探検バクモン「北海に眠る黒ダイヤ」 2014.02.01

私はまだそう信じていたから
今日会いたいってたった一度の頼みも断るの?誰かが訪ねてきて私の事を聞いても…。
お願いします!関係ないって言って。
(田中)すげえなやっぱり北海道は。
何が見えますか?のぞきじゃない。
脱いでねえ。
女の裸が見える。
そんなの見えねえ!大自然だろうが。
ライオンはいないです。
ちょっと俺も見さしてもらっていい?俺も失言が多いから。
お前は失言が多いけどこれは湿原ね。
あ〜すげえ!何?工場。
まあ工場もいいんだけどどっちかっていったらあっちの釧路湿原。
見たいじゃねえかよ!っていうかよ!
特別天然記念物のタンチョウをはじめ貴重な動物たちが息づく北の楽園。
そう今回の探検の舞台は果てしなき大自然釧路湿原…ではなく!いてつく海の下地底200メートルの…
(サイレン)あ大丈夫ですか?緊急ですか?
そこで2人が見たものは?
結構硬いもんでしょ。
光り輝くブラックダイヤ。
その名は…
海底炭坑にうごめく…
(田中)うわうわうわうわうわ!
知られざる地底空間へ!ディープインサイド!
あこちらほら作業員の方ですか?お疲れです。
こんにちは。
(2人)あれ?あこんにちは。
わざとらしい。
ハハハ!
松金孝生。
石炭掘って30年。
名うてのブラックダイヤモンド・ハンターだ
これ!?これが石炭です。
見たことあります?いやないですね。
こんな真っ黒なんだね。
これが燃えるんですか。
そうなんです。
今やほとんど目にすることがなくなったエネルギー源…
しかし世界ではいまだ電力の多くを賄う主力エネルギーなのだ
例えばアメリカでは全体の4割。
ドイツでは5割もの電力が石炭で作られている
日本でも新しい動きが。
震災以降石炭の存在感が高まっている。
その発電量は全体のおよそ3割。
更に国も石炭火力発電所の新規建設を推進する方針だ。
既に国内の炭鉱のほとんどが閉山した中ここ釧路の炭鉱は残された数少ない現役の炭鉱として注目されている
いてつく太平洋の海底から国内の半分に当たる毎年52万トンを産出する日本一の炭鉱なのだ
入坑するにあたっては儀式みたいなのがあるんですよ。
儀式?はい。
「自己捜検を行って下さい」と言います。
自己捜検というのは…そういうのがないか胸のポケットを。
ここにしかないです。
いやいやここにしかじゃない。
ライター持っちゃ駄目よ。
いやいや火が付くんですか?もう見つかっちゃった…ライター。
本当にあるじゃねえかよ!アハハハ。
アハハじゃないよ。
ホントとんでもない。
タバコ。
常識!一番駄目な人です。
よかったですね。
こっそり持ってけばいいと思って。
よかったですね。
あだから必要なんですねこういうのが。
そうですよ!
すんでのところで危険物は除去されたぞ!
1個も言えてねえよ。
「ゼロ災害よし」だ。
これで入坑します。
はい行きましょう。
じゃあ行きましょう。
皆さん一緒に行かれるんですね。
ここでもまた捜検受けてもらいます。
痴漢じゃないですねこの人。
いよいよ危険地帯に入る
うわここから炭鉱に!もう炭鉱に入るんですか?ここから行くんですか!えっ!?チラチラと見えてきましたけど。
見えてきましたね。
うわ〜格好いいこれ!これすごい!やった!これすごい!格好いい!
人を運ぶから「人車」。
日本広しといえど現役で走るのはここだけ。
超お宝トレインだ
これ格好いいなぁ。
これもうそのままハリウッド映画にできそう。
ね!格好いいホントに。
いい。
これはどんな鉄道ファンでもめったに乗れないでしょう。
いや〜これは見られないでしょう。
そうですね。
じゃあ乗ってみますか。
いざ乗車…と思いきや!
あミッション。
「スーパーメカ『SD』を体感せよ!」。
何じゃそりゃ?
何か遊園地みたいだねこれ。
今地上ですけれどもこれが…釧路沖に海の下に向かって。
海の下!そりゃあそうでしょう。
(ブザー)プーププププププ。
だからあっちだって言ったでしょ。
あっち行くのかと思った。
下に下がっていくんでしょ。
背中後ろ向きで下がっていきます。
うわ〜すごいなぁ。
これで…さあいよいよトンネルの中入ってった。
わあすごい!
これから向かうのは太平洋の下地底200メートルの世界
人車は地中奥深くへ斜めに下る。
石炭の採掘に使われる坑道の総延長は17km。
これは東京川崎間に相当する
今もう…
乗ること5分
足元よし!よいしょ。
足元気を付けて下さい。
はい。
お〜冷んやり冷んやり。
涼しいですね。
本当だ。
ここは地上から近いのでどうしても外気の…。
外気が来る?はい。
だからここは…うわ〜寒い。
一行はここから徒歩で石炭採掘の現場を目指し地底を進む

