金曜8時のドラマ 三匹のおっさん〜正義の味方、見参!!〜 第3話 2014.01.31

還暦を迎えた清田清一は幼なじみの則夫重雄とともに夜回り隊三匹のおっさんを結成した
夜回り初日キヨはひったくりを成敗
せめてお名前を。
名乗るほどのもんじゃねえよ。
悪質な痴漢がノリの娘を襲う。
怒りに震えるノリはエレクトリカルアタックで成敗
ホントに勘弁してください。
お願いします。
そして弱者を脅す恐喝犯の成敗に三匹のおっさんが立ち上がった
見よう見まねでもやってみるもんだな。
わかったらとっとと失せろ!
更にお年寄りを狙った悪徳詐欺集団に三匹のおっさんの怒りが爆発
ハメやがったなじじい!か弱い年寄りをいじめないでくれないか?どこがか弱いんだよ!
この物語は三匹のおっさんが人知れずご町内の悪事を成敗する史上最高齢の正義の味方の奮闘を描いたものである
今日はまた風冷てぇな。
空気もカラカラだ。
こんな日は火事に気をつけなきゃね。
あ?あれ?火でもつけられたらどうすんだこれ!ああどうする?どうしたもんだこれ。
入れといてやるか?ああそうするか。
よいしょ!よいしょ!もしもし?そこで何されてるんですか?あっお前かよ。
えっ?あっあなた!この男がねいきなり自分のことを投げ飛ばしたんです。
なんだとこの野郎!またあなたですか。
それはお前こっちのセリフだよこの野郎。
人を痴漢呼ばわりしやがってバカ野郎サルが!こんなところで何してるんです?何もしてねえよ!用もないのにうろつくなんておかしいじゃないか。
用がなきゃうろついちゃいけねえのかコラッ!あなたの顔は怖いんだから…。
ちょちょちょちょっと…。
まあまあまあまあ…。
いやたまたま通りかかったらね新聞紙の束が置いてあったんですよ。
こういう季節でしょ。
火でもつけられたら大ごとになると思って。
そうだよ!まあちょいとお宅のほうへ戻そうと思って。
くれぐれも怪しまれるような行動は慎んでくださいね!てやんでいてやんでい!テメエが勝手に誤解したくせによこのボケ!シゲちゃんあのおまわりとよっぽど相性が悪いんだね。
ところであのキヨはどうしたんだキヨはよ。
今日は都合悪いってさ。
えっ?ちょっと待てちょっと待て。
俺たち3人揃って三匹のおっさんだろうよ。
3人揃ってなかったらこれ締まり悪いだろうがよ。
しかたないよ。
キヨちゃんだって逆らえないものはあるからね。
う〜んおいしい!やっぱりテレビで紹介されるだけあるわね。
ああ雰囲気もいいしステキねぇ!うん…いや確かにうまい。
うまいけどねこういうところはどうも肩が凝るね。
これ何ていうの?鴨のバルサミコソース。
同じ鳥料理なら康ちゃんの焼き鳥も引けを取らないけどね。
何もわざわざこんな高いとこ行かなくったって。
あなたの定年退職のお祝いがパーになっちゃったでしょう?そのやり直しじゃない。
俺の定年祝いがなんで俺の財布から出るの?あなた最近ノリさんやシゲさんとばかり一緒でしょう?お夕飯食べるとす〜ぐにどっか出かけちゃって。
たまには奥さん孝行したって罰が当たらないんじゃない?見てみなさいよあのご夫婦。
ご主人が優しく奥さんをエスコートしてるじゃない。
いつもあんなふうにご夫婦で出かけてるのね。
うらやましいわ。
(広田)シャトーボヌールの59年でいいかな?ええ。
じゃそれで。
かしこまりました。
(広田)ここの鴨は絶品でね。
私もシャトー…。
ワインいただこうかしら。
おかわり。
(登美子)まあフランス料理ですか?いや〜ああいうとこは肩が凝るしね食べた気がしないね。
でも夫婦水入らずなんてうらやましいわ。
キヨさんって優しいのね。
いやいや芳江に無理やり引っ張り出されたんだよ。
それでもうちの亭主とは大違いだわ。
ねぇ私たちもさどっか行きましょうよ。
あん?
