ。
それよりも父ちゃん連れてこなくてよかった。
何か不都合でも?うちの父ちゃん学校の先生が大の苦手なんです。
まあまあ。
(一同)ハハハハ!ニャ〜。
裏の奥さんが「力仕事の手を貸していただきたい」ってよ。
駄目だ〜平凡だ。
う〜ん。
「もう間に合いました」って。
え〜。
(マスオ)あ〜!やっちゃったよ。
(穴子)そりゃ目立つな。
午後から取引先の人がみえるのに。
近くに安くていい店があるぞ。
(マスオ)昼休みに買いに行くか。
財布のひもをきっちり締めていけよ。
はあ?どれにしようか…う〜ん。
・
(店員)サイズはそちらでよろしいですか?は…はい!よろしいです。
今でしたら3枚買えば3割引きですのでぜひ。
はあ…。
お客さまにはこのネクタイもぴったりですよ。
そ…そうですか?《穴子君が言っていたのはこういうことだったのか》《まずいなこの前…》《ねえこのバッグすてきじゃない?》《似たようなの持ってるじゃないか》《ポケットのところが違うのよ》《無駄遣いはよくないよ》《ハァ…残念》《サザエにはとても言えないよ》ただいま〜。
(4人)おかえりなさ〜い。
マスオ兄さん葉っぱが付いてるよ。
あ〜!葉っぱなんてどこで付いたんだろうね。
・マスオさん。
ああっ。
どうしたの?ちょ…。
ちょっと夜風に当たろうと思ってね。
こんな寒い中?う…うん。
ねえ後ろに何かあるの?あっ何もないよ。
あれ?こんな所に長くいたら風邪ひいちゃうわよ。
う…うん。
う〜ん。
マスオ兄さん。
(マスオ)ん?危険なにおいがしたからね。
ありがとうカツオ君このことは…。
わが家の平和のために秘密にしておくよ。
お礼に今度ごちそうするからね。
お気遣いなく。
《うちに隠しておくのは危険だからな》あっノリスケ君。
うわっ!あらごめんなさい。
いいんですいいんです構いませんよ。
えっ!?君はいったい何の関係があるんだ!
(ノリスケ)ああ…。
う〜ん僕に預けるのは危ないですよ。
どうしてだい?うちじゃ必ずタイコに見つかっちゃいますからね。
そうなるとサザエにも筒抜けか。
まったくマスオさんは美人に弱いから。
君だって人のことは言えないじゃないか。
あっエヘヘヘ。
(イクラ)ア〜ン!
(ノリスケ)ああイクラ!よ〜し痛いの痛いの飛んでけ!ア〜ン!
(マスオ)イクラちゃん。
痛いの痛いの飛んでけ〜!
(イクラ)ア〜ン!
(マスオ)ああ…。
(ウキエ)どうしたんですか?あらケガしたのね。
痛いの痛いの飛んでけ〜!あれ?ほ〜らもう痛くない。
ハイハ〜イ!ハァ…イクラも奇麗なお姉さんの方がいいんだな。
(マスオ)カツオ君これもうしばらく頼むよ。
答案を隠す苦労に比べればお安いご用だよ。
(マスオ)あ痛たたた…。
まあマスオさん大丈夫?誰だ?こんな所に置いて。
危ないじゃないか!すみません。
(マスオ)あっ。
いえいえ乗りやすそうな自転車ですね。
まあ!もう奇麗な人に弱いんだから!ハァ…。
(穴子)おはようフグ田君。
どうしたんだいその顔!昨日家内と歩いていたら例の店の店員とばったり会っちゃってね。
《こんにちはそのセーターよく似合ってらっしゃいますね》《ええ!ええ…おかげさまで》《いつもたくさん買っていただいてありがとうございます。
またいらしてくださいね》
(穴子夫人)《洋服やネクタイがやたら増えたと思ったらそういうこと》《ち…違うんだ!》《これには深〜い訳が…》《どんな訳か帰ったらじっくり聞かせてもらおうかしら》フグ田君も気を付けた方がいいよ。
う…うん。
(カツオ)大変だよマスオ兄さん!え…どうしたんだい?紙袋が見つかっちゃったんだ。
何だって!?ただいま。
おかえりなさい。
穴子さんの奥さんから聞いたわ。
すまないサザエつい買い過ぎちゃって。
もうマスオさんったら。
でもこれでおあいこね。
うん?どういう意味だい?実は私も安くなってたから買っちゃったの。
え〜君もかい?相談しないでごめんなさい。
僕も無駄遣いしちゃったしな。
ウフフフどうかしら。
よく似合ってるじゃないか。
あら〜ん。
マスオ君そんなに美人だったのか。
お父さん!
