(一同)ありがとうございます。
月に1度の「福島をずっと見ているTV」。
この日箭内さんは南相馬市にある一軒家を目指していました。
東電福島第一原発通称1Fから北へおよそ21km。
畑の中にぽつんと建っていた一軒家。
(箭内)お邪魔します。
ある作業員さんの部屋を見せてもらいました。
お邪魔します。
原発で働き始めて2年。
ずっとこの4畳半で暮らしています。
北海道出身。
箭内さんがこの社員寮にやって来たのは原発で働く下請け孫請けの人たちにどうしても直接話が聞きたかったからです。
その訳は?去年12月私たちはその中の取材が許されました。
デジタルカメラを持ち込んだ箭内さんは感じたままに写真を撮りました。
それは…箭内さんが1,000枚近く撮った写真の中の一枚です。
原発に向かう作業員を乗せたバス。
顔を写してはいけない事になっていたのに思わずシャッターを押してしまいました。
何だろうな。
なんかこう…その無言の訳作業しながら感じている事。
あの時聞けなかったたくさんの事を聞くためにいろんなルートをたどって集まってもらったのは東電からすると2次下請け3次下請けに当たる4つの会社7人の作業員でした。
21歳?
(長谷川)はい21歳です。
誰も知らないです。
はい。
どうですか?太田さん。
東京電力の2次下請けの会社を経営する社長さんです。
木さんは?やっぱりあの…。
じゃあ菅野さんにも伺ってよろしいでしょうか?その奥様が菅野さんに…新婚2年目の佐藤治也さんの家族も思いは複雑です。
一方福島県内でよく見かける線量計の単位は1,000分の1のマイクロシーベルト。
しかし…作業員の仕事は自分や同僚の被ばくをできるだけ少なくする事に配慮しながら進められます。
防護服に身を包むのはそのためなのですがそれが作業環境をより過酷にもしています。
第一原発で働く作業員の拠点施設Jヴィレッジ。
午後になると仕事を終えた作業員たちが続々と戻ってきます。
「作業員の生の声を聞きたい」。
私たちの取材はここで声をかける事から始まりました。
この時の取材で顔を出してテレビに出てもいいと言ってくれたのが長谷川侑起さんです。
そうですそうです。
VTRでも少し話も出たりそのあと…どうでしょうねこれは…。
私たちは今回の取材中に出会ったある作業員からいわゆる「危険手当」の明細書を見せてもらう事ができました。
この人の場合1日1万円の手当が2012年2月からは5,000円に減額されています。
理由は説明されなかったそうです。
2013年の9月からは原発内の働く場所によって手当の額が変わるケースも出てきました。
また他のとこは…だからその…。
ただ私らは…そうなんですね。
だからもちろんその…でも逆にそれを…もしあの…ほんとにこういう…そうなんですね。
(一同)ありがとうございました。
2014/03/02(日) 15:24〜15:50
NHKEテレ1大阪
福島をずっと見ているTV・選 vol.33「箭内さん、原発へ行く」(後編)[字]
前回、福島第一原発で黙々と働く作業員の姿を目の当たりにした箭内さん。彼らはどんな思いを抱えて作業にあたっているのか?今回、原発作業員の生の声に耳を傾ける。
詳細情報
番組内容
取材拒否が繰り返された中、新米からベテランまで7人の原子力発電所の作業員が、顔出しで箭内道彦さんと語り合うことを了承! 実際に現場で働く人にしか語れない、過酷な労働環境が明かされる。防護服を身にまといながらの作業はトイレもままならない。そんな状況で思わずとった苦肉の策とは!? 今、福島第一原発の現場には何が足りないのか? 改善するためにはどうすればよいのか? 作業員のみなさんと一緒に考えていく。
出演者
【司会】箭内道彦,【語り】相沢舞
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32721(0x7FD1)
TransportStreamID:32721(0x7FD1)
ServiceID:2056(0×0808)
EventID:17661(0x44FD)