(登美子)ねぇねぇ。
浅草なんかどう?久しぶりにね?えっと観音様にお参りしてそれで帰りに何かおいしいもの食べてさ。
俺はいいよ。
どうせ昼間はこうやってグダグダしてるだけでしょ?ねぇ行きましょうよ。
いいじゃないかシゲちゃん。
シゲ行ってこいよ。
ケッ!ケッケッ!お前らよこれ見ろこれ。
これこれこれ。
大して年の違わねえ親父が若い姉ちゃんとよろしくやってるっつうのによ何が悲しくてこんなババアとよ街歩かなきゃなんねえんだよ!なんですって!?シゲちゃん。
シゲお前言いすぎ。
ババアにババアっつって何が悪いんだい!私にはねちゃんと登美子って名前があるの!へ〜っ!たまには夫婦で出かけるのも悪くないんじゃないかい?そんなに言うんならよノリよお前がつきあってやれよ。
俺が?そうよ。
仲よく浅草でも巣鴨でも行ってこいや。
よその奥さんとデートするわけにはいかないだろ。
デートだ?何言ってやんでぇこの顔で。
どこがデートだよ!お前はよ孫の面倒見てりゃいいんだよ。
(鐘の音)〜あっすみません。
あの…ひょっとして…。
登美子さんじゃないですか?えっ?あっそうですよね?違いますか?どうして私の名前を?やっぱり登美ちゃんだ!そうですか。
同級生だったんですか。
小学校で一緒だった広田作治です。
ごめんなさい。
お名前を言われましても…。
無理ないですよ。
50年近く昔のことですから。
それに僕は6年の途中でよそへ引っ越したもんですから卒業アルバムにも載っていないんです。
でもまったく覚えていないってのも…ねぇ?僕は勉強も運動もパッとしない目立たない子供でしたから。
え…あの…。
そこへいくと登美子さんは明るくて活発でいつもクラスの中心だった。
ただのおてんばですよ。
それに今は居酒屋の女将さんなんです。
居酒屋やってらっしゃるんですか?ええ。
息子夫婦に代替わりしたんですけどね仕込みの手伝いとかそれに孫の世話とかこれでも結構忙しいんです。
へぇ〜!で今日はご主人は?主人…主人はこういうの好きじゃないんです。
私と一緒に近所を歩くのも嫌がるんですよ。
ふた言目には人のことババアババアって!あっ!あぁすみません。
どうしよう…。
いや大丈夫大丈夫です。
ああじゃあクリーニングで。
なんでもしますからね。
ちょっと待って!あぁ!では僕につきあってください。
えっ?再会したのも何かのご縁です。
ドライブがてらもう少しお話ししませんか?でも…。
なんでもすると今言いましたよね。
ええ…。
おせえな!アイツは本当に!何やってんだ!ねぇねぇ…お父さんもう1時間も表を掃いてる。
1人で出かけてこいって言うわりにはおふくろがいないとこれだからな。
ハハ!きれい!海なんて何年ぶりかしら?ここは僕のお気に入りの場所でしてね。
1人でよく来るんですよ。
お一人で?奥様ご一緒じゃないんですか?家内は5年前に亡くなりました。
ごめんなさい。
私ったら失礼なことを。
いいんですよ。
もう心の整理はついていますから。
ちょうど会社を息子に譲った矢先でした。
ようやく時間ができた。
いろんなところへ連れてってやれる。
そう思っていたんですがね。
叶わぬ夢でした。
家内が行きたかったところ見たかった景色…。
それを僕が代わりに訪ねて墓前に報告するんです。
それが何よりの供養じゃないかなって。
登美子さん…。
ごめんなさい。
うらやましいわ奥様が。
亡くなられたあともそんなふうに思ってもらえるなんて。
変わらないなぁ登美ちゃんは。
優しくて涙もろくて昔のまんまだ。
子供の頃から進歩してないんですよ。
そんな僕は密かに憧れていたんですよ。
あなたは僕の初恋の人なんです。
もしよかったらまた一緒にお茶を飲んでいただけませんか?はい。
ハハハ!はいはいちょうだい。
ワン!はいいい子だね。
はいありがとう。
すみません。
いやいや。
お待たせしました。
ただいま〜!おかえりなさい!おかえり!おかえり登美子さん。
あらいらっしゃい。
どうだったい?浅草は。
1人じゃつまんなかったんじゃないかい?いいえ久しぶりに観音様にお参りして仲見世歩いて楽しかったわ。
それにね…フフフッ意外な出会いもありましたし。
(康生)へぇ〜!よかったですね。
ああはいお土産!あっ!有名なバームクーヘン!うん!若い人に雷おこしとか人形焼じゃどうかと思ってね。
ちょっと帰りに新宿寄ったの。
いつまでペチャクチャしゃべってんだよババアよ!糸の切れた凧みたいによあっちこっちふらふら遊びまわりやがって今までどこ行ってたんだ?コノヤロウバカヤロウが!ちょっと遅くなったくらいで何よ?アンタだってさ毎晩毎晩どっか出かけてくじゃないのよ。
お前と一緒にすんじゃねえよ!俺はな…。
ああやばいやばい…。
早く着替えてこいよお前さ。
え?お前がさ孫みねえから見ろ!ノリとキヨがお前!奈々の面倒見てんじゃねえかよ!フフフ!ホントどうもすみませんね。
いや〜早苗が赤ん坊の頃のことを思い出して懐かしいよ。
ん〜!かわいいね〜!奈々ちゃんおばあちゃんと一緒に…。
(バイブ音)すみませんちょっと。
しようがねえババアだ…。
(貴子)お母さん!