(せきばらい)いやちょっと聞いてみただけだ。
ホントうちの男たちは美人に弱いんだから。
マスオ兄さんお姉ちゃんの無駄遣い怒らなかったの?あのバッグサザエによく似合っていたからね。
マスオ兄さんが一番弱いのは姉さんなんだね。
カツオ君!ママが一番です。
まあ一番美人だなんて照れちゃうじゃないの。
(カツオ)別に姉さんが美人って言ってるわけじゃ…。
何か言った?
(カツオ)いえ何も。
男って美人に弱いよ。
(マスオ)そうだね。
わ〜!すげえ美人!ほ〜ら。
おじいさん!
(ワカメ)左側よ。
(ミユキ)右側よ。
左よ!
(ミユキ)右よ!車は左人は右だよ。
お内裏さまのことよ。
(警察官)えっ?お内裏さまは向かって左ね。
でも関西の方では右に飾る所もあるって聞いたよ。
そうなの?知らなかったわ。
あっ破れてる!この人形もずいぶん古いからね。
すぐに直してあげるわ。
私がやってもいい?うん?ハァ…こんなに大変だなんて。
あ〜まだワカメには難しかったかしら。
大丈夫よワカメ母さんが直してあげるから。
(ワカメ)お母さんごめんなさい。
うん?何だ?これは。
(ワカメ)あれ?五人ばやしの太鼓のばちがない!
(波平)うん!?ばちだと?すまなかった。
気にしないでお父さん落としちゃった私が悪いの。
でもばちが1本だけないってのもね。
ひな祭り友達呼ぶんでしょ?なくても誰も気付かないと思うけど。
あ〜ん。
うん?代わりにこれでいいんじゃない?お兄ちゃん。
あしたにでも出てくるかもしれないよ。
僕が見つけてあげるです。
ありがとうタラちゃん。
認め印お願いします。
は〜い。
認め印はお父さんの机の引き出しの中よ。
あっそうだった!あ…早くお願いします。
・すみませ〜ん!ハァハァ…。
よっと。
ありがとうございました。
ご苦労さま。
フゥ…よしやっと元に戻ったわ。
姉さん僕の辞書知らない?辞書?どうしてこんなときだけ勉強するのよ!了解遊びに行ってくるよ。
待ちなさい!あっあっ!う…。
姉さんありがとう。
ハァ…。
フゥ終わったわ。
ちょっといいかい?うん?何してるの?大変そうだからね飾り台を作ってあげるよ。
ホント?夕方には完成させるから人形を移動しておいてくれるかい。
え〜!ハァ…もっと早く言ってよ!
(店員)申し訳ありません。
当店ではばちだけの販売はしておりませんで…。
そうですか。
《う〜んやはり自分で作るしかないか》うん?おっ。
こちらの枝頂いてもよろしいかな?どうぞどうぞ。
何に使うんです?太鼓のばちに。
ばち?よ〜しやるぞ!僕も手伝うです。
(マスオ)ありがとう。
でも危ないからね離れてパパを応援してくれるかい?応援するです!フンッ!あ痛たたた…。
(マスオ)申し訳ない。
ハァ…しょうがないわね。
(波平)ただいま。
お父さんお茶が入りましたよ。
ああそこに置いておいてくれ。
何か作ってるんですか?うん?まあな。
ふ〜ん。
・
(ふすまの閉まる音)フフッ。
ブ〜ンブ〜ン。
(物音)
(タラオ)ん?ワカメお姉ちゃん。
(ワカメ)どうしたのタラちゃん。
(波平)よしこの出来ならば。
・
(ふすまの開く音)お父さんお父さん!