そこにスーパーメカ「SD」が潜むという
ここに例えば怪物が来たらどうするの?怪物が来たらってそんなの地上だろうがどこだろうが一緒だろうが。
怪物来たらどうしようもないわ。
エイリアンみたいなのが来たら。
来そうじゃない?ここでじゃないでしょ。
ここ関係ないでしょ。
風がすごいね。
すごい風ですここ。
ここに風車がありますけどこのぐらい。
すごい風だもんね。
風が強いということですね。
我々は一体今どこへ向かっているんですか?1.5km!?もうちょっと今日は歩いてもらいます。
1.5kmだって。
聞いてないよ。
とそこに!
あ〜!実は今回は石炭がよく見えるような場所を作ったんですね。
現れたのは高さ2.8mの炭層。
実はこのキラキラ黒光りしているのが全て石炭。
まさに黒いダイヤ
これが炭鉱専用のツルハシなんです。
片方はとんがってでこっちはハンマーの役割をしてこういうふうにつっついて石炭を採って。
でまあこういう材料をたたいたり。
ちょっとやってみます?やってみます。
結構硬いもんでしょ?あ!結構デカい。
大丈夫ですか?これ崩落しないですかこれで。
大丈夫ですか。
いいの採れました。
いいの採りました。
50円ぐらい?ハハハハ!意外に軽いね。
こうやって採ってるのね。
大変ですよその作業。
意外に軟らかくて軽い石炭。
それもそのはず石炭は太古の地球に生い茂っていた樹木が化石となったものなのだ。
だから時にはこんな物がまじっていることも
たまたま石とかも当然出てきます。
そうでしょうね。
でその石の中にですねこういう葉っぱの化石とかが。
化石?本当だ!葉っぱ。
たまにまじって。
本当だ。
地底にあるのは太古のロマンだけではない。
一歩間違えれば命の危険にさらされることもある
ちょっと上を見てもらいたいんですが。
そこには坑道を支える枠が。
よく見ると…
こういうふうに空洞を作ります。
場所によっては横から圧力がかかったり下から圧力がかかったりします。
でたまたまここは横から圧力がかかってもともと半円だった枠が…。
しなっちゃったっていうこと?くの字に曲がっちゃったんですね。
太さ10cmの鉄骨をも折り曲げる恐るべき地圧
更に膨大なエネルギーを秘めた石炭自体にも危険が潜んでいる
このようにセメントも吹き付けておりますけども実はこの陰に石炭の層があるんですよね石炭が。
で石炭というのは塊になりますと亀裂が走ってですねで……というふうにつながるんですよ。
それを防止するためにこういうふうに空気を遮断してるんですね。
そして…
今日着て頂いている服装とかもそうなんですよね。
これ実は…それで静電気がおきないんだ今日。
そんなおきてないでしょふだんそこまで。
で当然可燃性ガスっていうかメタンガスがありますのでそれがある所で静電気がおきると爆発とかなるので。
バチッとね。
これでもかっていうぐらい安全には気を遣っております。
それすごいですね。
こうした対策により半世紀以上重大な事故がない炭鉱として世界から注目されている
トンさん…オッケー!
石炭による発電が盛んな中国・ベトナムからは大勢の研修生が留学。
その技術を学んでいる
今日も1日ゼロ災害。
いいか!
(一同)よし!ゼロ災害よし!ゼロ災害よし!
坑内を半分進んだ一行。
次第に疲労の色が
帰りどうするんですか?帰りは同じ道を下っていきます。
歩いていくの?歩いていきます。
えっ!?本当に申し訳ないんですけども。
地上を1.5km歩くのとは違いますよね。
山登りですね完全にね。
そうなんですけども人を乗せるとなるとまた安全基準が変わってくるんですよね。
ああそうか。
その時!
ここ何ですか?宿?
(田中)こんにちは。

(男性)ご苦労さんです。
(田中)すいません。
わっ真っ黒!あ〜真っ黒!
危険がいっぱいの坑内で働くヤマの男たちがつかの間羽を休める安息の場だった
(田中)ここ休憩所?
(男性)そうです。
ここいいじゃないですか。
(田中)何か雰囲気ありますね。
ここでちょっと…休んで。
ご苦労さまです。
(田中)それはそうです!
(田中)今日は何時から働かれてるんですか?で今は?あ〜大変だこれは。
お弁当食べて。
ええこれから。
また終わってから戻って。
坑内に一たび入ると9時間は出られない。
男たちは飯を詰め込みまた穴に向かう