(貴子)ビーフシチュー作ったんです。
お夕飯にどうぞ。
あら悪いわね。
ゆうべ作ってひと晩寝かせておいたんですよ。
ビーフシチューなんて作らないから助かるわ。
年取るとしつこいものとらないようにしてるでしょ。
あらでも…この間お父さんとフランス料理食べに行ったんじゃないんですか?そりゃプロの味は違うもの。
アハ…すみません素人料理で。
ウフフフ!そんなことより聞きました?角の梅本さん離婚したらしいですよ。
あらあのご夫婦うちと年が変わらないわよ。
結婚35年ですって。
熟年離婚ですよ。
原因は何なの?それがご主人奥さんに隠し事してたみたいなんです。
奥さんね毎年らっきょうを漬けるんですけどそれを毎朝ご主人に出すんですって。
それがある日ご主人…。
「俺さ本当はらっきょう大嫌いなんだ」ってポロッてこぼしたらしいんですよ。
まぁひどい!ひどいってそんな非難されるようなことか?せっかく奥さんが作ったらっきょうに文句を言いたくなかったというご主人の優しさじゃないのか?嘘をつくのが優しさなの?ん?奥さんのことを信頼してたらはじめから嫌いだってちゃんと言えばよかったのよ。
それを35年毎朝心の中じゃため息つきながら黙ってらっきょう食べてたのよ。
ショックですよね。
ね〜!らっきょうが聞いて呆れるわ…。
夫婦は信頼関係なの。
どんな些細なことでも相手信じられなくなったらおしまいなのよ。
無理ですね。
けどな!ん?何?やけにムキになるじゃない。
ひょっとしてお父さんもお母さんに何か隠し事なさってるんですか?バカ言ってんじゃないよ。
あっ今日はせっかくの休日だ。
祐希に稽古でもつけるか。
おい祐希!祐希!祐希ならとっくに出かけましたよ。
お友達とお買い物ですって。
(早苗)ごめんねせっかくの休みなのにつきあわせちゃって。
(祐希)いや全然。
むしろ楽しみにしてたくらいで…。
えっ?あっいや…こっちのこと。
お父さんがねキヨちゃんは最近えらく垢抜けたって。
どうやら祐希君はスタイリストらしいって。
ノリさんが?俺もキヨちゃんみたいになりたいって。
キヨさんだけ若々しくなっちゃって悔しいみたい。
(祐希)へえ〜おしゃれに目覚めたんだノリさん。
よかったじゃん。
(早苗)よくない!今まで服なんて着られたら何でもいいって人だったのに着るものを買ってくるたびに文句言われて困ってるの。
私男の人の服ってしかもお父さんくらいの年の人の服ってどう選んでいいのかわかんなくて。
しかもおっさんらって基本体型に問題ありだからな。
メタボだったり足短かったり。
そうなの!それでかっこよくなんて注文つけられても難しいよ。
早苗ちゃん的にはどんな感じにしたい?フフフ…!何何?えっ?アハハ!ちょ…何何?ステキなお店ですね。
こんなところ来たの私初めてですわ。
ここはよく商談で使ってたんですよ。
息子さんに会社をお譲りになったばっかりだとか。
そろそろ隠居でもと思いましてね。
手ごろな家を探してるところなんです。
今の家は1人で暮らすには広すぎるもんですからね。
息子さんとはご同居なさらないんですか?ハハ…嫁が。
男やもめになったしゅうととの同居は気が重いようでしてね。
息子は嫁の言いなりで。
要するに僕は厄介者というわけです。
まぁ!それでは広田さんがあんまりお気の毒ですわ。
いやいや…これは報いなんです。
えっ?息子には今まで父親らしいことを何ひとつしてきませんでしたからね。
家族のために昼も夜もなく働いて働いて…。
でも肝心の息子の心は離れてしまいました。
僕の人生なんだったんだろうなって…。
こうしてあなたとお会いしてるとなんだか救われるな。
広田さん…。
あっ!そうだ。
これ。
私に?わぁ〜!きれい!!気に入っていただけましたか?えぇ!いややっぱり似合いますよ。