(波平)うん?見て!ばちが見つかったの。
畳の隙間に落ちてたの。
(波平)ん!?
(タラオ)僕が見つけたです。
おおそうか。
ならわしが捨てたのは本当にごみだったのか。
ごめんなさい私がもっとちゃんと捜せばよかった。
見つかってよかったじゃないかさあ人形に持たせてあげなさい。
うん行こうタラちゃん。
(タラオ)よかったで〜す!・
(ふすまの閉まる音)う〜ん…。
う〜ん。
どうしたの?お姉ちゃん。
少しね台の高さが揃わないのよ。
・
(ふすまの開く音)・お邪魔するわよ。
うん?何してるの?あの辞書の代わりがどれもしっくりこないのよ。
この漫画借りていい?駄目だよこの後に読むんだから。
じゃこれは?それは中島に返すんだ。
分かったよこの辞書使っていいから。
枕に使ってたの?これが一番読みやすい角度になるんだ。
まあ!何金づちで指を?そりゃ痛かったろう。
面目ありません。
でも私お姉ちゃんが作ってくれるこの飾り台も好きよ。
お父さんこれお願い。
おお任せなさい。
うん?このばちは…。
あっすいません。
さっきお父さんが作っているのが見えたんで。
お父さんすてきなばちをありがとう。
ああ。
(マスオ)よ〜しこれで全部だね。
みんなありがとう。
友達もみんな絶対に喜んでくれるわ。
あしたはひな祭りか楽しみだな。
おすしひし餅ひなあられ。
食べ物ばっかりじゃないの。
(一同)アハハハハ!
(ミユキ・スズ子)こんにちは!いらっしゃい。
・
(ミユキ)わ〜奇麗!・
(スズ子)ホント。
(カツオ)あっひし餅だ。
フフフフ。
・
(足音)
(カツオ)あっ。
(サザエ・フネ)うん?
(カツオ)ううう…うん?オホホホホ!おばちゃんはおひなさまみたいだって?そうです。
光栄だわ。
いつもおんなじ着物着てるです。
えっ!うわ…。
・「大きな空をながめたら」・「白い雲が飛んでいた」・「今日は楽しい今日は楽しい」・「ハイキング」・「ほらほらみんなの」・「声がする」・「サザエさんサザエさん」・「サザエさんはゆかいだな」さーて来週の『サザエさん』は?
(カツオ)カツオです。
庭にカエルがいたんだ。
手に載せて遊んでたらそれを見た姉さんが悲鳴を。
クフフ。
姉さん撃退用に飼っちゃおうかな。
さて次回は…。
来週もまた見てくださいね。
2014/03/02(日) 18:30〜19:00
関西テレビ1
サザエさん[字]
▽迷子のおいなりさん
▽ひな人形がそろうまで
▽男の買物
詳細情報
番組内容
アニメ『サザエさん』が生まれたのは、昭和44(1969)年10月5日、フジテレビで第1回が放送されたのがはじまりです。番組開始当初は、ドタバタ喜劇の色合いが濃く、画風も現在のものとは、かなり異なっていました。
いつも暖かさと楽しさと、そして平和な家族の代表のように、誰からも愛され、親しまれている“いい家族サザエさん”
常に豊かでほのぼのとしたアニメ『サザエさん』をお茶の間にお届けします。
出演者
サザエ: 加藤みどり
カツオ: 冨永みーな
ワカメ: 津村まこと
タラ: 貴家堂子
フネ: 麻生美代子
マスオ: 増岡弘
波平: 茶風林
ほか
スタッフ
【原作】
長谷川町子
ジャンル :
アニメ/特撮 – 国内アニメ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 1/0モード(シングルモノ)
サンプリングレート : 48kHz
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