(田中)すいませんお休みのとこ。
お邪魔しました。
頑張って下さい。
頑張って下さい。
どうも〜。
今度曲がります。
曲がるの?初めて曲がる。
行く手を阻む扉。
「開放厳禁」とある
こういう感じですね。
うわ〜またすごいねぇ。
あもう1個あるんだ向こうに。
はい。
扉の先にまた扉
あれ?またあそこに。
ちょっと何かにおいとか。
四重にわたる扉。
石炭のちりや有毒ガスが広がらないようにするためだ
一同に緊張が走る
(サイレン)あ大丈夫ですか?緊急ですか?これは…ここが…でこのようにちょっと背伸びすると…あ運んでる!運ばれてってる。
いよいよ…
スーパーメカ「SD」がすぐそこに!
(鼓動)あ〜これか!うわすげえ!これは格好いいわ。
格好いいね。
2人の目に飛び込んできた巨大マシン。
その名は…
ダイヤモンドの次に硬いタングステン合金で出来た鋭い刃先。
高速回転して石炭層を打ち砕くのだという
これ今すごいメキメキここ言ってるんですけどこれは?下がってきて石炭が押し出されてメキメキ音がしてるんですよね。
崩れ落ちそうになる天井を支える鋼鉄の腕。
その名は「シールド」。
500トンの重さにも耐えられる
あ〜やっとそこで「SD」が。
そうなんです。
これがSD方式の採炭と。
うわ長かった「SD」分かるまで。
なんて?
シールドそしてドラムカッター。
2つが合体してスーパーメカ「SD」となるのだ
このドラムカッターとシールド枠っていう組み合わせの方式というのは世界中でもほとんどこの方法でやっております。
見られるんですか!?じゃちょっと回転して石炭が飛んでくるんでこっちまで1回下がってもらっていいですか?多分バーッて来るでしょう。
そうだねぇ。
見せてもらおうか。
スーパーメカの性能とやらを
(サイレン)お〜回った回った!あ回った回った!あすごいすごいすごい!いやすごいすごい!
1日1万2,000トンの石炭を掘り出すかぎ爪。
このドラムカッターは化け物か!
どんどん運ばれてってる。
うわすごいよ。
削り取った後の天井をすかさずシールドが支える
掘れ!そして守れ!
うわうわうわ!思ったよりスピーディー。
こんなスピードだと思わなかった。
まあこういうようにしてずっと行くんですよね。
いやちょっと圧倒されるわ。
スピードと量がすごいですね。
そうですね。
いいね。
ね。
ようやく分かった。
こうやってやってたのね。
うわ!今のは?今のはだからやっぱりなんぼか空間でちょっと天場が地圧がかかったという。
怖いですね!大丈夫。
松金さん石炭をずっと掘ってて日頃どんなことを考えたりするんですか?すごいよ。
ね。
太田さんさっき来た道をもう一回戻りますよ。
えっ!?できません。
え…。
ちょっとあれに乗っけてもらって。
あれ乗っけられないです。
いやしかしねちょっと感動しましたね。
あんな石炭の採掘現場。
しかも最前線ですよ。
オートメーションで機械化されてるのに何かちょっと原始的に見えるっていう変な世界ですね。
そう。
だから70年代SFの世界ですよね。
我々が映画で見たようなこの感じがね。
この辺がやっぱりね日本のSF映画に足りないところだと。
映画の話のほうに行っちゃいました?うん。
こういう雰囲気を出せない。
「エイリアン」とか「スター・ウォーズ」とか1作目なんか特に。
そういうところを私は参考にしたい。
炭鉱の話。
参考の話。
参考の話じゃない。
炭鉱の話してる。
2014/02/01(土) 01:15〜01:40
NHK総合1・神戸
探検バクモン「北海に眠る黒ダイヤ」[解][字][再]

北海道釧路沖。その海底下に「黒ダイヤ」石炭が眠る。今回はその採掘現場に潜入!地底に向かう超レアトレインや、知られざる地底世界で大迫力の掘削マシンを目撃する。

詳細情報
番組内容
電力源として期待される石炭。爆笑問題は、北海道釧路市の沖合、太平洋の海底に眠る炭鉱に飛び、採掘現場への大探検を試みる。地底に移動するためのトレイン「人車」や、大迫力で炭層を打ち砕く掘削機械「SD」といった、ふだんほとんど目にすることのできない超レアマシンに息をのむ。また、厳重を極める事故防止テクニックや炭鉱マンが骨を休める秘密基地の実態にも迫り、知られざる地底世界を紹介する。
出演者
【司会】爆笑問題(太田光・田中裕二),【語り】木村昴

ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
バラエティ – その他
その他

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
日本語(解説)
サンプリングレート : 48kHz

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