ちょっと…。
ステキですよ。
こんなプレゼントもらったの何十年ぶりかしら。
ご主人はなさらないんですか?こんな気の利いたものなんてとても!この間なんかもね商店街の慰安旅行で箱根行ったんですよ。
何買ってきたと思います?交通安全のお守りなんですよ!私がねなんでこんなものわざわざ箱根行ったのに買ってきたのよって喧嘩になっちゃいましてね。
そしたら…。
こうなの!アハハハハ!私ったらなんてこと話してるのかしら…。
仲がいいんですねご主人と。
もうとんでもない!嫉妬しちゃうな。
あ…。
祐希君キヨさんに剣道習い始めたんだって?えっ!?なんで知ってるの?鯨でキヨさんが話してたってお父さんが。
ったく…じじいのヤツよけいなこと!キヨさんすっごく嬉しそうだったって。
ふ〜ん。
祐希君1回やめてたんだってね。
どうしてまたやる気になったの?強くなりたい!もっと…あぁ…じいさん定年してから暇そうだし道場も生徒いなくてしょぼくれてたしさ。
まぁ冥土の土産ってやつだよ。
じじい孝行?アハハハハ!そんな憎まれ口きいちゃって。
フフフフフ!ん?どうしたの?あれ…。
あっ!こんなところに糸くずが。
フフフフフ…。
鯨の女将さんだよね?うん…。
じいさん。
稽古をするんなら着替えてこい。
いや稽古じゃなくて…。
ん?俺…今日早苗ちゃんと出かけたんだけどさ。
早苗ちゃんとなんで出かけたんだ?あ…あぁノリさんの服一緒に選んでたんだよ。
ノリの服を!?なんでお前が見るんだ?いや…早苗ちゃんが男の服の選び方わかんないって言うから…。
っていうか友達だし一緒に出かけたっていいだろうがよ!いちいち引っかかんなよ!話が先に進まねえだろ。
買いものに行ってどうしたんだ?あぁ…そこで見ちゃったんだよ。
見た?盗み撮りしてるみたいで嫌だったんだけどやっぱ俺たちだけだと判断に困るから。
これ。
登美子さんじゃないか。
ここに写ってる男は誰だ?やっぱじいさんも知らないヤツか。
(祐希)相手の男はシゲさんとは真逆のタイプ。
登美子さんはめっちゃ気合い入った格好してた。
でも浮気してるとかそんなん俺にはよくわかんねえよ。
でもなんでもない相手なら近所で会ったっていいじゃん?わざわざこんなとこまで来るなんて人目を忍んでるっつうか後ろめたいとこあるからだと思うんだよな。
今日はどうもありがとう。
とても楽しかった。
私も。
じゃあまた。
また。
さようなら。
さようなら。
立花登美子さんですよね?少しお時間いただけませんか?なんなの!?いきなり!大声出すわよ。
父のことでお話があります。
失礼いたします。
広田さんの息子さんが何の用です?単刀直入に言います。
父と別れていただけませんか?私たちただの友達です。
あなたが想像するような関係ではありません。
父はあなたにひかれています。
あなたがいればぬくもりのある安らかな老後が送れる。
そんな夢をみています。
このままでは再婚したいと言い出しかねません。
どうです?ひとつ取り引きしませんか?取り引き?父と別れてくれたら300万お支払いします。
再婚なんかされちゃ困るんですよ。
父が死んだら財産の半分はあなたのものになってしまいますからね。
それでも息子ですか!どうしてお父様の寂しさをわかってあげないんですか。
300万では不服ですか。
では500万ならどうです?人をバカにするのもいいかげんにしてください!とにかく考えてみてください。
父はあなたにひかれています。
このままでは再婚したいと言い出しかねませんあっ!いけない!ああ〜何やってんだよ。
大丈夫ですか?ケガしませんでした?大丈夫。
あっ痛っ!相変わらずそそっかしいね。
はい。
なんだよ?おうキヨ。
どうした?ちょっと出てこんか話がある。
話があんなら店に来ればいいじゃねえかよ。
