和風総本家「世界で見つけたMade in Japan」 2014.02.16

旬の魚が大好きな豆助
豆助きょうのお魚は今が旬のアレよ
その魚とは?
それは…見た目や習性が鮎に似ていることから鮎に並ぶと書く魚
そう…「鮎並」
その鮎並をもっともおいしくいただけるひとつが…
細かく包丁を入れダシの中で花を咲かせた…
「日本人でよかったぁ〜」心からそう思わせてくれるこれぞ旬の味…
あなた〜!できたわよ
日本っていいなぁ
和風総本家のお時間です
MadeinJapanを求め向かったのはアメリカ合衆国
カリフォルニア州の北部に位置する西海岸を代表する都市のひとつサンフランシスコ
19世紀半ばのゴールドラッシュで栄えた街は今では世界有数の観光都市としてにぎわっています
そのため…
新鮮な魚介が豊富
そんなサンフランシスコの名物は貝がたっぷり入った濃厚なクラムチャウダー
ハイシーズンの夏には1日5千個も売れるんだそう
穏やかな天気と海の幸に恵まれたこの街のMadeinJapanとは?
早速聞き込みを開始
さらにこんな答えも…
日本の文房具がサンフランシスコで使われているんですね
街の画材店をのぞいてみるとそこにもMadeinJapanが…
並んでいたのは日本ではおなじみの書道で使う「墨汁」
サンフランシスコの人たちが書道をたしなむのでしょうか?
筆や硯も色々とそろっていますが…
伝統の墨絵が遠く離れたアメリカで芸術を志す人々に注目されているのです
こちらは銀座に本店を構える日本の老舗文房具店のサンフランシスコ店
日本をはじめ世界の文房具を扱っています
なかでも人気商品のベスト3はすべて日本製のものだと言います
そんな日本製の文房具のなかでも伝統ある品物が海を渡っていました
Hello!Hello!
こちらのお宅にその文房具があるというのですが…
サンフランシスコの閑静な住宅街で出会った…
(スタッフ)これがメイドインジャパンですか?
(スタッフ)あ〜!キレイ!
それはアメリカでも多くの人々に愛用されているMadeinJapan
ここで日本人のあなたに質問
アメリカ…
それは東京で作られていました
何を作っている職人さんでしょうか?
次の2つの鍵をヒントにお答えください
先端が様々な形をした工具
中でも最もよく使われているのはこのドリル
四角い石のような物
これは仕上げの時に使います
職人さんが作る文房具とはいったいな〜に?
な〜に〜?いやさっぱり分かんないアメリカ・サンフランシスコ桐の箱に入っていたMadeinJapanの文房具あんな大きいんですか?いろいろな職業の方が愛用されている…同じものはわれわれはふだん使ってるわけ?萬田さん…お持ちでしょうまず間違いなく持ってるでしょうねえ〜?黒谷さんおそらく持っているでしょう東さんうんおそらく持ってらっしゃる
(黒谷)家にあるのかな〜?タカさんと的場さん…特に的場さんはまず持ってないと思いますまず持ってない…ホント?文房具屋さんでふつうに目にする?文房具屋さんでも売ってますねでも?文房具屋さんに売っています街の文房具屋さんにも売ってる?街の文房具屋さんでも売っていますよ的場さんいきましょうかあのねやっぱり万年筆ってすごく細工してあったりする物があるじゃないですかで…やっぱりそれって日本の方の細かい技術があって細工ができるんだと思うんですよちなみに…それから黒谷さんはいちょっとね…じゅうぶんあるよこれいちばん使う道具がああいうちょっとクルクルしてるから…クルクルしてる?クルクルしてるからそれ使ったりとか…東さん!もうこれを文房具というのかどうかっていうのがねまぁでもね文房具屋さんに売ってるよね売ってるんですよハンコとかってあるんですよ外国でハンコの文化ってどんだけあるかわかんないですけどその印鑑みたいな芸術的なものをいいの持ってるとちょっと自慢できそうじゃないですか
サンフランシスコからおよそ8,300km離れた東京
アメリカでも多くの人に愛用されているMadeinJapanの文房具は西新井にあるこの小さな工房で作られていました
職人さんが作っているのはその製品の重要な部品
(スタッフ)…それを聞いてどう思いますか?
そうその製品の基礎はアメリカで確立されたといわれます
材料は何やら黒い棒
エボナイトとは天然ゴムに硫黄を混ぜて熱し固めた物
黒電話やボウリングの球楽器のマウスピースなどさまざまなものに使われる素材です
そのエボナイトを長さ9cmに切断
回転するろくろにセットすると…
その端を削り始めました
直径15mmの細い棒を削る作業
職人さんの腕が問われる大事な工程です
棒には何の目印もありません頼るのは…
(スタッフ)それが物を言いますか?
