シリーズ世界遺産100「端午節〜中国〜」 2014.03.02

(テーマ音楽)竜をかたどった舟に乗っているのは道教の神々。
人々の願いをかなえます。
長江沿いの港町湖北省道士村です。
旧暦5月の端午節に行う祭りのために竜船を作っています。
古代の人々は初夏にあたるこの時期を悪月と考え悪霊ばらいを行ってきました。
この端午節の儀式は長年守り続けた独自の風習として無形文化遺産に選ばれました。
儀式の一切を取りしきるのは道教の修行者…これからさまざまな力を持つ108体の神々を竜船に乗せていきます。
全ての神々が竜船に乗ってくれるように王さんと共に人々もひたすら祈ります。
道教の神々には何千km先をも見通したりする不思議な力があります。
その神々が力を合わせる事で悪霊を退治してくれると信じられています。
108体の神々全てが乗った竜船は神の舟神舟となりました。
9代にわたって道士を務めてきた王さんの家に伝わる秘伝の書。
舟に乗せる神々の名前や役割などが記されています。
神舟祭りに欠かせないこの書物が一時消滅の危機にさらされました。
1966年毛沢東の呼びかけで文化大革命いわゆる文革が始まりました。
古い文化や風俗宗教などが否定され道教も排斥の対象とされたのです。
警察から書物を捨てるように強要された王さん親子。
2人は隠す場所を毎日変えて書物を守り抜きました。
その結果この地にだけ伝わる貴重な祭りを文革後も残す事ができました。
旧暦5月15日朝7時。
寺から神舟が出され村の中を巡ります。
神舟に乗った神々は村のあらゆる悪霊たちを舟の中に封じ込めていきます。
神舟が家の前に来ると人々は爆竹を鳴らし米をささげて家族の平穏無事を熱心に祈ります。
大勢の人々に見送られながら神舟は長江に流されます。
悪霊を村から遠くへと連れ去る事で村に平安をもたらします。
さぁ皆さんお待ちかね。
登場するのは2014/03/02(日) 04:25〜04:30
NHK総合1・神戸
シリーズ世界遺産100「端午節〜中国〜」[字]

竜と神々の舟 ▽無形文化遺産 ▽中国湖北省で端午節に行われる悪霊はらいの儀式。道教の神々を乗せた竜舟に村の悪霊を封じ込め、長江へと流す。

詳細情報
番組内容
中国湖北省の村では、古くから初夏にあたる旧暦5月の端午節の時期を「悪月」と考え、悪霊はらいを行ってきた。竜船の上に道教の神々を乗せて「神船」とし、村の悪霊たちを船内に封じ込め、長江に流す行事が今も行われている。儀式の一切を取り仕切るのは道教の道士、王雄さん。文化大革命時代の迫害から祭りの秘伝の書を守り通した結果、神舟祭りを途絶えさせずにすんだという。
出演者
【語り】松平定知
音楽
【音楽】久石譲

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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