いや鯨じゃちとまずい。
はぁ…そうか。
それでどうするシゲちゃん。
どうするも何もまだ浮気だと決まったわけじゃあるめえ。
だけどよこのまま放っとくわけにはいかんだろう。
男といたくらいでお前ジタバタ騒ぐなんてみっともねえ。
登美子さんがおしゃれをして出かけるってのはどれくらいだ?ここ最近3日とあけずに出かけてっかな。
かなり頻繁だね。
カギはとにかくその男だな。
おいノリ俺たちで探ってみるか。
いやいやいやいやそんな大げさ騒ぐことはねえじゃねえかよなぁ。
シゲちゃん。
だってさそんなことでさ離婚とかそうなったらよ俺は男らしくドーンと受けてやろうじゃねえかよ。
シゲお前本気でそんなこと言ってるのか?登美子さんと別れるようなことになってみろ。
お前これからどうやって生きていくんだ?1人でやってけんのか?できるわけねえだろ!だからさ。
ちゃんと気持伝えないと。
きちんと話をするためにも相手のことは知っとくべきだよ。
そうだよ話し合いってのはな情報を持ってないほうが焦って自滅するんだ。
おいシゲ登美子さんの話を聞き出そうとして頭に血が上ってカーッとくるのを抑える自信があるか?俺が知ってるシゲは我慢強さとは縁がねえと思うがね。
シゲちゃん!わかったわかったわかった!やりゃあいいんだろやりゃあよ。
ああ〜まったくめんどくせぇ友達持っちゃいました!あのおばさんすっかりアンタに夢中だぜ。
再婚したがってるって言ったらおろおろしてよ見ものだったぜ。
ハハッあの手の欲求不満の女はよちょっと甘い声出して優しくしてやりゃイチコロよ。
なぁそろそろいいんじゃねえの?そうだな。
最後の仕上げといきますか。
申し訳ありません。
広田さん?息子が大変無礼なことを言ったそうで。
息子さんだってお父さんのことを心配してのことですよ。
ですけど…。
私と再婚だなんてねぇ。
そんなあるわけないですよね。
今日まで必死で気持を押し殺してきました。
しかしもう限界です。
あなたに家庭があることはわかっています。
しかし僕にはあなたしかいない。
登美子さん僕と結婚していただけませんか?今までどおりお友達として会うっていうのは無理なんですか?添い遂げていただけないならもうお会いするのはやめましょう。
そんな…。
お会いしてもあなたへの未練でつらくなるばかりです。
わかってください。
頭金の入金が一部あれば夫婦になる男女とみなして契約を進めるというんです。
えっ?もちろんこれは形式的なことですから契約が済んだらすぐにお金はお返しします。
不動産屋の口座番号です。
明日1日お待ちします。
入金がなければあなたのことはきっぱりと諦めます。
離婚は泥仕合になるでしょう。
しかしどんなことがあってもあなたをお守りします。
広田さん…。
登美子さんどうか僕を信じてついてきてください。
それじゃあまた会えると信じています。
行こう。
〜えっなんだお前まだ起きてたのか。
眠れなくてね。
ああそうかい。
よいしょ。
ねぇ。
もしも私がいなくなったらどうする?あん?私がいなくなったらアンタどうする?どうするってお前よ…。
登美子さんと別れるようなことになってみろ。
お前これからどうやって生きていくんだ?1人でやっていけんのか?できるわけねえだろ。
だからさちゃんと気持伝えないとあのよ…。
困らないわよね私がいなくたって。
康生は店継いでくれたし理恵ちゃんはいいお嫁さんだし奈々も生まれて。
私がいなくなったってアンタ全然寂しくなんかないわよね。
あぁ〜うるせぇババアがいなくなってよ俺もせいせいするわ。
別に寂しかなんかねえぞ。
若いきれいな姉ちゃん後妻に迎えてよよろしくやっていくよ。
そう。
ここに書かれている口座に200万円振り込んでくださいお金を振り込んだら荷物をまとめていつもの広場に来てください。