削ったクズの出方も見ながら己の勘を頼りに進めていく作業
これができる職人さんは今ではめっきり減ってしまったといいます
19歳からこの道一筋60年
長い経験につちかわれた勘が物を言う職人技です
穴を空けた棒にさらに加工を施します
棒の先にできた穴と段差
果たしてこれは?
今度は先ほどとは違い止まった状態のろくろに加工したエボナイトを取り付けました
実はこちらのろくろは昔ながらの足踏み式
これには理由がありました
エボナイトに刃を当て…
一度に複数の溝を彫ります
よく見ると刃を少しずつずらしながら彫っているのがお分かりでしょうか?
あの溝はネジを切っていたんですね
もう一度見てみると…
ネジの切り込みが1つ…
2つ…
3つ…
4つあります
実は4つの切り込みがあると1つの場合に比べ4倍速いスピードでキャップを開ける事ができるのです
手作業で生み出すこの緻密さこそMadeinJapanの証
エボナイトの角を丸めネジを切り漆を塗ったらいよいよ最終工程
組み立ては別の職人さんに委ねられます
この形…もうお分かりですね?
アメリカで現在の形が完成したと言われ歴代の大統領もサインする際に必ず手にしていたもの…
そう正解は「万年筆」
見た目はもう完成したようですが実はまだ職人さんの作業が残されていました
ペン先の隙間に何やら刃のような道具を通しています
ルーペを使いそのペン先を念入りにチェック
しばらく目を凝らしたあと…
硬い石の上でペンを走らせます
小さな砥石でペン先を削り滑らかにしていたのです
しかし何のために?
そう筆記スピードが速い人だとこのようにインクが途切れてしまう事がありますよね?
それがペンの隙間を微調整し滑らかに研げばこのとおり
速書きしてもインクが途切れることはありません
比べてみるとペン先の調整前と後ではこれほどの違いが
お客さんの要望を聞いて1本1本調整するため1本仕上げるのに最低でも1か月
筆記スピードや筆圧は人それぞれ
使い手にピッタリ合うように仕上げるためです
今や溶かしたプラスチックを型に流し込んで作るのが主流
エボナイトから手作りするのは希少です
そのうえ使い手に合わせたペン先の調整まで
そんな中屋の万年筆は世界各国へ…
海を渡ったMadeinJapanの万年筆
まずはその美しいフォルムに魅せられ使うとその書きやすさにまた魅せられるようです
パソコンが当たり前の時代にMadeinJapanの万年筆を使って文字を書くことに幸せを感じると言うリタさん
それは私たち日本人も忘れかけていたことかもしれません
万年筆で文字を書く楽しみ…
その楽しみの輪はサンフランシスコの街に広がっていました
この日MadeinJapanの万年筆を愛用している方々に集まっていただきました
こちらの方は…なんと10本もコレクション
それは今回取材した職人さんが手作りしたMadeinJapan
文字を書くときは日本製の万年筆しか使わないそう
皆さんに愛用する万年筆を使って職人さんへメッセージを書いてもらいました
書くことが楽しいわ!ありがとう!中屋さんが送ってくれる美しく書かれた手紙と美しい対応職人の皆さん本当にありがとうシンプルの中にある優れた物こんなすばらしいペンを作ってくれてありがとう!
遠く離れたサンフランシスコの愛用者の皆さんの様子を日本の職人さんに見ていただきました
もちろん自分の作った万年筆が海外で使われている様子を見るのは2人とも初めて
♪〜
使い手のことを考え技と真心を注ぐ日本の作り手
そんな作り手に感謝し愛用している海外の使い手
ここでもMadeinJapanが世界を結んでいました
ということで正解は「万年筆」でございました
(拍手)萬田さんそれから的場さんお見事でございました
続いての舞台はインド
実に5000年の歴史を持つ悠久の国インドには現在人口世界第2位となるおよそ12億もの人々が暮らしています
さまざまな宗教が共存する神々の国
そんなインドの首都・デリーはイギリス植民地時代に新しく作られた街・ニューデリーと昔ながらの庶民の街オールドデリーからなっており多様な民族が暮らしているまさにインドの縮図
多彩なスパイスを使ったインドの郷土料理・カレー
その食材や調理法は無限のバリエーションを持ちまさに多様な民族の国インドを象徴しています
数種類のカレーを安く味わえるターリーは地元の人たちの定番食
一般の家庭でも食卓に上るのはカレー
そんなカレー好きなインドの方に聞いてみました
日本のアニメが大好きなシバンギちゃん
日本好きが高じて最近日本語学校にも通い始めたそう
なかでも好きな言葉は?