必ず迎えに行きますおっそろそろだな。
ピッピッピッてな。
頼みますよ登美子ちゃん。
ハハハッ。
「つらい恋なら」「ネオンの海へ」「捨ててきたのに」「忘れてきたに」ワワワワー。
ちょいと顔を貸してもらえんかな。
何だ?お前ら。
イヤだとは言わせないよ広田作治さん。
と自称その息子。
アンタらの手口はすべて調べさせてもらったよ。
オレオレ詐欺ならぬ初恋詐欺とでも言うべきかな。
おうどこ行くんだお前。
ちょっと銀行まで。
銀行?カバンでけぇじゃねえか。
これはね友達に旅行カバン貸す約束してて。
そうか?じゃあ気をつけて行ってこいや。
まずは登美子さんに教えた口座を解約してもらおうか。
何の話かな。
おいおっさん言いがかりつけんじゃねえよ。
どこまでもシラを切るつもりかい?じゃあこれは何かな?必死で気持を押し殺してきました。
でももう限界です。
広田さん…。
僕と結婚していただけませんか?これ不動産屋の口座番号です。
明日1日お待ちします。
もし入金がなければあなたのことはきっぱりと諦めます。
離婚は泥仕合になるでしょう。
しかしどんなことがあってもあなたをお守りします。
ヨネ子さん僕を信じてついてきてくださいうまいこと考えたね。
え?俺たちの時代にはクラス写真も名簿もほとんど残っちゃいない。
なるほど。
そこで適当な名前で同級生だと押し切れば相手もそうだったかもしれないと納得してしまう。
あなたが初恋でしたなんて見栄えのするヤツに言われたら悪い気はしないし警戒も緩むしね。
そこから茶飲み友達に持ち込んで不遇な身の上話で同情を引きご丁寧に息子まで登場させてね。
老いらくの恋と信じ込ませて最後は金を巻き上げてドロンってわけだ。
まあまあ…うっ!おっさんをなめるなよ!痛い目にあうぜ。
じじい!ノリ!キヨちゃん!クソッ!やぁ〜っ!ちょいと改良を加えてパワーアップさせてみたんだ。
試してみるかい?さあ早いとこ口座の解約に行こうか。
ヤボだねアンタも!チンケな詐欺でもてあそんじゃいけない人に手を出した。
キサマのような男この町内にのさばらせておくわけにはいかねえんだよ。
たぁ〜っ!
(康生)ただいま!
(ドアの開閉音)あれおふくろは?留守番頼んでたんだけど。
(理恵子)お父さん?おう!えっ!?すみませんあの振り込みができないのですが。
番号が間違っている可能性はございませんか?そんなはずありません!だってほらここに!ただいま電話に出ることができません。
入金がなければあなたのことはきっぱりと諦めます。
もうお会いするのはやめましょう待ってまだ終わらせないで。
う〜し!さあ一緒に帰るか。
なんだなんだおい。
鳩が豆鉄砲食らったような顔してよ。
なんで?なんでアンタが来るのよ!?なんでよ!?帰らねえのかよ?今更帰れるわけないじゃない。
あんな手紙置いてきて。
そういやちまちましたものを書いた手紙があったっけなぁ。
読めねえからよお前…捨てちまった。
老眼が始まった亭主に読ませたかったらよぉもっとでっけえ字で書きやがれこのヤロウ。
私…アンタ裏切ったのよ。
あそこで待ってたの別の人だったのよ。
広田作治だろ小学校の同窓のよ。
俺の知り合いがよソイツが転校した小学校で一緒でよソイツは卒業する前に結核で亡くなったそうだ。
えっ?さぞかし無念だっただろうね。
冴えねえ小僧がよつりあいとれるような見栄えになって夢の1つも見にきたんだよ。
お前に会って優しくしてもらってよ成仏したからよあそこに来なくなったんだぞ。
そんな…子供だましの嘘。
しかしよ霊にとりつかれる隙を作っちまったのは俺のせいかもしんねえな。
俺は口が悪いしこういう性分だしよ。
人前でベタベタするのはねみっともねえっつうかよ恥ずかしいっつうか…。