さらに聞き込みを続けていると…
ここで日本人のあなたに質問
デリー市内で数多く見かけるこの乗り物
実はある日本のものがルーツだと言われています
そのあるものとはいったいな〜に?
今度デリーでございます街なかを走っていた乗り物このルーツが日本にあるんだとドライバーさんおっしゃっていました大きさは?結構大きいですね…大きいです結構大きい日本ではどういうとこで使ってるんですか?中か外かと言われたらはいはい外ですねいやだいたい外ですよねまぁ…難しいなぁ…東さんなんかは非常に馴染みがあるといいますかあぁそう?馴染みある?何となくイメージとしては今現代でそれはある?あります今もある!?かなり古くからあるんではないでしょうか?かなり古くからある?かなり古くから…?ではお出しいただきましょうどうぞタカさん…いきましょう
(ガダルカナル・タカ)はい!これはあの〜何て言うんですか外で使うということと形がほらこう…こっちのほうですね乗るほうじゃなくてこっちのほうですねまぁ乗ろうと思えば乗れるしね
(全員)あぁ〜!黒谷さんいわゆるリヤカーですか?そうなんですリヤカーあるいは大八
豆助はわかったかしら?
インド・デリーでよく見かけるこちらの乗り物
そのルーツと言われる日本のあるものとは?
それは明治時代にまでさかのぼります
当時の日本で大活躍していたもの…
そう人力車
この人力車がインドの乗り物のルーツだったのです
手軽で便利な乗り物として当時日本から海外に年間1万台もの人力車が輸出されていました
インドには明治10年頃から輸出されるようになり庶民の足として大活躍
この乗り物の名前はオートリキシャー
名前の由来も日本の人力車だと言われています
正解は「人力車」萬田さん的場さん東さん正解です
MadeinJapanを求めて次に訪れたのはヒンドゥー教の聖地・バラナシ
インドの人々の生活に絶対に欠かすことのできないMadeinJapanがあるとの情報を元にやってきたのは町はずれの一角…
何やら華やかな雰囲気ですが…
一体何が行われているのでしょう?
そうこちらで行われていたのは結婚式の披露宴
インドでは通常結婚披露宴は夜に行われその宴は深夜1時ごろまで続くそう
そんなインドの結婚披露宴を彩っているのが数々の料理と女性たちが身にまとっているこちらの…
サリーは5000年も前から着られてきた6mほどの1枚布でできたインドの伝統的民族衣装
なんとインドの民族衣装・サリーにMadeinJapanのものがあるというではありませんか!
日本製のサリーを持っているという女性がこちらのお宅にいるとの情報を聞きつけ早速伺ってみると…
(スタッフ)ナマステナマステ
こちらの女性が持っているというそのMadeinJapanのサリーとはいったいどんな物なんでしょう?
取り出したのは黒地に金ラメの模様が入った見事なサリー
2年前に結婚した時伯父さんから祝いの品としてプレゼントされたという日本製のサリー
(スタッフ)あぁ綺麗ですね
そこでそのお気に入りのMadeinJapanを着て見せていただくことに…
身にまとうことでサリーの美しさがより一層引き立ちます
インドの女性が絶賛するMadeinJapanのサリー
それはインド・デリーから実に6,000km離れた石川県と福井県にまたがる北陸地方で作られていました
それは残念ながら日本ではあまり見ることができなくなってしまった伝統の技
そこには使い手と作り手を結ぶ深い絆がありました
豆助寝てる場合じゃないわよ
まずは撚糸と呼ばれる工程から
(スタッフ)どうもこんにちはこんにちは
(スタッフ)田中さんですか?ねぇ私もちょっと…
もともとこの地域は能登上布と呼ばれる「蝉の羽」とも形容される程の軽くて涼やかな麻織物の産地でした
戦後…
しかし日本国内の着物離れが進み繊維業に携わる職人さんの数は年々減少
ピーク時のおよそ5分の1になってしまいました
インドの女性が絶賛する日本製サリーを作る最初の工程
高速で回転する軸に糸が巻かれたボビンを取り付けそこから1本の糸を取りだしゆっくりと縦回転するボビンに巻き取っていきます
糸にひねりを加えることで丈夫な糸になり初めて織物に使える糸となるのです
撚糸をする前と後とでは見た目はほとんど変わりませんが顕微鏡で見るとひねりが加わっているのが分かります
糸にひねりを加えて強度を増すこの「ヨリ」が日本製サリーの丈夫な生地を生み出しているのです
さらに日本製サリーの華やかな金ラメの模様を作りだすのが続いて行われる「整経」と呼ばれる工程
昨今はフルオートメーションの整経機が主流のなかこちらでは…
機械があってもそれを必要とする国内の需要がなく廃業してしまう工房もあとを絶ちません