だからお前にはポンポンポンポンああいうふうに言っちまうんだよ。
だけどよお前よ俺はお前あれだぜ。
お前とよ一緒になったときからよ気持は変わってねえんだよ。
俺にはよ後にも先にもお前しかいねえんだ。
おい登美子一緒に墓に入ろうな。
〜あれがシゲの本音だ。
いいとこあるじゃねえか。
なあノリ。
夫婦ってぇのは面倒くさいもんだね。
しかし俺にはちとうらやましいがね。
よかったな。
スーッとしたよ。
おい登美子!登美子よ!はぁ?あれどこやったあれ?あれ?あれだっつうのだからほら。
あれって何よ?あれじゃわからないわよ。
だから老眼鏡だったら頭の上のっかってるわよ。
わかってるなら早く言えよお前。
ねぇ気づいてた?お父さんお母さんのこと名前で呼んでるの。
え?おい!登美子!ねぇ!ホッケの開きってどういう字だよ。
(祐希)シゲさんと登美子さんちゃんと仲直りしたらしいよ。
よかったね。
シゲさんって口下手でぶっきらぼうなところがあるでしょ。
女の人ってちゃんと自分を思ってくれてるか不安になるんだよね。
ほう…。
いくら心の中で大事に思っててもちゃんと口に出して言葉で伝えてほしいんだよね。
ふ〜ん。
祐希君はちゃんと言える人?えっ?祐希君は大事な人に大事だよって言える人だったらいいな。
あっ…でもキヨさんに素直になれないから無理かな。
あっちょっと…じいさんと女の子は違うから!待って待って!言葉巧みに近づき8人もの女性から合わせて1,600万円もの金を騙し取ったとし警視庁に逮捕されました。
逮捕のきっかけは…。
あらまたあの中年3人組かしら?まさかね結婚詐欺まで捕まえないわよね。
芳江。
はい?俺がもしその…隠し事をしていたらどうする?あなた私に秘密にしてることあるんですか?うん?いやだからあっあ…もしもの話だ。
あれはね貴子さんの手前建前を言っただけですよ。
うん?若い夫婦に隠し事しろなんて言えっこありませんからね。
夫婦が長いこと連れ添ってたら隠し事の1つや2つないほうがおかしいでしょ。
私だって…フフフフ。
あなたにないしょにしてることあるもの。
フフフフ…。
さてとお夕飯の支度しなくちゃ。
おい俺に隠してることって?今晩湯豆腐でいいですか?おい芳江!それじゃ買い物に行ってきますから。
おい!2014/01/31(金) 19:58〜20:54
テレビ大阪1
金曜8時のドラマ 三匹のおっさん〜正義の味方、見参!!〜 第3話[字][デ]

清一(北大路欣也)、重雄(泉谷しげる)、則夫(志賀廣太郎)の幼なじみ3人組で結成した自警団“三匹のおっさん”。今回は重雄夫婦に危機!?結婚詐欺師を懲らしめる!

詳細情報
番組内容
清田清一(北大路欣也)から芳江(中田喜子)とレストランへ行った話を聞いた立花登美子(藤田弓子)は重雄(泉谷しげる)を誘うが一蹴されてしまう。仕方なく一人で出かけた登美子にある紳士が声をかけてくる。広田作治(大和田獏)と名乗る男は、登美子の小学校の同級生だと言う。広田と楽しい時間を過ごした登美子は久しぶりにときめきを感じる。そんな中、広田と並んで歩く登美子を祐希(大野拓朗)と早苗(三根梓)が目撃。
原作脚本
【原作】有川浩
【脚本】佐藤久美子
【音楽】平沢敦士
【主題歌】
川上大輔「言葉に出来ない男です」
(ワーナーミュージック・ジャパン)
【監督】白川士

出演者
 清田清一…北大路欣也
 立花重雄…泉谷しげる
 有村則夫…志賀廣太郎
 清田祐希…大野拓朗
 有村早苗…三根梓
 清田貴子…西田尚美
 清田健児…甲本雅裕

出演者2
 広田作治…大和田獏
 西本…阿部力

 立花登美子…藤田弓子
 清田芳江…中田喜子

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