最新式の機械では動きが速すぎて糸に力が強くかかり過ぎてしまうため金ラメのような特殊な糸を使うサリー作りには適さないのだとか
そして糸をそろえる整経が完了したら…
続いては「引き通し」と呼ばれる工程
こちらの職人さんも現在能登地方でわずかに数えるほどしかいない専門の職人さん
「引き通し」とはこの針金についた直径1mmの穴にひたすら糸を通していくという作業のこと
この道20年の職人さんは毎日8時間この場所に座って引き通しを行ってきました
織物を作るうえで欠かすことのできない工程だと言います
こうした職人さんの仕事がMadeinJapanの品質を支えているのです
そして引き通しされたものが運ばれるのが機織り機のある工房
ここでも30年前の機械が現役で活躍しています
肌触りがよいという日本製のサリー
古い機械を使うことで手織りに近いやわらかい風合いの生地に仕上がるのです
今では少なくなったこのシャトルが往復して糸を紡いでいく手織りに近い感覚の機織り機
「蝉の羽」とも形容された能登上布のような軽くて肌触りのよい滑らかな風合いのサリーが織り上がるのです
ちなみに先ほどの職人さんが糸を通していたのはタテ糸が通っているこの部分だったのです
そんな職人さんたちの思いが詰まったMadeinJapanのサリー
最後は福井県の染物工場に運ばれここで美しく染め上げられます
何やら職人さん大きな板のようなものを取り付けましたが…
シルクスクリーンを取り付けたら特殊な色のりを垂らして機械を作動
1本の糸から幾人もの職人さんの手を経てようやく1枚の布となったサリーの原型
そこにさまざまな色を重ねていくことでサリーとしての命が吹き込まれていくのです
軽くて肌触りがよくそしてほつれない
そんな北陸・能登上布の伝統的な技が1枚の布に凝縮された日本製のサリー
本場インドの女性をも魅了するMadeinJapanは失われつつある優れた技術を持った職人さんたちの丁寧かつ繊細な仕事によって作られていたのです
北陸で織られたMadeinJapanのサリー
日本の職人さんたちの映像を見て頂きました
モニカさんから日本の職人さんにメッセージ
現地で実際にサリーが使われているのを初めて目にする日本の職人さんたちは…
インドからの言葉をどう受け止めたのでしょうか?
時代の流れとともに失われつつある日本の優れた技術
それを認めてくれたのは遠い異国の人たちでした
北陸で織られたMadeinJapanが遠く離れたインドの女性を笑顔にしています
いやホントそうですよねみんなでここで着ましょう
MadeinJapanを求めて続いてやってきたのは…ドイツ
ハンブルクは冬厳しい寒さになる…
そんなハンブルクにあるMadeinJapanを大切に使う方がいるという情報をキャッチしました
その方は…
なぜか東京・池袋の…
南口に…
そう言ってトーマスさんが入って行ったのはとある雑居ビル
すると中には…
訪問相手の仲村さん
実はこの方…
ここで日本人のあなたに質問
ドイツから池袋までユーザーさんがわざわざ会いにやってくる仲村さんをはじめとしたこちらの職人さんたちが作る世界的に評価されるその製品は一体何か2つの鍵をヒントにお答えください
これは材料です
この2つを使って作る世界にその名をとどろかすMadeinJapanとは一体な〜に?
2014/02/16(日) 13:59〜15:00
テレビ大阪1
和風総本家[再]「世界で見つけたMade in Japan」[字]

「世界が絶賛!Made in Japan〜職人の技」▽職人の国…ドイツへ。刃物の本場が認めた匠。日本製包丁(秘)伝統工芸&プロ絶賛!木管楽器。

詳細情報
番組内容
今度はインド・ドイツ・アメリカで「あなたの国のメイド イン ジャパンを知りませんか?」とインタビュー。ドイツの三ツ星レストランのシェフが愛用する包丁やインドの伝統衣装サリー、アメリカのサンフランシスコで人気の文具など、世界の意外な所で意外な使われ方をされている日本の道具や技をご紹介。世界で見つけた日本の職人技を再発見!
出演者
萬田久子
東貴博
ガダルカナル・タカ
的場浩司
黒谷友香

【進行】
増田和也(テレビ東京アナウンサー)
音楽
「和風総本家」テーマ曲
縁の詩(えにしのうた)
【作曲・演奏】上妻 宏光
ホームページ
www.tv−osaka.co.jp

ジャンル :
趣味/教育 – その他
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
バラエティ – クイズ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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